説明

金属製地下室付き住宅

【課題】地下室周辺の空気を利用して最少の電力で住宅の居室の空調を行なうことができる金属製地下室付き住宅を提供する。
【解決手段】金属製地下室1の対向する2面の各壁部は、金属製壁2として内部空間9を有する二重金属板4により形成され、地下室の床も、金属製床3として、内部空間9を有する二重金属板4により形成される。両側の金属製壁2と床部の金属製床3の縁部は結合され、金属製壁2と床部の金属製床3の内部空間9は相互に連通する。両側の金属製壁2の上部は閉鎖板10により閉鎖され、その閉鎖板近傍に形成された一方の通風用開口部11が、住宅20の居室21内に設けられた送風ダクト22に接続され、他方の通風用開口部11が居室21内の吸気ダクト23に接続される。送風ダクト22または吸気ダクト23の一部に送風ファン24が設けられる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、金属製地下室付き住宅に関し、特に、地下室周囲の空気を利用して住宅の居室の空調を行なうようにした金属製地下室付き住宅に関する。
【背景技術】
【0002】
地下室付きの住宅を建築する場合、形鋼等の鉄骨を芯材として、鋼板を壁面及び床面に配置固定し、金属製地下室を形成する施工技術が、下記特許文献1で提案されている。
【0003】
このような金属製地下室は、地下室の構成部材を、鋼板、鉄骨等により予め工場にて製作し、その後、施工現場に地下室構成部材を搬入し、現場で施工したコンクリート基礎の上に、金属製の地下室構成部材を、据付固定することができるため、工期の短縮や工費の節減の観点から有利である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2008−261200号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
一方、狭小地に住宅を建築する場合、地下室付き住宅とすることは、延べ床面積を大きくできる点で有利なため、都市部の住宅などで、地下室付き住宅を採用する場合が増加しており、上記のような金属製地下室を備えた住宅の建築は、都市部において、少なからず実施されている。
【0006】
ところで、都市部では、近年、ヒートアイランド現象などにより、環境温度が上昇する傾向にあり、特に、夏季の都市部の温度上昇は著しいものがある。このため、都市部の住宅においては、空調装置による居室内の冷房のために、多くの電力を消費し、住宅などにおいて、節電の観点から、電力を使用しない冷房や暖房の設備が強く望まれている。
【0007】
本発明は、上述の点に鑑みなされたもので、地下室周辺の空気を利用して最少の電力で住宅の居室の空調を行なうことができる金属製地下室付き住宅を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る金属製地下室付き住宅は、金属製壁と金属製床を有した金属製地下室の上に、地上住宅を建築する金属製地下室付き住宅において、
金属製地下室の対向する2面の金属製壁は、各々、間に金属筒を介在させた二重金属板から形成され、該二重金属板の内側金属板の外側面に、複数の金属筒が間隔をおいて縁部を溶接して固定され、該金属筒の外側に外側金属板が該金属筒の縁部を溶接して固定されるとともに、該金属筒内の該外側金属板には外側に向けて開口する開口部が設けられ、
該金属製地下室の床面を形成する金属製床は、間に金属筒を介在させた二重金属板から形成され、該二重金属板の内側金属板の外側面に、複数の金属筒が間隔をおいて縁部を溶接して固定され、該金属筒の外側に外側金属板が、該金属筒の縁部を溶接して該内側金属板の外側に空間を有した状態で固定されるとともに、該金属筒内の該外側金属板には外側に向けて開口する開口部が設けられ、
該対向する2面の金属製壁の内部空間と該金属製床の内部空間とが連通して該金属製壁と該金属製床の縁部が連結固定され、該対向する2面の金属製壁の内部空間の上端部は閉鎖板で閉鎖されるとともに、該閉鎖板の一部に通風用開口部が形成され、該一方の金属製壁の通風用開口部に、前記住宅の地上の居室に設けた送風ダクトが接続され、他方の金属製壁の通風用開口部には該居室内に設けた吸気ダクトが接続され、該送風ダクトまたは吸気ダクトの一部に送風ファンが設けられたことを特徴とする。
【0009】
この発明によれば、送風ファンを動作させると、地下室の金属製壁の内部空間内の空気が送風ダクトを通して地上の居室内に送風され、居室内の空気は同じ居室内の吸気ダクトを通して他方の金属製壁の内部空間に戻され、居室内の空気と地下室の金属製壁及び金属製床の内部空間の空気が、地下室の金属製壁及び金属製床の内部空間を通して循環される。地下室の金属製壁及び金属製床の内部空間の空気は、一年を通して温度が略一定であるので、冬季に暖かく、夏季に涼しい空気を居室内に送風することができ、送風ファンを駆動するための最少の電力で、居室内の冷暖房を行なうことができる。
【0010】
ここで、上記金属製地下室付き住宅において、上記金属製壁と金属製床は予め工場で製作し、地下室の施工現場にはコンクリート壁を打設し、内側を掘削して地下室用の空間を形成した状態で、金属製壁と金属製床をコンクリート壁内に搬入し、金属製壁と金属製床の縁部を結合させて地下室を製作するように構成することができる。これによれば、矢板、H型鋼等の杭打ち作業を省略して、地下室の施工を行なうことが可能となり、安価な工費で、短期間に地下室を製作することができる。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、地下室周辺の空気を利用して、最少の電力で、住宅の居室の空調を行なうことができ、省エネルギーによる冷暖房を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明の一実施形態を示す金属製地下室付き住宅の断面図である。
【図2】図1のII-II拡大断面図である。
【図3】図1のIII-III拡大断面図である。
【図4】地下室部分の拡大断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1の断面図に示すように、本金属製地下室付き住宅は、金属製壁2と金属製床3を有する金属製地下室1の上に、地上の住宅20を建築した金属製地下室付き住宅である。
【0014】
金属製地下室付き住宅は、図2〜図4に示すように、矩形平面の金属製地下室1の周囲4面の各壁部が、金属製壁2として内部空間9を有する二重金属板4により形成され、また、金属製地下室1の床は、図4に示す如く、内部空間9を有する二重金属板4により金属製床3として形成される。
【0015】
金属製壁2及び金属製床3の二重金属板4は、間に金属筒7を介在させた二重の金属板から形成され、二重金属板4の内側金属板5の外側面に、複数個の金属筒7が間隔をおいて、その環状円部つまり縁部を溶接して固定され、金属筒7の外側に外側金属板6が金属筒7の縁部を溶接して、内側金属板5の外側つまり外側金属板6のとの間に内部空間9を有した状態で固定される。さらに、金属筒7内の外側金属板6には外側に向けて開口する開口部8が形成される。
【0016】
内側金属板5及び外側金属板6には、例えば厚さ約4mmの鋼板が使用され、金属筒7には、例えば外径約200〜300mm、長さ約100mmの金属パイプが使用され、それらを溶接して二重金属板4とすることにより、十分な剛性と強度を有した壁及び床用の構造材となっている。金属筒7は外径約200〜300mmの金属パイプを、長さ約100mmの長さに輪切りにするように切断し、その両端縁部を二重金属板4の内側に溶接される。なお、金属筒7は、ここでは金属円筒を使用しているが、四角形或いは三角形の金属筒を使用することもできる。
【0017】
そして、これらの金属製壁2と金属製床3は施工現場にて、その縁部を相互に溶接して箱状の金属製地下室1を形成するが、特に、このとき、金属製地下室1の対向する2面の壁部を形成する金属製壁2,2は、その内部空間9が、各々、金属製床3の内部空間9に連通するように溶接結合され、これにより、金属製地下室1の対向する2面の金属製壁2,2が、金属製床3を通して連通する構造となっている。後述のように、この2面の金属製壁2,2(図1の左右の側の金属製壁)の内部空間上部は閉鎖板10により閉鎖され、その閉鎖板10の近傍の金属板に通風用開口部11が形成され、通風用開口部11を通して空気が金属製壁2,2及び金属製床3の内部空間を循環することとなる。
【0018】
上記のように、対向する2面の金属製壁2,2と金属製床3とを連通させて循環通風路を形成する場合、図2,3に示す金属製地下室1の平面において、上下に対向する2面の金属製壁2,2の内部空間9と、左右に対向する2面の金属製壁2,2の内部空間9とは、その間に隔壁を設けて非連通状態とする必要がある。
【0019】
しかし、図2,3に示すように、左上の角部の内部空間9と右下の角部の内部空間9に、隔壁12を設けることにより、一方の側のみ直角に隣接する金属製壁2は通風循環用の金属製壁2と連通させるようにして、循環通風路を形成することもできる。
【0020】
つまり、図2,3に示すように、左上の角部の内部空間9と右下の角部の内部空間9に、隔壁12を設けることにより、図2,3の右側と上側の金属製壁2、2の内部空間9,9が、金属製床3の内部空間9を通して、図の左側と下側の金属製壁2、2の内部空間9,9と連通し、最も通風路の広い(長い)循環通風路を形成することが可能となる。
【0021】
最小の循環通風路を形成する構成要素としては、対向する2面の金属製壁2,2の内部空間9,9と金属製床3の内部空間9とを連通して、金属製壁2,2と金属製床3の縁部を溶接により結合し、対向する2面の金属製壁2,2の内部空間9,9の上端部を閉鎖板10で閉鎖し、閉鎖板の一部またはその近傍に通風用開口部11を形成すればよいこととなる。
【0022】
図1、図4に示すように、一方(左側)の金属製壁2の通風用開口部11に、住宅20の地上の居室21に設けた送風ダクト22が接続され、他方(右側)の金属製壁2の通風用開口部11には居室21内に設けた吸気ダクト23が接続され、送風ダクト22または吸気ダクト23の一部に送風ファン24が設けられる。居室21内の壁部に縦に配設した送風ダクト22及び吸気ダクト23は、居室21の壁の内側に設けることもできる。
【0023】
送風ダクト22及び吸気ダクト23にはその上部と下部に通風用の通風口(グリル)が設けられるが、上下の通風口には開閉可能なルーバーを設け、冷房時には上の通風口を開き、暖房時には下の通風口を開くようになっている。なお、図1では、送風ダクト22に送風ファン24を設けたが、吸気ダクト23の一部に送風ファンを設け、居室21内の空気を吸気ダクト23内に吸引して金属製壁2の内部空間9内に圧送するようにしてもよい。
【0024】
次に、上記構成の金属製地下室付き住宅を建築する際の施工工事について説明する。先ず、建築現場の地盤の地業を行なうが、地下室のための地盤の掘り下げを行なう前に、コンクリート壁を施工する。この地下室のためのコンクリート壁の施工は、先ず、地下室の平面寸法より外側4辺部(地下室の4面の壁部に対応した部位)に、約50cmの幅で、約50cmの深さの溝を掘り下げる。
【0025】
次に、地下室の平面寸法より約10cm〜約15cmだけ外側に、約35cm〜約40cm幅の溝を、地下室の周囲4辺について、深さ約170cm(地下室の深さ)まで掘り下げる。
【0026】
次に、掘削した4辺の溝内に、セメントミルク(セメントと水の混合物)を注入し、その中に掘削した土などを混合しながら、撹拌する。その状態で、5日〜7日間放置し、コンクリートを固化させて、地下室の4辺のコンクリート壁30を形成する。
【0027】
次に、コンクリート壁30が完全に固化し、内側を掘削しても、崩落しないことを確認した後、コンクリート壁30の内側を、金属製地下室1に必要な深さまで掘削する。
【0028】
通常、地下室を施工する場合、先ず、掘削する部分の周囲に、矢板、H型鋼などの杭打ち作業を行なった状態で、地下室部分の地盤を掘削しているが、上記のように、地下室部分の地盤を掘削する前に、地下室の周囲に溝を掘り下げ、そこにセメントミルクを注入し、そこに土を混合しながら撹拌して、土中にコンクリート壁30を形成し、その後、コンクリート壁30の内側を掘削する。このため、矢板、H型鋼などの杭打ち作業を省略することができ、杭打ち作業のための工費や工期を削減することができる。また特に、都市部などで、狭小地に地下室付き住宅を建築する場合、杭打ち作業用の重機を建築現場に搬入できない場合があるが、そのような狭小地においても、杭打ち作業用の重機を使用せずに、地下室付き住宅を施工することが可能となる。
【0029】
なお、地下室部分の地盤を掘削した状態で、地下底部から漏水がある場合には、防水コンクリートを注入し、或いは防水材や防水シートを施工するなどして、地下底部に防水処理を施すこととなる。
【0030】
コンクリート壁30の施工が完了し、地下室用の空間を掘削した後、上記構成のように予め工場で製作された金属製壁2(4辺の壁部)及び金属製床3を、施工現場に搬入し、それらを矩形箱状に組み立て、それらの縁部を溶接して、金属製地下室1を施工する。
【0031】
すなわち、先ず、金属製床3をコンクリート壁30の内側空間に搬入し、その4辺の端部に合わせるように、4枚の金属製壁2を、各コンクリート壁30に隣接した位置に縦に挿入する。そして、各金属製壁2の内側金属板5の下側端縁部を金属製床3の内側金属板5の縁部に溶接し、4枚の金属製壁2の両側端部の内側金属板5を相互に溶接する。このとき、一方の側の金属製壁2の内部空間9と金属製床3の内部空間9とが連通し、他方の側の金属製壁2の内部空間9と金属製床3の内部空間9とが連通する。
【0032】
図2、図3に示すように、図の上側の金属製壁2における左上の角部に隔壁12が設けられ、図の下側の金属製壁2における右下の角部に隔壁12が設けられているので、上記のように、4枚の金属製壁2と金属製床3を箱型に組み立てた状態で、左側の金属製壁2の内部空間9は金属製床3の内部空間9を通して右側の金属製壁2の内部空間9と連通することとなる。
【0033】
上記のように、4枚の金属製壁2の上端部は、閉鎖板10により閉鎖され、図2,3に示す左右両側に対向する金属製壁2,2の閉鎖板10の一部または閉鎖板10近傍の金属板に、通風用開口部11、11が形成されている。したがって、図1に示すように、両側の通風用開口部11,11は、住宅20の居室21内に設けた送風ダクト22または吸気ダクト23に接続される。
【0034】
上記のように施工された金属製地下室1の内部には、内装材などが取り付けられ、地下室が製作される。そして、この後、住宅20の地上部分のための基礎31が地下室の上部周囲に施工され、基礎31の上に、住宅20の地上部分が軸組みなどの工法により施工される。
【0035】
住宅20の居室21には、図1に示すように、一方の側の壁部に沿って、縦に送風ダクト22が取り付けられ、他方の側の壁部には、吸気ダクト23が縦に取り付けられる。したがって、住宅20の地上部分が建築された状態で、上記送風ダクト22の下端部が上記金属製地下室1の一方の金属製壁2の通風用開口部11に連通接続され、吸気ダクト23の下端部が他方の金属製壁2の通風用開口部11に連通接続される。
【0036】
上記構成の金属製地下室付き住宅は、送風ダクト22に設けた送風ファン24を動作させると、金属製地下室1の金属製壁2及び金属製床3の内部空間9内の空気が、図1に示すように、送風ダクト22を通して地上の居室21内に送風される。
【0037】
このとき、居室21内の空気は同じ居室内の吸気ダクト23を通して他方の金属製壁2の内部空間9に戻されることとなる。このため、居室21内の空気と金属製地下室1の金属製壁2及び金属製床3の内部空間9の空気は、金属製地下室1の金属製壁2及び金属製床3の内部空間9を通して循環されることとなる。
【0038】
金属製地下室1の金属製壁2及び金属製床3の内部空間9の空気は、一年を通して温度が略一定であるので、冬季に暖かく、夏季に涼しい空気を居室21内に送風して空調を行うことができる。したがって、空調は送風ファン24を駆動するための最少の電力で行なうことができ、地下室周辺の空気を使用して、居室21内の冷暖房を経済的に行なうことができる。
【0039】
このように、金属製地下室1は、その構成部材である、金属製壁2及び金属製床3を予め工場で製作し、施工現場で溶接接合などを行なって組み立てることができるので、地下室施工の工費、工期を削減することができ、地下室周辺の空気を利用して、最少の電力で、住宅20の居室21の空調を行なうことができ、省エネルギーによる冷暖房を実現することができる。
【符号の説明】
【0040】
1 金属製地下室
2 金属製壁
3 金属製床
4 二重金属板
5 内側金属板
6 外側金属板
7 金属筒
8 開口部
9 内部空間
10 閉鎖板
11 通風用開口部
12 隔壁
20 住宅
21 居室
22 送風ダクト
23 吸気ダクト
24 送風ファン
30 コンクリート壁
31 基礎

【特許請求の範囲】
【請求項1】
金属製壁と金属製床を有した金属製地下室の上に、地上の住宅を建築する金属製地下室付き住宅において、
金属製地下室の対向する2面の金属製壁は、各々、間に金属筒を介在させた二重金属板から形成され、該二重金属板の内側金属板の外側面に、複数の金属筒が間隔をおいて縁部を溶接して固定され、該金属筒の外側に外側金属板が該金属筒の縁部を溶接して該内側金属板の外側に空間を有した状態で固定されるとともに、該金属筒内の該外側金属板には外側に向けて開口する開口部が設けられ、
該金属製地下室の床面を形成する金属製床は、間に金属筒を介在させた二重金属板から形成され、該二重金属板の内側金属板の外側面に、複数の金属筒が間隔をおいて縁部を溶接して固定され、該金属筒の外側に外側金属板が、該金属筒の縁部を溶接して該内側金属板の外側に空間を有した状態で固定されるとともに、該金属筒内の該外側金属板には外側に向けて開口する開口部が設けられ、
該対向する2面の金属製壁の内部空間と該金属製床の内部空間とが連通して該金属製壁と該金属製床の縁部が連結固定され、該対向する2面の金属製壁の内部空間の上端部は閉鎖板で閉鎖されるとともに、該閉鎖板の一部に通風用開口部が形成され、該一方の金属製壁の通風用開口部に、前記住宅の地上の居室に設けた送風ダクトが接続され、他方の金属製壁の通風用開口部には該居室内に設けた吸気ダクトが接続され、該送風ダクトまたは吸気ダクトの一部に送風ファンが設けられたことを特徴とする金属製地下室付き住宅。
【請求項2】
前記金属製壁及び金属製床は予め工場で製作され、地下室の施工現場にはコンクリート壁が打設され、内側を掘削して地下室用の空間を形成した状態で、該金属製壁及び金属製床が該コンクリート壁内に搬入され、該金属製壁と金属製床の縁部が結合されて該地下室が製作されることを特徴とする請求項1記載の金属製地下室付き住宅。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2013−19104(P2013−19104A)
【公開日】平成25年1月31日(2013.1.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−150822(P2011−150822)
【出願日】平成23年7月7日(2011.7.7)
【出願人】(511165636)株式会社林工業 (1)
【Fターム(参考)】