説明

車両の自走式急転回補助軸

クレーン車のクレーンを稼働の車体を安定さすアウトリガーをイメージして下さい。
1.狭い日本の道路事情に合わせ駐車禁止・ガレージ法違反・消防法違反等、家に駐車するスペースがあっても前面道路が狭い場合等、駐車が出来ない事があるのでこの問題を解決することが出来る。
2.車体の底が軟弱地に、にえ込んだとき、凹地に車体の底まで陥没したとき、従来ならば自力では脱出は困難である。なぜならば、車体の底と接地しているのでジャッキが使用不可である。
3.車体を浮かしてのタイヤ交換、修理・雪道でのタイヤチエーンの脱着は相当な労力と時間を費やす。
【構成】 車両のエンジンで作動する油圧式等のジャッキーと車両の転回を容易にするベアリング等内蔵の設置台座の組み合わせで構成されている。

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は車両の側面に回転軸として機能する油圧等のジャッキを取り付け 、車両の急転回の必要が生じた時に使用するシステムに関するものである
【0002】
【従来の技術】
従来、この軸を支点として車両の自走式急転回の方法はなかった。
【0003】
【考案が解決使用とする課題】
この考案は、狭い場所・限られた範囲の場所での車両のUターン・方向転回 が可能になるように開発しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
油圧等のジャッキ(3)を車両の側面(1)(2)の前輪・後輪の中心線上 の位置に取り付け、しかも下部のベアリング等内蔵の設置台(4)という二 つの別の構造を一つの軸にまとめ、これを使用して車両の転回する時、軸を 支点として最大効力が得られるものです。
【0005】
【作用】
油圧等のジャッキ力を利用して車体を押し上げ、タイヤを設置面より離す 。
油圧等のジャッキ(3)の軸を支点として、車両を自走式で転回さすもの である。
【0006】
【考案の効果】
本案は以上のような構造で、これを使用する時は車両の転回半径が最小に なり、特にボデイの長い例えば貨物トラック・バス等の長尺車両の場合、 Uターン・方向転回・指定場所への乗り入れが容易になる。
乗用車の場合でも狭い道路での指定場所の乗り入れが容易である。
【提出日】平成8年9月28日

【実用新案登録請求の範囲】
【請求項1】 車両の左右両側の側面で、前輪・後輪のタイヤの間隔の中心の位置上のボデイ(1)(2)に油圧等のジャッキ(3)を垂直に取り付け、油圧等のジャッキの下部の接地台座(4)を支点として、自らも軸として機能する油圧等のジャッキ(3)の下部を支点として車両を自走式で転回するシステム。
【請求項2】 油圧等のジャッキの下部の接地台座(4)は、鉄板等と鉄板等の間にベアリング等(5)回転を助ける補助治具を組み入れる。
【請求項3】 油圧等ジャッキ(3)は車底の一方の端に水平又は垂直に取り付け、油圧ジャッキー(3)の端とその水平又は垂直の延長に、同じく水平に折りたたみ式支柱を取り付ける。折りたたみ式支柱の折りたたむ中心の位置に、接地台座(4)を取り付けた組み合わせ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【登録番号】第3049957号
【登録日】平成10年(1998)4月15日
【発行日】平成10年(1998)6月30日
【考案の名称】車両の自走式急転回補助軸
【国際特許分類】
【評価書の請求】有
【出願番号】実願平6−16943
【出願日】平成6年(1994)12月12日
【出願人】(595012475)