遊技機
【課題】不正基板を使用した不正行為を低減することができる遊技機を提供すること。
【解決手段】本発明の遊技機によれば、主制御手段及び周辺制御手段の演算手段によって行われる演算が、それぞれ、対応する制御手段の内部制御手段によって規定されている。ここで、これらの内部制御手段によって実行される演算手段の演算内容(第n回目に行われる演算)は、該制御内容を必然的に知り得る者以外による認知又は改変のいずれも困難であり、かかる演算手段によって順次更新される管理情報を模倣して出力する不正基板の製作を困難とする。また、組み立て後の遊技機に最初に電源を投入した場合に、主制御手段と周辺制御手段とが1:1に対応付けられるため、不正を行うためには、正規の組み合わせに応じた不正基板が必要となるが、かかる不正基板の製作は困難である。その結果、不正基板を用いた不正行為を防止することができる。
【解決手段】本発明の遊技機によれば、主制御手段及び周辺制御手段の演算手段によって行われる演算が、それぞれ、対応する制御手段の内部制御手段によって規定されている。ここで、これらの内部制御手段によって実行される演算手段の演算内容(第n回目に行われる演算)は、該制御内容を必然的に知り得る者以外による認知又は改変のいずれも困難であり、かかる演算手段によって順次更新される管理情報を模倣して出力する不正基板の製作を困難とする。また、組み立て後の遊技機に最初に電源を投入した場合に、主制御手段と周辺制御手段とが1:1に対応付けられるため、不正を行うためには、正規の組み合わせに応じた不正基板が必要となるが、かかる不正基板の製作は困難である。その結果、不正基板を用いた不正行為を防止することができる。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
基本動作をソフト的又はハード的に制御し、その制御内容の認知や改変が実質的に不可能である内部制御手段と、所定の記憶領域に任意に記憶されたユーザプログラムを実行させることによってユーザプログラム毎に特有の動作の制御を行うユーザプログラム制御手段とを有し、前記内部制御手段に及び前記ユーザ動作制御手段による制御によって、遊技に関する主な制御を行う主制御手段と、
基本動作をソフト的又はハード的に制御し、その制御内容の認知や改変が実質的に不可能である内部制御手段と、所定の記憶領域に任意に記憶されたユーザプログラムを実行させることによってユーザプログラム毎に特有の動作の制御を行うユーザプログラム制御手段とを有し、前記内部制御手段に及び前記ユーザ動作制御手段による制御によって、前記主制御手段からコマンドを受信した場合に、その受信コマンドに従って前記遊技に関する周辺制御を行う周辺制御手段とを備えた遊技機において、
前記主制御手段及び前記周辺制御手段は、いずれも、
管理情報を記憶する管理情報記憶手段と、
その管理情報記憶手段に記憶させる第1番目の管理情報を記憶する初期値記憶手段と、
遊技機に電源を投入した場合に、前記初期値記憶手段に記憶されている前記第1番目の前記管理情報を前記管理情報記憶手段に書き込む初期値設定手段と、
所定のタイミング毎に、前記管理情報記憶手段に記憶されている第n番目(nは、1以上の整数)の管理情報に対して演算を行い、第(n+1)番目の管理情報を得る演算手段と、
前記管理情報記憶手段に記憶されている管理情報を、前記演算手段による演算によって得られた管理情報に更新する更新手段と、
前記その更新手段により更新された管理情報を、相手側の制御手段へ出力する管理情報出力手段と、
相手側の制御手段から第n番目の管理情報を受信した場合に、受信した第n番目の管理情報と前記管理情報記憶手段に記憶されている第n番目の管理情報とを照合し、前記主制御手段又は前記周辺制御手段に異常があるか否かを判定する判定手段とを備えており、
前記主制御手段又は前記周辺制御手段は、さらに、
組み立てられた遊技機に初めて電源を投入した場合に、前記初期値記憶手段に記憶されている前記第1番目の管理情報を、相手側の制御手段へ出力する初期値出力手段を備えており、
前記初期値出力手段によって出力された前記第1番目の管理情報を受信する側の制御手段は、さらに、
相手側の制御手段における前記初期値出力手段によって出力された第1番目の管理情報を受信した場合に、受信した第1番目の管理情報を前記初期値記憶手段に書き込む初期値登録手段を備えており、
前記主制御手段及び前記周辺制御手段の演算手段によって行われる演算は、それぞれ、対応する制御手段の内部制御手段によって規定されていることを特徴とする遊技機。
【請求項1】
基本動作をソフト的又はハード的に制御し、その制御内容の認知や改変が実質的に不可能である内部制御手段と、所定の記憶領域に任意に記憶されたユーザプログラムを実行させることによってユーザプログラム毎に特有の動作の制御を行うユーザプログラム制御手段とを有し、前記内部制御手段に及び前記ユーザ動作制御手段による制御によって、遊技に関する主な制御を行う主制御手段と、
基本動作をソフト的又はハード的に制御し、その制御内容の認知や改変が実質的に不可能である内部制御手段と、所定の記憶領域に任意に記憶されたユーザプログラムを実行させることによってユーザプログラム毎に特有の動作の制御を行うユーザプログラム制御手段とを有し、前記内部制御手段に及び前記ユーザ動作制御手段による制御によって、前記主制御手段からコマンドを受信した場合に、その受信コマンドに従って前記遊技に関する周辺制御を行う周辺制御手段とを備えた遊技機において、
前記主制御手段及び前記周辺制御手段は、いずれも、
管理情報を記憶する管理情報記憶手段と、
その管理情報記憶手段に記憶させる第1番目の管理情報を記憶する初期値記憶手段と、
遊技機に電源を投入した場合に、前記初期値記憶手段に記憶されている前記第1番目の前記管理情報を前記管理情報記憶手段に書き込む初期値設定手段と、
所定のタイミング毎に、前記管理情報記憶手段に記憶されている第n番目(nは、1以上の整数)の管理情報に対して演算を行い、第(n+1)番目の管理情報を得る演算手段と、
前記管理情報記憶手段に記憶されている管理情報を、前記演算手段による演算によって得られた管理情報に更新する更新手段と、
前記その更新手段により更新された管理情報を、相手側の制御手段へ出力する管理情報出力手段と、
相手側の制御手段から第n番目の管理情報を受信した場合に、受信した第n番目の管理情報と前記管理情報記憶手段に記憶されている第n番目の管理情報とを照合し、前記主制御手段又は前記周辺制御手段に異常があるか否かを判定する判定手段とを備えており、
前記主制御手段又は前記周辺制御手段は、さらに、
組み立てられた遊技機に初めて電源を投入した場合に、前記初期値記憶手段に記憶されている前記第1番目の管理情報を、相手側の制御手段へ出力する初期値出力手段を備えており、
前記初期値出力手段によって出力された前記第1番目の管理情報を受信する側の制御手段は、さらに、
相手側の制御手段における前記初期値出力手段によって出力された第1番目の管理情報を受信した場合に、受信した第1番目の管理情報を前記初期値記憶手段に書き込む初期値登録手段を備えており、
前記主制御手段及び前記周辺制御手段の演算手段によって行われる演算は、それぞれ、対応する制御手段の内部制御手段によって規定されていることを特徴とする遊技機。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【公開番号】特開2013−90970(P2013−90970A)
【公開日】平成25年5月16日(2013.5.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2013−29370(P2013−29370)
【出願日】平成25年2月18日(2013.2.18)
【分割の表示】特願2006−151184(P2006−151184)の分割
【原出願日】平成18年5月31日(2006.5.31)
【出願人】(000144522)株式会社三洋物産 (4,662)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成25年5月16日(2013.5.16)
【国際特許分類】
【出願日】平成25年2月18日(2013.2.18)
【分割の表示】特願2006−151184(P2006−151184)の分割
【原出願日】平成18年5月31日(2006.5.31)
【出願人】(000144522)株式会社三洋物産 (4,662)
【Fターム(参考)】
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