説明

遠隔操作コンピュータシステム、遠隔操作方法、遠隔操作装置、およびプログラム

【課題】 互いに操作入力装置の操作情報の種別が異なるコンピュータ間で、管理対象コンピュータの負荷の増加を抑えた遠隔操作を可能とする遠隔操作コンピュータシステムを提供する。
【解決手段】 管理コンピュータ11は、遠隔操作の開始時に、管理対象コンピュータ15に問い合わせて管理対象コンピュータ15の操作情報の種別を取得する。また、管理コンピュータ11は、遠隔操作の実行中、自身の操作入力装置から入力された操作情報を、管理対象コンピュータ15の操作情報の種別に変換して管理対象コンピュータ15に送る。管理対象コンピュータ15は、通信ネットワークを介して操作情報を受けると、操作情報に従って動作する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、キーボードやマウスなど操作入力装置の操作を遠隔のコンピュータから行うコンピュータシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
管理対象コンピュータの操作を、遠隔の管理コンピュータからネットワーク経由で行うことのできるコンピュータシステムがある。管理コンピュータ側のキーボードやマウスなどの操作入力装置が操作されると、管理コンピュータが操作情報を管理対象コンピュータに送り、管理対象コンピュータがそれに従って動作することで実現できる。具体例として、管理コンピュータのキーボードが操作されると、管理コンピュータがスキャンコードを管理対象コンピュータに送り、管理対象コンピュータがそのスキャンコードに従って動作すればよい。
【0003】
しかし、管理コンピュータと管理対象コンピュータのキーボードのスキャンコードが必ずしも一致しているとは限らない。管理コンピュータと管理対象コンピュータのキーボードのスキャンコードが異なる場合には、遠隔操作を実現するためにスキャンコードの変換が必要になる。
【0004】
従来、管理コンピュータと管理対象コンピュータの間でスキャンコードを変換するために、中間コードを用いる方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。図5は、中間コードを用いる従来の遠隔操作コンピュータシステムの概略構成を示すブロック図である。図5を参照すると、従来の遠隔操作コンピュータシステムは管理コンピュータ91と管理対象コンピュータ95を有している。
【0005】
管理コンピュータ91は、キーボードコントローラ92、管理部93、および中間コードテーブル94を有している。管理対象コンピュータ95は、中間コードレシーバ96、スキャンコードテーブル97、およびキーボードコントローラ98を有している。
【0006】
管理コンピュータ91の中間コードテーブル94は、管理コンピュータ91のキーボード(不図示)のスキャンコードと中間コードの対応を示す情報を予め記憶している。
【0007】
管理対象コンピュータ95のスキャンコードテーブル97は、中間コードと管理対象コンピュータ95のキーボード(不図示)のスキャンコードとの対応を示す情報を予め記憶している。
【0008】
管理コンピュータ91のキーボードコントローラ92は、ユーザの操作を受けたキーボードから送られてきたスキャンコードを管理部93に送る。
【0009】
管理部93は、キーボードコントローラ92からスキャンコードを受けると、中間コードテーブル94を参照してスキャンコードを中間コードに変換し、中間コードを管理対象コンピュータ95に送る。
【0010】
管理対象コンピュータ95の中間コードレシーバ96は、管理コンピュータ91の管理部93から中間コードを受けると、スキャンコードテーブル97を参照して中間コードを自身のキーボード(不図示)のスキャンコードに変換し、キーボードコントローラ98に送る。
【0011】
キーボードコントローラ98は、中間コードレシーバ96から受けたスキャンコードに従って動作する。
【特許文献1】特開2000−250696号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0012】
上述したように、従来の遠隔操作コンピュータシステムにより、スキャンコードの異なるキーボードを有するコンピュータ間で遠隔操作を実現することができる。しかし、管理コンピュータ91と管理対象コンピュータ95の双方にスキャンコードを変換する処理が必要とされる。そのため、与えられた操作情報に従って実際に処理を実行する管理対象コンピュータ95は、与えられた実際の処理の他に、スキャンコードを変換するという処理も行う必要があり、負荷が増えることとなっていた。
【0013】
そのため、管理対象コンピュータ95にコード変換処理を行うのに十分なリソースがなければ、操作に対する反応が遅れる等の性能上の問題が生じ、十分な操作性が確保されないことがあった。
【0014】
本発明の目的は、互いに操作入力装置の操作情報の種別が異なるコンピュータ間で、管理対象コンピュータの負荷の増加を抑えた遠隔操作を可能とする遠隔操作コンピュータシステムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0015】
上記目的を達成するために、本発明の遠隔操作コンピュータシステムは、
互いに操作入力装置の操作情報の種別が異なるコンピュータ間で遠隔操作を行う遠隔操作コンピュータシステムであって、
通信ネットワークを介して操作情報の種別の問い合わせを受けると、自身の操作入力装置で用いる操作情報の種別を応答し、通信ネットワークを介して操作情報を受けると、該操作情報に従って動作する管理対象コンピュータと、
遠隔操作の開始時に、前記管理対象コンピュータに問い合わせて該管理対象コンピュータの操作情報の種別を取得し、遠隔操作の実行中は、自身の操作入力装置から入力された操作情報を、前記管理対象コンピュータの前記操作情報の種別に変換して前記管理対象コンピュータに送る管理コンピュータとを有している。
【0016】
したがって、管理コンピュータが、操作入力装置から与えられた操作情報を、自身の操作情報の種別から管理対象コンピュータの種別に変換して、管理対象コンピュータに送ることができる。
【発明の効果】
【0017】
本発明によれば、管理コンピュータが、操作入力装置から与えられた操作情報を、自身の操作情報の種別から管理対象コンピュータの種別に変換して、管理対象コンピュータに送るので、操作情報の種別変換に必要なハードウェア資源を管理対象コンピュータに備える必要が無く、また種別変換による処理負荷を管理対象コンピュータに与えることなく、操作入力装置の操作情報の種別が異なるコンピュータ間で遠隔操作を行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
本発明の一実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0019】
図1は、本実施形態の遠隔操作コンピュータシステムの構成を示すブロック図である。図1を参照すると、本実施形態の遠隔操作コンピュータシステムは管理コンピュータ11と管理対象コンピュータ15を有している。
【0020】
管理コンピュータ11は、キーボードコントローラ12、管理部13、およびスキャンコードテーブル14を有している。管理対象コンピュータ15は、スキャンコードレシーバ16およびキーボードコントローラ17を有している。
【0021】
管理コンピュータ11のスキャンコードテーブル14は、複数あるスキャンコードタイプ間相互のスキャンコードの対応を示す情報を予め記憶している。
【0022】
管理コンピュータ11のキーボードコントローラ12は、ユーザの操作を受けたキーボード(不図示)からのスキャンコードを管理部13に送る。
【0023】
管理部13は、遠隔操作の開始時に、管理対象コンピュータ15にスキャンコードタイプを問い合わせて取得し、記憶する。
【0024】
管理対象コンピュータ15のスキャンコードタイプが管理コンピュータ11のスキャンコードと異なる場合、その後、管理部13は、キーボードコントローラ12からスキャンコードを受けると、スキャンコードテーブル14を参照して、管理対象コンピュータ15のスキャンコードタイプのスキャンコードに変換し、変換後のスキャンコードを管理対象コンピュータ15に送る。
【0025】
また、管理対象コンピュータ15のスキャンコードタイプが管理コンピュータ11のスキャンコードタイプと同じ場合、その後、管理部13は、キーボードコントローラ12からスキャンコードを受けると、スキャンコードテーブル14を参照することなく、そのスキャンコードをそのまま管理対象コンピュータ15に送る。
【0026】
管理対象コンピュータ15のスキャンコードレシーバ16は、遠隔操作の開始時に、管理コンピュータ11からスキャンコードタイプの問い合わせを受けると、自身のキーボードのスキャンコードタイプを応答する。
【0027】
その後、スキャンコードレシーバ16は、管理コンピュータ11の管理部13からスキャンコードを受けると、キーボードコントローラ17に送る。
【0028】
キーボードコントローラ17は、スキャンコードレシーバ16から受けたスキャンコードに従って動作する。
【0029】
図2は、本実施形態の遠隔操作コンピュータシステムにおける遠隔操作の開始時の動作を示すシーケンス図である。図2を参照すると、まず、管理コンピュータ11の管理部13が管理対象コンピュータ15にスキャンコードタイプを問い合わせる。
【0030】
それを受けた管理対象コンピュータ15のスキャンコードレシーバ16がキーボードコントローラ17から取得したスキャンコードタイプを管理コンピュータ11に応答する。そして、管理コンピュータ11の管理部13は管理対象コンピュータ15から受けたスキャンコードタイプを記憶する。
【0031】
以上の動作により、管理コンピュータ11から管理対象コンピュータ15の遠隔操作を行う準備が整う。
【0032】
図3は、本実施形態の遠隔操作コンピュータシステムにおける遠隔操作時の動作を示すシーケンス図である。ここでは、管理コンピュータ11のスキャンコードタイプ(タイプ#1)と管理対象コンピュータ15のスキャンコードタイプ(タイプ#2)が異なるものとする。
【0033】
図3を参照すると、まず、管理コンピュータ11にてユーザによるキー入力がされると、スキャンコードがキーボード(不図示)からキーボードコントローラ12に与えられ、そのスキャンコードがキーボードコントローラ12から管理部13に送られる。このスキャンコードのスキャンコードタイプはタイプ#1である。管理部13は、スキャンコードテーブル14を参照して、タイプ#1のスキャンコードをタイプ#2のスキャンコードに変換し、管理対象コンピュータ15に送る。
【0034】
管理対象コンピュータ15のスキャンコードレシーバ16は、管理コンピュータ11からの受けたタイプ#2のスキャンコードをキーボードコントローラ17に送る。キーボードコントローラ17は、そのスキャンコードに従って動作する。
【0035】
以上説明したように、本実施形態の遠隔操作コンピュータシステムによれば、管理コンピュータ11の管理部13が、ユーザ入力により与えられたスキャンコードを、自身のスキャンコードタイプから管理対象コンピュータ15のスキャンコードタイプに変換して、管理対象コンピュータ15に送るので、スキャンコードタイプの変換に必要なハードウェア資源を管理対象コンピュータ15に備える必要が無く、またスキャンコードタイプの変換による処理負荷を管理対象コンピュータ15に与えることなく、スキャンコードタイプの異なるコンピュータ間で遠隔操作を行うことができる。
【0036】
本発明の他の実施形態について説明する。
【0037】
図4は、本発明の他の実施形態による遠隔操作コンピュータシステムの構成を示すブロック図である。図4を参照すると、本実施形態の遠隔操作コンピュータシステムは管理コンピュータ21と管理対象コンピュータ25を有している。
【0038】
管理コンピュータ21は、マウスコントローラ22、管理部23、およびマウスパケット変換ロジック24を有している。管理対象コンピュータ25は、マウスパケットレシーバ26、マウス27、およびマウスコントローラ28を有している。
【0039】
管理コンピュータ21のマウスコントローラ22は、ユーザの操作による入力がマウス(不図示)にあると、マウスカーソルの位置を示すマウスカーソル位置情報を取得し、操作状態とマウスカーソル位置情報を管理部23に送る。
【0040】
管理部23は、遠隔操作の開始時に、管理対象コンピュータ25にマウス種別を問い合わせて取得し、マウスパケット変換ロジック24に与える。
【0041】
その後、管理部23は、マウスコントローラ22から操作状態およびマウスカーソル位置情報を受けると、それをマウスパケット変換ロジック24に送ってマウスパケットを作成させ、得られたマウスパケットを管理対象コンピュータ25に送る。
【0042】
管理コンピュータ21のマウスパケット変換ロジック24は、マウス種別毎のマウスパケット作成ロジックを予め記憶しており、管理部23から受信した操作状態およびマウスカーソル位置情報を元に、管理部23から予め指定されたマウス種別のマウスパケットを作成する。
【0043】
管理対象コンピュータ25のマウスパケットレシーバ26は、遠隔操作の開始時に、管理コンピュータ21からマウス種別の問い合わせを受けると、自身のマウス27のマウス種別を応答する。
【0044】
その後、マウスパケットレシーバ26は、管理コンピュータ21の管理部23からマウスパケットを受けると、それをマウスコントローラ28に送る。
【0045】
マウスコントローラ28は、マウスレシーバ26から受けたマウスパケットに従って動作する。
【0046】
以上説明したように、本実施形態の遠隔操作コンピュータシステムによれば、管理コンピュータ21の管理部23が、管理対象コンピュータ25のマウス種別に合ったマウスパケットを管理対象コンピュータ25に送るので、マウス種別の変換に必要なハードウェア資源を管理対象コンピュータ25に備える必要が無く、またマウス種別の変換による処理負荷を管理対象コンピュータ25に与えることなく、マウス種別の異なるコンピュータ間で遠隔操作を行うことができる。
【0047】
なお、マウスコントローラ22がマウスパケットを作成して管理部23に送ることとしてもよい。その場合、管理部23は、そのマウスパケットをマウスパケット変換ロジック24に送ればよい。また、マウスパケット変換ロジック24は、マウスパケットを新たに作成する必要がなく、マウスコントローラ22が作成したマウスパケットに、マウス種別毎の差分を付加すればよい。
【0048】
また、マウス種別毎のマウスパケットの差分が付加情報だけであり、マウス種別の判断処理の負荷が小さければ、管理部23は、マウスコントローラ22が作成したマウスパケットをそのまま管理対象コンピュータ25に送ることとしてもよい。その場合、管理対象コンピュータ25のマウスパケットレシーバ26がマウス種別を判断し、必要に応じて負荷の軽い変換処理を行った後に、マウスパケットをマウスコントローラ28に送ることとすればよい。
【図面の簡単な説明】
【0049】
【図1】本実施形態の遠隔操作コンピュータシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】本実施形態の遠隔操作コンピュータシステムにおける遠隔操作の開始時の動作を示すシーケンス図である。
【図3】本実施形態の遠隔操作コンピュータシステムにおける遠隔操作時の動作を示すシーケンス図である。
【図4】本発明の他の実施形態による遠隔操作コンピュータシステムの構成を示すブロック図である。
【図5】中間コードを用いる従来の遠隔操作コンピュータシステムの概略構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
【0050】
11 管理コンピュータ
12 キーボードコントローラ
13 管理部
14 スキャンコードテーブル
15 管理対象コンピュータ
16 スキャンコードレシーバ
17 キーボードコントローラ
21 管理コンピュータ
22 マウスコントローラ
23 管理部
24 マウスパケット変換ロジック
25 管理対象コンピュータ
26 マウスパケットレシーバ
27 マウス
28 マウスコントローラ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
互いに操作入力装置の操作情報の種別が異なるコンピュータ間で遠隔操作を行う遠隔操作コンピュータシステムであって、
通信ネットワークを介して操作情報の種別の問い合わせを受けると、自身の操作入力装置で用いる操作情報の種別を応答し、通信ネットワークを介して操作情報を受けると、該操作情報に従って動作する管理対象コンピュータと、
遠隔操作の開始時に、前記管理対象コンピュータに問い合わせて該管理対象コンピュータの操作情報の種別を取得し、遠隔操作の実行中は、自身の操作入力装置から入力された操作情報を、前記管理対象コンピュータの前記操作情報の種別に変換して前記管理対象コンピュータに送る管理コンピュータとを有する遠隔操作コンピュータシステム。
【請求項2】
前記管理コンピュータは、前記操作情報の種別間相互の操作情報の対応を示すテーブルを予め記憶しており、該テーブルを参照することにより前記操作情報の種別の変換を行う、請求項1に記載の遠隔操作コンピュータシステム。
【請求項3】
前記管理コンピュータは、前記操作情報の種別毎の操作情報作成ロジックを予め記憶しており、自身の操作入力装置から入力された操作情報を元に、前記操作情報作成ロジックを用いて、前記管理対象コンピュータの前記操作情報の種別による操作情報を作成する、請求項1記載の遠隔操作コンピュータシステム。
【請求項4】
前記操作入力装置がキーボードである、請求項1から3のいずれか1項に記載の遠隔操作コンピュータシステム。
【請求項5】
前記操作入力装置がマウスである、請求項1から3のいずれか1項に記載の遠隔操作コンピュータシステム。
【請求項6】
互いに操作入力装置の操作情報の種別が異なる管理コンピュータと管理対象コンピュータの間で遠隔操作を行うための遠隔操作方法であって、
遠隔操作の開始時に、前記管理コンピュータが前記管理対象コンピュータに問い合わせて該管理対象コンピュータの操作情報の種別を取得するステップと、
遠隔操作の実行中に、前記管理コンピュータが自身の操作入力装置から入力された操作情報を、前記管理対象コンピュータの前記操作情報の種別に変換して前記管理対象コンピュータに送るステップと、
前記管理対象コンンピュータが、前記管理コンピュータから操作情報を受けると、該操作情報に従って動作するステップとを有する遠隔操作方法。
【請求項7】
前記管理コンピュータは、前記操作情報の種別間相互の操作情報の対応を示すテーブルを予め記憶しており、該テーブルを参照することにより前記操作情報の種別の変換を行う、請求項6に記載の遠隔操作方法。
【請求項8】
前記管理コンピュータは、前記操作情報の種別毎の操作情報作成ロジックを予め記憶しており、自身の操作入力装置から入力された操作情報を元に、前記操作情報作成ロジックを用いて、前記管理対象コンピュータの前記操作情報の種別による操作情報を作成する、請求項6記載の遠隔操作方法。
【請求項9】
前記操作入力装置がキーボードである、請求項6から8のいずれか1項に記載の遠隔操作方法。
【請求項10】
前記操作入力装置がマウスである、請求項6から8のいずれか1項に記載の遠隔操作方法。
【請求項11】
操作入力装置の操作情報の種別が異なる管理対象コンピュータの遠隔操作を行う遠隔操作装置であって、
前記管理対象コンピュータの操作情報の種別による操作情報を作成するための変換情報を有する変換情報記憶部と、
遠隔操作の開始時に、前記管理対象コンピュータに問い合わせて該管理対象コンピュータの操作情報の種別を取得し、遠隔操作の実行中に、自身の操作入力装置から入力された操作情報に基づき、前記変換情報記憶部に記憶された前記変換情報を用いて、前記管理対象コンピュータの前記操作情報の種別による操作情報を作成して前記管理対象コンピュータに送る管理部とを有する遠隔操作装置。
【請求項12】
コンピュータに、操作入力装置の操作情報の種別が異なる管理対象コンピュータの遠隔操作を行わせるためのプログラムであって、
遠隔操作の開始時に、前記管理対象コンピュータに問い合わせて該管理対象コンピュータの操作情報の種別を取得する手順と、
遠隔操作の実行中に、自身の操作入力装置から入力された操作情報を、前記管理対象コンピュータの前記操作情報の種別に変換して前記管理対象コンピュータに送る手順とを前記コンピュータに実行させるためのプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2006−115120(P2006−115120A)
【公開日】平成18年4月27日(2006.4.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−299221(P2004−299221)
【出願日】平成16年10月13日(2004.10.13)
【出願人】(000004237)日本電気株式会社 (19,353)
【Fターム(参考)】