説明

選別搬送装置

【課題】 大きさに基づく被搬送物の選別能力を高めることができる選別搬送装置を提供する。
【解決手段】 被搬送物を収容可能な搬送溝22を有する振動起立板20と、振動起立板20に振動を付与して搬送溝22内の被搬送物を搬送する振動フィーダとを備え、搬送溝22は、直線状に延びる第1の直進搬送部22aおよび第2の直進搬送部22bを備え、第2の直進搬送部22bは、第1の直進搬送部22aに対して長手方向が交差するように搬送方向下流側に連結されており、搬送溝22における第2の直進搬送部22bの底部に、被搬送物を選別するための貫通孔221b,222bが形成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、選別搬送装置に関し、より詳しくは、被搬送物を大きさにより選別しながら搬送する選別搬送装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の選別搬送装置として、例えば特許文献1に開示された構成が知られている。図8に示すように、この選別搬送装置50は、短冊状のスリット孔51aを有する第1の搬送路51と、複数の丸孔部52aを有する第2の搬送路52とを備えており、フィーダの振動により第1の搬送路51から第2の搬送路52に向けて被搬送物が搬送される。スリット孔51a及び丸孔部52aからは、正常でない大きさの被搬送物が落下し、第1の搬送路51及び第2の搬送路52を通過した被搬送物が、下流側の撮像検査部等に供給される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平9−38578号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来の選別搬送装置は、被搬送物が姿勢をほとんど変えることなく第1の搬送路51及び第2の搬送路52を搬送され易いため、スリット孔51a及び丸孔部52aには、被搬送物の略同じ部位が対向し続けることになる。このため、スリット孔51aや丸孔部52aとは対向しない被搬送物の高さ方向の大きさ(例えば、被搬送物が扁平形状である場合の厚み)に応じて、被搬送物を選別することが困難であるという問題があった。
【0005】
そこで、本発明は、大きさに基づく被搬送物の選別能力を高めることができる選別搬送装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の前記目的は、被搬送物を大きさにより選別しながら搬送する選別搬送装置であって、被搬送物を収容可能な搬送溝を有する振動起立板と、前記振動起立板に振動を付与して前記搬送溝内の被搬送物を搬送する振動フィーダとを備え、前記搬送溝は、直線状に延びる第1の直進搬送部および第2の直進搬送部を備え、前記第2の直進搬送部は、前記第1の直進搬送部に対して長手方向が交差するように搬送方向下流側に連結されており、前記搬送溝における前記第2の直進搬送部またはその搬送方向下流側の底部に、被搬送物を選別するための貫通孔が形成されている選別搬送装置により達成される。
【0007】
この選別搬送装置において、前記第1の直進搬送部と前記第2の直進搬送部との交差角度は、10〜30°であることが好ましい。この交差角度は、第1の直進搬送部による被搬送物の搬送方向と、第2の直進搬送部による被搬送物の搬送方向とがなす角度をいう。
【0008】
また、前記第2の直進搬送部は、前記第1の直進搬送部に対する交差方向外側の側壁が、鉛直方向に沿って形成されていることが好ましい。更に、前記第2の直進搬送部は、前記第1の直進搬送部に対する交差方向内側の側壁が、上方に向けて外側に拡がる傾斜面を有することが好ましい。第2の直進搬送部の交差方向外側とは、第2の直進搬送部を第1の直進搬送部との交差部から被搬送物の搬送方向に見た場合に、第1の直進搬送部の延長線が存在する側をいい、第2の直進搬送部の交差方向内側とは、底部を挟んで交差方向外側と反対側をいう。
【0009】
また、上記選別搬送装置は、平坦な表面上に複数の貫通孔を備え、振動の付与により前記表面に沿って被搬送物を搬送する搬送板を、前記振動起立板の搬送方向上流側または下流側に配置することができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明の選別搬送装置によれば、大きさに基づく被搬送物の選別能力を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明の一実施形態に係る選別搬送装置の側面図である。
【図2】図1に示す選別搬送装置の要部平面図である。
【図3】図1に示す選別搬送装置の他の要部平面図である。
【図4】図3のA−A断面図である。
【図5】図3のB−B断面図である。
【図6】図3のC−C断面図である。
【図7】搬送中の被搬送物の姿勢変化を説明するための要部拡大図である。
【図8】従来の選別搬送装置の平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る選別搬送装置の側面図である。図1に示すように、選別搬送装置1は、搬送板10及び振動起立板20を備えており、ホッパー2に投入された異形錠剤等の被搬送物が、搬送板10に供給されるように構成されている。搬送板10及び振動起立板20は、それぞれ振動フィーダ11,21に連結されている。振動フィーダ11,21はいずれも公知の直進フィーダであり、振動の付与によって、図1の矢示X1方向及びX2方向に被搬送物を搬送する。
【0013】
図2は、搬送板10の平面図である。搬送板10は、搬送方向上流側から順に、供給エリア10a、小径エリア10b、大径エリア10c及び回収エリア10dを備えており、被搬送物は供給エリア10aに供給される。小径エリア10b及び大径エリア10cは、それぞれ所定の径を有する貫通孔101b,101cが、平坦な表面に複数形成されている。大径エリア10cの貫通孔101cは、小径エリア10bの貫通孔101bに比べて大きな径を有している。また、回収エリア10dには、貫通孔が形成されておらず、大径エリア10cを通過した被搬送物を貯留することができる。
【0014】
図1に示すように、小径エリア10bの直下には回収経路14が配置されており、小径エリア10bの貫通孔101bから落下した被搬送物は、回収経路14を通って回収ボックス17に貯留される。また、大径エリア10cの直下にはガイド板16が配置されており、大径エリア10cの貫通孔101cから落下した被搬送物は、ガイド板16により案内されて、振動起立板20に供給される。
【0015】
図3は、振動起立板20の平面図である。振動起立板20は、スリット状の搬送溝22が複数形成されている。各搬送溝22は、搬送方向に直交する方向に沿って並列配置されている。搬送溝22は、いずれも直線状に延びる第1の直進搬送部22a、第2の直進搬送部22b及び第3の直進搬送部22cが、搬送方向上流側から順次配置されている。第2の直進搬送部22bは、第1の直進搬送部22aに対して長手方向が交差するように形成されており、第1の直進搬送部22aの搬送方向下流側に、円弧状に滑らかに屈曲するように連結されている。第1の直進搬送部22aと第2の直進搬送部22bとの間、及び、第2の直進搬送部22bと第3の直進搬送部22cとの間の中間形状は、被搬送物をスムーズに搬送できる形状であればよく、必ずしも円弧状には限定されない。
【0016】
第1の直進搬送部22aと第2の直進搬送部22bとの交差角度、すなわち、第1の直進搬送部22aによる被搬送物の搬送方向と、第2の直進搬送部22bによる被搬送物の搬送方向とがなす角度θは、本実施形態においては15°に設定している。第2の直進搬送部22bの底部には、搬送方向上流側から順に、幅狭貫通孔221b及び幅広貫通孔222bが形成されている。図1に示すように、幅狭貫通孔221bの直下には、回収経路23が配置されており、幅狭貫通孔221bを落下した被搬送物が回収経路23を通って回収ボックス19に貯留される。一方、幅広貫通孔222bを落下した正常な厚みの被搬送物は、シュータ24から外部に排出される。
【0017】
第3の直進搬送部22cは、第1の直進搬送部22aと長手方向が平行になるように配置されており、第2の直進搬送部22bに対しては長手方向が交差する。第3の直進搬送部22cは、第2の直進搬送部22bにより斜め方向に変化した被搬送物の搬送方向を再びもとの方向に戻し、図1に示すように、被搬送物を回収ボックス25に案内する。
【0018】
図4から図6は、それぞれ図3のA−A断面図、B−B断面図、及びC−C断面図である。図4は、第1の直進搬送部22aの断面を示しており、溝の底部221aが幅広であることから、被搬送物は最も安定した姿勢で搬送される。一方、図5及び図6は、それぞれ第2の直進搬送部22bにおける幅狭貫通孔221b及び幅広貫通孔222bの位置での断面を示している。幅狭貫通孔221b及び幅広貫通孔222bは、溝の底部が、振動起立板20の下面側に形成された凹部26と連通することにより形成されており、第1の直進搬送部22aの底部221aに比べて幅が狭くなっている。幅狭貫通孔221bの幅は、幅広貫通孔222bの幅よりも狭くなるように設定されている。
【0019】
また、図5及び図6に示すように、第2の直進搬送部22bは、交差方向外側の側壁223bが鉛直方向に沿って形成されている一方、交差方向内側の側壁224bが上方に向けて外側に拡がる傾斜面を有している。第2の直進搬送部22bの交差方向外側及び内側は、図3に示すように、第1の直進搬送部22aから第2の直進搬送部22bへの湾曲部の外側及び内側にそれぞれ対応している。すなわち、第2の直進搬送部22bの交差方向外側とは、第2の直進搬送部22bを第1の直進搬送部22aとの交差部から被搬送物の搬送方向に見た場合に、第1の直進搬送部の延長線が存在する側をいい、第2の直進搬送部22bの交差方向内側とは、底部を挟んで交差方向外側と反対側をいう。
【0020】
次に、上記の構成を備える選別搬送装置の作動を説明する。ホッパー2に投入された被搬送物は、搬送板10の供給エリア10aに供給され、振動フィーダ11から付与される振動により、矢示X1方向に搬送される。搬送板10上の表面は平坦であることから、被搬送物は自然な姿勢のまま移動する。例えば、被搬送物が扁平な形状の場合、主として扁平面が搬送板10に対向する姿勢で搬送される。
【0021】
小径エリア10bの貫通孔101bは、大きさ(例えば、被搬送物が扁平形状である場合の直径や幅)が所定の基準に満たない被搬送物を落下させる。貫通孔101bから落下した被搬送物は、回収ボックス17に回収される。一方、大径エリア10cは、小径エリア10bの貫通孔101bよりも大きく被搬送物よりも少し大きな径を有する貫通孔101cが形成されており、小径エリア10bにおいて落下しない正常な大きさの被搬送物が貫通孔101cから落下し、ガイド板16を経て、振動起立板20に供給される。大径エリア10cの貫通孔101cから落下しない被搬送物は、大きさが所定の基準を超えるものとして、回収エリア10dを通って回収ボックス18に貯留される。このように、搬送板10は、通常の姿勢で搬送される被搬送物の平面視における大きさが所定の範囲にあるもののみを選別して、振動起立板20に供給することができる。
【0022】
振動起立板20においては、並列配置された複数の搬送溝22のいずれかに被搬送物の少なくとも一部が収容され、第1の直進搬送部22aの長手方向に沿って整列搬送される。第1の直進搬送部22aによる被搬送物のガイド方向は、フィーダ21の振動により被搬送物に作用する搬送力の方向と一致していることが好ましいが、若干傾斜していてもよい。
【0023】
これに対し、被搬送物が第1の直進搬送部22aから第2の直進搬送部22bに搬送されると、第2の直進搬送部22bによる被搬送物のガイド方向が、被搬送物に作用する搬送力の方向と傾斜するため、被搬送物には、第2の直進搬送部22bの交差方向外側の側壁223bに対する押し当て力が作用する。この押し当て力により、被搬送物は姿勢を変化させつつ搬送される。
【0024】
図7は、一例として被搬送物が扁平形状である場合の被搬送物の姿勢変化を模式的に示す要部拡大図である。扁平面Fが搬送溝22の底部と対向する姿勢で搬送される被搬送物T1は、第2の直進搬送部22bにおいて押し当て力を受けることにより矢示R方向に姿勢が変化し、符号T2で示すように起立状態となる。そして、幅狭貫通孔221bを通過する際に、被搬送物の厚み(すなわち、起立状態における水平方向の長さ)t1が、幅狭貫通孔221bの幅t2よりも小さければ、符号T3で示すように幅狭貫通孔221bから落下する。このように、振動起立板20においては、被搬送物の姿勢を強制的に変化させて、通常の搬送姿勢では選別不可能な被搬送物の所望の大きさ(例えば高さなど)に基づく選別を行うことができるので、被搬送物の選別能力を向上させることができる。
【0025】
本実施形態においては、第2の直進搬送部22bの交差方向外側の側壁223bが、鉛直方向に沿って形成されているため、被搬送物を側壁223bに沿って確実に起立させることができる。更に、第2の直進搬送部22bの交差方向内側の側壁224bが、上方に向けて外側に拡がる傾斜面を有しているため、被搬送物の起立状態への状態変化を促すことができ、厚みの選別精度を向上することができる。これら側壁223b,224bの形状は、扁平形状の被搬送物を起立させる際に特に有効である。但し、側壁223b,224bの形状は、必ずしも本実施形態のものに限定されず、所望の姿勢変化が得られるように、被搬送物の形状に応じて適宜決定することが望ましい。
【0026】
第1の直進搬送部22aと第2の直進搬送部22bとの交差角度θは、少なくとも0より大きければ被搬送物に押し当て力が作用し、大きくなるほどこの押し当て力が大きくなって被搬送物の所望の姿勢変化が得られやすくなる一方、交差角度θが大きくなり過ぎると搬送速度が遅くなって選別効率が低下すると共に、振動起立板20の幅方向長さ(搬送溝22の並列方向の長さ)が大きくなることで装置が大型化することが懸念される。このような観点から、交差角度θは、4°〜30°程度の範囲が好ましく、6°〜30°程度の範囲がより好ましく、10°〜30°程度の範囲にあることが更に好ましい。被搬送物が異形錠(楕円錠)の場合について本発明者らが種々の交差角度θで実験を行ったところ、交差角度θが上記数値範囲にある場合に、被搬送物の姿勢変化及び搬送効率について良好な結果が得られた。
【0027】
第2の直進搬送部22bにおける幅狭貫通孔221bは、起立状態にある被搬送物の幅(例えば、被搬送物が扁平形状の場合の厚み)が所定の基準に満たない被搬送物を落下させる。幅狭貫通孔221bから落下した被搬送物は、回収経路23を通って回収ボックス19に貯留される。一方、第2の直進搬送部22bにおいて、幅狭貫通孔221bの下流側に形成された幅広貫通孔222bは、幅狭貫通孔221bから落下しない正常な大きさの被搬送物が落下し、シュータ24から排出される。幅広貫通孔222bから落下しない被搬送物は、大きさが所定の基準を超えるものとして、回収ボックス25に貯留される。このように、振動起立板20は、搬送板10において良品と選別された被搬送物について、搬送板10の選別基準(例えば、扁平形状である被搬送物の直径)とは異なる基準(例えば、扁平形状である被搬送物の厚み)に基づいて、被搬送物を選別することができる。本実施形態においては、搬送板10を振動起立板20の上流側に配置しているが、搬送板10を振動起立板20の下流側に配置してもよい。
【0028】
幅狭貫通孔221b及び幅広貫通孔222bの形成位置は、本実施形態においては第2の直進搬送部22bの底部としているが、搬送中の被搬送物の姿勢変化を維持できる場合には、第2の直進搬送部22bの下流側(例えば、第3の直進搬送部22c)に形成してもよい。また、本実施形態では、幅狭貫通孔221b及び幅広貫通孔222bを2つ形成しているが、少なくとも1つの貫通孔を形成することにより、被搬送物が貫通孔を通過するか否かで選別することが可能である。
【0029】
被搬送物としては、特に限定されるものではなく、錠剤、小型部品、野菜・果物類などに適用可能であるが、通常搬送時の姿勢が一定になり易く強制的な姿勢変化が必要となる場合に特に効果的であり、例えば、円形錠や、楕円錠などの異形錠、カプセル錠などを好ましく挙げることができる。
【0030】
また、本実施形態においては、搬送板10及び振動起立板20のそれぞれにおいて、異なる基準に基づく被搬送物の選別を行っているが、振動起立板20の搬送溝22の底部における異なる位置(例えば、第1の直進搬送部22aと第2の直進搬送部22b)にそれぞれ貫通孔を形成し、各貫通孔を通過する際の被搬送物の姿勢が異なるように構成することで、振動起立板20のみによって、複数の基準に基づく被搬送物の選別を行うことができる。
【符号の説明】
【0031】
1 選別搬送装置
10 搬送板
11 振動フィーダ
20 振動起立板
21 振動フィーダ
22 搬送溝
22a 第1の直進搬送部
22b 第2の直進搬送部
221b 幅狭貫通孔
222b 幅広貫通孔
223b,224b 側壁
θ 交差角度

【特許請求の範囲】
【請求項1】
被搬送物を大きさにより選別しながら搬送する選別搬送装置であって、
被搬送物を収容可能な搬送溝を有する振動起立板と、
前記振動起立板に振動を付与して前記搬送溝内の被搬送物を搬送する振動フィーダとを備え、
前記搬送溝は、直線状に延びる第1の直進搬送部および第2の直進搬送部を備え、前記第2の直進搬送部は、前記第1の直進搬送部に対して長手方向が交差するように搬送方向下流側に連結されており、
前記搬送溝における前記第2の直進搬送部またはその搬送方向下流側の底部に、被搬送物を選別するための貫通孔が形成されている選別搬送装置。
【請求項2】
前記第1の直進搬送部と前記第2の直進搬送部との交差角度は、10〜30°である請求項1に記載の選別搬送装置。
【請求項3】
前記第2の直進搬送部は、前記第1の直進搬送部に対する交差方向外側の側壁が、鉛直方向に沿って形成されている請求項1または2に記載の選別搬送装置。
【請求項4】
前記第2の直進搬送部は、前記第1の直進搬送部に対する交差方向内側の側壁が、上方に向けて外側に拡がる傾斜面を有する請求項1から3のいずれかに記載の選別搬送装置。
【請求項5】
平坦な表面上に複数の貫通孔を備え、振動の付与により前記表面に沿って被搬送物を搬送する搬送板を、前記振動起立板の搬送方向上流側または下流側に配置した請求項1から4のいずれかに記載の選別搬送装置。



【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2010−214291(P2010−214291A)
【公開日】平成22年9月30日(2010.9.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−63972(P2009−63972)
【出願日】平成21年3月17日(2009.3.17)
【出願人】(000228110)クオリカプス株式会社 (22)
【Fターム(参考)】