説明

釣竿

【課題】手首の動きを阻害することなく、柔軟な釣り操作を可能とする釣竿を提供すること。
【解決手段】魚釣り用リール8を取付けるリール脚載置面18aを一側に配置し、このリール脚取付面の後方に、握持用グリップ部20を設けた釣竿10であって、グリップ部20は、長手方向に沿う軸線Cを中心としてリール脚載置面18aの反対側に、長手方向に延びる稜線部と、この稜線部をから両側にそれぞれ異なる方向に傾斜する平面状の肘当て面とを形成した釣竿10。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、釣竿に関し、特に、魚釣り用リールを取付けるリール取付け部を一側に配置し、このリール取付け部の後方に、握持用グリップを設けた釣竿に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、リール取付け部の後方のグリップ部は、仕掛けを遠くに投げる際には強く握り込む状態で握持し、仕掛けを巻き上げる際には、脇に挟み込んで、魚釣り用リールの巻き取り操作を容易にし、魚の当たりを待つ場合や釣竿を上下にあおるなどの誘いを行う際には、側面に肘を当てる等、使用状況に応じて種々の態様で使用される。
【0003】
このようなグリップ部を有する釣竿には、本体部よりも大径に形成した基端部の側面に平坦面を形成し、この平坦面と本体部とを連結する連結部を平坦面と同一面上に形成した釣竿がある(例えば特許文献1参照)。
【0004】
この釣竿の基端部に形成した平坦部は、握り込むことにより、キャスティングの際の方向性を向上させると共に、上方から釣り人の肘にあてがうことにより、釣竿を安定した状態で保持することできるものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】実開平6−26463号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、基端部に肘当て用の平坦面を設けた釣竿は、釣竿を保持しているときは、上方に向けた平坦面に肘を添えることで、釣竿の安定性を図ることが可能であるとしても、腕の動きを阻害することがある。例えば、スピニングリールを下方に取付けた状態で釣竿を持って実際に釣り操作する際は、手(腕を含む)の操作を通じて釣竿を煽ることがある。例えば手首を効かせた煽り操作では、スピニングリールと反対側の上方に向く平坦面に肘を置くと、操作する腕が固められることになり、動かしにくくなる。このため、釣竿を握る腕の側方(例えば右利きの釣り人の場合は、肘が平坦面の右側)にずれた状態で平坦面が当たることになる。しかも、掛った魚が左右に走り回ると、魚の動きに応じて釣竿を傾けて魚の引きに耐えなければならない状態となり、平坦面が肘の位置を固定することで、柔軟な釣り操作を阻害することになる。
【0007】
本発明はこのような事情に基づいてなされたもので、手の動きを阻害することなく、柔軟な釣り操作を可能とする釣竿を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成する本発明の釣竿は、魚釣り用リールを取付けるリール取付け部を一側に配置し、このリール取付け部の後方に、握持用グリップ部を設けた釣竿であって、前記グリップ部は、長手方向に沿う軸線を中心としてリール取付け部の反対側に、長手方向に延びる稜線部と、この稜線部をから両側にそれぞれ異なる方向に傾斜する平面状の肘当て面とを形成したことを特徴とする。
【0009】
前記稜線部は、グリップの周方向に沿って湾曲する湾曲面で形成されることが好ましい。
【0010】
前記肘当て面は、グリップ部の稜線部にその頂部で接する接平面に対して、それぞれ30度以上の角度で傾斜するものであってもよい。
【0011】
また、前記肘当て面は、前記稜線部の頂部とグリップ部の軸線とを通る縦平面に対し、この縦平面の両側でそれぞれ等しい角度で交差することが好ましく、前記肘当て面は、前記稜線部を挟んで略90度の角度で交差してもよい。
【発明の効果】
【0012】
本発明の釣竿によると、グリップ部の稜線部の両側に平面状の肘当て面が配置されることにより、魚の動きに合わせて、より適切な肘当て面に肘に当てることで、グリップ部を腕に極めて近接させて沿わせ、安定した状態で釣竿を保持することができると共に、手の動きを阻害することなく、柔軟な釣り操作が可能となる。
【0013】
肘当て面間の稜線部がグリップの周方向に沿って湾曲する湾曲面で形成される場合には、双方の肘当て面間で腕の移動を極めて迅速かつ容易に行うことができる。
【0014】
肘当て面が、稜線部の頂部で接する接平面に対して、それぞれ30度以上の角度で傾斜する場合には、腕の内側に沿って肘当て面を当てることができ、釣竿の上下方向及び左右方向への移動にも対応して、釣竿を確実に保持することができる。
【0015】
両側の肘当て面がそれぞれ等しい角度で傾斜する場合には、稜線部の頂部とグリップ部の軸線とを通る縦平面に配置される魚釣り用リールを中心として、肘を動かすことができ、釣竿を左右にぶれることなく保持することができ、急激な魚の移動に迅速に追従することができ、両側の肘当て面が稜線部を挟んで略90度の角度を形成する場合には、釣竿がねじれ方向に回転した状態でも、上下及び左右の動きに迅速に追従することができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明の実施形態による釣竿の使用状態を例示する説明図。
【図2】図1の釣竿の元側に配置したグリップ部の平面図。
【図3】図2のIII−III線に沿う断面を示す説明図。
【図4】変形例による釣竿を示す概略的な平面図。
【発明を実施するための形態】
【0017】
図1から図4は、本発明の実施形態による釣竿10を示す。
【0018】
図1に使用状態で示すように、本実施形態の釣竿10は、ルアーロッドとして形成してあり、竿杆12の竿尻側にハンドル部14を設け、このハンドル部14に取付けた魚釣り用リール8から繰り出された釣り糸tが竿杆12の表面に付着しないように、竿杆12の適宜位置に固定した釣り糸ガイド(図示しない)で穂先側に滑らかに案内する。
【0019】
この竿杆12は、適宜の材料で形成したものを使用することが可能であるが、強化繊維に合成樹脂を含浸させた繊維強化プリプレグ(FRP)を芯金に巻回した後、硬化、脱芯等の通常の工程を経て形成した軽量構造のものが好ましい。このような竿杆12は、中空構造に形成する他、中実構造に形成してもよい。また、釣竿の全体を一本の竿杆で形成してもよく、2本あるいは3本以上の竿杆から形成することもできる。更に、ハンドル部14のみを独立した竿杆に形成し、これに適宜の竿杆を継合わせることも可能である。竿杆の全体を中空構造とする場合には、釣糸を案内するガイドとして、魚釣り用リール8から繰出される釣糸を竿杆内に導く釣糸導入ガイド、および、この釣糸導入ガイドから導入された釣糸を竿杆内で案内し、穂先から導出するガイドリング等の種々のガイドを備えた中通し式の釣竿に形成することもできる。
【0020】
本実施形態のハンドル部14は、竿杆12の後端側に連結される強化筒体16を有し、この強化筒体16の前方に、魚釣り用リール8を取付けるためのリールシート18を配置し、後方には、握持用のグリップ部20を配置してある。強化筒体16は、金属又は竿杆12と同様な繊維強化プリプレグ等の硬質材料で形成することができ、繊維強化プリプレグ等の硬質樹脂で形成する場合には、竿杆12よりも大径の外径で、竿杆12よりも厚い厚さに形成することで、十分な強度を維持しつつ軽量構造とすることができる。
【0021】
本実施形態の釣竿10は、魚釣り用リール8としてスピニングリールを使用しており、リールシート18には、この魚釣り用リール8の取付け脚を載置する平坦状のリール脚載置面18aをリール取付部として形成してある。このリール脚載置面18aは、リールシート本体22の下方に向く一側に形成してある。
【0022】
リールシート本体22は、リール脚載置面18aの前方に、魚釣り用リール8の取付脚の前後方向に延びる水平足部の前端を受け入れる固定フード24aを固定してあり、後方には、軸方向に沿って移動自在の移動フード24bとナット部材26とを装着してある。このナット部材26を回転しつつ移動フード24bを前方に移動すると、この移動フード24bが魚釣り用リール8の水平足部の後端を固定フード22a側に押圧し、固定フード24aと移動フード24bとを介して、この前後方向に延びる水平足部をリール脚載置面18aに押圧し、魚釣用リール8をリールシート18に強固に取付け、固定することができる。
【0023】
このように取付けられた魚釣り用リール8は、握持する手の、例えば中指と薬指との間に水平足部から垂直に延びる直立足部を挟んだ状態で握り込むことができる。このリールシート本体22の前方には、例えば発泡性樹脂、コルク等の握持する際に手になじみ易い柔軟な軟質材料で形成された握り部28を配置し、握持した手の親指又は人指し指を係止し易く形成してある。この握り部28は、例えばキャスティングの際に利き腕で握り込んだときに、握持し易く、かつ握り込んだ手の親指及び人差し指を係止し易くするため、前端縁を丸めた先細の形状に形成することが好ましい。この握り部28の内部で竿杆12と強化筒体16とを直接又は図示しないスペーサ部材等を介して連結することが好ましい。
【0024】
図2及び図3に示すように、強化筒体16の後端に配置されるグリップ部20は、全体が中空構造に形成してあり、強化筒体16が挿通されて取り付けられており、後方の大径部30と前方の小径部32とを有する。これらの大径部30及び小径部32は、前方に向けて縮径するテーパ状の外面を有し、小径部32は大径部30よりも大きなテーパ角で縮径し、前端縁部は湾曲面で形成してある。この小径部32は、好適な操作性を確保するために、大径部30の軸方向長さの1/3程度の長さに形成することが好ましい。大径部30は軸方向に沿って外径がほぼ一定の円筒状又は僅かに前方に縮径させて形成することが好ましく、後端部の縁部は湾曲面で形成してあり、強化筒体16の後端がこの大径部30内で終端している。なお、グリップ部20に強化筒体16を挿通せずに両者の端部同士を接合しても良い。
【0025】
このグリップ部20は、竿杆12及び強化筒体16を形成する素材よりも軟らかい合成樹脂やゴム(発泡合成樹脂など)で形成してあり、強化筒体16の後方部位を覆っている。このグリップ部20は、リール脚載置面18aが設けられた側と反対側の側面に、稜線部34を挟んで互いに逆方向に傾斜した2つの平面状の肘当て面36を軸方向に沿って形成してあり、釣り人は、これらの肘当て面36のいずれにも、魚釣り操作に応じて肘又は前腕Aをあてがうことができる。
【0026】
本実施形態の肘当て面36は、大径部30の全体から小径部32の略半分程度の長さにわたって軸方向に延びる。各肘当て面36の先端側は、小径部32内で幅が先細り状になって稜線部34から左右に離間するように形成され、大径部30内では、稜線部34に沿って、後端部までほぼ同じ幅で形成され、その全体が連続した平面形状を形成する。なお、連続した平面形状とは、中間部に目視できる程度の段差が形成されていない状態をいい、軸線Cからの距離が変動するものであってもよく、凹面状又は凸面状に僅かに湾曲した面も含まれる。
【0027】
これらの肘当て面36は、ハンドル部14の中心軸線Cを通りかつリール脚載置面18aに平行な横平面Hよりも上方に位置し、稜線部34は、周方向に沿って湾曲する湾曲面により、長手方向に連続した尾根状に形成されている。この稜線部34の周方向に沿う湾曲は、例えば横平面Hよりも下方の部位の湾曲外面よりも小さな半径で湾曲し、その頂部34aは、中心軸線Cを通りかつ横平面Hに垂直な縦平面Vに沿って配置される。
【0028】
稜線部34がこのような周方向に沿って湾曲する湾曲面で形成されることにより、稜線34の一方の側の肘当て面36から反対側の肘当て面36に前腕Aを移動する際、引掛かりが防止され、双方の肘当て面36間で肘又は前腕Aの移動を極めて迅速かつ容易に行うことができる。また、キャスティング等の際に、釣り人がグリップ部20を強く握り込むときに、痛み等を与えることなく、必要に応じてその握持位置を確認させると共に、キャスティング方向に対して正しい方向に向けることができる。
【0029】
本実施形態では、左右の肘当て面36は、縦平面Vを中心として、左右対称をなして形成してあり、の横断面形状をなす外形形状を有する。各肘当て面36は、稜線部34にその頂部で接する接平面Tに対して、例えば30〜60度の範囲が好ましい、30度以上の角度αで傾斜する。なお、この接平面Tは、縦平面Vに垂直で、横平面Hに平行に形成される。角度αが30度より小さい場合は、左右の肘当て面を変えて肘を当てた状態が感じ取りにくくなり、60度よりも大きい場合は、肘を当てながらのグリップ部の握持状態が不自然となるからである。
【0030】
このような肘当て面36が稜線部34の両側で接平面Tに対して角度αで傾斜することにより、釣り人の利き腕がいずれの側であっても、肘又は前腕Aの内側に沿って肘当て面を当て、グリップ部20を腕に極めて近接させて沿わせることができ、握持した手の手首の動きを阻害することなく、釣竿の上下方向及び左右方向への移動にも対応して、釣竿を確実に保持することができる。
【0031】
このように形成された釣竿10は、グリップ部20の稜線部34の両側に平面状の肘当て面36が配置されることにより、魚の動きに合わせて、より適切な肘当て面に肘に当てることで、グリップ部を腕に極めて近接させて沿わせ、安定した状態で釣竿を保持することができると共に、手首の動きを阻害することなく、柔軟な釣り操作が可能となる。
【0032】
すなわち、図1の(A)に示すように、グリップ部20の外側の肘当て面36に肘又は前腕Aの体側に近い内側を当てた状態でも、魚の動きに合わせて肘を当てる位置を変えることが出来る。例えば、魚が右方向に走ったときは、釣り人が右利きの場合には、肘又は前腕を、釣り人から見て左側の肘当て面36に当てて走った魚を引き戻し、魚が左に走ったときは、肘又は前腕Aを右側の肘当て面36に当てて引き戻すなど、両方の肘当て面36に選択的に肘又は前腕Aを当てることができる。左利きの釣り人の場合も同様である。
【0033】
このとき、肘当て面36間の稜線部34が周方向に角がない湾曲面で形成されていることにより、魚の走る方向によって素早く肘又は前腕Aを当てる肘当て面36を変更でき、釣り人は肘又は前腕Aを当てる肘当て面36を稜線部の湾曲面に沿って容易に変えることができる。また、竿先の下方への移動も、グリップ部20又は肘を側方に極僅か移動するだけの操作で行うことができる。
【0034】
更に、これらの左右の肘当て面36が接平面Tに対しそれぞれ等しい角度αで交差するため、釣り人はリール8の取付位置を中心に肘を動かすことができ、肘の位置を動かすことでリールが思わぬ方向を向くことが防止でるため保持がぶれず、走った魚を引き戻す方向が急に変わってしまうことが防止される。これらの左右の肘当て面36の角度αが45°の場合は、これらの肘当て面36が稜線部34を挟んで90度の角度で交差することになり、この場合には、釣竿10が軸線Cを中心としてねじれ方向に回転した状態でも、上下及び左右の動きに迅速に追従することができる。
【0035】
更に、グリップ部20の肘当て面36と反対側すなわち横平面Hより下方の側面は円筒状又は円錐状の曲面(円弧状)で形成されているため、キャスティングするときに、グリップ部20を握持する下手(リールシート本体22を握持する手を上手としたときに、反対の手が下手となってグリップ部20を握持する)の平に合致し、しかも、その指は稜線部34に掛かるため、グリップ部20を確実に握ることができる。
【0036】
図4の(A)に示すように、このようなグリップ部20の肘当て面36は、元側すなわち後端側向けて次第に幅広になるように形成してもよい。また、図4の(B)及び(C)に示すように、稜線部34は、元部側になるにしたがって周方向の湾曲がなだらかすなわち大きな半径の湾曲面に形成し、この稜線部34を挟む両肘当て面36間の交差角度も次第に大きくなるように形成することができる。
【0037】
稜線部34及び肘当て面36をこのように形成することにより、手首の近くを稜線部34に当てた状態で釣竿10を保持し、左右の肘当て面36に位置変更するときは稜線部34が低くなだらかな肘側から動かすことで移動がより容易となる。
【0038】
なお、上述の説明では、スピニングリール用の釣竿10について説明したが、図示しない両軸軸受を取付けるいわゆるベイトロッドにも、このようなグリップを設けることが可能なことは明らかである。この場合には、稜線部34及び肘当て面36は、リール脚取付面18aと同じ側の側面に配置される。
【0039】
また、本発明の釣竿10は、グリップ部20を竿杆12や強化筒体16にて一体に形成したり、肘当て面36に微細な凹凸を滑り止め手段として設ける等、種々の変更又は変形が可能なことは明らかである。
【符号の説明】
【0040】
10…釣竿、18a…リール取付面(リール取付部)、20…グリップ部、34…稜線部、36…肘当て面。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
魚釣り用リールを取付けるリール取付け部を一側に配置し、このリール取付け部の後方に、握持用グリップ部を設けた釣竿であって、
前記グリップ部は、長手方向に沿う軸線を中心としてリール取付け部の反対側に、長手方向に延びる稜線部と、この稜線部をから両側にそれぞれ異なる方向に傾斜する平面状の肘当て面とを形成したことを特徴とする釣竿。
【請求項2】
前記稜線部は、グリップの周方向に沿って湾曲する湾曲面で形成されることを特徴とする請求項1に記載の釣竿。
【請求項3】
前記肘当て面は、グリップ部の稜線部にその頂部で接する接平面に対して、それぞれ30度以上の角度で傾斜することを特徴とする特徴とする請求項1又は2に記載の釣竿。
【請求項4】
前記肘当て面は、前記稜線部の頂部とグリップ部の軸線とを通る縦平面に対し、この縦平面の両側でそれぞれ等しい角度で交差することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の釣竿。
【請求項5】
前記肘当て面は、前記稜線部を挟んで略90度の角度で交差することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載の釣竿。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2012−135289(P2012−135289A)
【公開日】平成24年7月19日(2012.7.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−291274(P2010−291274)
【出願日】平成22年12月27日(2010.12.27)
【出願人】(000002495)グローブライド株式会社 (1,394)
【Fターム(参考)】