説明

遊技機

【課題】大当り遊技の終了後に時間短縮機能を作動させない場合であっても、時間短縮状態と同様の状態を作り出すことができる技術を提供する。
【解決手段】大当り遊技の終了時間TE(エンディング時間)に対して短縮終了時間(特殊設定値)を設定することにより、2ラウンド大当り遊技の遊技時間を可変始動入賞装置の延長開放時間(時刻t3から時刻t13までの時間)よりも短縮させた時間で終了させることを可能とする特別遊技短縮終了可能状態を発生させる。2ラウンド大当り遊技は、各ラウンド1回の入賞が発生すると終了となるため、可変始動入賞装置28がロング開放している間に2ラウンド大当り遊技を早期に終了させることができる。したがって、特別遊技の終了後に時間短縮機能を作動させていないにも関わらず、プラス1変動のチャンス状態を発生させることができる。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
遊技中に抽選契機が発生すると、遊技者の利益に関わる内部抽選を実行する内部抽選実行手段と、
前記内部抽選が実行されると、これを契機として特別図柄を所定の変動時間にわたって変動表示させた後に前記内部抽選の結果を表す態様で前記特別図柄を停止表示させる特別図柄表示手段と、
遊技盤面に形成された第1遊技領域又は第2遊技領域のいずれの領域を流下する遊技球も入球可能な位置に配置され、遊技中に規定の条件が満たされない間は特別な入賞に該当する特別入賞事象の発生が不能となる閉止状態を維持する一方、前記規定の条件が満たされた場合、前記閉止状態から前記特別入賞事象の発生が不能でなくなる開放状態へ移行する特別入賞事象発生手段と、
前記規定の条件が満たされる場合の1つとして、前記内部抽選の結果が当選に該当し、前記特別図柄表示手段により所定の当選態様で前記特別図柄が停止表示されると、前記特別入賞事象の発生が容易となる所定時間だけ前記入賞事象発生手段を前記閉止状態から前記開放状態へ移行させるか、もしくは前記所定時間内に所定回数の前記特別入賞事象が発生するまで前記特別入賞事象発生手段を前記閉止状態から前記開放状態へ移行させて前記閉止状態に復帰させる開放動作を規定回数にわたって行うことにより特別遊技を実行する特別遊技実行手段と、
遊技中に前記内部抽選とは異なる作動抽選についての抽選契機が発生すると、前記作動抽選を実行する作動抽選実行手段と、
前記作動抽選が実行されると、これを契機として前記特別図柄とは異なる普通図柄を所定の変動時間にわたって変動表示させた後に前記作動抽選の結果を表す態様で前記普通図柄を停止表示させる普通図柄表示手段と、
前記第1遊技領域を流下する遊技球が入球困難な位置であって前記第2遊技領域を流下する遊技球が入球可能な位置に配置され、前記作動抽選実行手段による前記作動抽選で当選の結果が得られた場合、前記内部抽選についての抽選契機の発生が不能な閉鎖状態から所定の開放時間にわたって前記内部抽選についての抽選契機の発生が可能な開放状態へ変化させた後に前記閉鎖状態に復帰させる開閉動作を実行する作動手段と、
前記内部抽選実行手段による前記内部抽選で得られる抽選結果を、前記内部抽選及び前記作動抽選の条件として特定の条件を適用する旨の抽選結果に制限する第1抽選結果制限手段と、
前記内部抽選にて前記特定の条件を適用する旨の抽選結果が得られると、前記特別遊技実行手段による前記特別遊技の終了後に、前記内部抽選の当選確率が通常の確率に設定され、前記作動抽選の当選確率が通常の確率に設定され、前記普通図柄の変動時間が通常の長さに設定され、前記作動手段の開放時間が通常の長さに設定された低確率非時間短縮状態から、この低確率非時間短縮状態に比較して前記内部抽選の当選確率が高確率に設定され、前記作動抽選の当選確率が高確率に設定され、前記普通図柄の変動時間が短縮された長さに設定され、前記作動手段の開放時間が延長された延長開放時間に設定された高確率時間短縮状態に移行させる高確率時間短縮状態移行手段と、
前記高確率時間短縮状態移行手段により前記高確率時間短縮状態に移行された場合、前記内部抽選実行手段による前記内部抽選で当選が得られる度ごとに、前記第1抽選結果制限手段が前記内部抽選で得られる抽選結果を制限することが可能な残り回数を設定する残回数設定手段と、
前記残回数設定手段により設定された残り回数が規定値に達すると、前記内部抽選実行手段による前記内部抽選で得られる抽選結果を、前記内部抽選及び前記作動抽選の条件として前記特定の条件を適用しない旨の抽選結果に制限する第2抽選結果制限手段と、
前記高確率時間短縮状態にて前記特別図柄表示手段により所定の当選態様で前記特別図柄が停止表示された場合、前記高確率時間短縮状態を終了させて前記低確率非時間短縮状態に復帰させる低確率非時間短縮状態復帰手段と、
前記第2抽選結果制限手段により抽選結果が制限された状態で行われた前記内部抽選の結果が当選に該当し、かつ、所定の条件が満たされた場合、前記特別遊技実行手段により実行される前記特別遊技の遊技時間に関する設定値として、通常の長さで前記特別遊技を終了させるための通常設定値よりも早期に前記特別遊技を終了させるための特殊設定値を設定することにより、前記残り回数が規定値に達した場合の前記特別遊技の遊技時間を前記作動手段の延長開放時間よりも短縮させた時間で終了させることを可能とする特別遊技短縮終了可能状態を発生させる特別遊技短縮終了可能状態発生手段と
を備える遊技機。
【請求項2】
請求項1に記載の遊技機において、
前記内部抽選実行手段による前記内部抽選で得られる当選の種類について、少なくとも通常当選種類及び特殊当選種類を含む複数の当選種類を予め規定する当選種類規定手段と、
前記内部抽選実行手段による前記内部抽選で当選の結果が得られた場合、前記当選種類規定手段により規定された複数の当選種類のいずれに該当するかを決定する当選種類決定手段と、
前記第2抽選結果制限手段により抽選結果が制限された状態で行われた前記内部抽選の結果が当選に該当し、かつ、前記当選種類決定手段により前記通常当選種類に該当することが決定されたことで前記特別図柄表示手段により前記通常当選種類に対応した当選態様で特別図柄が停止表示された場合、前記特別遊技実行手段により実行される特別遊技の遊技時間に関する設定値として前記通常設定値を設定することにより、前記特別遊技の遊技時間を前記作動手段の延長開放時間よりも短縮させた時間で終了させることを不能とする特別遊技短縮終了不能状態を発生させる特別遊技短縮終了不能状態発生手段とをさらに備え、
前記特別遊技短縮終了可能状態発生手段は、
前記第2抽選結果制限手段により抽選結果が制限された状態で行われた前記内部抽選の結果が当選に該当し、かつ、前記当選種類決定手段により前記特殊当選種類に該当することが決定されたことで前記特別図柄表示手段により前記特殊当選種類に対応した当選態様で特別図柄が停止表示された場合、前記所定の条件が満たされたものとして前記特殊設定値を設定することを特徴とする遊技機。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の遊技機において、
前記特別遊技短縮終了可能状態発生手段は、
前記特別入賞事象発生手段が開放状態から閉止状態に復帰してから前記内部抽選実行手段による次の内部抽選の結果に基づいて前記特別図柄表示手段による前記特別図柄の変動の開始が許容されるまでの時間に相当する終了時間について、通常の長さに設定された通常終了時間に代えて前記通常終了時間よりも短縮した長さに設定された短縮終了時間を前記特殊設定値として設定することを特徴とする遊技機。
【請求項4】
請求項1から3までのいずれかに記載の遊技機において、
前記第2遊技領域を流下する遊技球を開放状態である前記作動手段に誘導するとともに、前記第2遊技領域を流下する遊技球を開放状態である前記作動手段よりも下方に位置する前記特別入賞事象発生手段に流下することを困難又は不能にする遊技球誘導手段をさらに備えることを特徴とする遊技機。
【請求項5】
請求項1から4までのいずれかに記載の遊技機において、
前記特別入賞事象発生手段での特別入賞事象の発生に対して遊技者に特別入賞特典を付与する第1入賞特典付与手段と、
前記作動手段での入賞の発生に対して、前記特別入賞特典よりも大きい利益の入賞特典を遊技者に付与する第2入賞特典付与手段とをさらに備えることを特徴とする遊技機。
【請求項6】
請求項1から5までのいずれかに記載の遊技機において、
前記特別遊技実行手段は、
前記特別入賞事象の発生が容易となる前記所定時間を前記作動手段の延長開放時間よりも長い時間として規定していることを特徴とする遊技機。
【請求項7】
請求項1から6までのいずれかに記載の遊技機において、
前記特別遊技実行手段は、
前記特別入賞事象が発生する限度回数である前記所定回数を所定の最小回数として規定しており、かつ、前記開放動作を行う前記規定回数を規定の最小回数として規定していることを特徴とする遊技機。
【請求項8】
請求項1から7までのいずれかに記載の遊技機において、
前記特別遊技短縮終了可能状態発生手段により前記特別遊技短縮終了可能状態が発生させられている場合、前記特別遊技短縮終了可能状態が発生していることを教示する内容の教示演出を実行する教示演出実行手段をさらに備えることを特徴とする遊技機。

【図1】
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【図2】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【図39】
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【図40】
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【図41】
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【図42】
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【図43】
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【図44】
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【図45】
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【図46】
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【図47】
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【図48】
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【図49】
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【図50】
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【図51】
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【図52】
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【図53】
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【図3】
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【公開番号】特開2013−70779(P2013−70779A)
【公開日】平成25年4月22日(2013.4.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−211153(P2011−211153)
【出願日】平成23年9月27日(2011.9.27)
【出願人】(000154679)株式会社平和 (1,976)
【Fターム(参考)】