説明

車両用グローブボックスの取付部構造

【課題】 インストルメントパネルとグローブボックスの間の隙間が広がることを防いで、見栄えを確保することが可能な車両用グローブボックスの取付部構造を提供する。
【解決手段】 本発明の代表的な構成は、グローブボックス134をインストルメントパネル102の開口部104に開閉可能に取り付ける車両用グローブボックスの取付部構造100において、グローブボックス134を掛止してグローブボックス134の閉状態を保つストライカ126と、インストルメントパネル102の内部に締結され、締結された位置から下方に延びてストライカ126を懸垂するストライカリンフォース120と、ストライカリンフォース120がストライカ126を懸垂する位置からさらに延長された部分の直下へ、インストルメントパネル102から突出するインストルメントパネル102と一体のリブ112と、を含むことを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用グローブボックスの取付部構造に関する。
【背景技術】
【0002】
自動車等の車両では、インストルメントパネル(インパネ)の助手席側の開口部に被収納物を収納するグローブボックスが取り付けられている。グローブボックスは、閉時、特許文献1および2に記載のようにブラケット(以下、ストライカリンフォースと称する)に連結するストライカに引っ掛けられる。特許文献1および2では、ストライカリンフォースは、複数形成された取付孔(挿通孔)にスクリュー等の締結具を通して、これらをインストルメントパネルに締結することで固定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許第2808605号公報
【特許文献2】特許第3974097号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
グローブボックスに重量物が収納された場合、その重量によってストライカリンフォースの締結点に歪みや弛みが生じる。すると、グローブボックス(ストライカリンフォース)の位置が下方に下がり、インストルメントパネルとグローブボックスの間の隙間が広がってしまう。これにより、見栄え(外観)が悪くなるという問題があった。
【0005】
特許文献1および2の技術では、複数の締結点を設定することで、1つ1つの締結点にかかる荷重を低減している。しかし、締結点を増やして1つ1つにかかる荷重を低減する場合、近接箇所に複数の締結点を設定しても大した意味をなさないため、複数の締結点を分散して設定する必要がありストライカリンフォースの形状がより複雑になる。締結点を設定した別体の部品をストライカリンフォースに追加(接続)することも考えられるが、この場合、部品点数が増してしまう。
【0006】
そもそも、締結点を増やして1つ1つにかかる荷重を低減したとしても、締結点に歪みや弛みが生じる可能性を完全に排除することは難しい。これは、インストルメントパネルが樹脂で構成されており、グローブボックスに重量物が収納され続ける限り締結点に荷重がかかり続けるので、クリープ現象(一定の荷重のもとで材料の変形が時間とともに増加していく現象)を引き起こして変形につながることがあるためである。
【0007】
これより、インストルメントパネルへの締結点を増やしたところで、インストルメントパネルとグローブボックスの間の隙間が広がってしまうおそれがあった。この隙間の拡大を防いで、見栄えを確保(維持)するためには、他のアプローチによる解決手法が必要である。
【0008】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、インストルメントパネルとグローブボックスの間の隙間が広がることを防いで、見栄えを確保することが可能な車両用グローブボックスの取付部構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するために本発明の代表的な構成は、被収納物を収納し被収納物ごと回動して開くグローブボックスをインストルメントパネルの開口部に開閉可能に取り付ける車両用グローブボックスの取付部構造において、グローブボックスを掛止してグローブボックスの閉状態を保つストライカと、インストルメントパネルの内部に締結され、締結された位置から下方に延びてストライカを懸垂するストライカリンフォースと、ストライカリンフォースがストライカを懸垂する位置からさらに延長された部分の直下へ、インストルメントパネルから突出するインストルメントパネルと一体のリブと、を含むことを特徴とする。
【0010】
かかる構成では、ストライカリンフォースがストライカを懸垂する位置からさらに延長された部分の直下へ、インストルメントパネルから突出するインストルメントパネルと一体のリブが、この延長された部分を支持する。これより、グローブボックスに重量物が収納された場合に、ストライカリンフォースの位置が下方に下がることを防止できる。そのため、インストルメントパネルとグローブボックスの間の隙間が広がることを防いで、見栄えを確保することが可能である。
【0011】
上記リブが上記開口部より上方に位置し、上記ストライカリンフォースが上記延長された部分よりも上部にて上記インストルメントパネルに締結されるとよい。これにより、ストライカリンフォースは、この延長された部分の上部が締結され、この延長された部分がリブに支持されることとなるため、より好適に上下位置を規制することが可能である。締結の際には、この延長された部分をリブに載置することで上下位置が位置合わせされるため、良好な組付性を確保することが可能である。
【0012】
上記ストライカリンフォースの延長された部分は、上記開口部側の先端を屈曲して形成された平面状の平面部であり、この平面部の下面と上記リブの上面とが互いに平行であるとよい。これにより、平面部の下面とリブの上面とが面同士で当接する。したがって、締結の際に、ストライカリンフォースの回転を規制することができ、良好な組付性を確保可能である。
【0013】
上記ストライカがコ字形状を有し、このコ字の幅よりもリブの幅が狭く、且つこのコ字の内部を通過する方向にこのリブが突出するとよい。これにより、リブとストライカとが干渉することがないので、リブをストライカの近傍まで突出させることができる。よって、広範な範囲でリブが平面部(ストライカリンフォースの延長された部分)を支持することが可能である。
【0014】
また、ストライカのコ字の内部をリブが通過する場合には大体の位置合わせを行うことができるため(ガイド機能の役割を果たすため)、組付性が向上する。リブをストライカの近傍まで突出させることで、リブが壁となり、乗員がストライカリンフォースに触れることを防げるため、安全性を高める効果もある。
【0015】
上記インストルメントパネルの開口部の縁より立設し、リブの下面を支持する補強部をさらに含むとよい。これにより、部品点数を増やさずにリブを好適に補強できる。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、インストルメントパネルとグローブボックスの間の隙間が広がることを防いで、見栄えを確保することが可能な車両用グローブボックスの取付部構造を提供可能である。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本実施形態にかかる車両用グローブボックスの取付部構造の分解斜視図である。
【図2】図1のインストルメントパネル、グローブボックスを背面側から見た図である。
【図3】図1の車両用グローブボックスの取付部構造を組み立てた図である。
【図4】図3のA−A断面図である。
【図5】図4のインストルメントパネル、ストライカ、ストライカリンフォースを背面側から見た図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
【0019】
図1は、本実施形態にかかる車両用グローブボックスの取付部構造(以下「グローブボックスの取付部構造100」と称する)の分解斜視図である。図1(a)では全体的な分解斜視図を図示し、図1(b)では図1(a)の範囲Eを拡大して図示する。なお、図中の矢印FRは、車体前側を示すものとする。
【0020】
図1(a)に示すように、グローブボックスの取付部構造100は、車室前部の意匠面(内装部分)を構成するインストルメントパネル102の開口部104に、被収納物を収納し被収納物ごと回動して開くグローブボックス134を開閉可能に取り付ける構造である。インストルメントパネル102には、各メータ(計器)やナビゲーションシステムのモニタ、オーディオのスイッチ、エアコンの吹出口等が設定される。
【0021】
インストルメントパネル102は、一般に、樹脂で構成される。インストルメントパネル102は、車体幅方向に延びる金属性のパイプ材からなる高剛性のステアリングサポートメンバ118の車体後側(車室側)に配置される。ステアリングサポートメンバ118は、左右の車体パネル間を連結するだけでなく、インストルメントパネル102やインストルメントパネル102に備えられる各機器や部材(ステアリングコラム等)を支持するものとして機能する。
【0022】
図1(b)に示すように、ステアリングサポートメンバ118には、長尺形状の部材を屈曲して形成されるストライカリンフォース120の一端が溶接により接続される。ストライカリンフォース120の他端すなわち開口部104側の先端は屈曲され、平面部128が形成される。平面部128の車体前側には、締結面132a、ストライカ連結面132bからなる縦壁部130が形成される。詳細については後述するが、締結面132aはインストルメントパネル102の内部に締結される。
【0023】
ストライカ連結面132bは、インストルメントパネル102の内部に締結される締結面132aから(締結される位置から)下方に延びる部分であり、グローブボックス134閉時に(閉状態において)、グローブボックス134(ロック機構136のフック部材138b)を掛止するストライカ126が溶接される。すなわち、ストライカ連結面132bは、ストライカ126を懸垂する。ここでは、ストライカ126は棒状板金の一部を略コ字に屈曲したものであり、略コ字形状を有する。
【0024】
ストライカリンフォース120は、車体幅方向の端部の全体にかけて上向きに延びるフランジ122a、122bを有する。かかるフランジ122a、122bを設定することで、ストライカリンフォース120の剛性を確保することができる。特に、縦壁部130から、ストライカ126を懸垂する位置からさらに車室側に延長された部分である平面部128にかけてフランジ122a、122bを設けることで、縦壁部130に対して平面部128が屈曲するおそれを排除することができる。
【0025】
図2は、図1のインストルメントパネル102、グローブボックス134を背面側(車体前側)から見た図である。図2に示すように、グローブボックス134を取り付けるインストルメントパネル102の開口部104の下側には、棒状の回動軸116が設定される。かかる回動軸116に、グローブボックス134の背面下部から突出する円弧状の軸取付部140を嵌合させることで、開口部104にグローブボックス134が回動可能に保持される。
【0026】
図3は、図1のグローブボックスの取付部構造100を組み立てた図である。図4は、図3のA−A断面図である。図3および図4に示すように、グローブボックス134の前面上部近傍には、ロック機構136が設けられる。ロック機構136は、簡略的には、前面(意匠面)に設けられたノブ138aを引くことで、フック部材138bが連動して回転する機構である。これにより、ストライカ126に着脱可能にフック部材138bを引っ掛けることができ、グローブボックス134を開閉可能に取り付けることができる。
【0027】
図5は、図4のインストルメントパネル102、ストライカ126、ストライカリンフォース120を背面側(車体前側)から見た図である。図5(a)、(b)は、それぞれ、見る角度を変えて図示したものである。図4および図5(a)、(b)に示すように、本実施形態の特徴として、インストルメントパネル102の開口部104の上方から、ストライカ126を懸垂する位置からさらに車室側に延長された部分である平面部128の直下へと突出するインストルメントパネル102と一体のリブ112が設けられる。
【0028】
グローブボックス134内に重量物が収納され、グローブボックス134、ストライカ126、ストライカリンフォース120が下方に下がりそうになった場合でも、リブ112が平面部128を支持するため下方に下がることを防止できる。仮に、グローブボックス134、ストライカ126、ストライカリンフォース120が多少下がったとしても、その動きに追従してリブ112しいてはインストルメントパネル102の開口部104(インストルメントパネル102全体)が下方に下がるため、インストルメントパネル102とグローブボックス134の間の隙間144は維持される。
【0029】
これより、インストルメントパネル102とグローブボックス134の間の隙間144が広がることを防いで、見栄えを確保することが可能である。リブ112を設けることで、ストライカリンフォース120の形状の複雑化や部品点数の増加を伴うことがなく、安定した見映えを確保することが可能である。
【0030】
ストライカリンフォース120は、平面部128の上部すなわち締結面132aに2つの貫通孔124a、124bを有する。ここでは、貫通孔124a(図1(b)参照)にインストルメントパネル102に設けられた位置決めピン108が挿入され、ストライカリンフォース120が貫通孔124b(図1(b)参照)を介してスクリュー142等の締結具でインストルメントパネル102に設けられたボス110に締結される。
【0031】
すなわち、先端を屈曲して形成した平面部128をリブ112とボス110の間に差し込み、締結面132aをスクリュー142で締結し、リブ112を平面部128に支持させる。これにより、ストライカリンフォース120の上下位置を好適に規制することができる。
【0032】
また、位置決めピン108の差込、スクリュー142の締結を行う際には、平面部128をリブ112に載置することで上下位置が位置合わせされるため、良好な組付性を確保できる。特に、本実施形態のように、一端がステアリングサポートメンバ118に溶接され、長く延びたストライカリンフォース120をボス110に締結する場合には、部品公差や組付公差の積み上げにより、貫通孔124aと位置決めピン108、スクリュー142と貫通孔124bが上下方向で合わせにくく、組付不良が起きる問題がある。ここではリブ112を設定し、リブ112にガイド機能を負わせることで、このような問題を解消する。
【0033】
平面部128の下面128aと、リブ112の上面112aとは、互いに平行になるように形成される。これにより、ストライカリンフォース120の締結面132aをインストルメントパネル102に締結する際、ストライカリンフォース120(平面部128)が周方向R1に回転しようとしても、平行なリブ112の上面112aに当接して阻止される。よって、ストライカリンフォース120の組付時の回転を規制することができ、良好な組付性を確保することができる。
【0034】
図5(b)に示すように、リブ112の幅L2は、ストライカ126の略コ字の幅L1よりも狭く設定される。リブ112は、ストライカ126の略コ字の内部を通過する方向に、インストルメントパネル102から平面部128の直下へと突出する。これにより、リブ112とストライカ126とが干渉することがないので、リブ112をストライカ126の近傍まで突出させることができる。
【0035】
ストライカ126近傍までリブ112を延ばすことで、リブ112が十分な形状・大きさを獲得する。これにより、広範な範囲でリブ112が平面部128に当接可能となり、好適にこれを支持させる(支持強度を確保する)ことが可能となる。なお、ストライカ126の略コ字の内部をリブ112が通過する場合には、上下方向、車体幅方向、車体前後方向に大体の位置合わせを行うことができるため(ガイド機能の役割を果たすため)、組付性の向上を図ることができる。
【0036】
なお、リブ112をストライカ126の近傍まで突出させることで、安全性も高められる。これは、グローブボックス134開時に、乗員が開口部の縁106から上方に向けて指を突っ込んでも、リブ112が壁となり金属製のストライカリンフォース120に触れるのを妨げるからである。
【0037】
上述したように、ストライカ126近傍までリブ112を延ばすことで、好適に平面部128を支持させることが可能となる。しかし、デザインや部品形状によっては、リブ112を長くするとリブ112自体の強度が不足してしまう場合がある。この場合には、当然ながらリブ112をどれだけ長くしても、支持強度を高めることはできない。
【0038】
そこで、本実施形態では、インストルメントパネル102の開口部の縁106より立設し、リブ112の下面を支持する2つの補強部114a、114bを設ける。かかる補強部114a、114bを設定することで、部品点数を増やさずにリブ112を好適に補強できる。これにより、リブ112自体の強度を高めることが可能となる。
【0039】
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【0040】
例えば、上記実施形態では、ストライカリンフォース120の一端がステアリングサポートメンバ118に接続される場合について説明した。しかし、ストライカリンフォース120は、インストルメントパネル102のみに固定される場合もあり、当然ながらこの場合に関しても本発明の範囲に含まれる。
【産業上の利用可能性】
【0041】
本発明は、車両用グローブボックスの取付部構造として利用することができる。
【符号の説明】
【0042】
100…車両用グローブボックスの取付部構造、102…インストルメントパネル、104…開口部、106…開口部の縁、108…位置決めピン、110…ボス、112…リブ、112a…リブの上面、114a、114b…補強部、116…回動軸、118…ステアリングサポートメンバ、120…ストライカリンフォース、122a、122b…フランジ、124a、124b…貫通孔、126…ストライカ、128…平面部、128a…平面部の下面、130…縦壁部、132a…締結面、132b…ストライカ連結面、134…グローブボックス、136…ロック機構、138a…ノブ、138b…フック部材、140…軸取付部、142…スクリュー、144…隙間

【特許請求の範囲】
【請求項1】
被収納物を収納し該被収納物ごと回動して開くグローブボックスをインストルメントパネルの開口部に開閉可能に取り付ける車両用グローブボックスの取付部構造において、
前記グローブボックスを掛止して該グローブボックスの閉状態を保つストライカと、
前記インストルメントパネルの内部に締結され、該締結された位置から下方に延びて前記ストライカを懸垂するストライカリンフォースと、
前記ストライカリンフォースが前記ストライカを懸垂する位置からさらに延長された部分の直下へ、前記インストルメントパネルから突出する該インストルメントパネルと一体のリブと、
を含むことを特徴とする車両用グローブボックスの取付部構造。
【請求項2】
前記リブが前記開口部より上方に位置し、前記ストライカリンフォースが前記延長された部分よりも上部にて前記インストルメントパネルに締結されることを特徴とする請求項1に記載の車両用グローブボックスの取付部構造。
【請求項3】
前記ストライカリンフォースの延長された部分は、前記開口部側の先端を屈曲して形成された平面状の平面部であり、
前記平面部の下面と前記リブの上面とが互いに平行であることを特徴とする請求項1または2に記載の車両用グローブボックスの取付部構造。
【請求項4】
前記ストライカがコ字形状を有し、該コ字の幅よりも前記リブの幅が狭く、該コ字の内部を通過する方向に該リブが突出することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の車両用グローブボックスの取付部構造。
【請求項5】
前記インストルメントパネルの前記開口部の縁より立設し、前記リブの下面を支持する補強部をさらに含むことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の車両用グローブボックスの取付部構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2012−126366(P2012−126366A)
【公開日】平成24年7月5日(2012.7.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−282311(P2010−282311)
【出願日】平成22年12月17日(2010.12.17)
【出願人】(000002082)スズキ株式会社 (3,196)
【Fターム(参考)】