説明

車両用照明装置

【課題】 従来の車両用照明装置においては、乗員の足元を照射するものであって、後続車両に対して注意を喚起するものではなかった。
【解決手段】 車両のドアに複数並べて設けられ、ドアが開くことによる残像効果を利用し、車両後方に向けて、少なくともドアの開く方向を表す図案を発光表示させる発光部を備えたものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両のドアの開閉時に、車両後方に向けて、ドアの開閉を知らせる車両用照明装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
車両用照明装置としては、特許文献1に記載の通り、複数の発光部を有するカーテシランプをドアに設け、ドアが開放している最中に、それらの発光部を点滅させ、その光の残像効果を用いて乗降者の足元の視認性を向上させるものが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-245939号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、従来の車両用照明装置においては、乗員の足元を照射するものであって、後続車両に対して注意を喚起させるものではなかった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記問題点を解決するために、本発明は、車両のドアに複数並べて設けられ、ドアが開くことによる残像効果を利用し、車両後方に向けて、少なくともドアの開く方向を表す図案を発光表示させる発光部を備えたものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、車両用照明装置によって、車両後方に向けて、少なくともドアの開く方向を表す図案を表示するため、後続車両に対して注意を喚起させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】第1の実施形態における車両用照明装置の構成を示す制御ブロック図。
【図2】第1の実施形態における車両用照明装置を示す斜視図。
【図3】第1の実施形態における車両用照明装置の発光素子を示す詳細図。
【図4】第1の実施形態における車両用照明装置の構成を示す概略図。
【図5】第1の実施形態における車両用照明装置が表示する開方向の図案を示す車両後面図。
【図6】第1の実施形態における車両用照明装置が表示する閉方向の図案を示す車両後面図。
【図7A】第1の実施形態における車両用照明装置の処理を示すフローチャート。
【図7B】第1の実施形態における車両用照明装置の処理を示し、図7Aのフローチャートとつながるフローチャート。
【図8】第2の実施形態における車両用照明装置の構成を示す制御ブロック図。
【図9】第2の実施形態における車両用照明装置の発光素子を示す詳細図。
【図10】第2の実施形態における車両用照明装置が表示する開方向の図案を示す車両後面図。
【図11】第2の実施形態における車両用照明装置が表示する閉方向の図案を示す車両後面図。
【図12】車両用照明装置が表示する開方向の図案を示す車両後面図。
【図13】車両用照明装置が表示する開方向の図案を示す車両後面図。
【図14】車両用照明装置が表示する開方向の文字を示す車両後面図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
(実施例1)
以下、本発明の第1の実施例を図面と共に説明する。
第1の実施例における車両用照明装置100の構成を説明する。
第1の実施例における車両用照明装置100は、図1〜4に示す通り、発光部としての発光素子A101、発光素子B102、発光素子C103、発光素子D104、発光素子E105、発光素子F106と、ドア115の開度θを検出するドア開度センサー111と、ドア115の開錠を検出する開錠センサー113と、ドア115の角速度ωを検出する開閉方向検出手段としての角速度センサー112と、ドア開度センサー111と角速度センサー112と開錠センサー113の信号に基づいて発光素子A101と発光素子B102と発光素子C103と発光素子D104と発光素子E105と発光素子F106の発光または消灯を制御する発光部制御手段としてのコントローラ110とを備えている。
【0009】
車両のドア115は、図2に示す通り、前方側をヒンジ117によって車体118に取り付けられ、後方側にラッチ116を設け、このラッチ116を車体118の図示しないストライカーと嵌合させている。ドア115は、ラッチ116とストライカーの嵌合を解除することによって、ヒンジ117を回転中心として車両外側に向けて回動して開けることができる。
【0010】
ドア開度センサー111は、ドア115が閉まった状態を0度とし、この状態に対するドア115が回動したときの開度θを検出する。
【0011】
角速度センサー112は、ドア115が回動する角速度ωを検出する。その角速度ωは、ドア115が開く方向、つまり図2のX方向を正方向とし、ドア115が閉まる方向、つまりY方向を負方向として検出する。
【0012】
開錠センサー113は、ドア115のラッチ116とストライカーとの嵌合あるいは解除を検出する。ドア115はラッチ116とストライカーとが嵌合している場合には閉じられた状態とし、ラッチ116とストライカーとが解除されている場合には開けられた状態とみなされる。
【0013】
発光素子A101と発光素子B102と発光素子C103と発光素子D104と発光素子E105と発光素子F106は、LEDであって、図2,3に示す通り、ドア115の後部としての後方部119に車両上下方向に並んで複数設けられている。また、発光素子A101は、図3に示す通り、発光素子A1101aと発光素子A2101bと発光素子A3101cで構成されている。同様に、発光素子B102と発光素子C103と発光素子D104と発光素子E105と発光素子F106も、それぞれ、発光素子B1102aと発光素子B2102bと発光素子B3102c、発光素子C1103aと発光素子C2103bと発光素子C3103c、発光素子D1104aと発光素子D2104bと発光素子D3104c、発光素子E1105aと発光素子E2105bと発光素子E3105c、発光素子F1106aと発光素子F2106bと発光素子F3106cで構成されている。
【0014】
次に、車両用照明装置100のフローチャートを説明する。尚、発光素子A1101aと発光素子A2101bと発光素子A3101cは、コントローラ110により、すべて同じ制御がなされるため、このフローチャートにおいては総称して発光素子A101と示す。また、発光素子B1102aと発光素子B2102bと発光素子B3102c、発光素子C1103aと発光素子C2103bと発光素子C3103c、発光素子D1104aと発光素子D2104bと発光素子D3104c、発光素子E1105aと発光素子E2105bと発光素子E3105c、発光素子F1106aと発光素子F2106bと発光素子F3106cも同様となるため、それぞれ総称して、発光素子B102、発光素子C103、発光素子D104、発光素子E105、発光素子F106と示す。
【0015】
フローチャートは、図7A,図7Bに示す通り、開錠センサー113により、ドア115のラッチ116とストライカーとの嵌合が解除されたことを判定することによって開始となり、ステップ120に進む。
【0016】
ステップ120では、角速度センサー112により、ドア115の角速度ωを検出し、ステップ121に進む。
【0017】
ステップ121では、検出された角速度ωが0でない場合、つまりドア115が回動している場合には、ステップ122に進む。尚、検出された角速度ωが0である場合、つまりドア115が回動していない場合には、ステップ120に戻る。
【0018】
ステップ122では、検出されたドア115の角速度ωが正の場合、つまりドア115が開き方向に回動している場合には、ステップ123に進む。尚、ドア115の角速度ωが負の場合には、ステップ145に進む。ステップ145以降については、図7Bを用いて、追って説明する。
【0019】
ステップ123では、ドア開度センサー111により、ドア115が閉められた状態を0度として、ドア115の開度θを検出し、ステップ124に進む。
【0020】
ステップ124では、検出されたドア115の開度θが、0以上θ2未満の範囲にある場合には、ステップ125に進む。
【0021】
ステップ125では、発光素子C103および発光素子D104のみを点滅発光させて、ステップ123に戻る。
【0022】
ステップ123で検出されたドア115の開度θが、0以上θ2未満でない場合には、ステップ130に進む。
【0023】
ステップ130では、ドア115の開度θが、θ2以上θ3未満である場合には、ステップ131に進む。
【0024】
ステップ131では、発光素子A101と発光素子B102と発光素子C103と発光素子D104と発光素子E105と発光素子F106を点滅発光させて、ステップ123に戻る。
【0025】
ステップ123で検出されたドア115の開度θが、θ2以上θ3未満でない場合には、ステップ132に進む。
【0026】
ステップ132では、ドア115の開度θが、θ3以上θ4未満である場合には、ステップ133に進む。ステップ133では、発光素子B102と発光素子C103と発光素子D104と発光素子E105のみを点滅発光させてステップ123に戻る。
【0027】
ステップ123で検出されたドア115の開度θが、θ3以上θ4未満でない場合には、ステップ140に進む。
【0028】
ステップ140では、ドア115の開度θが、θ4以上θ5未満である場合には、ステップ141に進む。
【0029】
ステップ141では、発光素子C103と発光素子D104のみを点滅発光させてステップ123に戻る。
【0030】
ステップ123で検出されたドア115の開度θが、θ5以上の場合には、ステップ142に進む。
【0031】
ステップ142では、全ての発光素子を消灯し、フローを完了させる。ここまでのステップにより、図5に示す通り、ドア115が開く方向、つまり図2のX方向を向いた矢印108をLEDの光の残像効果によって表示させることができる。
【0032】
ステップ145では、ステップ123と同様に、ドア開度センサー111により、ドア115が閉められた状態を0度として、ドア115の開度θを検出し、ステップ150に進む。
【0033】
ステップ150では、検出されたドア115の開度θが、θ3より大きくかつθ5以下である場合には、ステップ151に進む。
【0034】
ステップ151では、発光素子C103および発光素子D104のみを点滅発光させて、ステップ145に戻る。
【0035】
ステップ145で検出されたドア115の開度θが、θ3より大きくかつθ5以下でない場合には、ステップ152に進む。
【0036】
ステップ152では、ドア115の開度θが、θ2より大きくかつθ3以下である場合には、ステップ153に進む。
【0037】
ステップ153では、発光素子A101と発光素子B102と発光素子C103と発光素子D104と発光素子E105と発光素子F106を点滅発光させて、ステップ145に戻る。
【0038】
ステップ145で検出されたドア115の開度θが、θ2より大きくかつθ3以下でない場合には、ステップ154に進む。
【0039】
ステップ154では、ドア115の開度θが、θ1より大きくかつθ2以下である場合には、ステップ155に進む。
【0040】
ステップ155では、発光素子B102と発光素子C103と発光素子D104と発光素子Eのみを点滅発光させて、ステップ145に戻る。
【0041】
ステップ145で検出されたドア115の開度θが、θ1より大きくかつθ2以下でない場合には、ステップ160に進む。
【0042】
ステップ160では、ドア115の開度θが、0より大きくθ1以下である場合には、ステップ161に進む。
【0043】
ステップ161では、発光素子C103と発光素子D104のみを点滅発光させてステップ145に戻る。
【0044】
ステップ145で検出されたドア115の開度θが、0の場合には、ステップ162に進む。
【0045】
ステップ162では、発光素子C103と発光素子D104を消灯させ、フローを完了させる。図7Bに示すフローにより、図6に示す通り、ドア115が閉じる方向、つまり図2のY方向を向いた図案としての矢印108をLEDの光の残像効果によって表示させることができる。
【0046】
次に、車両用照明装置100の動作を説明する。
【0047】
車両のドア115のラッチ116とストライカーとの嵌合が解除されたことを開錠センサー113により検出する。そして、乗員が車両外側に向けてドア115を回動することを角速度センサー112により検出する。この状態では、ドア115のラッチ116とストライカーの嵌合が解除され、ドア115が車両外側に回動するため、乗員が乗降状態にあることを判断している。
【0048】
また、ドア115の開度θに応じて、複数の発光素子A101と発光素子B102と発光素子C103と発光素子D104と発光素子E105と発光素子F106とが、コントローラ110によって、点滅発光または消灯するように制御される。これにより、開いたドア115と車体118との間の空間、つまり乗員が車内から車外、または車外から車内へと通る空間に、これら発光素子A101と発光素子B102と発光素子C103と発光素子D104と発光素子E105と発光素子F106の光の残像効果によってドア115の開または閉方向を表す図案を表示させることができる。
【0049】
矢印108は、車両後面視において、図5,6に示す通り、ドア115が開く場合にはドア115の開く方向に終点が向いたものであり、ドア115が閉まる場合にはドア115の閉まる方向に終点が向いたものとなる。また、矢印108の終点は、最後に点滅発光した発光素子C103,発光素子D104を指すように表示される。これにより、後方から見て、矢印108が回動するドア115を指すように表示されるため、矢印108の終点にあるドア115に目を向けさせる効果を得ることができる。尚、矢印108の終点はドア115の近傍を指していればよく、表示された矢印108の終点をドア115に一致させて表示していなくてもよい。ドア115の近傍とは、開いて停止したドア115の開度に対し、その開度の略半分以上の開度の範囲に入る位置をいう。
【0050】
(実施例2)
以下、本発明の第2の実施例を図面と共に説明する。
第2の実施例における車両用照明装置200の構成を説明する。
車両用照明装置200は、第1の実施例と同様な部分については説明を省略し、第1の実施例と異なる部分のみの説明を行う。
【0051】
車両用照明装置200は、図8,9に示す通り、発光部としての発光素子A1201aと発光素子A2201bと発光素子A3201c、発光素子B1202aと発光素子B2202bと発光素子B3202c、発光素子C1203aと発光素子C2203bと発光素子C3203c、発光素子D1204aと発光素子D2204bと発光素子D3204c、発光素子E1205aと発光素子E2205bと発光素子E3205c、発光素子F1206aと発光素子F2206bと発光素子F3206c、発光素子G1207aと発光素子G2207bと発光素子G3207cと、これらの発光または消灯を制御する発光部制御手段としてのコントローラ210とを備えている。図案としての矢印208は、図10,11,12に示す通り、複数表示されている。また、その各々の矢印208は、車両上下方向に離間し、かつ、一部がドア115の開く方向で重なるオーバーラップ部としてのオーバーラップOL1、OL2、OL3、OL4、OL5、OL6、OL7をもち、表示される。図12に示す矢印208のオーバーラップについて詳細に説明すると、複数の矢印208、つまり矢印Aと矢印Bと矢印Cと矢印Dにおいては、矢印Aと矢印Bではオーバーラップ部としてのオーバーラップOL5を矢印Bにもち、矢印Bと矢印CとではオーバーラップOL6を矢印Cにもち、矢印Cと矢印DではオーバーラップOL7を矢印Dにもち、表示されている。
【0052】
車両用照明装置200のフローチャートについては、実施例1と同様に、図10,11,12に示す通り、車両上下方向かつドア115の開もしくは閉方向に離間した複数の矢印208を表示させるために、発光素子を点滅発光または消灯すればよい。フローチャートの説明については、発光素子A1201aと発光素子A2201bと発光素子A3201c、発光素子B1202aと発光素子B2202bと発光素子B3202c、発光素子C1203aと発光素子C2203bと発光素子C3203c、発光素子D1204aと発光素子D2204bと発光素子D3204c、発光素子E1205aと発光素子E2205bと発光素子E3205c、発光素子F1206aと発光素子F2206bと発光素子F3206c、発光素子G1207aと発光素子G2207bと発光素子G3207cを実施例1と同じ考え方で制御すればよいため、省略する。
【0053】
車両用照明装置200の動作についても、実施例1と同様であるため、説明を省略する。
【0054】
次に、本発明の効果を説明する。
【0055】
発光素子A101と発光素子B102と発光素子C103と発光素子D104と発光素子E105と発光素子F106をドア115に設け、ドア115の開くことを表す図案を表示するため、ドア115が開くことを車両後方に対し、警告することができる。
【0056】
ドア115の開く方向を表す矢印208で表示するため、ドア115が開方向に回動していることを直感的に認識させることができる。
【0057】
矢印208は、車両上下方向に離間し、かつドア115の開く方向で少なくとも一部が重なるように、複数配されるため、ドア115の回動を止めた場合でも、いずれかの矢印208を表示させることができる。また、ドア115の回動を途中で止め、再度回動させた場合でも、ドア115が開く方向を表す矢印208の認識を高めることができる。
【0058】
矢印208の終点が回動するドア115の近傍を指すように配されているため、矢印208がドア115を指しているように認識させることができ、直感的に回動しているドア115に目を向けさせることができる。
【0059】
ドア115の開閉方向を検出し、ドア115の閉方向を検出した場合には、ドア115が閉まることを表す図案を表示させる。これにより、ドア115が閉まった直後、半ドアで再度ドア115がすぐに開くかもしれないため、後方に対して、ドア115に対する注意を継続させることができる。
【0060】
ドア115の後方側に発光素子A101と発光素子B102と発光素子C103と発光素子D104と発光素子E105と発光素子F106を設けているため、これらの発光素子とドア115の回転中心との間の距離を長くとることができ、ドア115と車体118との間の空間に図案をより大きく表示させることができる。
【0061】
尚、本発明の実施形態は上記のものに限らず、他の種々の態様を採用できるものである。実施例1または実施例2においては、ドア115の開度θを検出することによって発光素子の発光のタイミングを制御したが、ドア115の開度θに代えて回動時間を検出し、同様に作動させることができる。また、表示させる図案については、車両後面視において、例えば、図13〜14のものが挙げられる。これらの図案は、実施例1のフローチャートの考え方を用いることによって、表示させることができる。
【0062】
図13の図案である矢印は、図10の矢印の発光素子の点滅と消灯とを反転させて表示したものである。
【0063】
図14の図案は、ドア115が開方向に回動する際には、”OPEN”と表示させ、ドア115が開くことを表示することができる。ドア115が閉まる場合には、”CLOSE”と表示することにより、ドア115が閉まることも表示することができる。
【0064】
さらに、ドア115の開方向を表示する図案は、赤色で発光させて表示し、閉方向を表示する図案は、緑色で表示し、開と閉方向で色を分けることができる。尚、この色は、赤と緑に限らずに他の色で表示させてもよい。また、ドア115が回動を止め、止まった場合には、すべての発光素子を点滅発光させて、後方からの注意を喚起させてもよい。
【符号の説明】
【0065】
車両用照明装置 100
発光素子A 101
発光素子B 102
発光素子C 103
発光素子D 104
発光素子E 105
発光素子F 106
コントローラ 110
ドア開度センサー 111
角速度センサー 112
開錠センサー 113

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両のドアに複数並べて設けられ、前記ドアの開くことによる残像効果を利用して、車両後方に向けて、少なくとも前記ドアが開くことを表す図案を発光表示する発光部を備えたことを特徴とする車両用照明装置。
【請求項2】
前記ドアが開くことを表す図案は、前記ドアの開く方向を表わす矢印であることを特徴とする請求項1に記載の車両用照明装置。
【請求項3】
前記矢印は、複数表示され、その各々の矢印は、車両上下方向に離間し、かつ、一部が前記ドアの開く方向で重なるオーバーラップ部を有するように配されることを特徴とする請求項2に記載の車両用照明装置。
【請求項4】
前記矢印は、該矢印の終点が回動する前記ドアの近傍を指すように配されることを特徴とする請求項2又は3に記載の車両用照明装置。
【請求項5】
前記ドアの開閉方向を検出する開閉方向検出手段と、前記開閉方向検出手段によって検出される前記ドアの開閉方向に応じて、前記ドアが開くことを表す図案又は前記ドアが閉まることを表す図案を表示させる発光部制御手段とを有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の車両用照明装置。
【請求項6】
前記発光部は、前記ドアの後部に設けたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の車両用照明装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7A】
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【図7B】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【公開番号】特開2010−167984(P2010−167984A)
【公開日】平成22年8月5日(2010.8.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−13955(P2009−13955)
【出願日】平成21年1月26日(2009.1.26)
【出願人】(000003997)日産自動車株式会社 (16,386)
【Fターム(参考)】