説明

通信アンテナの支持取替え工法及び支持構造

【課題】既存のアンテナ支持柱を用いて、新規なデータ通信用アンテナを、容易且つ迅速に取り付けることができる。
【解決手段】通信アンテナの取替工法において、既存のアンテナをボルトごとアンテナ支持柱から撤去し、上下にボルト9を同方向横向きに突出させたサブポール8の、前記上下のボルト9を、アンテナ支持柱1の上下の取付金具3の孔に通してナットにより固定し、当該サブポール8に、新規なアンテナ11の一側の上下から突出する係止金具12を固定して取り付け、前記サブポール8の上下のボルト9は、サブポール8の長手方向に摺動及び固定自在でありかつ当該サブポール8の軸を中心に回転及び固定自在であり、前記係止金具12はボルト、ナットによりサブポール8に固定自在な構成である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、これまで携帯電話等の通信基地局として使用してきた基地局を、新システムを用いた移動体通信基地局にリニューアルするにあたり、工事コスト削減ならびに、廃棄物減少の意図から、既設のアンテナ支持柱を流用して新システムアンテナを取付けるための取替え工法と既設支持柱に取付けていた既設アンテナと取付け部分が全く異なる構造の新設アンテナを既設支持柱に取付けるための構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、基地局としての通信アンテナには種々のものがあり、それぞれ構造上の相違から取付け方法が異なっている。例えば、図6及び図7に示すように、アンテナ支持柱1に、上下に間隔をあけて設けた2つのアーム2に、アングル材から成る取付金具3を設け、アンテナ4の上下から同方向に横に突出するボルト5(アンテナ自体の構造の一部として存在し、着脱が不可能)を設け、当該ボルト5を前記上下の相応する前記取付金具3に係止し、ナット6で固定していた。また、これと類似した構造のものでは特許文献1のものがある。
【0003】
当該基地局においては、図6及び図7の既設のアンテナの老朽化等の理由から、新システムと現用システムを共用できるアンテナに交換する必要が生じている。
【0004】
既設支持柱の構造は、既設アンテナの構造上から前述の様に既設支持柱自体に既設アンテナの構造の一部であるボルト5の上下の間隔に合わせた位置にアーム2を装備した鋼管材を支持柱の部材の一部として使用している。今回使用する新システムアンテナは、アンテナ自体の長さや支持柱への取付構造が前述のそれと全く異なるため、既設の取付け方法では新設アンテナを既設支持柱に取り付けることができない。
【0005】
そのため、新設アンテナと支持柱間にサブポールを設け、サブポールを介して、既設アンテナ支持柱へ取付けを可能な構造にしなければ、既設支持柱を流用しての新設アンテナの取付けができない。そのため現状では、既設のアーム2ならびに鋼材から成る取付金具3の上下間隔ならびに既設アンテナの一部として存在するボルト5の上下間隔を、設計段階で支持柱に昇柱してスケッチ並びに取付間隔寸法の精密な測定を実施し、その結果を受けてサブポールの設計を、既設アンテナのボルト5の間隔と向きと同様の間隔と向きで、サブポール自体に前記ボルト5と同サイズのボルトを溶接にて固定し、既設支持柱のアーム2と鋼材から成る取付金具3への取付けを可能にしていた。
【0006】
【特許文献1】特開2005−26839号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、この設計に当たってのスケッチ並びに精密測定は、不安定な足場上での作業のため熟練電工もしくは鳶工が行うことが必須であり、そうしたスキルを有した熟練電工や鳶工は希少であるため、適時に配置することが難しく、事前の調整を含め予定がたて難い。また、コストもかかる。
【0008】
また、こうした調査は、携帯電話事業者にとって現用設備上でのスケッチ並びに精密測定のため軽微な作業として捉えられており、停波作業(サービス停止)となっていない。つまり、電波が輻射された状態でのアンテナ直近作業を余儀なくされている。これは作業員が電磁波に曝露された状態での作業であり労働安全衛生上軽視できない問題である。また、不安定な足場上での高所作業なので、作業中不慮の事態(アンテナ損傷やフィーダー損傷等)が発生した場合のライフラインが途切れるという社会的影響のリスクや、作業員の墜落等の作業安全に関するリスクも高い。
【0009】
また、サブポールの製作にあたっては、スケッチや寸法測定したボルトの方向と間隔を正確に反映したサブポール製作のため、熟練溶接工の高度な溶接技術と、防錆めっき時のボルト方向と間隔の変異を防ぐための最適な鋼材の選択が必要となる。また、以上のことから設計製作に長期の工程を要する。
【0010】
現状のサブポールを使用してのアンテナ取替作業を実施する上で、厳守しなければならない作業条件としては停波作業時間1時間で取替作業をしなければならない。これにはやはり高度な技術を持つ熟練電工若しくは鳶工が必要である。また、取替作業時に製作不具合などからの取付け作業遅延(停波時間遅延)若しくは中止のリスク(中止となった場合でも停波時間に変更・延長は認められず、遅延の場合事故扱いとなる)が発生するため、サブポールへのボルト5の取付け方法を構造上改善し、事前調査の簡素化と取替作業時の製作不具合に伴う停波遅延を回避する必要がある。
【0011】
そこで、この発明はこれらの従来技術に鑑み、既存のアンテナ支持柱を用いて、新規なデータ通信用アンテナを、容易且つ迅速に取り付けることができる取替え工法及びその支持構造を提供することを目的としたものである。
【課題を解決するための手段】
【0012】
請求項1の発明は、通信アンテナの取替工法において、既存のアンテナをボルトごとアンテナ支持柱から撤去し、上下にボルトを同方向横向きに突出させたサブポールの、前記上下のボルトを、アンテナ支持柱の上下の取付金具の孔に通してナットにより固定し、当該サブポールに、新規なアンテナの一側の上下から突出する係止金具を固定して取り付け、前記サブポールの上下のボルトは、サブポールの長手方向に摺動及び固定自在でありかつ当該サブポールの軸を中心に回転及び固定自在であり、前記係止金具はボルト、ナットによりサブポールに固定自在な構成である、通信アンテナの支持取替え工法とした。
【0013】
また、請求項2の発明は、通信アンテナの取替工法において、既存のアンテナをボルトごとアンテナ支持柱から撤去し、地上で予め新規なアンテナの一側の上下から突出する係止金具をサブポールに取り付けてサブポールに新規なアンテナを固定し、柱上で当該サブポールの上下から同方向横向きに突出するボルトをアンテナ支持柱の上下の取付金具の孔に通してナットにより固定し、前記サブポールの二つのボルトは、サブポールの長手方向に摺動及び固定自在であり、かつ当該サブポールの軸を中心に回転及び固定自在であり、前記係止金具はボルト、ナットによりサブポールに固定自在な構成である、通信アンテナの支持取替え工法とした。
【0014】
また、請求項3の発明は、アンテナ支持柱の上下に設けた取付金具に、サブポールの上下から同方向横向きに突出するボルトを通してナットにより取付られ、当該サブポールの二つのボルトは当該サブポールの長手方向に摺動及び固定自在でありかつ当該サブポールの軸を中心に回転及び固定自在であり、当該サブポールに、新規なアンテナの一側から突出した係止金具を、ボルト、ナットにより取り付けて固定した通信アンテナの支持構造とした。
【0015】
また、請求項4の発明は、前記サブポールの二つのボルトは、各ボルトの一端に、サブポールの外周に被せる断面弧状の第1の当て板を固定し、当該第1の当て板に対向し、前記サブポールの外周に被せる断面弧状の第2の当て板を別途設け、これらの第1の当て板及び第2の当て板を前記サブポールの外周に被せてこれらの当て板をボルト、ナットで固定し、かつ第2の当て板を貫通する固定ボルトを当該第2の当て板に螺着し、前記サブポールに当該固定ボルトの先端を押圧自在とした、請求項3に記載の通信アンテナの支持構造とした。
【発明の効果】
【0016】
請求項1〜4の発明では、既存のアンテナ支持柱にサブポールを取付け、さらに当該サブポールに新規なアンテナを取付ける工法としたため、既存のアンテナを撤去し、既存のアンテナ支持柱のアームを取付金具とともに、そのまま用いて、新規な、長さの異なるアンテナに取替えることができ、取替え作業の簡素化及び作業コストを低減できる取替え工法である。
【0017】
また、サブポールの上下に設けた二つの各ボルトを、当該サブポールの長手方向に摺動及び固定自在でありかつ当該サブポールの軸を中心に回転及び固定自在としたため、既存のアンテナ支持柱の上下の取付金具への前記サブポールの各ボルトの取り付けに際し、位置や方向の調整ができ、容易にかつ迅速にサブポールを取付けることができる。また、新規なアンテナのサブポールへの取付けは、アンテナの上下に設けた係止金具のボルト、ナットによる取付けのため、取付けは極めて容易である。
【0018】
従って、従来、アンテナ支持柱の上下の取付金具の間隔を正確に測定することが必要であり、その測定に手間がかかっていたが、この工法では、当該事前の測定の精度が要求されず、それ故、事前測定が容易、迅速となる。また、周波数帯域によってアンテナの長さが変わっても、各アンテナの一側上下から突出する係止金具の位置を前記サブポールの長さに合わせて設ければ、種々のアンテナを既存のアンテナ支持柱に支持することができる。
【0019】
また、特に請求項2によれば、地上で予め新規なアンテナの一側の上下から突出する係止金具をサブポールに取り付けてサブポールに新規なアンテナを固定するため、柱上では、サブポールをアンテナ支持柱に取り付ければよく、取替え作業がより迅速に行え、かつ、柱上での作業量が少ないため、より安全である。
【0020】
また、請求項4の発明によれば、各ボルトのサブポールへの取り付けに当たり、前記ボルトを有する第1の当て板と第2の当て板とをサブポールに被せて、これらの当て板相互をボルト、ナットで締め付け、ボルトを固定するが、さらに固定ボルトを締め付けて、当該固定ボルトをサブポールに押圧するため、より強固にボルトをサブポールに固定でき、耐久性を有する構造である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
この発明は、通信アンテナの取替工法において、既存のアンテナをボルトごとアンテナ支持柱から撤去し、上下にボルトを同方向横向きに突出させたサブポールの、前記上下のボルトを、アンテナ支持柱の上下の取付金具の孔に通してナットにより固定し、当該サブポールに、新規なアンテナの一側の上下から突出する係止金具を固定して取り付け、前記サブポールの上下のボルトは、サブポールの長手方向に摺動及び固定自在でありかつ当該サブポールの軸を中心に回転及び固定自在な構成である、通信アンテナの支持取替え工法とした。
【0022】
この様に、既存のアンテナ支持柱にサブポールを取付け、さらに当該サブポールに新規なアンテナを取付ける工法としたため、既存のアンテナを撤去し、既存のアンテナ支持柱をそのまま用いて、新規な、長さの異なるアンテナに取替えることができる。
【実施例1】
【0023】
以下、この発明の実施例1を図に基づいて説明する。図1はこの発明のアンテナの支持構造を示す側面図、図2はこの発明のアンテナ支持構造の取付金具、サブポール及びアンテナを示す拡大側面図、図3は同サブポールのボルトの取付構造を示す側面図、図4は同サブポールのボルトの取付構造を示す平面図、図5は同アンテナの係止金具を示す平面図である。
【0024】
図1に示すように、既存のアンテナ支持柱1は適宜の構造物7に支持固定されている。このアンテナ支持柱1の上部に上下に間隔をあけて二つのアーム2が固定され、各アーム2に平面視において放射状三方に、アングル材から成る取付金具3が設けられている。この既存のアンテナ支持柱1の構成は、前記図6及び図7の従来のものと同じである。
【0025】
既存のアンテナ支持柱1の三方に設けられた上下の相応する各取付金具3に、各サブポール8の上下から同方向に突出したボルト9が固定されている。この固定は各取付金具3の孔3aにボルト9を通し、当該孔3aの前後のボルト9にナット10を螺着したものである(図3及び4参照)。また、これらの3個の各サブポール8の外側に、それぞれ新規なアンテナ11が、各アンテナ11の上下に設けた係止金具12によって取付けられている。
【0026】
前記サブポール8の各ボルト9の固定は、図3及び図4に示すように、ボルト9の基部の一端に、前記サブポール8の外周に被せる、断面孤状の第1の当て板13を固定し、また、この第1の当て板13と対向してサブポール8の外周に被せる、断面孤状の第2の当て板14を設け、これらの第1の当て板13と第2の当て板14をサブポール8に被せ、これらの端縁から突出した突出片13a及び14aを対向させ、これらの突出片13a及び14aに夫々設けた透孔にボルト15を通して当該ボルト15の端部でナット16を螺着して各ボルトをサブポール8に固定している。
【0027】
また、前記第2の突出片14に透孔(図示省略)を穿ち、当該透孔に合わせて外周にナット17を固定し、当該ナット17に固定ボルト18を螺着し、当該固定ボルト18の先端を前記第2の当て板14の前記透孔からサブポール8の外周に押圧自在としたものである。また、第1の当て板13の外周とボルト9の基部との間には補強リブ19が設けられ、また、第2の当て板14の外周に補強リブ20が設けられている。
【0028】
各ボルト9はこの様にサブポール8に固定されているため、前記ボルト15及びナット16、及び固定ボルト18を緩めれば、サブポール8の長手方向に摺動自在、固定自在であり、さらにサブポール8の軸を中心に回転及び固定自在である。
【0029】
また、新規なアンテナ11の前記係止金具12は、図5に示すように、アンテナ11の上下の一側に基板21を設け、当該基板21は一側に湾曲凹部21aを設け、当該湾曲凹部21aの両側からボルト22、22を略平行に突出させている。そして、当該二つのボルト22、22が貫通する孔(図示省略)を両側に有する受け板23を設け、当該受け板23を前記基板21に対向させ、この基板23の湾曲凹部23aと対向する位置に湾曲凹部23aを設けている。そしてこれらの基板21と受け板23により、前記サブポール8を挟持し、前記受け板23の他面から突出する二つのボルト22、22にナット24を螺着し、これらを締め付けて、アンテナ11をサブポール8に固定している。
【0030】
従って、この係止金具12の受け板23及びナット24の締め付けにより、サブポール8へのアンテナ11の取付けが極めて容易となっている。
【0031】
それ故、前記既存のアンテナ4をアンテナ支持柱1から取り外し、上下にボルト9を有するサブポール8の、当該上下のボルト9を、アンテナ支持柱1の上下の取付金具3の孔3aに通してナット10、10により固定し、さらに、当該サブポール8に、新規なアンテナ11の一側の上下から突出する係止金具12を固定して取り付ければよい。
【0032】
その際、前記上下の取付金具3の位置と、サブポール8の上下のボルト9の位置が合わなくても、このボルト9の位置を変えることができるため、容易に取付けができる。また、係止金具12もボルト、ナットによる取付けのため、アンテナ11のサブポール8への取付けが容易である。
【0033】
またさらに、地上でサブポール8にアンテナ11を取付け、この状態で柱上等にのってサブポール8をアンテナ支持柱1に取り付けると、柱上等の高所での作業が短縮され、より安全である。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】この発明の実施例1のアンテナの支持構造を示す側面図である。
【図2】この発明の実施例1のアンテナの支持構造取付金具、サブポール及びアンテナを示す拡大側面図である。
【図3】この発明の実施例1のアンテンの支持構造のサブポールのボルトの取付構造を示す側面図である。
【図4】この発明の実施例1のアンテンの支持構造のサブポールのボルトの取付構造を示す平面図である。
【図5】この発明の実施例1のアンテンの支持構造のアンテナの係止金具を示す平面図である。
【図6】既存の通信アンテナの支持構造を示す側面図である。
【図7】既存の通信アンテナの支持構造の要部拡大側面図である。
【符号の説明】
【0035】
1 アンテナ支持柱 2 アーム
3 取付金具 3a 孔
4 アンテナ 5 ボルト
6 ナット
8 サブポール 9 ボルト
10 ナット 11 アンテナ
12 係止金具 13 第1の当て板
14 第2の当て板 15 ボルト
16 ナット 17 ナット
18 固定ボルト 19 補強リブ
20 補強リブ 21 基板
21a 湾曲凹部 22 ボルト
23 受け板 23a 湾曲凹部
24 ナット

【特許請求の範囲】
【請求項1】
通信アンテナの取替工法において、
既存のアンテナをボルトごとアンテナ支持柱から撤去し、上下にボルトを同方向横向きに突出させたサブポールの、前記上下のボルトを、アンテナ支持柱の上下の取付金具の孔に通してナットにより固定し、
当該サブポールに、新規なアンテナの一側の上下から突出する係止金具を固定して取り付け、
前記サブポールの上下のボルトは、サブポールの長手方向に摺動及び固定自在でありかつ当該サブポールの軸を中心に回転及び固定自在であり、
前記係止金具はボルト、ナットによりサブポールに固定自在な構成であることを特徴とする、通信アンテナの支持取替え工法。
【請求項2】
通信アンテナの取替工法において、
既存のアンテナをボルトごとアンテナ支持柱から撤去し、地上で予め新規なアンテナの一側の上下から突出する係止金具をサブポールに取り付けてサブポールに新規なアンテナを固定し、
高所で当該サブポールの上下から同方向横向きに突出するボルトをアンテナ支持柱の上下の取付金具の孔に通してナットにより固定し、
前記サブポールの二つのボルトは、サブポールの長手方向に摺動及び固定自在であり、かつ当該サブポールの軸を中心に回転及び固定自在であり、
前記係止金具はボルト、ナットによりサブポールに固定自在な構成であることを特徴とする、通信アンテナの支持取替え工法。
【請求項3】
アンテナ支持柱の上下に設けた取付金具に、サブポールの上下から同方向横向きに突出するボルトを通してナットにより取付られ、
当該サブポールの二つのボルトは当該サブポールの長手方向に摺動及び固定自在でありかつ当該サブポールの軸を中心に回転及び固定自在であり、
当該サブポールに、新規なアンテナの一側から突出した係止金具を、ボルト、ナットにより取り付けて固定したことを特徴とする、通信アンテナの支持構造。
【請求項4】
前記サブポールの二つのボルトは、各ボルトの一端に、サブポールの外周に被せる断面弧状の第1の当て板を固定し、
当該第1の当て板に対向し、前記サブポールの外周に被せる断面弧状の第2の当て板を別途設け、
これらの第1の当て板及び第2の当て板を前記サブポールの外周に被せてこれらの当て板をボルト、ナットで固定し、
かつ第2の当て板を貫通する固定ボルトを当該第2の当て板に螺着し、前記サブポールに当該固定ボルトの先端を押圧自在としたことを特徴とする、請求項3に記載の通信アンテナの支持構造。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate


【公開番号】特開2012−209740(P2012−209740A)
【公開日】平成24年10月25日(2012.10.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−73470(P2011−73470)
【出願日】平成23年3月29日(2011.3.29)
【出願人】(000141060)株式会社関電工 (115)
【出願人】(000139702)株式会社安田製作所 (16)
【Fターム(参考)】