説明

過酸化油及びコレステロールを含む医薬組成物並びに医療分野におけるこれらの使用

本発明は、医療分野において、例えば、腫瘍、ウイルス疾病、潰瘍及び皮膚炎の治療において、使用されるべき過酸化油及びコレステロールを含む医薬組成物に関する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、過酸化油及びコレステロールを含む医薬組成物に関する。特に、本発明は、腫瘍、ウイルス疾病、潰瘍及び皮膚炎の治療に使用される過酸化油及びコレステロールを含む医薬組成物に関する。
【背景技術】
【0002】
本発明に従う油の作用機序を理解するために、予備的考察をする意義がある。第一に、がん細胞は、正常細胞と比較して、異なるエネルギー代謝のために実質的に区別される。事実、正常細胞において、酸素のような可燃性のものを使用して酸化的リン酸化を介して1グルコース分子から産生される36分子のATPと対比して、がん細胞は主に嫌気的な経路を用いて必要なエネルギーを産生し、1グルコース分子(乳酸に変換される)から2分子のATPのみを産生させることが、現在一般に受け入れられている。これが、グルコースに対してガン組織が高親和性であり(この特性が、PETのような診断機器で現像させるのを可能にする)、ガン組織が強酸である事実に対する理由である。
【0003】
第二に、この後半の概説された事実は、輸送及び沈着タンパク質を有する遷移金属の結合の破綻へとつながり、それは、細胞質及び微環境におけるそれらの連続的な放出及び遊離状態での存在へとつながる。遊離遷移金属は、以下のスキームによる血液循環流由来のヒドロペルオキシドとの反応により、遊離ラジカル反応に対する触媒として作用し得る:
【0004】
ROOH + Fe++RO + OH + Fe+++
ROOH + Fe+++ROO + H+ + Fe++
【0005】
上記ラジカルは、内皮血管を攻撃するのに適しており、それができもの(tumor)を供給し、それにより細胞構築の混乱及び大量の小さな動脈瘤がもたらされる。適切な栄養供給が枯渇している周囲の正常細胞に対して、かかる状況が特に損傷を与える。
【0006】
複製し及び新しい膜を構築するのに、腫瘍細胞はタンパク質、脂質及びコレステロールを必要とする。
【0007】
本発明の著者は、ここに、本発明による過酸化脂質(脂肪酸及びコレステロール)を細胞に供給することにより、過酸化脂質が、遊離の遷移金属を見つけて、細胞アポトーシスをもたらす、中心のフリーラジカルを酸素へと変換させることによって、癌細胞が死ぬことを開示した。従って、腫瘍は液化し、周りの全ての血管系は干からびる。それどころか、正常細胞もまた、これらの酸化脂質を利用して、ホルモン型のインパルスを受け取る代謝を高める。さらに、細胞に対するかかる刺激により、本発明に従う油が、創傷治癒、潰瘍及び皮膚炎の治療に効果的であることが発見された。しかし、細胞代謝活性の刺激は、前述の酸化脂質が全身経路で投与された場合のみ危険性を示し得、これは、かかる刺激が、凝固過程の増大に関わり得るが、他方で、予防的ヘパリンまたは抗凝固治療によって制御され得るからである。この危険性は、投与が癌領域に直接的にまたは局所的に実施される場合には生じないであろう。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
したがって、必要に応じて、例えば、過酸化大豆油、ヒマワリ油、コーンオイルまたはピーナッツ油からなる群から選択される、1種以上の多価不飽和油を伴っての、例えばオリーブ油である、油、並びにコレステロールを配合することが本発明の目的である。特に、オリーブ油及びコレステロール、及び場合により多価不飽和油は、総脂質配合物の100から2000 meq/kg、好ましくは800から1000 meq/kgの値にまで過酸化される。さらに、過酸化コレステロールは、総脂質配合物の重量の1から30%、好ましくは5から20%の濃度、好ましくは約20%に相当する濃度で存在する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に従う配合物は、有利には、医療分野及び獣医学分野において使用可能である。特に、配合物は、腫瘍、例えば、甲状腺髄様癌、分化甲状腺癌、乳癌、結腸癌、前立腺腺癌、小細胞肺癌(pulmonary microcytoma)、メラノーマ、グリア芽腫、白血病などの、治療用に、同時、別々または逐次的方法で使用してもよい。
【0010】
さらに、本発明に従う配合物は、ウイルス疾病、例えば、単純ヘルペス、帯状疱疹、アデノウイルス、AIDSなど、並びに嫌気性細菌によりもたらされる細菌感染、例えばハンセン病、クロストリジウム感染の治療用に、同時、別々または逐次的方法で使用してもよい。さらに、本発明に従う配合物は、創傷治癒、例えば静脈瘤性潰瘍、糖尿病性潰瘍、褥瘡性潰瘍のような潰瘍の治療、アトピー性皮膚炎及び乾癬の治療用に、使用してもよい。本発明に従う配合物は、また、出血性大腸炎及び潰瘍性大腸炎の治療用に、使用してもよい。本発明に従う配合物のさらなる適用は、毛髪の成長用である。
【0011】
さらに、油が血管の機能性に有益な作用をもたらす証拠として、抗浮腫(edemigen)活性を働かせることにより、1週間にわたり1日に3回点眼薬として油で治療した緑内障罹患患者において、眼圧が2から3倍減少されて、浮腫がかなり減少したことが観察されている。この性質は、痔核浮腫(haemorrhoidal oedema)に罹患した被験者において2、3日の治療後に痔核浮腫が消失することによっても観察されている。他の非常に重要な特異性としては、油を皮膚火傷に対して使用する場合に、そこに、適切な時期に塗布すると、損傷発生が避けられ、細胞の代謝回転がとりわけ非常に加速されるという、大変な利便性が観察されているということにある。
【0012】
従って、本発明に従う配合物は、緑内障、痔核浮腫及び皮膚火傷の治療にも使用可能である。
【0013】
1種以上の医薬的に許容されるアジュバント及び/または賦形剤と配合した、活性成分としての前述に規定される配合物を含む医薬組成物が、本発明のさらなる目的である。
【0014】
本発明に従う組成物または配合物を医療分野及び獣医学分野において使用可能である。従って、本配合物及び本組成物の使用は、腫瘍、例えば、甲状腺髄様癌、分化甲状腺癌、乳癌、結腸癌、前立腺腺癌、小細胞肺癌、メラノーマ、グリア芽腫、白血病の治療用医薬の製造のために、前述に規定される本発明のさらなる目的を構成する。前述に規定される配合物及び組成物のさらなる活用は、ウイルス疾病、例えば、単純ヘルペス、帯状疱疹、アデノウイルス、AIDS、並びに嫌気性細菌によりもたらされる細菌感染、例えばハンセン病、クロストリジウム感染の治療、創傷治癒、潰瘍、例えば静脈瘤性潰瘍、糖尿病性潰瘍及び褥瘡性潰瘍の治療、アトピー性皮膚炎及び乾癬の治療、出血性大腸炎及び潰瘍性大腸炎の治療、並びに毛髪の成長、緑内障、痔核浮腫及び皮膚火傷の治療用である。
【0015】
本発明に従う配合物及び組成物を、以下のスケジュールに従って効果的な順に投与してよい:
- 腫瘍塊の直径の1/10及び当該塊周囲にある少量としての、腫瘍塊を、mlあたりで対象とする浸透(infiltration)であって、15日後に浸透を繰り返す。
- 低分子量4000のヘパリン単位の投与後、脂質が20%である500 ml用バッグ等に油の小瓶の懸濁液を介した静脈内全身経路による投与。10日にわたってバッグは毎日。2日間投与なしの後に2サイクルを行い、それぞれ2日の中断を伴って10日続ける。
- 低刺激性の(mild)治療:経口経路による8 mlの小瓶を、好ましくは朝に、及び0.4 mlの座薬を夕方に、3ヶ月に亘って。酸化的ストレスをモニターする。
【0016】
実施例において、低刺激性の治療法(経口で投与される小瓶及び座薬)で治療される3ケース(はっきり言うと2〜4ケース)を報告する。
【0017】
本発明は、それらの好ましい実施形態に従って、ここに例示により記述されるが、制限的な態様ではない。
【実施例】
【0018】
[実施例1]
本発明に従う過酸化油の調製
場合によりBIOLOGICALLY OCCURRING及びいずれにしろ重金属フリーのEXTRAVERGINE OLIVE OILを供給し、約80℃で加熱して、その中に重金属フリーであることが保証されたコレステロールを10%の濃度で溶解させる。もしその割合を増加させることが望ましい場合には、高品質の多価不飽和種油(例えば、大豆油、ヒマワリ油など)中にコレステロールを事前に溶解させ、この混合物をUV光源に暴露して、総混合物が500 mEqO2/kg の値に到達するまで、周期的に過酸化物価を測定することが示唆される。本発明による配合物は、非経口投与に使用される脂質懸濁液で、点滴注入装置中で溶解配合させることを介して全身的方法で、直接注射により、座薬により直腸内に、適切な溶媒中に懸濁後、(噴霧器を使用して)噴霧器による経路により、投与してもよい。
【0019】
細胞毒性
繊維芽細胞及び内皮細胞(endotheliocyte)の細胞培養に対する油の細胞毒性を評価して、油の無毒性を証明するために、GenoaのMedicina Sperimentale department (DiMeS)にて試験を実施し、治癒及び血管再生プロセスの加速に関してin vivoで観察されたことに従って、実際に、油が細胞再生を増進させることを実証した。
【0020】
腫瘍細胞培養物に関して実施した試験は、代わりに、重大な細胞毒性活性を示した。
【0021】
[実施例2]
ウイルス疾病の治療における本発明による医薬組成物の有効性
ケース1:
単純ヘルペスに罹患した46歳の男性被験者を1日に2回、実施例1の配合物を用いて単に接触させることにより治療した。2日後に回復。
【0022】
ケース2:
臀部において単純ヘルペスに罹患した80歳の女性被験者を朝と夕方に接触させることにより治療した。5日後に回復。
【0023】
ケース3:
痛みを伴う急性喉頭炎に罹患した35歳の男性被験者を朝と夕方に噴霧器を用いて投与することにより治療した。2日後に完全に全回復。
【0024】
[実施例3]
腫瘍の治療における本発明による医薬組成物の有効性
ケース1:
乳房下部(sub-mammary)組織中の2 cmの小塊によって特徴付けられる再発性乳癌を有する猫。小塊中に800 mEqO2/kgの過酸化油を0.2 ml、及び周辺組織内にごく少量である0.01 mlを接種した。30日後、猫は最適な健康状態を示し、触診による小塊は非常に柔らかかった。いずれにせよ、前述の解剖学的部分のサンプリングを組織学的アッセイ用に実施した。選択された小塊は完全に液化しており、その内側には、繊維性組織を覆う皮膜のみが存在した。外部組織の血管は干からびているように見えた。顕微鏡的解析により、リンパ球浸潤の持続のみが示された。当該猫は、目下、最高の健康状態を示す。
【0025】
ケース2:
68歳の、結腸癌の治療歴を有する、男性被験者。3ヵ月後に再発。外科的に処置して、腹膜全体に転移が広がっていることを観察した。再び閉じて、癌専門医により潜在的な化学療法が調査された。油の低刺激性の治療を開始した。1ヶ月の治療後、陰性化(negativization)はCa 19,9 (98から32)。最適な臨床症状、良好な食欲、最適な遊歩、わかずに促進された排出(アンプル(ampoule)切除)。
【0026】
1ヶ月と20日後、骨盤に対するNMR解析により完全に陰性の結果となった。2ヶ月と15日後、PET-TAC解析を実施すると、腹膜新生物に対する明確に陰性の結果が得られた。生検の可能性を伴う直腸鏡検査をスケジュールした。良好な一般的健康状態であった。
【0027】
ケース3:
高分化した骨盤の後腹膜(retro-peritoneal)の、骨盤孔を介して拡大した骨盤内リンパ肉腫(pelvis lyposarcoma)に罹患した58歳の男性被験者。疾病は、拡大が原因で実質的に技術的に手術不可能。4月から低刺激性の治療を開始して、8 mlの小瓶を朝に経口投与し、0.4 mlの座薬を夕方に与える。現在まで、臨床症状は良好であり、最新のNMR解析は、腫瘍塊の液化兆候を示した。
【0028】
ケース4:
高分化した、縦隔が拡大して心膜に接触する、悪性の類上皮の中皮腫、2008年4月3日に診断、に罹患した57歳の女性被験者。新生物の拡大が原因で、外科的治療を反対するアドバイスがあり、化学療法を拒否した患者は、経口による油の接種を開始することを決意した:朝に8 mlの小瓶及び夕方に座薬。5ヵ月後、患者は最適の臨床症状を示し、最新のレントゲン写真の評価は、新生物の塊が液化を開始したことを暗示した。
【0029】
[実施例4]
いずれものタイプの潰瘍または痔の治療のための、強力な治癒剤としての、本発明による配合物の有効性
ケース1:
外傷後損傷(post-trauma injury)が原因の潰瘍に罹患した65歳の男性被験者:1日に2回接触による塗布。1日後に創傷治癒し、そのとき治癒力が強化された。
【0030】
ケース2:
痔に罹患した60歳の男性被験者は、2日後に痔が解消した。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
油及びコレステロールであって両方が過酸化されたものの配合物。
【請求項2】
1種以上の多価不飽和油と配合させた場合に、前記油がオリーブ油である、請求項1に記載の配合物。
【請求項3】
多価不飽和油が、大豆油、ヒマワリ油、コーンオイルまたはピーナッツ油からなる群から選択される、請求項2に記載の配合物。
【請求項4】
油及びコレステロールの配合物が、総脂質配合物の100から2000 meq/kg、好ましくは800から1000 meq/kgの値にまで過酸化される、請求項1から3のいずれか一項に記載の配合物。
【請求項5】
過酸化コレステロールが、総脂質配合物の重量の1から30%、好ましくは5から20%の濃度、好ましくは約20%の濃度で存在する、請求項1から4のいずれか一項に記載の配合物。
【請求項6】
医療分野及び獣医学分野において使用するための、請求項1から5のいずれか一項に記載の配合物。
【請求項7】
腫瘍の治療における、同時、別々または逐次的使用のための、請求項1から6のいずれか一項に記載の配合物。
【請求項8】
前期腫瘍が、甲状腺髄様癌、分化甲状腺癌、乳癌、結腸癌、前立腺腺癌、小細胞肺癌、メラノーマ、グリア芽腫、白血病からなる群から選択される、請求項7に記載の配合物。
【請求項9】
ウイルス疾病及び細菌感染の治療における、同時、別々または逐次的使用のための、請求項1から5のいずれか一項に記載の配合物。
【請求項10】
前記ウイルス疾病が、単純ヘルペス、帯状疱疹、アデノウイルス、AIDSからなる群から選択され、及び前記細菌感染が、嫌気性細菌からもたらされるものである、請求項9に記載の配合物。
【請求項11】
前記細菌感染がハンセン病またはクロストリジウム感染である、請求項10に記載の配合物。
【請求項12】
創傷及び潰瘍の治療における、同時、別々または逐次的使用のための、請求項1から5のいずれか一項に記載の配合物。
【請求項13】
前記潰瘍が、静脈瘤性潰瘍、糖尿病性潰瘍、褥瘡性潰瘍からなる群から選択される、請求項12に記載の配合物。
【請求項14】
皮膚炎の治療における、同時、別々または逐次的使用のための、請求項1から5のいずれか一項に記載の配合物。
【請求項15】
前記皮膚炎が、アトピー性皮膚炎及び乾癬皮膚炎からなる群から選択される、請求項14に記載の配合物。
【請求項16】
出血性大腸炎及び潰瘍性大腸炎の治療における、同時、別々または逐次的使用のための、請求項1から5のいずれか一項に記載の配合物。
【請求項17】
毛髪の成長の治療における、同時、別々または逐次的使用のための、請求項1から5のいずれか一項に記載の配合物。
【請求項18】
緑内障、痔核浮腫及び皮膚火傷の治療における、同時、別々または逐次的使用のための、請求項1から5のいずれか一項に記載の配合物。
【請求項19】
1種以上の医薬的に許容されるアジュバント及び/または賦形剤と配合した、活性成分としての、請求項1から5のいずれか一項に記載の配合物を含む、医薬組成物。
【請求項20】
医療分野及び獣医学分野において使用するための、請求項19に記載の医薬組成物。
【請求項21】
腫瘍の治療用医薬の製造のための、請求項1から5のいずれか一項に記載の配合物及び請求項19に記載の医薬組成物の使用。
【請求項22】
前期腫瘍が、甲状腺髄様癌、分化甲状腺癌、乳癌、結腸癌、前立腺腺癌、小細胞肺癌、メラノーマ、グリア芽腫、白血病からなる群から選択される、請求項21に記載の使用。
【請求項23】
ウイルス疾病及び細菌感染の治療用医薬の製造のための、請求項1から5のいずれか一項に記載の配合物及び請求項19に記載の組成物の使用。
【請求項24】
前記ウイルス疾病が、単純ヘルペス、帯状疱疹、アデノウイルス、AIDSからなる群から選択され、及び前記細菌感染が、嫌気性細菌からもたらされるものである、請求項23に記載の使用。
【請求項25】
前記細菌感染がハンセン病またはクロストリジウム感染である、請求項24に記載の使用。
【請求項26】
創傷及び潰瘍の治療用医薬の製造のための、請求項1から5のいずれか一項に記載の配合物及び請求項19に記載の組成物の使用。
【請求項27】
前記潰瘍が、静脈瘤性潰瘍、糖尿病性潰瘍、褥瘡性潰瘍からなる群から選択される、請求項26に記載の使用。
【請求項28】
皮膚炎の治療用医薬の製造のための、請求項1から5のいずれか一項に記載の配合物及び請求項19に記載の組成物の使用。
【請求項29】
前記皮膚炎が、アトピー性皮膚炎及び乾癬皮膚炎からなる群から選択される、請求項28に記載の使用。
【請求項30】
出血性大腸炎及び潰瘍性大腸炎の治療用医薬の製造のための、請求項1から5のいずれか一項に記載の配合物及び請求項19に記載の組成物の使用。
【請求項31】
毛髪の成長の治療用医薬の製造のための、請求項1から5のいずれか一項に記載の配合物及び請求項19に記載の組成物の使用。
【請求項32】
緑内障、痔核浮腫及び皮膚火傷の治療用医薬の製造のための、請求項1から5のいずれか一項に記載の配合物及び請求項19に記載の組成物の使用。

【公表番号】特表2011−503051(P2011−503051A)
【公表日】平成23年1月27日(2011.1.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−532714(P2010−532714)
【出願日】平成20年11月6日(2008.11.6)
【国際出願番号】PCT/IT2008/000693
【国際公開番号】WO2009/060493
【国際公開日】平成21年5月14日(2009.5.14)
【出願人】(510126450)
【Fターム(参考)】