説明

車載端末用ダウンロードシステム

【課題】車の移動情報端末から操作することなく、情報提供端末と近距離無線通信で接続して情報提供端末からの操作により各種の情報を提供できることができる自動車用情報処理システムを提供する。
【解決手段】情報提供端末16にブルートゥース送受信部20によりアクセスエリア10を形成し、自動車1の移動情報端末14に対して、情報提供端末16の操作により、各種の情報提供サービスを提供する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報提供システムに関し、例えば自動車の車載端末へダウンロードするシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載のように、コンビニストア等の末端施設に無線LAN等の近距離無線通信用端末装置を設置して,その施設の駐車場にホットスポットを形成し、ホットスポットに駐車した自動車から近距離無線通信により、インタネット接続することにより、携帯電話業者に通信料金を支払うことなく、種々のコンテンツの情報を取得する技術的思想が開示されている。
【0003】
【特許文献1】特開2003−308370号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来は、自動車からインタネットにアクセスして各種のコンテンツ情報のダウンロードや情報検索、カーナビゲーションの行き先検索等の車内操作はタッチパネル、リモコンが主体なため、操作に不慣れな利用者、特に高齢者、女性等では、複雑な操作は困難な場合が多い。
【0005】
そこで、カーディーラ(販売店)やガソリンスタンド等における自動車点検・洗車の待ち時間を有効に活用し、車載端末よりも比較的操作が簡便な端末を操作させることが一つの解決手段として考えられる。さらに、端末で操作した内容を顧客自身の車載端末へ反映することが手軽でないこと問題の発生も考えられる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するため販売店等に設置した情報提供端末から簡便に自動車へ情報提供するシステムを発明した。
【0007】
例えば、本発明に係る各種の情報を提供する情報提供サーバと情報提供端末を設置する販売店において、近距離無線通信によるデータの送受信がアクセス可能な領域を前記販売店の駐車スペースに形成するために前記情報提供端末に近距離無線通信手段を設け、前記アクセス可能な領域にある近距離無線通信手段を有する移動体情報端末を搭載した自動車に対して、前記情報提供端末の操作により、前記情報提供サーバからの情報を前記移動情報端末に前記近距離無線通信手段を介して提供できる。
【0008】
また、情報提供端末を設置する販売店において、近距離無線通信によるデータの送受信がアクセス可能な領域を前記販売店の駐車スペースに形成するために前記情報提供端末に近距離無線通信手段を設け、前記アクセス可能な領域にある近距離無線通信手段を有する移動体情報端末及び、車両情報検出手段を搭載した自動車に対して、前記情報提供端末の操作により、前記近距離無線通信手段を介して前記車両情報検出手段から車両情報を入手することにより車両診断を行うことができる。
【0009】
また、情報提供端末を設置する販売店において、近距離無線通信によるデータの送受信がアクセス可能な領域を前記販売店の駐車スペースに形成するために前記情報提供端末に近距離無線通信手段を設け、前記アクセス可能な領域にある近距離無線通信手段を有する移動体情報端末及び、車両情報検出手段を搭載した自動車に対して、前記情報提供端末の操作により、前記近距離無線通信手段を介して前記車両情報検出手段から運転情報を入手することにより運転診断を行うことができる。
【0010】
また、各種の情報を提供する情報提供サーバと情報提供端末を設置する販売店において、近距離無線通信によるデータの送受信がアクセス可能な領域を前記販売店の駐車スペースに形成するために前記情報提供端末に近距離無線通信手段を設け、前記アクセス可能な領域にある近距離無線通信手段を有する移動体情報端末及び、位置情報を取得する手段を搭載した自動車に対して、情報提供サーバからの情報の提供を受け、前記情報提供端末の操作により、行き先指定誘導登録を行い、前記移動情報端末に前記近距離無線通信手段を介して前記行き先誘導登録情報を提供できる。
【0011】
また、前記アクセス可能な領域にある自動車に通信できる前記情報提供端末を操作できるユーザは予め登録された会員であって、前記情報提供端末にID情報読取手段を設け、前記の情報提供ができる。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、情報提供端末を設置する販売店の駐車スペースに近距離無線通信を行うアクセスエリアを形成して、自動車の移動情報端末に対して、利用者自身が必要な情報を情報提供端末から利用者の操作により情報提供端末の操作画面に従い希望する情報を簡便な操作で通信費用を意識することなく提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、本発明の一実施の形態を図面で詳細に説明する。実施形態は、距離無線通信用のアクセス可能領域内に通信接続が可能に構成される自動車用情報処理システムに関する。
【0014】
図1は、自動車用情報処理システムの構成例を、該通信につながる他の通信網の構成とともにした構成図で、同図において、1は自動車、2は自動車を販売する販売店、3は自動車に関連する情報、サービスを提供する情報サービスセンタ、6は携帯電話網のデータを処理する携帯電話データセンタ、8はインタネットに接続されたコンテンツ配信業者、9はインタネットプロバイダ、7はインタネット、4はインタネットに接続する近距離無線通信機能を有する委託アクセスポイント、10は本発明に関わる自動車用情報処理システムの近距離無線通信エリアのアクセスエリアである。
自動車1の移動情報端末14はGPS衛星11から受けた電波を受信し、位置情報を取得するナビゲーション部12と自動車の車両の情報検出を行う車両情報検出部15と携帯電話13とアクセスエリア10を介して販売店2のブルートゥースゲートウェイ20と接続し、情報提供端末16、販売店サーバ19、販売端末18、販売店端末17と接続される。
【0015】
図4は,移動情報端末14の機能ブロック図で、ナビゲーション部46のGPS受信機47、ジャイロスコープ48、車速センサ49から現在地情報取得部33を介してナビゲーション処理部32から自動車の現在地を取得し、取得した現在地を地図情報記憶部29から地図情報を読出し、画像表示部31に地図画面に現在地を表示する。行き先等の入力はタッチパネル35、キーパネル36、リモコン50、リモコン受信部37を介して入力処理部34より入力する。車外との情報通信は、デジタル放送受信する放送受信機21、交通情報を受信するビーコン通信部22、ETC等に使用するDSRC通信部23、車内のブルートゥース端末、車外のブルートゥースのアクセスエリ10を介して無線通信を行うブルートゥース通信部24、携帯電話13と接続する携帯電話制御部25を送受信データ処理部26で処理する。携帯電話13を音声通話に使用する場合、ハンズフリー処理部38、ハンズフリー制御部45マイクスピーカ51を介して携帯電話(送受話器)を持たずに通話ができる。ナビゲーションの音声は音声合成処理部39を介してオーディオ装置53のスピーカから出力される。カードスロット制御部41は、移動情報端末の地図情報を記憶する地図情報記憶部29、端末情報を記憶する端末情報記憶部28、制御情報、音楽等のユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶部27にインストールするためのメモリカードを制御する。
【0016】
車両情報取得部43は、図5の自動車の車両情報、運転状況等を検出するセンサ等の構成図を示し、車内LAN126で接続され、自動車の車両情報は運転に必要な各種センサ情報、制御情報、運転操作状況を記憶する運転操作記憶部127、車両の診断結果を記憶する車両診断記憶部125から車両情報を取得する。
【0017】
通常、自宅のパソコンからインタネットから観光地、名所旧跡、イベント情報を取得して、目的地を検索し、移動情報端末14にリモコン50から、目的地を指定してナビゲーション機能を使用して目的地まで自動車を誘導するのが一般的である。最近、移動情報端末14から携帯電話13若しくは、委託アクセス端末4により通信料の安価なアクセスエリア10を介してインタネット7と接続するサービスが始まってきている。
【0018】
しかし、移動情報端末14からインタネットに接続して観光地、名所旧跡、イベント情報を取得して目的地を検索して、移動情報端末14に目的地までの経路情報を入力したり、グルメ施設の立ち寄り先を入力したり、宿泊を予約することは、画面が小さく、入力手段の限られた操作に不慣れな女性、中高齢者には不向きであるため、実際に上記のような高機能の移動情報端末を搭載した自動車を購入しても、これらの便利な機能を使用されないのが実状である。
【0019】
図2は、自動車を販売する販売店システム接続を示す構成図の一例である。同図において、営業所のお客様駐車場スペースにブルートゥース送受信部20を設置してアクセスエリア10を設け、情報提供端末16と自動車1aから1eとのBluetooth(登録商標)通信を可能にする。
【0020】
図3は、自動車を販売する販売店のイメージ図を示し、 販売店の駐車場に設置されているブルートゥース送受信部とアクセスエリアにある駐車中の自動車の状態である。
【0021】
図6は、情報提供端末システムの機能ブロック図を示す。情報提供端末16は情報提供サービスの全体処理をサービス処理部61で処理し、情報のデータ処理は情報データ処理部60で処理し、送受信のデータ処理は送受信データ処理部62で処理する。案内画面、誘導画面等を表示する表示モニタ73と表示制御部68、画面選択等の操作を行うタッチパネル76と入力制御部69、ハンズフリーで通話を行うハンズフリーセット77とハンズフリー処理部61、提供を受けた情報等を印刷するプリンタユニット78とプリンタ制御部71、会員カード情報等を読取るカードリーダユニット79と外部インタフェース制御部72、Bluetooth(登録商標)により近距離無線通信を行うブルートゥース送受信部20とブルートゥース通信制御部59、構内LAN81と接続する通信制御部63でそれぞれ制御する。
【0022】
図7は、販売店サーバシステム機能ブロック図の一例を示す。
【0023】
図8は、情報サービスセンタシステム機能ブロック図の一例を示す。
図9は、情報提供端末初期画面で情報提供サービスの案内画面例を示す。「サービス案内」は、この情報提供端末16で提供できるサービスを案内し、「会員専用」は、登録された会員専用のサービスで、会員に対して車、ドライブに関係するの高機能なサービスを提供する。
【0024】
その他の「新車情報」、「取扱車情報」、「人気車ランキング」、「中古車情報」、「用品サービス」,「車検・点検」、「キャンペーン情報」、「保険サービス」は、販売店の販売内容を顧客に見てもらうための情報である。
【0025】
図10は愛車専用の情報提供サービスの案内を示す画面例であり、会員登録すれば、画面表示例のようなサービスを受けられ、画面のボタンを選択すれば、サービスの内容を説明する画面を表示され、サービス内容を確認できる。
【0026】
そこで、アクセスエリア10のある自動車販売の販売店に自動車1を乗入れ、情報提供端末16から操作を行い、移動情報端末14に地図情報の更新したり、音楽配信ダウンロード、観光地案内結果を登録したり、車の点検を自動的に行うサービス例について説明する。
【0027】
図11は、実際に提供するサービスの選択画面例を示す。
【0028】
図14は、情報提供端末16の端末検索処理フローを示す。 情報提供端末16は、ブルートゥース送受信部20から駐車場のアクセスエリア10にインクワイアリコマンドを送信(S11)し、接続要求がありか(S12)を判断し、接続要求がなければ、端末発見(S13)により、デバイスIDを取得(S14)し、取得したデバイスIDから情報サービスセンタサーバ301の記憶部320の会員・デバイスIDTB321から図12の会員・デバイスIDテーブル例により会員IDを取得(S15)し、会員IDから顧客情報DB326より顧客情報検索を行い、顧客情報を取得し、図13端末存在情報として一時情報記憶部64に登録(S16)する。接続要求ありか(S12)あれば、端末存在するか(S17)を確認し、移動情報端末情報端末が存在しなければ、端末なし処理(S21)を行い、存在すれば端末接続処理(S18)を行い,サービス処理終了まで処理(S19、S20)を行う。
【0029】
ここで会員・デバイスIDによって端末を検索したが、自動車の駐車スペース(駐車スペースの番号や位置)を顧客が指定することによって車載端末を指定することもできる。この場合、事前の会員番号が不要になる点等で有利である一方、駐車スペースを顧客が覚えておくか、駐車スペースを端末を操作している場所か見える状態にしておかないと端末から離れて確認しにいくこととなり顧客に不便になる短所もある。
【0030】
車載端末を指定した場合には暗証番号入力等の認証を必要に応じてさせることが望ましい。
【0031】
まず、移動情報端末14の地図情報記憶部29の地図情報更新について図15地図情報更新ダウンロードサービス手順の一例により説明する。情報提供端末16は、図14の端末検索処理により、図13の端末存在情報を記憶しており、図9情報提供端末初期画面の「会員専用」を選択すると会員カード読取誘導画面を表示し、会員IDカード情報を読取り、会員IDから端末存在情報より会員を選択し会員IDに対応するデバイスIDをブルートゥースし送受信部20を介して移動情報端末14と接続し、図11の情報提供サービス選択画面を表示しブルートゥース送受信部20を介して移動情報端末14に対して地図情報バージョン情報問合せると地図情報バージョン情報の回答を得て、地図情報データ更新要求を情報提供サービスセンタ3に販売店サーバ19を介して送信すると情報提供サービスセンタ3の記憶部320にある地図情報DB329からデータ更新処理部304を介して要求された地図情報データを更新データに編集してダウンロードデータとして返信すると、受信したデータを移動情報端末14に送信すると、地図情報データ更新処理を行う。移動情報端末14の端末情報処理部54により地図情報記憶部29の更新処理を行い、情報提供サービスセンタ3のダウンロードサービスを終了し、ポイント課金処理、課金決済情報を情報提供端末16に送信し、情報提供端末16の画面にポイント課金情報を表示して地図情報更新サービスを終了する。
【0032】
次に、音楽配信について図16音楽ダウンロードサービス手順の一例により説明する。前記と同様に会員カード情報から会員IDから端末存在より会員を選択し、移動情報端末14に接続し、情報提供サービス選択画面表示から音楽配信を選択すると、情報提供サービスセンタ3から音楽ジャンル別曲情報が送信され、情報提供端末16の表示画面に音楽ジャンル別曲情報が表示される。配信された曲情報から配信曲を選択すると、音楽配信中を画面に表示して選択された曲の配信要求を情報提供サービスセンタ3に送信する。情報提供サービスセンタ3で配信曲のデータを編集して、配信曲データを移動情報端末14に送信する。移動情報端末14は受信した配信データの処理を行い、音楽情報記憶部に格納する。音楽配信終了後、ポイント課金処理、課金決済情報を情報提供端末16に送信し、情報提供端末16の画面にポイント課金情報を表示して音楽配信サービスを終了する。
【0033】
次に、観光地案内について図12観光地案内サービス手順の一例により説明する。前記と同様に会員カード情報から会員IDから端末存在より会員を選択し、移動情報端末14に接続し、情報提供サービス選択画面表示から観光地案内を選択し、旅行日、旅行条件等を入力すると、情報提供サービスセンタ3から観光地案内情報が送信され、情報提供端末16の画面に観光地案内画面が表示され、観光地検索を行い、観光地を選択すると、情報提供サービスセンタ3からルート検索情報が送信され、情報提供端末16の画面にルート検索画面が表示され、ルート検索を行い、ルートを選択すると、情報提供サービスセンタ3でドライブナビ情報が編集され、ナビデータとして移動情報端末14に送信され、移動情報端末14のドライブ情報記憶部56に記憶される。観光地案内終了後、ポイント課金処理、課金決済情報を情報提供端末16に送信し、情報提供端末16の画面にポイント課金情報を表示して観光地案内サービスを終了する。これにより登録した観光地までのナビによる誘導が可能になる。
【0034】
次に、自動点検について図13自動点検サービス手順の一例により説明する。前記と同様に会員カード情報から会員IDから端末存在より会員を選択し、移動情報端末14に接続し、情報提供サービス選択画面表示から自動点検を選択すると自動店頭処理中画面を表示し、自動点検実行を販売店サーバ19に送信する。情報提供サービスセンタ3から診断情報が送信され、移動情報端末14を介して車内情報検出部15の故障診断制御部108で自動車1の故障診断処理が実行され、診断結果を販売店サーバ19に送信され、販売店サーバ19で診断結果が編集され、情報提供端末16に送付され診断結果が画面に表示され、情報提供端末16により自動診断サービスが可能になる。
【0035】
このように車を販売する販売店に設置した情報提供端末により、種々のサービスを提供でき、操作方法も販売店の営業マン等に聞けるため、操作に不慣れな女性、中高齢者でも容易に操作ができるようになり、顧客の来店も増えるようになり、販売店側も営業がし易くなる効果もある。
本実施例に近距離無線通信にBluetooth無線通信を例について説明したが、他の近距離無線通信である無線LAN通信やDSRC通信、UWB通信等を用いても同様のアクセスエリアを構成することができ同様の効果が期待できる。
【0036】
また、情報提供端末を車の販売店に設置例で説明したが、コンビニエンスストア、デストカウントストア、レストラン、小売店舗等の情報提供端末を設置し、また、情報提供端末を専用端末として説明したが、他の公共施設に設置した銀行の現金自動預払装置(ATM),郵便局ATM等に前記の情報提供端末の機能を付加し、駐車場に近距離無線通信のアクセスエリアを設けても同様の効果が実現できる。
【0037】
以上の実施形態の一部を次のように言い換えることもできる。
【0038】
各種の情報を提供する情報提供サーバと情報提供端末を設置する販売店において、近距離無線通信によるデータの送受信がアクセス可能な領域を前記販売店の駐車スペースに形成するために前記情報提供端末に近距離無線通信手段を設け、前記アクセス可能な領域にある近距離無線通信手段を有する移動体情報端末を搭載した自動車に対して、前記情報提供端末の操作により、前記情報提供サーバからの情報を前記移動情報端末に前記近距離無線通信手段を介して提供することを特徴とする自動車用情報処理システム。
【0039】
情報提供端末を設置する販売店において、近距離無線通信によるデータの送受信がアクセス可能な領域を前記販売店の駐車スペースに形成するために前記情報提供端末に近距離無線通信手段を設け、前記アクセス可能な領域にある近距離無線通信手段を有する移動体情報端末及び、車両情報検出手段を搭載した自動車に対して、前記情報提供端末の操作により、前記近距離無線通信手段を介して前記車両情報検出手段から車両情報を入手することにより車両診断を行うことを特徴とする自動車用情報処理システム。
【0040】
情報提供端末を設置する販売店において、近距離無線通信によるデータの送受信がアクセス可能な領域を前記販売店の駐車スペースに形成するために前記情報提供端末に近距離無線通信手段を設け、前記アクセス可能な領域にある近距離無線通信手段を有する移動体情報端末及び、車両情報検出手段を搭載した自動車に対して、前記情報提供端末の操作により、前記近距離無線通信手段を介して前記車両情報検出手段から運転情報を入手することにより運転診断を行うことを特徴とする自動車用情報処理システム。
【0041】
各種の情報を提供する情報提供サーバと情報提供端末を設置する販売店において、近距離無線通信によるデータの送受信がアクセス可能な領域を前記販売店の駐車スペースに形成するために前記情報提供端末に近距離無線通信手段を設け、前記アクセス可能な領域にある近距離無線通信手段を有する移動体情報端末及び、位置情報を取得して行き先案内する手段を搭載した自動車に対して、前記情報提供サーバからの情報提供を受け、前記情報提供端末の操作により、行き先指定誘導登録を行い、前記移動情報端末に前記近距離無線通信手段を介して前記行き先誘導登録情報を提供することを特徴とする自動車用情報処理システム。
【0042】
各種の情報を提供する情報提供サーバと情報提供端末を設置する販売店において、近距離無線通信によるデータの送受信がアクセス可能な領域を前記販売店の駐車スペースに形成するために前記情報提供端末に近距離無線通信手段を設け、前記アクセス可能な領域にある近距離無線通信手段を有する移動体情報端末及び、位置情報を取得して行き先案内する手段を搭載した自動車に対して、前記情報提供サーバからの情報提供を受け、前記情報提供端末の操作により、行き先指定誘導登録を行い、前記移動情報端末に前記近距離無線通信手段を介して前記行き先誘導登録情報を提供することを特徴とする自動車用情報処理システム。
【0043】
以上、本発明の実施形態を詳細に図面を用いて,説明したが、具体的な構成は、本実施形態に限られるものではない。
【図面の簡単な説明】
【0044】
【図1】自動車用情報処理システム構成例図
【図2】販売店システム接続構成図
【図3】販売店イメージ図
【図4】移動情報端末の機能ブロック図
【図5】自動車の車両情報、運転状況等を検出するセンサ等
【図6】情報提供端末システム機能ブロック図
【図7】販売店サーバシステム機能ブロック図
【図8】情報サービスセンタシステム機能ブロック図
【図9】情報提供端末初期画面
【図10】情報提供サービス案内画面
【図11】情報提供サービス選択画面
【図12】会員・デバイスIDテーブル
【図13】端末存在情報
【図14】端末検索処理
【図15】地図情報更新ダウンロードサービス手順
【図16】音楽配信ダウンロードサービス手順
【図17】自動点検サービス手順
【図18】観光地案内サービス手順
【符号の説明】
【0045】
1・・・自動車、2・・・販売店、3・・・情報サービスセンタ 、4・・・委託アクセス端末、5・・・携帯電話基地局 、6・・・携帯電話データセンタ、7・・・インタネット、8・・・コンテンツ配信業者、9・・・プロバイダ、10・・・アクセスエリア、11・・・GPS衛星、12・・・ナビゲーション部、13・・・携帯電話機、14・・・移動情報端末、15・・・車両情報検出部、16・・・情報提供端末、17・・・販売店端末、18・・・販売端末、19・・・販売店サーバ,20・・・ブルートゥース送受信部、14・・・移動情報端末、21・・・放送受信機、22・・・ビーコン通信部、23・・・DSRC通信部、24・・・ブルートゥース通信部、25・・・携帯電話制御部、26・・・送受信データ処理部、27・・・ユーザ情報記録部、28・・・端末情報記憶部、29・・・地図情報記憶部、30・・・画像処理部、31・・・画像表示部、32・・・ナビゲーション処理部、33・・・現在地情報処理部、34・・・入力処理部、35・・・タッチパネル、36・・・キーパネル、37・・・リモコン受信部、38・・・ハンズフリー処理部、39・・・音声合成処理部、40・・・オーディオ処理部、41・・・カードスロット制御部、42・・・計時部、43・・・車両情報取得部、44・・・電源部、45・・・ハンズフリー制御部、46・・・ナビゲーション部、47・・・GPS受信機、48・・・ジャイロスコープ、49・・・車速センサ、50・・・リモコン、51・・・マイクスピーカ、52・・・スピーカ部、53・・・オーディオ装置、54・・・端末情報処理部、55・・・音楽情報記憶部、56・・・ドライブ情報記憶部、57・・・内部バス、16・・・情報提供端末、17・・・販売端末、18・・・販売店端末、19・・・販売店サーバ、59・・・ブルートゥース通信制御部、60・・・情報データ処理部、61・・・サービス処理部、62・・・送受信データ処理部、63・・・通信制御部、64・・・一時情報記憶部、65・・・情報処理記憶部、66・・・サービス処理記憶部、67・・・電源部、68・・・表示制御部、69・・・入力制御部、70・・・ハンズフリー処理部、71・・・プリンタ制御部、72・・・外部IF制御部、73・・・表示モニタ、74・・・キーボード、75・・・マウス、76・・・タッチパネル、77・・・ハンズフリーセット、78・・・プリンタユニット、79・・・カードリーダユニット、80・・・内部バス、81・・・構内LAN、2・・・販売店、3・・・情報サービスセンタ 、6・・・携帯電話データセンタ、7・・・インタネット、8・・・コンテンツ配信業者、9・・・プロバイダ、91・・・ルータ、92・・・情報処理クライアント、99・・・決済センタ、100・・・ネットワーク、301・・・情報サービスセンタサーバ、302・・・決済データ処理部、303・・・セキュリティ処理部、304・・・データ配信処理部、305・・・データ更新処理部、306・・・通信制御部,307・・・送受信データ処理部、308・・・表示制御部、309・・・プリンタ制御部、310・・・入力部、311・・・内部バス、312・・・案内データ処理部、313・・・検索データ処理部、314・・・予約データ処理部、315・・・ルート検索処理部、316・・・登録処理部、317・・・ポイント課金処理部、318・・・課金演算部、319・・・制御部、320・・・記憶部、321・・・会員・デバイスIDTB、321・・・サービス情報DB,322・・・サービス情報DB,323・・・商品情報DB、324・・・検索情報DB、325・・・販売店情報DB、327・・・案内情報、329・・・地図情報DB,330・・・音楽情報DB,331・・・交通ドライブ情報DB、332・・・グルメ施設情報DB、333・・・宿泊情報DB,334・・・イベント観光地情報DB,335・・・サービス情報、336・・・ポイント課金情報、337・・・履歴情報、338・・・表示器、339・・・プリンタ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車載端末にダウンロードするコンテンツを検索し、車載端末を指定する指定情報の入力を受ける店舗装置と、
前記端末で入力を受けた指定情報に基づいて車載端末と接続し、前記端末で検索されたコンテンツを当該車載端末にダウンロードする通信装置とを有する車載端末用ダウンロードシステム。
【請求項2】
請求項1記載の車載端末用ダウンロードシステムであって、
前記指定情報は、車載端末が搭載された自動車の駐車スペースである。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【公開番号】特開2006−53620(P2006−53620A)
【公開日】平成18年2月23日(2006.2.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−232889(P2004−232889)
【出願日】平成16年8月10日(2004.8.10)
【出願人】(504373093)日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 (1,225)
【Fターム(参考)】