説明

車輌用照明装置

【課題】 本発明は、グーロブの強度を保ちつつも軽量化することによって振動対策及び安価に製造できる輌用照明装置を提供することを目的とするものである。
【解決手段】 本実施の形態の車輌用照明装置1は、車輌の客室の天井に装着され、内部には蛍光灯2を内蔵し、その蛍光灯2を覆うようにグローブ8が設けられ、そのグローブ8を開閉するラッチ機構10及び凹部52を備え、蛍光灯2の光を透過し、長手方向に沿って設けられた樹脂製の透過部41と、蛍光灯2のソケット3の部分を覆い隠す不透過性の樹脂製の不透過部43とを設け、透過部41と不透過部43の間には、グローブ8の内側に断面T字状の樹脂製の接続部42を設け、透過部41と不透過部43とを接続部42を介在して接着することを特徴としたので、接合面積を大きくして透過部41と不透過部42とを軽量でかつ強固に接合できる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車輌の客室の天井に装着され、内部には蛍光灯等の光源を内蔵し、その光源を覆うようにグローブが設けられ、そのグローブを開閉する機構を備えた車輌用照明装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
車輌用の照明装置は、特に列車では長尺の照明装置が使用され、一本の長い蛍光灯を収納して客室を照らしている。こられ装置では、蛍光灯を覆うグローブが修理・点検や蛍光灯の交換等に開閉され、グローブを開閉する機構又は脱着する機構が設けられている。
これらグローブを開閉する機構は多く提案され、特許文献1に示すように一端にヒンジ機構を設け、他端にラッチ機構を設けて、ヒンジを中心に回動して開閉させるグローブを備えた車両用の照明器具が提案されている。
特にラッチ機構は様々な物が提案され、特許文献2には構造が簡単で、外観も良好な照明器具が提案されている。
【0003】
図8は、従来の間接型車輌用照明装置1を示す図である。上方の一則が開放されており、天井面に間接照明として蛍光灯2の光を照すようになっている。この車輌用照明装置1は、蛍光灯2を装着するソケット3を両端に備えたL字状の取付板4を設け、その取付板4の上辺には本体を車輌の天井にボルト等で固定するための取付孔6が設けられている。
【0004】
そして、L字状の側面の下端にはグローブ8が開閉するためのヒンジ機構5が設けられている。その反対側には、グローブ8を係止するための係止具10が取付板4にボルトやビスで係止具固定部13に固定されている。係止具10は、取付板4から2本の係止支持片12が延設され、中央にラッチ解除部11が設けられている。係止具10は、内部に設けられたバネによって常に、グローブ8の側端と係合する構造が取られている。そして、図示しないバネの付勢に逆らってラッチ解除部11を操作すると係合が解除され、グローブ8が開閉する構造となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2008−296773号公報(図3)
【特許文献2】特開平7−105711号公報(図1、図5)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従来の列車やバスの車輌用照明装置では、建物の室内等の静的に設置される場合とは異なり、一つの問題として振動によってグローブが開いてしまうという問題があり、その問題を解消する方法には、係止する力を上げることが考えられるが、係止する力を上げるには、バネの強度アップが必要となる。また、係止部分となる凸部分だけでなく受け側の凹部分も強固にしなければならなく、全体としてコストが高くなるという問題が生じる。
また、列車やバスに搭載される車輌用照明装置は、長尺となるため、軽量化するとグローブ全体に対しての強度が損なわれる恐れがあり、適切な強度を保ちつつ軽量化を図ることが必要となる。
【0007】
そこで、本発明は上記の問題に鑑み、グローブの強度を保ちつつも軽量化することによって振動対策及び安価に製造できる輌用照明装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
請求項1記載の車輌用照明装置(例えば、本実施の形態の照明装置1に相当する)は、車輌の客室の天井に装着され、内部には蛍光灯(例えば、本実施の形態の蛍光灯2に相当する)を内蔵し、その蛍光灯を覆うようにグローブ(例えば、本実施の形態のグローブ8に相当する)が設けられ、そのグローブを開閉するラッチ機構(例えば、本実施の形態の係止具10及び凹部52に相当する)を備えた車輌用照明装置(例えば、本実施の形態の照明装置1に相当する)であって、前記グローブは、前記蛍光灯の光を透過し、長手方向に沿って設けられた樹脂製の透過部(例えば、本実施の形態の透過部41に相当する)と、前記蛍光灯を装着するソケット(例えば、本実施の形態のソケット3に相当する)を覆い隠す不透過性の樹脂製の不透過部(例えば、本実施の形態の不透過部43に相当する)とを設け、前記グローブの内側に、前記透過部と前記不透過部との間にあって、前記透過部と前記不透過部とを接着する断面T字状の樹脂製の接続部(例えば、本実施の形態の接続部42に相当する)を設けたことを特徴とする。
【0009】
以上の構成により、接合面積を大きくして透過部と不透過部とを軽量でかつ強固に接合できる。
【0010】
請求項2記載の車輌用照明装置(例えば、本実施の形態の照明装置1に相当する)は、前記グローブが、そのグローブの上端に長手方向に沿って形成され、前記ラッチ機構の凸状のラッチ部(例えば、本実施の形態のラッチ部51に相当する)と嵌合する断面形状が凹状の金属性の凹部(例えば、本実施の形態の凹部に相当する)を備えることを特徴とする。
【0011】
以上の構成により、グローブの補強になると共に、ラッチ機構の強化を安価に実現する構造となる。従って、グローブの強度を保ちつつも軽量化することができる。
【発明の効果】
【0012】
本発明の車輌用照明装置は、グーロブの強度を保ちつつも軽量化することによって振動対策を施し又安価に製造できる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本実施形態の第1実施例における直接型照明装置の斜視図である。
【図2】(A)本実施形態の第1実施例における直接型照明装置の正面図である。(B)本実施形態の第1実施例における直接型照明装置の背面図である。(C)本実施形態の第1実施例における直接型照明装置の平面図である。(D)本実施形態の第1実施例における直接型照明装置の底面図である。(E)本実施形態の第1実施例における直接型照明装置の左側面図である。(F)本実施形態の第1実施例における直接型照明装置の右側面図である。
【図3】本実施形態の第1実施例における直接型照明装置におけるグローブの分解斜視図である。
【図4】(A)本実施形態の第1実施例における直接型照明装置の正面図である。(B)本実施形態の第1実施例における直接型照明装置のA−A断面図に現れる接続部分の図である。(C)本実施形態の第1実施例における直接型照明装置のBの部分の拡大断面図である。
【図5】本実施形態の第1実施例における直接型照明装置の係止具を拡大した側面からみた図である。
【図6】本実施形態の第2実施例における間接型照明装置の斜視図である。
【図7】(A)本実施形態の第2実施例における間接型照明装置の正面図である。(B)本実施形態の第2実施例における間接型照明装置の背面図である。(C)本実施形態の第2実施例における間接型照明装置の平面図である。(D)本実施形態の第2実施例における間接型照明装置の底面図である。(E)本実施形態の第2実施例における間接型照明装置の左側面図である。(F)本実施形態の第2実施例における間接型照明装置の右側面図である。
【図8】本実施形態の第2実施例における間接型照明装置の係止具を拡大した斜視図である。
【図9】従来の間接型照明装置の係止具を拡大した斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
本発明は、グーロブ8の強度を保ちつつも軽量化することによって振動対策及び安価に製造できる輌用照明装置1を実現した。
【実施例1】
【0015】
以下に、図1乃至図5に基づいて一実施例を説明する。図1は、本実施形態の第1実施例における直接型照明装置40の斜視図である。図2(A)は、本実施形態の第1実施例における直接型照明装置40の正面図である。図2(B)は、本実施形態の第1実施例における直接型照明装置40の背面図である。図2(C)は、本実施形態の第1実施例における直接型照明装置40の平面図である。図2(D)は、本実施形態の第1実施例における直接型照明装置40の底面図である。図2(E)は、本実施形態の第1実施例における直接型照明装置40の左側面図である。図2(F)は、本実施形態の第1実施例における直接型照明装置40の右側面図である。図3は、本実施形態の第1実施例における直接型照明装置40におけるグローブ8の分解斜視図である。図4(A)は、本実施形態の第1実施例における直接型照明装置40の正面図である。図4(B)は、本実施形態の第1実施例における直接型照明装置40のA−A断面図に現れる接続部分の図である。図4(C)は、本実施形態の第1実施例における直接型照明装置40のBの部分の拡大断面図である。図5は、本実施形態の第1実施例における直接型照明装置40の係止具10を拡大した側面からみた図である。
【0016】
図1及び図2に示すように車輌用照明装置1の図である。本実施例では直接型照明装置40で説明されており、蛍光灯2の光をグローブ8を透過させ天井から客室を照らしている。図2に示されている直接型照明装置40の長手方向の全体寸法は、2550mmである。
直接型照明装置40は、板状の取付板4に蛍光灯2や図示しないトランスが装着され、蛍光灯2を覆うような断面弧状のグローブ8が設けられている。取付板4に設けられた操作片53を操作することで、グローブ8を下方に開閉することができる。
図3及び図4に示すように、グローブ8は、樹脂の押出成形で形成された透過カバー41と不透過カバー43の2つで主として構成され、両端には側壁となる不透過性の樹脂で形成された側壁部44が設けられている。
透過カバー41は、蛍光灯2で通路や乗客を照らすために透過性のある乳白色の樹脂で形成されている。また、透過カバー41の上端には長手方向全体に亘って透明な樹脂製の透明部46が帯状に形成されている。
不透過カバー43は、グローブ8の両端に設けられ、白色の不透過性の樹脂で形成され、ソケット3の部分を覆い隠している。
【0017】
図4に示すように透明カバー41と不透明カバー43は、グローブ8の内側に接続部42を介在して接着される。接続部42は樹脂で断面T状に形成され、透明カバー41と不透明カバー43の形状に沿って設けられている。接続部42のT字状に下方に延びた先端は、透明カバー41と不透明カバー43の乗客に面する外面から凸設することなく外面から僅かに退避して設けられている。そのため、透明カバー41と不透明カバー43の間には僅かな隙間Sが設けられる。
【0018】
図5には、係止具10が現されており、取付板4から延設された囲い部45が、L字状に下方に延び、長手方向に沿ってによって延設されており、所々係止具の操作片53が操作できるだけの孔が穿設されている。操作片53は、囲い部45から僅かに側方に向かって突出しており、操作しやすくなっている。
取付板4に設けらた係止具10は、山状に突出したラッチ部51を備えている。また、グローブ8の端に設けられたラッチ部51は、アルミの押出形成で形成されコ字状の凹部52を備え、凹部52は、グローブ8の長手方向全体に亘って設けられている。ラッチ部51が、凹部52に挿入され係合される。係止具10は、内部に設けられたバネによって常に、グローブ8の側端と係合する構造が取られている。また、ラッチ部51は、操作部53を矢印の方向に押すことよって、ラッチ部51が矢印の方向に退避し係合が解除される。
グローブ8は閉じた状態で、グローブ8の上端に設けられた密封部材54と取付板4とが密着し密封状態を保っている。
【0019】
以上における本実施例から把握される効果を以下に詳述する。
(1)本実施例の車輌用照明装置1は、下方を透過性の材料で形成したグローブ8であってグローブの上端に、蛍光灯2に対して、斜めの上方に設けられた透明な帯状の透明部46を設けることによって、蛍光灯2の光を、蛍光灯2から斜めに車輌の天井に向かって照らすことができ、直接照明だけでなく間接照明として使用することが可能である。
(2)本実施例の車輌用照明装置1は、不透過カバー43が、グローブ8の両端に設けられ、不透過性の樹脂で形成されることで、ソケット3の部分を覆い隠し、ソケット3が見えないようにデザイン性を高めている。
(3)本実施例の車輌用照明装置1は、グローブ8の上端に長手方向に沿って、ラッチ機構の凸状のラッチ部と嵌合する凹状の金属性の凹部を備えることによって、グローブ8の補強になると共に、ラッチ機構の強化を安価に実現する構造となった。従って、グローブ8の強度を保ちつつも軽量化することができるようになった。
(4)本実施例の車輌用照明装置1は、蛍光灯2を覆うグローブ8であって、蛍光灯2の光を透過し、蛍光灯2の蛍光する部分に対応し、長手方向に沿って設けられた樹脂製の透過部41と、蛍光灯2のソケット3の部分を覆い隠す不透過性の樹脂製の不透過部43とを設け、透過部41と不透過部43の間には、グローブ8の内側に断面T字状の樹脂製の接続部42を設け、透過部41と不透過部43とを接続部42を介在して接着したことによって、接合面積を大きくして透過部41と不透過部43とを軽量でかつ強固に接合できる。
(5)本実施例の車輌用照明装置1は、接続部42のT字状に下方に延びた先端は、透明カバー41と不透明カバー43の乗客に面する外面から凸設することなく、各々の外面から僅かに退避して設けられているので、たとえ寸法誤差によって透明カバー41と不透明カバー43に段差が生じても、接続部42の隙間Sによって段差が目立たなくなり、デザイン性の優れたグローブ8を製造することができるようになった。
【実施例2】
【0020】
図6は、本実施形態の第2実施例における間接型照明装置20の斜視図である。図7(A)は、本実施形態の第2実施例における間接型照明装置20の正面図である。図7()B)は、本実施形態の第2実施例における間接型照明装置20の背面図である。図7(C)は、本実施形態の第2実施例における間接型照明装置20の平面図である。図7(D)は、本実施形態の第2実施例における間接型照明装置20の底面図である。図7(E)は、本実施形態の第2実施例における間接型照明装置20の左側面図である。図7(F)は、本実施形態の第2実施例における間接型照明装置20の右側面図である。図8は、本実施形態の第2実施例における間接型照明装置20の係止具10を拡大した斜視図である。
【0021】
図6乃至図8に示すように車輌用照明装置1の図である。本実施例では間接型照明装置20で説明されており、乗客側に直接あたる蛍光灯2の光を不透過性のグローブ8で遮り、開口部21から天井に向かって照らし、間接的に光を照らしている。
グローブ8は、蛍光灯2を覆う形状で長手方向に延設されており、長手方向の寸法は2575mmである。グローブ8の円弧状の下端であって幅方向の中央に、蛍光灯2の光を僅かばかり採り入れるためのスリット状の採光部23が9個一定な間隔を開けて設けられている。採光部23は、スリット状の孔を塞ぐように透明な樹脂が突出した状態で設けられている。
【0022】
図8に示すように、間接型照明装置20は、蛍光灯2を装着するソケット3を両端に備えたL字状の取付板4を設け、その取付板4の上辺には本体を車輌の天井にボルト等で固定するために長孔24が設けられている。
そして、L字状の側面の下端にはグローブ8が開閉するためのヒンジ機構5が設けられている。その反対側には、グローブ8を係止するための係止具10が取付板4にボルトやビスで係止具固定部13に固定されている。係止具10は、取付板4から2本の係止支持片12が延設され、中央にラッチ解除部11が設けられている。係止具10は、内部に設けられたバネによって常に、グローブ8の側端と係合する構造が取られている。そして、図示しないバネの付勢に逆らってラッチ解除部11を操作すると係合が解除され、グローブ8が開閉する構造となっている。
図8のように、長孔24と係止具10を接近して設ける場合には、長孔24を跨いで係止支持片12が設けられている。
間接型照明装置20の側部には、配線通し溝25が全長に亘って設けられ、図示しないトランスから延びる配線が挿入されている。
【0023】
以上における本実施例から把握される効果を以下に詳述する。
(1)本実施例の車輌用照明装置1は、長孔24と係止具10を接近して設ける場合には、長孔24を跨いで係止支持片12が設けられている。ボルトで固定する際に、係止具10に掛かるグローブ8の荷重をできるだけボルトの近く受けることによって、両支持張りとなり、片支持張りのように余分な荷重が長孔24にかかることなく、ボルトから荷重までの距離を短くすることで振動による荷重の影響を少なくすることができる。従って、両辺の係止支持片12は、長孔24の補強にもなる。
(2)係止支持片12は、間接光を天井方向に採り入れるようにするために、蛍光灯2の長手方向に対して直交する方向に係止支持片12が延設して設けられている。できるかぎり間接光を遮蔽することがないようにし、係止支持片12が蛍光灯2に対抗する面積を少なく構成されている。
(他の実施形態への変更例)
【0024】
・本実施形態では、凹部52を車両用照明装置1の長手方向全体に亘って設けた実施例を記載したが、少なくともラッチ部51の部分でけであってもよく、グローブ8を補強する事が出来る程度で設ければよい。
【産業上の利用可能性】
【0025】
バスや列車だけでなく、船舶や飛行機等の長い客室に使用される長尺の照明装置として使用することができる。
【符号の説明】
【0026】
1・・・車両用照明装置、2・・・蛍光灯、3・・・ソケット、4・・・取付板、
5・・・ヒンジ機構、6・・・本体固定孔、8・・・グローブ、9・・・管支持具、
10・・・係止具、11・・・ラッチ解除部、12・・・係止支持片、
13・・・係止具固定部、
20・・・間接型照明装置、21・・・開口部、23・・・採光部、24・・・長孔、 25・・・配線通し溝、
40・・・直接型照明装置、41・・・透過カバー、42・・・接続部、
43・・・不透過カバー、44・・・側壁部、45・・・囲い部、46・・・透明部、
51・・・ラッチ部、52・・・凹部、53・・・操作片、54・・・密封部材。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車輌の客室の天井に装着され、内部には蛍光灯を内蔵し、その蛍光灯を覆うようにグローブが設けられ、そのグローブを開閉するラッチ機構を備えた車輌用照明装置であって、
前記グローブは、前記蛍光灯の光を透過し、長手方向に沿って設けられた樹脂製の透過部と、前記蛍光灯を装着するソケットを覆い隠す不透過性の樹脂製の不透過部とを設け、前記グローブの内側に、前記透過部と前記不透過部との間にあって、前記透過部と前記不透過部とを接着する断面T字状の樹脂製の接続部を設けたことを特徴とする車輌用照明装置。
【請求項2】
記グローブは、そのグローブの上端に長手方向に沿って形成し、前記ラッチ機構の凸状のラッチ部と嵌合する断面形状が凹状の金属性の凹部を備えることを特徴とする請求項1に記載の車輌用照明装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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