説明

車両用灯具

【課題】光源からの光を全く遮ることなく、消灯時における光源の周囲を所定の色に呈するようにさせることによって見映えの向上を図った車両用灯具を提供する。
【解決手段】ハウジング13と前面レンズ12で構成される灯室11内に、リフレクタ22と光源21が内蔵される車両用灯具10である。光源21は、その光出射面21Aからの光の出射方向が前面レンズ12の光軸と交差するように配置されている。リフレクタ22は、光源21の配置面に対して一方の側に配置され、光源21からの光を前面レンズ12側に反射させる湾曲部22Bを有して構成されている。光源21の光出射面21Aの周囲の少なくとも一部に隣接して着色部材31が配置されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は車両用灯具に係り、たとえば前照灯等に用いられる車両用灯具に関する。
【背景技術】
【0002】
車両のたとえば前照灯は、消灯時の昼間等において、それを車両の前方やや上側から観た場合に、灯室の内部が暗く見えてしまい、見映えが良くないという不都合があった。
【0003】
それ故、たとえば下記特許文献1〜3に開示されているように、リフレクタを介して出射される光源からの光の一部を遮蔽して上向き照射光を除去する遮光板等に明るい色の着色等を施して上記不都合を解消した技術が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2000-076510号公報
【特許文献2】特開2006-310048号公報
【特許文献3】特開2008-204903号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、上述した特許文献1〜3に開示される車両用灯具は、いずれも、いわゆるプロジェクタ型のものであって、リフレクタと集光レンズの間に遮光板を備えたものが対象となっているものであった。
【0006】
このため、遮光板を備えることのない車両用灯具において、特許文献1〜3に開示される技術を適用することが困難となっていた。
【0007】
この場合、前記遮光板の配置部分に相当する個所に明るい色が着色された板材をわざわざ配置させることも考えられるが、該板材によって光源からの光の一部が遮られてしまうことになり、車両用灯具の光の照射量の減少を招くようになって好ましくなくなる。
【0008】
それ故、本発明はこのような事情に基づいてなされたものであり、光源からの光を全く遮ることなく、消灯時における光源の周囲を所定の色に呈するようにさせることによって見映えの向上を図った車両用灯具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、光源の灯室の前方部(灯室を画する前面レンズ側)に直接に対向することなく配置させるともに、該光源の配置面に対して一方の側において光源からの光を前面レンズ側に反射させるリフレクタを配置させ、さらに、光源の光出射面の周囲の少なくとも一部に隣接させて、すなわち光源からの光を遮ることのない位置に着色部材を配置させるように構成したものである。
【0010】
本発明は以下の構成によって把握される。
(1)本発明の車両用灯具は、ハウジングと前面レンズで構成される灯室内に、リフレクタと光源が内蔵される車両用灯具であって、前記光源は、その光出射面からの光の出射方向が前記前面レンズの光軸と交差するように配置され、前記リフレクタは、前記光源の配置面に対して一方の側に配置され、前記光源からの光を前記前記レンズ側に反射させる湾曲部を有して構成され、前記光源の光出射面の周囲の少なくとも一部に隣接して着色部材が配置されていることを特徴とする。
(2)本発明の車両用灯具は、(1)の構成において、前記光源は、前記車両用灯具を車両に取り付けた状態で、前記リフレクタよりも上方に配置され、前記着色部材は、少なくとも、前記光源の光出射面に対して前記前面レンズ側に隣接して配置されていることを特徴とする。
(3)本発明の車両用灯具は、(1)の構成において、前記光源は、前記車両用灯具を車両に取り付けた状態で、前記リフレクタよりも下方に配置され、前記着色部材は、少なくとも、前記光源の光出射面に対して前記前面レンズと反対側に隣接して配置されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
このように構成した車両用灯具によれば、光源からの光を全く遮ることなく、消灯時における光源の周囲を所定の色に呈するようにさせることによって見映えの向上を図ることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明の車両用灯具の実施態様1の要部を示す図で、図3のI−I線における断面図である。
【図2】本発明の車両用灯具の実施態様1を示す要部断面図である。
【図3】本発明の車両用灯具の実施態様1において灯室内に配置されるリフレクタを前面レンズ側から観た斜視図である。
【図4】本発明の車両用灯具の実施態様2を示す概略断面図である。
【図5】本発明の車両用灯具の実施態様2において灯室内に配置されるリフレクタを前面レンズ側から観た斜視図である。
【図6】本発明の車両用灯具の実施態様2を示す要部断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、実施形態)について詳細に説明する。なお、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号を付している。
(実施態様1)
図2は、本発明の車両用灯具の実施態様1の概略を示す断面図である。図2は、たとえば前照灯(ヘッドランプ)からなる車両用灯具10を示している。
【0014】
図2において、車両用灯具10は、その灯室11を前面レンズ12とハウジング13によって画成するようになっている。前面レンズ12は車両の前方側(図面左側)に配置されハウジング13は車両の後方側(図面右側)に配置されるようになっている。
【0015】
ハウジング13は車両の前方部に開口14を有し、その開口縁14Aにおいて前面レンズ12の周縁部12Aを挿入させる溝部15が形成されている。ハウジング13の開口縁14Aの溝部15にはシール材16が塗布され、このシール材16によって前面レンズ12の周縁部12Aを固着させるとともに水分の侵入を防止するシール性を確保できるようになっている。
【0016】
車両用灯具10の灯室内にはヘッドランプ20が配設されている。このヘッドランプ20は、大略、発光素子21とリフレクタ22によって構成されている。
【0017】
発光素子21は、ペレット状をなし、その表面に光出射面21Aが形成されて構成されている。なお、この発光素子21は、ハウジング13に対して固定されるヒートシンク23に搭載されて灯室11内に配置されるようなっている。ヒートシンク23は、発光素子21の駆動中に発生する熱を放散させるようになっている。発光素子21は、灯室11の下方において、その光出射面21Aが灯室11の上方を指向するようにして配置されている。すなわち、発光素子21は、その光出射面21Aが前面レンズ12と直接に対向することなく、該光出射面21Aからの光の出射方向(図中矢印Aで示す)が前面レンズの光軸(図中点線Oで示す)と交差するように配置されている。
【0018】
リフレクタ22は、発光素子21の配置面(ヒートシンク23の搭載面に相当する)とほぼ面一となる平坦部22Aと、発光素子21の配置面に対して上方の側に形成される湾曲部22Bとを有し、前面レンズ12側に開口22Cが形成されて構成されている。図3は、リフレクタ22を前面レンズ12側から観た斜視図であり、該リフレクタ22は平坦部22Aと湾曲部22Bとで開口22Cを有する容器状の形態を有して構成されていることが明かとなる。
【0019】
図2に戻り、リフレクタ22の平坦部22Aの発光素子21が配置される個所には該発光素子21を露出させる開口部22Dが設けられている。これにより、発光素子21Aをヒートシンク23を介してハウジング13に固定させた後に、リフレクタ22をハウジング13に固定させることによって、発光素子21をリフレクタ22に対して所定の個所に配置できるようになっている。
【0020】
リフレクタ22の湾曲部22Bは、たとえば回転放物面、放物柱面等を組み合わせた自由表面を有し、発光素子21と対向する側の内面は光反射処理がなされた光反射面を備えて構成されている。リフレクタ22の湾曲部22Bは、発光素子21の光出射面21Aからの光を前記光反射面で反射させて前面レンズ12側へ出射させる機能を有するようになっている。
【0021】
リフレクタ22の平坦部22Aにおいて、発光素子21が配置される前記開口部22Dの周囲には、たとえば樹脂材あるいは金属等からなるシェード30と着色部材31とが取り付けられて設けられている。シェード30は、発光素子21の前方(前面レンズ12側)に設けられ、発光素子21の周辺を光出射面21Aに至る手前まで被うようにして形成されている。このシェード30は、車両用灯具10の灯室11を前面レンズ12を通して観た場合に、発光素子21あるいはこの発光素子21に接続される配線等が直接に目視されることのないように遮蔽部材としての機能を有するようになっている。着色部材31は、たとえばシェード30と一体に形成され、発光素子21の両脇部および後方部(前面レンズ12の反対側)に設けられている。この場合、発光素子21の後方部(前面レンズ12の反対側)の着色部材31の面積は発光素子21の両脇部の面積よりも大きくなるように形成されている。これにより、着色部材31は、シェード30が形成されている部分を除いて、発光素子21の光出射面21Aの周辺に隣接して設けられるようになる。なお、この着色部材31は、たとえば青色に着色された部材となっている。しかし、必ずしも青色に限定されることはなく、青色以外の他の色であってもよいことはいうまでもない。
【0022】
図1は、図3のI−I線における断面を示した図である。なお、図1においてヒートシンク23は省略して示している。図1は、着色部材31からの光がリフレクタ22の湾曲部22Bの内面の光反射面で反射して前面レンズ12側(図中左側)に出射される際の光路の一部を図中矢印で示している。この場合、着色部材31を発光素子21の光出射面21Aに近接させて配置させることによって、リフレクタ22の前記光反射面で反射された光は前面レンズ12をそのほぼ全域に亘って入射できるようになる。このため、車両用灯具10のリフレクタ22を前面レンズ12を通して目視した場合に、リフレクタ22のほぼ全域が青く見えるようになる。また、着色部材31を、主として発光素子21の後方部に配置させることによって、該着色部材31の面積が比較的小さくても、車両用灯具10のリフレクタ22を目視した場合に、該着色部材31によるリフレクタ22内の着色を一層きわだたせる効果を奏するようになる。この理由は、通常、車両用灯具10の灯室11を目視する場合、人の頭の位置によって、図の矢印αに示すように、車両用灯具10を見下ろす方向から観るため、リフレクタ22の湾曲部22Bよりも平坦部22Aの奥が見易くなるからである。このように形成した着色部材31は、発光素子21の光出射面21Aからの光の経路を遮ることなく配置させることができることから、車両用灯具10の光の照射量の減少を招く不都合を回避することができるようになる。なお、図1において、発光素子21の光出射面21Aからの光を省略しているが、この光はリフレクタ22の湾曲部22Bの光反射面で反射して前面レンズ12側に出射されることはいうまでもない。
【0023】
実施態様1の説明において、着色部材31は、発光素子21の両脇部にも設けるようにしたものであるが、この両脇部に着色部材31を設けることなく、発光素子21の後方部(前面レンズ12の反対側)のみに設けるようにしてもよい。このようにした場合にも本発明の効果を充分に奏することができるようになるからである。
(実施態様2)
図4は、本発明の車両用灯具10の実施態様2の概略を示す断面図で、図2と対応させて描いた図となっている。図2の場合と比較して異なる点は、前面レンズ12とハウジング13によって画成される灯室11内に配置されるヘッドランプ20にあり、該ヘッドランプ20は、実施態様1に示すヘッドランプ20に対して上下逆の配置関係になっていることにある。すなわち、ヘッドランプ20の発光素子21は、灯室11の上方において、その光出射面21Aが灯室11の下方を指向するようにして配置されている。この場合において、発光素子21は、実施態様1と同様に、その光出射面21Aが前面レンズ12と直接に対向することなく、該光出射面21Aからの光の出射方向(図中矢印Bで示す)が前面レンズ12の光軸Oと交差するように配置されている。また、発光素子21は、実施態様1と同様に、ハウジング13に取り付けられたヒートシンク23に搭載されて配置されている。
【0024】
ヘッドランプ20のリフレクタ22は、発光素子21の配置面(ヒートシンク23の搭載面に相当する)とほぼ面一となる平坦部22Aと、発光素子21の配置面に対して下方の側に形成される湾曲部22Bとを有し、前面レンズ12側に開口22Cが形成されて構成されている。図5は、リフレクタ22を前面レンズ12側から観た斜視図であり、該リフレクタ22は平坦部22Aと湾曲部22Bとで開口22Cを有する容器状の形態を有して構成されていることが明らかとなる。
【0025】
図4に戻り、リフレクタ22の平坦部22Aの発光素子21が配置される個所には、実施態様1と同様に、該発光素子21を露出させる開口部22Dが設けられている。これにより、発光素子21をヒートシンク23を介してハウジング13に固定させた後、リフレクタ22をハウジング13に固定させることによって、発光素子21をリフレクタ22に対して所定の個所に配置できるようになっている。
【0026】
リフレクタ22の湾曲部22Bは、実施態様1と同様に、たとえば回転放物面、放物柱面等を組み合わせた自由表面を有し、発光素子21と対向する内面は光反射処理がなされた光反射面を備え、発光素子21からの光が該光反射面によって反射されて前面レンズ12側へ照射されるようになっている。
【0027】
そして、リフレクタ22の平坦部22Aには、発光素子21が配置される前記開口部22Dの周囲であって発光素子21の前方部(前面レンズ12側)に、たとえば樹脂材あるいは金属等からなるシェード30が取り付けられて設けられている。シェード30は、発光素子21の周辺を光出射面21Aに至る手前まで被うようにして形成され、これにより、車両用灯具10の灯室11を前面レンズ12を通して観た場合に、発光素子21あるいはこの発光素子21に接続される配線等が直接に目視されることがないようになっている。さらに、発光素子21の前方部(前面レンズ12側)には着色部材31が設けられている。この実施態様2では、着色部材31は、たとえばシェード30と一体で形成され、シェード30とともにたとえば青色に着色されて構成されている。ここで、この実施態様2での着色部材31は、実施態様1において着色部材31が発光素子21の少なくとも後方部(前面レンズ12と反対側)に設けられているのに対し、少なくとも発光素子21の前方部(前面レンズ12側)に形成されていることに相違を有する。
【0028】
図6は、図5のVI−VI線における断面を示した図である。なお、図6においてはヒートシンク23は省略して示している。図6は、着色部材31からの光がリフレクタ22の湾曲部22Bに形成された光反射面で反射して前面レンズ12側に出射される際の光路の一部を矢印によって示している。この場合、着色部材31を発光素子21の光出射面21Aに近接させて配置させることによって、リフレクタ22の光反射面で反射された光は前面レンズ12をそのほぼ全域に亘って入射できるようになる。このため、車両用灯具10のリフレクタ22を前面レンズ12を通して目視した場合に、リフレクタ22のほぼ全域が青く見えるようになる。また、着色部材31を、発光素子21の前方部(前面レンズ12側)に配置させることによって、該着色部材31の面積が比較的小さくても、車両用灯具10の灯室11を目視した場合に、該着色部材31によるリフレクタ22内の着色を一層きわだたせる効果を奏するようになる。この理由は、通常、車両用灯具10の灯室11を目視する場合、人の頭の位置によって、図6の矢印βに示すように、車両用灯具10を見下ろす方向に観るため、リフレクタ22の光反射面を介して発光素子21の前方部が広い領域に亘って目視できるようになっているからである。このように形成した着色部材31は、発光素子21の光出射面21Aからの光の経路を遮ることなく配置させることができることから、車両用灯具10の光の照射量の減少を招く不都合を回避することができるようになる。なお、図において、発光素子21の光出射面21Aからの光を省略しているが、この光はリフレクタ22の光反射面で反射して前面レンズ12側に出射されることはいうまでもない。
【0029】
実施態様2の説明において、着色部材31は、発光素子21の前方部(前面レンズ12側)に設けるようにしたものであるが、これに限らず、発光素子21の両脇部、さらに発光素子21の後方部(前面レンズ12と反対側)にも設けるようにしてもよい。このようにした場合にも本発明の効果を奏することができるようになるからである。また、この着色部材31は青色を呈するものを例に挙げたものであるが、必ずしも青色に限定されることはなく、青色以外の他の色であってもよいことはもちろんである。
【0030】
以上、説明したように、本発明による車両用灯具10によれば、発光素子21からの光を全く遮ることなく、消灯時における光源の周囲を所定の色に呈するようにさせることによって見映えの向上を図ることができるようになる。
【0031】
上述した各実施態様では、リフレクタ22は平坦部22Aと湾曲部22Bとで構成されるものとして説明した。しかし、リフレクタ22は、その湾曲部22Bにおいてリフレクタ(光反射部材)としての主なる機能を有する部分となっている。このことから、リフレクタ22は、平坦部22Aは必ずしも必要となる部材となるものではなく、湾曲部22Bのみの構成とするようにしてもよい。
【0032】
また、上述した各実施態様では、発光素子21の前方部(前面レンズ12側)に隣接させてシェード30を取りつけた構成を示したものである。しかし、このシェード30は取り付けられてなくてもよいことはいうまでもない。
【0033】
また、上述した各実施例では、光源として発光素子21を用いたものであるが、必ずしも発光素子21に限定されることはないことはいうまでもない。
【0034】
また、上述した各実施態様では、ヘッドランプ20を例として揚げたものであるが、これに限定されることはなく、たとえばテールランプ、あるいはフォグランプ等の他のランプにも適用できることはいうまでもない。
【0035】
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。またその様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
【符号の説明】
【0036】
10……車両用灯具、11……灯室、12……前面レンズ、12A……周縁部(前面レンズの)13……ハウジング、14……開口(ハウジングの)、14A……開口縁(ハウジングの)、15……溝部、16……シール材、20……ヘッドランプ、21……発光素子、21A……光出射面、23……ヒートシンク、
22……リフレクタ、22A……平坦部、22B……湾曲部、22C……開口(リフレクタの)、22D……開口部(リフレクタの)30……シェード、31……着色部材。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ハウジングと前面レンズで構成される灯室内に、リフレクタと光源が内蔵される車両用灯具であって、
前記光源は、その光出射面からの光の出射方向が前記前面レンズの光軸と交差するように配置され、
前記リフレクタは、前記光源の配置面に対して一方の側に配置され、前記光源からの光を前記前面レンズ側に反射させる湾曲部を有して構成され、
前記光源の光出射面の周囲の少なくとも一部に隣接して着色部材が配置されていることを特徴とする車両用灯具。
【請求項2】
前記光源は、前記車両用灯具を車両に取り付けた状態で、前記リフレクタよりも上方に配置され、前記着色部材は、少なくとも、前記光源の光出射面に対して前記前面レンズ側に隣接して配置されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
【請求項3】
前記光源は、前記車両用灯具を車両に取り付けた状態で、前記リフレクタよりも下方に配置され、前記着色部材は、少なくとも、前記光源の光出射面に対して前記前面レンズと反対側に隣接して配置されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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