説明

通信装置

【課題】サーバーなど大規模なシステムを必要とせず、また通信費のデータ一覧を事前に登録しておく必要がなく、複数のFAX装置から通信費が安い料金で送信できるFAX装置を自動で選択する。
【解決手段】複数の連携先のFAX装置とネットワークを介して接続する通信装置であるIT−BOX100を提供する。連携モジュール301は、地図機能302から通知された地図上における、FAX送信先のFAX番号から検索した地図上の位置と、各FAX番号から検索した地図上の位置との間の直線の長さに基づいて、どの連携先のFAX装置でFAX送信すると通信料金が最も安くなるかを判定する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、通信装置に関し、特に、通信料金を自動計算する通信装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、企業内のFAX送信は、FAX装置が付いている機器から電話回線を通じてFAX送信できる。近年ネットワーク環境の整備と、コンピュータシステムの発展により、FAX装置がついていないコンピュータシステムからFAX装置がついている機器に送信情報を送り、FAX送信が行えるようになった。例えば、FAX装置が会社内の近くに存在しなくても、コンピュータシステムがあれば、離れた位置のFAX装置よりFAX送信ができるようになってきている。
【0003】
離れた位置からもFAX送信できるようになったことにより、複数FAX装置がある環境下でどのFAX装置から送信するのか選択できるようになった。そのため複数FAX装置がある環境で、通信費を安くなる機器を自動で判定し、FAX送信する技術がある。
【0004】
しかしこの技術は、どの機器から通信費が安くなるか判断するために、サーバーを別に必要となってしまうことが考えられ、どの機器から送るのが安いのか一覧表を事前に用意する必要がある。そのため新しい機器が導入された場合は、一覧表を更新する必要が生じている。一覧表を更新せずにFAX送信することができない。サーバーを必要とせず、一覧表を更新せずともリアルタイムに通信料金を計算することを本特許の解決したい課題とする。
【0005】
特許文献1のように、FAX送信する機器をネットワーク内にあるサーバーのコンピュータシステムでは、FAX通信費の機器あたり料金テーブルを持ち、料金テーブルの中から一番安い回線で送信する手段を持つ。FAX送信する機器の他に、サーバーを持つPC(Personal Computer)を必要とし、大規模なシステム構成となる。料金システムの更新が常に必要になり、機器に登録されていない料金は計算できなくなる。また違う場所に移り機器の構成が変わった場合に、料金の構成も変更しなければいけなくなる。さらにFAX送信用のテーブルリストが別に必要になる。
【0006】
特許文献2の方法によるFAX送信においては、FAX送信の情報を事前に登録しておかなくてはならずセキュリティ上にもその情報が保存されておかなくてはいけず、記憶領域へのセキュリティ保護が必須になる。またサーバー機器が必要になり大規模なシステムになる。
【0007】
特許文献3の方法によると地図でFAX番号の位置を描画できるが、安い回線を選択できずFAXを自動で送信することができない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、上記実情に鑑みて、サーバーなど大規模なシステムを必要とせず、また通信費のデータ一覧を事前に登録しておく必要がなく、複数のFAX装置から通信費が安い料金で送信できるFAX装置を自動で選択することが可能な通信装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために本発明は、複数の連携先のFAX装置とネットワークを介して接続する通信装置であって、FAX送信先のFAX番号が入力されると地図機能に前記FAX送信先のFAX番号を渡すとともに地図の表示命令を実行する連携モジュールと、前記FAX送信先のFAX番号及び前記複数の連携先のFAX装置の各FAX番号からそれぞれの地図上の位置を検索する前記地図機能と、を有し、前記地図機能は、前記連携モジュールに地図及び検索した前記地図上の位置を通知し、前記連携モジュールは、通知された前記地図上における、前記FAX送信先のFAX番号から検索した前記地図上の位置と、前記各FAX番号から検索した前記地図上の位置との間の直線の長さに基づいて、どの前記連携先のFAX装置でFAX送信すると通信料金が最も安くなるかを判定することを特徴とする、通信装置を提供するものである。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、サーバーなど大規模なシステムを必要とせず、また通信費のデータ一覧を事前に登録しておく必要がなく、複数のFAX装置から通信費が安い料金で送信できるFAX装置を自動で選択することが可能な通信装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明を好適に実施した形態のハードウェア構成を示すブロック図である。
【図2】本実施形態のソフトウェア構成を示すブロック図である。
【図3】本実施形態の機能構成を示すブロック図である。
【図4】本実施形態のネットワーク上の画像形成装置の構成例を示す図である。
【図5】本実施形態において、連携する他の画像形成装置を登録情報DB211に登録する際の表示例である。
【図6】本実施形態において、登録情報DB211に記憶される各画像形成装置の情報の例である。
【図7】本実施形態におけるFAX送信処理のシーケンス図である。
【図8】本実施形態において単位時間あたりの料金を入力する画面の表示例である。
【図9】本実施形態における地図表示例である。
【図10】本実施形態において、ネットワーク上の各画像形成装置に記憶される距離及び回線の情報の例である。
【図11】回線距離に対する送信平均時間を回線方式毎に示す図である。
【図12】故障中の画像形成装置が存在する場合のFAX送信処理のシーケンス図である。
【図13】FAX送信処理における料金判定を記憶し、表示した場合の表示例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明を好適に実施した形態について図面を参照しながら説明する。
【0013】
(構成)
図1に、本実施形態のIT−BOXを含む画像形成装置のハードウェア構成を示す。
【0014】
IT−BOX100は、LANを介して画像入出力装置110と接続する。IT−BOX100と画像入出力装置110を合わせて、本実施形態では画像形成装置1と呼ぶ。なお、IT−BOX100は、LANを介して図4で図示する別のIT−BOX(又はそれを含む画像形成装置)と、通信可能に接続する。
【0015】
図1に示すように、IT−BOX100のハードウェアは、CPU101、メモリ102、操作入力装置103、外部メディア入出力装置104、記憶装置105、LAN制御部106を含んで構成される。CPU101は演算装置、メモリ102は一次記憶装置、操作入力装置103はマンマシンインターフェースである。外部メディア入出力装置104及び記憶装置105は二次記憶装置であり、前者は取り外し可能な記録媒体、後者は可搬性の低い記録媒体(HDDなど)である。
【0016】
一方で、画像入出力装置110は、印刷装置111、FAX装置112、画像読取装置113、LAN制御部114を有する。
【0017】
IT−BOX100のハードウェアは、LAN制御部106、114を通じて、画像入出力装置110の画像読取装置113よりスキャン画像を取得可能な構成となっている。画像入出力装置110の印刷装置111で印刷も可能である。また、FAX装置112からはFAX送信可能である。FAX装置112は取り外し可能な構成とする。
【0018】
次に、本実施形態のソフトウェア構成及び機能構成を説明する。
図2にソフトウェア構成、図3に機能構成を示す。
【0019】
IT−BOX100には、図2に示すソフトウェア群200がインストールされている。また、IT−BOX100の二次記憶装置には、図2に示すデータベース(以下、DBと略す)群210が記憶されている。
【0020】
ソフトウェア群200は、オペレーションシステム(以下、OSと略す)201、FAX送信サービスアプリケーション202、地図アプリケーション203、連携モジュール204、システム管理アプリケーション205を含んで構成される。
【0021】
DB群210は、登録情報DB211、住所DB212、電話番号DB213、FAX番号DB214を含んで構成される。
【0022】
ソフトウェア群200の各ソフトウェアプログラムは、図1に示したIT−BOX100のハードウェアリソースとDB群210の記憶内容を利用して下記で説明するような情報処理を行うことによって、図3で示すIT機能300を提供する。
【0023】
図3において、IT機能300は、連携モジュール(機能)301、地図機能302、FAX送信サービス303、システム管理機能304、GUI305を含んで構成される。
【0024】
IT機能300により、ユーザはGUI305でFAX宛先を登録でき、FAX送信を実行できる。FAX宛先は登録情報DB211の記憶領域に保存されている。FAX送信サービス303は、FAXデータを作成し画像入出力装置210にデータを送信する。画像入出力装置210は、LAN上でIT−BOX100に接続されており、FAX送信データをFAX装置112から送信する。システム管理機能304は、LAN上で接続されている機器状態を判断することができる。
【0025】
地図機能302は、地図表示機能と地図検索機能がある。地図検索機能は、FAX番号、住所、電話番号のどれか1つの情報を入力するとその情報に対する住所に位置づく地図を表示することができる機能を持っている。地図表示機能は、GUI305に画面上で地図を表示させる機能となる。
【0026】
連携モジュール301は、機器ごとの単位時間当たりのFAX通信料金を計算することができる。また計算された通信料金より各場所にある画像形成装置ごとの送信した場合の料金を比較することができる。
【0027】
(ネットワーク構成)
図4に、ネットワーク上の各画像形成装置の構成例を示す。
画像形成装置Aは、ユーザが利用したい岐阜支店にある画像形成装置とする。画像形成装置Aは、FAX装置が存在していない画像形成装置とする。ユーザは画像形成装置Aより、画像形成装置B〜画像形成装置FどれかのFAX装置を通じて、画像形成装置Gに送信したいとする。
【0028】
(ネットワーク上の他の画像形成装置の情報の登録処理)
画像形成装置Aより、画像形成装置B〜Fを登録する方法を以下に示す。
ユーザは、GUI305より複数のFAXが付いている画像形成装置のIPアドレスを入力し連携先の画像形成装置を登録する。ここでは、滋賀支店、山形支店、長野支店、北海道支店、沖縄支店の画像形成装置を設定する。画像形成装置Bから画像形成装置Fは、ユーザから離れた位置にあるLAN上で繋がれた画像形成装置になる。
【0029】
画像形成装置Aから連携するIPアドレスを、図5のように変更ボタンを押下してGUI305の画面より入力することができる。図5は、本実施形態において、連携する他の画像形成装置を登録情報DB211に登録する際の表示例である。
【0030】
また、画像形成装置B〜画像形成装置FにはそれぞれFAX装置があるため、機器ごとにFAX番号がある。このようにして登録情報DB211に登録された各画像形成装置の情報がいかなるものか、図6に示す。図6は、登録情報DB211に記憶される各画像形成装置の情報の例である。図6に示すように、各画像形成装置にはFAX番号とIPアドレスが紐付けられる。
【0031】
(FAX送信処理)
図7に、実際にFAXを送信する際のシーケンスを以下に示す。
画像形成装置AのIT機能GUIより送信したい画像系装置GのFAX番号を入力し、FAX送信をスタートする。連携モジュール301は登録されたIPアドレスより、それぞれ登録されている機器が滋賀、山形、長野、北海道、沖縄であることを判断する。登録した機器が判断できるため、連携モジュール301は、図6よりネットワーク上から5つの機器ごとの関連したFAX番号を地図機能302に渡し、地図表示命令を連携モジュール301から地図機能302に実行する。地図機能302はFAX番号を検索し、画像形成装置A〜画像形成装置G全ての位置の地図を表示する。
【0032】
地図表示位置を取得した連携モジュール301は、地図描画上の直線の長さ(図9にて図示)を取得し、地図の縮尺より実際の距離に換算する。連携モジュール301は、取得した距離より、どの機器でFAX送信すると通信料金が安くなるか判定する。FAX送信サービス303は、連携モジュール301により通信料金が最も安いと判断された画像形成装置1のFAX装置112に対して命令をLAN経由で送信する。命令を受けたFAX装置112は、FAX送信を実行する。
【0033】
地図機能302でFAX料金の算出をする方法について説明する。
FAX料金は、単位時間当たりの料金×(回線距離×回線距離に対する時間)で算出できる。単位時間当たりの料金は回線ごとの契約している係数となる。FAX装置112をつけた機器では、図8のようにGUI305より自機の持つ単位時間回線料金を入力できる。
【0034】
回線距離に対する時間は、回線の持つ通信速度である。回線距離は、地図機能より算出する。地図機能には検索機能があり、FAX番号から地図の位置情報を表示することができる。
【0035】
地図機能302は、図9のように画像形成装置AのFAX番号から地図上の位置座標を取得する。そして、画像形成装置Aの地点の座標を地図に表示する。実際に送信したい画像形成装置Gの位置を同様に地図に表示する。同様に画像形成装置BからFまでの位置を地図に表示する。地図で表示されたB地点とG地点の線を引き、縮尺表示されている画像形成装置B〜画像形成装置Gの実際の距離を縮尺から算出する。FAX番号の場所が途中で変わっても地図機能にFAX番号が記憶されているため、実際の送信距離を計算することができる。
【0036】
FAX送信距離の算出は、画像形成装置Bだけでなく画像形成装置C〜画像形成装置Fそれぞれ登録されたIPアドレス分だけ繰り返される。算出された距離は、登録されたIPアドレスごとの画像形成装置Bから画像形成装置Fの登録情報DB211に保存される。図10に保存される情報の内容を示す。すなわち、図10は、ネットワーク上の各画像形成装置に記憶される距離及び回線の情報の例である。
【0037】
図11に回線距離に対する送信時間を示す。FAX回線には通常の電話回線を利用したG3−1やISDN回線を利用したG4回線がある。それぞれの回線距離に対する送信時間は図11のようになる。
【0038】
図4や図7に例示したケースであれば、上述した連携モジュール301による判定より画像形成装置AからE−G間で送信することが一番FAX通信費が安いと自動で判定することができる。
上記実施形態によれば、通常サーバーを必要とする通信費の安いFAX送信機器を見つけ出す処理を、サーバーを必要とせず判断して送信することができる。
すなわち、サーバーなど大規模なシステムを必要とせず、また通信費のデータ一覧を事前に登録しておく必要がなく、複数のFAX装置から通信費が安い料金で送信できるFAX装置を自動で選択することが可能であると言える。
【0039】
(システム管理機能304)
IT−BOX100内にあるシステム管理機能304は、任意の画像入出力装置110の故障中(サービスセンター(以下、SCと略す)の故障表示から判断)である場合は、ネットワーク上に信号を送る。また、システム管理機能304は、いずれかの画像入出力装置110が故障中(SC表示されている)であることを示す信号を取得し、自動で故障していることを判断する。
【0040】
また、地図機能302は、故障している機器に関してはFAX送信対象として、地図上の位置を検索する対象から自動で外して処理する。シーケンスは図12のようになる。図12は、故障中の画像形成装置が存在する場合のFAX送信処理のシーケンス図である。
【0041】
上記情報処理によれば、故障した機器を自動で見つけ出すことができ、遠隔地の機器に送信する際に故障を気にすることなく送信することができる。
【0042】
(FAX送信処理における料金判定を記憶)
連携モジュール301は、画像形成装置装置1内の記憶装置105に送信料金情報を保存する。また、連携モジュール301は、各画像形成装置のどの機器から送信料金が発生するかの通信料金情報を、画像形成装置の地図画面上に一覧表示する。一覧表示にはGUI305を用いる。図13のように画面表示される。画面に表示される料金は、機器から送信しようとした際のFAX料金となる。送信する前にユーザは画面で事前に確認して、誤送信を予防する機能を要する。図13に送信する際の確認画面を示す。
【0043】
上述した情報処理によれば、遠隔地の送信した際のFAX送信料金を一覧で画像形成装置1のGUI305地図に表示することができる。一覧表示することでどの機器から、どれくらい通信料金が発生したのか遠隔地の画像形成装置から確認することができる。
【0044】
さらに、一覧表示する際に用いた通信料金情報を、自動でネットワーク上の他の画像形成装置に送信し、通信料金情報を共有するとよい。
この構成によれば、送信したFAX料金を、自動でその機器ごとにネットワークでマージすることができ登録することができる。ユーザはどれくらいの料金で送信できたのか確認することができ、実際にFAX装置が付いているよりも、いくら安く送信できているか確認することもできる。
【符号の説明】
【0045】
1 画像形成装置
100 IT−BOX
105 記憶装置
110 画像入出力装置
200 ソフトウェア群
201 OS
202 FAX送信サービスアプリケーション
203 地図アプリケーション
204 連携モジュール
205 システム管理アプリケーション
210 DB群
211 登録情報DB
212 住所DB
214 FAX番号DB
300 IT機能
301 連携モジュール(機能)
302 地図機能
303 FAX送信サービス
304 システム管理機能
【先行技術文献】
【特許文献】
【0046】
【特許文献1】特開2007−116231号公報
【特許文献2】特開2002−044705号公報
【特許文献3】特開2009−005314号公報

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の連携先のFAX装置とネットワークを介して接続する通信装置であって、
FAX送信先のFAX番号が入力されると地図機能に前記FAX送信先のFAX番号を渡すとともに地図の表示命令を実行する連携モジュールと、
前記FAX送信先のFAX番号及び前記複数の連携先のFAX装置の各FAX番号からそれぞれの地図上の位置を検索する前記地図機能と、を有し、
前記地図機能は、
前記連携モジュールに地図及び検索した前記地図上の位置を通知し、
前記連携モジュールは、
通知された前記地図上における、
前記FAX送信先のFAX番号から検索した前記地図上の位置と、
前記各FAX番号から検索した前記地図上の位置との間の直線の長さに基づいて、
どの前記連携先のFAX装置でFAX送信すると通信料金が最も安くなるかを判定する
ことを特徴とする、通信装置。
【請求項2】
前記複数の連携先のFAX装置のうち故障中であるものがあると、当該FAX装置が故障中である旨を前記ネットワーク上に信号を送り、また、前記ネットワーク上の別の通信装置から故障中のFAX装置の情報を受信するシステム管理機能を有し、
前記地図機能は、
故障中の前記連携先のFAX装置を除いて前記地図上の位置を検索する
ことを特徴とする、請求項1記載の通信装置。
【請求項3】
記憶装置と表示装置を有し、
前記連携モジュールは、
前記FAX送信先のFAX番号から検索した前記地図上の位置と、
前記各FAX番号から検索した前記地図上の位置との間の直線の長さに基づいて算出する複数の通信料金を、前記記憶装置に記憶させ、
前記地図を前記表示装置に表示させ、さらに、前記表示装置に表示されている前記地図上に、前記複数の通信料金を重ねて表示させる
ことを特徴とする、請求項1又は2記載の通信装置。
【請求項4】
前記ネットワーク上の別の通信装置に、前記記憶装置が記憶する前記複数の通信料金の情報を送信することを特徴とする、請求項3記載の通信装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【公開番号】特開2011−254371(P2011−254371A)
【公開日】平成23年12月15日(2011.12.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−127811(P2010−127811)
【出願日】平成22年6月3日(2010.6.3)
【出願人】(000006747)株式会社リコー (37,907)
【Fターム(参考)】