説明

通信端末から制御される遠隔制御の方法と装置

遠隔制御の方法は:遠隔通信網を介して、呼出端末とホストコンピュータシステムの間に第一の通信セッションを開始するステップ、遠隔通信網を介して、呼出端末ユーザの識別子をホストコンピュータシステムに送信し、かつ遠隔制御されるコンピュータシステムの識別子を送信するステップ、ホストコンピュータシステムにより前記識別子を照合するステップ、照合が正であれば:ホストコンピュータシステムから遠隔制御されるコンピュータシステムに向けて認証を送信するステップ、及び認証された制御を遠隔制御されるコンピュータシステムにより実行するステップを有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、通信端末から制御される遠隔制御の運用の方法と装置に関する。これは特に、門扉、引き戸、端末の遠隔制御に適用される。
【背景技術】
【0002】
身体障害者用駐車スペースが無資格者に占拠されることがしばしばある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、このような不都合の防止を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
このため、本発明は、第一の点では:
−遠隔通信網を介して、呼出端末とホストコンピュータシステムの間に第一の通信セッションを開始するステップと、
−遠隔通信網を介して、呼出端末のユーザの識別子をホストコンピュータシステムに送信し、かつ遠隔制御されるコンピュータシステムの識別子を送信するステップと、
−ホストコンピュータシステムにより上記の識別子同士を照合するステップと、
−照合が正であれば:
−ホストコンピュータシステムから遠隔制御されるコンピュータシステムに向けて認証を送信するステップと、
−認証された制御を遠隔制御されるコンピュータシステムにより実行するステップと、を有することを特徴とする遠隔制御方法を目的とする。
【0005】
このような仕組みによって、ユーザは遠隔制御されるコンピュータシステムの遠隔通信網上のアドレスを知らなくても、遠隔制御されるコンピュータシステム、たとえば駐車場の遮断機を選択できる。たとえば、身体障害者が自分の車で行きたい番地を選択すると、コンピュータシステムがこの身体障害者のためにその番地に最も近い身体障害者用駐車スペースを確保する。
【0006】
こうして駐車場の管理者は、身体障害者用に確保されたスペースが無資格者に利用されないことを保証される。
【0007】
本発明の特徴によれば、上記に簡単に記述したこのような方法は、遠隔通信網を介して遠隔制御されるコンピュータシステムの識別子を送信するステップの前に、その過程において遠隔制御されるコンピュータシステムが自らの識別子を呼出端末に送信する、遠隔制御されるコンピュータシステムと呼出端末との間の通信ステップを有する。
【0008】
この仕組みにより、制御されるコンピュータシステムの近くにユーザが到達したときにユーザはその識別子を受け、遠隔制御されるコンピュータシステムを制御するために、これをホストコンピュータシステムに送信する。
【0009】
本発明の特徴によれば、上記に簡単に記述したこのような方法は、遠隔制御されるコンピュータシステムが非認証利用された場合に、遠隔制御されるコンピュータシステムが非認証利用であることを示す情報を送信する通信ステップを有する。
【0010】
この仕組みにより、非認証ユーザに連絡して遠隔制御されるコンピュータシステムの非認証利用を中止するよう要求するか、警備会社、あるいは場合によっては警察に非認証利用を通報することができる。
【0011】
本発明の特徴によれば、上記に簡単に記述したこのような方法は、ホストコンピュータシステムによって遠隔制御されるコンピュータシステムの利用可能性を照合するステップを有する。
【0012】
この仕組みにより、ユーザは遠隔制御されるコンピュータシステムの利用可能性を知ることができる。
【0013】
本発明の特徴によれば、上記に簡単に記述したこのような方法は、遠隔制御されるコンピュータシステムからホストコンピュータシステム及び/又は呼出端末に対して制御指令を返送するステップを有する。
【0014】
この仕組みにより、ユーザは遠隔制御されるコンピュータシステムにより提供される利点を確実に享受できる。
【0015】
本発明の特徴によれば、上記に簡単に記述したこのような方法は、遠隔制御されるコンピュータシステムによる制御の作動時刻を選択するステップと、遠隔制御されるコンピュータシステムによって選択された時刻に制御を実行するステップとを有する。
【0016】
この仕組みにより、制御実行までの時間を計画的に利用できる。
【0017】
本発明の特徴によれば、上記に簡単に記述したこのような方法は、遠隔制御されるコンピュータシステムによって、その利用の終了を検知するステップを有する。
【0018】
この仕組みにより、遠隔制御されるコンピュータシステムは新規の制御に対応できる状態に戻る。
【0019】
本発明の特徴によれば、上記に簡単に記述したこのような方法は、遠隔制御されるコンピュータシステムが利用可能になると直ちに、遠隔制御されるコンピュータシステムとホストコンピュータシステムとの間に通信セッションを開始するステップを有する。
【0020】
この仕組みにより、コンピュータシステムはいつでもすべての遠隔制御されるシステムの利用可能性を知ることができ、遠隔制御されるコンピュータシステムの利用時間によって課金することができる。
【0021】
本発明の特徴によれば、上記に簡単に記述したこのような方法は、第一の通信セッションを開始した呼出端末とは異なることもある呼出端末と遠隔制御されるコンピュータシステムとの間の第二の通信ステップを有し、その中で遠隔制御されるコンピュータシステムがこの第二の通信セッションに対応して制御を実行するようにしている。
【0022】
この仕組みにより、たとえば、駐車スペースを確保した身体障害者は駐車スペースの近くに到達したときに遮断機を開放したり、可動仕切りを下ろしたりできる。第二の通信ステップは、遠隔制御されるコンピュータシステムの利用前に実行される。
【0023】
この仕組みによっていつでも、たとえば確保したスペースを占有していた身体障害者はこの駐車スペースを離れるときに遮断機を開放したり、可動仕切りを下ろしたりしてスペースを開放できる。更に、遠隔制御されるコンピュータシステムとの通信が一方向であっても、コンピュータシステムは遠隔制御されるコンピュータシステムがいつ利用でき、いつ利用できないかを知ることができる。第二の通信ステップは、遠隔制御されるコンピュータシステムの利用終了の時点でも実行される。
【0024】
本発明の特徴によれば、上記に簡単に記述したこのような方法は、第三者による問合せのステップと、一つ又は複数の遠隔制御されるコンピュータシステムに関する状態データを提供するステップを有する。
【0025】
この仕組みにより、認証されたユーザは認証チケットやカード支払いを利用でき、及び/又は警備会社や警察が非認証利用を知ることができる。
【0026】
本発明は、第二の点では:
−遠隔通信網を介して、呼出端末とホストコンピュータシステムとの間に第一の通信セッションを開始する手段と、
−遠隔通信網を介して、呼出端末ユーザの識別子をホストコンピュータシステムに送信し、かつ遠隔制御されるコンピュータシステムの識別子を送信する手段と、
−ホストコンピュータシステムにより前記識別子を照合する手段と、
−照合が正であれば遠隔制御されるコンピュータシステムに向けて認証を送信するように調整されたホストコンピュータシステムと、
−認証されたそれぞれの制御を遠隔制御されるコンピュータシステムにより実行するように調整された遠隔制御されるコンピュータシステムと、を有することを特徴とする遠隔制御の装置を目的とする。
【0027】
この装置の利点、目的及び特徴は先に簡単に記述した方法のものと同様であるので、ここで繰り返すことはしない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0028】
本発明のその他の利点、目的及び特徴は、添付図面を参照した以下の記述から明白となるが、説明のためのものであって決してこれに限られるものではない。
【0029】
−図1は、本発明の目的である装置の1つの実施例における端末を示す概略図であり、
−図2は、本発明の目的である方法の第一の実施例を示す論理図であり、
−図3は、本発明の目的である方法の第一の実施例を示す論理図であり、
−図4は、本発明の目的である方法の第一の実施例を示す論理図であり、
−図5は、本発明の目的である方法の第二の実施例を示す論理図である。
【0030】
以下の記述において、駐車施設の開閉式遮断機を参照して本発明を説明するが、本発明はこの形式の遠隔制御されるコンピュータシステムに限定されるものではなく、逆に、遠隔制御信号を受信できるすべての形式のシステムに広く適用される。
【実施例1】
【0031】
図1において、駐車施設の開閉式遮断機100は:
−車両検知器105、
−バッテリ110、
−固定部115、
−可動部120、
−固定部115に対する可動部120の回転軸125、
−モデム130又は既知のいかなる形式でもよい通信網とのインタフェース、
−電子カード135、
−モータ140、
−減速機145を有する。
【0032】
図1はまた、開閉式遮断機100をコンピュータシステム155に接続する第一の遠隔通信網150、コンピュータシステム155を移動ユーザ端末165並びに固定端末170に接続する第二の遠隔通信網160、及び第三の遠隔通信網180と強制指令端末185を示す。
【0033】
車両検知器105は公知のものである。この機器は、開閉式遮断機100の位置に車両が存在することを示す信号を発する。そのため、この機器には、たとえば、検知器105の近くに金属性物体が存在すると磁場が影響を受ける誘導コイルを用いる。
【0034】
バッテリ110は公知のものである。この機器は、開閉式遮断機100のすべての構成機器に電気的エネルギーを供給する。代わりにバッテリ110を電力網あるいは太陽電池からの給電により置換又は補完してもよい。
【0035】
固定部115及び可動部120は、堅固な材料で製作され、開閉式遮断機100に乗り入れる車両に応じてかかる力に耐えることができる。固定部115は、既知の手段により地面に固定されている。
【0036】
可動部120は、モータ140により減速機145を介して回転軸125の周りに移動する。モータ140及び減速機145は公知のものである。これらの機器は、減速機145と可動部120との間にトルクリミッタ146を有し、車両により開閉式遮断機に無理がかかったときにモータ140あるいは減速機145の損傷を防ぐ。
【0037】
モデム130は公知のものである。これは、第一の遠隔通信網から信号を受け(図示せず)、これを復調して電子カード135に情報を提供する。モデム130は、第一の遠隔通信網上に固有のアドレスを有しており、すなわち第一の遠隔通信網上において異なる遮断機100が同一のアドレスを持つことはない。
【0038】
電子カード135は、図2〜図5のそれぞれに示すようにモデム130から受けた信号に応じてモータ140を、したがって可動部120の位置を制御するようになっている。電子カード135は、マイクロプロセッサの周辺に組み込まれていることが望ましい。電子カード135は、遮断機の構成要素一つ一つの故障を検知し、また遮断機に無理がかかったことを検知するようになっている。
【0039】
第一の遠隔通信網150は、たとえば、携帯電話、可搬型端末、又は「ポケットベル」通信網である。モデム130はその場合、アンテナと、たとえばSMS(ショート・メッセージ・システムすなわち短信システム)の略号で知られる短いメッセージの伝播方式の携帯電話の信号受信手段を有する。実施例においては、第一の遠隔通信網150は固定電話網である。
【0040】
コンピュータシステム155は、たとえば、図2〜図5に示す論理図の一つを実行するソフトウェアと、開閉式遮断機100の位置と第一の遠隔通信網上での開閉式遮断機のアドレスと開閉式遮断機100を備えた駐車施設の利用を認証された人物の識別子とを有する少なくとも一つのデータベースと、を備えたサーバで構成される。
【0041】
第二の遠隔通信網160は、たとえば第一の遠隔通信網と同一のものあるいはインターネットコンピュータシステムである。移動ユーザ端末165は携帯電話であり、
固定端末170は、たとえばモデムといった第二の遠隔通信網160に接続する手段とインターネットに対応するナビゲーション・ソフトウェアとを備えた、たとえばPC(パーソナル・コンピュータ)と呼ばれる公知のコンピュータ、あるいは通信端末、たとえばPDA(パーソナル・デジタル・アシスタント)である。
【0042】
第三の遠隔通信網180は、たとえば第一の遠隔通信網と同一のものあるいはインターネットコンピュータシステムである。強制指令端末185は、メンテナンス担当者又は巡回担当者が利用できる端末である。たとえば、端末185は可搬式通信端末又は監視センタの固定端末である。
【0043】
異なる実施例においては、遠隔制御される装置は、その利用に関するデータを表示するディスプレイ装置(図示せず)を有する:
【0044】
たとえば、関連の表示データは下記のものである:
−装置が非認証利用されているか、あるいはアクセスが認証されているかの情報、
−対象の装置の利用時間、
−対象の装置の利用料金。
【0045】
図2には、ユーザが装置の近くに到達して、サーバを呼び出す前に装置の識別子を装置上で読み取る第一の利用例における、呼出端末ユーザ、ホストコンピュータシステムのサーバ、及び遠隔制御される装置すなわちコンピュータシステムの間の情報交換を示す。
【0046】
ステップ200の過程では、ユーザは、たとえばサーバが接続されている電話線の電話番号をユーザが打ち込むか指定するかして、あるいはこの線上の識別子(たとえば「遠隔制御」)を指定して、サーバを呼び出す。この電話番号は、全桁すなわち標準の電話番号(フランスでは10桁)でも、4、5、6桁の短縮番号でもよい。
【0047】
通信が確立(第一の通信セッション)されたら、ステップ205の過程で、ユーザは自分の識別子と装置から読み取った固有の識別子である識別子とをサーバに送信する。
【0048】
ステップ210において、サーバはユーザの識別子を照合する。
【0049】
たとえば、サーバは呼出端末の電話番号をデータベースにある認証されたユーザの電話番号と照合する。他の例を挙げれば、呼出端末が「SIM」カードを有するもの、たとえば携帯電話であれば、そのSIMカードの番号を認証されたユーザのデータベースにあるSIMカード番号と照合する。また別の例によれば、サーバはユーザにパスワード、たとえば認証番号又は認証権利を示すカード番号(たとえば、身体障害者カードあるいは社会保障番号)を要求し、ユーザが提供した情報をデータベースの内容と照合する。
【0050】
照合が負のときには、サーバはユーザにそれを示し、他のスペースを探し、装置を利用する認証を得るのに必要な手続きを取るように促す。照合が正のときには、ステップ215において、サーバは装置に制御指令、たとえば図1に示した例においては遮断機を開放する制御指令を送る。個別にアクセスする装置の場合には、ステップ220において、この装置が要求された制御、この場合は(遮断機の)開放を実行する。装置が共通アクセス、たとえば会社の従業員あるいは身体障害者のために用意された多数の駐車スペースの場合には、遠隔制御されるコンピュータシステムはユーザに、ディスプレイ、チケットのプリント、サーバ、又はローカル通信網(たとえば、Bluetooth通信規格による無線)を介した通信によって、利用すべきスペースの識別子(たとえば、「青ゾーン、4階、423番」)を提供する。同時に、遠隔制御されるコンピュータシステムは、指定された装置への接近遮断機と装置の開放を指令する。
【0051】
ステップ225では、装置はサーバに制御指令を返送することもできる。そのときサーバはステップ230で装置が利用状態にあることを記憶し、次にステップ235でこの報告をユーザに返し、ユーザの端末はステップ240でこの報告を記憶する。
【0052】
第一の実施例においては、ユーザが装置を明け渡したときに装置は自動的に利用可能になったことを検知してサーバに利用可能性の情報を送信し、サーバはこれを記憶し、場合によってはユーザへの請求料金を算出する。
【0053】
第二の実施例においては、ユーザが装置を明け渡したときにユーザが上記の各ステップを実行し、サーバは場合によってはユーザへの請求料金を算出する。
【0054】
これらの実施例において、装置が非認証利用されたり、故障を生じたりしたときは、装置はメンテナンス・サービス、警備会社、あるいは警察が関与できるように、サーバに情報を送信する。
【0055】
いずれの場合にも、たとえば特定の通信端末を持つあるいは上記(ステップ210参照)のようにしてアクセス権限が照合される認証された第三者がステップ250でサーバとの通信に入り、ステップ255で、一つ又は複数の制御される装置すなわちコンピュータシステムの状況報告をサーバに送信する。これに応えて、サーバはステップ260でアクセス認証を照合して、必要とされるデータを用意し、ステップ265でこれらを該当する第三者の端末に送信する。
【0056】
たとえば、これらの送信されるデータは下記に関するものである:
−装置が非認証利用されているか、アクセスが認証されているかの情報、
−対象のそれぞれの装置の利用期間、
−対象の装置の利用料金。
【0057】
本発明の目的である方法では、リモートで照合できる仮想の料金チケットを発行できる。
【0058】
図3には、ユーザが装置の近くに到達し、サーバを呼び出す前に装置からその識別子を得る第二の利用例における、呼出端末のユーザ、ホストコンピュータシステムのサーバ、及び遠隔制御される装置すなわちコンピュータシステムの間の情報交換を示す。
【0059】
ステップ300の過程では、ユーザは、たとえばローカル通信のBluetooth規格によって装置とのローカル通信(個別でも共通でもよい)を開始する。通信が確立されたら、ステップ305でユーザ端末は装置にその識別子を要求し、ステップ310で装置はその回答を用意し、ステップ315でその識別子を返す。
【0060】
ステップ315では、その他にも多くの情報を装置によってユーザ端末に提供できることが見て取れる、たとえば、観光情報、緊急サービスが得られる場所、有用なアドレス及び/あるいは地域のサービス業や商店の広告である。
【0061】
ステップ320では、ユーザ端末はステップ315で得られた情報を記憶する。次いでステップ325で、ユーザは、たとえばサーバが接続されている電話線の電話番号を打ち込むか指定するかして、あるいはこの線上の識別子(たとえば「遠隔制御」)を指定して、サーバを呼び出す。この電話番号は、全桁すなわち標準の電話番号(フランスでは10桁)でも、4、5、6桁の短縮番号でもよい。通信が確立(第一の通信セッション)されたら、ユーザは自分の識別子と装置の識別子をサーバに送信する。ステップ330において、サーバはユーザの識別子を照合する。
【0062】
たとえば、サーバは呼出端末の電話番号をデータベースにある認証されたユーザの電話番号と照合する。他の例を挙げれば、呼出端末が「SIM」カードを有するもの、たとえば携帯電話であれば、そのSIMカードの番号を認証されたユーザのデータベースにあるSIMカード番号と照合する。また別の例によれば、サーバはユーザにパスワード、たとえば認証番号又は認証権利を示すカード番号(たとえば、身体障害者カードあるいは社会保障番号)を要求し、ユーザが提供した情報をデータベースの内容と照合する。
【0063】
照合が負のときには、サーバはユーザにそれを示し、他のスペースを探し、装置を利用する認証を得るのに必要な手続きを取るように促す。照合が正のときには、ステップ335において、サーバは装置に制御信号を送る、たとえば図1に示した例においては遮断機を開放する制御指令である。個別にアクセスする装置の場合には、ステップ340において、この装置が要求された制御、この場合は開放を実行する。装置が共通アクセス、たとえば会社の従業員あるいは身体障害者のために用意された多数の駐車スペースの場合には、制御されるコンピュータシステムはユーザに、ディスプレイ、チケットのプリント、サーバ、又はローカル通信網(たとえば、Bluetooth通信規格による無線)を介した通信によって、利用すべきスペースの識別子(たとえば、「青ゾーン、4階、423番」)を提供する。同時に、制御されるコンピュータシステムは、装置に近接している遮断機の開放と指定された装置の開放を指令する。
【0064】
ステップ345では、装置はサーバに制御指令を返送することもできる。そうするとサーバはステップ350で装置が利用状態にあることを記憶し、次にステップ355でこの返送をユーザに転送し、ユーザの端末はステップ360でこの返送を記憶する。
【0065】
第一の実施例においては、ユーザが装置から離れたときに装置は自動的に利用可能になったことを検知してサーバに利用可能性の情報を送信し、サーバはこれを記憶し、場合によってはユーザへの請求料金を算出する。
【0066】
第二の実施例においては、ユーザが装置から離れたときにユーザが上記の各ステップを実行し、サーバは場合によってはユーザへの請求料金を算出する。
【0067】
これらの実施例において、装置が非認証利用されたり、故障を生じたりしたときは、装置はメンテナンス・サービス、警備会社、あるいは警察が関与できるように、サーバに情報を送信する。
【0068】
いずれの場合にも、たとえば特定の通信端末を持つあるいは上記(ステップ330参照)のようにしてアクセス権限が照合される認証された第三者がステップ365でサーバとの通信を開始し、ステップ370で、一つ又は複数の制御される装置あるいはコンピュータシステムの状況報告をサーバに送信する。これに応えて、サーバはステップ375でアクセス認証を照合して、必要とされるデータを用意し、ステップ380でこれを該当する第三者の端末に送信する。
【0069】
認証された第三者は、またステップ365において、たとえば無線ローカル通信によって、対象の装置との通信を開始し、ステップ385において、これに状況報告を送信することができる。これに応えて、装置は、場合によってはサーバと交信してアクセスの権限を照合し、ステップ390で必要とされるデータを用意し、ステップ395でこれらを該当する第三者の端末に送信する。
【0070】
これら二つの場合に送信されるデータは特に下記に関するものである:
−装置が非認証利用されているか、アクセスが認証されているかの情報、
−対象のそれぞれの装置の利用期間、
−対象の装置の利用料金。
【0071】
本発明の目的である方法では、したがって、リモートで照合可能な仮想の料金チケットを作成できる。
【0072】
図4には、ユーザが制御される装置すなわちコンピュータシステムにより管理されるリソースを、コンピュータネットワークたとえばインターネットを介して、前もって確保する場合に作動する一連のステップを示す。
【0073】
ステップ400において、呼出端末は第二の遠隔通信網を介して、呼出端末たとえば固定ユーザ端末170とホストコンピュータシステム155との間に第一の通信セッションを開始する。たとえば、ユーザはインターネット上でこのアプリケーション用のサイトを選択するナビゲータを作動させる、あるいは電話でAudiotelの名で知られるサービスを呼び出す。
【0074】
次に、ステップ405で、ホストコンピュータシステムは呼出端末ユーザを識別する。たとえば、ホストコンピュータシステムは呼出端末の電話番号をデータベースにある認証されたユーザの電話番号と照合する。別の例では、ホストコンピュータシステムは、呼出端末が「SIM」カードを有しているとき、たとえばこれが携帯電話であるとき、そのSIMカード番号を認証されたユーザのデータベースにあるSIMカード番号と照合する。
【0075】
また別の例によれば、パスワード、たとえば認証番号又は認証権利を示すカード番号(たとえば、身体障害者カードあるいは社会保障番号)を要求し、ユーザが提供した情報をデータベースの内容と照合する。
【0076】
それぞれの駐車施設の遮断機すなわち制御される装置は、ユーザが車両を離れなくても読み取って自分の携帯電話を介して送信できるように、装置に表示された固有の英数字コードで識別される。
【0077】
ステップ405での認証の照合が負のときには、ステップ445でホストコンピュータシステムはユーザにそのことを示し、ステップ450でこのサービスへの登録を提案する。たとえば、このサービスへの登録には、社会保障カード、身体障害者カードあるいは銀行カードの番号が要求される。登録が正しく行われなければ(たとえば、ユーザがこのサービスを利用する権利を有しないため、あるいはユーザが要求された情報の提供を拒んだため)処理過程はステップ455で終了する。
【0078】
ステップ405での認証の照合が正であれば又はステップ450で行われる登録が正しく実行されれば、選択ステップ410で呼出端末ユーザは、遠隔制御されるコンピュータシステムたとえば身体障害者用に確保されている駐車スペースを選択する。たとえば、ユーザは自分が行きたい所の番地と移動日を知らせ、コンピュータシステムはユーザにスペースを選択できるリストを提供して、その日に利用できる駐車スペースを選択させる。
【0079】
ユーザは、目的地に接近したときに、位置決定端末、たとえば携帯電話が位置するセルを示すことによって又はGPS(Global positioning system)の名で知られる衛星から発信される信号とつき合わせて位置決定技術を行う手段やGalileoや車載の位置決定システムによって作動させていれば、中央サーバはユーザにユーザの位置する場所の近辺で利用可能な施設にしぼったリストを、装置の物理アドレス(通りの中の番地及び/又は装置の地理的な位置といろいろな経路をユーザに示す地図上の位置)とともに提供する。
【0080】
確定ステップ415において、ユーザは自分がステップ410で行った選択を確定し、場合によっては、サービス料すなわちたとえば選択したスペースでの駐車料金を支払う、あるいは定期契約又は期間払いの場合には支払いの承認をし、場合によっては電話料請求書への付加課金により支払う。
【0081】
ステップ420では、コンピュータシステムは第二の遠隔通信路を介して、選択された遠隔制御されるコンピュータシステムと第二の通信セッションを開始する。たとえば、コンピュータシステムは遠隔制御されるコンピュータシステムの第二の遠隔通信網160上の固有のアドレス(たとえば、電話網であれば電話番号)を呼び出す。
【0082】
第二の通信セッションが開始されたら、ステップ425でコンピュータシステムは選択された遠隔制御されるコンピュータシステムに、これがユーザによって直ちに又は選択された日に利用可能になるように制御信号を送信する。
【0083】
ステップ430で、コンピュータシステムは遠隔制御されるコンピュータシステムが直ちに又は選択された日に利用できなくなったことをメモリに記録する。
【0084】
図4に示す論理図は、たとえばユーザが既に利用可能な駐車スペースを見つけていて、自分の携帯電話で駐車施設の開閉式遮断機100の開放動作をさせたときは、他のユーザがそれを確保していなければ、リアルタイムで機能するものである。
【0085】
ユーザが駐車スペースを明け渡したときは、ステップ435において、ユーザはコンピュータシステムとの新しい通信セッションを開始し、利用の終了を選択する、これがユーザへの支払請求時間の終点となることもある。そうするとコンピュータシステムは遠隔制御されるコンピュータシステムとの通信セッションを開始して、車両検知器105が駐車スペースにはもう車両が存在しないことを示すと直ちに、駐車装置の開閉式遮断機100を閉鎖する。
【0086】
ステップ440において、コンピュータシステムは遠隔制御されるコンピュータシステムが改めて利用可能になったことをメモリに記録する。
【0087】
ステップ465において、遠隔制御されるコンピュータシステムが非認証利用又は故障を検知したときには、遠隔制御されるコンピュータシステムはステップ470において、ホストコンピュータシステムに警告信号を送信する。ホストコンピュータシステムはステップ475において、メンテナンス・サービス、警備会社、又は警察に、発生した事態を通報する。
【0088】
ステップ480において、上記の部門が処置を行い、状態を回復する、あるいは遠隔制御されるコンピュータシステムを非認証利用から解放し、遠隔制御されるコンピュータシステムはホストコンピュータシステムに状態信号を送信して、状況に応じて、利用可能になった、あるいは稼動状態になったことを示す。
【0089】
図2及び図3に示した第三者による問合せについては、簡略化のためここでは再度述べないが、図4に示した各ステップに加えてこれを行うことができる。
【0090】
図5には、遠隔制御される装置すなわちコンピュータシステムにより管理されているリソースを、ユーザが情報網たとえばインターネットを介して前もって確保する場合に動作する一連のステップを示す。
【0091】
ステップ500では、呼出端末は少なくとも一つの遠隔通信路を介して、呼出端末とホストコンピュータシステムとの間に第一の遠隔通信セッションの開始を開始する。
【0092】
次いで、ステップ505で、ホストコンピュータシステムは呼出端末のユーザを識別する。ステップ505で行われた認証の照合が負であれば、445から460のステップに相当する各ステップ(表示せず)が行われる。
【0093】
ステップ505の認証の照合が正であれば、ステップ510で、呼出コンピュータシステムのユーザは希望する制御を作動させる日付と時刻を選択する。
【0094】
ステップ515において、コンピュータシステムは、選択された日付と時刻に利用可能な遠隔制御されるコンピュータシステムを探索する。ステップ520で、呼出端末のユーザは遠隔制御されるコンピュータシステムを選択する。
【0095】
ステップ525において、ユーザは遠隔制御されるコンピュータシステムの選択を、たとえば予約料を支払うことで有効なものとする。
【0096】
ステップ530では、コンピュータシステムは第二の遠隔通信路を介して、上記のコンピュータシステムと選択された遠隔制御されるコンピュータシステムの間に第二の遠隔通信セッションを開始する。
【0097】
ステップ535で、コンピュータシステムは選択された遠隔制御されるコンピュータシステムに制御信号を送り、ユーザの識別子、たとえばユーザの電話番号あるいはSIMカード番号を知らせる。
【0098】
ステップ540で、コンピュータシステムは、ユーザが選択した時刻に従ってあらかじめ定めた時間、たとえば半日の間、遠隔制御されるコンピュータシステムが利用できないことを記憶する。
【0099】
ステップ545で、遠隔制御されるコンピュータシステムはコンピュータシステムに向けて制御信号を返送し、コンピュータシステムはステップ550においてこの制御信号を呼出端末に対して確認する。
【0100】
ユーザが遠隔制御されるシステムの近くにいるときには、ステップ555でユーザは、第一の通信セッションを開始した呼出端末とは別のものであることもある呼出端末と遠隔制御されるコンピュータシステムの間に第三の通信セッションを開始する。これに応えて、遠隔制御されるコンピュータシステムはステップ560においてユーザを識別し、制御たとえば確保された駐車用遮断機の開放を実行する。
【0101】
ステップ560における制御の実行の際に、コンピュータシステムは提供されたサービスへの課金方式に対応してこのユーザに係わるカウンタの第一のカウント増を実行し、利用時間数による課金の場合にはこのカウント増はステップ570まで継続される。
【0102】
ステップ565では、遠隔制御されるコンピュータシステムはその利用の終了、たとえば駐車スペースに車両がないことを検知する。
【0103】
ステップ570において、遠隔制御されるコンピュータシステムは遠隔制御されるコンピュータシステムとコンピュータシステムとの間に第四の通信セッションを開始する。
【0104】
異なる実施例としては、ステップ575においてユーザは駐車スペースを明け渡したときに、遠隔制御されるコンピュータシステム又はコンピュータシステムとの間に自分で第五の通信セッションを開始し、ステップ580で、遠隔制御されるコンピュータシステムは、この第四の通信セッションに応じて制御を実行する。
【0105】
この第五の通信セッションは、ユーザによって第一の通信セッションを開始したのとは異なる呼出端末を用いて実行されることもある。
【0106】
図2及び図3に示した第三者による問合せについては、簡略化のためここでは再度述べないが、図5に示した各ステップに加えてこれを行うことができる。
【0107】
上に記述した実施例の異なる実施例では、駐車スペースを確保していないユーザがこのスペースの近くに来たときに、ユーザは遠隔制御されるシステムと通信セッションを開始し、遠隔制御されるシステムは、場合によってコンピュータシステムに保存されたデータベース又は内部データベース(携帯電話番号又はSIMカード番号に基づく)を参照してユーザを識別する。識別が正(このユーザは遠隔制御されるシステムの利用により管理されている駐車スペースに駐車する認証を得ている)であれば、遠隔制御されるシステムはこれに対応してユーザにこのスペースがいつまで利用可能かを示す。ユーザは、提示された利用可能時間を了承するなら(このスペースに対して、その後の日付、時刻に設定されている予約を侵害すれば、課徴金が課せられる)、自分の制御指令を確認する。遠隔制御されるシステムはこれに対応して制御を実行(たとえば、駐車用遮断機を開放する)し、コンピュータシステムとの通信セッションを開始して、このスペースが利用できなくなったことを通知する。このスペースが改めて利用可能になった(車両がないことの検知による)ときは、遠隔制御されるシステムはコンピュータシステムとの新しい通信セッションを開始して、このスペースが利用できることを通知する。
【0108】
上記のそれぞれの実施形態において、本発明の目的である遠隔制御の方法と装置によって幾つかの種類のユーザを管理できる。たとえば、緊急サービス担当はどの遠隔制御される装置を利用するのにも、いつでも認証が得られ、医師は、他の身体障害者用スペースが近辺で利用できる状態にあることと30分の時間制限の条件付きで利用を許可され、身体障害者は最大2時間の利用を許可される。
【0109】
本発明は、多数の遠隔制御されるコンピュータシステムの中の一つの遠隔制御されるコンピュータシステムがある制御指令を実行した後に認証されたユーザがそのリソースにアクセスできる形のすべての場合に適用される。たとえば、本発明はあらゆる形式の移動補助手段、公共の場所の身体障害者用エレベータ、及びその他の予約方式の公共の装置に適用される。更に一般的には本発明は、公共交通(改札口を開けること)、事務所、情報のアクセス制限、企業の駐車場(この場合、遠隔制御されるシステムはドアの開放を指令される車両である)へのアクセスに適用される。
【図面の簡単な説明】
【0110】
【図1】図1は、本発明の目的である装置の1つの実施例による端末を概略的に示し、
【図2】図2は、本発明の目的である方法の第一の実施例による論理図を示し、
【図3】図3は、本発明の目的である方法の第一の実施例による論理図を示し、
【図4】図4は、本発明の目的である方法の第一の実施例による論理図を示し、
【図5】図5は、本発明の目的である方法の第二の実施例による論理図を示す。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
遠隔制御方法であって:
−遠隔通信網を介して、呼出端末とホストコンピュータシステムとの間に第一の通信セッションを開始するステップと、
−前記遠隔通信網を介して、前記呼出端末のユーザの識別子を前記ホストコンピュータシステムに送信し、かつ遠隔制御されるコンピュータシステムの識別子を送信するステップと、
−前記ホストコンピュータシステムにより前記識別子同士を照合するステップと、
−前記照合が正であれば:
−前記ホストコンピュータシステムから前記遠隔制御されるコンピュータシステムに向けて認証を送信するステップと、
−前記遠隔制御されるコンピュータシステムにより、認証された制御を実行するステップと、
を有することを特徴とする遠隔制御方法。
【請求項2】
前記遠隔制御方法は、前記遠隔通信網を介して前記遠隔制御されるコンピュータシステムの識別子を送信するステップの前に、前述の過程において前記遠隔制御されるコンピュータシステムが自らの識別子を前記呼出端末に送信する、前記遠隔制御されるコンピュータシステムと前記呼出端末の間の通信ステップを有することを特徴とする請求項1に記載の遠隔制御方法。
【請求項3】
前記遠隔制御方法は、前記遠隔制御されるコンピュータシステムが非認証利用された場合に、前記遠隔制御されるコンピュータシステムが非認証利用であることを示す情報を送信する通信ステップを有することを特徴とする請求項1又は2に記載の遠隔制御方法。
【請求項4】
前記遠隔制御方法は、前記ホストコンピュータシステムによって前記遠隔制御されるコンピュータシステムの利用可能性を照合するステップを有することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の遠隔制御方法。
【請求項5】
前記遠隔制御方法は、前記遠隔制御されるコンピュータシステムから前記ホストコンピュータシステム及び/又は前記呼出端末に対して制御指令を返送するステップを有することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の遠隔制御方法。
【請求項6】
前記遠隔制御方法は、前記遠隔制御されるコンピュータシステムによる制御の作動時刻を選択するステップと、前記遠隔制御されるコンピュータシステムによって前記選択された時刻に前記制御を実行するステップと、を有することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の遠隔制御方法。
【請求項7】
前記遠隔制御方法は、前記遠隔制御されるコンピュータシステムによって、その利用の終了を検知するステップを有することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の遠隔制御方法。
【請求項8】
前記遠隔制御方法は、前記遠隔制御されるコンピュータシステムが利用可能になると直ちに、前記遠隔制御されるコンピュータシステムと前記ホストコンピュータシステムの間に通信セッションを開始するステップを有することを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の遠隔制御方法。
【請求項9】
前記遠隔制御方法は、前記第一の通信セッションを開始した前記呼出端末とは異なることもある呼出端末と前記遠隔制御されるコンピュータシステムとの間の第二の通信ステップがあって、その中で前記遠隔制御されるコンピュータシステムがこの第二の通信セッションに対応して制御を実行することを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の遠隔制御方法。
【請求項10】
前記遠隔制御方法は、第三者による問合せのステップ(250,255,365,370,385)と、一つ又は複数の前記遠隔制御されるコンピュータシステムに関する状態データを提供するステップ(260,265,375,380,390,395)と、を有することを特徴とする請求項1から9のいずれかの遠隔制御方法。
【請求項11】
遠隔制御装置であって:
‐遠隔通信網を介して、呼出端末とホストコンピュータシステムの間に第一の通信セッションを開始する手段と、
‐前記遠隔通信網を介して、前記呼出端末ユーザの識別子を前記ホストコンピュータシステムに送信し、かつ遠隔制御されるコンピュータシステムの識別子を送信する手段と、
‐前記ホストコンピュータシステムにより前記識別子同士を照合する手段と、
‐前記照合が正であれば前記遠隔制御されるコンピュータシステムに向けて認証を送信するように調整された前記ホストコンピュータシステムと、
‐認証されたそれぞれの制御を前記遠隔制御されるコンピュータシステムにより実行するように調整された前記遠隔制御されるコンピュータシステムと、を有することを特徴とする装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公表番号】特表2007−527041(P2007−527041A)
【公表日】平成19年9月20日(2007.9.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−516146(P2006−516146)
【出願日】平成16年6月11日(2004.6.11)
【国際出願番号】PCT/EP2004/051092
【国際公開番号】WO2004/111969
【国際公開日】平成16年12月23日(2004.12.23)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.Bluetooth
【出願人】(505458326)シー−ザム テクノロジーズ (1)
【Fターム(参考)】