【課題】営業終了時における作業負荷や作業時間を低減すること。
【解決手段】計数した計数遊技媒体数が加算記憶される記憶手段と、該記憶されている計数遊技媒体数の範囲内の遊技媒体を払出す払出処理手段と、払出された遊技媒体数を減算更新する減算更新手段と、管理装置１５０からの営業終了時処理要求を受信する受信手段３３４と、営業終了時処理要求を受信したことに基づいて記憶手段に記憶されている計数遊技媒体数が存在することを条件に、該計数遊技媒体数を無効とするための無効化処理を行う無効化処理手段３２８と、を備える。

【特許請求の範囲】
【請求項１】
遊技機に１対１に対応して設けられた遊技用装置であって、
取り込んだ遊技媒体を計数するための計数手段と、
該計数手段が計数した計数遊技媒体数を加算記憶する記憶手段と、
該記憶手段に記憶されている計数遊技媒体数を表示する表示手段と、
前記記憶手段に記憶されている計数遊技媒体数の範囲内の遊技媒体を払出すための払出処理を行う払出処理手段と、
前記払出処理手段により払出された遊技媒体数を、前記記憶手段に記憶されている計数遊技媒体数から減算更新する減算更新手段と、
前記遊技用装置を管理する管理装置から営業終了に際して送信される営業終了時処理要求を受信する終了時処理要求受信手段と、
該終了時処理要求受信手段にて前記営業終了時処理要求を受信したことに基づいて前記記憶手段に記憶されている計数遊技媒体数が存在するときに、該計数遊技媒体数を無効とするための無効化処理を行う無効化処理手段と、
を備えることを特徴とする遊技用装置。
【請求項２】
前記計数遊技媒体数を特定可能な計数遊技媒体数特定情報が記録された計数記録媒体を排出する排出処理と、前記計数記録媒体を受付けて、該受付けた計数記録媒体に記録されている前記計数遊技媒体数特定情報から特定した計数遊技媒体数を前記記憶手段に記憶する記憶処理とを実行する計数記録媒体処理手段と、
前記計数記録媒体処理手段に受付け中の計数記録媒体に記録されている前記計数遊技媒体数特定情報から特定される計数遊技媒体数が存在するか否かを判定する判定手段と、
を備え、
前記無効化処理手段は、前記判定手段において存在すると判定されたときに、前記計数記録媒体処理手段に受付け中の計数記録媒体に記録されている前記計数遊技媒体数特定情報から特定される計数遊技媒体数を無効化する記録無効化処理を含む前記無効化処理を実行することを特徴とする請求項１に記載の遊技用装置。
【請求項３】
前記計数記録媒体には、計数された当日においてのみ前記計数遊技媒体数が有効とされる一般用計数記録媒体であるか、或いは、計数された当日後においても前記計数遊技媒体数が有効とされる会員用計数記録媒体であるかを識別可能な記録媒体種別情報が記録され、
前記無効化処理手段は、前記計数記録媒体処理手段に受付け中の計数記録媒体に記録されている前記記録媒体種別情報に基づいて、該受付け中の計数記録媒体が前記一般用計数記録媒体であると識別したときに前記記録無効化処理を実行する一方、該受付け中の計数記録媒体が前記会員用計数記録媒体であると識別したときに、前記記録無効化処理を実行することなく該会員用計数記録媒体を前記計数記録媒体処理手段から排出させることを特徴とする請求項２に記載の遊技用装置。
【請求項４】
前記計数記録媒体処理手段は、前記一般用計数記録媒体を貯留する計数記録媒体貯留部を有し、
前記無効化処理手段は、前記記録無効化処理において前記計数遊技媒体数特定情報から特定される計数遊技媒体数を無効化した一般用計数記録媒体を前記計数記録媒体貯留部に回収させることを特徴とする請求項３に記載の遊技用装置。
【請求項５】
前記一般用計数記録媒体には、遊技に使用可能な遊技用価値の大きさを特定可能な遊技用価値特定情報が記録されており、該遊技用価値特定情報から特定される遊技用価値の大きさを対応する遊技機における遊技に使用させるとともに該使用された遊技用価値の大きさを減算更新するための使用処理を行う使用処理手段を備え、
前記無効化処理手段は、前記計数遊技媒体数特定情報から特定される計数遊技媒体数を無効化した前記一般用計数記録媒体に記録されている前記遊技用価値特定情報から遊技用価値が存在することが特定されたときに、該一般用計数記録媒体を前記計数記録媒体貯留部に回収させずに前記計数記録媒体処理手段から排出させることを特徴とする請求項４に記載の遊技用装置。
【請求項６】
前記計数記録媒体には各計数記録媒体を個々に識別可能な記録媒体識別情報が記録されており、前記計数記録媒体処理手段から排出させる一般用計数記録媒体から読み出した前記記録媒体識別情報と、当該遊技用装置を特定可能な装置識別情報を含む排出履歴情報を前記管理装置に対して送信する排出履歴情報送信手段を備えることを特徴とする請求項５に記載の遊技用装置。
【請求項７】
前記無効化処理された前記会員用計数記録媒体または前記一般用計数記録媒体の排出に基づいて、前記会員用計数記録媒体の排出と前記一般用計数記録媒体の排出とを異なる態様にて報知する報知手段を備えることを特徴とする請求項５、６のいずれかに記載の遊技用装置。
【請求項８】
前記無効化処理にて無効化された計数遊技媒体数を特定可能な無効化情報を前記管理装置に対して送信する無効化情報送信手段を備えることを特徴とする請求項１〜７のいずれかに記載の遊技用装置。

【図１】

【図２】

【図３】

【図４】

【図５】

【図６】

【図７】

【図８】

【図９】

【図１０】

【図１１】

【図１２】

【図１３】

【図１４】

【図１５】

【図１６】

【図１７】

【図１８】

【図１９】

【図２０】

【図２１】

【図２２】

【図２３】

【図２４】

【図２５】

【図２６】

【図２７】

【図２８】

【図２９】

【図３０】

【図３１】

【図３２】

【図３３】

【図３４】

【図３５】

【図３６】

【図３７】

【図３８】

【図３９】

【公開番号】特開２０１０−２４６７４６（Ｐ２０１０−２４６７４６Ａ）
【公開日】平成２２年１１月４日（２０１０．１１．４）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００９−９９７００（Ｐ２００９−９９７００）
【出願日】平成２１年４月１６日（２００９．４．１６）
【公序良俗違反の表示】
（特許庁注：以下のものは登録商標）
１．ＥＥＰＲＯＭ
【出願人】（０００１４４１５３）株式会社三共 (5,148)
【出願人】（５９１０８５９７２）日本ゲームカード株式会社 (144)
【Ｆターム（参考）】