説明

車両運転情報表示装置

【課題】ドライバ毎の運転情報と車両全体の運転情報とを対比させて、各ドライバの相対的な関係を表示する車両運転情報表示装置を提供することを目的とする。
【解決手段】車両運転情報表示装置1は、車両を運転するドライバを識別するドライバ識別手段20と、ドライバ識別手段20により識別されたドライバ毎の運転情報と車両全体の運転情報とを処理する運転情報処理手段21と、運転情報処理手段21により処理された、少なくとも1つの前記ドライバ毎の運転情報と前記車両全体の運転情報とを対比させて表示する運転情報表示手段22とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、燃費等の運転情報を表示する車両運転情報表示装置に関し、より詳細には、ドライバ毎の運転情報を車両全体の運転情報と対比させながら表示する車両運転情報表示装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の車両運転情報表示装置は、車両の速度、走行距離、燃料消費量、変速機のシフト位置、エンジン回転数、アクセル開度、ブレーキ使用回数等に基づいて、燃費やドライバの運転特性に関する運転情報を分析して表示する。燃費は、走行距離を燃料消費量で除すことで算出され、ドライバの運転特性は、アクセルおよびブレーキの使用頻度、車両の平均速度等から判定される。運転情報は、燃費、走行距離、走行時間、加速の仕方やブレーキのかけ方といったドライバの運転特性等を含む情報である。
【0003】
このような車両運転情報表示装置は、交通事故が発生した場合、その発生原因を事後的に分析するために使用されたり、企業における社用車の使用状況を管理したりするために使用される。
【0004】
また、このような車両運転情報表示装置は、多人数で共用される車両を管理する場合にも適用され、例えば、車載の入力装置を介して各ドライバに認証情報を入力させることにより各ドライバを識別し、同じ車両を使用する複数のドライバの運転特性や燃費等をドライバ毎に分析する装置も知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【特許文献1】特開2004−102824号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の装置は、同一車両におけるドライバ毎の運転情報を標準的な運転情報や他のドライバの運転情報と対比させて表示するが、同一車両におけるドライバ毎の運転情報と当該車両全体の運転情報とを対比させて表示しない。そのため、表示された運転情報が複数のドライバの中で相対的にどのような意味を有するのかが把握しにくいという問題がある。
【0006】
そこで、本発明は、ドライバ毎の運転情報と車両全体の運転情報とを対比させて、各ドライバの相対的な関係を表示する車両運転情報表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述の課題を解決するために、第1の発明に係る車両運転情報表示装置は、車両を運転するドライバを識別するドライバ識別手段と、該ドライバ識別手段により識別されたドライバ毎の運転情報と車両全体の運転情報とを処理する運転情報処理手段と、該運転情報処理手段により処理された、少なくとも1つの前記ドライバ毎の運転情報と前記車両全体の運転情報とを対比させて表示する運転情報表示手段とを備えることを特徴とする。
【0008】
また、第2の発明は、第1の発明に係る車両運転情報表示装置であって、前記運転情報表示手段は、前記ドライバ毎の運転情報を所定の基準で順番付けて表示することを特徴とする。
【0009】
また、第3の発明は、第1または第2の発明に係る車両運転情報表示装置であって、前記運転情報表示手段は、前記ドライバ毎の運転情報および前記車両全体の運転情報のうちの少なくとも1つをグラフ化して表示することを特徴とする。
【0010】
また、第4の発明は、第1乃至第3の発明のうちの何れかに係る車両運転情報表示装置であって、前記運転情報表示手段は、前記ドライバ毎の運転情報および前記車両全体の運転情報のうちの少なくとも1つの時間推移を表示することを特徴とする。
【0011】
また、第5の発明は、第1乃至第4の発明のうちの何れかに係る車両運転情報表示装置であって、前記ドライバ毎の運転情報および前記車両全体の運転情報のうちの少なくとも1つが所定の状態にあることを区別して表示する状態区別手段を有することを特徴とする。
【0012】
また、第6の発明は、第1乃至第5の発明のうちの何れかに係る車両運転情報表示装置であって、前記運転情報は、燃費に関する情報であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0013】
上述の手段により、本発明は、ドライバ毎の運転情報と車両全体の運転情報とを対比させて、各ドライバの相対的な関係を表示する車両運転情報表示装置を提供できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、図面を参照しつつ、本発明を実施するための最良の形態の説明を行う。
【0015】
図1は、車両運転情報表示装置の構成例を示す図である。車両運転情報表示装置1は、CPU(Central Processing Unit)2、HDD(Hard Disk Drive)3、RAM(Random Access Memory)4、ROM(Read Only Memory)5を有し、アクセルセンサー6、ブレーキセンサー7、車速センサー8、燃料センサー9、カメラ10、ディスプレイ11および入力装置12に接続される。
【0016】
CPU2は、ドライバ識別手段20、運転情報処理手段21、運転情報表示手段22および状態区別手段23を有し、HDD3またはROM5に格納されたプログラムがRAM4に展開されてこれら手段をCPU2に実行させる。
【0017】
HDD3は、不揮発性の記憶媒体であり、アクセルセンサー6、ブレーキセンサー7、車速センサー8および燃料センサー9から取得したデータを記憶する。また、HDD3は、ドライバ識別手段20がドライバを識別するために、カメラ10で取得した画像データと比較するための画像データを保管する。
【0018】
RAM4は、揮発性の記憶媒体であり、上述の手段を実行するためのプログラムを展開したり、各センサーからのデータを加工したりするための作業領域を提供する。
【0019】
ROM5は、不揮発性の記憶媒体であり、上述の手段を実行するためのプログラムを保管する。
【0020】
アクセルセンサー6は、アクセルペダルの踏み込み量を電気信号に置き換えて車両運転情報表示装置1に送信する。ブレーキセンサー7は、ブレーキペダルの踏み込み量を電気信号に置き換えて車両運転情報表示装置1に送信する。車速センサー8は、駆動軸に取り付けられて駆動軸の回転数を取得し、車両速度、走行距離等を算出して車両運転情報表示装置1に送信する。燃料センサー9は、ガソリン等の燃料の噴射量を計測して燃料の消費量を車両運転情報表示装置1に送信する。また、車両運転情報表示装置1の運転情報処理手段21は、受信したデータをHDD3に蓄積する。
【0021】
カメラ10は、ドライバの画像データを取得するためのものであり、ドライバ識別手段20がHDD3に格納されている画像データとカメラ10により取得された画像データとを比較してドライバを識別できるようにする。ディスプレイ11は、カーナビゲーションシステム等で使用されるLCD(Liquid Crystal Display)等の表示部であり、運転情報表示手段22が各種情報を表示するために使用する。入力装置12は、ディスプレイ11上に配置されるタッチパネルスクリーンであり、ドライバが車両運転情報表示装置1にデータを入力する際に使用される。なお、入力装置は、ハードウェアボタンやスイッチ等であってもよい。
【0022】
ドライバ識別手段20は、HDD3に格納されている画像データとカメラ10により取得された画像データとを比較して自動的にドライバを識別する。なお、ドライバ識別手段20は、IDカード認証、指紋認証、静脈認証、声紋認証、虹彩認証等によりドライバを識別するようにしてもよく、入力装置12を介してドライバに暗証番号等の識別情報を入力させることでドライバを識別するようにしてもよい。
【0023】
また、ドライバ識別手段20は、イグニッションスイッチがオンとなった場合にドライバの識別を行うようにしてもよく、一定の時間間隔でドライバの識別を行うようにしてもよい。
【0024】
運転情報処理手段21は、ドライバ識別手段20により識別されたドライバと、アクセルセンサー6、ブレーキセンサー7、車速センサー8および燃料センサー9から取得したデータとを関連付けて継続的にHDD3に記憶し、これらHDD3に記憶されたデータから、ドライバ毎のデータを抽出してドライバ毎の運転情報を算出し、或いは、HDD3に記憶されたドライバ全員のデータから車両全体の運転情報を算出する。運転情報処理手段21は、これら算出を随時行ってもよく、所定の時間間隔で定期的に行ってもよい。
【0025】
運転情報表示手段22は、運転情報処理手段21が算出したドライバ毎の運転情報や車両全体の運転情報をディスプレイ11に表示する。
【0026】
状態区別手段23は、例えば、ドライバ識別手段20により識別されたドライバの瞬間燃費が、上昇傾向にある場合にその数値またはグラフ表示を緑色表示し、下降傾向にある場合にその数値またはグラフ表示を赤色表示し、或いは、上昇傾向でも下降傾向でもない安定傾向にある場合は灰色表示して、特定のドライバの瞬間燃費がどのような状態にあるかを一見して把握できるようにする。
【0027】
上昇傾向か下降傾向かの判断は、例えば、過去の所定期間毎(例えば10分刻みとする。)の平均燃費が連続して3期間上昇している場合に上昇傾向にあるとし、連続して3期間下降している場合に下降傾向にあるとし、他の場合に安定傾向にあるとする。
【0028】
また、状態区別手段23は、平均燃費の変動傾向の他に、特定ドライバの平均燃費が車両全体の平均燃費に比べて高いか(良いか)低いかを判断基準として、例えば、平均燃費が車両全体の平均燃費に比べて低い場合にその数値またはグラフ表示の表示色を切り替えたり、点滅表示させたり、グラフ表示の模様を変更したり、或いは、警報音を発したりするようにしてもよい。
【0029】
このように、グラフ表示を用いたり、情報に応じて表示色や表示方法を変更したりすることは、情報の表現力を高め、ドライバが容易かつ迅速に情報を把握できるようにする。
【0030】
図2は、運転情報表示手段22がディスプレイ11の表示部30に表示させる運転情報の表示例を示す図である。運転情報表示手段22は、表示部30の左側部に車両全体の平均燃費31を棒グラフで表示し、表示部30の中央部にある燃費情報表示部32にドライバ識別手段20により識別されたドライバAの平均燃費32を棒グラフで表示する。表示部30の左側部の数値は、燃費(Km/l)であり、車両全体の平均燃費が20(Km/l)であることを示し、ドライバAの平均燃費32が17.5(Km/l)であることを示す。また、運転情報表示手段22は、燃費情報表示部32の中央部にある時間推移表示部33にドライバAの平均燃費32の時間推移を棒グラフで表示する。
【0031】
例えば、図2の時間推移表示部33は、40分前のドライバAの期間平均燃費33が15(Km/l)、30分前のドライバAの期間平均燃費33が20(Km/l)、20分前のドライバAの期間平均燃費33が15(Km/l)、10分前のドライバAの期間平均燃費33が20(Km/l)、現在のドライバAの期間平均燃費33が17.5(Km/l)であることを示す。なお、図2は、過去の期間平均燃費を10分毎に表示するが、時間幅を1時間毎、或いは、1日毎等に変更してもよく、随時時間幅を切り替えられるようにしてもよい。
【0032】
また、状態区別手段23は、ドライバAの期間平均燃費が車両全体の平均燃費を下回った(燃費が悪かった)40分前のドライバAの期間平均燃費33と、20分前のドライバAの期間平均燃費33との棒グラフを赤色表示し、ドライバAの期間平均燃費が車両全体の平均燃費を上回った(燃費が良かった)他の時点での期間平均燃費の棒グラフを緑色表示する。なお、表示色の切り替えは、所定の設定値を閾値として行われてもよい。
【0033】
このように、ドライバは、自身の運転による平均燃費が車両全体の平均燃費と比較してどのようになっているのかを一見して把握することができ、同時に、自身の運転による期間平均燃費が時系列でどのように推移しているのかを確認することができる。一般的に、ドライバは、車両全体における平均燃費を自身の平均燃費と比較して表示されると、自身の平均燃費が車両全体における平均燃費を上回るようにしたいと意識するようになり、その結果、ドライバは、自身の運転特性の改善と燃費の向上とを意識して運転し、遂には無意識のうちにそのような運転ができるようになり、環境に配慮した運転(エコドライブ)を実現できる。
【0034】
リセットボタン34が押下されると、運転情報表示手段22は、HDD3に蓄積されたドライバAに関する過去の運転情報を無効にし、或いは、消去する。これにより、ドライバAの運転情報はリセットされ、再度、データが蓄積されることにより、運転情報表示手段22は、新たな運転情報を表示する。また、車両全体の運転情報に占めるドライバAの運転情報による影響も無効にし、或いは、消去する。なお、リセットボタン34は、識別されたドライバに関する運転情報のみをリセットし、識別されていないドライバの運転情報をリセットしない。他のドライバのデータを不注意によりリセットしないようにするためである。
【実施例1】
【0035】
図3は、運転情報表示手段22がディスプレイ11の表示部30に表示させる運転情報の別の表示例を示す図である。運転情報表示手段22は、表示部30の左側部に車両全体の平均燃費31を棒グラフで表示し、表示部30の中央部にあるドライバ別燃費情報表示部40に複数のドライバのそれぞれの平均燃費を棒グラフで表示する。表示部30の左側部の数値は、燃費(Km/l)であり、車両全体の平均燃費が17.5(Km/l)であることを示す。また、運転情報表示手段22は、ドライバ別燃費情報表示部40にドライバAの平均燃費40、ドライバBの平均燃費40、ドライバCの平均燃費40、および、ドライバDの平均燃費40の棒グラフを表示する。ドライバA乃至Dは、総走行距離の大きい順に図の左から右に並べて表示される。なお、総走行距離が所定値に満たないドライバに関する平均燃費の棒グラフは表示しないようにしてもよく、或いは、「その他のドライバ」としてまとめて表示するようにしてもよい。なお、図2の表示と図3の表示の切り替えは、タッチパネルスクリーン12の図示しない切り替えボタンにより行われてもよく、所定時間毎に自動的に切り替えが行われてもよい。
【0036】
例えば、図3は、ドライバ識別手段20により識別されたのがドライバBであり、ドライバBの平均燃費が上昇しているために、ドライバBの棒グラフが緑色表示される。なお、他のドライバの平均燃費を表す棒グラフは灰色表示され、識別されたドライバが区別できるようにする。
【0037】
このように、ドライバBは、平均燃費が上昇していることを容易に把握でき、当初は意識的に現在の運転特性を維持しようとし、遂には無意識のうちに係る運転特性を継続するようになる。一方、仮にドライバBの平均燃費が下降しているために、ドライバBの棒グラフが赤色表示されると、ドライバBは、平均燃費が下降していることを容易に把握でき、当初は意識的に現在の運転特性を改善しようとし、遂には無意識のうちに改善された運転特性を継続するようになる。
【0038】
また、ドライバBの総走行距離は、同一車両を運転するドライバの中でドライバAに次ぐ8000(Km)であり、ドライバBの平均燃費の棒グラフは、ドライバ別燃費情報表示部の左から2番目に表示される。
【0039】
このように、ドライバは、自身の運転による平均燃費が車両全体の平均燃費、或いは、同一車両を運転する他のドライバの平均燃費と比較してどのようになっているのかを一見して把握することができ、同時に、自身の総走行距離が他のドライバの総走行距離と比較してどのようになっているか、或いは、自身の総走行距離がすべてのドライバの間で何番目に大きいのかを確認することができる。その結果、ドライバは、燃費の向上を意識して運転できるようになる。
【0040】
図4は、図3におけるドライバ別燃費情報表示部40の棒グラフを並び替えた図である。図3が総走行距離の大きい順にドライバ別の平均燃費の棒グラフを図の左から右に並べて表示させたのに対し、図4は、平均燃費が高い(燃費が良い)順にドライバ別の平均燃費の棒グラフを図の左から右に並べて表示させた点で異なる。なお、この並べ替えは、タッチパネルスクリーン12の図示しない切り替えボタンにより行われてもよく、所定時間毎に自動的に切り替えが行われてもよい。
【0041】
例えば、図4は、ドライバ識別手段20により識別されたのがドライバBであり、ドライバBの平均燃費が上昇しているために、ドライバBの棒グラフが緑色表示され、他のドライバの平均燃費を表す棒グラフは、ドライバBと区別できるよう灰色表示される。また、ドライバBの平均燃費は、同一車両を運転するドライバの中で最も高い22.5(Km/l)であり、ドライバBの平均燃費の棒グラフは、ドライバ別燃費情報表示部の最も左側に表示される。
【0042】
このように、ドライバは、自身の運転による平均燃費が車両全体の平均燃費と比較してどのようになっているのかを一見して把握することができ、同時に、自身の運転による平均燃費が同一車両を運転する他のドライバの平均燃費と比較してどのようになっているか、或いは、自身の平均燃費がすべてのドライバの間で何番目に高い(良い)のかを確認することができる。その結果、ドライバは、燃費の向上を意識して運転できるようになる。
【0043】
以上、本発明の好適な実施例について詳説したが、本発明は上述した実施例に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなしに種々の変形および置換を行うことができる。
【0044】
例えば、上述の実施例では、平均燃費に基づいて種々の表示を行っているが、エンジン回転数、加速時間、減速時間、平均速度等、ドライバに安全運転や燃費の良い運転を意識させる運転情報に基づいて種々の表示を行ってもよい。
【図面の簡単な説明】
【0045】
【図1】車両運転情報表示装置の構成例を示す図である。
【図2】運転情報の表示例(その1)を示す図である。
【図3】運転情報の表示例(その2)を示す図である。
【図4】運転情報の表示例(その3)を示す図である。
【符号の説明】
【0046】
1 車両運転情報表示装置
2 CPU
3 HDD
4 RAM
5 ROM
6 アクセルセンサー
7 ブレーキセンサー
8 車速センサー
9 燃料センサー
10 カメラ
11 ディスプレイ
12 入力装置
20 ドライバ識別手段
21 運転情報処理手段
22 運転情報表示手段
23 状態区別手段
30 表示部
31 車両全体の平均燃費
32 燃費情報表示部
33 時間推移表示部
34 リセットボタン
40 ドライバ別燃費情報表示部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両を運転するドライバを識別するドライバ識別手段と、
該ドライバ識別手段により識別されたドライバ毎の運転情報と車両全体の運転情報とを処理する運転情報処理手段と、
該運転情報処理手段により処理された、少なくとも1つの前記ドライバ毎の運転情報と前記車両全体の運転情報とを対比させて表示する運転情報表示手段と、
を備えることを特徴とする車両運転情報表示装置。
【請求項2】
前記運転情報表示手段は、前記ドライバ毎の運転情報を所定の基準で順番付けて表示することを特徴とする請求項1に記載の車両運転情報表示装置。
【請求項3】
前記運転情報表示手段は、前記ドライバ毎の運転情報および前記車両全体の運転情報のうちの少なくとも1つをグラフ化して表示することを特徴とする請求項1または2に記載の車両運転情報表示装置。
【請求項4】
前記運転情報表示手段は、前記ドライバ毎の運転情報および前記車両全体の運転情報のうちの少なくとも1つの時間推移を表示することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の車両運転情報表示装置。
【請求項5】
前記ドライバ毎の運転情報および前記車両全体の運転情報のうちの少なくとも1つが所定の状態にあることを区別して表示する状態区別手段を有することを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の車両運転情報表示装置。
【請求項6】
前記運転情報は、燃費に関する情報であることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の車両運転情報表示装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2007−122239(P2007−122239A)
【公開日】平成19年5月17日(2007.5.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−311236(P2005−311236)
【出願日】平成17年10月26日(2005.10.26)
【出願人】(000003207)トヨタ自動車株式会社 (59,920)
【Fターム(参考)】