説明

遊戯施設

【課題】利用者の期待感や遊戯に取り組む意欲を更に高めることができる、面白みのある遊戯施設を提供する。
【解決手段】利用者が通行する通路1に沿って、得点取得部2と、媒体発行部3と、ビデオゲーム装置4とがこの順に設けられている。前記得点取得部2は、利用者に対して課題を提示すると共に、この課題に対する利用者の回答に応じた得点を利用者に与える。前記媒体発行部3は、得点取得部2で利用者に与えられた得点に対応する情報が記憶された情報記憶媒体5を発行する。前記ビデオゲーム装置4は、前記情報記憶媒体5に記憶されている情報が入力される情報入力装置6、ゲーム情報が表示されるディスプレイ7、及び前記情報入力装置6に入力された情報に対応するゲーム情報をディスプレイ7に表示させる演算装置8を具備する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、遊戯施設に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、迷路等の通路に沿って複数のチェックポイントを設け、このチェックポイントで利用者が課題に回答するとその回答結果に応じた得点を利用者に与え、最後に利用者に与えられた得点に応じて利用者に景品等を受け渡すようにした遊戯施設がある。このような遊戯施設では、チェックポイントで利用者が取得する得点と、利用者が受け取る景品とを対応させることで、遊戯施設を利用する利用者の期待感と意欲を引き出し、優良な娯楽を提供することができるものである。
【0003】
しかしながら、近年、種々の工夫が施された各種の遊戯施設が提供されるようになっていることから、更に利用者の興味を惹きつける面白みのある遊戯施設が望まれるようになてきている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2000−350873号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、利用者の期待感や遊戯に取り組む意欲を更に高めることができる、面白みのある遊戯施設を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る遊戯施設は、利用者が通行する通路1に沿って、得点取得部2と、媒体発行部3と、ビデオゲーム装置4とがこの順に設けられている。前記得点取得部2は、利用者に対して課題を提示すると共に、この課題に対する利用者の回答に応じた得点を利用者に与える。前記媒体発行部3は、得点取得部2で利用者に与えられた得点に対応する情報が記憶された情報記憶媒体5を発行する。前記ビデオゲーム装置4は、前記情報記憶媒体5に記憶されている情報が入力される情報入力装置6、ゲーム情報が表示されるディスプレイ7、及び前記情報入力装置6に入力された情報に対応するゲーム情報をディスプレイ7に表示させる演算装置8を具備する。
【0007】
この遊戯施設では、利用者は通路1に沿って進行しながら、まず得点取得部2で課題を解くと共に、課題への回答に応じた得点を取得し、次に取得した得点に応じた情報記憶媒体5を媒体発行部3で取得することができる。更に利用者は、ビデオゲーム装置4をプレイすることができ、このとき、取得した情報記憶媒体5に記憶されている情報に基づいて、ゲーム情報が変化する。
【0008】
この遊戯施設においては、前記媒体発行部3が、利用者に与えられた得点に対応する景品に対応する情報記憶媒体5を発行する発行装置15を備え、前記発行装置15と前記ビデオゲーム装置4が、前記発行装置15に景品が投入された後に、ビデオゲーム装置4の情報入力装置6に情報記憶媒体5に記憶されている情報が入力された場合にのみ、ビデオゲーム装置4によるビデオゲームを開始させるものであってもよい。
【0009】
この遊戯施設においては、前記得点取得部2が、利用者に対して課題を提示する課題提示手段10と、この課題に対する利用者の回答に応じた得点を利用者に与える得点付与手段11とを備えてもよい。
【0010】
この遊戯施設においては、上記通路1が、複数の分岐を有する迷路9であることが好ましい。この場合、利用者に迷路9から脱出するという目的を提供し、遊戯設備を利用する面白みを増すことができる。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、利用者は課題への回答、回答による得点に応じた情報記憶媒体5の取得、ビデオゲームのプレイという、段階的な遊技を楽しむことができ、しかもビデオゲームのプレイ時には、利用者が取得した得点に応じてゲーム情報が変化することから、遊戯施設の利用に対する利用者の遊戯に取り組む意欲や期待感が非常に高いものとなる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示す概略の平面図である。
【図2】同上の実施の形態における得点取得部の一例を示す斜視図である。
【図3】同上の実施の形態における媒体発行部の一例を示す斜視図である。
【図4】同上の実施の形態における情報記憶媒体の一例を示す正面図である。
【図5】同上の実施の形態におけるビデオゲーム装置の一例を示す斜視図である。
【図6】同上のビデオゲーム装置の制御ブロック図である。
【図7】本発明の実施の形態の他例を示す概略の平面図である。
【図8】(a)は図1に示す実施の形態を示す概念図、(b)は図7に示す実施の形態を示す概念図、(c)及び(d)は本発明の実施の形態の他例を示す概念図である。
【図9】図8(c)及び図8(d)に示す実施の形態における、遊戯装置の制御ブロック図である。
【図10】本発明の実施の形態の更に他例を示す概略の平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
【0014】
図1に示す遊戯施設は、利用者が通行する通路1と、この通路1の入口から出口への順路に沿って設けられた得点取得部2、媒体発行部3、及びビデオゲーム装置4とで構成される(図8(a)参照)。
【0015】
通路1は、例えば床面や地面に複数の壁体22を立設するなどしてこの壁体22の間に形成される。図中の矢印は、通路1を通行する利用者の順路を示す。
【0016】
得点取得部2は、通路1に沿って複数設けることができる。この得点取得部2は、例えば図2に示すように、利用者に対して課題を提示する課題提示手段10と、この課題に対する利用者の回答に応じた得点を利用者に与える得点付与手段11とを備える。
【0017】
課題提示手段10は、例えば利用者に対する課題を表示した看板等で構成される。この課題としては、例えば複数の選択肢から正しい答えを選択させる選択問題が挙げられる。この選択問題としては、例えばなぞなぞのような問題や、課題提示手段10と共に設置された複数の重りのうち最も重量が大きいものを選択させる問題、間違い探し問題、分割されバラバラに入れ替えられた絵と複数のキャラクタの絵とを表示して、入れ替えられた絵が示す正しいキャラクタを選択させる問題、或いは図2に示される例のように影絵と複数のキャラクタとを表示して、影絵が示す正しいキャラクタを選択させる問題等が挙げられる。
【0018】
得点付与手段11としては、例えば課題に対する利用者の回答に対応する複数のスタンプ13が備えられたスタンプ台12が挙げられる。この場合、利用者は課題に対する回答に対応するスタンプ13を用いて、自らが持参するスタンプシートに押印することができる。これにより、利用者には前記スタンプ13に対応する得点が与えられる。
【0019】
媒体発行部3は、得点取得部2で利用者に与えられた得点に対応する情報が記憶された情報記憶媒体5を発行する。図1に示す例では、媒体発行部3は、利用者が持参しているスタンプシートと、利用者に与えられた得点に対応するメダル等の景品とを交換する交換所14と、前記景品に対応する情報記憶媒体5を発行する発行装置15とで構成される。
【0020】
交換所14では、例えば係員がスタンプシートの押印を確認することで利用者に与えられた得点を確認し、この得点に対応する景品を、スタンプシートと交換して利用者に受け渡す。
【0021】
また、発行装置15は、図3に示すように、景品が投入される投入口16と、投入口16に投入された景品に対応する情報が記憶された情報記憶媒体5を外部に排出する排出口17とを備える。情報記憶媒体5としては、利用者に与えられた得点に対応する磁気情報が記憶された磁気カード等が挙げられる。この情報記憶媒体5の外面には、例えば図4に示すように、後述するビデオゲーム装置4におけるプレイヤキャラクタの絵や、このプレイヤキャラクタの名前、特徴、得意技、強さ等が表示されていても良い。
【0022】
ビデオゲーム装置4は、情報入力装置6、ディスプレイ7及び演算装置8を備える。図5に示されるビデオゲーム装置4の筐体には、磁気カード等の情報記憶媒体5を差し込む差込口18、利用者が操作する押釦等の入力装置19、及びゲーム情報が表示されるディスプレイ7が設けられている。また、この筐体内には、図6に示すように、差込口18に差し込まれた情報記憶媒体5に記憶されている情報を読み取るリーダ20と、CPU等で構成される演算装置8が設けられている。前記差込口18とリーダ20とで情報入力装置6が構成されている。
【0023】
演算装置8は、例えば利用者が前記入力装置19で操作するキャラクタ(プレイヤキャラクタ)と、演算装置8が操作するキャラクタとが対戦する対戦型ゲームのゲーム情報を、ディスプレイ7に表示する。この演算装置8には、強さ、特性、デザイン等が異なる複数のキャラクタが予め記憶されていると共に、各キャラクタが情報記憶媒体5に記憶されている情報と対応付けられている。そして、ゲーム開始時に、情報入力装置6で情報記憶媒体5の情報が読み取られると共にこの情報が演算装置8に入力されると、演算装置8は前記情報に対応するキャラクタを、プレイヤキャラクタとして設定して、ゲーム情報としてディスプレイ7に表示するものである。
【0024】
このようにビデオゲーム装置4は、利用者が取得した得点ごとに異なるゲーム情報をディスプレイ7に表示するため、利用者は例えばより強いプレイヤキャラクタや珍しいプレイヤキャラクタを操作するなどのために、高い得点を得ようとする意欲が高まり、また自らが取得した得点に応じてゲーム情報がどのように変化するのかという期待感が高まることとなる。
【0025】
本発明において、得点取得部2は、利用者に課題に対する回答に対応する得点を与えることができるものであれば、上記実施形態における構成に限られない。例えば得点取得部2が上記実施形態と同様の課題提示手段10を備えると共に、得点付与手段11として、利用者が回答を入力する押釦等の入力装置と、入力装置に入力された回答に対応する得点票を発行する発行装置とを備えるものであっても良い。また、得点取得部2が課題提示手段10のみで構成され、利用者は課題に対する回答を、自らが持参するマークシートにマークするようにしても良い。
【0026】
また、上記のように得点取得部2で利用者に与えられた得点に対応する得点票が発行されたり、利用者がマークシートに回答をマークしたりする場合には、媒体発行部3は、図7に示すように、前記得点票やマークシートから利用者に与えられた得点を読み取って、この得点に対応する得点票を発行する発行装置15のみで構成されても良い(図8(b)参照)。この場合、発行装置15としては、例えば得点票やマークシートが投入される投入口と、投入口に投入された得点票やマークシートから利用者に与えられた得点を読み取るリーダと、前記読み取られた得点に対応する情報が記憶された情報記憶媒体5を外部に排出する排出口とを備えるものを設けることができる。
【0027】
また、発行装置15としては、例えば複数種の景品、得点票、マークシート等(以下、景品等という)が投入可能であると共に、投入された景品等の種類を認識し、この認識した景品等に対応する情報が記憶された情報記憶媒体5を外部に排出するものが挙げられる。また、景品等の種類ごとに専用の発行装置15を設け、各発行装置15では特定の種類の景品等が投入された場合にこの景品等に対応する情報が記憶された情報記憶媒体5を外部に排出するようにしてもよい。
【0028】
また、媒体発行部3で発行される情報記憶媒体5に記憶されている情報は、利用者に与えられた得点と一対一で対応するほか、一対多で対応するものであってもよい。すなわち、媒体発行部3は、利用者に与えられた得点に対応する複数の情報のうちの一つの情報が記憶された情報記憶媒体5を発行するものであってもよい。この場合、情報記憶媒体5が発行される前は、利用者は自らに与えられた得点だけでは如何なる情報が記憶された情報記憶媒体5が発行されるかが認識できず、情報記憶媒体5が発行される際の期待感が高まる。
【0029】
また、情報記憶媒体5に記憶されている情報が、利用者に与えられた得点と一対多で対応する場合に、ある得点に対応する一群の情報と、他の得点に対応する一群の情報との一部又は全部が重複していてもよく、更にこの場合、異なる得点間で同一の情報が記憶された情報記憶媒体5が媒体発行部3で発行される頻度が異なるようにしてもよい。このように異なる得点にそれぞれ同一の情報が対応すると共に、この同一の情報が記憶された情報記憶媒体5が発行される頻度が、得点ごとに異なるようにすると、例えば得点が高い場合には強いプレイヤキャラクタや珍しいプレイヤキャラクタに対応する情報が記憶された情報記憶媒体5が発行される頻度を高めて利用者の高い得点を得ようとする意欲を高めることができると共に、得点が低い場合であっても強いプレイヤキャラクタや珍しいプレイヤキャラクタに対応する情報が記憶された情報記憶媒体5が発行される可能性を残して遊戯施設を利用する利用者の意欲を持続させることができる。
【0030】
また、対戦型ゲームのビデオゲーム装置4においては、対戦の勝敗を決する要素に、利用者及び演算装置8が選択する操作の種類やキャラクタ間の強さの序列だけでなく、キャラクタ間の相性も含まれていてもよい。この場合、利用者はいかなる情報が記憶された情報記憶媒体5が発行された場合であっても、対戦型ゲームに勝利する可能性が残されることになり、遊戯施設を利用する利用者の意欲を持続させることができる。
【0031】
また、発行装置15とビデオゲーム装置4は、発行装置15に景品、得点票、マークシート等が投入された後に、ビデオゲーム装置4の情報入力装置に情報記憶媒体5に記憶されている情報が入力された場合にのみ、ビデオゲーム装置4によるビデオゲームが開始されるものであってもよい。このような例を図8(c)及び図8(d)に示す。
【0032】
図8(c)に示す例では、図1及び図8(a)に示す例における発行装置15及びビデオゲーム装置4に代えて、発行装置15とビデオゲーム装置4とが併設された遊戯装置23が設けられている。ビデオゲーム装置4が複数設けられる場合には、各ビデオゲーム装置4に対応する複数の発行装置15が設けられる。
【0033】
この遊戯装置23における発行装置15は、例えば図9に示すように、景品が投入される投入口16、投入口16に景品が投入された場合にこの景品を検知する検知手段24、情報記憶媒体5を外部に排出する排出手段25、及び制御手段26を備える。
【0034】
検知手段24は適宜のセンサ等で構成され、景品を検知した場合に所定の検知信号を出力する。制御手段26はCPU等で構成される。この制御手段26は、前記検知信号の入力を受けると、排出手段25へ制御信号を出力する。排出手段25は排出口17を備え、前記制御信号が入力されると投入口16に投入された景品に対応する情報が記憶された情報記憶媒体5を排出口17から外部に排出する。
【0035】
また、上記制御手段26は、上記検知信号の入力を受けた場合、上記制御信号と共に、所定の待機指令信号を出力する。この待機指令信号は、遊戯装置23におけるビデオゲーム装置4の演算手段8に入力される。
【0036】
また、遊戯装置23におけるビデオゲーム装置4は、図6に示すものと同様の構成を有するが、演算手段8は上記待機指令信号の入力を受けると待機状態を設定する。この待機状態において情報入力装置6に情報記憶媒体5に記憶されている情報が入力され、この情報が演算装置8に入力されると、演算手段8は待機状態を解除すると共に、ビデオゲームを開始し、情報入力装置6に入力された情報に対応するゲーム情報をディスプレイ7に表示させる。一方、待機状態が設定されていない場合には、情報入力装置6に情報記憶媒体5に記憶されている情報が入力され、この情報が演算装置8に入力されても、演算手段8はビデオゲームを開始せず、情報入力装置6に入力された情報に対応するゲーム情報はディスプレイ7に表示されない。
【0037】
尚、ビデオゲーム装置4における演算手段8が発行装置15における制御手段26を兼ねても良く、この場合、上記演算手段8は検知手段24からの検知信号の入力を受けた場合に、制御信号を出力すると共に待機状態を設定する。
【0038】
また、図8(d)に示す例では、図8(b)に示す例における発行装置15及びビデオゲーム装置4に代えて、発行装置15とビデオゲーム装置4とが併設された遊戯装置23が設けられている。ビデオゲーム装置4が複数設けられる場合には、各ビデオゲーム装置4に対応する複数の発行装置15が設けられる。
【0039】
この発行装置15は、例えば図8(c)に示す例の場合と同様に、図9に示すように投入口16、検知手段24、排出手段25及び制御手段26を備える。但し、投入口16には得点票やマークシート等が投入され、検知手段24は投入口16に得点票やマークシート等が投入された場合にこの得点票やマークシート等を検知し、検知信号を出力する。他の構成は、図8(c)に示す例の場合と同様である。
【0040】
上記各例のような遊戯装置23を設けると、発行装置15とビデオゲーム装置4とを一体化して遊戯装置23を構成することが可能となり、このような遊戯装置23を一箇所に設けることが可能となって、遊戯施設の合理化を図ることができる。すなわちこの場合、図8(a)や図8(b)に示す例のように発行装置15とビデオゲーム装置4とを分離して別個に設ける場合と比べて、遊戯装置23の保守、運営等を行う管理者等の管理上の負担を削減することができる。またこの場合、遊戯施設のレイアウトをシンプルにすることができる。更にこの場合、遊戯施設を利用する利用者が発行装置15の設置位置からビデオゲーム装置4へ移動する必要がなくなり、利便性が高まって利用者がストレスなく遊戯施設を利用することができるようになる。
【0041】
また、上記の実施形態では、通路1は分岐のない一本道の通路1であるが、この通路1は図10に示すように複数の分岐を有する迷路9であることも好ましい。この場合は、利用者に迷路9から脱出するという目的を提供し、遊戯施設を利用する面白みが増すことになる。
【0042】
また、この通路1の壁体22には、複数の各得点取得部2の手前に、各得点取得部2で提示される課題の概要やヒントなどを表示する看板等の表示部21を設けたり、媒体発行部3の手前に媒体発行部3の操作の説明等を表示する看板等の表示部21を設けたり、ビデオゲーム装置4の手前にビデオゲームの概要等を表示する看板等の表示部21を設けたりしても良い。この場合、各種の表示部21によって利用者に今後の行動やヒントを告知することで利用者の期待感を高めることができ、また通路1が迷路9である場合には正しい経路を進んでいることを利用者に知らせることができる。
【符号の説明】
【0043】
1 通路
2 得点取得部
3 媒体発行部
4 ビデオゲーム装置
5 情報記憶媒体
6 情報入力装置
7 ディスプレイ
8 演算装置
9 迷路

【特許請求の範囲】
【請求項1】
利用者が通行する通路に沿って、得点取得部と、媒体発行部と、ビデオゲーム装置とがこの順に設けられ、
前記得点取得部は、利用者に対して課題を提示すると共に、この課題に対する利用者の回答に応じた得点を利用者に与えるものであり、
前記媒体発行部は、得点取得部で利用者に与えられた得点に対応する情報が記憶された情報記憶媒体を発行するものであり、
前記ビデオゲーム装置は、前記情報記憶媒体に記憶されている情報が入力される情報入力装置、ゲーム情報が表示されるディスプレイ、及び前記情報入力装置に入力された情報に対応するゲーム情報をディスプレイに表示させる演算装置を具備するものである
ことを特徴とする遊戯施設。
【請求項2】
前記媒体発行部が、利用者に与えられた得点に対応する景品に対応する情報記憶媒体を発行する発行装置を備え、
前記発行装置と前記ビデオゲーム装置が、前記発行装置に景品が投入された後に、ビデオゲーム装置の情報入力装置に情報記憶媒体に記憶されている情報が入力された場合にのみ、ビデオゲーム装置によるビデオゲームを開始させるものである請求項1に記載の遊戯施設。
【請求項3】
前記得点取得部が、利用者に対して課題を提示する課題提示手段と、この課題に対する利用者の回答に応じた得点を利用者に与える得点付与手段とを備える請求項1又は2に記載の遊戯施設。
【請求項4】
上記通路が、複数の分岐を有する迷路であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の遊戯施設。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2012−254354(P2012−254354A)
【公開日】平成24年12月27日(2012.12.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−219374(P2012−219374)
【出願日】平成24年10月1日(2012.10.1)
【分割の表示】特願2008−292528(P2008−292528)の分割
【原出願日】平成20年11月14日(2008.11.14)
【出願人】(390002196)泉陽興業株式会社 (28)
【Fターム(参考)】