説明

野生動物からの食害防止器具

【課題】従来の食害防止器具や風鈴等は、一定の同じ音や光を定期的に発生するものですが、野生動物、鳥等は、防衛に対しての学習能力が優れているので、早々に安全を学習確認して、進入して食害している。
【解決手段】つり枠2に振り子3を吊り下げてその下部に風受け部材4を吊り下げた風鈴型の食害防止器具で、紐等1を利用して、立ち木の枝や柵等に、取り付け、移動、撤去が簡単に出来ることで、野生動物からの食害を防止する。器具に夜行塗料や夜行テープ等をつける事で、夜間でも効果がでる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、野菜、花、果物、草木等を、野生動物の食害を防止する食害防止器具に関する。
【背景技術】
【0002】
食害防止器具として、一定の音や光を出すもの、電線による防止柵、花火、すずらんテープ、風鈴、案山子等がある、同じ音や光で繰り返して防止する器具等ですが、野生動物、鳥等は、防衛に対しての学習能力が優れていることを考慮していなのが現状である。一定の同じ音や光の繰り返しでは、早々に、野生動物、鳥等は、安全を学習し侵入して食害しているが現状である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2008−259461 公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の食害防止器具や風鈴等は、一定の同じ音や光を定期的に発生するものですが、野生動物、鳥等は防衛に対しての学習能力が優れているので、早々に安全を学習確認して、進入して食害している。特に鹿の食害は甚大である。
【課題を解決しょうとする手段】
【0005】
本発明は、つり枠2に振り子3を吊り下げてその下部に風受け部材4を吊り下げた風鈴型である、紐等1を利用して、立ち木の枝や柵等に簡単に、取り付け、移動、撤去が出来ることで、野生動物から食害を防止する風鈴型の食害防止器具。
【発明の効果】
【0006】
本発明は、風鈴型にした食害防止器具で、設置場所に取り付け、移動、撤去等が簡単にできるので、野生動物の学習能力に対抗できる、製作も比較的安くでき、つり枠2、振り子3、風受け部材4の材料は限 定しないので、いろいろな材料の組み合わせで製作でき、材料の組み合わせで、音、光の違う風鈴型の食害防止器具ができる、野生動物の学習能力に対抗できる、自然の風の力や、触る事で、2のつり枠と3の振り子がさわるので、いろいろの音が発生する事と、4の風受け部材がゆれる事で、方向の定まらない反射光がでる事で、野生動物は安全確認に時間がかかりすぎるので、不安に感じて、設置場所に近寄らなくなるので、食害の防止になる、単品でも使えるが、つり枠のフックを利用して、つなげる事で広い場所にも使える。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明の部分断面図
【図2】本発明品を立ち木等に吊り下げた状態の説明図。
【図3】本発明品を野菜、果物等の畑等の中に支柱を立て、吊り下げた状態の説明図。
【図4】本発明品を柵等に吊り下げた状態の説明図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施の形態を図1〜図4に基づいて説明する。
【0009】
図1において、2はつり枠で、材質、形は限定しない、同じ材料でもよいが同じ材料で厚さを変えるとか、ちがう材料を組合わせてもよい、ボックス型として、下をオープンにする、外側にフック等を付けて連結できる様にする。3はつり枠の中に吊り下げる振り子で、材質は限定しない、形は異型するか、つり枠に当たる箇所に爪等を付けて、不均等に当たる様にする。4は振り子の下に吊り下げる風受け部材で、材質、形は限定しない、連結して数枚取り付けして、不均等にゆれる様にする。1は吊り下げる紐等である、本発明品は風鈴型になるので、立ち木の枝や柵等に、簡単に取り付け、移動、撤去等ができる形状である。
【0010】
図2〜図4は、本発明の使用例である。
【符号の説明】
【0011】
1 吊り下げる紐
2 つり枠
3 振り子
4 風除け部材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
つり枠2に振り子3を吊り下げて、その下部に風受け部材4を取り付けした風鈴型です、紐等1を利用して、立ち木の枝や柵等に簡単に、取り付け、移動、撤去が出来る、風鈴型の食害防止器具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2013−124(P2013−124A)
【公開日】平成25年1月7日(2013.1.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−150414(P2011−150414)
【出願日】平成23年6月20日(2011.6.20)
【出願人】(500264766)
【Fターム(参考)】