説明

通信制御装置および集積回路

【課題】室内の座席にいる相手と通信する際、誰がどの座席に着いているかという認識を不要にすることができる通信制御装置を提供すること。
【解決手段】車両1内の座席に設置している通信機器間の通信を制御する通信制御装置10において、個人が車両1内の座席で発音したときの声紋データから定まる個人の呼び名と個人が発音した座席とを対応付けた座席対応データを有し、車両1内の座席にいる者が通信したい呼び名を発音したとき、座席対応データを参照して発音した通信したい呼び名と対応する座席に設置している通信機器と、通信したい呼び名を発音したときの通信機器とを接続するように制御する制御手段11とを備えて構成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両などの室内に設置している通信機器間の通信を制御する通信制御装置および集積回路に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、車載用の通信システムとしては、自動車内の座席毎にユーザー端末を設置し、座席に着席したユーザーが個々に音楽などを聴いて楽しむものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、ユーザー端末にスピーカおよびマイクを設けた場合、内線電話のようにユーザー端末間で通話ができる物がある。例えば、小型の自動車では車内が狭いため、着席したユーザー同士で会話を行うことは可能であるが、例えば6人以上収容できる大型の自動車やバスなどでは、着席したユーザー同士で会話する際に有効である。
【特許文献1】特開2005−259187号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の車載用の通信システムでは、例えば家族などの各人が自動車内の座席に着く際、誰がどの座席に着いてユーザー端末を利用するのかが定まらないため、随時に誰がどの座席に座ったのかを各人が把握する、または、座席に着く前に各人と座席とを予め対応させておくなどの手続きが必要であった。
【0005】
そこで本発明は、このような問題を解決するためになされたものであって、座席間で通信する際、誰がどの座席に着いているか把握しなくても通信する相手を自動的に特定して通信することができる通信制御装置および集積回路を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の通信制御装置は、複数の座席が設けられ特定の座席間で会話を行う通信制御装置において、前記座席で発音された音声を収集する音声収集手段と、前記音声収集手段で収集された前記音声から会話を行う座席を特定する座席位置特定手段と、前記座席位置特定手段で特定された座席と前記音声が発音された座席との間で会話を行うように自動的に制御する通信制御手段とを備えた構成を有している。
【0007】
この構成により、会話を行う相手がどの座席にいるか知らなくても、座席で収集された音声を元に座席にいる人物を自動的に特定することができるので、会話を行う相手を自由に選択して会話をすることができる。
【0008】
また、本発明の通信制御装置は、複数の座席が設けられ特定の座席間で会話を行う通信制御装置において、前記座席で発音された音声を収集する音声収集手段と、人物データと前記人物データの声紋データが関連付けて保存されている人物データ保存手段と、前記音声収集手段で収集された音声と前記声紋データとを比較して人物データを特定する人物特定手段と、前記座席と前記人物特定手段で特定された前記人物データと座席データとを関連付けて保存する座席データ保存手段と、前記音声収集手段で検出された音声から前記座席を特定する音声を検出する音声検出手段と、前記音声検出手段で検出された座席と前記音声収集手段を検出した座席との間で通信を行うように自動的に制御する通信制御手段と、を備えた構成を有している。
【0009】
この構成により、音声収集手段で収集された音声と人物データ保存手段に保存されている声紋データとを比較して座席に座っている人物データを特定し、特定された人物データと音声収集手段で収集された音声の座席と関連付けて座席データ保存手段に保存すると共に、座席を特定する音声を音声検出手段で検出し、検出された音声と座席データ保存手段に保存されたデータとを比較して一致した座席との間で自動的に通信を行うように通信制御手段で制御することができるように構成されているので、会話を行う相手がどこの座席に着席しているかわからない状態でも、各座席に座っている人の音声から座席毎の人物を特定するので、例えば、会話をしたい相手の名前を発音すると自動的に相手の座席を特定して、その相手との会話を行うことができる。
【0010】
本発明の集積回路は、複数の座席が設けられ特定の座席間で通信を行う集積回路において、前記座席で発音された音声から会話を行う座席を特定する座席位置特定手段と、前記座席位置特定手段で特定された座席と音声が発音された座席との間で会話を行うように自動的に制御する通信制御手段と、を備えた構成を有している。
【0011】
この構成により、会話したい相手がどの座席にいるのかを知りたい場合、収集された音声から会話を行う座席を特定することができる集積回路である。
【発明の効果】
【0012】
以上のように本発明は、室内の座席間で通信する際、誰がどの座席に着席しているかわからなくても、座席に着席している人物を自動的に特定して座席間で会話を行うことができる通信制御装置および集積回路を提供するものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。本実施の形態においては、6座席を有する車両に搭載される通信制御装置(会話通信制御装置)の例について説明する。
【0014】
図1は、本発明の実施の形態に係る車両の構成図である。車両1は、座席A〜Fの6座席を有する。特に図示していないが、各座席には、通話などを行うためのスピーカ、マイク、およびディスプレイを有する通信機器が設置されている。なお、通信機器は、通話に限らず、テレビ電話、または映像音楽を視聴するために用いられてもよい。
【0015】
図2は、車両1に搭載される通信制御装置のブロック図である。通信制御装置10は、制御手段11、データベース12、および切替手段13によって構成されている。また、通信制御装置10には、ボタンなどを有している入力機器21が接続されており、さらに、通信制御装置10は、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、ラジオおよびテレビのチューナーなどのAVコンテンツ22を取り入れることができるように構成されている。
【0016】
制御手段11は、車両1の座席に設置している通信機器間の通信を制御するプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)などによって構成されている。また、車両1の各座席に設置しているマイクが乗車者の音声を収集し、制御手段11は、切替手段13を介して、本発明における音声収集手段を構成するマイクから収集された乗車者の音声に基づいて音声認識を行って乗車者の音声を解析するようになっている。
【0017】
また、制御手段11は、マイクで収集された音声から、会話を行う座席を特定するようになっている。なお、制御手段11は、本発明における音声収集手段で収集された音声から、会話を行う座席を特定する本発明における座席位置特定手段、または、会話を行う座席を特定する音声を検出する音声検出手段を構成する。
【0018】
また、制御手段11は、マイクで収集された音声と声紋データとを比較して人物データを特定するようになっている。なお、制御手段11は、本発明における音声収集手段で音声と声紋データとを比較して人物データを特定する本発明における人物特定手段を構成する。例えば、人物データとは、氏名、ニックネームなどである。声紋データとは、個人の声から得られた周波数分布のデータである。
【0019】
データベース12は、特定の個人を識別するための人物データとその個人の声紋データとを関連付けて保存している。また、データベース12は、座席と人物データとを関連付けて座席データとして保存している。
【0020】
なお、データベース12は、人物データと人物データの声紋データを関連付けて保存する本発明における人物データ保存手段、および、座席と本発明における人物特定手段で特定された人物データとを関連付けて座席データとして保存する本発明における座席データ保存手段を構成する。
【0021】
また、切替手段13は、車両1の座席に設置している各通信機器と接続されており、車内の座席に着席した各人が会話を行うため、それぞれの通信機器を接続するようになっている。なお、切替手段13は、本発明における座席位置特定手段で特定された座席と音声が発音された座席との間で会話を行うように自動的に制御する本発明における通信制御手段を構成する。
【0022】
例えば、切替手段13が、座席Bの通信機器と座席Eの通信機器とを接続した場合、座席Bの通信機器のマイクに音声が入力された場合、入力された音声の信号を重畳して座席Eの通信機器のスピーカに出力し、座席Eの通信機器のマイクに音声が入力された場合、入力された音声の信号を重畳して座席Bの通信機器のスピーカに出力するように構成されている。
【0023】
また、切替手段13は、3つ以上の通信機器を接続することができるように構成されている。例えば、切替手段13は、座席Bの通信機器と座席Eの通信機器とを接続している場合、座席B、座席Eの通信機器との接続に加えてさらに座席Cの通信機器とを接続することができ、座席B、座席E、座席Cそれぞれに着席している人の音声をミキシングして各通信機器に出力する。
【0024】
また、制御手段11は、ボタンなどの入力機器21から指示を受け付けるようになっている。なお、本発明の集積回路は、制御手段11を備えて構成するようにしてもよい。
【0025】
以上のように構成された通信制御装置10の動作について図面を用いて説明する。図3は、本発明の実施の形態に係る通信制御装置が乗車者の音声を登録する処理の一例を表したフローチャートである。
【0026】
まず、乗車者の音声を登録するための音声登録モードに設定するため、制御手段11は、乗車者が入力機器21のボタンを押下した場合など入力機器21から音声登録モードを受け付け、音声の入力を待ち合わせる(S01)。ここで、乗車者は、車両1の座席に設置している通信機器の何れかに、呼んで欲しい呼び名、例えばニックネームを言って音声を入力すると、制御手段11は、音声として入力されたニックネームを文字のデータに変換するため、乗車者の音声に基づいて音声認識し、音声認識の結果が成功か失敗か判定する(S02)。
【0027】
音声認識の結果が成功であった場合、乗車者は、所定の文言を言って音声を入力すると、制御手段11は、音声として入力された所定の文言を声紋データに変換し、変換結果が成功か失敗か判定する(S03)。
【0028】
声紋データの変換結果が成功した場合には、制御手段11は、ニックネームと声紋データとの対応関係を、図4(A)に示すように、声紋データから個人を特定するためのデータとしてデータベース12に登録する(S04)。なお、図4(A)では、ニックネーム:TAROUという個人の声紋データを登録した例を示している。声紋データは、複雑な構成であるため、単に「○」で表しているが、声紋データの内容は、個人毎に異なる。また、個人毎にステップS01〜04を繰り返した結果を図4(B)に示している。
【0029】
次に、図5は、本発明の実施の形態に係る通信制御装置が、乗車者と座席との対応付けを行う処理の一例を表したフローチャートである。
【0030】
まず、図3で説明した音声登録モードを解除した状況で、乗車者は、車両1の座席に着き、座席に設置している通信機器に音声を入力すると、制御手段11は、その座席の通信機器に音声が入力されたことを検知し(S11)、通信機器から入力した音声を声紋データに変換する(S12)。制御手段11は、変換した声紋データとデータベース12に登録している声紋データとが一致しているか否かを判定する(S13)。
【0031】
データベース12に登録している声紋データと一致している場合、制御手段11は、一致していた声紋データと、音声を入力したときの座席との対応関係を図4で説明したデータに加え、図6(A)に示すように座席対応データとしてデータベース12に登録する(S14)。ここで、既にこれから登録しようとしていた座席と同じ座席との対応関係がデータベース12に登録されている場合には、ステップS14がスキップされる。
【0032】
なお、図6(A)では、ニックネーム:TAROUという個人が座席Cに着いて座席Cに設置している通信機器から音声を入力したときの例を示している。また、個人毎にステップS11〜14を繰り返した結果を図6(B)に示している。
【0033】
次に、図7は、図5で説明したフローチャートに引き続いて、乗車者が他の乗車者と会話を行う処理の一例を表したフローチャートである。
【0034】
制御手段11は、ステップS11で通信機器から入力したときの音声に基づいて音声認識を行い、最初の発音が「KAIWA」という発音であるか否か判定する(S21)。なお、発音が「KAIWA」でない場合には、制御手段11は、処理を終了する。
【0035】
最初の発音が「KAIWA」という発音である場合には、制御手段11は、次に続く発音を音声認識し、氏名やニックネームを表す文字が図6で説明した座席対応データに登録されているか否か判定する(S22)。
【0036】
座席対応データに登録されている場合、制御手段11は、座席対応データを参照し、発音されたニックネームに対応する座席に設置されている受け側の通信機器が通話中か否かを確認し(S23)、通話中でない場合、受け側の通信機器に発信する(S24)。
【0037】
例えば、図6(B)に示した座席対応データの状態で、座席Bにいる乗車者HANAKOが「KAIWA HIROKO」と発音した場合、制御手段11は、座席対応データを参照し、発音されたHIROKOに対応する座席Eの通信機器に、「HANAKOさんからの呼び出しがありました」などの音声を伴って発信する。
【0038】
次に、制御手段11は、ステップS24で発信した通信機器が応答したか否かを判定する(S25)。発信に対して応答した場合、制御手段11は、切替手段13に対し、ニックネームを発音した乗車者が着席している座席の通信機器と、ステップS24で発信した通信機器とを接続させるように切替手段13を制御する(S26)。
【0039】
例えば、ステップS24で「HANAKOさんからの呼び出しがありました」などの音声を受けた乗車者HIROKOは、「はい」と発音するなどしてステップS24で応答したとき、ステップS26でHANAKOと会話することができる。なお、ステップS25で発信に対する応答がない場合、例えば所定時間内に応答がない場合、制御手段11は、処理を終了する。
【0040】
なお、ステップS21およびステップS22では、音声で相手を呼び出しているが、座席対応データを各通信機器のディスプレイに表示しておき、乗車者が、ディスプレイに表示された座席対応データから通話したい相手を呼び出すようにしてもよい。
【0041】
次に、図8は、図7で説明したフローチャートに引き続いて、通話を終了するときの処理の一例を表したフローチャートである。
【0042】
制御手段11は、ステップS22において最初の発音が「KAIWA」という発音であり、座席対応データに登録されていない場合、ステップS11で通信機器から入力したときの音声が、「KAIWA SYURYOU」という通話終了時の発音であるか否か判定する(S31)。なお、通話終了時の発音でない場合には、制御手段11は処理を終了する。
【0043】
通話終了時の発音である場合には、制御手段11は、ステップS11で音声を入力した通信機器が通話中か否かを確認し(S32)、通話中である場合、ステップS11で音声を入力した通信機器と接続されている通信機器との接続を解除させるように切替手段13を制御する(S33)。なお、通話中でない場合、制御手段11は処理を終了する。ステップS33で、制御手段11は、接続を解除する直前に接続中の通信機器に対し「会話を終了します」という音声を出力するようにしてもよい。
【0044】
ステップS31では、音声で通話を終了させているが、入力機器21の通話終了用ボタンを押下した場合、または、無言状態が所定時間継続した場合など、制御手段11は、入力機器21から通話の終了を受け付けてからステップS32を処理するようにしてもよい。
【0045】
次に、図9は、図7で説明したフローチャートに引き続いて、三者以上の通話を行うときの処理の一例を表したフローチャートである。
【0046】
ステップS23において、発音されたニックネームに対応する座席に設置されている受け側の通信機器が通話中であった場合、制御手段11は、受け側の通信機器およびこの受け側の通信機器に接続している全ての通信機器に接続させるように切替手段13を制御する(S41)。
【0047】
例えば、HANAKOが着席している座席Bの通信機器と、HIROKOが着席している座席Eの通信機器とが通話中である場合、さらに、TAROUが着席している座席Cの通信機器からHIROKOが着席している座席Eの通信機器に通話が要求されたとき、制御手段11は、座席Bの通信機器、座席Eの通信機器、および座席Cの通信機器とを接続するように切替手段13を制御する。
【0048】
以上説明したように、本発明の実施の形態に係る通信制御装置は、通信したい相手がどの座席にいるのかわからなくても座席対応データを参照して通信したい相手の呼び名と対応する座席を特定するため、誰がどの座席に着いているかという認識を不要にすることができる。また、車両1内の座席にいる者が呼び名を発音したとき、発音した呼び名と対応する座席に設置している通信機器と、呼び名を発音したときの通信機器とを接続するように制御するため、会話する前に誰がどの座席に着いているかを知らなくても、所望の相手と会話することができる。
【産業上の利用可能性】
【0049】
以上のように、本発明は、室内の座席にいる相手と通信する際、誰がどの座席に着いているかという認識を不要にすることができるという効果を有し、車両などの室内に設置している通信機器間の通信を制御する通信制御装置および集積回路等として有用である。
【図面の簡単な説明】
【0050】
【図1】本発明の実施の形態に係る車両の構成図
【図2】車両に搭載される通信制御装置のブロック図
【図3】本発明の実施の形態に係る通信制御装置が乗車者の音声を登録する処理の一例を表したフローチャート
【図4】ニックネームと声紋データとの対応関係のテーブルを表す図
【図5】本発明の実施の形態に係る通信制御装置が、乗車者と座席との対応付けを行う処理の一例を表したフローチャート
【図6】ニックネームと座席とを対応付けた座席対応データを表す図
【図7】乗車者が他の乗車者と会話を行う処理の一例を表したフローチャート
【図8】会話を終了するときの処理の一例を表したフローチャート
【図9】三者以上の会話を行うときの処理の一例を表したフローチャート
【符号の説明】
【0051】
1 車両
10 通信制御装置
11 制御手段
12 データベース
13 切替手段
21 入力機器
22 AVコンテンツ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の座席が設けられ特定の座席間で会話を行う通信制御装置において、
前記座席で発音された音声を収集する音声収集手段と、
前記音声収集手段で収集された前記音声から会話を行う座席を特定する座席位置特定手段と、
前記座席位置特定手段で特定された座席と前記音声が発音された座席との間で会話を行うように自動的に制御する通信制御手段と、
を備えて構成されることを特徴とする通信制御装置。
【請求項2】
複数の座席が設けられ特定の座席間で会話を行う通信制御装置において、
前記座席で発音された音声を収集する音声収集手段と、
人物データと前記人物データの声紋データが関連付けて保存されている人物データ保存手段と、
前記音声収集手段で収集された音声と前記声紋データとを比較して人物データを特定する人物特定手段と、
前記座席と前記人物特定手段で特定された前記人物データとを関連付けて座席データとして保存する座席データ保存手段と、
前記音声収集手段で検出された音声から前記座席を特定する音声を検出する音声検出手段と、
前記音声検出手段で検出された座席と前記音声収集手段を検出した座席との間で通信を行うように自動的に制御する通信制御手段と、
を備えて構成されることを特徴とする通信制御装置。
【請求項3】
複数の座席が設けられ特定の座席間で通信を行う集積回路において、
前記座席で発音された音声から会話を行う座席を特定する座席位置特定手段と、
前記座席位置特定手段で特定された座席と音声が発音された座席との間で会話を行うように自動的に制御する通信制御手段と、
を備えて構成されることを特徴とする集積回路。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2008−92322(P2008−92322A)
【公開日】平成20年4月17日(2008.4.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−271562(P2006−271562)
【出願日】平成18年10月3日(2006.10.3)
【出願人】(000005821)松下電器産業株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】