説明

通信端末装置

【課題】通信装置端末から送信された操作手順に基づいて作成された操作情報を、通信端末装置の特定の操作に割り当てて、その通信端末装置の機能として容易に設定することができる通信端末装置を提供する。
【解決手段】他の通信装置22を介してサーバ装置24との間で通信を行う通信端末装置21において、表示部9と、複数のキーを備えた操作部10と、を有し、前記サーバ装置24において作成された操作情報を取得する操作情報取得手段と、前記サーバ装置24において作成された前記操作情報を、前記操作部10の特定のキーに割り当てて、前記通信端末装置21の特定の機能として設定する機能設定手段と、を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、通信端末装置に関し、特に、通信端末装置の特定の操作手順に対応した機能(動作)を割り当てることができる通信端末装置に関する。
【背景技術】
【0002】
通信装置は、所定の操作により他の通信装置との間で通信回線を設定し、音声、データ等を送受して通信を行う。特に、携帯電話機等の通信装置は、無線基地局との間に電波による通信回線を設定し、無線により音声、データ等を送受して通信を行うものであり、無線部(送信部、受信部等)の他、無線機全体を統括して制御する制御部を有している。使用者はこの制御部に対して操作部(キーボード)から指示をして、携帯電話機の動作を設定する。例えば、着信制限機能を設定して、特定の者(電話機)からの呼の着信を制限することができる。
【0003】
また、近年の携帯電話機は多くの機能を有し、操作が複雑化していることから、使用者が任意に選択且つ書き換え可能な一つの機能を割り当てる機能割当キーを設けた携帯端末装置が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平9−18945号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、このような機能割当キーを設けても、この機能割当キーへ機能を割り当てて設定する操作が複雑であれば、取扱説明書を参照しながら操作しなければならず、機能割当キーが活用されないことがあった。また、一連の手順の操作を機能割当キーに割り当てるときは、携帯電話機では機能割当キー登録用プログラムが実行されているので、携帯電話機の操作部を操作しても、その操作に対応した通常の操作時と同様の画面が表示されず、使用者が操作手順を間違えても気がつかない問題があった。
【0006】
本発明は、通信装置端末から送信された操作手順に基づいて作成された操作情報を、通信端末装置の特定の操作に割り当てて、その通信端末装置の機能として容易に設定することができる通信端末装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1の発明は、他の通信装置22を介してサーバ装置24との間で通信を行う通信端末装置21において、表示部9と、複数のキーを備えた操作部10と、を有し、サーバ装置24において作成された操作情報を取得する操作情報取得手段と、サーバ装置24において作成された操作情報を、操作部10の特定のキーに割り当てて、通信端末装置21の特定の機能として設定する機能設定手段と、を備える。
【0008】
第2の発明は、サーバ装置24において作成された操作情報に対応する表示画面情報を取得する表示画面情報取得手段を更に備え、表示部9は、機能設定手段が設定を行う際、取得した表示画面情報に基づいて操作情報に対応する表示を行うことを特徴とする。
【0009】
第3の発明は、サーバ装置24において作成された操作情報は、複数の機能のうちの特定の機能を選択したことに関する情報及び選択された特定の機能に対する入力内容に関する情報であることを特徴とする。
【0010】
第4の発明は、通信端末装置21に対して外部記憶手段が着脱可能であり、サーバ装置24において作成された操作情報を前記外部記憶手段に記憶させる記憶手段更に備えることを特徴とする。
【0011】
第5の発明は、サーバ装置24において作成された操作情報は、通信端末装置21から送信された操作手順に基づいて作成されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、通信装置端末から送信された操作手順に基づいて作成された操作情報を、通信端末装置の特定の操作に割り当てて、その通信端末装置の機能として容易に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明の実施の形態の携帯電話機の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明が適用される無線通信システムの構成図である。
【図3】本発明の実施の形態のキー割当動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施の形態の携帯電話機の操作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態における携帯電話機の画面遷移図である。
【図6】割り当てられたキーを操作したときの携帯電話機の動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0014】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0015】
図1は、本発明の実施の形態の携帯電話機の主要な構成を示すブロック図である。
【0016】
アンテナ1は無線部2に接続されており、無線基地局からの電波を受信し、無線基地局に対し電波を送信する。
無線部2は送信部3及び受信部4により構成され、送信部3はアンテナ1から送信する高周波信号を生成する。
受信部4はアンテナ1で受信した高周波信号に増幅、周波数変換等をして、ベースバンド信号として音声処理部5に出力する。
このベースバンド信号は音声処理部5内の変復調部にて音声信号に復調される。
また、変復調部では送話部7からの音声信号を変調し、ベースバンド信号を生成する。
【0017】
制御部6は、無線部2、表示部9、操作部10等、携帯電話機の各部を制御する。
無線部2に対しては、送受信周波数や送信電波の出力を制御する。
また、制御部6は、表示部(液晶表示器)9に対して表示データを送り、操作部(キーボード)10からの、文字、数字の入力、携帯電話機への動作の指示を受け付ける。
【0018】
記憶部11には、携帯電話機の識別番号、制御部6にて実行されるプログラム、メモリダイヤル、使用者により設定されるファンクションキー等の情報が保存されている。
この記憶部11は、携帯電話機の電源が遮断されても記憶内容を保持する必要があるので、不揮発性メモリ(例えば、フラッシュメモリ)で構成するとよい。
また、携帯電話機の主記憶部とは別の記憶領域に、ファンクションキーに対応して設定される機能を記憶するように構成してもよく、この記憶領域は後述する外部記憶部14に設けてもよい。
【0019】
本発明の特徴となるファンクションキーに設定される機能の記憶部11への記憶は、ファンクションキー毎に設定された記憶領域に、ファンクションキーに割り当てる機能を実行する実行形式のプログラムを保存する、又は、ファンクションキーに割り当てる機能を実行するプログラムを呼び出す情報を記憶することにより実現される。
【0020】
外部記憶部14は、携帯電話機に着脱可能に構成され、携帯電話機に設けられた接続端子に装着されて、携帯電話機の記憶部の一部を構成する。
この外部記憶部14には、使用者を認識する識別番号(電話番号)や、メモリダイヤル、使用者が設定したファンクションキー等の情報を保存することができ、使用者が別の携帯電話機に外部記憶部14を装着して、その携帯電話機を自己の携帯電話機として使用することができる。
すなわち、別の携帯電話機でファンクションキーに設定した機能を外部記憶部14に保持するので、外部記憶部14を着脱することによりファンクションキーに同一の機能を設定して、他の携帯電話機を自己の電話機と同様の使い勝手で使用できる。
【0021】
表示部9は液晶表示パネル及びLCDドライバで構成されており、制御部6からの表示指令信号により、携帯電話機の動作状態や、操作部10に入力された情報、無線回線を介して取得した文字、図形の情報等を表示する。
【0022】
操作部10はキースイッチで構成されており、1〜9、0、*、#のダイヤルキーと複数のファンクションキーとを有している。
このファンクションキーには使用者が任意に機能を設定できるファンクションキーが含まれており、所定の登録操作により自己の希望する機能をファンクションキーに割り当てることができる。
【0023】
この使用者が任意に機能を設定できるファンクションキーのうち一部のキーの機能を設定変更できるようにしてもよいし、全てのキーの機能を設定変更できるようにしてもよい。
さらに、使用者が携帯電話機を購入したときにはファンクションキーには一切機能が設定されておらず、使用者が操作情報を転送してファンクションキーの機能を設定するようにしてもよい。
【0024】
インターフェース部12は、携帯電話機にデータを入出力するための接続端子であり、コネクタが接続される。
【0025】
外部通信部13は、無線基地局を介さないで、他の携帯電話機との間で通信を行うもので、赤外線(例えば、IrDA)又は無線(例えば、Bluetooth)による通信を可能とするものである。
具体的には、外部通信部13は、通信プロトコルの制御を行う外部通信制御部(CPU等)と、赤外線発光・受光部(又は無線部)により構成されている。
さらに、携帯電話機は、音響信号を電気信号に変換する送話部7、電気信号を音響信号に変換する受話部8を有している。
【0026】
図2は、本発明が適用される無線通信システムの構成図である。
【0027】
携帯電話機21と基地局装置22とは無線回線により接続されている。
基地局装置22は、公衆電話回線網(PSTN)23に接続されるとともに、サーバ24に接続されている。
すなわち、基地局装置22は、基地局装置22と携帯電話機21とで送受信される音声信号を公衆電話回線網23との間で送受信し、データ信号をサーバ24との間で送受信するように制御する。
【0028】
携帯電話機21が、所定の情報を取得したい旨の信号を基地局装置22に送信すると、この信号を受信した基地局装置22は、携帯電話機21からの信号をサーバ24に伝える。
情報の要求を受けたサーバ24は、携帯電話機21に提供する情報を基地局装置22に送信する。
この情報は基地局装置22から無線回線を通じて携帯電話機21に送信され、携帯電話機21の表示部9にはサーバ24から取得した情報が表示される。
【0029】
本発明の実施の形態では、携帯電話機21は所定のサイト(サーバ24)に対して、携帯電話機21の操作手順を送信し、このサイトから該操作手順に関する操作情報を取得する。
具体的には、このサイトに接続して、携帯電話機21に所望の操作をして、サーバ24からその操作に対応する操作情報を受信する。
この、操作情報を生成して提供するサイト(サーバ)は通信会社(携帯電話通信事業者)が設置してもよいし、携帯電話メーカが設置してもよい。
【0030】
サーバ24は、CPU25、記憶部(メモリ、ハードディスク装置)26、インターフェース部(I/F)27により構成されており、携帯電話機21から送信されてきた、携帯電話機21に入力された操作手順の情報に基づいて、携帯電話機21に設定する操作情報を生成する。
サーバ24をインターネット25に接続して、他のサーバとの間で情報のやりとりができるように構成してもよい。
そして、サーバ24に接続された他のサーバにて操作情報を生成するように構成してもよい。
【0031】
CPU25は、記憶部26のメモリに記憶されたプログラムに従って演算をして、記憶部26に記憶されたデータを読み書きし、インターフェース部27を経由してデータを送受信する。
【0032】
記憶部26のメモリは、RAM及びROMで構成され、CPU25で動作するプログラムや、CPU25の動作に必要なデータが一時的に保存される。
また、記憶部26のハードディスク装置は、CPU25で動作するプログラムや、CPU25にて読み書きされるデータが記憶されている。
【0033】
インターフェース部27は、サーバ24の内部信号を基地局装置22と交換できる信号に変換して、サーバ24と基地局装置22とを接続する。
また、サーバ24の内部信号を他のコンピュータ装置(ERPサーバ26)と交信可能な信号に変換して、サーバ24をインターネットを介して他のサーバ26と接続するように構成することもできる。
【0034】
図3は、本発明の実施の形態のキー割当動作を示すフローチャートである。
【0035】
携帯電話機21がサーバ24に接続され、キー割当サイトにアクセスすると(S101)、サーバ24では操作設定プログラムが起動する(S102)。
この操作設定プログラムは、携帯電話機21からの操作入力に対して、携帯電話機21の動作を擬似的に実行(シュミレーション)するとともに、携帯電話機21の特定のキーに割り当てて設定される操作情報を生成する。
【0036】
そして、携帯電話機21から操作記録の開始が選択されると(S103)、サーバ24は、操作記録を開始する旨を表示する画面を携帯電話機21に送信して、携帯電話機21は表示部9にそのメッセージ画面を表示する。
【0037】
そして、携帯電話機21の操作部10に、特定のキーに割り当てる操作手順に従った操作が入力されると、携帯電話機21からサーバ24に、そのキー操作が送信される(S104)。
この操作信号を受けたサーバ24は、この操作に対する携帯電話機21の動作を擬似的に実行し、表示部9にサーバ24からの情報に基づいて表示をする表示画面データを生成して、携帯電話機21の表示部9に擬似画面を表示する。
【0038】
そして、操作記録の終了の操作(例えば、「終了キー」の押下)がされたかを検出する(S106)。
操作記録の終了の操作がされなければ(S106で"NO")、ステップS104に戻り、携帯電話機21に次の操作が入力されるのを検出する。
一方、操作記録の終了の操作がされると(S106で"YES")、ステップS107に進む。
【0039】
ステップS107では、ステップS104〜S106にて入力された操作を携帯電話機21の機能として設定可能な実行形式のファイルである操作情報を生成する。
そして、サーバ24から携帯電話機21に転送して、携帯電話機21とサーバ24との接続を解除する(S108)。
なお、サーバ24で実行形式のファイルを生成せずに、操作手順をまとめて操作情報として携帯電話機21に送信し、携帯電話機21で実行可能形式のファイルを作成してもよい。
【0040】
また、サーバ24が操作情報を携帯電話機21に提供する際に、操作情報を携帯電話機21に提供した回数を操作情報の種類別に計数するように構成してもよい。
【0041】
そして、サーバ24で作成された操作情報を割り当てるファンクションキーを選択し、携帯電話機21に入力する(S109)。
そして、そのキーの情報に基づき、サーバ24はステップS109にて指定されたファンクションキーに関連させて操作情報を記憶部に書き込んで、操作情報を特定のキーの機能として設定する(S110)。
【0042】
図4は、前述したキー割当動作における携帯電話機の操作を示すフローチャートであ
り、図5は、図4に示す動作における携帯電話機の画面遷移図である。
図4では、特定の宛先に送信するメールを作成する機能を特定のファンクションキーに
割り当てる際の操作を示す。
図4のフローチャート中に示されている画面の記号は、 図5に示されている画面に対応する。
【0043】
なお、図5に示すように、操作に対応した擬似画面の他に、画面の最下段に携帯電話
機21の操作履歴が表示されている。
すなわち、○は決定キーが操作されたこと、▽は下スクロールキーが操作されたことを表し、○▽○は決定、下スクロール、決定の順にキーが操作されたことを表す。
【0044】
携帯電話機21においてサーバ24へアクセスする操作をし、接続先にキー割当サイトを選択して、キー割当サイトにアクセスする(S121)。
そして、携帯電話機21から操作記録の開始を選択すると(S122)、その信号がサーバ24に送られ、サーバ24は操作記録の開始画面を携帯電話機21に送信し、携帯電話機21はこの開始画面(画面A)を表示する。
【0045】
次に、携帯電話機21の操作部10に設けられたメールボタンを操作して、メール機能を選択してメール機能を起動すると(S123)、そのキー操作がサーバ24に送られる。
これに対し、サーバ24はこの操作に対応する画面を携帯電話機21に送信し、携帯電話機21はEメールメニュー画面を表示する。
この画面Bは携帯電話機21を実際に操作したときに表示される画面と同じ内容を含むものであるが、携帯電話機21がキー操作に対応して画面を生成しているのではなく、キー操作に対応した動作をサーバ24で擬似的に実行して、携帯電話機21が表示すべき画面の情報をサーバ24で生成している。
携帯電話機21は、サーバ24から送信された画面情報により表示部9にキー操作に対応した擬似的な画面を表示する。
【0046】
次に、Eメールメニューにおいて、メール作成を選択して、決定キーを操作する(S124、画面B)。
この操作に対して、サーバ24はメール作成画面を送出する。
そして、メール作成画面で、入力項目としてメールの宛先を選択し、決定キーを操作して、入力項目を選択する(S125、画面C)。
この操作に対して、サーバ24は宛先入力画面を送出する。
そして、宛先入力画面で、電子メールの宛先となる電子メールアドレス( 図5では、▲
▲▲▲@☆☆.net)を入力する(S126、画面D)。
【0047】
続いて、スクロールキーを操作してカーソルを下に移動させ、件名を選択し、決定キーを操作する(S127)。
そして、サーバ24から送信されてくる件名入力画面で、電子メールの件名( 図5では
、週末の予定の件)を入力して、決定キーを操作する(S128)。
この操作に対して、サーバ24から送信される画面情報により、今までの操作で入力された項目が表示されたメール作成画面(画面E)が表示される。
【0048】
終了キーが操作されることにより、操作記録を終了して(S129)、その旨をサーバに送信する。
そして、サーバ24は操作記録の終了メッセージ画面を送出し、携帯電話機21に操作記録終了画面(画面F)を表示する。
そして、サーバ24は、次のステップで指定されるキーに割り当てる操作情報を作成して、転送する。
【0049】
その後、操作記録終了画面(画面F)の指示に従い、記録した操作を割り当てるキー(例えば、ファンクションキーF3)を選択して指定する(S130)。
携帯電話機は、指定されたファンクションキーにサーバ24から送られてきた操作情報を割り当てて、記憶部に記憶する。
そして、携帯電話機21はキー割当終了画面(画面G)を表示する。
【0050】
図6は、割り当てられたキーを操作したときの携帯電話機の動作を示すフローチャー
トである。
【0051】
メール作成機能が割り当てられているF3キーを操作すると(S141)、宛先、件名が既に入力されているメール作成画面が図5(E)に示すように開き(S142)、直ぐに、本文を入力することができる。
そしてメールの本文を入力するだけで(S143)、メールを送信することができる(S144)。
【0052】
このように、本発明の実施の形態では、他の通信装置22を介してサーバ装置24との間で通信を行う通信端末装置21において、表示部9と、複数のキーを備えた操作部10と、を有し、サーバ装置24において作成された操作情報を取得する操作情報取得手段と、サーバ装置24において作成された操作情報を、携帯電話機1の特定のキーに割り当てて、携帯電話機1の特定の機能として設定する機能設定手段とが構成されるので、一連の手順の操作を簡単な操作でまとめて、特定のキーに割り当てることができ、容易に専用の機能を備えたキーを登録することができる。
【0053】
また、操作部10に入力された操作手順に対し、携帯電話機21の動作を模擬的に実行(シュミレーション)し、携帯電話機21に表示されるべき画面の情報を生成するので、特定のキーの登録時に表示部9にその操作に対応した画面が表示されることから、特定のキー登録時の誤操作を防止することができる。
【符号の説明】
【0054】
1 アンテナ
2 無線部
3 送信部
4 受信部
5 音声処理部
6 制御部
7 送話部
8 受話部
9 表示部(液晶表示部)
10 操作部(キーボード)
11 記憶部(RAM、ROM)
12 インターフェース(I/F)
13 外部通信部
14 外部記憶部(SIM)
21 携帯電話機
22 基地局装置
23 公衆電話回線網(PSTN)
24 サーバ
25 CPU
26 記憶部
27 インターフェース部(I/F)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
他の通信装置を介してサーバ装置との間で通信を行う通信端末装置において、
表示部と、複数のキーを備えた操作部と、を有し、
前記サーバ装置において作成された操作情報を取得する操作情報取得手段と、
前記サーバ装置において作成された前記操作情報を、前記操作部の特定のキーに割り当てて、前記通信端末装置の特定の機能として設定する機能設定手段と、
を備えることを特徴とする通信端末装置。
【請求項2】
前記サーバ装置において作成された前記操作情報に対応する表示画面情報を取得する表示画面情報取得手段を更に備え、
前記表示部は、前記機能設定手段が設定を行う際、取得した表示画面情報に基づいて前記操作情報に対応する表示を行うことを特徴とする請求項1の通信端末装置。
【請求項3】
前記サーバ装置において作成された前記操作情報は、複数の機能のうちの前記特定の機能を選択したことに関する情報及び選択された前記特定の機能に対する入力内容に関する情報であることを特徴とする請求項1又は2に記載の通信端末装置。
【請求項4】
前記通信端末装置に対して外部記憶手段が着脱可能であり、
前記サーバ装置において作成された前記操作情報を前記外部記憶手段に記憶させる記憶手段更に備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の通信端末装置。
【請求項5】
前記サーバ装置において作成された前記操作情報は、前記通信端末装置から送信された操作手順に基づいて作成されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の通信端末装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2011−199902(P2011−199902A)
【公開日】平成23年10月6日(2011.10.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−129351(P2011−129351)
【出願日】平成23年6月9日(2011.6.9)
【分割の表示】特願2009−127334(P2009−127334)の分割
【原出願日】平成13年2月27日(2001.2.27)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.Bluetooth
【出願人】(000006633)京セラ株式会社 (13,660)
【Fターム(参考)】