説明

通報システム及びターミナルアダプタ

【課題】アナログ回線で使用されている通報装置をそのままISDN回線のようなデジタル回線にも適用可能とするだけでなく、通報先に通報される通報メッセージの先頭部の欠落がなく常に全文メッセージの送出を可能とする通報システム及びターミナルアダプタを提供する。
【解決手段】通報元である端末からの通報をターミナルアダプタを介してデジタル回線網に送出して通報先に送出し、通報先からの応答を検知して前記端末から通報メッセージを送出し、この通報メッセージを受信した前記通報先からの逆信信号を検知して前記端末と前記通報先との間の通話状態を確保する通報システムであり、端末は、通報メッセージ送出終了時から所定時間以内に逆信信号を受信しなかったときには、予めメモリに設定されている通報先のダイヤル番号を自動的に送出して発呼処理を行って通報メッセージを再送する。

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通報システム及びターミナルアダプタに関し、特にアナログ回線対応の通報装置をISDN回線等のデジタル回線網でも適用可能とする通報システム及びターミナルアダプタに関する。
【0002】
【従来の技術】通報装置としては、火災発生時の火災警報信号を予め定めた特定の通報先(例えば、消防署や警備会社)に送出して迅速な消化活動を促進したり、或いは盗難、事故、犯罪等の発生時に自動的に警察や警備会社等に通報する通報装置が一般的に実用化されている。
【0003】かかる通報装置では、上記の如き異常な状態が発生した場合に異常信号が通報先に送出される。つまり、異常監視区域に設置されている監視装置からの起動信号によりアナログ回線としての回線を捕捉し、予め設定されている通報先電話番号(特番:例えば、110番や119番)のダイヤル送出を行なう。通報を受けた通報先は、このダイヤル送出に応答して応答信号を返送すると、通報側はこの応答を確認後、予め記憶されている異常状態や緊急事態発生を示すメッセージ信号を通報先に送出する。その後、捕捉回線を開放して通報先からの逆信を待つ。
【0004】この状態では、通報先で接続中のアナログ回線は保持されており、通報側(非常通報装置)は回線捕捉を再実行するだけで直ちに両装置の接続が行なわれる。したがって、通報側は、通報先側からの逆信を検出すると、電話機の鳴動による着呼に対する応答により回線捕捉して通報先側との通話可能状態とされる。
【0005】通報先側からの逆信による着呼が予め定めた逆信待機時間(例えば、5秒間)内に検知できない場合には、開放回線を再捕捉するので、再度のダイヤル操作を必要とせずにメッセージ信号を通報先に送出することができ、確実な通報先への通報を可能としている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のような通報システムは、アナログ回線において広く採用されている。一方、近年、高速データ通信の他、アナログ端末を複数台同時使用できる等の革新的な機能からデジタル回線(ISDN回線)が広く普及しており、その端末装置としてターミナルアダプタ(TA)が用いられる。そして、上述通報システムをそのままこの種のデジタル回線に適用できれば、既存の通報システムをそのまま利用できた上でデジタル回線の各種メリットを活用できて非常に有用である。
【0007】しかしながら、上述通報システムをこの種のデジタル回線に適用すると次のような問題が生ずる。すなわち、アナログ回線では、通報先からの逆信信号が到来して検知できなかった場合、従来のシステムでは再度回線を開放し、約5秒間逆信信号の到来を待ち、到来、検知できなかった場合には再び回線を捕捉して通報メッセージを送出する。このように、従来のシステムは、回線再捕捉により通話路が再形成されるように構成されているため、再度ダイヤルを送出することなく通報先への通報メッセージ送出処理に移行できる。
【0008】これに対して、ターミナルアダプタを用いたISDNのようなデジタル回線においては、回線を再捕捉し、通報メッセージを送出する動作を行なった場合、ターミナルアダプタはアナログポートに接続されている通報装置(電話機等の端末)にダイヤルトーン(DT)を送出して通報装置からのダイヤル信号待ち状態となり、通報装置からのダイヤル信号を受信して初めてISDN回線に対して接続処理が行われている。
【0009】一方、上述従来の通報システムでは、通報メッセージ送出後に、回線を一端開放して、通報先からの逆信を待っている。逆信待機のための回線開放はISDN回線側のリンクをも開放してしまうため、逆信がないときの通報メッセージの再送が不可能となる。つまり、アナログ回線で行なえた再捕捉のみでの通話路形成は、ISDN回線では行なえないという問題がある。
【0010】このように、ターミナルアダプタは、ISDN回線からの着呼の検出によりアナログポートに接続されている電話機等の端末に対して呼出信号を送出し、電話機のオフフックによる応答によりISDN回線のリンクを形成している。その結果、再捕捉のみでの通話路形成は、ISDN回線では行なえず、通報装置からの逆信の到来がない場合の通報メッセージの再送ができなくなり、折角のISDN回線の利用に不便をきたすことになる。
【0011】そこで、本発明の目的は、アナログ回線で使用されている通報装置をそのままISDN回線のようなデジタル回線にも適用可能とする通報システム及びターミナルアダプタを提供することである。
【0012】本発明の他の目的は、通報メッセージの先頭部の欠落がなく常に全文メッセージの送出を可能とする通報システム及びターミナルアダプタを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明による通報システム及びターミナルアダプタは、次のような特徴的な構成を採用している。
【0014】(1)通報元である端末からの通報をターミナルアダプタを介してデジタル回線網に送出して通報先に送出し、前記通報先からの応答を検知して前記端末から通報メッセージを送出し、この通報メッセージを受信した前記通報先からの逆信信号を検知して前記端末と前記通報先との間の通話状態を確保する通報システムにおいて、前記端末は、前記通報メッセージ送出終了時から所定時間以内に前記逆信信号を受信しなかったときには、予めメモリに設定されている通報先のダイヤル番号を自動的に送出して前記発呼処理を行って前記通報メッセージを再送する通報システム。
【0015】(2)通報元である端末からの通報をターミナルアダプタを介してデジタル回線網に送出して通報先に送出し、前記通報先からの応答を検知して前記端末から通報メッセージを送出し、この通報メッセージを受信した前記通報先からの逆信信号を検知して前記端末と前記通報先との間の通話状態を確保する通報システムにおいて、前記ターミナルアダプタは、前記端末からのダイヤル情報が予め定めた特番であるか否かを判定し、特番以外の番号と判定すれば通常の処理を実行し、特番と判定したときは前記デジタル回線網に対して発呼処理を実行し、この発呼処理に応答した前記通報先の応答OFFHOOK情報が前記デジタル回線網を介して前記端末で受信されたとき前記端末側に予め記憶されている通報メッセージを前記通報先に送出し、前記通報先からの逆信信号を前記デジタル回線網を介して受信した前記端末は、前記デジタル回線網を介して前記端末と前記通報先との間の通話状態を確立し、前記端末は、前記通報メッセージ送出終了時から所定時間以内に前記逆信信号を受信しなかったときには、予めメモリに設定されている通報先のダイヤル番号を自動的に送出して前記発呼処理を行って前記通報メッセージを再送する通報システム。
【0016】(3)前記デジタル回線網はISDN回線網である上記(1)または(2)の通報システム。
【0017】(4)通報元である端末からの通報信号受け、デジタル回線網を介して通報先に送出し、前記通報先からの応答に基づいて前記端末から通報メッセージを前記通報先に送出し、この通報メッセージを受信した前記通報先からの逆信信号を検知して前記端末と前記通報先との間の通話状態を確保するターミナルアダプタにおいて、前記端末が通報メッセージ送出終了時から所定時間以内に前記逆信信号を受信しなかったときには、予めメモリに設定されている通報先のダイヤル番号を自動的に送出して前記発呼処理を行って前記通報メッセージを再送させるターミナルアダプタ。
【0018】(5)通報元である端末からの通報信号受け、デジタル回線網を介して通報先に送出し、前記通報先からの応答に基づいて前記端末から通報メッセージを前記通報先に送出し、この通報メッセージを受信した前記通報先からの逆信信号を検知して前記端末と前記通報先との間の通話状態を確保するターミナルアダプタにおいて、前記端末からのダイヤル情報が予め定めた特番であるか否かを判定し、特番以外の番号と判定すれば通常の処理を実行し、特番と判定したときは前記デジタル回線網に対して発呼処理を実行し、この発呼処理に応答した前記通報先の応答OFFHOOK情報が前記デジタル回線網を介して前記端末で受信されたとき前記端末側に予め記憶されている通報メッセージを前記通報先に送出し、前記通報先からの逆信信号を前記デジタル回線網を介して受信した前記端末は、前記デジタル回線網を介して前記端末と前記通報先との間の通話状態を確立し、前記端末が前記通報メッセージ送出終了時から所定時間以内に前記逆信信号を受信しなかったときには、予めメモリに設定されている通報先のダイヤル番号を自動的に送出して前記発呼処理を行って前記通報メッセージを再送するターミナルアダプタ。
【0019】(6)前記デジタル回線網はISDN回線網である上記(4)または(5)のターミナルアダプタ。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明による通報システム及びターミナルアダプタの好適実施形態の構成および動作を、添付図を参照して詳細に説明する。
【0021】図1は本発明による通報システム及びターミナルアダプタの一実施形態例を示す通報先が緊急を要する警察や消防署等の場合の特番通報シーケンスを示す図である。
【0022】図1に示す実施形態では、通報元である緊急電話装置等の端末1からの通報をターミナルアダプタ(TA)を介してISDN等のデジタル回線網に送出して通報先に送出し、通報先からの応答を検知することにより、通報装置から通報メッセージを送出し、通報先からの逆信を検知して端末1と通報先との間の通話を行うシーケンスが実行されている。
【0023】さて、通報元で緊急事態が発生して端末1がオフセット(OFFHOOK)すると、ターミナルアダプタ(TA)からはダイヤルトーン(DT)が端末1に戻される。その後、端末1からダイヤル情報がターミナルアダプタに送出されると、当該ダイヤル情報が特番(例えば、119や110)であるか否かを判定し、特番以外の番号であれば、通常の処理を実行し、特番(例えば、119や110)のときは、ISDN網に対して発呼処理がなされ、このISDN網に接続されている通報先にリング(Ring)信号を送出し、リング信号の送出中リングバックトーン(RBT)信号が通報側端末1にターミナルアダプタを介して送出されている。
【0024】通報先が上記リング信号に応答してOFFHOOKすると、このOFFHOOKがISDN網に戻され、ターミナルアダプタでは応答処理が実行される。この処理実行の後、端末1からは通報メッセージが通報先に送出される。
【0025】通報メッセージの送出が終了した終話時には、ONHOOKがターミナルアダプタで検出され、終話処理がISDN網に対して実行され、通報先に対しては無音状態とされる。
【0026】次に、通報先からの逆信操作信号は、ISDN網を介してターミナルアダプタに送出され、端末1に対する呼び出し処理を実行し、リング信号を端末1に送出する。
【0027】このリング信号を受信した端末1が、応答(OFFHOOK)すると、その信号がターミナルアダプタに送られ、応答処理をISDN回線網に対して実行し、端末1と通報先との間の通話状態が確立される。
【0028】その後は、通報元と通報先間で通話がなされて、端末1が終話し、ONHOOK操作がなされると、ターミナルアダプタはISDN回線網に対して終話処理を実行して無音信号を通報先に送出する。この無音信号に応答して通報先が終話し、ONHOOKすると、ISDN回線網を介してターミナルアダプタに終話処理が実行される。
【0029】ところで、本実施形態においては、端末1側から通報メッセージ送出後、ONHOOKから予め定めた所定時間T(本例では、5秒間とする)以内に通報先からの逆信が到来せず、検出できなかった場合には、TA側のメモリに設定されている通報先のダイヤル番号(特番)を自動的に送出して発呼処理を行い、通報先にリング信号を送出して通報先からのOFFHOOKに応答するようにして通報メッセージを再送する。
【0030】このように、本実施形態では、端末1の状態が回線捕捉や開放状態等いかなる状態であっても、メモリに記憶されている通報先へ自動発呼しており、必ず通報メッセージの再送が可能となるので、通報先が何らかの原因で逆信を受信できなくとも問題なく従来と同様に通報が可能となる。
【0031】以上の如き構成を有する本発明では、通報メッセージの先頭部に欠落がなく常に全文メッセージの送出が可能となる。
【0032】すなわち、一般に、いち早く異常状態の発生を知らせる通報メッセージの送出は早いほど良いので、端末は回線捕捉と同時に通報メッセージを送出する。一方、デジタル回線網とのインタフェース機能をもつターミナルアダプタは回線捕捉回路での検出の際、端末が間違いなく回線を捕捉していることを確認するのに要する時間TAとして少なくとも数百msの間だけ状態を監視している。この監視は、ノイズによる誤動作を回避するためのものでもある。そして、ターミナルアダプタは回線捕捉を検出した後、回線に対して接続処理を実行するが、そのために必要とし設定されている時間TBは回線状況にも依存するが平均的には2秒間である。
【0033】したがって、回線捕捉と同時に端末から送出される通報メッセージのうち時間(TA+TB)に相当する先頭部分は通報先に送出されないことになる。その結果、重要なメッセージが通報先に届かない恐れがあり、非常事態や異常事態に対する迅速な対応ができなくなる恐れも生ずる。
【0034】これに対して、本発明では、ターミナルアダプタのアナロクポートに接続された通報装置としての端末の回線捕捉(OFFHOOK)の有無にかからわず、回線開放タイマーを動作させ、所定時間T経過後にターミナルアダプタから回線に対して接続処理を実行しているので、回線が接続されている状態で、端末が回線捕捉、通報メッセージを送出することになり、上述の如き通報メッセージの先頭部分の欠落は生ずることがなく、常に通報メッセージの全文が確実に通報先に通報される。
【0035】以上、本発明による通報システム及びターミナルアダプタの好適実施形態の構成および動作を詳述した。しかし、斯かる実施形態は本発明の単なる例示に過ぎず、何ら本発明を限定するものではないことに留意されたい。本発明の要旨を逸脱することなく、特定用途に応じて、種々の変形変更が可能であること、当業者には容易に理解できよう。
【0036】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、本発明の通報システム及びターミナルアダプタによると、アナログ回線で使用されている通報装置をそのままISDN回線のようなデジタル回線にも適用可能となるだけでなく、通報先に通報される通報メッセージの先頭部の欠落がなく常に全文メッセージの送出が可能となるという格別な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による通報システム及びターミナルアダプタの一実施形態例を示す通報先が緊急を要する警察や消防署等の場合の特番通報シーケンスを示す図である。
【符号の説明】
1 端末

【特許請求の範囲】
【請求項1】通報元である端末からの通報をターミナルアダプタを介してデジタル回線網に送出して通報先に送出し、前記通報先からの応答を検知して前記端末から通報メッセージを送出し、この通報メッセージを受信した前記通報先からの逆信信号を検知して前記端末と前記通報先との間の通話状態を確保する通報システムにおいて、前記端末は、前記通報メッセージ送出終了時から所定時間以内に前記逆信信号を受信しなかったときには、予めメモリに設定されている通報先のダイヤル番号を自動的に送出して前記発呼処理を行って前記通報メッセージを再送することを特徴とする通報システム。
【請求項2】通報元である端末からの通報をターミナルアダプタを介してデジタル回線網に送出して通報先に送出し、前記通報先からの応答を検知して前記端末から通報メッセージを送出し、この通報メッセージを受信した前記通報先からの逆信信号を検知して前記端末と前記通報先との間の通話状態を確保する通報システムにおいて、前記ターミナルアダプタは、前記端末からのダイヤル情報が予め定めた特番であるか否かを判定し、特番以外の番号と判定すれば通常の処理を実行し、特番と判定したときは前記デジタル回線網に対して発呼処理を実行し、この発呼処理に応答した前記通報先の応答OFFHOOK情報が前記デジタル回線網を介して前記端末で受信されたとき前記端末側に予め記憶されている通報メッセージを前記通報先に送出し、前記通報先からの逆信信号を前記デジタル回線網を介して受信した前記端末は、前記デジタル回線網を介して前記端末と前記通報先との間の通話状態を確立し、前記端末は、前記通報メッセージ送出終了時から所定時間以内に前記逆信信号を受信しなかったときには、予めメモリに設定されている通報先のダイヤル番号を自動的に送出して前記発呼処理を行って前記通報メッセージを再送することを特徴とする通報システム。
【請求項3】前記デジタル回線網はISDN回線網であることを特徴とする請求項1または2に記載の通報システム。
【請求項4】通報元である端末からの通報信号受け、デジタル回線網を介して通報先に送出し、前記通報先からの応答に基づいて前記端末から通報メッセージを前記通報先に送出し、この通報メッセージを受信した前記通報先からの逆信信号を検知して前記端末と前記通報先との間の通話状態を確保するターミナルアダプタにおいて、前記端末が通報メッセージ送出終了時から所定時間以内に前記逆信信号を受信しなかったときには、予めメモリに設定されている通報先のダイヤル番号を自動的に送出して前記発呼処理を行って前記通報メッセージを再送させることを特徴とするターミナルアダプタ。
【請求項5】通報元である端末からの通報信号受け、デジタル回線網を介して通報先に送出し、前記通報先からの応答に基づいて前記端末から通報メッセージを前記通報先に送出し、この通報メッセージを受信した前記通報先からの逆信信号を検知して前記端末と前記通報先との間の通話状態を確保するターミナルアダプタにおいて、前記端末からのダイヤル情報が予め定めた特番であるか否かを判定し、特番以外の番号と判定すれば通常の処理を実行し、特番と判定したときは前記デジタル回線網に対して発呼処理を実行し、この発呼処理に応答した前記通報先の応答OFFHOOK情報が前記デジタル回線網を介して前記端末で受信されたとき前記端末側に予め記憶されている通報メッセージを前記通報先に送出し、前記通報先からの逆信信号を前記デジタル回線網を介して受信した前記端末は、前記デジタル回線網を介して前記端末と前記通報先との間の通話状態を確立し、前記端末が前記通報メッセージ送出終了時から所定時間以内に前記逆信信号を受信しなかったときには、予めメモリに設定されている通報先のダイヤル番号を自動的に送出して前記発呼処理を行って前記通報メッセージを再送することを特徴とするターミナルアダプタ。
【請求項6】前記デジタル回線網はISDN回線網であることを特徴とする請求項4または5に記載のターミナルアダプタ。

【図1】
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【公開番号】特開2002−111889(P2002−111889A)
【公開日】平成14年4月12日(2002.4.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2000−299682(P2000−299682)
【出願日】平成12年9月29日(2000.9.29)
【出願人】(000227205)エヌイーシーインフロンティア株式会社 (1,047)
【Fターム(参考)】