Notice: Undefined variable: fterm_desc_sub in /mnt/www/biblio_conv.php on line 353
遠隔点状3次元電磁波照射システム
説明

遠隔点状3次元電磁波照射システム

【課題】人間の脳内等の任意の小範囲に、非接触で、電磁波ビームの焦点を照射し、それを急速に3次元走査しうるようにする。
【解決手段】マトリックス状に多数の電磁波放射素子を設け、それらにおける各素子の電磁波パルス放射時間位相を変えて飽射方向を変えるフェーズドアレーアンテナの中心点を含む光軸(放射方向)上の任意の1点に焦点を結ばせるため、該フェーズドアレーアンテナの光軸上の任意の1点に放射された電磁波を集束させるようにする、集束用位相調整回路を設けて、アンテナから任意の距離離れた遠隔の位置に焦点を結ばせることができると同時に、放射される電磁波の縦方向制御を行ないうるようにし、かつ、放射される電磁波の横方向制御を行ないうるようにして、遠隔点状3次元電磁波照射システムにより、急速に、任意の位置に電磁波焦点を結ばせうるようにする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、遠隔点状3次元電磁波照射システムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
【特許文献1】「脳とコンピューターの情報交換システム」特願平3−273189号 特開平5−76534 これには、人体の血管内にマイクロマシン型の微小なインターフェースを多数注射し、それを介して、一個人の自我意識に関係する基本的な機能等を人間の脳に近い構成と機能を持つ半導体等で造られた体外に置かれた電子脳に転写し、両者をリアルタイムで結合して一体化を図り、肉体が死亡しても、電子脳人として生き残る事ができるようにし、かつ、電子脳に、ほとんど無コストで造り得る電子情報を与え、あらゆる体験をしたり、幸福感情を起こさせたりし、人間を幸福に永遠に生かすシステムを記している。
【特許文献2】「パターン認識システム」特願2001−233285 特開2003−44854 これには、2本の金属ベルト(電極)間に光を照射した時のみに導伝性になる光導伝体ベルトを挟み、それらに、もう1枚の絶縁体ベルトを重ね、4者を渦巻き状に巻き上げ、金属ベルト間のなすコンデンサーに充電し、パルス光を照射し、光伝導体ベルトにごく短時間の電流を流し、渦巻き形の磁波を発生させ、それを凹面反射鏡で反射させ、人脳内の微小焦点に磁波パルスによる誘導電流を発生させ、脳内を電気刺激する方法を記している。
【特許文献3】「心臓疾患治療システム」 特願2003−327748 特開2005−087597 これには、2本の金属ベルトと、2本の絶縁体ベルトを交互に重ねて渦巻き状に巻き上げ、その片方の平面の一つの絶縁ベルトの端面にのみ光伝導体を塗り、パルス光を照射し、光伝導体部分のみにパルス電流を発生させ、渦巻き形の電流を発生させ、前文献と同様に、脳内に点状パルス通電する方法を記している。
【非特許文献1】「改訂電子情報通信用語辞典」 コロナ社感 1999年版の「フェーズドアレー(アンテナ)の項には、 「アンテナ系の放射素子相互間の電流位相を変化させて放射方向や指向性を変えるアンテナ。「と記されている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、主として人間等の、体の脳内の任意の位置の脳細胞または少数の脳細胞群に対して電気刺激を加えうるようにしようとするものであるが、上記の特許文献2、3、4のいずれに記す手段でも、脳内の任意の3次元空間に、急速に強弱変化し、かつ移動(走査)する、任意の微小範囲に、微小刺激をするための電磁波を照射することができない。
特許文献1の手段は、その目的に適するが、血液中に多数の接続用のマシンを入れなければならず、そのような微小マシンも造りにくい。
本発明は、それらの機能を改良した、造りやすく、体内に装置を入れる必要がなく、急速に任意の微小範囲を刺激しうる遠隔点状3次元電磁波照射システムを得ようとするものである。
また、そのような電磁波刺激により、脳内に発生する生体のインパルス(活動電流)を遠隔から良質の3次元画像として捕える手段も得ようとする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
マトリックス状に多数の電磁波放射素子を設け、それらにおける各素子の電磁波パルス放射時間位相を変えて飽射方向を変えるフェーズドアレーアンテナにおいて、該フェーズドアレーアンテナの中心点を含む光軸(放射方向の中央線)上の任意の1点に焦点を結ばせるための、該フェーズドアレーアンテナの中心点から同一距離離れた円周上の電磁波放射素子には、中心点から遠ざかるほど、電磁波パルスを早く発生させる位相調整紳号を加えることにより、該フェーズドアレーアンテナの光軸上の任意の1点に放射された電磁波を集束させるようにする、集束用位相調整回路を設けて、アンテナから任意の距離離れた遠隔の位置に焦点を結ばせることができると同時に、該フェーズドアレーアンテナの同一横軸上の電磁波放射素子群に、同一位相信号を加える縦偏向制御位相差発生回路を設け、放射される電磁波の縦方向制御を行ないうるようにし、かつ、該フェーズドアレーアンテナの同一縦軸上の電磁波放射素子群に、同一位相信号を加える横偏向制御位相差発生回路を設け、放射される電磁波の横方向制御を行ないうるようにして、遠隔点状3次元電磁波照射システムにより、急速に、任意の位置に電磁波焦点を結ばせうるようにする。
また上記のシステムにより、生体内を電気刺激した際に生じる、生体のインパルス(活動電流)による電磁波(磁波)、または自発活動により生じるインパルスによる電磁波(磁波)を受けるための、生体から離れた位置に、45度程度に傾斜した金属または超伝導材料から成る一つの凹面反射鏡を設け、該凹面反射鏡により生じる電磁波画像が焦点を結ぶ位置に、高感度磁気センサー群を平面状に並べた2次元磁気センサーアレーを1層または複数層設け、または、複数の電磁波凹面反射鏡と、それぞれの捕えた電磁波画像を結像させる位置に、2次元磁気センサーアレーを設け、これら磁気センサーアレーの出力信号をコンピューター解析し、立体画像表示光学ディスプレーに表示するようにした、生体反応検出システムを用いて、生体内の活動状態を検出する。
【発明の効果】
【0005】
本発明を実施すれば、人脳等の生体内、その他の物体内の任意の小範囲を点状に電磁波照射(刺激)することができ、その照射強度及び位置を急速に変える走査をすることもできる遠隔点状電磁波照射システむが得られる。
また、その照射(刺激)に応答する生体のインパルス(活動電流)や、その他の物体内から発生する電磁波の発生状態その他を良質の3次元画像として観察しうるようになる。
その他種々の効果が得られる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
図1は本発明を実施した点状3次元電磁波照射システムによる人脳内刺激及びインパルス記録装置の平面図。
図2は、その一部の縦断面を含む正面図。
【0007】
1は、磁気遮蔽材料から成る床。(実際には、部屋全体を同材料で囲む。)
2は、床上に設けた、ガラス繊維等の非導伝性繊維を用いた強化プラスチック(FRP)等で造られたベッド。
3は、その足側の床に固定された脚。
4は、頭側に置かれたプラスチックフィルムから成る水枕。
5は、その中の水。
6は、水枕中央の下面のベッドに開けた円形、あるいは多角形の孔をふさぐプラスチックフィルム。
7は、その下方に続き、ベッドの脚を兼ねたFRPや金属から成る管。
8は、その中に収めた水柱。
9は、その下端底面にある圧電体板から成る超音波振動子。
10は、その下面につながり、床の下に設けた高周波電圧パルス発生器。
11は、枕の後方に45度傾けて設けた金属製の凹面反射鏡(凹面電磁波反射鏡)。(マイスナー効果を示す超伝導材料を用い、超低温容器で囲んだものを用いてもよい。)
12は、その水平軸の回転制御モーター。
13は、その下面に連なり、鉛直軸の周囲にそのモーターを回転させるモーター。
14は、その下端を床に固定する始柱。
15は、シリコン等の半導体基板の左面に多数の電磁波放射素子をマトリックス状に設けた、円盤形のフェーズドアレーアンテナ(電磁波パルス放射板)。
16は、11の後上方にあり、図示しない超低温容器に収められた超伝導物質製の凹面反射鏡。
17は、その右方に設けた、半導体等の平面基板の左面に、マトリックス状に、多数のジョセフソン素子(SQUID)等の高感度感磁素子を並べた2次元感磁素子アレー板を、多数平行に設けて成る、3次元感磁素子アレー。(図示しないが、超低温容器に収められる。)
18は、各基板間につなぐプラスチック板等から成るスペーサー。
【0008】
図3は、フェーズドアレーアンテナ15と、3次元感磁素子アレー17の拡大左側面図。
19は、フェーズドアレーアンテナ15の左面に多数設けた、例えば、直径1mm程度のループアンテナ(あるいは、長さ1mmの金属線を2本、1mmの間隔を置いて平行に並べた平行アンテナ等)と、それに一方向の電流パルスを流すLSI等から成る付属回路を備えた電磁波パルス発生素子。(実際には、該素子を多数密集させてマトリックス状のアレーを形成させる。)
20は、その基板周辺部に設けたLSIから成る電磁波放射素子19群の制御用電子回路。
21は、3次元感磁素子アレー17の左側面に露出している多数の感磁素子。
【0009】
頭部を水枕4上に乗せ、被検者を仰臥位等で、外部からの電磁気を遮蔽された室内のベッド2上に置く。
今、左脳の後頭葉の第1次視覚野中の直径1mm程度の範囲を、ごく短時間、電気パルスで刺激したいとすれば、
フェーズドアレーアンテナ15の各電磁波パルス発生素子19の各アンテナに、同時(同位相)で例えば、1ピコ秒(1兆分の1秒)の、ごく短時間の一方向の通電を行なう。(パルスの波長は0.3mm程度、ループアンテナを用いた場合には、磁力線の束(ビーム)は進行方向に向く。)
【0010】
その結果、波長0.6mmの交流の前半に相当する脈流通電を行なったことになり、各アンテナは、小電磁石のように働き、同位相の、ごく小さな磁波パルス(電磁波パルス)を発生し、それらの束は、フェーズドアレーアンテナ15から、円筒形の磁波パルスの束となり、凹面反射鏡11に当たり、90度程度方向を変え、かつ、集束し、枕4上の人脳中で、直径1mm程度の焦点を結ぶ。(焦点の大きさは、主として電磁波の波長によって定まる。また、その位置は、凹面反射鏡11の曲率、フェーズドアレーアンテナ15と反射鏡11との距離によって変わる。)
この磁波パルスにより、脳内の細胞内及び細胞外の塩類水溶液中に、磁力線を取り巻く方向の誘導電流が生じ、脳細胞は電気刺激される。
なお、電磁波パルス発生素子に流れる電流が、ごく短時間であっても、磁力線により空間内に生じる磁化は、それより長く保持されるので、刺激電流も1兆分の1秒より、やや長く持続する。
【0011】
この焦点の位置を上下方向、または左右方向にゆっくり変えるには、図示しない制御回路を手動操作して、モーター12と13を適度に回転させ、反射鏡11の傾斜を変えればよい。
焦点の位置を急速に左または右に動かして走査するには、フェーズドアレーアンテナ15中の同一縦軸(上下軸)上の各電磁波放射素子の通電の位相をそろえて変えればよい。
磁波発生の位相を、前方(手前側)の素子ほど遅くすれば、フェーズドアレーアンテナ15から放射される磁波パルスは、前方に偏向され、凹面反射鏡11の鏡面となす入射角は小さくなり、出射角も小さくなり、反射された磁波は左方に偏向され、脳内の焦点は、左方に移動する。
もちろん、この位相差の大小により、焦点の移動度も変わる。
逆に、フェーズドアレーアンテナ15の後方の電磁波放射素子ほど、磁波パルスの発生位相を遅くすれば、脳内の磁波焦点は右に移動する。
【0012】
磁波の焦点を上に移動させるには、フェーズドアレーアンテナ15の上方の横軸上の電磁波放射素子ほど、磁波パルスの発生位相を遅くし、フェーズドアレーアンテナ15から放射される磁波パルスを上に向ければ、脳内の焦点は、上に移動する。
逆に位相を下方の素子ほど遅くすれば、焦点は下方に移動する。
また、左上方に移動させるには、磁波発生の位相を前方の素子ほど遅くし、かつ、同時にフェーズドアレーアンテナ15の上方の横軸上の電磁波放射素子ほど、磁波パルスの発生位相を遅くすればよい。
その他の方向への移動も、同様に、縦・横の移動を合成・加算すればよい。その傾斜角の大小は、縦・横の移動量の比率により定まる。(更に、後述の焦点の前後移動を合成すれば、3次元移動が可能になる。
【0013】
脳内における焦点の位置を後方に移動させるには、フェーズドアレーアンテナ15の中心から遠い電磁波放射素子19ほど走い位相で磁波パルスを発生するようにすると、アンテナ全体から発生する磁波ビーム束は、円錐形になり、焦点は後退する。
逆に、アンテナ15の中心から遠い素子ほど、遅い位相の磁波パルスを発生するようにすれば、脳内における焦点は前方に移動する。
この前後移動も電子回路により、急速に行ないうる。
なお、光軸上の1点に各磁波パルスを集中させれば、光軸と直角な面における焦点の直径は最小となる(電磁波の波長に近い値)になる。
光軸上の1点から、やや広がった各点に単位磁波ビームが向かうようにすれば、焦点の直径は広がる。
凹面反射鏡11がない場合でも、フェーズドアレーアンテナ15からの電磁波ビームを焦点に集めることができるが、凹面反射鏡を併用すれば、その傾斜をモーターで変えることにより、偏向角を大きく変えることができる。
また、アンテナ15の面中の各電磁波放射素子19から、個別に電磁波を放射すると、それぞれが脳内の異なる位置に焦点を結ぶので、脳内を2次元画像的に視激することもできる。
【0014】
なお、電磁波放射素子19の中心側と、周辺側との位相差を大きくするほど、焦点は、光軸上において、フェーズドアレーアンテナ15に近ずき、位相差を0にすると平行波(円筒形ビーム)になり、位相差を逆転すると、磁波束は広がり、実焦点は生じず、虚焦点がフェーズドアレーアンテナ15の右方に生じることになる。(ただし、凹面反射鏡11を用いれば、ある程度広がっても集束させることができる。)
このように、凹面反射鏡11を経た磁波の焦点を人脳内において、前後に移動させることができる。(凹面反射鏡がなくても、3次元走査は可能である。)
【0015】
前述のように、焦点を人脳内で、左・右・上・下に移動させることは可能であり、前後(光軸上)においても移動させうるから、磁波パルスの焦点を3次元走査しうることになる。
かつ、その走査速度は電子制御で行なうので、急速にも、緩速にも実行しうる。
【0016】
図4は、フェーズドアレーアンテナ15の外周部から内方に並ぶ各電磁波放射素子の発生する電磁波パルスの波形と位相を示すグラフ。
【0017】
22〜25は、フェーズドアレーアンテナ15上の各半径上に、外周部から内方部に並ぶ、電磁波発生素子19から、順次発生する、少しづつ位相が遅れた電磁波パルスの波形。(位相差の大きさは、放物曲線等、2次元曲線的に変化する。)
26は、グラフの時間軸。
【0018】
グラフ22は、最外周の各電磁波放射素子から出る磁波パルスを示すが、グラフ23は、それより少し内方の電磁波放射素子から放射される磁波パルスで、前者よりわずかに位相が遅れている。
グラフ24では更に遅れており、グラフ25ではそれより更に遅れている。
このようにして、「ホイヘンスの原理」に従い、フェーズドアレーアンテナ15の各素子から発生した素原波の集合である磁波パルスビームが1点に焦点を結ぶ。
【0019】
なお、1ピコ秒のパルスを多数個、続けて放射し、脳内では、それらによる電流がほぼ融合して、連続した千分の1秒程度のパルス幅の1個の脈流を形成する。
そのような脈流パルスを、毎秒数個〜数100個程度、脳内の1箇所に照射し、その部を電気刺激して、興奮させたり、抑制させたりする。
かつ、磁波パルスを走査し、広範囲の任意の箇所に興奮または抑制刺激を与えることもできる。
加える電気刺激の強弱、周波数、刺激箇所の選択等により、特定脳機能の活性化を行なったり、逆に抑制を行なう等して、脳の機能的な疾患の治療、機能向上等を試みることもできる。
例えば、後頭葉の凹凸のある第1次視覚領(野・中枢)の任囲の箇所に小さく焦点をしぼった磁波による3次元走査電気刺激を加え、テレビカメラの捕えた画像刺激を与える等のことも可能になる。
パーキンソン病の地療のため、脳の深部にある黒質に金属針を取り付け、通電刺激して地療効果を得る方法に比較して、無侵襲的な電気刺激を与えることができる。
頭皮外に置いたコイルに高周波通電し、生じる磁気で脳内を電気刺激する方法も行なわれているが、本発明にしたがえば、それより小範囲に電気刺激を加えることができる。
生体時計の中枢といわれる視交差上角を電気刺激して、その異常を調整したり、知能の発達を促進するような電気刺激を与えるような試みも可能になる。
フェーズドアレーアンテナ15で、強めの高周波交流(ミリ波やセンチメートル波)の焦点を癌腫・肉腫等の悪性腫瘍の存在する体内の適確な範囲に走査しながら照射し、「悪性腫瘍の温熱療法」を行なってもよい。周辺の健康組織は冷却しておくことが望ましい。)
【0020】
フェーズドアレーアンテナ15中の各電磁波放射素子19に電圧印加で作動する超音波発生用の小さな圧電素子(電歪素子・磁歪素子・コイル軸に平行な磁場内で動く小ムービングコイル等)を取り付けたフェーズドアレー音波放射板を形成させ、3次元走査のできる超音波を発生させ、生体内各部の癌組織や結石その他に照射し、発熱作用と機械的作用により、それらを破壊してもよい。
癌組織に特異的に結合するモノクローナル抗体に、直接結合する1次抗体またはモノクローナル抗体に結合しうる2次抗体に、強磁性体の微粒子を結合させ、注射器やカテーテルで体内に注入してもよい。
生体内以外の物体内に、このフェーズドアレーアンテナ15で生じた電磁波を照射してもよい。
フェーズドアレーアンテナ15をやや凹面にしてもよい。
【0021】
フェーズドアレーアンテナ15中の一つだけの電磁波放射素子19に強い電流を流し、凹面反射鏡11でその焦点を脳内に結像させて、電流刺激をするようにし、通電する素子を変え、走査してもよい。
ただし、急速な3次元走査をするには、フェーズドアレーアンテナ11の右面に通電で、左右方にかなり大きく伸縮する導電性高分子や、圧電体を取り付け、電圧印加により、アンテナ11を左右に動かし、3次元走査をする。
脳等を電気刺激するには、図4に示すような脈流を用いるのがよいが、眼組織を熱刺激する場合等には、両波性の交流電磁波を用いるのがよい。
【0022】
頚部の皮膚上から頚動脈等を通じて、あるいは、血管カテーテルを通じて、脳内に超音波振動を送り込んでもよい。
超音波振動子9に直流の電圧を急速に印加し、生体内に向けて衝撃波を発射し、体内の電磁気(電荷・磁荷)を動かして、電磁波を発生させ、2次元感磁素子アレー17で捕えてもよい。
【0023】
超音波振動子9から、、連続的に超音波振動を発射した場合、凹面反射鏡16により、3次元像(立体像)が生じるが、1枚の3次元感磁素子アレー17を 左右に動かして 各深さにおける脳内電磁気像を捕えてもよい。
電磁波源と感磁素子間の距離が変化するので、感磁素子の出力は超音波振動に応じて強弱変化する。また感磁素子の出力は、ドプラーシフトを起こすので、出力中に含まれるドプラーシフト周波数変化を検出してもよい。)
なお、生体内には、塩類等による正負のイオンがいたる所に存在するが、それらが振動しても、正負の電磁波が相殺され、センサーでは捕えられない。(偏りのある場合のみに捕えられる。)
【0024】
フェーズドアレー超音波放射板から、体内の特定箇所に超音波パルスを送りこみ、同時に、特定物質に吸収されるか、反射される赤外線や電波を、火傷等を起こさないように体表のなるべく広い面積から、検査箇所に向けて強い連続波やパルス波を送りこみ、超音波の焦点からのそれら電磁波のドプラーシフト波を、体外に設けた1個または多数の電磁波センサーで捕え、超音波の焦点における対象物質の存在量を検出してもよい。
【0025】
地面に平行に面状爆薬か、テープ状爆薬を置き、爆発させるか、大砲の砲身を置き、空砲として爆薬を爆発させたり、圧縮空気を砲身に吹き込んだりし、衝撃はビームを上空の雷雲に向けて発射し、空中または地上に設けた多数のアンテナで、衝撃波で雷雲中の電荷が動かされて生じる各時点の電磁波を捕え、雷雲内の電荷分布を解析してもよい。
その音源として1個または多数個の電動式のスピーカーを用い、数サイクルの音波パルスを発射してもよい。
【0026】
雷雲に向ける代わりに、地中にこのような衝撃波や音波パルスを発射し、地震エネルギー源である岩石の歪みに伴う圧電気の地下における竹積状態の分布を地上や地中に設けた多数の電磁波のアンテナや電極で捕え、地震の予知研究に役立ててもよい。
【0027】
図5は、フェーズドアレーアンテナ15中の一つの電磁波放射素子19のブロック電子回路図。
【0028】
27は、各電磁波放射素子から放射する磁波の強度を示す磁波強度情報入力回路。
28は、焦点距離制御位相差発生回路。
29は、縦偏向制御位相差発生回路。
30は、横偏向制御位相差発生回路。
31は、デジタルコンピューターまたはアナログコンピューターから成る位相差総合回路。
32は、出力トランジスター。
33は、電磁波パルス放射アンテナ。
【0029】
図示しないコンピューターのメモリーに刺激すべき脳内箇所の3次元範囲、焦点の大きさ、強度、操査速度等の情報を入力する。
コンピューターは、磁波焦点の位置と大きさを定めるための各電磁波放射素子19に与えるべき位相差を計算し、デジタル信号またはアナログ信号の形で、フェーズドアレーアンテナ15に設けた電磁波放射素子19群の制御用電子回路20に送り、該回路は、そのうちの、焦点の磁波強度に関する情報を磁波強度情報入力パルス回路27に送る。
同様に、コンピューターからの焦点距離位相差情報は、焦点距離制御位相差発生回路28に、縦偏向制御位相差情報は、縦偏向制御位相差発生回路29に、横偏向制御位相差情報は、横偏向制御位相差発生回路30に、それぞれ回路20を経て、送られる。
それらの各発生回路に生じたアナログぱるす電圧は、位相差総合回路31で加算総合・合成され、出力トランジスター32の制御端子に入り、電磁波パルス放射アンテナ33に入り、電磁波となり、空間に放射される。
このようにして、コンピューターの動作により、フェーズドアレーアンテナ15中の各電磁波放射素子は、それぞれの総合位相差で、磁波パルスを放射し、前記のように、人脳内の任意の位置に、任意の強度の磁波パルスの照射を行なうことができる。
【0030】
脳内を電気刺激すれば、その刺激で、脳細胞が活動し、インパルス(活動電流)を発生し、それを従来の脳磁図計で捕えることもできるが、それでは、多数の高感度感磁素子を頭の近くの周囲に設けなければならない。
その各感磁素子は、直接、それに達する磁気のみを利用することになっている。
しかし、実際には、インパルスによる磁波は、ほぼ周囲全体に放射されている。
その磁波の多くが凹面反射鏡16の広い面で受け取られ、マイスナー効果で反射する際、スメルの反射の法則に従って約90度方向を変え、かつ、1点から出たものは1点に集束し、3次元感磁素子アレー17に立体像として結像する。(もし反射の法則に従わず、180度磁束の方向を変えて入射方向にもどるとすれば、鏡面となす角度が1度で入射した場合でも、元に返らねばならない。)
このアレーの出力は、前述の図示しないコンピューターに入力され、その3次元視覚ディスプレーや、触覚像として、点図ディスプレーにに表示される。
【0031】
なお、凹面反射鏡16による3次元像を捕えるため、1枚の感磁素子アレーを左右に動かして、脳内の各深さにおける結像を捕えてもよい。
凹面反射鏡16と同様の反射鏡を上下や左右に二つ(または、それ以上)並べ、それぞれの捕えた像を別々の高密度に素子を配置した2次元の感磁素子アレーに結像させ、刺差型立体テレビのように、各アレーの出力をコンピューターに入力し、両者の視差(あるいは時間位相差)から、3次元像を再現してもよい。
なお、このインパルスの画像(映像)化システムの捕えた像には、自然の脳活動による自発インパルスや、感覚器刺激により生じる誘導インパルス等の像も加わることになり、それらの測定に用いてもよい。
【0032】
高周波電圧パルス発生器10が例えば、毎秒10回、100分の1秒間、1メガヘルツの高周波電圧を発生し、超音波振動子9に印加されたとすると、そのような超音波パルスが水柱8の中を上昇し、水枕や、人脳にも伝わる。
その結果、脳内インパルスの発生源である脳細胞も審動し、インパルス電流の発生源も振動する。
それは、通電中の導線を線と直角に、あるいは、軸方向に振動させたと同様で、脳細胞の位置変動による静止電位や活動電流の強弱変化等による磁波は、縦波や横波となって周囲に伝わる。
凹面反射鏡16を経て感磁素子アレー17に入る磁波も、強弱振動等を起こすので、感磁素子の出力電流を高周波フィルター回路を経て、直流増幅より、高増幅率を取りやすい交流増幅をすれば超低周波であるインパルスによる磁波を捕えやすくなる。
なお、超音波振動は、持続的に加えてもよい。
しかし、超音波振動子9には、高電圧がかかり、電磁気ノイズを生じるので、断続的に電圧を印加すると、間欠期に、人脳に超音波が達し、感磁素子アレー17に電磁気ノイズが達していない時期に脳内インパルスの磁波が発生することになり、ノイズの影響をさけうることになる。
【0033】
なお、超音波振動子9を、多数の小振動子を2次元的に並べ、電圧印加の位相差を変え、フェーズドアレーアンテナ11からの放射ビームを3次元的に変えたように、焦点位置及びビーム方向を変えうるフェーズドアレー音波放射板を得てもよい。
【0034】
人間の前腕静等から微小磁性体を結合させた抗体等の検査試薬を注射し、その試薬が結合すると予測される体内の付近に超音波パルスを加え、磁性体からの磁波振動を感磁素子アレー17で捕え、試薬が結びつきやすい病巣の存在を発見するようにしてもよい。
例えば、血管内の低比重コレステロール沈着部に親和性を持った抗体や高比重コレステロールを試薬にし、それに磁性を持った鉄、ニッケルその他の強磁性原子やマグネタイトのような微小粒子を結合させ、x線CT、PET、MRI等でも見つけにくい小動脈硬化部分の低比重コレステロールの沈着箇所を発見する等してもよい。
病的に変化した細胞膜の蛋白質受容体等に特異的に結合する試薬に強磁性原子や分子を結合させ、同様に用いてもよい。
超音波振動で発生したこれらの電磁気振動を、通常の電波アンテナと共振回路で検出してもよい。
この強磁性体付試薬を強い電磁波や超音波で振動させ、コレステロール沈着を破壊する等に用いてもよい。
【0035】
前述の特許文献1、2、3の明細書及び図面にも記すような、人間の脳の基本的な構造と機能の主要部分を模倣したコンピューター様の電子脳に、人脳の主な内容や機能を与え、人脳とそれをリアルタイムで接続し、人体が死亡しても、電子脳人として、人間を永遠に、幸福に生存させることができるようにもしうるが、本件の請求項1及び請求項2等に記すような、遠隔点状電磁波照射システム・検差システムを用いて、出力回路としてのフェーズドアレーアンテナ15と、入力装置としての感磁素子アレー17とを有する電子脳と、従来型コンピューターを支援コンピューターとして必要に応じて用いながら、水枕4上の人脳とを接続すれば、特許文献1〜3に記す場合より、接続しやすく、刺激範囲及びインパルス発生範囲を細かく選びうる点で優れた電子脳システムが得られる。
【0036】
なお、特許文献3には、電子脳を作る際、実在の人の脳から直接インターフェースを介して得られた情報のほかに、インターフェースを用いて当然に得られるであろう情報、例えば、本人の事己の姿、声、身辺の人に関する記憶その他を第三者が入力することを記しているが、本人の口腔粘膜細胞等から採取したDNA情報を参考身体情報として電子脳及び支援コンピューターに記録しておき、記入後ただちに、あるいは、長期間経過後に、それによる身体の発生過程のシミュレーションを行ない、それにより生じる脳の特徴を電子脳に加える等してもよい。
そのようにすれば、遺族は、電子脳を遺骨以上に実在感のある実人物の後継者として認識したり、感じたりすることができ、遺族の悲しみをより軽減するのに役立つだろう。
また、この技述の発展の可能性は実に広大で、入れ替えや追加されるソフトウェア及びハードウェアの技術進歩と共に、バージョンアップが繰り返され、より理想的なものに近ずくだろう。初期は冬眠した脳のような状態であっても。
【0037】
図6は、本発明を実施した成層圏係留式気球型発電システムの正面図。
【0038】
34は、地上に埋め込まれる固定装置。
35は、それから伸びた多数の送気管。
36は、それに連なり、上端は、10〜20Km程度上空のジェット気流中に達している横断面が正六角形をなす多数のプラスチックフィルム管から成り、内部には、ヘリウムガスや水素ガスを入れた10cm〜数100cm程度の管の集合体から成る可撓性の気球型係留ロープ。
37は、それらの外面を覆い、内部を保護する、円筒形のプラスチックフィルムチューブ。(この材質内に、避雷用の多数のアルミニウム・銅等の細線や、カーボンファイバーその他を入れてもよい。)
38は、その上端に連なる円錐台形気球。(係留管の数本の上端を開放しておき、ヘリウムガス等を地上から供給するようにする。)
39は、その上面に張り付けた円盤形のフェーズドアレーアンテナ(3次元電磁波放射板)。(小さなフェーズドアレーアンテナ15を大規模化したようなもの、あるいは、小型のものを多数マトリックス状に並べたようなものでもよい。)
40は、その上面に設けた太陽電池アレー。
41は、その上面に張り付けられた半球形の気球。(ロープ36の一部の管から、ヘリウムガスを供球される。)
42は、円錐台形気球38のやや下方において、チューブ37に連なる気球円筒。
43は、その右端に取り付けられた2重管から成る、回転可能なジョイント。
44は、その右方に連なるプラスチックフィルムの中にヘリウムガスをつめた気球型の風車。
45は、その周囲から突出した、骨格入りの気球、またはFRP等から成る多数のブレード。
46は、風車44の右端に連なる発電機の固定子。
47は、その発電機の管製の回転子の軸。
48は、その右端に連なる気球式風車。
49は、その周囲から突出したブレード45とはピッチが逆向きの多数のブレード。
【0039】
初めは、地上に置かれ、ジグザグ折りにされている気球型係留ロープ36、円錐台形気球37、半球形気球41その他に、送気管35を通じて、図示しない送気装置から、低比重ガスのヘリウムまたは水素を送り込み、図のように、上部を高空に浮遊させる。
雲で遮られることのない日光が半球形気球41のフィルムを通して、太陽電池アレー40に当たり、その出力電流は、図示しないコンピューター等を経て、直下のフェーズドアレーアンテナ39からマイクロ波として地上の図示しない受電用アンテナに向けて送信される。
その際、前述のフェーズドアレーアンテナ15のように、ビーム方向を縦・横に偏向させ、受電用アンテナに向け、かつ、焦点をそれに合わせる。これにより、効率よく、太陽電池41の出力を送電できる。
【0040】
また、左から右に吹くジェット気流を受け、ブレード45と49に回転力が生じ、気球式風車44と48は互に逆の方向に回転し、発電機46が回転し、発電され、その出力は、太陽電池41の出力と共に、フェーズドアレーアンテナ40に入り、地上に送電される。
【0041】
通常、10km以上にもおよぶ長いロープを上空の気球からつるせば、自重は非常に大きくなり、上方ほど太くしなければならず、その結果、ロープの重量を支えるために、非常に大きな気球を用いなければならないし、強風を受けると強い張力が生じる。
ロープ及びその上端につながれた気球等が、強風で流される力を受ける場合、その最大係留力は最も細い下端の抗張力により規定されることになり、上方の太い部分は、無駄な太さを持つことになる。
しかし、気球型係留ロープ35を用いれば、ロープ自体が浮力を持つため、自重を0にすることができ、下端から上端まで、同じ太さにすることができる。
【0042】
なお、気球型係留ロープ36自体の重量と、その内部の注入ガスの空気に対する比重及び量を適当に選ぶことにより、平均の比重を0にすることもできるし、それより、やや小さくしたり、大きくしたりすることもできる。
気球型係留ロープ36の材質をアラミド繊維等を用いた繊維強化プラスチック製にしてもよい。
【0043】
このロープ内に1Kmごとになど、竹の節のように、地上からの有線または無線による指令で、適宜開閉しうる電磁弁付の隔壁を設けてもよい。
ロープ材料の肉厚を下方ほど少し分厚くしたり、逆に薄くしたり、管径を高さにより変えたりして、単位長あたりの平均浮力(平均比重)の大小を選択し、高さが変われば変わる、正または負の累積浮力の差に対応させてもよい。
【0044】
気球型係留ロープ36の各細管の内面にガス漏れ防止用の金属メッキをほどこし、かつ、それを上方の諸装置との制御用電気信号の連絡線として用いたり、フェーズドアレーアンテナから送られる電力の一部を地上に送電する経路に用いてもよい。
【0045】
フェーズドアレーアンテナ39及び太陽電池40を人工衛星として宇宙空間に浮遊させてもよい。
【0046】
図7は、内部にガスを入れていない場合の気球型係留ロープ36の拡大横断面図。
【0047】
36Aは、気球型ロープを形成する、横幅が10m〜数10m程度の多数のプラスチックフィルムで、その前後のものほど、横幅が小さくなっている。
50は、フィルム相互間をつなぐ多数の接着剤層。
【0048】
このような横断面を持つ、上下に非常に長いプラスチックフィルム製の管内に低比重のガスを注入すれば、長い気球型係留ロープが比較的安価に製造できる。
【0049】
図8は、別のタイプの気球型係留ロープの横断面図。
【0050】
51は、多数のプラスチックフィルム。
52は、各チューブの左右端の前後面を相互につなぐ接着剤層。
【0051】
このようにしても前例と同様、比較的安価に長い気球型係留ロープを製造しうる。
【0052】
太陽電池40が夜間以外、太陽の方向を向くようにするため、半球形気球の底面の北・南・東・西に軟質プラスチック製のバラストタンクを設け、それらの内部に通じる4本の管を設け、ポンプで、それらに適量の水または不凍液を出し入れし、半球形気球及びその下の部分の傾斜を変えるようにしてもよい。
このような高空係留型の太陽電池発電システムを多数用い、昼間の日光が地上にとどくのを遮断し、夜間には、太陽電池40を地面に直角または傾斜状態に保ち、地球からの赤外線放射がさまたげられないようにし、地球温暖化を低減するのに役立ててもよい。
なお 傾斜が適当な範囲であれば、フェーズドアレーアンテナ39から地上の受電アンテナに送電すればよいが、傾斜が大きくなりすぎた場合には、気球型係留ロープ36のフィルム面に設けた金属メッキ層または材質中に埋め込んだ金属線を通じて送電すればよい。
係留ロープにねじれが 生じた場合には、自上部を回転させてねじれを解消するようにすればよい。
太陽電池やフェーズドアレーアンテナを省略し、半球形太陽電池の部分に、平らな金属メッキ層のみを設け、低コスト化を図り、温暖化対策用にのみ用いてもよい。
人工衛星でこれらと同様の機能を得ることもできるが、それより安価に実施しうる。
このような平らな金属メッキ反射層を持つ多数の気球から、海流・潮流がほとんどない小範囲の海面に日光を集中させ(例えば、通常の日光の10倍とか100倍とかに強め)、水温を上昇させ、人工低気圧を作成し、人工降雨を起こさせ、少雨対策に用いたり、台風の北方の多数箇所に小低気圧を発生させ、台風のエネルギー源である広範囲の高い海水温を低下させ、台風の勢力を低減させてもよい。
この気球型係留ロープは、上記以外にも使用しうる。
【0053】
図9は、フェーズドアレーアンテナ15や39等に用いる大面積の単結晶半導体薄膜を安価に造るシステムの縦断正面図。
【0054】
53は、ルツボ。
54は、ルツボの昇降台(ジャッキ)。
55は、ルツボ内のシリコンの溶融液。
56は、回転軸。
57は、その周囲を囲む非晶質の耐熱材料から成るローラー。
58は、回転軸。
59は、その周囲を囲む耐熱材料製ローラー。
60は、その表面を囲んでいる、求める単結晶物質と結晶構造が類似し、求める結晶層の原料溶融物質が冷却固化する際に、結晶方向を誘導するための、溶融材料より融点が高い物質(例えば、蒸着その他の方法で形成させたダイアモンド、炭化珪素等)から成る結晶誘導薄層。(ローラー59全体をこの材料で造ってもよい。)
61は、引き揚げられる固体結晶膜。
【0055】
従来、フェーズドアレーアンテナや、太陽電池に用いる単結晶シリコン基板を造るには、ルツボ内のシリコン溶融液面に、結晶種子を接触させ、それをゆっくり引き揚げながら、水平面内で回転させて、直径数10cmの柱を造り、それをダイアモンドカッター等でカットして薄板を得るため、非常に高価になった。
しかし、ルツボ53中のシリコン溶融液55の液面に接触して、ゆっくり反時計方向に連続回転するローラー59の周囲の誘導薄層60の周面のみにシリコン溶融液が付着し、同速で時計方向に回転するローラー57の周面との間にまだ固化していないシリコン溶融液は原料の融点より低温の両ローラーに接して冷却し、固化する。
その際、誘導薄層60の結晶構造が、シリコン結晶の構造に近いため、高確率で、それと同方向に単結晶化する傾向が生じ、ほぼ単結晶化したシリコン結晶の薄層が誘導薄層60の表面に生じる。
最初、それを図示しない刃物で引きはがし、固体結晶膜61にし、上方に引き揚げてゆく。
このようにすれば、比較的、容易に安価に単結晶シリコン薄膜を造ることができ、フェーズドアレーアンテナ15や太陽電池40等の作成に用いることができる。
なお、溶融液55の液面の低下にしたがって、昇降台54の高さを上昇させ、誘導薄層60の下端が常に液面に接触するようにする。
シリコン以外の単結晶膜の製造に用いてもよい。例えば、ゲルマニウム単結晶薄膜の製造に用いてもよい。
ローラー57の下端を原料溶融液面に接触させ、ローラー59を液面から離してもよい。
ローラー57を省略してもよい。
【0056】
前述のように、本発明は、人間の脳その他の体内器官の点状電気刺激装置としても使用しうる。
数10年以上前から、視覚障害者その他の鍼師(はりし)は、鍼を身体に刺して、低周波パルス電流を体内に流し、神経痛その他の治療に用いてきた。
レーザービームを皮膚に照射し、沈痛効果を得ることは、「レーザー鍼」と称して鍼師により使用法が開発されてきた。
脳内、脊髄内その他を微弱電気で刺激して、神経痛その他の病気の治料をする際、視覚障害の鍼師が用いるためには、刺激範囲の画像化が必要である。
体内の画像化は、図1〜2を用いて説明したように、神経細胞の発生するインパルス像を画像化してもよいが、超音波、弱いX線、その他を用いて画像化し、それにインパルス像や、刺激範囲像を重畳すればよい。
それらのデータを光学的ディスプレーに表示することは周知技術であるが、その表示画素をリアルタイムに触知可能な直径1〜2m程度で、高さ0.5〜1mm程度の突起の2次元配列にした点図ディスプレーに表示すれば、視覚障害者にも認知可能になる。
本件発明者は、特許第3413498、「分極微粒子入り電磁気歪み材料」中に、チタン酸バリウム、チタン酸ジルコン酸鉛、その他の電気分極した細長い微粒子を多数、方向をそろえて分散させたゴム膜の表裏面に伸縮可能な電極薄膜を取り付け、それを櫛形にし、平行に多数並べ、電圧印加で各櫛の歯の上端の凸出の有無で、点図を表示する技術を記している。
この場合、加工が複雑化し、重量も大きくなる欠点がある。
そこで、以下のような製造が簡単で、軽量安価な点図ディスプレーを得ようとする。
【0057】
図10は、図1〜5に記すシステムに用いる点図ディスプレーの平面図。
図11は、その穴あき板63を除去した場合の平面図。
図12は、その一つの点状突起と、その付近の拡大縦断正面図。
【0058】
62は、図1〜5に記すシステムに付属する後述の光学ディスプレーの電気信号を受けて連動する点図ディスプレーの本体。
63は、上下の厚みが0.5〜10mm程度で、それを上下に貫く、直径が1〜3mm程度の貫通孔が多数存在し、プラスチック、または表面を絶縁塗装した金属から成り、上面は外箱の上面に一致する穴あき板。
64は、各穴の前方に設けた厚さ0.1mm以下の金属線から成る指先接触用横軸電極。
65は、その各右端が連なる指先接触用電極の接続切替用IC。
66は、外箱前下部に設けたキーボード。
67は、各穴の内部に存在し、上端は、穴あき板の上面より、わずかに凸出し、シリコーンゴム、ウレタンゴムその他の弾性ゴムの材質を主体として、造られたドーム形の点状突起。
68は、穴あき板の下方にあり、多数の点状突起が突出した1枚の平面から成る点状突起と同材質の基板。
69は、伸縮性があるメリヤス編みの金属細線の網や、金属や炭素の微粒子を多量に含むウレタンゴムその他で造られた薄膜から成り、各点状突起の上面を被覆する半球面部と、それらを縦につなぐ基板上面に密着した線状部分とから成る、縦軸電極。
70は、それらの後端に連なる縦軸電極接続切替用IC。
71は、基板内では正負に分極した長軸が、面に平行し、点状突起の部分では、面に対して傾斜して存在する、チタン酸バリウム、チタン酸ジルコン酸鉛その他の多数の強誘電体微粒子。
72は、各点状突起の下面と、それらを横につなぐ基板の下面に密着した部分とより成る横軸電極。
73は、それらの左端に連なる横軸電極切替用IC。
【0059】
本体62中の電子回路は、ソフトウェアーで、コンピューターからの画像信号の低輝度部分はカットする等の情報処理をして、簡素化した上、点状突起67の上端が穴あき板63の上面から0.5〜2mm程度凸出して表示される点図として表示する。
今、例えば、点状突起が縦に100ドット、横に150ドットあり、画像信号が毎秒30フレーム送られてくるとすると150×100×30=450000ヘルツ の水平走査信号が、縦軸電極接続切替用IC70に入り、左方から順次、その周波数で、各縦軸電極69に、輝度信号パルス電圧が印加される。
また 100×30=3000ヘルツ の垂直走査信号が、横軸電極切替用IC73に入り、上方から順次、各横軸電極72に輝度信号パルス電圧が印加されてゆく。
その結果、輝度信号電圧が加わっている縦軸電極と横軸電極の交差点にある点状突起に、輝度信号パルス電圧が作用し、輝度信号電圧の大小に比例して、点状突起が上方に伸び、点図が穴あき板63上に形成され、視覚障害の使用者が手で触って、光学ディスプレーと、ほぼ同様の画像を認知することができる。
【0060】
キーボード66を操作し、画面からの拡大表示指令モードにした上、拡大したい部分を1本の指で触ると、点状突起上面の縦軸電極69に流れるパルス電流が指の皮膚を通じて、そのすぐ手前の指先接触用横軸電極64を経て、その接続切替用IC65に入り、上から何番目の指先接触用横軸電極に指が接触しているかが認識され、縦軸電極の左から何番目の縦軸電極にパルス電圧が加わった時のパルスであるかも水平走査信号発生回路の動作から知られるので、指が接触している点状突起の縦・横の座標が特定され、その部分を中心にして、画像を拡大することができる。
【0061】
なお、点状突起67内には、多数の強誘電体微粒子71が、長軸が、膜面に対して傾斜した状態で存在しており、膜面の表裏の電極に電圧が加わると、各微粒子は、異極に向かっては引かれ、同極からは遠ざかる力を受ける。
各微粒子を点状突起の膜面に平行にする極性で、電圧が印加されれば、膜は伸び、点状突起も伸び、穴あき板上に突出する。
かつ、その突出度は、印加電圧の大小に比例するので、それを光学ディスプレーの輝度に対応させることもできるし、3次元構造の表示に用いることもできる。
【0062】
ここでは、電圧印加により、点状突起内の強誘電体微粒子の傾斜が変わり、膜を伸ばすようにしたが、通電により伸びる導電生高分子アクチュエーターに用いられている材料を用いてもよい。
このような点図ディスプレーは、視覚障害者用のパソコンその他に用いてもよい。
各点状突起に個別のリード線を設けてもよい。
各点状突起の上半部にクロームメッキ等をほどこし、指の頻繁な接触による摩耗を防いでもよい。
【0063】
点字は、縦×横が3×2ドッットの突起で表示するので、この点図ディスプレーの後半部に点字を表示し、前半部に、キーボードに代わる機能を与え、6本の指が接触する位置をどの点状突起と、指先接触用横軸電極64に接触しているかを検出し、パソコンのキーボード入力と同様の入力を行ない、点字入出力も、点図入出力もできる送置として用いるようにしてもよい。
【0064】
上例では、各点状突起に、分極微粒子入りの伸縮材料を用いたが、周知の通電により変形する導電性高分子その他の材料を用いてもよい。
【0065】
これらの駆動材料の伸縮方向は、各点状突起の半径方向に均等であることが望ましいが、1方向に強く伸縮する傾向があってもよい。
例えば、最初、分極方向と長軸が上下に向いている分極微粒子が内部に存在する平坦な基板68を、多数の点状突起を有する加熱金型の雄型と雌型の間に挟んで点状突起67を成型すれば、ほぼ分極微粒子を半径方向にそろえうるが、最初、左右方向にそろっている基板を成型した場合には、横方向に傾いた微粒子が多くなるが、それでも、点状突起が上下に伸縮することはできる。
【0066】
図13は、点図ディスプレー中の多数の点状突起67が突出した基板68を安価に製造するための金型を低コストで作製する装置の平面図。
図14は、その正面図。
【0067】
74は、厚さ0.01mm〜0.2mm程度、縦×横が300mm程度の更迭、燐青銅、その他から成る、3次元構造体形成用金属薄板である金型原板。
75は、その周辺部のみに予め設けられるプラスチック塗料等から成る防蝕塗装層。
76は、金型原板の下面に張り付けられているプラスチックフィルム。
77は、それらを乗せた、断面がH形をなす鋼材をコの字形に曲げて成る可動台。
78〜79は、その左方上面に突出し、金型原板とフィルムの左端の角に開けた貫通孔に通されており、可動台中のモーターに連なる原板固定用突起。
80は、可動台の下部前縁に設けたラック。
81は、可動台の駆動装置、コンピューター、その他を内蔵した金型原板作製機本体。
82は、その上面に設けた可動台駆動装置。
83は、少量の色素のほか、多量の熱可塑性・熱硬化性プラスチックの微粉と溶媒から成るインク、加熱や紫外線等の光照射で硬化する油やプラスチックモノマーを含む油、熱可塑性プラスチック微粒子を高濃度で含むインクまたはトナー、または外気との接触で硬化したり、加熱すれば硬化する油を含むインクその他から成る硬化すれば腐蝕駅や、電蝕液に溶けない防蝕層を形成するインクを噴出するインクジェットプリンターのインクノズルヘッド。
84は、同様の下部インクノズルヘッド。
85〜86は、本体上に突出した支柱に取り付けた、ヘッド駆動装置のほか、赤外線ランプ・紫外線ランプ等を内蔵した上部と下部のアーム。
87〜88は、下部アームの右面から、くり出される厚さ1mm程度の軟質プラスチックテープから成るスペーサー用のU字形の切欠付テープ(穴あきテープ)。
89〜90は、本体上に立てられた金型原板支持棒。
91は、両棒の下端をつなぐ、本体上に置かれた固定板。
92は、それらの右方にある上下駆動台。
【0068】
本体81中のコンピューターの指令で、可動台駆動装置82が働き、ラック80と共に、金型原板74を乗せた可動台77が右進し、金型原板74の防食塗装75内に、本体81中のコンピューターの、CAD(コンピューター設計支援つーるが働き、上部インクノズルヘッド83から、インクが噴射され、作成すべき3次元構造体のスライス断面形状(2次元画像)を転写する。
ついで、インクは、自然乾燥したり、アーム85内の可視光ランプ、赤外線ランプ、紫外線ランプ等の照射で硬化し、プラスチックフィルム76と共に、金型原板74は、上下可動台92上に乗り、金型原板固定用突起78と79が図示しない駆動用装置で下がり、原板可動台77は左進し、元の位置に復帰する。
上下可動台92上に残ったフィルム付の原板74の左端の貫通孔には、金型原板支持棒89〜90がささる。
【0069】
復帰した可動台77には、図示しない装置により、次の金型原板がセットされ、再び右進し、同様に上部インクノズルヘッド83により、次のパターンがプリントされ、前の原板上に重ねられ、可動台77は、元の位置に復帰する。
その際、切欠付テープ87〜88が両者の間に挿入され、テープは切断される。
【0070】
ついで、第3枚目の原板が第2枚目の原板の上に切欠付テープ87〜88を介して重ねられる。
【0071】
このようにして、何枚ものパターンをプリントされた金型原板が切欠付テープを介して重ねられる。
金型原板支持棒89〜90と共に、これらは、本体81や上下可動台92上から運ばれ、支持棒89〜90を水平に保ち、エッチング用腐食液槽中に入れられ、腐食液が切欠付テープ87〜88による間隙にゆっくりと流され、防食塗装75、プラスチックフィルム76、インクパターン等で覆われた部分以外の露出部の金型原板の金属が溶解する。
溶解処理後、水洗し、支持棒ごと引き揚げ、拡散接合(溶接)用の真空炉に水平状態で入れ、高周波加熱等を行ない、まず金属以外の有機物質を気化させて除去し、ついで、温度を高め、かつ、加圧し、金属を拡散接合で一体化し、求める3次元構造体を得る。
【0072】
プラスチックフィルム76が存在すれば、パターン中に輪状の空間があるようなものでも、内部のものが、飛散することがない。
そのような部分がなければ、プラスチックフィルム76を省略し、同じパターンを上部と下部のインクノズルヘッド83〜84でプリントし、腐食処理速度を2倍にすることができる。
これにより、非常に多数の穴を設けた穴あき板63や、基板68から多数の点状突起67が突出したものを成型する際に用いる上下の金型、その他の部品が容易に得られ、少数生産に適する製法となる。
なお、腐食液槽に入れた際、支持棒を通じて通電し、電気腐食を行なってもよい。
インクノズルヘッド83や84から出るインクに、プラスチックモノマーの硬化促進作用のある金属・金属化合物・有機物質等の触媒や、蛋白質硬化作用のある触媒を加え、プリント後、それにより重合するプラスチックモノマー液を流したり、蛋白質液を塗布したりして、硬化させ、防食層を形成させてもよい。
インクにホルムアルデヒドやグルタールアルデヒドで硬化しうるポリビニールアルコールその他の物質を加えておき、硬化剤を含む液に接触させてもよい。
切欠付テープ87〜88を切欠付でないテープにし、原版支持棒89〜90のやや前方や後方に位置させてもよい。
【0073】
なお、本件発明者は、
「三次元連続構造体の製法及び製造装置及びその製品」、特開2003−276093
において、金属板面に、ホトレジストを塗布し、3次元構造をスライスした2次元構造パターンを光で焼き付け、腐食液に浸してエッチングを行なったものを多数重ね、拡散溶接で一体化する方法を記しているが、ここに記すようにすれば、ホトレジストを要しないので、更に安価に、容易に3次元構造体が得られる利点が生じる。
【0074】
なお、積層時に、各2次元構造板間に接着剤層または3次元構造体形成用金属より融点の低い金属の層、または加熱により溶融する残存耐蝕層を介在させ、加圧、加熱し、赫2次元構造板間を窃合して一体化し、作成すべき3次元形状を得てもよい。
【0075】
図15は、図1〜5に記すシステムの画像表示ディスプレーに関する平面図。
図16は、その中の長時間の画像情報記録・再生装置103の拡大横断面図。
【0076】
94は、システム全体を制御するコンピューター。
95は、図1〜5には記していないが、水枕4上に乗せられる人体の頭の可視画像を側方から撮影するビデオカメラ(浅層画像形成用)。
96は、それとコンピューターをつなぐケーブル。
97は、フェーズドアレーアンテナ15とコンピューターをつなぐケーブル。
98は、感磁素子アレー17とコンピューターをつなぐケーブル。
99は、高周波パルス発生器10とコンピューターをつなぐケーブル。
100は、ブラウン管、液晶その他を用いた光学ディスプレー。
この画面には、ビデオカメラ95の画像に重ねてフェーズドアレーアンテナ15から3次元走査で放射された電磁波が脳内に焦点を結ぶ位置に対応する画像を視差型立体テレビジョンの画像として、左眼に対応する赤色像と、右眼に対応する補色の緑色像として表示し、かつ、感磁素子アレー17が捕らえた立体像を、左眼に対応する青色像として表示し、右眼に対応する補色の黄色像として表示している。
101は、光学ディスプレーとコンピューターをつなぐケーブル。
102は、点図ディスプレー62とコンピューターをつなぐケーブル。
103は、画像情報記録・再生装置。
104は、それとコンピューターをつなぐケーブル。
105は、一般のビデオレコーダー等に用いるのと同様のカード型のICを用いたメモリー(テープ型・ディスク型の磁気・光学メモリー・その他でもよい)等から成る先発メモリー(記録媒体)。(図では、既に満杯になり、本体から10mm程度前方に凸出している。)
106は、その右方の表示ランプ。(点滅発光して、記憶容量がいっぱいになっている、すなわち満杯になっていることを示している。)
107は、その右方にセットされた105と同様の後継メモリー。
108は、その右方の表示ランプ。(持続発光して、記録可能であることを示している。)
109は、画像情報記録・再生装置内のマイクロコンピューター。
110は、それに連なる第1ICメモリー。
111は、それに連なる第2ICメモリー。
112は、先発メモリー105を前方に押し出している板バネ。
113は、ソレノイドアクチュエーター。
114は、先端がとがり、先発メモリーの後の切欠に、はまっている可動鉄心。
115は、後継メモリー107を前に押している板バネ。
116は、ソレノイドアクチュエーター。
117は、後継メモリーの前の切欠に、はまっている可動鉄心。
【0077】
図17は、光学ディスプレー100の2種類の立体画像を見るための色フィルター型立体眼鏡の正面図。
【0078】
118は、眼鏡のフレーム。
119は、左眼の上半部にかけられた赤色フィルター。
120は、その下半部にかけられた青色フィルター。
121は、右眼の上半部にかけられた緑色フィルター。
122は、その下半部にかけられた黄色フィルター。
【0079】
ビデオカメラ95が捕えた人頭の浅層画像は、コンピューター94を介して光学ディスプレー100に表示され、それに重なって、フェーズドアレーアンテナから照射された磁波パルスが焦点を結んでいるはずの深層部分の、コンピューター94により作成された像、感磁素子アレー17の出力像や、高周波電圧パルス発生器10の動作により脳内に生じる超音波パルスの照射部分等の深層画像が色分けされたり、記号化されたりして(深層画像を点線で表示する等)して表示される。
【0080】
各表示像のおくゆき・3次元像は、コンピューター94で計算し、視差型立体像として表示される。
大部分の左眼像は赤色像で、右眼像は緑職像で表示し、特に区別したい感磁素子アレー17の左眼像は青色で、右眼像は黄色像として表示される。
【0081】
図17に記す眼鏡をかけ、眼球をやや上に向け、光学ディスプレー100を見ると、その赤色像は赤色フィルター119を通して左眼に入り、緑色像は、緑色フィルター121を通して右眼に入り、大部分の像の立体視ができる。
ここで、わずかに顔を上に向け、眼球は下に向けて見ると、青色像は青色フィルター120を通して左眼に入り、黄色像は黄色フィルター122を通して右眼に入り、感磁素子アレー17の出力の脳内インパルスの像が立体視でき、脳内のどの辺に奥行きも含めて、どのようにインパルスが生じているかを見分けやすい。
生体以外の電解液や固体内にフェーズドアレーアンテナ15から電磁波照射をし、それら物体内に電磁誘導で生じる電磁波を感磁素子アレー17で検出してもよい。
【0082】
また、これらの画像情報のうち、主なものを整理して、点図ディスプレー62に表示し、触知しうるようにすることもできる。
【0083】
光学ディスプレー100に次のような方式で、視差型3次元テレビジョンとして表示してもよい。
映像・音声・制御信号等を乗せたテレビジョン信号を特製の受信機に送信し、画面に60分の1秒(NTSC方式テレビジョンの1ヒールド走査期間)ごとに、左眼像と右眼像を交互に表示し、受信機またはシステム機器から、赤外線等に乗せた切り替え信号を発信し、それを受けた眼鏡の左右のシャッターを交互に開閉する発振回路をリセットして調整し、対応画像を左右の眼に入るようにする方式は周知である。
しかし、この方式では、左右像の切り替え信号を発生しうる特殊な受像機システムが必要となり、通常のテレビジョン受像機のみで実施できない。
次のようにすれば、そのような赤外線等による切り替え用発振回路の発振周期のリセット用信号の発生装置が不要になり、光学ディスプレー100、その他の一般の視差型立体テレビジョンにも用いうるようにもなる。
【0084】
光学ディスプレー100等の画面に、通常の左眼像と右眼像をヒールド走査周期か、フレーム走査周期で、交互に表示し、同じ画面に、人の視覚にはほとんど分からないが、機械では検出しうる通常画面に表示されるリセット用光学信号を、立体用ビデオカメラから電気信号として発生させ、テレビジョン画像信号に重畳して画面に表示し、眼鏡に設けた一つの可視光受光素子の出力電流中に含まれる、その発振回路のリセット用切り替え信号を取り出し、発振回路の発振周期をリセットし(テレビ受像機内の水平発振回路が、放送局から送信されるテレビジョン信号中の水平同期信号でリセットされるように)、眼鏡のフレーム118中に設けた発振回路を調整し、左の液晶シャッターと、右眼の液晶シャッターとを切り替えるようにし、普通のテレビジョン受像機で視差型3次元画像を見うるようにする。
【0085】
光学ディスプレー100等に表示する切り替え信号としては、毎秒1回、あるいは10秒に1回程度、
1フレーム走査期間、または1ヒールド走査期間、画面の輝度を0にするか、3/4等に低減して、切り替え信号とする。
あるいは、1ヒールド走査期間の輝度を低減し、それを次のヒールド走査期間の輝度を強め、相殺する。
あるいは一つのヒールド走査画面の上部または下部の10本程度の水平走査線の奇数番線は輝度を4分の3程度に低減し、偶数線は3分の4程度に高める等して相殺する。
あるいは、奇数ヒールドの上部または下部の10本程度の水平走査線の輝度を低減すると、その次の偶数ヒールドの上部または下部の水平走査線の輝度を増加させて相殺する。
あるいは、1画面の上部または下部の10本程度の水平走査線内において、横に並ぶ奇数ドットの輝度を低減させると、偶数ドットの輝度を増加させて相殺する。
【0086】
切替え信号を画面の縁その他に、ヒールド走査か、フレーム走査ごとに輝度が強弱相殺するバーコードやQRコードその他のドットパターンで表示してもよい。
このような切替え信号以外の天気予報・テレビ番組表・画像その他の情報を輝度相殺型パターンで表示し、受信機に設けた読み取りスイッチを押せば、その内容が大きく鮮明に画面や別の表示機に表示されるようにしてもよい。
携帯電話機にこの読み取り機能を与えてそれに表示するようにしてもよい。
このようにして、残像現象を示す人間の眼には、ほとんど分からないが、フレーム118中に設けた時定数を適正値に選んだ積分回路で適度に平均化した出力電流を共振回路や微分回路にかけたり、コンピューターにかけたりすれば、電子回路的に輝度強弱相殺信号を検出でき、その一方の出力を取り出し、左右切り替え用輝度偏化信号として働かせ、そのような回路を取り付けた眼鏡の左右のシャッターを開閉して立体視を行なうことができ、特殊な立体ビデオカメラや画像重畳システムと立体眼鏡を用いる必要があるが、一般用のテレビジョン受像機を用いて、視差型立体テレビジョン像を見ることができるようになる。
テレビ放送局から、このような立体テレビ画像を放送することもできる。
視差型立体テレビの切り替え信号以外の情報を送ることもできる。
【0087】
光学ディスプレー100に表示する立体眼鏡の切替え信号として、画面の上または下の縁に、両左右端間に、数サイクル程度(157500ヘルツ程度)のほとんど目立たない、サイン波的に輝度が小さく変化するバーコードを表示し、眼鏡内の共振回路で検出し、リセット信号として用いてもよい。
画面の左右縁に同様の切替え信号を表示してもよい。その際のサイン波は、600ヘルツ程度にする。
なお、光学ディスプレー100に、視差型以外の3次元画像表示方式で脳内インパルス像等を表示してもよい。
【0088】
これらの画像データ等は多量の情報量となり、長時間記録し続けるには、多くのメモリーを要する。
画像情報記録・再生装置103は、そのような大容量記録に適したものである。
コンピューター94からの画像等の情報は、画像情報記録・再生装置103内のマイクロコンピューター109を経て、最初は先発メモリー105に記録されてゆき、表示ランプ106は、記録中であることを示す連続点灯し、満杯になれば、表示ランプは断続点灯になり、ソレノイドアクチュエーター113に通電され、可動鉄心114が右進し、先発メモリー105の切欠から、はずれ、板バネ1112が先発メモリー105を前方に押し、図の状態になる。
ついで、情報は、後継メモリー107に記録されてゆき、満杯になれば、表示ランプ108が断続点灯になり、ソレノイドアクチュエーター116の可動鉄心117が右進し、後継メモリー107は板バネ117に押されて前方に突出する。
ここで、先発メモリー105を抜き取り、同様の第3メモリー(メモリー107に対しては後継メモリーになる)を押し込めば、図示しないそれに設けた導線が、ソケットの導線に接続され、第3メモリーに記録されてゆく。
【0089】
この時、メモリーの差し替えに数秒を要し、その間の情報は記録されることがないかといえば、次のような動作により、漏れなく記録される。
マイクロコンピューター109は、メモリー105または107に情報を送ると同時に、(パケット通信等により)絶えず第1ICメモリー110に送り、それが満杯になれば、第2ICメモリー111に送り、それが満杯になれば再び第1ICメホリーに送ることを自動的に反復する(前の内容は順次消去しながら)。
両メモリーには、数10秒程度の情報が記録され(もっろ長くしてもよい)、先発メモリーと第3のメモリーに交換した際の空白時間の情報も、第1ICメモリ110か、第2ICメモリー111のいずれかに入っている。
そこで、その情報は、第3のメモリーに記録されるが、ICメモリーからの読み出し速度(再生速度)を急速に行なうので、やがて、コンピューター94から、マイクロコンピューター109に入ってくるリアルタイムの情報に追いつく。
追いつけば、読み出しは、やめ、そこから、コンピューター94からの新たな情報を第3メモリー及び、第1ICメモリー110か、第2ICメモリー111に、前の記録は消しながら、記録することが始められる。
【0090】
このような空白を作らないバトンタッチ機能は、「複数の記録媒体の順次無間歇記録・再生装置」、特願平5−22077号、特開平6−215444に記しているが、
先発(第1)メモリー、後継(第2)メモリー、第3メモリー・・・とメモリーが竹積してくると、長期保存の際、順序が混乱してくる。
そのような混乱を起こさないようにするため、画像情報記録・再生装置103中のマイクロコンピューター109は、第1、第2、第3・・・の各メモリーの記録の最書と最語に、それぞれへの記録開始時刻及び記録終了時刻(年・月・日・時・分・秒)を記入(記録)する。(識別能を高めるため、秒の小数点以下の一桁、2桁、3桁、4桁等までも記入してもよい。)
多数のこれらの保存版を再生する際、記録時と同じ順序で先発メモリー105→後継メモリー107→第3メモリー→・・・の順序に画像情報・音声等のメインデータが記録・再生されるようにする。
【0091】
そのため、装置103の左側に先発メモリーを入れ、右側に後継メモリーを入れて再生動作をさせる。
マイクロコンピューター109は、まず左側のメモリーの記録終了時刻と、右側のメモリーの記録開始時刻を読み取り、両者を比較し、それが一致すれば、正常に再生動作を開始し、継続されたことを光学ディスプレー100に表示する。
その際、図示しないマイクロホンが捕えた験者と被験者との会話等も再生される。
【0092】
もし、左側のメモリーの記録終了時刻と、右側のメモリーの記録開始時刻とが一致しない場合には、マイクロコンピューター109は、「再生メモリーの順序が違っています。」等と警告の表示を光学ディスプレー100に文字やマークで表示したり、表示ランプで表示したり、スピーカーを通じて音声表示したりする。(それぞれのメモリーの記録開始時刻と、終了時刻、残り容量等も表示してもよい。また、記録時刻のほか、メモリーの所有者名その他も記録し、それも一致しなければ、正当な後継メモリーとは認めないようにしてもよい。)
かつ、再生動作を停止し、左右のメモリーを入れ替える等すれば動作が開始する。
【0093】
しかし、違っていた際でも、図示しないキーボード入力等で、強制指令を与えた場合には、再生動作が行なわれるようにしてもよい。
【0094】
先発メモリー105が満杯になれば、それを第3メモリーに交換し、後継メモリー107が満杯になれば、それを第4メモリーに交換するように用いてもよいが、左側梼、一つのみを用い、先発メモリーが満配になれば、第1ICメモリー110と、第2ICメモリー111とに記録されている期間内に、先発メモリーを引き抜き、後継メモリーに交換し、両者の終了時刻と開始時刻が一致すれば、両者の内容が連続して再生されるようにしてもよい。
【0095】
そのためには、再生の際にも、先発メモリーから急速に記録内容を読み出し、第1ICメモリー110と、第2ICメモリー111とに、順次読み出し内容を書き込みながら、その一部をリアルタイムで光学ディスプレー100等に表示し、その表示が終わる数10秒か数分前に、「まもなくメモリーの読み出しが終わります。」等と、光学ディスプレー等に表示され、それを見た人が先発メモリー105と、後継メモリー107を交換するようにする。
その際、前者の記録終了時刻と、後者の記録開始時刻が一致しない場合には、前述のように、そのむね表示されるので、取り替えればよい。
【0096】
両者の記録時期に休止時間があり、前者の記録終了時刻と、後者の記録開始時刻が違っていても、後者を後継メモリーと規定する際には、マイクロコンピューター109により、光学ディスプレー100に、「このメモリーを前メモリーの後継メモリーにしますか?」と表示され、エンターキーを押せば、後者に、前者の記録終了時刻が記入され、以後、前者の後継メモリーとして扱われるようになるようにしてもよい。
【0097】
このように、複数の記録媒体を順次用いる際に、前媒体に対しての後継の媒体・メモリー(ICを用いたメモリー・光学ディスク・磁気ディスク・ビデオテープ等)であることを記入する方式を一般用のビデオレコーダー・デジタルカメラ、音声レコーダー、パソコンの外部記録媒体その他に用いてもよい。
【0098】
上記の各実施例において、サイズ、周波数、時間、その他の数値は、任意に変更しうる。
各請求項に記す発明も、種々の用途に転用しうる。
【図面の簡単な説明】
【0099】
【図1】本発明を実施した点状3次元電磁波照射システムによる人脳内刺激及びインパルス記録装置の平面図。
【図2】その一部の縦断面を含む正面図。
【図3】フェーズドアレーアンテナ15と、3次元感磁素子アレー17の拡大左側面図。
【図4】フェーズドアレーアンテナ15の外周部から内方に並ぶ各電磁波放射素子の発生する電磁波パルスの波形と位相を示すグラフ。
【図5】フェーズドアレーアンテナ15中の一つの電磁波放射素子19のブロック電子回路図。
【図6】本発明を実施した成層圏係留式気球型発電システムの正面図。
【図7】内部にガスを入れていない場合の気球型係留ロープ36の拡大横断面図。
【図8】別のタイプの気球型係留ロープの横断面図。
【図9】フェーズドアレーアンテナ15や39等に用いる大面積の単結晶半導体薄膜を安価に造るシステムの縦断正面図。
【図10】図1〜5に記すシステムに用いる点図ディスプレーの平面図。
【図11】その穴あき板63を除去した場合の平面図。
【図12】その一つの点状突起と、その付近の拡大縦断正面図。
【図13】点図ディスプレー中の多数の点状突起67が突出した基板68を安価に製造するための金型を低コストで作製する装置の平面図。
【図14】その正面図。
【図15】図1〜5に記すシステムの画像表示ディスプレーに関する平面図。
【図16】その中の長時間の画像情報記録・再生装置103の拡大横断面図。
【図17】光学ディスプレー100の2種類の立体画像を見るための色フィルター型立体眼鏡の正面図。
【符号の説明】
【0100】
1 床。
2 ベッド。
3 脚。
4 水枕。
5 その中の水。
6 プラスチックフィルム。
7 管。
8 水柱。
9 超音波振動子。
10 高周波電圧パルス発生器。
11 凹面反射鏡。
12 モーター。
13 モーター。
14 始柱。
15 フェーズドアレーアンテナ。
16 凹面反射鏡。
17 3次元感磁素子アレー。
18 スペーサー。
19 電磁波パルス発生素子。
20 電磁波放射素子19群の制御用電子回路。
21 感磁素子。
22〜25 波形のグラフ。
26 時間軸。
27 磁波強度情報入力回路。
28 焦点距離制御位相差発生回路。
29 縦偏向制御位相差発生回路。
30 横偏向制御位相差発生回路。
31 位相差総合回路。
32 出力トランジスター。
33 電磁波パルス放射アンテナ。
34 固定装置。
35 送気管。
36 気球型係留ロープ。
37 プラスチックフィルムチューブ。
38 円錐台形気球。
39 フェーズドアレーアンテナ。
40 太陽電池アレー。
41 半球形の気球。
42 気球円筒。
43 回転可能なジョイント。
44 気球型の風車。
45 ブレード。
46 発電機の固定子。
47 発電機の回転子の軸。
48 気球式風車。
49 ブレード。
36A プラスチックフィルム。
50 接着剤層。
51 プラスチックフィルム。
52 接着剤層。
53 ルツボ。
54 昇降台。
55 シリコンの溶融液。
56 回転軸。
57 ローラー。
58 回転軸。
59 ローラー。
60 結晶誘導薄層。
61 固体結晶膜。
62 点図ディスプレーの本体。
63 穴あき板。
64 指先接触用横軸電極。
65 接続切替用IC。
66 外箱前下部に設けたキーボード。
67 点状突起。
68 基板。
69 縦軸電極。
70 縦軸電極接続切替用IC。
71 強誘電体微粒子。
72 横軸電極。
73 横軸電極切替用IC。
74 金型原板。
75 防蝕塗装層。
76 プラスチックフィルム。
77 可動台。
78〜79 金型原板固定用突起。
80 ラック。
81 金型原板作製機本体。
82 可動台駆動装置。
83 上部インクノズルヘッド。
84 下部インクノズルヘッド。
85〜86 上部と下部のアーム。
87〜88 切欠付テープ。
89〜90 金型原板支持棒。
91 固定板。
92 上下可動台。
94 コンピューター。
95 ビデオカメラ。
96〜99 ケーブル。
100 光学ディスプレー。
101〜102 ケーブル。
103 画像情報記録・再生装置。
104 ケーブル。
105 先発メモリー。
106 表示ランプ。
107 後継メモリー。
108 表示ランプ。(持続発光して、記録可能であることを示している。)
109 マイクロコンピューター。
110 第1ICメモリー。
111 第2ICメモリー。
112 板バネ。
113 ソレノイドアクチュエーター。
114 可動鉄心。
115 板バネ。
116 ソレノイドアクチュエーター。
117 可動鉄心。
118 眼鏡のフレーム。
119 赤色フィルター。
120 青色フィルター。
121 緑色フィルター。
122 黄色フィルター。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
マトリックス状に多数の電磁波放射素子を設け、それらにおける各素子の電磁波パルス放射の時間位相を変えて飽射方向を変えるフェーズドアレーアンテナにおいて、該フェーズドアレーアンテナの中心点を含む光軸(放射方向の中央線)上の任意の1点に焦点を結ばせるための、該フェーズドアレーアンテナの中心点から同一距離離れた円周上の電磁波放射素子には、中心点から遠ざかるほど、電磁波パルスを早く発生させる位相調整紳号を加えることにより、該フェーズドアレーアンテナの光軸上の任意の1点に放射された電磁波を集束させるようにする、集束用位相調整回路を設けて、アンテナから任意の距離離れた遠隔の位置に焦点を結ばせることができると同時に、該フェーズドアレーアンテナの同一横軸上の電磁波放射素子群に、同一位相信号を加える縦偏向制御位相差発生回路を設け、放射される電磁波の縦方向制御を行ないうるようにし、かつ、該フェーズドアレーアンテナの同一縦軸上の電磁波放射素子群に、同一位相信号を加える横偏向制御位相差発生回路を設け、放射される電磁波の横方向制御を行ないうるようにして成る、遠隔点状3次元電磁波照射システム。または、該システムの放射ビームを更に集束させるための金属製または超伝導材料から成る凹面反射鏡を経て、放射対象に照射するようにして成る遠隔点状3次元電磁波照射システム。
【請求項2】
請求項1に記載の遠隔点状3次元電磁波照射システムにより、生体内または物体内に電磁波照射をした際に生じる、生体のインパルス(活動電流)または誘導電流による電磁波(磁波)、または生体の自発活動により生じるインパルスによる電磁波(磁波)を受けるための、生体または物体から離れた位置に、45度程度に傾斜した金属または超伝導材料から成る一つの凹面反射鏡を設け、該凹面反射鏡により生じる電磁波画像が焦点を結ぶ位置に、高感度磁気センサー群を平面状に並べた2次元感磁素子アレーを1層または複数層、設け、該感磁素子アレーの出力を画像表示する手段を設けて成る電磁波像表磁システム 。または、金属製または超伝導材料から成る凹面反射鏡を複数設け、各反射鏡が捕えた電磁波画像を結像させる位置に、2次元感磁素子アレーを設け、これら感磁素子アレーの出力信号をコンピューター解析し、立体画像表示ディスプレーに表示するようにした生体内の磁気検出システム。
【請求項3】
マトリックス状に多数の音波放射素子を設け、それらにおける各素子の音波パルス放射の時間位相を変えて飽射方向を変えるフェーズドアレー音波放射板において、該フェーズドアレー音波放射板の中心点を含む音波ビーム軸(放射方向の中央線)上の任意の1点に焦点を結ばせるための、該フェーズドアレー音波放射板の中心点から同一距離離れた円周上の音波放射素子には、中心点から遠ざかるほど、電磁波パルスを早く発生させる位相調整紳号を加えることにより、該フェーズドアレー音波放射板の音波ビーム軸上の任意の1点に放射された音波を集束させるようにする、集束用位相調整回路を設けて、音波放射板から任意の距離離れた遠隔の位置に焦点を結ばせることができると同時に、該フェーズドアレー音波放射板の同一横軸上の音波放射素子群に、同一位相信号を加える縦偏向制御位相差発生回路を設け、放射される音波の縦方向制御を行ないうるようにし、かつ、該フェーズドアレー音波放射板の同一縦軸上の音波放射素子群に、同一位相信号を加える横偏向制御位相差発生回路を設け、放射される音波の横方向制御を行ないうるようにして成る、遠隔点状3次元音波照射システム。または、該システムの放射ビームを更に集束させるための凹面反射鏡を経て、放射対象に照射するようにして成る遠隔点状3次元音波照射システム。
【請求項4】
生体内のインパルスを発生している細胞または微小磁性体を取り付けた抗体や微小磁性体を含む生体組織親和性分子の存在する箇所または電荷の存在する雷雲中や地中に、音波を送り込み、該音波で振動させた生体内のインパルスの電磁気振動または注射した微小磁石の振動または莱雲や自中の電荷の振動による電磁波を、感磁素子または電磁気振動を捕えるアンテナの出力電流に含まれる音波振動と同周期の電気信号を検出することにより、音波の存在場所における、該当箇所の電磁気の存在量を検出するようにした、請求項2に記載の生体内または物体内の電磁気検出システム。
【請求項5】
人脳の脳細胞の機能及びその配線構造を模倣した人脳に類似する電子脳を設け、該電子脳を補助する従来型コンピューターから成る支援コンピューターを設け、てれびかめら・マイクロホン・触覚センサー等の感覚センサーの電子出力情報や、電子脳内に生じた諸電子情報を請求項1に記載の遠隔点状3次元電磁波照射システムを経て、人脳内に送信し、該人脳内に生じたインパルスによる電磁波を請求項2に記載の生体内の磁気検出システムを経て、通常のコンピューターまたは人脳に近い構造と機能を持つ電子脳に伝達するようにして成る、コンピューターと人脳の情報交換システム。
【請求項6】
人工衛星として、または気球に取り付けられた、請求項1に記載の遠隔点状3次元電磁波照射システムまたは気球型風車発電機及び、それに用いた気球を地上に係留するための、通常のプラスチックフィルム、または気体の通過防止と導電路にもなりうる金属メッキ層を有するプラスチックフィルムから成る低比重ガスを内蔵した管状の気球型係留ロープ。
【請求項7】
作製すべき単結晶薄層の原料溶融液が存在するルツボ内の、該液面より上部に大部分が位置する、作製すべき単結晶薄層に結晶構造が類似し、かつ融点が高い物質が表面または全体に存在し、作製すべき単結晶薄層より低温に保持された、回転する結晶構造誘導ローラーを設け、該結晶構造誘導ローラーに、微小距離離れて存在する、大部分が原料溶融液上にある該結晶構造誘導ローラーと反対方向に同一円周速度で快転するローラーを設け両ローラーを原料の融点より低温に保持して成る、該結晶構造誘導ローラーに接して冷却固化した原料薄層を剥離させながら引き揚げてゆく、請求項1に記載の遠隔点状3次元電磁波照射システムに用いる、単結晶薄層の製造装置及び製造法。
【請求項8】
多数の小貫通孔をマトリックス状に設けた、表面が電気絶縁層で被覆された穴あき板を設け、その下方に、電圧印加または通電により、面に平行な方向に伸縮変形する電気駆動材料製膜から成る基板を設け、該基板から上端が、前記穴あき板の上面にほぼ一致する、ドーム形点状突起を基板から、穴あき板の貫通孔中に突出させ、各点状突起の上面に密着し、それらを縦方向に連ねる伸縮可能な複数の縦軸電極を設け、各点状突起の下面に密着し、それらを横方向に連ねる伸縮可能な複数の横軸電極を設け、各縦軸電極と各横軸電極の接続を順次切り替えてゆく接続切り替え電子回路を介して、画像表示用コンピューターにつないで成る、請求項2に記載の生体反応検出システムと連動する点図表示システム。
【請求項9】
エッチング用腐蝕液または電蝕液に溶解しうる、同サイズの角形の金属薄板から成る、多数の3次元構造体形成用金属薄板に、コンピューター設計支援つーる(CAD)の動作で、作成すべき3次元構造体のスライス断面形状(2次元画像)を出力させ、付属のプリンターにより、熱可塑性プラスチック微粒子を高濃度で含むインクまたはトナーまたは外気との接触で硬化するか、紫外線その他の光照射や加熱で硬化する油を含むインクを用いて転写し、加熱して金属面を腐蝕防止層で被覆するか、のちに付着させる原料モノマーの重合促進作用のある触媒を含むインクまたはトナーを転写し、該触媒で硬化するモノマー液を後に塗布し、加熱や光照射も加えて硬化させ、腐蝕防止層を形成させ、腐蝕液に浸すか、電蝕液に浸し、通電し、腐蝕防止層以外の部分を溶解除去して2次元構造板を得て、ついで、これらの各2次元構造板を順次積層し、加圧しつつ、これらの金属が溶融しない程度に加熱し、圧接により一体化するか、または、積層時に、各2次元構造板間に接着剤層または3次元構造体形成用金属より融点の低い金属の層、または加熱により溶融する残存耐蝕層を介在させ、加圧、加熱し、赫2次元構造板間を窃合して一体化し、作成すべき3次元形状を得る、請求項1に記載の点図ディスプレー用部品の3次元構造体の製法及びその製造装置及びその製品。
【請求項10】
請求項1に記載の遠隔点状3次元電磁波照射システムまたは請求項2に記載の生体内の磁気検出システムにおける画像を表示する際に用いる、浅層用の視差型立体撮像システム(立体テレビジョンシステム)で、浅層の左眼画像と右眼画像を捕らえ、第2の視差型立体表示システムで深層の左眼画像と右眼画像を捕らえ、両システムが捕らえた合計4面の画像を重ねて一つの光学ディスプレー画面に、異なる色、または異なる偏光軸を持つ偏光、または異なるタイミングで表示し、該画面を見る人の左眼には、第1撮像システム、または第2撮像システムの左眼画像の光を選択的に通過到達させ、右眼には、第1撮像システム、または第2撮像システムの右眼画像の光を選択的に通過到達させる手段を設けた眼鏡とより成る、視差型3次元画像表示システム。
【請求項11】
視差型立体テレビジョンシステムの左眼画像と、右眼画像とを一つの画面に、フレーム走査周期、またはヒールド走査周期で交互に表示する光学ディスプレー画面と、それに同期して、左右の液晶シャッターを開閉する眼鏡とより成る立体テレビジョンシステムにおいて、該光学ディスプレー画面に、フレーム走査周期、またはヒールド走査周期、または水平走査周期、またはそれらに比例や逆比例する周期で画面の全面、または一部分に、光量の増減から成る、左右の液晶シャッターの開閉切り替えパルス発振回路の、発振周期リセット用同期パルス信号を、主画像を見ることを、ほとんど妨害しない可視光信号として表示し、該光学ディスプレー画面を見るための眼鏡に、該動期リセットパルス信号の受光素子を取り付け、その出力中に含まれる該パルス信号を検出する電子回路を設け、該信号パルスを液晶シャッター開閉用パルス発振器のリセット信号として用いる電子回路を設けて成る、請求項1または2に記載のシステムにおける画像表示の際に用いる、視査型立体テレビジョンシステム。
【請求項12】
テレビジョン受像機の主画面に、請求項11に記載の刺差型立体テレビジョンシステムの切り替え情報や文字情報・画像情報等を含む、やや輝度を弱めたドットパターンまたはバーコードパターンを重畳表示し、そのごく短時間後に、それを相殺するやや強められた輝度の、同じドットパターンまたはバーコードパターンを表示するようにして成る、肉眼には見えない光学像の表示システム。
【請求項13】
請求項1及び2に記載のシステムに連なるコンピューターの情報、ビデオカメラ・デジタルカメラその他の画像・音声・その他のコンピューター出力としてのリアルタイムのメインデータを連続的に周辺機器である複数のディスク型またはIC型またはビデオテープその他の記録媒体に書き込む際、先にセットした先発記録媒体が満杯になれば、コンピューターの内蔵メモリーに、それ以後のデータを一時的に記憶させ、後継の記録媒体がセットされれば、内蔵メモリーの記憶データを急速に後継媒体に書き込み、その書き込みがリアルタイム入力のメインデータに追いつき、内蔵メモリーからの書き込みが終了した時点からは、リアルタイムで、メインデータを後継媒体に書き込むことを反復する記録・再生システムにおいて、各媒体内の画像・音声・その他のメインデータ以外に、各媒体内におけるメインデータの書き込み開始時刻及び書き込み終了時刻を付属データとして秒単位以下まで記録しておき、それら媒体の再生時には、書き込み開始時刻及び書き込み終了時刻とを内蔵コンピューターで比較し、時には、ディスプレーに表示し、かつ、先発媒体の書き込み終了時刻と、後継媒体の書き込み開始時刻とが一致しない場合には、警告メッセージを表示するようにした情報記録・再生・表示装置を用いたことを特徴とする、請求項1に記載の遠隔点状3次元電磁波照射システム及び、請求項2に記載の生体内の磁気検出システムに用いる複数の記録媒体の継続システム。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate

【図11】
image rotate

【図12】
image rotate

【図13】
image rotate

【図14】
image rotate

【図15】
image rotate

【図16】
image rotate

【図17】
image rotate


【公開番号】特開2009−101032(P2009−101032A)
【公開日】平成21年5月14日(2009.5.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−277072(P2007−277072)
【出願日】平成19年10月25日(2007.10.25)
【出願人】(306030231)有限会社藤村電子脳技術研究所 (2)
【Fターム(参考)】