説明

車両用ドア構造

【課題】スライドドアパネルがスイングドアパネルに対してロックされていない状態でスイングドアパネルを開いたときであっても、スライドドアパネルとスイングドアパネルとを確実にロックすることができる車両用ドア構造を提供する。
【解決手段】車両用ドア構造1は、スライドドアパネル6を車体2の前後方向にスライド可能に支持するスライド支持機構11Aと、スイングドアパネル7を回動可能に支持する回動支持機構12と、スライドドアパネル6の全開状態でスライドドアパネル6とスイングドアパネル7とをロックするドアパネルロック機構27Aとを備えている。スライド支持機構11Aは、車体2の上部に設けられた上部スライドレール13と、スライドドアパネル6に設けられ、上部スライドレール13に案内される案内体16とを有している。上部スライドレール13の後端には、車体2の外側後方に延びる補助レール部20が設けられている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、スライド開閉式のスライドドアパネルとスイング開閉式のスイングドアパネルとを有する車両用ドア構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の車両用ドア構造としては、例えば特許文献1に記載されているものが知られている。特許文献1に記載の車両用ドア構造は、協働して車体のサイドドア開口部を覆う第1ドアパネル(スライドドアパネル)及び第2ドアパネル(スイングドアパネル)を有している。第1ドアパネルは第2ドアパネルを覆うようにスライドすると共に、第1ドアパネル及び第2ドアパネルはヒンジを支点として軸回転する。また、上記従来技術のような車両用ドア構造では、スライドドアパネルのスライド開閉時の安定性を向上させる等の理由から、スライドドアパネルのスライド開閉時には車体によりスライドドアパネルを支持し、スライドドアパネルが全開状態となったときに車体によるスライドドアパネルの支持を解除することが考えられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2006−240611号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来技術のような車両用ドア構造では、スライドドアパネル開閉時の安全性を考慮するため、またスイングドアパネルを軸回転させるヒンジへの負荷を下げるために、スイングドアパネルを開閉するときには、スライドドアパネルがスイングドアパネルに重なった状態を維持することが好ましい。そのため、車体によるスイングドアパネルの支持が解除されたときは、スイングドアパネルに対してスライドドアパネルを確実にロックする必要がある。
【0005】
本発明の目的は、スライドドアパネルがスイングドアパネルに対してロックされていない状態でスイングドアパネルを開いたときであっても、スライドドアパネルとスイングドアパネルとを確実にロックすることができる車両用ドア構造を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の車両用ドア構造は、車体の側部に設けられたドア開口部の前側領域を開閉するスライドドアパネルと、ドア開口部の後側領域をスライドドアパネルと共に開閉するスイングドアパネルと、スライドドアパネルを車体の前後方向にスライド可能に支持するスライド支持手段と、スライドドアパネルがスイングドアパネルに重なった状態でスイングドアパネルを回動可能に支持する回動支持手段と、スライドドアパネルがスイングドアパネルに重なったときにスライドドアパネルとスイングドアパネルとをロックするドアパネルロック手段とを備え、スライド支持手段は、車体の前後方向に延びるように車体に設けられたスライドレールと、スライドドアパネルに設けられ、スライドレールに案内される案内体とを有し、スライドレールの後端には、車体の外側後方に延在し、案内体を車体の外側後方に向けて案内するための補助レール部が設けられていることを特徴とするものである。
【0007】
このような本発明の車両用ドア構造においては、車体の前後方向に延びるように車体に設けられたスライドレールの後端に、車体の外側後方に延在する補助レール部を設けることにより、案内体が補助レール部に沿って車体の外側後方に向けて案内されるときは、車体の外側と車体の後側とに分力が発生するようになる。車体の外側に生じる力は、スイングドアパネルを開く方向の力に相当する。車体の後側に生じる力は、スライドドアパネルをスイングドアパネルにロックさせる方向の力に相当する。このため、案内体が補助レール部にあるときに、スイングドアパネルを開くと、スライドドアパネルがスイングドアパネルにロックされる方向に移動する。これにより、スライドドアパネルとスイングドアパネルとがロックされていない状態でも、スイングドアパネルを開くと、スライドドアパネルとスイングドアパネルとが確実にロックされるようになる。また、車体の外側後方に延在する補助レール部をスライドレールの後端に設けることにより、スライドドアパネルを閉めるときに、スライドドアパネルに設けられた案内体がスライドレールに入りやすくなる。
【0008】
好ましくは、補助レール部は、車体の外側後方に直線状に延在している。この場合には、案内体が補助レールに沿って車体の外側後方に案内されるときに、車体の外側と車体の後側とに分力が確実に発生するようになる。また、補助レール部の形状を直線状とすることで、補助レール部を簡単に作ることができる。
【0009】
また、好ましくは、スライドレールは、車体の上部及び下部にそれぞれ設けられ、補助レール部は、車体の上部及び下部のうち何れか一方に設けられたスライドレールの後端に設けられている。補助レール部が上下2つのスライドレールの後端にそれぞれ設けられている場合には、2つの補助レール部において寸法や形状等のばらつきが生じるが、上下2つのスライドレールのいずれか一方の後端に補助レールを設けることにより、上記のばらつきが発生することはあり得ないため、スライドドアパネルをスムーズに開閉動作させることができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、スライドドアパネルがスイングドアパネルに対してロックされていない状態でスイングドアパネルを開いたときであっても、スライドドアパネルとスイングドアパネルとを確実にロックすることができる。これにより、スライドドアパネルとスイングドアパネルとが完全にロックされていない状態でスイングドアパネルが全開状態になるという不具合を低コストで防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明に係る車両用ドア構造の一実施形態を備えた車両を示す側面図である。
【図2】図1に示したスライドドアパネルが開いた状態を示す斜視図である。
【図3】図1に示したスイングドアパネルが開いた状態を示す斜視図である。
【図4】図1に示した上部スライドレールを含むスライド支持機構及びドアパネルロック機構を概略的に示す平面図である。
【図5】図1に示した上部スライドレールを含むスライド支持機構を示す断面図である。
【図6】図1に示した下部スライドレールを含むスライド支持機構及びドアパネルロック機構を概略的に示す平面図である。
【図7】図4に示したA部分の拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明に係わる車両用ドア構造の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0013】
図1は、本発明に係る車両用ドア構造の一実施形態を備えた車両を示す側面図である。同図において、本実施形態の車両用ドア構造1は、車体2の側部に適用されている。車体2の側部には、前部座席の側方に位置する前部ドア開口部3と、前部座席の後方に設けられた荷室の側方に位置する後部ドア開口部4とが形成されている。前部ドア開口部3は、フロントドアパネル5により開閉される。
【0014】
後部ドア開口部4は、スライド開閉式のスライドドアパネル6とスイング開閉式のスイングドアパネル7とにより開閉される。スライドドアパネル6は、図2に示すように、車体2の前後方向にスライド移動して、後部ドア開口部4の前側領域を開閉するように構成されている。スライドドアパネル6の全開状態(図2(b)参照)では、スライドドアパネル6は、スイングドアパネル7の外側に位置してスイングドアパネル7と重なる。
【0015】
スライドドアパネル6が全開となってスイングドアパネル7に重なった状態では、スイングドアパネル7は、図3に示すように、車体2に対して回動して、後部ドア開口部4の後側領域をスライドドアパネル6と共に開閉するように構成されている。
【0016】
スライドドアパネル6の外面にはアウタードア開閉ハンドル8が設けられ、スライドドアパネル6の内面にはインナードア開閉ハンドル9が設けられている。スイングドアパネル7の前端部内面にはドア開閉ハンドル10が設けられている。
【0017】
車両用ドア構造1は、スライドドアパネル6を車体2の前後方向にスライド可能に支持するスライド支持機構11A〜11Cと、スイングドアパネル7を車体2に対して回動可能に支持する回動支持機構12とを備えている。
【0018】
スライド支持機構11Aは、車体2の上部に設けられた上部スライドレール13と、スライドドアパネル6に設けられた案内体16とを有している。スライド支持機構11Bは、車体2の下部に設けられた下部スライドレール14と、スライドドアパネル6に設けられた案内体17とを有している。スライド支持機構11Cは、スイングドアパネル7に設けられた中間スライドレール15と、スライドドアパネル6に設けられた案内体18とを有している。
【0019】
上部スライドレール13は、図4に示すように、車体2の前後方向に延びる主レール部19と、この主レール部19の後端から車体2の外側後方にテーパ状に延びる補助レール部20とを有している。補助レール部20は、製作の容易性等の観点から、直線状に延びるのが好ましい。なお、図4は、スライド支持機構11Aを車体上方から見たときの概略平面図である。図4(a)は、スライドドアパネル6が開いた状態(図2参照)を示し、図4(b)は、スイングドアパネル7が開いた状態(図3参照)を示している。
【0020】
主レール部19は、図5に示すように、レール上面板19a及びレール側面板19b,19cからなる断面逆U字状を有している。補助レール部20は、車体2外側のレール側面板19cの後端部に連結されている。補助レール部20は、主レール部19と一体に成形されていても良いし、別に成形して溶接等の手段で取り付けても良い。なお、図5では、図面右側が車両外側を示し、図面左側が車両内側を示している。
【0021】
案内体16は、図4及び図5に示すように、上部スライドレール13に案内されるローラである。案内体16は、スライドドアパネル6の前端上部に固定されたブラケット21にフリー回転自在に支持されている。ブラケット21には、車体2の後側に開口したガイド溝22aを有するラッチ22が取り付けられている。
【0022】
下部スライドレール14は、図6に示すように、車体2の前後方向に延びると共に、上記の主レール部19と同様に断面U字状を有している。下部スライドレール14の後端には上記の補助レール部20は設けられておらず、下部スライドレール14の後端は、上記の主レール部19の後端と同じ位置に配置されている。なお、図6は、スライド支持機構11Bを車体上方から見たときの概略平面図であり、スライドドアパネル6が開いた状態(図2参照)を示している。
【0023】
案内体17は、下部スライドレール14に案内されるローラである。案内体17は、スライドドアパネル6の前端下部に固定されたブラケット23にフリー回転自在に支持されている。ブラケット23には、車体2の後側に開口したガイド溝24aを有するラッチ24が取り付けられている。
【0024】
中間スライドレール15は、上部スライドレール13と下部スライドレール14との間に配置され、車体2の前後方向に延びている。案内体18は、上記の案内体16,17と同様に、中間スライドレール15に案内されるローラである。なお、中間スライドレール15及び案内体18を含むスライド支持機構11Cを車体上方から見たときの概略平面図については省略する。
【0025】
回動支持機構12は、車体2の後端部に設けられたリアピラー25とスイングドアパネル7とを回動可能に連結する上下2つのヒンジ26を有している。
【0026】
また、車両用ドア構造1は、スライドドアパネル6が全開してスイングドアパネル7と重なった状態において、スライドドアパネル6とスイングドアパネル7とをロックするドアパネルロック機構27A,27Bを更に備えている。
【0027】
ドアパネルロック機構27Aは、図4に示すように、スライドドアパネル6に設けられた上記ラッチ22と、スイングドアパネル7に設けられたストライカー28とからなっている。ストライカー28は、スイングドアパネル7の前端上部に取り付けられ、ラッチ22のガイド溝22aと係合する。
【0028】
ドアパネルロック機構27Bは、図6に示すように、スライドドアパネル6に設けられた上記ラッチ24と、スイングドアパネル7に設けられたストライカー29とからなっている。ストライカー29は、スイングドアパネル7の前端下部に取り付けられ、ラッチ24のガイド溝24aと係合する。
【0029】
ラッチ22のガイド溝22aにストライカー28が入り込むと共にラッチ24のガイド溝24aにストライカー29が入り込むことで、スライドドアパネル6とスイングドアパネル7とがロック状態となる。なお、スライドドアパネル6とスイングドアパネル7とのロック解除は、スイングドアパネル7が閉じている状態におけるアウタードア開閉ハンドル8またはインナードア開閉ハンドル9の操作によって行うことができる。
【0030】
このような車両用ドア構造1において、スライドドアパネル6及びスイングドアパネル7がいずれも閉じた状態から、図2に示すように、アウタードア開閉ハンドル8またはインナードア開閉ハンドル9を操作してスライドドアパネル6を車体2の後側にスライドさせる(開く)と、後部ドア開口部4の前側領域が開くようになる。そして、図2(b)に示すように、スライドドアパネル6が全開状態になると、スライドドアパネル6とスイングドアパネル7とが重なり、両者がスライドドアロック機構27A,27Bにより上下でロックされた状態となる。その状態から、図3に示すように、ドア開閉ハンドル10を操作してスイングドアパネル7と車体2とをロックするロック装置(図示せず)を解除し、スイングドアパネル7をリアピラー25に対して回動させる(開く)と、後部ドア開口部4の後側領域が開くようになる。
【0031】
ここで、上部スライドレール13の後端には、車体2の外側後方に延在する補助レール部20が設けられている。このため、スライドドアパネル6を車体2の後側にスライドさせて全開状態とするときには、スライドドアパネル6に設けられた案内体16は、主レール部19を抜け出た後に補助レール部20に案内されるようになる。
【0032】
案内体16が補助レール部20にある状態で、スイングドアパネル7を開けると、案内体16は、補助レール部20に沿って車体2の外側後方に向けて案内される。このとき、案内体16には、図7に示すように、補助レール部20によって車体2の外側に働く力F1と車体2の後側に働く力F2とが発生する。車体2の外側に働く力F1は、スイングドアパネル7を開く方向の力に相当する。車体2の後側に働く力F2は、スライドドアパネル6がスイングドアパネル7にロックされる方向の力に相当する。従って、案内体16が補助レール部20にある状態で、スイングドアパネル7を開けると、案内体16が補助レール部20に沿って車体2の後側に移動し、これに伴ってスライドドアパネル6が車体2の後側に移動するため、スライドドアパネル6とスイングドアパネル7とが確実にロックされるようになる。つまり、スイングドアパネル7を開ける力を利用して、スライドドアパネル6とスイングドアパネル7とがロックされることとなる。
【0033】
このように本実施形態によれば、上部スライドレール13の後端部に、案内体16を車体2の外側後方に向けて案内するための補助レール部20を設けたので、スライドドアパネル6とスイングドアパネル7とが完全にロックされていない状態、つまりスライドドアパネル6が半開きの状態にあっても、スイングドアパネル7を開くことで、スライドドアパネル6とスイングドアパネル7とを確実にロックさせることができる。この場合には、スイングドアパネル7を更に開いたときに、スライドドアパネル6がスイングドアパネル7から外れることは無い。これにより、スライドドアパネル6が半開きの状態であっても、スライドドアパネル6とスイングドアパネル7とが完全にロックされた状態でスイングドアパネル7を開くことができる。
【0034】
また、補助レール部20を上部スライドレール13の後端部に設け、下部スライドレール14の後端を上部スライドレール13の主レール部19の後端と一致する位置としているため、上部スライドレール13及び下部スライドレール14の組み付け時に発生する車体前後方向の誤差を吸収することができる。
【0035】
また、上部スライドレール13の後端部に補助レール部20を設けることにより、スライドドアパネル6を全開状態から車体2の前側にスライドさせて閉める際に、案内体16が主レール部19に入りやすくなるため、スライドドアパネル6をスムーズに閉めることができる。
【0036】
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば上記実施形態では、上部スライドレール13の後端に補助レール部20を設けたが、そのような補助レール部20を上部スライドレール13ではなく下部スライドレール14の後端に設けても良い。スイングドアパネル7を閉じるとき、スライドドアパネル6の重さ等によりスライドドアパネル6の下部が僅かに車幅方向外側に位置することがある。補助レール部20を下部スライドレール14の後端に設けた場合には、スライドドアパネル6の下部が僅かに車幅方向外側に位置した状態であっても、案内体17が下部スライドレール14に入りやすくなるため、スライドドアパネル6をスムーズに閉めることができる。
【0037】
また、上記実施形態では、補助レール部20が設けられていないスライドレールの後端を補助レール部20が設けられたスライドレールの後端よりも前側に位置させたが、両者の後端を同じ位置としても良い。
【0038】
また、スライドドアパネル6をスムーズに開閉動作させることができるのであれば、上部スライドレール13及び下部スライドレール14の双方の後端に補助レール部20を設けても良い。
【0039】
さらに、上記実施形態では、車体2の上部に設けられたスライド支持機構11Aと車体2の下部に設けられたスライド支持機構11Bとを有しているが、スライド支持機構11A,11Bの何れか一方のみを有していても良い。なお、スライド支持機構11Bのみとした場合、スライド支持機構11Bの一部を構成する下部スライドレール14は、主レール部19と補助レール部20とを有するようにする。
【符号の説明】
【0040】
1…車両用ドア構造、2…車体、4…後部ドア開口部、6…スライドドアパネル、7…スイングドアパネル、11A〜11C…スライド支持機構(スライド支持手段)、12…回動支持機構(回動支持手段)、13…上部スライドレール、14…下部スライドレール、16,17…案内体、20…補助レール部、27A,27B…ドアパネルロック機構(ドアパネルロック手段)。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車体の側部に設けられたドア開口部の前側領域を開閉するスライドドアパネルと、
前記ドア開口部の後側領域を前記スライドドアパネルと共に開閉するスイングドアパネルと、
前記スライドドアパネルを前記車体の前後方向にスライド可能に支持するスライド支持手段と、
前記スライドドアパネルが前記スイングドアパネルに重なった状態で前記スイングドアパネルを回動可能に支持する回動支持手段と、
前記スライドドアパネルが前記スイングドアパネルに重なったときに前記スライドドアパネルと前記スイングドアパネルとをロックするドアパネルロック手段とを備え、
前記スライド支持手段は、前記車体の前後方向に延びるように前記車体に設けられたスライドレールと、前記スライドドアパネルに設けられ、前記スライドレールに案内される案内体とを有し、
前記スライドレールの後端には、前記車体の外側後方に延在し、前記案内体を前記車体の外側後方に向けて案内するための補助レール部が設けられていることを特徴とする車両用ドア構造。
【請求項2】
前記補助レール部は、前記車体の外側後方に直線状に延在していることを特徴とする請求項1記載の車両用ドア構造。
【請求項3】
前記スライドレールは、前記車体の上部及び下部にそれぞれ設けられ、
前記補助レール部は、前記車体の上部及び下部のうち何れか一方に設けられた前記スライドレールの後端に設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の車両用ドア構造。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2013−112196(P2013−112196A)
【公開日】平成25年6月10日(2013.6.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−260762(P2011−260762)
【出願日】平成23年11月29日(2011.11.29)
【出願人】(000003218)株式会社豊田自動織機 (4,162)
【Fターム(参考)】