遊技機
【課題】球噛みの対策を行いつつ、遊技効率が低下することも抑制する。
【解決手段】作動終了後入賞有効タイマで計時する第1有効時間(TS1)と、不正入賞無効タイマで計時する第2有効時間(TS2)とは、いずれも可変始動入賞装置が閉鎖状態に復帰した後であっても入球の検知を有効なものとして取り扱う時間である。ただし、第2有効時間は、第1有効時間とは異なり、普通図柄の次変動を許容する役割を持っている。このため、球噛みの発生により一時的に遊技球の流下が停止しても第2有効時間が経過するまでの間は入球の検知を有効なものとすることができる。しかも、普通図柄の次変動については、第2有効時間が経過するまで(時刻t5まで)許容しないのではなく、第1有効時間が経過した時点(時刻t4)で許容することができるので、第2有効時間を設定しても次変動の開始が遅れることはなく、遊技効率が低下することを抑制することができる。
【解決手段】作動終了後入賞有効タイマで計時する第1有効時間(TS1)と、不正入賞無効タイマで計時する第2有効時間(TS2)とは、いずれも可変始動入賞装置が閉鎖状態に復帰した後であっても入球の検知を有効なものとして取り扱う時間である。ただし、第2有効時間は、第1有効時間とは異なり、普通図柄の次変動を許容する役割を持っている。このため、球噛みの発生により一時的に遊技球の流下が停止しても第2有効時間が経過するまでの間は入球の検知を有効なものとすることができる。しかも、普通図柄の次変動については、第2有効時間が経過するまで(時刻t5まで)許容しないのではなく、第1有効時間が経過した時点(時刻t4)で許容することができるので、第2有効時間を設定しても次変動の開始が遅れることはなく、遊技効率が低下することを抑制することができる。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
遊技中に抽選契機が発生すると、所定の抽選を実行する抽選実行手段と、
前記所定の抽選が実行されると、これを契機として図柄を所定の変動時間にわたって変動表示させた後に前記所定の抽選の抽選結果を表す態様で前記図柄を停止表示させる図柄表示手段と、
前記所定の抽選の抽選結果が当選に該当し、前記図柄表示手段により所定の当選態様で前記図柄が停止表示されたことを契機として、入球の発生が不能な閉鎖状態から、所定の開放時間にわたって入球の発生が可能な開放状態へ変化させた後に前記閉鎖状態に復帰させる開閉動作を実行する可変入賞手段と、
前記可変入賞手段が開放状態から閉鎖状態に復帰した後であって前記可変入賞手段が再び開放状態に変化するまでの時間に対して、前記可変入賞手段での入球の検知を無効なものとして取り扱う無効時間を設定する無効時間設定手段と、
前記無効時間設定手段により設定された無効時間の範囲中で、前記可変入賞手段が開放状態から閉鎖状態に復帰した後に、前記図柄表示手段による次の前記図柄の変動の開始を許容しない時間であり、かつ、前記可変入賞手段が前記閉鎖状態に復帰した後であっても前記可変入賞手段での入球の検知を有効なものとして取り扱う第1有効時間を設定する第1有効時間設定手段と、
前記第1有効時間設定手段により設定された第1有効時間が経過した後に、前記図柄表示手段による次の前記図柄の変動の開始を許容する時間であり、かつ、前記可変入賞手段が前記閉鎖状態に復帰した後であっても前記可変入賞手段での入球の検知を有効なものとして取り扱う第2有効時間を設定する第2有効時間設定手段と
を備える遊技機。
【請求項2】
請求項1に記載の遊技機において、
前記可変入賞手段が前記閉鎖状態から前記開放状態に変化してから、前記第2有効時間設定手段により設定された前記第2有効時間が経過するまでの間に発生した入賞に基づいて遊技者に特典を付与する特典付与手段をさらに備えることを特徴とする遊技機。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の遊技機において、
前記可変入賞手段は、
前記閉鎖状態から前記開放状態に変化すると、入賞の発生に起因して前記抽選契機を発生させる可変始動入賞装置、又は前記閉鎖状態から前記開放状態に変化すると、前記可変始動入賞装置とは別の入賞を発生させる可変入賞装置を含むことを特徴とする遊技機。
【請求項4】
請求項3に記載の遊技機において、
前記可変始動入賞装置及び前記可変入賞装置の少なくとも一方は、
遊技盤面に対して左右方向に開閉動作をする可動片を含んで構成されていることを特徴とする遊技機。
【請求項5】
請求項1から4までのいずれかに記載の遊技機において、
前記第1有効時間設定手段は、
前記可変入賞手段が前記開放状態から前記閉鎖状態に復帰したことを契機として前記第1有効時間を設定し、
前記第2有効時間設定手段は、
前記第1有効時間と連続して前記第2有効時間を設定することを特徴とする遊技機。
【請求項6】
請求項3から5までのいずれかに記載の遊技機において、
前記抽選実行手段は、
前記所定の抽選として、遊技者の利益に関わる内部抽選を実行する内部抽選実行手段、及び前記所定の抽選として、前記内部抽選とは異なる作動抽選を実行する作動抽選実行手段を含み、
前記図柄表示手段は、
前記内部抽選が実行されると、前記図柄としての特別図柄を所定の変動時間にわたって変動表示させた後に前記内部抽選の結果を表す態様で前記特別図柄を停止表示させる特別図柄表示手段、及び前記作動抽選が実行されると、前記図柄としての前記特別図柄とは異なる普通図柄を所定の変動時間にわたって変動表示させた後に前記作動抽選の結果を表す態様で前記普通図柄を停止表示させる普通図柄表示手段を含み、
前記可変始動入賞装置は、
前記普通図柄表示手段により特定の当選態様で前記普通図柄が停止表示されたことを契機として、前記内部抽選についての抽選契機の発生が不能な閉鎖状態から、所定の開放時間にわたって前記内部抽選についての抽選契機の発生が可能な開放状態へ変化させた後に前記閉鎖状態に復帰させる開閉動作を実行し、
遊技盤面に形成された第1遊技領域又は第2遊技領域に向けて遊技球を打ち込む球発射手段と、
前記第1遊技領域を流下する遊技球が無作為に流入可能な入球装置と、
前記入球装置に流入した遊技球が無作為に入球することで前記内部抽選についての抽選契機を発生させる第1特別始動入賞口と、
前記入球装置に流入した遊技球を、前記第1特別始動入賞口に入球しやすい第1態様により案内するか、もしくは前記第1態様と比較して前記第1特別始動入賞口に入球しにくい第2態様により案内するかのいずれかの振り分け動作を行う振分動作手段と、
前記第2遊技領域を流下する遊技球が無作為に通過することで前記作動抽選についての抽選契機を発生させる始動ゲートと、
前記第2遊技領域に配置された前記可変始動入賞装置に設けられ、前記可変始動入賞装置が開放状態である場合に前記第2遊技領域を流下する遊技球が無作為に入球することで前記内部抽選についての抽選契機を発生させる第2特別始動入賞口と、
前記特別図柄表示手段により特定の当選態様で前記特別図柄が停止表示されると、前記第2遊技領域に配置された前記可変入賞装置を用いて、通常とは異なる特別な条件が適用された特別遊技を実行する特別遊技実行手段と、
前記特別遊技実行手段による前記特別遊技の終了後に、前記特別図柄の変動表示及び停止表示の回数に対応する特別遊技後変動回数が特定回数に達するまでの間、少なくとも通常の頻度で前記内部抽選の抽選契機が発生する非時間短縮状態から、この非時間短縮状態に比較して高い頻度で前記内部抽選の抽選契機の発生が可能となる時間短縮状態に移行させる時間短縮状態移行手段とをさらに備えることを特徴とする遊技機。
【請求項1】
遊技中に抽選契機が発生すると、所定の抽選を実行する抽選実行手段と、
前記所定の抽選が実行されると、これを契機として図柄を所定の変動時間にわたって変動表示させた後に前記所定の抽選の抽選結果を表す態様で前記図柄を停止表示させる図柄表示手段と、
前記所定の抽選の抽選結果が当選に該当し、前記図柄表示手段により所定の当選態様で前記図柄が停止表示されたことを契機として、入球の発生が不能な閉鎖状態から、所定の開放時間にわたって入球の発生が可能な開放状態へ変化させた後に前記閉鎖状態に復帰させる開閉動作を実行する可変入賞手段と、
前記可変入賞手段が開放状態から閉鎖状態に復帰した後であって前記可変入賞手段が再び開放状態に変化するまでの時間に対して、前記可変入賞手段での入球の検知を無効なものとして取り扱う無効時間を設定する無効時間設定手段と、
前記無効時間設定手段により設定された無効時間の範囲中で、前記可変入賞手段が開放状態から閉鎖状態に復帰した後に、前記図柄表示手段による次の前記図柄の変動の開始を許容しない時間であり、かつ、前記可変入賞手段が前記閉鎖状態に復帰した後であっても前記可変入賞手段での入球の検知を有効なものとして取り扱う第1有効時間を設定する第1有効時間設定手段と、
前記第1有効時間設定手段により設定された第1有効時間が経過した後に、前記図柄表示手段による次の前記図柄の変動の開始を許容する時間であり、かつ、前記可変入賞手段が前記閉鎖状態に復帰した後であっても前記可変入賞手段での入球の検知を有効なものとして取り扱う第2有効時間を設定する第2有効時間設定手段と
を備える遊技機。
【請求項2】
請求項1に記載の遊技機において、
前記可変入賞手段が前記閉鎖状態から前記開放状態に変化してから、前記第2有効時間設定手段により設定された前記第2有効時間が経過するまでの間に発生した入賞に基づいて遊技者に特典を付与する特典付与手段をさらに備えることを特徴とする遊技機。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の遊技機において、
前記可変入賞手段は、
前記閉鎖状態から前記開放状態に変化すると、入賞の発生に起因して前記抽選契機を発生させる可変始動入賞装置、又は前記閉鎖状態から前記開放状態に変化すると、前記可変始動入賞装置とは別の入賞を発生させる可変入賞装置を含むことを特徴とする遊技機。
【請求項4】
請求項3に記載の遊技機において、
前記可変始動入賞装置及び前記可変入賞装置の少なくとも一方は、
遊技盤面に対して左右方向に開閉動作をする可動片を含んで構成されていることを特徴とする遊技機。
【請求項5】
請求項1から4までのいずれかに記載の遊技機において、
前記第1有効時間設定手段は、
前記可変入賞手段が前記開放状態から前記閉鎖状態に復帰したことを契機として前記第1有効時間を設定し、
前記第2有効時間設定手段は、
前記第1有効時間と連続して前記第2有効時間を設定することを特徴とする遊技機。
【請求項6】
請求項3から5までのいずれかに記載の遊技機において、
前記抽選実行手段は、
前記所定の抽選として、遊技者の利益に関わる内部抽選を実行する内部抽選実行手段、及び前記所定の抽選として、前記内部抽選とは異なる作動抽選を実行する作動抽選実行手段を含み、
前記図柄表示手段は、
前記内部抽選が実行されると、前記図柄としての特別図柄を所定の変動時間にわたって変動表示させた後に前記内部抽選の結果を表す態様で前記特別図柄を停止表示させる特別図柄表示手段、及び前記作動抽選が実行されると、前記図柄としての前記特別図柄とは異なる普通図柄を所定の変動時間にわたって変動表示させた後に前記作動抽選の結果を表す態様で前記普通図柄を停止表示させる普通図柄表示手段を含み、
前記可変始動入賞装置は、
前記普通図柄表示手段により特定の当選態様で前記普通図柄が停止表示されたことを契機として、前記内部抽選についての抽選契機の発生が不能な閉鎖状態から、所定の開放時間にわたって前記内部抽選についての抽選契機の発生が可能な開放状態へ変化させた後に前記閉鎖状態に復帰させる開閉動作を実行し、
遊技盤面に形成された第1遊技領域又は第2遊技領域に向けて遊技球を打ち込む球発射手段と、
前記第1遊技領域を流下する遊技球が無作為に流入可能な入球装置と、
前記入球装置に流入した遊技球が無作為に入球することで前記内部抽選についての抽選契機を発生させる第1特別始動入賞口と、
前記入球装置に流入した遊技球を、前記第1特別始動入賞口に入球しやすい第1態様により案内するか、もしくは前記第1態様と比較して前記第1特別始動入賞口に入球しにくい第2態様により案内するかのいずれかの振り分け動作を行う振分動作手段と、
前記第2遊技領域を流下する遊技球が無作為に通過することで前記作動抽選についての抽選契機を発生させる始動ゲートと、
前記第2遊技領域に配置された前記可変始動入賞装置に設けられ、前記可変始動入賞装置が開放状態である場合に前記第2遊技領域を流下する遊技球が無作為に入球することで前記内部抽選についての抽選契機を発生させる第2特別始動入賞口と、
前記特別図柄表示手段により特定の当選態様で前記特別図柄が停止表示されると、前記第2遊技領域に配置された前記可変入賞装置を用いて、通常とは異なる特別な条件が適用された特別遊技を実行する特別遊技実行手段と、
前記特別遊技実行手段による前記特別遊技の終了後に、前記特別図柄の変動表示及び停止表示の回数に対応する特別遊技後変動回数が特定回数に達するまでの間、少なくとも通常の頻度で前記内部抽選の抽選契機が発生する非時間短縮状態から、この非時間短縮状態に比較して高い頻度で前記内部抽選の抽選契機の発生が可能となる時間短縮状態に移行させる時間短縮状態移行手段とをさらに備えることを特徴とする遊技機。
【図1】
【図2】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図3】
【図2】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図3】
【公開番号】特開2013−56030(P2013−56030A)
【公開日】平成25年3月28日(2013.3.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−195953(P2011−195953)
【出願日】平成23年9月8日(2011.9.8)
【出願人】(000154679)株式会社平和 (1,976)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成25年3月28日(2013.3.28)
【国際特許分類】
【出願日】平成23年9月8日(2011.9.8)
【出願人】(000154679)株式会社平和 (1,976)
【Fターム(参考)】
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