説明

車両データ収集装置および日報作成装置

【課題】端末機と日報作成装置とでキーの設定情報の不一致が起こらないようにすることができる車両データ収集装置および日報作成装置を提供する。
【解決手段】ハンディテンキー40に設定される操作キー設定情報を、デジタルタコグラフ10に装着され、車両運行情報や作業情報などが記録されるメモリーカードMに前記した情報に加えて操作キー設定情報も格納する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、デジタルタコグラフ等の走行状況や作業内容を記録する車載機と、作業内容を入力する端末機と、を有する車両データ収集装置と、車両データ収集装置が収拾したデータに基づいて日報を作成する日報作成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
自動車等の車両には車両データ収集装置(デジタルタコグラフ)が搭載され、この車両データ収集装置は、車載機であるデジタルタコグラフ本体と、この車載機に着脱可能なハンディテンキーなどの端末機とを有している(例えば特許文献1、2を参照)。
【0003】
車載機は、センサで検知された車両速度、走行時間、走行距離、エンジン回転時間、エンジン回転数等の各走行データを自動収集して該車載機に装着されたICカード(メモリーカード)等に記憶し、事務所等に設置されたデータ解析装置で、ICカード等に記憶された各走行データを解析することにより運行管理や安全管理およびエンジンの状態を把握して経済管理を行なっている。
【0004】
端末機は、荷積、荷卸、待機、点検、その他作業や休憩等の作業区分を入力するファンクションキーや数字キーであるテンキー等を有し、上記作業や休憩等となった際にファンクションキー等を操作して作業を選択し、その作業で入力すべき項目(例えば、地名、得意先、品名、数量等)を入力し、このキー入力データを端末機内のメモリに記憶する。そして、端末機を車載機に接続した時に、端末機からのキー入力データ、つまり、作業情報をICカード等に記憶させる。この作業情報も事務所等において運転日報などとしてデータの解析および出力が行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開平11−39530号公報
【特許文献2】特開平11−86061号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従来、ハンディテンキーなどの端末機で入力する作業の区分(例えば、荷積、荷卸、待機、点検、その他作業や休憩)は、作業の区分を割り当てる操作キーの設定、例えばファンクションキー等の割り当ての設定が変更可能となっており、車両データ収集装置を運用する事業者や車両等に応じて変更することがあった。そして、端末機のファンクションキーの設定に合わせて、事務所で作業情報を解析するパソコン等の日報作成装置もファンクションキーがどの作業に割り当てられているかの設定を変更する必要がある。
【0007】
しかしながら、従来は、端末機と日報作成装置では、それぞれ個別に設定を変更していたため、事務所側での入力間違い等により端末機の操作キー設定と日報作成装置の設定とで不一致が起こるという問題があった。例えば、ファンクションキーとしてf1キーが操作された場合、従来の車両データ収集装置では、そのf1キーに対応して入力された項目の情報がメモリーカードに記録されるだけであり、f1キーに割り当てられている作業の区分自体の情報は記録されていなかった。そのため、f1キーに対応する作業の区分の設定が端末機が荷積に設定されているにもかかわらず日報作成装置が荷卸に設定されてしまった場合など、双方で一致していないとデータ解析が正しく行われなくなってしまう。
【0008】
そこで、本発明は、端末機と日報作成装置とで操作キーの設定情報の不一致が起こらないようにすることができる車両データ収集装置および日報作成装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載の発明は、車両に搭載されて前記車両の走行状況や当該車両の乗務員の作業内容を記録する記録手段を備えた車載機と、前記車載機と接続されているとともに、前記作業の区分ごとに操作キーが割り当てられ、作業に対応する前記操作キーを操作して前記作業の内容を入力する端末機と、を有する車両データ収集装置において、前記端末機が、前記操作キーの前記作業の区分の割り当ての設定を変更する変更手段と、前記操作キーの前記作業の区分の割り当ての設定情報である操作キー設定情報が格納されている操作キー設定情報格納手段と、を備え、前記記録手段は、前記車載機から着脱自在に構成されているとともに、前記端末機の前記操作キー設定情報格納手段に格納されている前記操作キー設定情報が記録されていることを特徴とする車両データ収集装置である。
【0010】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記端末機は、前記車載機から入庫であることを示す情報を受信した際に、前記操作キー設定情報格納手段に格納されている前記操作キー設定情報を前記車載機の前記記録手段に出力することを特徴とするものである。
【0011】
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の車両データ収集装置によって情報が記録された前記記録手段を読み込んで日報を作成する日報作成装置であって、前記記録手段に記録されている前記操作キー設定情報を読み込んで、前記日報を作成する日報作成装置である。
【発明の効果】
【0012】
以上説明したように請求項1に記載の発明によれば、端末機が、操作キーの作業の区分の割り当て設定を変更する変更手段と、操作キーの作業の区分の割り当て設定情報である操作キー設定情報が格納されている操作キー設定情報格納手段と、を備え、記録手段は、車載機から着脱自在に構成されているとともに、端末機の操作キー設定情報格納手段に格納されている操作キー設定情報が記録されているので、車両データ収集装置の外部に端末機の操作キーの設定情報を持ち出すことができ、日報作成時に当該情報の利用が可能となる。
【0013】
請求項2に記載の発明によれば、端末機は、車載機から入庫であることを示す情報を受信した際に、操作キー設定情報格納手段に格納されている操作キー設定情報を車載機の記録手段に出力するので、入庫時で記録手段を取り外す前にキーの設定情報を記録することができる。
【0014】
請求項3に記載の発明によれば、記録手段に記録されている操作キー設定情報を読み込んで日報を作成するので、日報作成装置で操作キー割り当ての設定を行う必要が無く、端末機と日報作成装置とで操作キーの設定情報の不一致を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本発明の一実施形態にかかる車両データ収集装置の構成図である。
【図2】図1に示された車両データ収集装置のブロック構成図である。
【図3】図1に示された車両データ収集装置のファンクションキー操作時の説明図である。
【図4】図1に示された車両データ収集装置のハンディテンキーとデジタルタコグラフの動作を示したフローチャートである。
【図5】図2に示されたFROM内に格納されている操作キー設定情報を示した説明図である。
【図6】メモリーカード内のデータの配置例を示した説明図である。
【図7】本発明の一実施形態にかかる日報作成装置の説明図である。
【図8】日報の例を示した説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
次に、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態にかかる車両データ収集装置1の構成図である。図2は図1に示された車両データ収集装置のブロック構成図である。図1や図2に示すように、車両データ収集装置1は、車載機としてのデジタルタコグラフ10と、端末機としてのハンディテンキー40と、を備えている。
【0017】
デジタルタコグラフ10は、図2に示したように、CPU11と、速度/エンジン回転I/F12と、速度/エンジン回転警報13と、外部入力I/F14と、アナログ入力I/F15と、外部出力I/F16と、ETCI/F17と、プリンタI/F18と、GPSI/F19と、CANI/F20と、通信端末I/F21と、電源部22と、不揮発性メモリ23と、揮発性メモリ24と、メモリーカードI/F25と、音声I/F26と、RTC27と、EEPROM28と、H/TI/F29と、SW入力30と、LCDコントローラ31と、を備えている。
【0018】
CPU11は、予め定めたプログラムに従って各種の処理や制御などを行う中央演算処理装置であり、不揮発性メモリ23に記憶されているプログラムやデータ等を読み出して動作する。
【0019】
速度/エンジン回転I/F12は、車両側からの速度情報(速度パルス信号)やエンジン回転情報がCPU11に入力されるインタフェース(I/F)である。速度/エンジン回転警報13は、速度/エンジン回転I/F12から入力された車両の速度情報やエンジン回転情報に基づいて、CPU11が予め定めた所定速度や所定回転数を超えた際に音や光などで警報する。
【0020】
外部入力I/F14は、デジタルタコグラフ10へ外部からの入力I/Fである。アナログ入力I/F15は、デジタルタコグラフ10に外部からのアナログ信号が入力されるI/Fである。外部出力I/F16は、デジタルタコグラフ10から外部への出力I/Fである。
【0021】
ETCI/F17は、デジタルタコグラフ10をETC(Electronic Toll Collection System)車載機と接続するためのI/Fである。プリンタI/F18は、デジタルタコグラフ10を外部プリンタと接続するためのI/Fである。GPSI/F19は、デジタルタコグラフ10をGPS(Global Positioning System)受信機と接続するためのI/Fである。
【0022】
CANI/F20は、デジタルタコグラフ10がCAN(Controller Area Network)プロトコルで車内の他の電子機器と通信するためのI/Fである。通信端末I/F21は、デジタルタコグラフ10外部の通信端末と通信するためのI/Fである。
【0023】
電源部22は、デジタルタコグラフ10が取り付けられる車両のバッテリやイグニッションスイッチと接続され、イグニッションスイッチに連動してデジタルタコグラフ10の各ブロックへ電源供給したり、イグニッションスイッチのON/OFF情報等をCPU11に出力する。
【0024】
不揮発性メモリ23は、CPU11のためのプログラム等が格納されている。揮発性メモリ24は、CPU11の処理作業に必要なエリアを有する読み出し書き込み自在のメモリであるRAMなどから構成されている。
【0025】
メモリーカードI/F25は、CPU11がメモリーカードMを読み書きするためのI/Fである。メモリーカードI/F25は、メモリーカードMを着脱自在とするメモリーカードスロット等も含む。音声I/F26は、デジタルタコゴラフ10から例えば警告音等の音声出力をするためにスピーカー等と接続するI/Fである。
【0026】
RTC27は、デジタルタコグラフ10が走行状況や作業内容等を記録する時刻となる時計(Real Time Clock)である。EEPROM28は、CPU11で動作するプログラムや設定データ等のうち、書き換え可能な情報が記録されている。
【0027】
H/TI/F29は、後述するハンディターテンキー40と通信するためのI/Fであり、例えばUSB(Universal Serial Bus)I/Fが使用される。SW入力30は、デジタルタコグラフ10のケース外表面に設けられている各種操作スイッチの入力信号を示している。LCDコントローラ31は、デジタルタコグラフ10のケース外表面に設けられている表示手段として機能するLCD(液晶ディスプレイ)を制御する回路であり、CPU11から出力された文字や画像情報等に応じてLCDに表示させるように制御する。
【0028】
上述した構成のデジタルタコグラフ10は、速度/エンジン回転I/F12やその他のI/Fから車両速度、走行時間、走行距離、エンジン回転時間、エンジン回転数等の走行状況を取得して、出庫から入庫までの間、逐次メモリーカードI/F25を介してメモリーカードMに記録している。
【0029】
ハンディテンキー40は、図2に示したように、CPU41と、I/F42と、表示部43と、FROM44と、通信I/F45と、キーボード46と、を備えている。また、ハンディテンキー40はデジタルタコグラフ20の端末として着脱自在に構成され、有線または無線により接続されている。図1では有線により接続されている例を示す。
【0030】
CPU41は、予め定めたプログラムに従って各種の処理や制御などを行う中央演算処理装置であり、CPU41のためのプログラム等を格納した読み出し専用のメモリであるROMや、各種のデータを格納するとともにCPU41の処理作業に必要なエリアを有する読み出し書き込み自在のメモリであるRAMなどを内蔵している。そして、CPU41は、ROMやRAMに記憶されているプログラムやデータ等を読み出して動作する。
【0031】
I/F42は、後述する表示部43とCPU41と接続するI/Fであり、CPU41から出力された表示部43に表示する文字や画像情報等に応じて表示部43を駆動するドライバとしても機能する。
【0032】
表示部43は、例えばLCD(液晶ディスプレイ)で構成され、I/F42から駆動されてCPU41が出力した文字や画像情報等を表示する。
【0033】
FROM44は、CPU41が使用する各種データ等が記録される不揮発性メモリであり、本実施形態では、後述する操作キー設定情報が格納される。なお、FROM44は、書き換え可能な不揮発性メモリであり、操作キー設定情報は変更が可能となっている。
【0034】
通信I/F45は、CPU41がデジタルタコグラフ10と通信するためのI/Fであり、例えばUSB(Universal Serial Bus)等を用いた有線通信によってデジタルタコグラフ10とデータの送受信を行っている。
【0035】
キーボード46は、図1に示したように複数のファンクションキー46fとテンキー46tを備えている。ファンクションキー46fは、例えば、荷積、荷卸、待機、点検、休憩などの作業区分ごとに1つの操作キーが割り当てられている。また、ファンクションキー46fに設定する作業区分は変更が可能であり、例えば、デジタルタコグラフ10を介してダウンロードすることにより設定を変更することができる。この場合、通信I/F45から入力される設定データ(後述する操作キー設定情報)をCPU41がFROM44に格納するために、CPU41が変更手段として機能する。
【0036】
ファンクションキー46fは、例えば、図3に示したように、荷積が割り当てられているキーを操作すると、荷積作業の際に入力する項目(地名、得意先、品名等)が表示部43に表示され、乗務員などの作業者は各入力項目をテンキー10f等を操作して入力する。つまり、作業内容を入力している。
【0037】
上述した構成のハンディテンキー40は、キーボード46からのキー操作により乗務員等が行う作業内容を、デジタルタコグラフ10のメモリーカードMに記録している。なお、FROM44に一旦蓄積して、ハンディテンキー40がデジタルタコグラフ10に接続された際にメモリーカードMへ記録するようにしてもよい。
【0038】
次に、上述した構成のデジタルタコグラフ10とハンディテンキー40において、ハンディテンキー40のFROM44に格納されているファンクションキー46fの作業区分の割り当て設定情報である操作キー設定情報をデジタルタコグラフ10のメモリーカードI/F25に接続されているメモリーカードMへ記録する際の動作を、図4のフローチャートを参照して説明する。図4のフローチャートでハンディテンキー40側の動作はCPU41で実行され、デジタルタコグラフ10側の動作はCPU11で実行される。
【0039】
まず、ステップS11において、ハンディテンキー40側で入庫か否かを判断し、入庫であった場合(Yの場合)はステップS12に進み、入庫でない場合(Nの場合)は本ステップで待機する。入庫か否かは、デジタルタコグラフ10側から入庫であることを示す信号が送信されたか否かで判断すればよい。
【0040】
次に、ステップS12において、操作キー設定情報をデジタルタコグラフへ転送する。操作キー設定情報の一例を図5に示す。図5の場合、第1ファンクションキー(f1キー)は作業区分として荷積が設定されており、その作業の際に入力する項目として地名、得意先、品名、数量が設定されている。第2ファンクションキー(f2キー)は作業区分として待機が設定されており、その作業の際に入力する項目として地名が設定されている。同様にf3キー、f4キーも作業区分と入力する項目が設定されている。なお、操作キー設定情報とは、上述したように、本実施形態では、ファンクションキー46fの作業区分の割り当て設定情報で説明しているが、ファンクションキー46f以外にも機能設定が変更できる操作キーがあれば当該操作キーの設定情報を転送してもよい。
【0041】
一方、ステップS21においては、ハンディテンキー40から操作キー設定情報が送信が有ったか否かを判断し、有る場合(Yの場合)はステップS22に進み、無い場合(Nの場合)は本ステップで待機する。
【0042】
次に、ステップS22において、操作キー設定情報をメモリーカードMに格納する。つまり、ステップS21で受信した操作キー設定情報を、メモリーカードI/F25を介してメモリーカードMに記録している。
【0043】
このようにすることで、メモリーカードMの内部には、図6に示すように従来から記録されている車両運行情報(走行状況)や作業情報(作業内容)に加えてハンディテンキー40の操作キー設定情報も格納される。
【0044】
上述したようにしてハンディテンキー40の操作キー設定情報が格納されたメモリーカードMは、図7に示したように入庫後に日報作成装置としての事務所側パソコン50に読み込まれる。事務所側パソコン50は、日報作成ソフトウェアがインストールされており、事務所側パソコン50に接続されたメモリーカード読取装置51に装着されたメモリーカードMから日報作成ソフトウェアがハンディテンキー40の操作キー設定情報を読み込み図8に一例を示すような日報を作成する。つまり、車両データ収集装置1とパソコン50を合わせて車両データ収集システムを構成することができる。
【0045】
図8において、作業、地名、得意索、品名、数量といった項目は、メモリーカードMからハンディテンキー40の操作キー設定情報を読み込むとともに、その操作キーに対応する作業データの情報もメモリーカードMから読み込まれる。例えばf1キーの場合、f1キーの操作キー設定情報と、f1キーを操作された際の作業データが関連付けられて日報作成ソフトウェア上で処理される。
【0046】
以上の実施形態によれば、ハンディテンキー40に設定される操作キー設定情報を、デジタルタコグラフ10に装着され、車両運行情報や作業情報などが記録されるメモリーカードMに前記した情報に加えて操作キー設定情報も格納するので、入庫時にメモリーカードMを日報作成ソフトウェアがインストールされたパソコン50に装着することで、車両運行情報や作業情報などとともに操作キー設定情報も日報作成ソフトウェアが読み込むことができるようになるため、日報作成ソフトウェア側で別途操作キーの設定を行う必要が無く、日報作成時に操作キー設定情報の不一致が発生しないようにすることができる。
【0047】
なお、上述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施の形態に限定されるものではない。すなわち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
【符号の説明】
【0048】
1 車両データ収集装置
10 デジタルタコグラフ(車載機)
40 ハンディテンキー(端末機)
44 FROM(操作キー設定情報格納手段)
50 パソコン(日報作成装置)
M メモリーカード(記録手段)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両に搭載されて前記車両の走行状況や当該車両の乗務員の作業内容を記録する記録手段を備えた車載機と、前記車載機と接続されているとともに、前記作業の区分ごとに操作キーが割り当てられ、作業に対応する前記操作キーを操作して前記作業の内容を入力する端末機と、を有する車両データ収集装置において、
前記端末機が、前記操作キーの前記作業の区分の割り当ての設定を変更する変更手段と、前記操作キーの前記作業の区分の割り当ての設定情報である操作キー設定情報が格納されている操作キー設定情報格納手段と、を備え、
前記記録手段は、前記車載機から着脱自在に構成されているとともに、前記端末機の前記操作キー設定情報格納手段に格納されている前記操作キー設定情報が記録されていることを特徴とする車両データ収集装置。
【請求項2】
前記端末機は、前記車載機から入庫であることを示す情報を受信した際に、前記操作キー設定情報格納手段に格納されている前記操作キー設定情報を前記車載機の前記記録手段に出力することを特徴とする請求項1に記載の車両データ収集装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載の車両データ収集装置によって情報が記録された前記記録手段を読み込んで日報を作成する日報作成装置であって、
前記記録手段に記録されている前記操作キー設定情報を読み込んで、前記日報を作成する日報作成装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2013−105478(P2013−105478A)
【公開日】平成25年5月30日(2013.5.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−251315(P2011−251315)
【出願日】平成23年11月17日(2011.11.17)
【出願人】(501418498)矢崎エナジーシステム株式会社 (79)
【Fターム(参考)】