説明

釣用靴

【課題】岩場のような凹凸表面がある釣り場であっても、靴底が凹凸表面を確実に捉え、滑ることなく安定して歩行することが可能な釣用靴を提供する。
【解決手段】本発明の釣用靴1は、靴底に、複数の突起を配設した突起領域Rと、複数の突起15,20よりも硬質な材料で形成されると共に突起領域Rを囲む本体領域22と、を備えている。複数の突起は、周囲に当接面を具備した第1突起15と、当接面を受ける受け面を具備した第2突起20と、を備え、第1突起15の当接面と第2突起20の受け面は、第1突起15が倒れて当接面が受け面に当接した際、第1突起15の当接方向の動きを規制すると共に、当接方向と異なる方向の動きを規制するように構成されている。また、複数の突起は、その突起領域において中心部Cほど高く形成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、主に魚釣りをする際に使用される釣用靴に関し、詳細には、靴底に特徴を有する釣用靴に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、渓流釣りや磯釣り等に用いられる釣用靴は、様々な構造の靴底を備えている。例えば、靴底そのものを硬い材質で形成したり、特許文献1に開示されているように、スパイクピンを設けることが知られている。或いは、特許文献2に開示されているように、フェルト製のソールを被着することも知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2001−8708号
【特許文献2】特開平11−99004号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記したような靴底そのものが硬い材質で形成されていると、例えば、岩場のような凹凸表面のある部分を歩行した際、靴底裏面が凹凸表面を点で受ける(点接触)ようになるため、滑り易いという問題がある。また、特許文献1に開示されているように、スパイクピンを設けることで、歩行時には、スパイクピンが地表に入り込むことからグリップ力は高めることはできるものの、地表が硬くなるとスパイクピンが食い込まなくなり、硬い構造の靴底と同様、点接触して滑り易いという問題がある。
【0005】
また、上記した特許文献2に開示されているように、靴底にフェルトのように柔らかい素材のソールを止着すると、凹凸表面を包み込むようにして変形することから、摩擦力が高まるものの、靴底全体が柔らかいため、力が加わった方向に変形し続けてしまい、踏ん張りがきかなくなる。特に、幅方向(左右方向)に対しては踏ん張りがきかなくなりバランスが取れなくなってしまう。
【0006】
本発明は、上記した問題に着目してなされたものであり、岩場のような凹凸表面がある釣り場であっても、靴底が凹凸表面を確実に捉え、滑ることなく安定して歩行することが可能な釣用靴を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記した目的を達成するために、本発明に係る釣用靴は、靴本体の底面に靴底を固定した構成において、前記靴底は、複数の突起を配設した突起領域と、前記複数の突起よりも硬質な材料で形成されると共に、前記突起領域を囲む本体領域と、を備えており、前記複数の突起は、周囲に当接面を具備した第1突起と、前記当接面を受ける受け面を具備した第2突起と、を備え、前記第1突起の当接面と前記第2突起の受け面は、前記第1突起が倒れて当接面が受け面に当接した際、前記第1突起の当接方向の動きを規制すると共に、当接方向と異なる方向の動きを規制するように構成されており、前記複数の突起は、その突起領域において中心部ほど高く形成されていることを特徴とする。
【0008】
上記した構成の釣用靴によれば、岩場のような凹凸表面がある部分を歩行した際、凹凸表面に応じて、第1突起が倒れることでグリップ力が高まり、滑りが防止される。この場合、第1突起は、凹凸表面に応じて倒れるものの、隣接する第2突起の受け面に、その当接面が当接して倒れ込むことが規制されるため、更なる体重移動があっても、第1突起が崩れることはなく、グリップ力を維持することが可能となる。また、突起領域に設けられた複数の突起は、中心部ほど高く形成されているため、全体として凹凸表面に対して追従し易くなり、特に、突起領域を構成する複数の突起は、外周領域に移行するほど高さが低くなっており、かつ、突起領域は、複数の突起よりも硬質な材料で形成された本体領域によって囲まれているため、バランスを崩して靴底の縁部側に体重移動があっても、その移動を受け止めることができ(そのまま崩れるように滑ることが防止される)、滑りが生じることが防止される。さらに、前記第2突起の受け面は、第1突起の当接面が当接した際に、その当接方向に加え、それとは異なる方向に対しても動きを規制するように構成されているため、異なる方向に体重移動があっても、その方向に第1突起が倒れ込んで崩れることが防止され、高いグリップ力を維持することが可能となる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、岩場のような凹凸表面がある釣り場であっても、靴底が凹凸表面を確実に捉え、滑ることなく安定して歩行することが可能な釣用靴が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明に係る釣用靴の一実施形態を示す側面図。
【図2】図1に示す釣用靴の靴底を示すであり、(a)は裏面図、(b)は側面図。
【図3】図2に示す靴底に設けられる突起領域の拡大図。
【図4】突起領域の一部を示す平面図(突起の配列パターンを示す一部の平面図)。
【図5】(a)は図4のA−A線に沿った断面図、(b)は変形例を示す図。
【図6】突起領域が凹凸表面に接地したときの状態を説明する図。
【図7】凹凸表面がある部分を歩行した際の状態を示す図であり、(a)は第1突起が倒れた状態を示す平面図、(b)は側面図、(c)は第1突起の当接面と第2突起の受け面が当接した状態を拡大して示す図。
【図8】突起領域を有する連結層の構成を示す図。
【図9】靴底の変形例を示す裏面図。
【図10】図9に示す靴底の突起領域が凹凸表面に接地するときの状態を説明する図。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明に係る釣用靴の一実施形態について図1から図7を参照して具体的に説明する。
本実施形態の釣用靴1は、ショートブーツタイプとして構成されており、釣り人の足部を覆う靴本体2と、靴本体2に対して接着、固定される靴底(ソール部)10とを備えて構成される。この場合、靴本体2と靴底10の固着方法や具体的な構造については特に限定されるものではなく、靴本体2の内部に中敷(インナーソール)やクッション材などが介在されていても良い。
【0012】
前記靴本体2は、例えば、ゴム等の素材で一体形成することが可能であり、その裏面(底面)2aには、例えば、ゴム、ウレタン、EVA等の合成樹脂によって一体形成され、所定の肉厚を有する前記靴底10が接着等によって固定されている。なお、前記靴本体2の形成素材や全体構成については、特に限定されることはなく、例えば、合成樹脂や繊維材などを組み合わせて縫製する等、適宜変形することが可能である。
【0013】
前記靴底10の底面10aには、下方に向けて突出する複数の突起15,20を有する突起領域Rが設けられている。この場合、突起領域Rは、靴底の底面10aの所定領域に設けられており、本実施形態では、靴底の略中央領域A1、中央領域A1よりもつま先側における親指側(母指球領域A2)と小指側(小指球領域A3)に設けられている。なお、中央領域A1から踵側に向かう後方領域A4、及び踵の位置に対応する踵領域A5においても、同様な突起領域Rを形成しても良い。また、図2(a)では、母指球領域A2のみに複数の突起15,20を示しているが、中央領域A1、及び小指球領域A3にも同様な複数の突起が設けられている(A1,A3領域では、複数の突起の高さ関係のみを示してある)。
【0014】
各突起領域Rは、周囲に当接面15aを具備した第1突起15と、前記当接面15aを受ける受け面20aを具備した第2突起20と、を備えている。この場合、第1突起15と第2突起20は、第1突起15が倒れた際に、第1突起の当接面15aが、第2突起20の受け面20aで受けるように、交互に配設されている。また、第1突起15の当接面15aと第2突起20の受け面20aは、第1突起15が倒れて当接面15aが受け面20aに当接した際、第1突起15の当接方向の動きを規制すると共に、当接方向と異なる方向の動きを規制するように構成されている。
【0015】
また、各特記領域Rにおける複数の突起15,20は、その突起領域において中心部ほど高く形成されている。すなわち、図2に示すように、各突起領域Rでは、中心部Cの部分で突起15,20が最も高く形成されており、周囲(つま先、踵側、及び幅方向側)に移行するに連れて、それらの高さが低くなるように形成されている。この場合、複数の突起15,20については、中心部Cの領域が高く形成され、周囲に移行するに連れて次第に低くなるように形成されていれば良く、例えば、図5(a)に示すように、交互に配設される第1突起15及び第2突起20が、共に周囲に移行するに連れて、順次、低くなるように形成されていたり、或いは、図5(b)に示すように、第1突起15の当接面15aを受ける受け面20aを有する第2突起20の高さを一定(略一定であっても良い)にしておき、第1突起15を周囲に移行するに連れて、順次、低くなるように形成しても良い。すなわち、突起15,20を見た場合、その突出表面が周囲に移行するに連れて低くなるようになっていれば良い。
【0016】
上記した第1突起15、及び第2突起20は交互に配設されており、両突起の距離は、第1突起15が倒れた際、その表面(当接面15a)が第2突起20の表面(受け面20a)に当接できる程度に設定されている。また、中心部Cから周囲に移行する方向で各突起15,20の高さを見た場合、当接面15aを有する第1突起15は、受け面20aを有する第2突起20よりも高く形成されている。
【0017】
本実施形態では、第1突起(高い突起)15は、円柱形状に形成されており、その円周壁が当接面15aとして構成されている。また、第1突起15が倒れた際に当接面15aを受ける第2突起(低い突起)20は、角柱形状に形成されており、その4方向の外壁は、断面円弧状に形成されて受け面20aを構成している。このため、図7に示されるように、第1突起15が倒れた際、受け面20aは、矢印D1方向(当接方向)の動きを規制すると共に、当接方向D1とは異なる方向(本実施形態では、受け面20aが円弧形状となっているため、それとは直交するD2方向に至るまでの方向)の動きを規制するように構成されている。
【0018】
また、前記靴底10は、複数の突起15,20よりも硬質な材料で形成され、前記突起領域Rを囲むようにして本体領域(硬質部)を備えている。すなわち、靴底10において、突起領域Rが形成されていない領域は、各突起15,20を形成している素材よりも硬度が高い硬質部22を構成している。靴底10に、このような硬質部22を設けることで、靴底10に強度を持たせることができ、また、それよりも軟質の部材によって形成される突起領域Rが大きく崩れることを防止でき、滑り防止の効果を高めることが可能となる。なお、突起領域Rにおける各突起15,20については、例えば、合成ゴム(NBR,SBR,IR)、合成樹脂(EVA,ウレタン)等によって形成することが可能であり、硬質部22については、それよりも硬度が高い材料、例えば、合成ゴム(NBR,SBR,IR)、合成樹脂(EVA,ウレタン)、エラストマー等によって形成することが可能である(同材料であれば、硬度が高いものが用いられる)。また、硬質部22の表面に様々な形状の凹凸部22aを形成することで、滑り止め効果を向上することができる。
【0019】
上記した構成の靴底構造により、岩場のような凹凸表面がある部分を歩行した際、凹凸表面に応じて第1突起15が倒れ、これにより凹凸表面に追従してグリップ力が高まり、滑りが防止されて安定した歩行が可能となる。この場合、第1突起15は、図7(a)(b)に示すように、凹凸表面に応じて倒れるものの、隣接する低い突起20の受け面20aに、その当接面15aが当接して倒れ込むことが規制されるため、更なる体重移動があっても、第1突起15が崩れることはなく、グリップ力を維持することが可能となる。
【0020】
また、突起領域Rに設けられた複数の突起15,20は、中心部ほど高く形成されており、表面が平坦状ではないため、図6に示すように、凹凸表面に接地した際、全体として凹凸表面に対して追従し易くなる(靴底表面が斜め向きに接地しても追従し易くなる)。また、各突起領域Rを構成する複数の突起15,20は、外周領域に移行するほど高さが低くなっており、かつ、突起領域は、複数の突起よりも硬質な材料で形成された本体領域22によって囲まれた状態になっているため、バランスを崩して靴底の縁部側に体重移動があっても、その移動を受け止めることができ(そのまま崩れるように滑ることが防止される)、滑りが生じることが防止される。
【0021】
さらに、前記第2突起20の受け面20aは、第1突起15の当接面15aが当接した際に、その当接方向に加え、それとは異なる方向に対しても動きを規制するように構成されているため、前後方向のような異なる方向に体重移動があっても、その方向に第1突起が倒れ込んで崩れることが防止され、高いグリップ力を維持することが可能となる。具体的には、第2突起20の受け面20aは、上記したような円弧形状(図7(c)参照)により、第1突起15の当接面15aが当接した際に、その当接方向D1に加え、それとは異なる方向D2に対しても動きを規制することが可能であるため、異なる方向に体重移動があっても、その方向に第1突起15が倒れ込んで崩れることが防止され、高いグリップ力を維持することが可能となる。
【0022】
この場合、受け面20aは、円弧形状に形成されているため、当接する方向D1から、それと直交する方向D2の範囲で、第1突起15の移動を規制することができる。なお、第1突起15がD2方向に大きな力を受ければ、今度はD2方向に存在する第2突起20の受け面20aによってその倒れ込みを規制することが可能となる。
【0023】
また、本実施形態では、前記第1突起15が円柱形状に形成されており、これが第2突起20の円弧状の受け面20aに当接するようにしていることから、図6に示すように、凹凸表面に応じて第1突起が様々な方向に倒れ易くなり、グリップ力を高めることができる。また、そのように様々な方向に倒れても、交互に隣接配置されている第2突起20の円弧状の受け面20aで受けることが可能であるため、第1突起15が倒れ込んで崩れることが防止され、グリップ力を維持することが可能となる。
【0024】
さらに、本実施形態では、図4に示すように、第1突起15と第2突起20を、一方向に亘って交互に配置すると共に、その方向と直交する方向に亘って交互に配置したことにより、第1突起15がどの方向に倒れ込んでも、確実に第2突起20の円弧状の受け面20aによってその倒れ込みを規制することが可能となり、滑り止め効果の向上が図れるようになる。
【0025】
上記した構成の第1突起15と第2突起20には、その先端面に、それぞれ凹部15c,20cを形成しておくことが好ましい。接地部分となる先端面に、このような凹部を形成することで、水分を効果的に排除することができ、地表面に水分が存在しても、滑り難くすることが可能となる。なお、このような凹部以外にも、溝を形成したものであっても良い。
【0026】
また、第1突起15と第2突起20によって構成される突起領域Rは、靴底の裏面の任意の位置に形成できるが、図2に示すように、靴底10の周縁部分、及びつま先側の中心線領域(靴底の中心線を符号CLで示してある)については、本体領域(硬質部22)を配置しておくことが好ましい。これにより、負荷が加わり易いつま先側の領域の強度の向上が図れると共に、軟質材料で構成される突起領域を効果的に補強することができ、靴底構造体として安定化が図れと共に、体重移動した際の周縁方向に向かう力を、効果的に受け止めて滑り止め効果を向上させることが可能となる。
【0027】
また、前記複数の突起15,20は、その硬度が中心部Cに比較して周辺部を高く形成しておいても良い。このように構成しても、体重移動した際の周縁方向に向かう力を、効果的に受け止めて滑り止め効果を向上させることが可能となる。
【0028】
前記本体領域(硬質部22)と突起領域Rを有する靴底10は、例えば、二色成形(ダブルモールド)によって一体成形することが可能である。すなわち、一次成形で第1突起15と第2突起20を有する突起領域Rを形成し、引き続き、本体領域を二次成形することにより形成することが可能である。
【0029】
また、突起領域Rについては、複数の突起15,20を、図8に示すような連結層(ベース)30に形成しておき、この連結層30を靴底10に取着するような構成であっても良い。このように構成することで、靴底10の本体領域に対する複数の突起の固定力を向上することが可能となる。
【0030】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記した実施形態に限定されることはなく、種々変形することが可能である。
上記した実施形態では、釣用靴として、ショートブーツタイプを例示したが、ロングブーツタイプや短靴タイプ(運動靴タイプ)に適用しても良い。すなわち、靴本体1や靴底10の形状、素材については、適宜変形することが可能である。例えば、靴底10については、部分的にフェルトを止着した構成であっても良い。
【0031】
また、上記した突起領域Rについては、靴底10の底面10aの任意の位置に形成することができると共に、その形状についても適宜変形することが可能である。例えば、図9に示すように、円形の突起領域Rを、靴底10の底面10aにランダムに配設しても良い。このように多数の突起領域Rを形成することで、図10に示すように、凹凸表面に対して上記したように構成される突起15,20が当接し易くなり、安定した滑り止め効果を得ることが可能となる。さらに、各突起15,20の配置位置、その構成についても適宜変形することが可能である。例えば、上記した実施形態では、第1突起15を円柱形状とし、第2突起20を角柱形状としたが、逆のパターンであっても良い。また、当接面と受け面を規定するための突起形状については、上記したように、当接方向を規制すると共に、その当接方向とは異なる方向の動きが規制できれば種々変更することが可能である。例えば、第1突起15を多角柱形状(六角柱形状)としても良く、その外面となる当接面に応じて受け面を具備した第2突起を形成しても良い。
【0032】
また、上記した突起領域Rには、必要に応じてスパイクピンを設置しておいても良い。このようなスパイクピンは、突起領域Rを形成する際に、所定の位置に固定して一体的に形成することが可能である。なお、スパイクピンは、本体領域に形成しても良く、これにより、歩行した際にスパイクピンが地面等に食い込み易くなり、滑り止め効果をより高めることが可能となる。
【符号の説明】
【0033】
1 釣用靴
2 靴本体
10 靴底
15 第1突起
15a 当接面
20 第2突起
20a 受け面
22 本体領域(硬質部)
R 突起領域

【特許請求の範囲】
【請求項1】
靴本体の底面に靴底を固定した釣用靴において、
前記靴底は、複数の突起を配設した突起領域と、前記複数の突起よりも硬質な材料で形成されると共に、前記突起領域を囲む本体領域と、を備えており、
前記複数の突起は、周囲に当接面を具備した第1突起と、前記当接面を受ける受け面を具備した第2突起と、を備え、
前記第1突起の当接面と前記第2突起の受け面は、前記第1突起が倒れて当接面が受け面に当接した際、前記第1突起の当接方向の動きを規制すると共に、当接方向と異なる方向の動きを規制するように構成されており、
前記複数の突起は、その突起領域において中心部ほど高く形成されていることを特徴とする釣用靴。
【請求項2】
前記突起領域における複数の突起は、連結層に形成されており、前記連結層を靴底に取着したことを特徴とする請求項1に記載の釣用靴。
【請求項3】
前記靴底の中心線は、前記本体領域が配されることを特徴とする請求項1又は2に記載の釣用靴。
【請求項4】
前記複数の突起は、その硬度が中心部に比較して周辺部が高く形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の釣用靴。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2011−229444(P2011−229444A)
【公開日】平成23年11月17日(2011.11.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−102136(P2010−102136)
【出願日】平成22年4月27日(2010.4.27)
【出願人】(000002495)グローブライド株式会社 (1,394)
【Fターム(参考)】