説明

釣り用上着

【課題】安定した浮力を保ちつつ、上着着用者の身体の動きにスムーズに追従できる釣り用上着およびその浮力材を提供する。
【解決手段】釣り用上着の前身頃に設けられる浮力材10Aは、上着着用者の胸部と対向するようになっている上側部分50と、上着着用者の腹部と対向するようになっている下側部分52とを有する。上側部分50には、上着着用者の腕部に面する側からその反対側の左右前身頃の合わせ部側へと向かう幅方向に沿って浮力材を切り欠くことによって切り欠き部70が形成される。この場合、切り欠き部70は、上側部分50の最小幅寸法Wminが最大幅寸法Wmaxの20%〜70%となるように切り欠かれる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、略板状の浮力材を備える釣り用上着に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、いわゆるフローティングベストと称される釣り用の上着が知られている。このような釣り用上着は、左右の前身頃と後身頃とによって上着本体(服地)が形成されており、それぞれの身頃に設けられた所定の収容空間内にPVC、PE、EVAなどから成る略板状の浮力材を備えて成る。
【0003】
ところで、釣り用上着は、浮力材を収容している分だけ一般のベストよりも厚みがあり着用したときの嵩が大きいだけでなく、多くの場合、前記浮力材が、それぞれの身頃の形状に適合する1枚の平板として形成され、身頃の面積のかなりの部分を占めている。そのため、浮力材が、上着着用者の身体の動きに追従できず(身体に沿って変形できず)、着用者の動きを制限するだけでなく、着心地も悪くさせ、ひいては、釣り動作を妨げる場合もある。
【0004】
そのため、特許文献1では、各身頃に装着される浮力材を多数に分割することにより、浮力材を上着着用者の身体の動きに追従させることができるようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2009−19298号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1の構造のように、浮力材を分割しすぎると、釣り用上着の着用者が水中に入った際に、分割された浮力材が浮力で上側に寄せられたり或いは規定位置から大きくずれたりし易くなる。そのため、安定して身体を浮かせることができなくなくなる(一定の安定した浮力を保てなくなる)場合がある。
【0007】
本発明は、前記事情に着目してなされたものであり、その目的とするところは、安定した浮力を保ちつつ、上着着用者の身体の動きにスムーズに追従できる釣り用上着を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題を解決するために、本発明は、左右の前身頃と後身頃とによって上着本体が形成され、それぞれの身頃に設けられた収容空間内に略板状の浮力材を備えて成る釣り用上着であって、前記前身頃に設けられる前記浮力材は、上着着用者の胸部と対向するようになっている上側部分と、上着着用者の腹部と対向するようになっている下側部分とを有し、前記上側部分には、上着着用者の腕部に面する側からその反対側の左右前身頃の合わせ部側へと向かう幅方向に沿って浮力材を切り欠くことによって切り欠き部が形成され、前記切り欠き部は、前記上側部分の最小幅寸法が最大幅寸法の20%〜70%となるように切り欠かれることを特徴とする。
【0009】
この構成によれば、浮力材に形成される所定の寸法範囲の切り欠き部により、板面方向および板面に対して垂直な方向の両方向で浮力材が撓み易くなり、したがって、上着着用者の身体の動きに突っ張らずに対応でき、上着着用者の釣り動作に浮力材がスムーズに追従できる。また、浮力材の撓み性の向上を浮力材の分割ではなく所定の寸法範囲の切り欠きによって実現するため、浮力材の一体性が損なわれず、安定した浮力を保つことができる。
【0010】
なお、上記構成において、上側部分は浮力材の高さ寸法の35%〜70%との高さ寸法範囲の領域として規定され、下側部分は浮力材の高さ寸法の30%〜65%の高さ寸法範囲の領域として規定される。
【0011】
また、このような浮力材の撓み性の向上は、切り欠き最大深さが浮力材の最大幅寸法の40%〜90%になるように切り欠き部を設けることによって、あるいは、切り欠き開口幅が浮力材の高さ寸法の10%〜60%になるように切り欠き部を設けることによっても実現できる。この場合、切り欠き最大深さとは、切り欠き開口の両側の端縁同士を結ぶラインの中点から切り欠き部の内周面上の点へと延びる直線のうち最も長い直線の長さとして規定され、また、切り欠き開口幅とは、切り欠き開口の両側の端縁同士を結ぶラインの長さとして規定される。
【0012】
また、上記構成において、前記上側部分には、左右前身頃の合わせ部側からその反対側の上着着用者の腕部に面する側へと向かう幅方向に沿って浮力材を切り欠くことによって更なる切り欠き部が形成されても良い。この場合、浮力材は、その板面方向および板面に対して垂直な方向で撓み性に優れる。また、上記構成では、切り欠き部に加え、浮力材の表面(特に、上着着用者の身体と対向する面と反対側の面)の略全体にわたって所定の間隔で凹状の溝を設けると、浮力材全体の撓み性が更に向上し、浮力材を着用者の動きに良好に追従させることができ、着心地も良くなる。
【0013】
また、上記構成では、前記上側部分と前記下側部分とが分離されていても良い。このように、浮力材の上側部分と下側部分とを分断すると、上着着用者の身体のねじれ動作を逃がすことができ、身体動作に対する追従性が更に向上する。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、安定した浮力を保ちつつ、上着着用者の身体の動きにスムーズに追従できる釣り用上着を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る釣り用上着の正面図。
【図2】(a)は図1の釣り用上着に装着される右側前身頃用浮力材の正面図、(b)は右側前身頃用浮力材の左側面図、(c)は右側前身頃用浮力材の右側面図、(d)は右側前身頃用浮力材の下面図。
【図3】図1の釣り用上着に装着される右側前身頃用浮力材の斜視図。
【図4】第1の実施形態に係る釣り用上着の左側前身頃用浮力材の概略斜視図。
【図5】図4の左側前身頃用浮力材の正面図。
【図6】本発明の第2の実施形態に係る釣り用上着の左側前身頃用浮力材の概略側面図。
【図7】本発明の第3の実施形態に係る釣り用上着の右側前身頃用浮力材の斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本発明に係る釣り用上着の実施形態について、添付図面を参照して具体的に説明する。
【0017】
図1は、いわゆるフローティングベストと称される本発明の第1の実施形態に係る釣り用上着1を示している。この釣り用上着1は、袖なしの上着であるが、袖のある上着であっても良い。また、この釣り用上着1は、例えば磯釣り、波止釣り、または、船釣り等で使用される。
【0018】
図1に示されるように、釣り用上着1は、左右の前身頃2,3と後身頃4とによって上着本体(服地)が形成されており、それぞれの身頃2,3,4に設けられた図示しない所定の収用空間(浮力材収容部)(図示せず)内にPVC、PE、EVAなどから成る略板状の浮力材10A,10B,10C(右側前身頃用浮力材10A、左側前身頃用浮力材10B、後身頃用浮力材10C)を備えて成る。この場合、右側の前身頃2と左側の前身頃3は、合わせ部20でその端部同士を合わせてチャック25により閉めることができる。浮力材10A,10B,10Cは、身頃2,3,4の形状と略合致した形状に形成されており、また、各身頃2,3,4の前記浮力材収容部は身頃2,3,4の略全体にわたって設けられている。
【0019】
なお、前記浮力材収容部にスライドファスナー等により開閉可能な開口部を形成し、浮力材収容部に浮力材10A,10B,10Cを着脱自在に収容できるようにしても良い。また、右側前身頃用浮力材10Aおよび左側前身頃用浮力材10Bは、左右対称に配置されている以外は、ほぼ同じ形態であるが、左右で異なる形状であってもよい。
【0020】
また、図1に示されるように、左右の前身頃2,3の外面2a,3aには、上着着用者の腹部にほぼ対応する位置に、収納ポケット11,12(外ポケット)が設けられている。これらのポケット11,12は、釣り用上着1の幅方向Wおよび高さ(丈)方向Tにわたって所定の寸法を有しており、浮力材10A,10Bとその厚さ方向で重なり合うように設けられている。いずれのポケット11,12も、正面視略四角形状に形成されており、その上縁から中央側(合わせ部20側)の側縁にかけて略L字状の開口部11a,12aを有している。なお、開口部11a,12aはスライドファスナー13,14が設けられて開閉自在とされている。
【0021】
また、各ポケット11,12は好ましくは前身頃2,3の外面2a,3aから前方に突出しないように形成されており、ポケット11,12の外壁11b,12bは前身頃2,3の胸部に対応する外面2a,3a部位と略面一に形成されている。そして、前身頃2,3の腹部に対応する外面2a,3a部位とポケット11,12の外壁11b,12bとの間に、ポケット11,12の収納空間が形成される。
【0022】
図2には右側前身頃用浮力材10Aが示されている。図示のように、本実施形態の右側前身頃用浮力材10Aは、上着着用者の胸部と対向するようになっている上側部分50と、上着着用者の腹部と対向するようになっている下側部分52とを有する。この場合、上側部分50は浮力材10Aの高さ寸法Tmaxの35%〜70%との高さ寸法範囲の領域として規定され、下側部分52は浮力材10Aの高さ寸法Tmaxの30%〜65%の高さ寸法範囲の領域として規定され(後述する第2および第3の実施形態においても同様)、特に本実施形態では、上側部分50と下側部分52とが一体に形成されている。
【0023】
また、上側部分50は、上着着用者の身体と対向するようになっている第1の表面30と、反対側の第2の表面32とを有している。また、上側部分50には、上着着用者の腕部に面する側Aからその反対側の左右前身頃の合わせ部20の側Bへと向かう幅方向Wに沿って浮力材10Aをその厚さ全体にわたって切り欠くことによって切り欠き部70が形成されている。この場合、切り欠き部70は、上側部分50の最小幅寸法Wminが最大幅寸法Wmax’の20%〜70%となるように切り欠かれている。
【0024】
また、本実施形態において、切り欠き部70は、切り欠き最大深さDmaxが浮力材10Aの最大幅寸法Wmaxの40%〜90%になるように切り欠かれているとともに、切り欠き開口幅Hが浮力材10Aの高さ寸法Tmaxの10%〜60%になるように切り欠かれている。ここで、切り欠き最大深さDmaxとは、切り欠き開口70aの両側の端縁72,73同士を結ぶラインL1の中点Mから切り欠き部70の内周面70b上の点Pへと延びる直線L2のうち最も長い直線の長さとして規定され(後述する第2および第3の実施形態においても同様)、また、切り欠き開口幅Hとは、切り欠き開口70aの両側の端縁72,73同士を結ぶラインL1の長さとして規定される(後述する第2および第3の実施形態においても同様)。
【0025】
また、本実施形態において、浮力材10A(上側部分50および下側部分52の両方)には、その第2の表面32の略全体にわたって所定の間隔で凹状の溝80が設けられている。また、このような溝80に加え、下側部分52には、軽量化および通気性の向上を図るために略円形の穴82が複数設けられている。
【0026】
なお、左側前身頃用浮力材10Bも、右側前身頃用浮力材10Aと線対称に形成されている点を除き、右側前身頃用浮力材10Aと全く同様に形成されている。
【0027】
以上説明したように、本実施形態によれば、浮力材10A,10Bに形成される所定の寸法範囲の切り欠き部70により、板面方向および板面に対して垂直な方向の両方向で浮力材10A,10Bが撓み易くなり、したがって、上着着用者の身体の動きに突っ張らずに対応でき、上着着用者の釣り動作に浮力材10A,10Bがスムーズに追従できる。また、浮力材10A,10Bの撓み性の向上を浮力材10A,10Bの分割ではなく所定の寸法範囲の切り欠き70によって実現するため、浮力材10A,10Bの一体性が損なわれず、安定した浮力を保つことができる。図4および図5は、本実施形態に係る釣り用上着の左側前身頃用浮力材10B(右側前身頃用浮力材10Aも同様)を示しているが(図では、簡単のため、溝80および穴82が省略されている)、これらの図からも分かるように、本実施形態のように所定の寸法範囲の切り欠き部70が設けられていると、図中に矢印で示されるように板面方向および板面に対して垂直な方向の両方向で浮力材10B(浮力材10Aも同様)が撓み易くなり、また、上側部分50と下側部分52とが一体となっていると(浮力材10Bが身頃の形状に適合する1枚の平板として形成されていると)、浮力材10Bの一体性が保たれ、安定して身体を浮かせることができる(一定の安定した浮力を保てる)。
【0028】
また、本実施形態では、切り欠き部70に加え、浮力材10A,10Bの第2の表面32の略全体にわたって所定の間隔で凹状の溝80が設けられているため、浮力材10A,10B全体の撓み性が更に向上し、浮力材10A,10Bを着用者の動きに良好に追従させることができ、着心地も良くなる。
【0029】
図6は本発明の第2の実施形態に係る釣り用上着の前身頃用浮力材10A,10Bを示している。図示のように、本実施形態では、上着着用者の腕部に面する側Aからその反対側の左右前身頃の合わせ部20の側Bへと向かう幅方向Wに沿って浮力材10Aをその厚さ全体にわたって切り欠くことによって第1の切り欠き部70Aが形成されるとともに、左右前身頃の合わせ部20の側Bから上着着用者の腕部に面する側Aへと向かう幅方向Wに沿って浮力材10Aをその厚さ全体にわたって切り欠くことによって第2の切り欠き部70Bが形成されている。すなわち、第1の実施形態では浮力材の幅方向の一方側だけに切り欠き部が設けられているが、本実施形態では、浮力材の幅方向の両側に切り欠き部が設けられている。なお、切り欠き部70A,70Bの切り欠き形態は第1の実施形態と同様である。この場合、上側部分50の最小幅寸法Wminが最大幅寸法Wmax’の20%〜70%となるように第1および第2の切り欠き部70A,70Bが全体として切り欠かれる。また、これに加えて或いはこれに代えて、各切り欠き部70A,70Bは、その切り欠き開口幅が浮力材10Aの高さ寸法Tmaxの10%〜60%になるように切り欠かれる。したがって、本実施形態によっても、第1の実施形態と同様の作用効果が得られる(特に、浮力材は、その板面方向および板面に対して垂直な方向(図中に矢印で示される方向)で撓み性に優れる)。
【0030】
図7は本発明の第3の実施形態を示している。本実施形態では、図示のように、浮力材10Aの上側部分50と下側部分52とが分離されている(浮力材10Bも同様)。このように、浮力材10A,10Bの上側部分50と下側部分52とが分断されていると、上着着用者の身体のねじれ動作を逃がすことができ、身体動作に対する追従性が更に向上する。
【0031】
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できることは言うまでもない。例えば、前述した実施形態では、ポケット11,12が下側部分52だけに設けられているが、ポケットは上側部分50に設けられていてもよい。この場合、浮力材の切り欠き部70と対応する位置にポケットが設けられれば、ポケットに被収納物を入れても腕の動きが規制されず、釣竿の操作が向上する。
【符号の説明】
【0032】
1 釣り用上着
前身頃
10A,10B,10C 浮力材
20 合わせ部
30 第1の表面
32 第2の表面
50 上側部分
52 下側部分
70 切り欠き部
80 凹溝

【特許請求の範囲】
【請求項1】
左右の前身頃と後身頃とによって上着本体が形成され、それぞれの身頃に設けられた収容空間内に略板状の浮力材を備えて成る釣り用上着であって、
前記前身頃に設けられる前記浮力材は、上着着用者の胸部と対向するようになっている上側部分と、上着着用者の腹部と対向するようになっている下側部分とを有し、
前記上側部分には、上着着用者の腕部に面する側からその反対側の左右前身頃の合わせ部側へと向かう幅方向に沿って浮力材を切り欠くことによって切り欠き部が形成され、
前記切り欠き部は、前記上側部分の最小幅寸法が最大幅寸法の20%〜70%となるように切り欠かれることを特徴とする釣り用上着。
【請求項2】
左右の前身頃と後身頃とによって上着本体が形成され、それぞれの身頃に設けられた収容空間内に略板状の浮力材を備えて成る釣り用上着であって、
前記前身頃に設けられる前記浮力材は、上着着用者の胸部と対向するようになっている上側部分と、上着着用者の腹部と対向するようになっている下側部分とを有し、
前記上側部分には、上着着用者の腕部に面する側からその反対側の左右前身頃の合わせ部側へと向かう幅方向に沿って浮力材を切り欠くことによって切り欠き部が形成され、
前記切り欠き部は、切り欠き最大深さが浮力材の最大幅寸法の40%〜90%になるように切り欠かれることを特徴とする釣り用上着。
【請求項3】
左右の前身頃と後身頃とによって上着本体が形成され、それぞれの身頃に設けられた収容空間内に略板状の浮力材を備えて成る釣り用上着であって、
前記前身頃に設けられる前記浮力材は、上着着用者の胸部と対向するようになっている上側部分と、上着着用者の腹部と対向するようになっている下側部分とを有し、
前記上側部分には、上着着用者の腕部に面する側からその反対側の左右前身頃の合わせ部側へと向かう幅方向に沿って浮力材を切り欠くことによって切り欠き部が形成され、
前記切り欠き部は、切り欠き開口幅が浮力材の高さ寸法の10%〜60%になるように切り欠かれることを特徴とする釣り用上着。
【請求項4】
前記上側部分には、左右前身頃の合わせ部側からその反対側の上着着用者の腕部に面する側へと向かう幅方向に沿って浮力材を切り欠くことによって更なる切り欠き部が形成されることを特徴とする請求項1または請求項3に記載の釣り用上着。
【請求項5】
前記上側部分と前記下側部分とが分離されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の釣り用上着。
【請求項6】
前記浮力材には、その表面の略全体にわたって所定の間隔で凹状の溝が設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の釣り用上着。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2011−12356(P2011−12356A)
【公開日】平成23年1月20日(2011.1.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−155615(P2009−155615)
【出願日】平成21年6月30日(2009.6.30)
【出願人】(000002495)グローブライド株式会社 (1,394)
【Fターム(参考)】