説明

車体下部構造

【課題】メンテナンス時のみならず、ペダル取り付け後のフロア部品の組み付け時やペダル周りの整備時においてペダルが邪魔にならず、作業性を向上できる車体下部構造の実現。
【解決手段】運転席3側のダッシュロアパネル4後方位置で、上部が回動支持されて下部の踏面部11aが乗員の踏み込み操作により前後方向のダッシュロアパネル4又はフロアパネル5に近づくようにストロークするアーム状のペダル装置10を有する車体下部構造であって、前記ペダル装置10に、前記踏面部11aが、通常の踏み込み操作位置よりも前記ダッシュロアパネル4、フロアパネル5、又は車幅方向中央部において上方に膨出するフロアトンネル部2に対して離間する方向に変位する退避機構25を設けた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車室内下部のペダル装置を回動支持する車体下部構造に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の車体下部構造として、特許文献1には、エンジンがミッドシップ配置された車両において、車幅方向中央部に膨出するフロアトンネル部の側壁に車室内からスパークプラグへのアクセスを可能にするサービスホールを設けた構造が記載されている。
【特許文献1】特開平07−228156号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、特許文献1では、サービスホールからエンジンへアクセスするメンテナンス時のみならず、ペダル取り付け後のフロア部品の組み付け時やペダル周りの整備時においてダッシュロアパネル又はフロアパネルペダル近傍のペダルが邪魔になる。
【0004】
本発明は、上述の課題に鑑みてなされ、その目的は、メンテナンス時のみならず、ペダル取り付け後のフロア部品の組み付け時やペダル周りの整備時においてペダルが邪魔にならず、作業性を向上できる車体下部構造を実現することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述の課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る第1の形態は、運転席側のダッシュロアパネル後方位置で、上部が回動支持されて下部の踏面部が乗員の踏み込み操作により前後方向のダッシュロアパネル又はフロアパネルに近づくようにストロークするアーム状のペダル装置を有する車体下部構造であって、前記ペダル装置に、前記踏面部が、通常の踏み込み操作位置よりも前記ダッシュロアパネル、フロアパネル、又は車幅方向中央部において上方に膨出するフロアトンネル部に対して離間する方向に変位する退避機構を設けた。
【0006】
また、本発明に係る第2の形態は、前記退避機構は、前記踏面部を上方に回動可能に支持する。
【0007】
また、本発明に係る第3の形態は、前記退避機構は、前記踏面部を前記フロアトンネル部とは反対側に回動可能に支持する。
【0008】
また、本発明に係る第4の形態は、前記退避機構は、前記踏面部が離間する方向に変位した位置を保持する保持手段を有する。
【0009】
これらの形態によれば、サービスホールを介したメンテナンス時のみならず、ペダル取り付け後のフロア部品(例えば、フロア可動機構)の組み付け時やペダル周りの(例えば、フロアマット清掃、フロア可動機構の調整のための)整備時において、最も下方に位置して作業の邪魔になるダッシュロアパネル又はフロアパネルペダル近傍のペダル踏面部を、ペダルを分解取り外しすることなく退避させられるので、従来に比べて作業性が飛躍的に向上する。また、ペダルを退避させることで、例えば仮眠する際に乗員の足元空間を拡大できる。また、アクセルペダルの踏み込み操作ができないので、例えば子供のいたずらを防止したり、盗難防止を図ることができる構造を実現できる。
【0010】
また、第3の形態によれば、ペダル踏み込み操作方向とは交差する方向に踏面部を退避させるので、通常の踏み込み操作時にペダル踏面部が退避により変位することを防止できる。
【0011】
また、第5の形態は、前記踏面部近傍のダッシュロアパネル又はフロアパネルには、車室内からエンジンルームへのアクセスが可能なように開閉するメンテナンス用ハッチが設けられ、前記退避機構は、メンテナンス時に前記踏面部を回動させて前記メンテナンス用ハッチから退避させる。これにより、スパークプラグの点検やO2センサ類の交換等を車室内からサービスホールを通じて行うことができ、車体のリフトアップを必要とせず、ペダルも邪魔にならずに作業を行うことができる。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、メンテナンス時のみならず、ペダル取り付け後のフロア部品の組み付け時やペダル周りの整備時においてペダルが邪魔にならず、作業性を向上できる車体下部構造を実現できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下に、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
【0014】
尚、以下に説明する実施の形態は、本発明の実現手段としての一例であり、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で下記実施形態を修正又は変形したものに適用可能である。例えば、以下の実施形態ではアクセルペダルの退避構造を例に説明するが、他のペダルや操作部材等にも適用できることは言うまでもない。
【0015】
図1は、本発明に係る実施形態の車体下部構造を車室内から見た斜視図である。
【0016】
図1に示すように、本実施形態の車両は、ロータリエンジン1がミッドシップ配置されているため、エンジン1の後部が車幅方向中央部に膨出し前後方向に延びるフロアトンネル部2の前部に位置している。
【0017】
また、運転席3側(本例は左ハンドル車)のダッシュロアパネル4後方であって、フロアトンネル部2の側壁近傍には、その上端部が回動支持されて下端部の踏面部が乗員の踏み込み操作により前後方向のダッシュロアパネル4又はフロアパネル5に近づくようにストロークするアーム状のアクセルペダル装置(以下、ペダル装置)10が配置されている。また、ペダル装置10の外側方にはブレーキペダル7、クラッチペダル8、フットレスト9が配置されている。
【0018】
更に、アクセルペダル本体11の踏面部11a近傍のダッシュロアパネル4又はフロアパネル5には、車室内からエンジンルームへのアクセスを可能とするサービスホール6aと、このサービスホール6aを車室内から開閉可能にするメンテナンス用ハッチ6bが設けられている。メンテナンス用ハッチ6bは、ダッシュロアパネル4及び/又はフロアパネル5に対してネジ止めされる。
【0019】
ペダル装置10は、アクセルペダル本体11の踏面部11aが、通常の踏み込み操作位置よりもフロアトンネル部2、ダッシュロアパネル4、又はフロアパネル5に対して離間する方向(即ち、第1の実施形態で後述する上方へのペダル退避状態M1又は第2の実施形態で後述する車幅外方へのペダル退避状態M2)に変位する後述する退避機構を有する。
【0020】
上記退避機構は、メンテナンス時にペダル本体11を回動させて上記サービスホール6aから退避させる。これにより、サービスホール6aを介したエンジン1のメンテナンス時(例えば、ラチェットTを用いたスパークプラグの交換時)のみならず、ペダル取り付け後のフロア部品(例えば、フロア可動機構12)の組み付け時やペダル周りの整備時(例えば、フロアマット清掃時、フロア可動機構12の調整時)における作業性を改善している。即ち、最も下方に位置して作業の邪魔になるダッシュロアパネル4又はフロアパネル5近傍のアクセルペダル本体11の踏面部11aを、当該ペダル装置を分解取り外しすることなく退避させられるので、従来に比べて作業性が飛躍的に向上する。
【0021】
また、アクセルペダルを退避させることで、例えば仮眠する際に乗員の足元空間を拡大できる。また、アクセルペダルの踏み込み操作ができないので、例えば子供のいたずらを防止したり、盗難防止を図ることができる構造を実現できる。
【0022】
尚、フロア可動機構12は、運転席3下部であってフロアパネル5上に配置され、可動パネル13を昇降させて運転席3に着座する乗員の足元のフロア高さを調整する機能を有する(例えば、特開2006−273196号公報参照)。
【0023】
[ペダル装置の構造(第1の実施形態)]
図2は、第1の実施形態のペダル装置の構造を示す側面図である。図3は、図2に示す各部品の詳細な構造を示す斜視図である。
【0024】
第1の実施形態のペダル装置10は、アクセルペダル本体11を、図1に示す上方へ退避した状態M1に回動可能に支持する退避機構を有する。
【0025】
具体的には、図2及び図3に示すように、ペダル装置10は、アクセルペダル本体11の上部を回動可能に支持するコの字状のベースブラケット21を有する。ベースブラケット21は、その上部が取付ブラケット50を介してダッシュアッパパネル51にボルト53等で固定されていると共に、その中央部及び下面部がダッシュロアクロスメンバ52にボルト53等で固定されている。ダッシュロアクロスメンバ52は、その上端部がダッシュアッパパネル51、下端部がダッシュロアパネル4に夫々ボルト53等で固定されている。
【0026】
ダッシュアッパパネル51の下端部とダッシュロアパネル4の上端部とは夫々に形成されたフランジ部51a,4aが接合され、ダッシュロアパネル4の下部は車室内側(後方側)に傾斜するキックアップ部4bが形成されている。
【0027】
ベースブラケット21は、ダッシュアッパパネル51とダッシュロアクロスメンバ52に取り付けられる基部22と、この基部22の両端部から車室内側に折り曲げられて突出する左右側面部23,24とを有する。
【0028】
これら左右側面部23,24には、その前側端部でペダル本体11の上端部を通常の踏み込み操作により前後方向に回動可能に軸支すると共に、前側端部から後側に移動させることで上方に跳ね上げるように回動変位させる湾曲した退避溝25が形成されている。退避溝25の前側及び後側の各端部25a,25bは矩形状に形成されている。ペダル本体11の上部には、上記退避溝25に軸支される中心軸26が回転自在に設けられている。この中心軸26の両端部の外形は矩形状にキー加工されており、退避溝25の前側端部25aに係合した状態で後述する回動ストッパ29に係止されることで中心軸26の回転が制止される。
【0029】
この中心軸26の外周面にはねじりバネ27が介装されている。ねじりバネ27の両端部は、中心軸26の両端近傍に突設されたピン28に係止され、樹脂製のペダル本体11が常に前方に回動するように付勢している。つまり、ねじりバネ27は、ペダル本体11を図1に示すスロットル開位置P1(ペダル最大踏み込み位置(フルスロットル位置))から閉位置P2(最大踏み込み位置)へ戻す方向に付勢している。
【0030】
また、ベースブラケット21の左右側面部23,24には、中心軸26の回動を所定範囲内に規制する回動ストッパ29と、ペダル本体11に当接して規制する当接ストッパ30が設けられている。回動ストッパ29は、くの字状の部材が退避溝25の前側端部25a近傍にネジ29aにより回動可能に取り付けられている。また、当接ストッパ30は、左右側面部23,24の後端下部の一部を内方に折り曲げて形成されている。尚、ペダル本体11の踏面部11aを上方に跳ね上げた位置に変位させる際には、先ず回動ストッパ29の中心軸26への係合を解き、中心軸26の両端部を退避溝25に沿って後側端部25bに移動させる。中心軸26の矩形状の両端部が退避溝25の後側端部25bに係合することで、ペダル本体11の踏面部11aを上方に跳ね上げた状態で保持する。
【0031】
更に、左右側面部23,24のうち、一方側の右側面部24にスロットルポジションセンサ31が取り付けられ、他方側の左側面部23の下部の一部を切り欠いて形成し、この切欠き部にスロットルセンサ31のセンサアーム部32が位置している。そして、センサアーム部32はスロットル閉方向に付勢されており、ペダル踏み込み操作によってペダル本体11が揺動し、それに伴いペダル本体11がセンサアーム部32を回動させ、この回動量に対応する検知信号を出力する。スロットルポジションセンサ31はカプラ33を介して不図示のエンジンコントローラ等に電気的に接続されており、当該コントローラが検知信号に基づいてアクセルペダルのストローク量及び方向(スロットル開度)を演算する。
【0032】
上記実施形態によれば、サービスホール6aを介したメンテナンス時のみならず、ペダル取り付け後のフロア部品(例えば、フロア可動機構12)の組み付け時やペダル周りの(例えば、フロアマット清掃、フロア可動機構の調整のための)整備時において、最も下方に位置して作業の邪魔になるダッシュロアパネル4又はフロアパネル5近傍のペダル踏面部11aを、ペダルを分解取り外しすることなく退避させられるので、従来に比べて作業性が飛躍的に向上する。また、乗員の足元空間の拡大、子供のいたずら防止、エンジンにアクセスすることによる盗難を防止する構造を実現できる。
【0033】
また、スパークプラグの点検やO2センサ類の交換等を車室内からサービスホール6aを通じて行うことができ、車体のリフトアップを必要とせず、ペダルも邪魔にならずに作業を行うことができる。
【0034】
[ペダル装置の構造(第2の実施形態)]
図4は、第2の実施形態のペダル装置の構造を示す側面図である。図5は、図4に示す各部品の詳細な構造を示す斜視図である。
【0035】
尚、以下では、第1の実施形態と同じの要素には同一の符号を付して説明を省略する。
【0036】
第2の実施形態のペダル装置40は、ペダル本体11の踏面部11aをフロアトンネル部2とは反対側、即ち図1に示す車幅外方へ退避した状態M2に回動可能に支持する退避機構を有する。
【0037】
具体的には、図4及び図5に示すように、ペダル装置40は、ペダル本体11の上端部をフロアトンネル部2とは反対側の車幅方向に回動可能に支持するコの字状のベースブラケットを有する。ベースブラケット41は、第1の実施形態と同様に、その上部が取付ブラケット50を介してダッシュアッパパネル51に固定されていると共に、その中央部及び下面部がダッシュロアクロスメンバ52に固定されている。ダッシュロアクロスメンバ52は、その上端部がダッシュアッパパネル51、下端部がダッシュロアパネル4に夫々固定されている。
【0038】
ペダル本体11の上端部には、ベースブラケット41の左右側面部43,44に対してペダル本体11を通常の踏み込み操作により前後方向に回動可能に軸支すると共に、フロアトンネル部2とは反対側の車幅方向に回動可能に支持する断面三角形状のペダル基部45が取り付けられている。
【0039】
ペダル基部45には中心軸46が回転自在に設けられている。この中心軸46の両端部の外形は矩形状に形成されており、ベースブラケット41の左右側面部43,44に形成された矩形状の孔部43a,44aに係止されることで中心軸46の左右側面部43,44に対する回転が阻止される。
【0040】
この中心軸46の外周面にはねじりバネ47が介装されている。ねじりバネ47の両端部は、中心軸46の両端近傍に突設されたピン48に係止され、樹脂製のペダル本体11が常に前方に回動するように付勢している。つまり、ねじりバネ47は、ペダル本体11を図4に示すスロットル開位置P1から閉位置P2へ戻す方向に付勢している。
【0041】
また、ペダル本体11の上部には、円筒形状の孔部11bが形成され、この孔部11bにぺダル基部45の円筒形状部45aが挿入され、ネジ及びワッシャー45bにより保持される。
【0042】
また、ベースブラケット41の左右側面部43,44には、ペダル本体11に当接して規制する当接ストッパ49が設けられている。当接ストッパ49は、左右側面部43,44の後端下部の一部を内方に折り曲げて形成されている。尚、左右側面部43,44のうち、フロアトンネル部2とは反対側の左側面部43は、もう一方の右側面部44よりも後方への突出量が小さくなるように形成されており、ペダル本体11を回動させた時に左側面部43がペダル本体11と干渉しないように構成されている。尚、ペダル本体11の踏面部11aを車幅方向に跳ね上げた位置に変位させる際には、先ずネジ45bを緩め、ネジ45bを軸としてペダル本体11をペダル基部45に対してフロアトンネル部2とは反対側に跳ね上げた状態として、緩めたネジ45bを再度締めることでその状態を保持する。
【0043】
更に、左右側面部43,44の一方側(右側面部44)にスロットルポジションセンサ31が取り付けられ、他方側(左側面部43)の下部の一部を切り欠いて形成し、この切欠き部にスロットルセンサ31のセンサアーム部32が位置している。
【0044】
上記実施形態によれば、ペダル踏み込み操作方向(前後方向)とは交差する車幅方向に踏面部11aを退避させるので、通常の踏み込み操作時にペダル踏面部11aが退避により変位することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0045】
【図1】本発明に係る実施形態の車体下部構造を車室内から見た斜視図である。
【図2】第1の実施形態のペダル装置の構造を示す側面図である。
【図3】図4に示す各部品の詳細な構造を示す斜視図である。
【図4】第2の実施形態のペダル装置の構造を示す側面図である。
【図5】図4に示す各部品の詳細な構造を示す斜視図である。
【符号の説明】
【0046】
1 ロータリエンジン
2 フロアトンネル部
3 運転席
4 ダッシュロアパネル
5 フロアパネル
6a サービスホール
6b メンテナンス用ハッチ
7 ブレーキペダル
8 クラッチペダル
9 フットレスト
10,40 アクセルペダル装置
11 アクセルペダル本体
11a 踏面部
12 フロア可動機構
13 可動パネル
21,41 ベースブラケット
22 基部
23,43 左側面部
24,44 右側面部
25 退避溝
26,46 中心軸
27,47 ねじりバネ
28,48 ピン
29 回動ストッパ
30,49 当接ストッパ
31 スロットルポジションセンサ
32 センサアーム部
33 カプラ
45 ペダル基部
50 取付ブラケット
51 ダッシュアッパパネル
52 ダッシュロアクロスメンバ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
運転席側のダッシュロアパネル後方位置で、上部が回動支持されて下部の踏面部が乗員の踏み込み操作により前後方向のダッシュロアパネル又はフロアパネルに近づくようにストロークするアーム状のペダル装置を有する車体下部構造であって、
前記ペダル装置に、前記踏面部が、通常の踏み込み操作位置よりも前記ダッシュロアパネル、フロアパネル、又は車幅方向中央部において上方に膨出するフロアトンネル部に対して離間する方向に変位する退避機構を設けたことを特徴とする車体下部構造。
【請求項2】
前記退避機構は、前記踏面部を上方に回動可能に支持することを特徴とする請求項1に記載の車体下部構造。
【請求項3】
前記退避機構は、前記踏面部を前記フロアトンネル部とは反対側に回動可能に支持することを特徴とする請求項1に記載の車体下部構造。
【請求項4】
前記退避機構は、前記踏面部が離間する方向に変位した位置を保持する保持手段を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の車体下部構造。
【請求項5】
前記踏面部近傍のダッシュロアパネル又はフロアパネルには、車室内からエンジンルームへのアクセスが可能なように開閉するメンテナンス用ハッチが設けられ、
前記退避機構は、メンテナンス時に前記踏面部を回動させて前記メンテナンス用ハッチから退避させることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の車体下部構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2009−83608(P2009−83608A)
【公開日】平成21年4月23日(2009.4.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−254453(P2007−254453)
【出願日】平成19年9月28日(2007.9.28)
【出願人】(000003137)マツダ株式会社 (6,115)
【Fターム(参考)】