説明

車載用電子機器

【課題】制限速度を超過しそうな場合に報知することでユーザの利便性を向上させた車載用電子機器を提供することである。
【解決手段】地図上に現在地を重ねて表示する車載用電子機器において、現在の走行速度と、各道路に対応した制限速度とを取得し、所定距離前方に、制限速度の変化地点53がある場合であって、現在の走行速度が変化地点53から先の制限速度を超過している場合、警告を報知する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、地図上に現在地を重ねて表示する車載用電子機器に関する。
【背景技術】
【0002】
車載用電子機器としてナビゲーション装置が普及している。そして、ユーザの利便性を向上させるために様々な工夫が提案されており、その一つに制限速度や自車速度を報知することで安全運転を支援するものがある。
【0003】
例えば、特許文献1の安全運転支援装置は、道路種別データおよび法定速度データを含む道路データを取得する道路データ取得手段と、車両の現在位置を検出する現在位置検出手段と、車両の走行速度を検出する速度検出手段と、前記検出された現在位置から前記車両が走行している道路の道路種別および法定速度を取得する道路種別速度取得手段と、前記検出された車両の走行速度が前記車両が走行している道路の道路種別について規定された法定速度を超過しているかどうかを判定する速度超過判定手段と、前記走行速度が前記法定速度を超過している場合に警告を音声で出力する音声出力手段とを備えたものである。
【0004】
また、特許文献2の車速制御装置は、車両が、法定速度変化地点より500mの位置になると、自車位置周辺の地図とともに、法定速度変化地点周辺の拡大地図を分割画面として表示し、中央の拡大地図には、自車位置マークとともに法定速度変化地点と法定速度変化地点までの距離を示したインジケータとを表示し、左側の拡大地図には、自車位置マークとともに法定速度変化地点と加速開始地点と速度変化グラフとを表示し、車両が法定速度変化地点より50mの位置になると、縮尺率の大きい拡大地図に更新する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2004−50967号公報
【特許文献2】特開2008−221973号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1では、現在の走行速度が法定速度を超過している場合に警告するので、警告するのが遅く既に速度違反をしてしまっているという問題がある。また特許文献2では、法定速度変化地点の手前に来ると常に報知するので、速度を超過していないユーザにとっては煩わしいという問題がある。
【0007】
本発明は、制限速度を超過しそうな場合に報知することでユーザの利便性を向上させた車載用電子機器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために本発明は、地図上に現在地を重ねて表示する車載用電子機器において、現在の走行速度と、各道路に対応した制限速度とを取得し、所定距離前方に、制限速度の変化地点がある場合であって、現在の走行速度が前記変化地点から先の制限速度を超過している場合、警告を報知することを特徴とする。
【0009】
この構成によれば、現在の走行速度で走行すると制限速度を超過しそうな場合に警告することができる。
【0010】
上記の車載用電子機器において、前記所定距離前方に、制限速度の変化地点がある場合であって、現在の走行速度が前記変化地点から先の制限速度を超過していない場合、前記変化地点に到達すると、制限速度が変化した旨を報知することが望ましい。
【0011】
この構成によれば、制限速度の変化を知らせることができるので、ユーザは変化した制限速度に応じて運転することができる。
【0012】
また上記の車載用電子機器において、経路案内中の場合、前記前方とは、走行予定経路に沿って前方である。
【発明の効果】
【0013】
本発明によると、現在の走行速度で走行すると制限速度を超過しそうな場合に警告することによって、ユーザが制限速度の変化に気付いていない場合などに気付かせることができるので、ユーザの利便性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明のナビゲーション装置の主要な構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の他のナビゲーション装置の主要な構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の経路案内中でない場合のナビゲーション装置の動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の地図上に現在地を重ねて表示している画面の一例を示す図である。
【図5】本発明の経路案内中である場合のナビゲーション装置の動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の経路案内中の画面の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、地図上に現在地を重ねて表示する本発明の車載用電子機器の一例として、ナビゲーション装置を用いて説明する。
【0016】
図1は、本発明のナビゲーション装置の主要な構成を示すブロック図である。ナビゲーション装置10は、車両搭載用であって、GPS(Global Positioning System)衛星から受信した電波等に基づいて現在地(車両位置)を特定し、現在地をその付近の地図上に重ねて表示し、さらに目的地が設定されている場合は走行予定経路(誘導経路)に沿って車両を目的地まで案内(誘導)することを主たる機能としている。
【0017】
ナビゲーション装置10は、GPS部11と、ジャイロセンサ12と、車速センサ13と、インターフェース部14と、制御部15と、記録媒体19と、ドライブ部20と、描画部21と、表示制御部22と、表示部23と、音源回路部24と、スピーカ25と、ハードキー26と、タッチパネル27と、位置検出部28と、インターフェース部29とを備えている。
【0018】
GPS部11は、受信アンテナ及びチューナ等で構成されており、GPS衛星から受信した電波を処理して測位用データを取り出す。取り出された測位用データは、インターフェース部14を介して制御部15に送られる。制御部15は、GPS部11から送られた測位用データに基づいて車両の現在地を特定する。ナビゲーション装置10は、所謂ハイブリッド方式を採用しており、車両の向きを検知するためのジャイロセンサ12と、車両の走行速度を検知するための車速センサ13も併用する。車速センサ13は車両に備えられているものを用いてもよい。ジャイロセンサ12や車速センサ13の検知信号はインターフェース部14を介して制御部15に送られ、制御部15はそれらの信号に基づいて車両の向きや速度を特定する。
【0019】
また、制御部15は、ナビゲーション装置10の制御を統括的に行うとともに、車両位置の特定や経路探索等の各種動作及び処理を実行する。制御部15は、例えばマイクロコンピュータで構成されており、制御や動作の手順が記述された各種プログラムを実行するCPU16と、CPU16で使用されるデータや、後述する記録媒体19から読み出されてCPU16で実行されるプログラムを一時的に記憶するRAM17と、立ち上げや入出力等に関する基本的な制御を記述したプログラムやフォントデータ等を記憶するROM18とを含んでいる。これらCPU16、RAM17、ROM18等は、バス(不図示)を介して接続されている。
【0020】
記録媒体19には、ハードディスク、メモリーカード、光ディスク等を採用できる。記録媒体19には、誘導画面の表示や経路探索などに必要となる地図データベースと、ナビゲーション装置10の各種動作を記述したプログラムとが格納されている。そして、制御部15は、記録媒体19からドライブ部20を介してこのプログラムを読み出して実行する。地図データベースには、道路、各道路に対応した制限速度、施設、背景等の情報を含む地図データ、地図データに基づいて地図や誘導画面を描画する際に参照される描画パラメータ、各種検索にて参照される索引データ、経路誘導用やその他の用途の音声の生成に使用される音声データ等が含まれている。そして、制御部15は、実行する動作に必要なデータを地図データベースから部分的に取り出して参照する。
【0021】
描画部21は、描画専用のCPU等を含むICチップであって、制御部15からの指示に基づいて、誘導画面の画像データや操作画面の画像データ等を作成する。描画部21で作成された画像データは、表示制御部22に送られ、表示制御部22が有するRAMに記憶される。表示制御部22は、記憶した画像データに基づいて表示部23に画像表示用の信号を送り、表示部23の表示領域に画像データに係る画面を表示させる。表示部23には、LCDや有機ELディスプレイなどが用いられる。
【0022】
音源回路部24は、制御部15から送られた音声データに基づいて、経路誘導用やその他の用途のアナログ音声信号を生成する。生成されたアナログ音声信号は、スピーカ25で再生される。
【0023】
ハードキー26は、電源のオン/オフをする電源キーや音量調整用のキー等を含んでいる。ハードキー26を構成するキーの1つが押下されると、そのキーの押下を通知する信号がインターフェース部29を介して制御部15に送られる。
【0024】
タッチパネル27は、例えば、格子状に配置された透明な電極を有する感圧式のパネルであって、表示部23の表示領域上に配設される。タッチパネル27が押下されると、位置検出部28は、タッチパネル27から送られた電圧信号に基づいて、押下された位置の座標情報を通知する信号を生成する。この信号は、インターフェース部29を介して制御部15に送られる。
【0025】
図2は、本発明の他のナビゲーション装置の主要な構成を示すブロック図である。このナビゲーション装置40が図1のナビゲーション装置10と異なる点は、ネットワークに接続できる点である。以下では図1と異なる構成についてのみ説明し、図1と同じ構成については同符号を付しその詳細な説明を省略する。
【0026】
ナビゲーション装置40は、インターフェース部41を備えている。そして、インターフェース部41はインターネットなどのネットワーク42に接続されている。この構成により、ネットワーク42を介してサーバ(不図示)から最新の地図データなどを取り込むことができる。また、ソフトウェアやファームウェアのアップデートも行うことができる。この場合、記録媒体19には地図データベースが格納されていなくてもよい。
【0027】
次に、図1のナビゲーション装置10を用いて走行速度の警告を行う動作について、目的地までの経路案内を使用していない場合と、目的地までの経路案内を使用中の場合とに分けて説明する。
【0028】
図3は、経路案内中でない場合のナビゲーション装置10の動作を示すフローチャートである。地図上に現在地を重ねて表示している状態において、ステップS10でナビゲーション装置10は、現在地、現在の走行速度、及び進行方向を特定する。続いてステップS11へ進んで、所定距離前方に制限速度の変化地点があるか否かを判別する。これは、記録媒体19から各道路に対応した制限速度を取得し、進行方向前方の所定距離の位置に、制限速度が変わる変化地点(例えば、制限速度が同じ区間の端点の座標)があるか否かを判別するとよい。
【0029】
なお、各道路とは、前方の分岐点における各分岐先の道路である。
【0030】
なお、所定距離とは、該当する変化地点までに十分減速できる距離であればよく、例えば、数十メートルや数百メートルとすればよい。また、ある程度範囲をもった距離であってもよい。
【0031】
なお、前方とは、必ずしも直線方向ではなく、現在走行中の道の形状に沿って現在地よりも前にあるということであり、例えば、分岐点がある場合は分岐後の各道路も前方に含まれる。
【0032】
なお、制限速度とは、法令の下で、車両がそれ以上の速度を出してはならないとする最高の速度をいい、道路標識や道路標示によって最高速度が指定されている指定最高速度と、道路の区分にしたがって決められている法定最高速度とを含むものとする。
【0033】
図4は、地図上に現在地を重ねて表示している画面の一例を示す図である。画面50上に、現在地51が画面50上向きの進行方向で表示されており、現在走行中の道路52と、前方の分岐点(交差点)53と、分岐点53を直進後の道路54と、分岐点53を右折後の道路55と、分岐点53を左折後の道路56とが表示されている。そして現在地51から分岐点53までの距離が所定距離(例えば、100m)となっている。また、道路52の制限速度が60km/h、道路54の制限速度が60km/h、道路55の制限速度が50km/h、道路56の制限速度が40km/hであることも表示されている。
【0034】
例えば、図4に示すような状況のとき、ステップS11では、道路55及び道路56の制限速度が現在走行中の道路52の制限速度と異なるので、所定距離前方の分岐点53が制限速度の変化地点であると判断する。
【0035】
ステップS11において、所定距離前方に制限速度の変化地点があると判別した場合は、ステップS12へ進んで現在の走行速度が変化地点から先の制限速度を超過しているか否かを判別する。一方、ステップS11において、所定距離前方に制限速度の変化地点がないと判別した場合は、ステップS10に戻る。
【0036】
例えば図4の状況で現在の走行速度が55km/hであるとすると、ステップS12では、現在の走行速度が分岐点53から先の道路55及び道路56の制限速度を超過していると判断する。
【0037】
ステップS12において、現在の走行速度が変化地点から先の制限速度を超過していると判別した場合は、ステップS13へ進んで速度超過に気をつけるよう警告を報知(出力)し、ステップS10に戻る。報知方法としては、表示部23に警告メッセージを表示したり、スピーカ25から警告音を放音したりすればよい。
【0038】
例えば図4の状況であれば、ステップS13では、「次の分岐点で右折又は左折する場合は速度超過するので減速してください」などのメッセージを表示部23に表示するとともに、同旨のメッセージをスピーカ25から放音する。
【0039】
一方、ステップS12において、現在の走行速度が変化地点から先の制限速度を超過していないと判別した場合、例えば図4において現在の走行速度が40km/h以下の場合は、ステップS14へ進んで変化地点に到達したか否かを判別する。そして、変化地点に到達すると、ステップS14からステップS15へ進んで制限速度が変化した旨を報知し、ステップS10に戻る。報知方法としては、表示部23にメッセージを表示したり、スピーカ25から報知音を放音したりすればよい。
【0040】
例えば、図4において現在地51が分岐点53に到達したとき、ステップS15では、「制限速度が変わりました」などのメッセージを表示部23に表示するとともに、同旨のメッセージをスピーカ25から放音する。
【0041】
なお、ステップS14及びステップS15を省略し、ステップS12でNの場合、ステップS10に戻るようにしてもよい。この場合、速度超過の警告は報知されるが、速度超過していない場合は何も報知されない。ステップS14及びステップS15を省略する設定はユーザが好みで選べるようにしてもよい。
【0042】
次に、図5は、経路案内中である場合のナビゲーション装置10の動作を示すフローチャートである。目的地が設定され、目的地までの経路探索を行い、地図上に走行予定経路を配色を変えるなどして表示するとともに、現在地を重ねて表示し、必要に応じて音声でも経路を案内している状態において、ステップS20でナビゲーション装置10は、現在地、現在の走行速度を特定する。続いてステップS21へ進んで、走行予定経路に沿って所定距離前方に制限速度の変化地点があるか否かを判別する。これは、記録媒体19から少なくとも走行予定経路の各道路に対応した制限速度を取得し、前方の走行予定経路に沿って所定距離の位置に、制限速度が変わる変化地点(例えば、制限速度が同じ区間の端点の座標)があるか否かを判別するとよい。
【0043】
なお、所定距離とは、該当する変化地点までに十分減速できる距離であればよく、例えば、数十〜数百メートルとすればよい。また、ある程度範囲をもった距離であってもよい。
【0044】
なお、前方とは、例えば、交差点(分岐点)で曲がるような走行予定経路の場合は曲がった先も前方に含まれる。
【0045】
なお、制限速度とは、法令の下で、車両がそれ以上の速度を出してはならないとする最高の速度をいい、道路標識や道路標示によって最高速度が指定されている指定最高速度と、道路の区分にしたがって決められている法定最高速度とを含むものとする。
【0046】
図6は、経路案内中の画面の一例を示す図である。図4と同じ部分には同符号を付してその詳細な説明を省略する。画面60において図4の画面50と異なる部分は、走行予定経路61が表示されていることである。走行予定経路61は現在地51から道路52に沿って分岐点53へ描かれ、さらに分岐点53から左へ延びる道路56に沿って描かれている。
【0047】
例えば、図6に示すような状況のとき、ステップS21では、走行予定経路上において道路56の制限速度が現在走行中の道路52の制限速度と異なるので、所定距離前方の分岐点53が制限速度の変化地点であると判断する。
【0048】
ステップS21において、走行予定経路に沿って所定距離前方に制限速度の変化地点があると判別した場合は、ステップS22へ進んで現在の走行速度が変化地点から先の走行予定経路の制限速度を超過しているか否かを判別する。一方、ステップS21において、走行予定経路に沿って所定距離前方に制限速度の変化地点がないと判別した場合は、ステップS20に戻る。
【0049】
例えば図6の状況で現在の走行速度が55km/hであるとすると、ステップS22では、現在の走行速度が分岐点53から先の走行予定経路である道路56の制限速度を超過していると判断する。
【0050】
ステップS22において、現在の走行速度が変化地点から先の走行予定経路の制限速度を超過していると判別した場合は、ステップS23へ進んで速度超過に気をつけるよう警告を報知(出力)し、ステップS20に戻る。報知方法としては、表示部23に警告メッセージを表示したり、スピーカ25から警告音を放音したりすればよい。
【0051】
例えば図6の状況であれば、ステップS23では、「次の分岐点を左折です、速度超過するので減速してください」などのメッセージを表示部23に表示するとともに、同旨のメッセージをスピーカ25から放音する。
【0052】
一方、ステップS22において、現在の走行速度が変化地点から先の走行予定経路の制限速度を超過していないと判別した場合、例えば図6において現在の走行速度が40km/h以下の場合は、ステップS24へ進んで変化地点に到達したか否かを判別する。そして、変化地点に到達すると、ステップS24からステップS25へ進んで制限速度が変化した旨を報知し、ステップS20に戻る。報知方法としては、表示部23にメッセージを表示したり、スピーカ25から報知音を放音したりすればよい。
【0053】
例えば、図6において現在地51が分岐点53に到達したとき、ステップS25では、「制限速度が時速40kmに変わりました」などのメッセージを表示部23に表示するとともに、同旨のメッセージをスピーカ25から放音する。
【0054】
なお、ステップS24及びステップS25を省略し、ステップS22でNの場合、ステップS20に戻るようにしてもよい。この場合、速度超過の警告は報知されるが、速度超過していない場合は何も報知されない。ステップS24及びステップS25を省略する設定はユーザが好みで選べるようにしてもよい。
【0055】
このように、ナビゲーション装置10によれば、経路案内中であってもなくても、現在の走行速度で走行すると制限速度を超過しそうな場合に警告することによって、ユーザが制限速度の変化に気付いていない場合などに気付かせることができるので、ユーザの利便性が向上する。
【産業上の利用可能性】
【0056】
本発明は、ナビゲーション装置など、地図上に現在地を重ねて表示できる車載用電子機器に利用することができる。
【符号の説明】
【0057】
10、40 ナビゲーション装置(車載用電子機器)
11 GPS部
13 車速センサ
15 制御部
19 記録媒体
23 表示部
25 スピーカ
51 現在地
53 分岐点(制限速度の変化地点)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
地図上に現在地を重ねて表示する車載用電子機器において、
現在の走行速度と、各道路に対応した制限速度とを取得し、
所定距離前方に、制限速度の変化地点がある場合であって、現在の走行速度が前記変化地点から先の制限速度を超過している場合、警告を報知することを特徴とする車載用電子機器。
【請求項2】
前記所定距離前方に、制限速度の変化地点がある場合であって、現在の走行速度が前記変化地点から先の制限速度を超過していない場合、前記変化地点に到達すると、制限速度が変化した旨を報知することを特徴とする請求項1記載の車載用電子機器。
【請求項3】
経路案内中の場合、前記前方とは、走行予定経路に沿って前方であることを特徴とする請求項1又は2記載の車載用電子機器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2011−248588(P2011−248588A)
【公開日】平成23年12月8日(2011.12.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−120511(P2010−120511)
【出願日】平成22年5月26日(2010.5.26)
【出願人】(000001889)三洋電機株式会社 (18,308)
【出願人】(000214892)三洋電機コンシューマエレクトロニクス株式会社 (1,582)
【Fターム(参考)】