説明

重複調査の試みを防ぐシステムおよび方法

同一回答者による、同一調査を実施する試みを検出および防止するシステム10および方法。回答者はグローバル一意識別子(GUID)24を割り当てられ、暗号化されたグローバル識別子はユーザのコンピュータ12に記憶されたクッキー29に挿入される。回答者が調査を実施しようと試みる度に、回答者はEメール、コンピュータ識別子16のような手段を用いて識別され、調査管理システム22は、この回答者がクッキー29に符号化されたグローバル識別子24を有するべきかチェックする。この再考において、調査管理システム22は、特別なユーザか、異なるコンピュータシステムを用いているか、あるいは異なるユーザアカウントが事前に調査されたかを決定できる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は調査を行うことに関し、特に1回以上の調査に参加するユーザの試みを防いだり、最小限にしたりするシステムおよび方法に関する。
【背景技術】
【0002】
調査、フォーカスグループ、市場調査討論会など(本願ではまとめて「調査」と言う)は、所与の製品またはサービスが、実際あるいは潜在的に成功するかを判断するための、企業用のよく知られた有用なツールである。成功の見込みがある製品のみを確実に開発し、市場に出せるように、多くの場合、調査は所与の製品で成功の見込みがあるものを予測し、特定の種類の製品に興味がある消費者を調べるために、企業に用いられる。
【0003】
調査は(電話回線、戸別訪問、街頭での)口頭調査;(潜在的な調査対象者に郵送または手渡しされた)書面調査;および(コンピュータまたは他の電子デバイス、およびインターネットのようなネットワーク接続にアクセスしたユーザによる)最も新しく、かつより有力な電子調査を含む形態で行う。
【0004】
潜在的な調査参加者または回答者がまず、調査を要求する企業または実体によって設定される基準を利用する潜在的な参加者のリストまたはデータベースの中から認定される。このような基準は、性別、年齢、収入レベル、地理的地域、住居生活状況(主たる住居を所有するか賃貸か)および周知の趣味、通う学校、よく行く店、購入したことのある製品といった重要だと思われる任意の他の要因を含む。
【0005】
しかしながら、ひとたび潜在的な調査参加者が認定されると、潜在的な参加者に調査に参加するよう勧めるよう提案する、一般的にある誘惑の形態がある。この誘惑は、一般に報酬、リベート、ディスカウント、あるいは他の同様の現金代替物の形態にある。しかしながら、潜在的参加者はこのような誘惑を受けるので、多くの参加者は複数の誘惑を受けるために調査を複数回行うよう試みる。このことは、調査を準備する実体にとってより多くの費用がかかるだけでなく、調査を複数回行う同一人物により、調査結果がゆがめられることにもなりうる。ユーザは、調査がユーザ毎に一度だけ行われるべき制限を回避する試みにおいて、異なるコンピュータ、異なるログイン名を用いることにより、これを行おうと試みるかもしれない。
【0006】
従って、必要とされるのは、同じユーザが同じ調査を複数回行う資格をなくすか、少なくとも最小限にするシステムおよび方法である。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明のこれらのおよび他の特徴および利点が、図面とともに、以下の詳細な説明を読むことにより良く理解されるであろう。
【図1】図1は、本発明を実施することができる例示的なシステムの図のようなものである。
【図2】図2は、回答者がすでに所与の調査を行ったかどうか、および彼らがそうするよう許可されるかどうかを決定する際に、本発明のシステムおよび方法によりとられたアクションを示すフローチャートである。
【図3】図3は、回答者がすでに所与の調査を行ったかどうか、および彼らがそうするよう許可されるかどうかを決定する際に、本発明のシステムおよび方法によりとられたアクションを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明は、チャネル内またはチャネルをわたり、異なるコンピュータ上の異なる識別性を用いて、複数の回答者が1回以上同じオンライン調査を行うことを防ぐための、図1の技術および適切なシステム10に関する。この文脈での回答者は、オンライン調査に快く参加する任意のオンライン(インターネット)ユーザ12である。
【0009】
この文脈でのチャネル14は、回答者に調査をもたらすインターネット上のトラフィック源として定義される。チャネルは、パネル(パネリスト)のメンバーである回答者へのEメール案内状、htmlリダイレクトを実行するウェブサイト上の広告、htmlリダイレクトを実行する統合ウェブサイト発行元、調査機会を与えるパネリストウェブサイト、回答者に送る第三者回答者プロバイダなどでありうるが、これらに限定されない。
【0010】
この文脈での識別性は、回答者が調査を行うのに用いるアカウントにより定義される。回答者は複数のEメールアカウント、異なるパネルアカウント、異なる発行元アカウント、あるいは異なるウェブアカウントで調査を行うよう試みるかもしれない。
【0011】
本書に記載される技術は、用いられるすべての調査開始ランディングページに適用されてもよいし、結果として、チャネル14であってもよい。本書に記載される検出技術は、この調査のランディングページがロード(httpページロードリクエスト)される度に実行され、これは回答者が調査を試みると何時でも起こる。さらに、すべての登録システムは、回答者が登録システムで登録したり、登録システムに入ったりする度に、検出技術を誘発する回答者一意識別子16(回答者GUID)を含む隠し画像ソースの使用を通じて技術を利用する。
【0012】
[検出技術]
本発明の検出技術は、上述のように、回答者が一般にユーザのコンピュータブラウザ18を通じて、チャネル14のインビテーション上をクリックすることにより、調査機会(調査開始イベントと言う)に応答する度に誘発される。調査開始イベントは、調査を回答者に提示するかどうかを決めるために、回答者のブラウザ18からのHTTPリクエスト20を、調査管理システム22に起こさせる。回答者のブラウザ18からのリクエスト20のHTTPヘッダは、先に発行されたグローバル識別子クッキー29の存在をチェックする。このグローバル識別子クッキー29は、従来技術において周知であるように、ウェブクッキー28であり(本発明の防止技術の一部として用いられる際、双方のクッキーの種類は、HTTPクッキーおよび/またはフラッシュクッキーとしても知られており)、調査を試みようと用いているアカウントまたは機械とは独立して、すべての他の回答者から、回答者を一意に識別する暗号化されたグローバルに一意の識別子(GUID)24を記憶するよう用いられる。
【0013】
グローバルに一意の識別子またはGUIDは、いかなる文脈においても一意である(よって「グローバルに」)、例えば、ソフトウェアアプリケーションでのアクセスポイントの種類のための、あるいはデータベースでの一意のキー作成のための、内部参照の定義において一意である参照番号を提供するために、ソフトウェアアプリケーションに用いられる特種な識別子である。生成されたGUIDの各々は一意であると保証できないが、一意のキーの総数(2128または3.4×1038 )が大きすぎるため、同じ数字が二度生成される可能性は極めて低い。調査管理システム22は、回答者が調査を試みる度に、グローバル一意識別子クッキーの発行に関与する。調査管理システム22はまた、回答者が調査を試みる度に、調査管理システム22が調査を試みるアカウントまたは機械がどのようなものかに関わらず、回答者がすでに調査を行ったかどうかわかるように調査ID26およびアカウントID16とともにグローバル一意識別子(GUID)24を記憶する。
【0014】
回答者のブラウザ18がクッキーを受け取るよう構成されない場合、回答者は調査を行うことが許可されない。ブラウザ18がクッキー28を受け取らない場合、調査管理システム22、一般に、対応する適切なコンピュータハードウェア上に実行されるコンピュータソフトウェアは、図2および図3に示され、記載される方法100に関して記載された以下の詳細な論理または作業を実行する。
1)回答者のグローバル識別子クッキー29が回答者のコンピュータシステムに存在する場合(アクト110)、クッキー29内に記憶されたグローバル一意識別子24は、検索および復号化される(120)。調査管理システム22において、回答者がすでにそれらに関連したグローバル一意識別子24を有する場合(アクト140からのパス142)、次いで2つの条件の1つが結果となりうる。
i.条件が、アカウント識別子16の下、調査管理システム22において、それらに関連したグローバル一意識別子24を有さない場合、この調査を行うよう試み、パス144、次いで、クッキー29からのグローバル識別子24がアカウント識別子16と関連付けられ、調査管理システム22に記憶される(アクト146)。回答者が、アカウント16またはグローバル一意識別子24のもと、特別な調査26をまだ行っていない場合、この時点で調査を行うことが許可される(パス148)。回答者が、アカウント16またはグローバル一意識別子24のもと、この調査をすでに行っていた場合、この時点で調査を行うことが許可されない(パス150)。
ii.条件が、調査管理システム22において、それらに関連したグローバル一意識別子24を有する場合(パス142)、本発明は、クッキー29において解読されたグローバル一意識別子24とマッチするかどうかチェックする(アクト152)。この時点で2つのケースが生じうる。
a.マッチがある場合(パス154)、識別性生成アクションはとられない。このことは、この機械に関するこのアカウントのもと、回答者が識別されていたこと、およびそれらは新しいアカウントまたは機械から調査を試みないことを意味する。この回答者が、このアカウントID16またはグローバル一意識別子24の下、調査ID26と関連付けてまだ調査を行っていない場合(156)、この時点で調査を行うよう許可される(158)。
b.ミスマッチ(マッチしない)がある場合(パス160)、調査管理システム22からの回答者のグローバル一意識別子24は、解読後、マスタとして取られ(162)、クッキー29に再度書き込まれる。調査管理システム22における、クッキーからのグローバル識別子24と関連する回答者アカウントおよび記録のすべては、回答者の記録からグローバル一意識別子と関連付けられるよう変更される。クッキーからのグローバル識別子24はまた、調査管理システム22において、回答者のグローバル識別子と「統合」されたようにマークされ、異なるクッキーのグローバル一意識別子を含む異なる機械から任意の調査開始を試みる場合、調査管理システム22は、それを回答者のグローバル識別子に変更できる(アクト164)。このことを行うことで、システムは、異なるアカウントまたは異なる機械を用いる回答者が調査を試みようとしていることを把握する。回答者が、アカウントまたはグローバル識別子の下、まだ特別な調査を行っていない場合(アクト166)、この時点で調査を行うことが許可されるか(168)、あるいはすでに調査を行った場合、調査を行うことが妨げられる(170)。
2)クッキーが検出されない場合、図2のHTTPヘッダ、パス172において、調査管理システム22におけるアカウントID16用の回答者の記録は、グローバル一意識別子24が、入力されたアカウントID16に基づき回答者に事前に発行されたかチェックされる(図3のアクト174)。クッキーは、いくつかの理由のため、このアカウントID16には存在しないかもしれない:(1)最初の回答者のため、クッキーはまだ発行されていない;(2)回答者は彼または彼女のコンピュータシステムからクッキーを含むグローバル一意識別子を削除した;あるいは(3)回答者は異なる機械を用いている。これらにもかかわらず、2つのケースは次の理由のため生じうる:
i.グローバル識別子が事前に発行されなかった場合(パス176)、新規に作成され(アクト178)、次いで、アカウントID16用に調査管理システムデータベース22において、回答者に関連付けられる(アクト180)。グローバル一意識別子24は、次いで、暗号化または符号化され(アクト182)、グローバル識別子クッキー29にセットされ(アクト184)、HTTPレスポンス30に送られ、回答者のブラウザ18に戻される(186)。ブラウザ18は、このクッキーを回答者の機械12に局所的に28記憶する。結果として、この機械12から調査システムへの将来的なリクエストのすべては、リクエストのHTTPヘッダにおけるクッキー29とGUID24とを含む。この回答者が、このアカウント16のもと、まだ特別な調査26を行なっていない場合(アクト188)、次いで、この時点で調査を行うことが許可される(190)。
ii.グローバル識別子が回答者に発行されていた場合(パス192)、次いで、識別子は暗号化され、HTTPレスポンス30上にグローバル一意識別子クッキー29としてセットされ、回答者のブラウザ18に戻される(194)。このブラウザ18は、次いで、このクッキーを回答者の機械12に局所的28に記憶する。結果として、調査システムへの将来的なリクエストのすべては、リクエストのHTTPヘッダにおけるクッキー29およびGUID24を含む。この回答者が、このアカウントまたはグローバルな識別子のもと、まだ調査を行っていない場合(アクト196)、次いで、この時点で調査を行うことが許可される(198)。
【0015】
変更や代替は、当業者の1人により本発明の範囲内であると考えられ、これは特許請求の範囲およびそれらの法律上の等価物による排除に限定されるべきではない。


【特許請求の範囲】
【請求項1】
自動調査管理システムであって:
インターネットに接続され、かつ1またはそれ以上の調査回答者から調査実施要求を受け取るよう構成され、前記受け取られた調査実施要求の各々は、少なくとも回答者アカウント識別子を含んでおり;
前記自動調査管理システムが:
1またはそれ以上の調査識別子とグローバル一意識別子とに関連する、前記回答者アカウント識別子を記憶するための少なくとも1のデータベースであって、前記1またはそれ以上の調査識別子が、前記回答者アカウント識別子によって識別された回答者により、何れの調査がすでになされたかを識別し、前記グローバル一意識別子が、前記回答者アカウント識別子によって識別された前記回答者と関連する一意な値を提供するデータベースを具え;
前記自動調査管理システムがさらに、前記調査回答者から受け取られた調査実施要求の各々に応答し、かつ前記受け取られた調査実施要求が、インターネットに接続され、かつ調査の実施を要求するために回答者により用いられるコンピュータに予め記憶されたグローバル一意識別子を含むかどうかを判定するよう構成され、前記受け取られた調査実施要求が、前記回答者が要求された調査を事前に行ったかどうかを判定するためのグローバル一意識別子を含むかどうかの前記判定に応答するよう構成されるグローバル一意識別子モジュールを具えることを特徴とする自動調査管理システム。
【請求項2】
調査の実施を要求している回答者が、事前に当該調査を行ったかどうかを判定するための方法であって、当該方法が、自動化された調査管理システムを利用するものであり:
インターネットに接続され、かつ1またはそれ以上の調査回答者から調査実施要求を受け取るよう構成される自動調査管理システムを提供するアクトを含み、前記受け取られた調査実施要求の各々は、少なくとも回答者アカウント識別子を含み、前記自動調査管理システムが:
1またはそれ以上の調査識別子とグローバル一意識別子とに関連して、前記回答者アカウント識別子を記憶するための少なくとも1のデータベースを含み、前記1またはそれ以上の調査識別子が、前記回答者アカウント識別子によって識別された回答者により、何れの調査がすでになされたかを識別し、前記グローバル一意識別子が、前記回答者アカウント識別子によって識別された前記回答者と関連する一意な値を提供し;
前記調査回答者から受け取られた調査実施要求の各々に応答し、前記調査管理システムにより、前記受け取られた調査実施要求が、インターネットに接続され、調査の実施を要求するために回答者により用いられるコンピュータに予め記憶されたグローバル一意識別子を含むかどうかを自動的に判定するアクトと、前記受け取られた調査実施要求がグローバル一意識別子を含むかどうかの前記判定に応答して、前記自動調査管理システムにより、前記回答者が要求された調査を事前に行ったかどうかを自動的に判定するアクトとを含むことを特徴とする方法。
【請求項3】
インターネットに接続されたコンピュータシステムから、調査を実施するよう試みる回答者による、二重の試みを防ぐ自動調査管理システムを利用する自動調査管理方法であって、前記自動調査管理システムが、事前に取得された調査識別情報およびグローバル一意識別子文字列に関連する回答者アカウント情報を記憶するためのデータベースを含み、前記方法が:
前記自動調査管理システムにより、前記コンピュータシステムを利用し、かつ調査を実施するためにインターネットに接続された回答者からの要求を受け取るアクトと;
前記受け取られた要求に応答し、前記自動調査管理システムが、前記受け取られた要求が、前記受け取られた要求の一部として、インターネットクッキーに含まれるグローバル一意識別子を含むかどうか判定するアクトと;
前記自動調査管理システムにより、前記受け取られた要求が、グローバル一意識別子クッキーを含む判定に応答し、事前に受け取られた、復号化されたグローバル一意識別子文字列を提供するために、前記インターネットクッキーに含まれる前記事前に受け取られたグローバル一意識別子を復号化するアクトと;
前記復号化に応答し、前記回答者が、関連する事前に復号化されたグローバル一意識別子文字列を有するかどうかを判定するために、前記自動調査管理システムデータベースを検索するアクトと;
前記回答者が、関連する事前に復号化されたグローバル一意識別子文字列を有さないという判定に応答し、この前記自動調査管理システムデータベースにおいて、前記現在受け取られた、復号化されたグローバル一意識別子文字列が、前記回答者と関連する事前に復号化されたグローバル一意識別子文字列とマッチするかどうかを判定するアクトと;
前記現在受け取られた、復号化されたグローバル一意識別子文字列が、前記回答者と関連する事前に復号化されたグローバル一意識別子文字列とマッチするという判定に応答し、前記自動調査管理システムにより、前記自動調査管理システムデータベースから、前記回答者が、要求された調査を事前に実施したかどうかを自動的に判定し、前記回答者が、要求された調査を事前に実施していなかった場合、前記回答者がそのようにできるようにし、前記回答者が、要求された調査を事前に実施していた場合、前記回答者がそのようにできないようにするアクトと;
前記現在受け取られた、復号化されたグローバル一意識別子文字列が、前記回答者と関連する事前に復号化されたグローバル一意識別子文字列とマッチしないという判定に応答し、前記事前に復号化されたグローバル一意識別子文字列を暗号化し、かつ前記インターネットクッキーに挿入し、前記インターネットクッキーが、新しいグローバル一意識別子文字列値を有するものとして自動的にマークし、かつ前記事前に復号化されたグローバル一意識別子文字列を有するインターネットクッキーを、前記回答者のコンピュータシステムに送り、前記自動調査管理システムにより、前記自動調査管理システムデータベースから、前記回答者が、要求された調査を事前に実施したかどうかを自動的に決定し、前記回答者が、要求された調査を事前に実施していなかった場合、前記回答者がそのようにできるようにし、前記回答者が、事前に要求された調査を実施していた場合、前記回答者がそのようにできないようにするアクトと;
前記自動調査管理システムにより、前記受け取られた要求が、グローバル一意識別子クッキーを含まないという判定に応答して、前記自動調査管理システムにより、前記自動調査管理システムデータベースにおいて、グローバル一意識別子文字列が、前記回答者のアカウント識別子と関連付けられていたかどうかを判定するアクトと;
前記自動調査管理システムにより、グローバル一意識別子文字列が、前記回答者のアカウント識別子と事前に関連付けられていたという前記判定に応答し、前記関連付けられたグローバル一意識別子文字列を暗号化し、前記暗号化されたグローバル一意識別子文字列を、インターネットクッキーに配置し、かつ前記インターネットクッキーを、前記回答者のコンピュータシステムに戻し、前記自動調査管理システムにより、前記自動調査管理システムデータベースから、前記回答者が、要求された調査を事前に実施したかを自動的に判定し、前記回答者が、要求された調査を事前に実施しなかった場合、前記回答者がそのようにできるようにし、前記回答者が、事前に要求された調査を実施していた場合、前記回答者がそのようにできないようにするアクトと;
前記自動調査管理システムにより、前記受け取られた要求がグローバル一意識別子クッキーを含まないという判定、および前記自動調査管理システムにより、グローバル一意識別子文字列が、前記回答者のアカウント識別子と事前に関連付けられていなかったという判定に応答し、前記自動調査管理システムにより、グローバル一意識別子文字列を生成し、前記生成されたグローバル一意識別子文字列を、前記回答者と関連付け、前記回答者と関連付けられた前記グローバル一意識別子文字列を、自動調査管理システムデータベースに記憶し、前記関連付けられたグローバル一意識別子文字列を、暗号化し、前記暗号化されたグローバル一意識別子文字列を、インターネットクッキーに配置し、かつ前記インターネットクッキーを、前記回答者のコンピュータシステムに戻し、前記自動調査管理システムにより、前記自動調査管理システムデータベースから、前記回答者が、要求された調査を事前に実施したかどうかを自動的に判定し、前記回答者が、要求された調査を事前に実施しなかった場合、前記回答者がそのようにできるようにし、前記回答者が、事前に要求された調査を実施していた場合、前記回答者がそのようにできないようにするアクトと、を含むことを特徴とする方法。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公表番号】特表2011−524044(P2011−524044A)
【公表日】平成23年8月25日(2011.8.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−510696(P2011−510696)
【出願日】平成21年5月21日(2009.5.21)
【国際出願番号】PCT/US2009/044763
【国際公開番号】WO2009/143305
【国際公開日】平成21年11月26日(2009.11.26)
【出願人】(510304689)トゥールナ ユーエスエー,インコーポレイテッド (1)
【氏名又は名称原語表記】TOLUNA USA,INC.
【Fターム(参考)】