説明

【課題】切刃部の所定の積層幅を持った積層状態に調整することができて、切刃部の積層状態を好適に維持可能な鋏を提供する。
【解決手段】一対の柄部32、42と切刃部31、41からなる一対の鋏片3、4を、回動中心軸5を中心として回動させることにより開閉動可能に支持した鋏において、一方の柄部32には、他方の柄部42との対向面から前記他方の柄部42側に突出する突出部2が着脱可能に装着されている。
【効果】切刃部を研いだ後においても、切刃部を所定の積層幅を持った積層状態に調整することができて、切刃部の閉状態を好適に維持可能な鋏を提供することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、鋏に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の鋏としては、特許文献1に開示されるような構成のものが提案されている。特許文献1に記載のものにおいては、図8に示すように、ステンレス製の一対の鋏片6、7から構成されるとともに、親指を挿入する一方の指掛孔63の表面からは、他方の指掛孔73側に突出するように突出部9が形成されている。そして、該突出部9が他方の指掛孔73表面に当接することにより、一対の鋏片6、7の回動が停止するように構成されている。このように、鋏片6、7の回動が停止した状態で、切刃部61、71同士は重なりあって所定の積層幅を持った積層状態が保持される。そして、鋏の切断作業においては、このように切刃部61、71の積層状態が保持される鋏の閉状態と、突出部9が指掛孔73表面から離間して切刃部61、71の積層状態が解除される開状態とを交互に採ることになる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2006−87729号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
通常、鋏の長期の使用或いは高頻度の使用により切刃部61、71が欠損したり切れ味が悪くなったりした場合に、切刃部61、71部分を研磨することによってその損傷を修復することが行われる。その場合、ステンレス製の切刃部61、71の損傷部分を研磨して修復することに起因して、切刃部61、71の幅が変化する事態が生じる。これにより、突出部9が他方の指掛孔73に当接した状態においても、切刃部61、71の刃先が閉状態に移行することができなくなって、切刃部61、71の刃先が開いた状態で鋏片6、7の回動が停止してしまうことになる。その結果として、切刃部61、71の所定の積層幅を持った積層状態が好適に維持されなくなり、閉状態における切刃部61、71の位置関係がずれるという問題があった。
【0005】
この発明は、このような問題に鑑みてなされたものである。つまり、切刃部を研いだ後においても、切刃部を所定の積層幅を持った積層状態に調整することができて、切刃部の閉状態を好適に維持可能な鋏を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、一対の柄部と切刃部からなる一対の鋏片を、回動中心軸を中心として回動させることにより開閉動可能に支持した鋏において、一方の柄部には、他方の柄部との対向面から前記他方の柄部側に突出する突出部が着脱可能に装着されていることを要旨としている。
【0007】
上記構成では、一方の柄部に装着されている突出部を突出長の異なる他の突出部に交換できる。仮に、切刃部を研磨することで切刃部の幅が小さくなったとしても、現状の突出部をより突出長の小さい突出部に交換することによって、切刃部同士の積層幅を調整することができる。したがって、突出部が他方の柄部に当接した場合において、切刃部の刃先が開いた状態で一対の鋏片の回動が停止してしまうという事態を回避できる。これにより、切刃部の積層状態を、切刃部の研磨前と同様の一定の状態に維持することが可能となる。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の鋏において、前記一方の柄部は、前記突出部が装着されることを許容する支持穴を前記対向面に形成していることを要旨としている。上記構成では、突出部が支持穴内に保持され、突出部の装着状態を安定させることができる。これにより、交換された突出部により切刃部の所定の積層幅を持った積層状態に調整することができるだけでなく、突出部の装着状態を安定させることが可能となり、鋏の使用状態を好適に維持することができる。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の鋏において、前記突出部を前記一方の柄部に装着した際、前記突出部の端部には、鋏の切刃部が閉じた状態で前記他方の柄部に当接する弾性材が付設され、前記弾性材は高さの縮小が可能であることを要旨としている。上記構成では、弾性材の高さを縮小することで、切刃部の積層状態をさらに微調整することができる。したがって、切刃部の積層状態を、切刃部の研磨前と同様の状態に復元しやすくなって、切刃部の閉状態を好適に維持することができる。
【発明の効果】
【0010】
切刃部を研いだ後においても、切刃部を所定の積層幅を持った積層状態に調整することができて、切刃部の閉状態を好適に維持可能な鋏を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】開状態の鋏の図。
【図2】閉状態の鋏の図。
【図3】(a)は、第1の把持部33の拡大斜視図。(b)は、第1の把持部33の拡大正面図。(c)は、第1の把持部33の拡大側面図。
【図4】(a)は、筒状体21の側面図。(b)は、筒状体21の断面図。
【図5】(a)は、突出部2の斜視図。(b)は、突出部2の側面図。(c)は、突出部2の断面図。
【図6】(a)は、第1の把持部33に突出部2を取着した場合の斜視図。(b)は、第1の把持部33に突出部2を取着した部分の拡大断面図。
【図7】(a)は、支持穴として凹部37を形成した変更例。(b)は、筒状体21下端部を分割可能な変更例。(c)は、筒状体21上端部を分割可能な変更例。(d)は、ねじ部と円管部とからなる筒状体の変更例。(e)は、載置凹部35に着脱可能な積層部35dを積層した変更例。
【図8】従来例の鋏の図。
【発明を実施するための形態】
【0012】
(第1の実施の形態)
以下、本発明を理美容用鋏に具体化した第1の実施の形態を図1〜図6にしたがって説明する。
【0013】
図1、2に示すように、本実施の形態の理美容用鋏は、鋏部1及び突出部2から構成される。鋏部1は、ステンレス製の一対の第1の鋏片3、第2の鋏片4とから構成されている。第1の鋏片3及び第2の鋏片4は、回動中心軸5において積層状態で回動可能に支持されている。なお、図2において、理美容用鋏の一対の切刃部31、41の先端と回動中心軸5の中心点とを結ぶ直線を直線Lとする。
【0014】
図1に示すように、第1の鋏片3の回動中心軸5より先端側(切断側)には、第1の切刃部31が設けられているのに対して、反対側の基端側(把持側)には、第1の柄部32が設けられている。同様に、第2の鋏片4の回動中心軸5より先端側(切断側)には、第2の切刃部41が設けられているのに対して、反対側の基端側(把持側)には、第2の柄部42が設けられている。
【0015】
第1の柄部32の基端側には、リング状の第1の把持部33が形成されているとともに、第2の柄部42の基端側には、リング状の第2の把持部43が形成されている。
第2の把持部43の基端側には、貫通孔45が貫通形成されているとともに、貫通孔45には、指掛け46が装着されている。そして、貫通孔45の内周面には図示しない雄ねじが螺設されているとともに、指掛け46の端部外周面には図示しない雌ねじが螺設されている。これにより、指掛け46は、その外周面が貫通孔45の内周面に螺合されることによって第2の把持部43に装着されている。図2に示すように、指掛け46は第2の把持部43の外側に突出するとともに、前記直線Lよりも第1の把持部33とは反対側に向けて配置されている。
【0016】
また、第2の柄部42の表面には、突条部47が突出形成されている。突条部47は、第2の把持部43と回動中心軸5との間で、第1の把持部33とは反対側に向けて形成されている。
【0017】
図3(a)に示すように、第1の把持部33における第2の把持部43との対向面36には、支持穴としての保持孔35が形成されている。保持孔35は、第1の把持部33の内側と外側とを連通するようにして貫通形成されている。該保持孔35には、後に説明する突出部2が着脱可能となっている。図3(b)に示すように、保持孔35の第1の把持部33の外側は、貫通径の大きい載置凹部35aが形成されているとともに、保持孔35の第1の把持部33の内側は、貫通径の小さいねじ部35bが形成されている。そして、ねじ部35b内周面には、雌ねじ35cが形成されている。
【0018】
保持孔35に着脱可能なステンレス製の突出部2は、図5に示すように、筒状体21と弾性部材22とから構成されている。筒状体21は、図4に示すように有底円筒状で径の大きい幅広部23と、中空円筒状で径の小さい幅狭部24とが一体的に結合して形成されている。幅広部23は側壁23aと底壁23bとから構成されている。底壁23bには、幅狭部24内周面と合致する大きさの穴部23cが形成されていることにより、幅広部23と幅狭部24とは穴部23cを介して内部で連通している。
【0019】
図4に示すように、幅狭部24の先端側で側壁24a外周面には、雄ねじ24bが螺設されている。そして、当該雄ねじ24bと前記雌ねじ35cとの螺合により、突出部2は、保持孔35に着脱可能に装着されている。
【0020】
突出部2内部には、合成樹脂製の弾性部材22が挿入されている。図5(c)に示すように、弾性部材22は、円柱状で径の大きい頭部25と、円柱状で径の小さい脚部26とが一体的に結合して形成されている。そして頭部25のうち脚部26とは反対側に位置する端部は、丸みを帯びた形状を呈している。
【0021】
頭部25の直径は、筒状体21の幅広部23内周面の直径よりわずかに大きく形成されているとともに、脚部26の直径は、筒状体21の幅狭部24内周面の直径よりわずかに大きく形成されている。また、頭部25の長さは、筒状体21の幅広部23の長さより長くなるように形成されている。そして、弾性部材22は、図5に示すように、頭部25の端部が筒状体21の幅広部23開口端より突出した状態で、筒状体21内部に隙間なく充填されて保持されている。
【0022】
ここで、理美容用鋏を使用前に切刃部の所定の積層幅を持った積層状態を保持している突出部2の他に、幅広部23の長さNがより短く構成された突出部2が複数用意されている。幅広部23の長さが異なる突出部2の装着については、後に説明する。
【0023】
突出部2を第1の把持部33の保持孔35に装着するには、第1の把持部33の保持孔35の雌ねじ35cと、突出部2の筒状体21の幅狭部24の雄ねじ24bとを螺合させることにより行う。このとき、図6(b)に示すように、筒状体21の幅広部23の底壁23b側端部が保持孔35の載置凹部35aに装着されるとともに、筒状体21の幅狭部24は保持孔35のねじ部35bに装着される。
【0024】
保持孔35内に突出部2が装着された状態で理美容用鋏を閉状態とすると、突出部2の開口端部から突出した弾性部材22の丸みを帯びた端部が第2の把持部43と当接することにより、第1の鋏片3及び第2の鋏片4の開状態から閉状態への回動が停止される。
【0025】
次に、本実施の形態の理美容用鋏の突出部2の使用方法について説明する。切刃部の切れ具合を回復するために一対の切刃部31、41を研磨することに起因して、切刃部の所定の積層幅を持った積層状態に変化が生じた場合、突出部2の筒状体21の雄ねじ24bと第1の把持部33の保持孔35の雌ねじ35cとの螺合を解除して、突出部2を保持孔35から脱着する。そして、先ほど説明した、筒状体21の幅広部23の長さNがより短い別の筒状体21を選択して保持孔35に装着する。このように、より短い新たな筒状体21を保持孔35に装着した時点で、理美容用鋏を閉状態にして、切刃部が所望の積層幅を持った積層状態を回復したことを確認する。さらに、切刃部の所定の積層幅を持った積層状態を好適に再現するために、突出部2内の弾性部材22の丸みを帯びた端部の高さを適宜縮小することで、より好適な微調整をすることも可能である。
【0026】
本実施形態の理美容用鋏によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)本実施の形態では、第1の把持部33に着脱可能に突出部2を装着する構成とした上で突出部2を長さの異なる別の突出部2に交換可能としたことにより、第1の把持部33と第2の把持部43との間隔を適宜変更することができる。これにより、理美容用鋏の切刃部を研磨することにより、切刃部同士の積層状態に変化が生じたとしても、第1の把持部33と第2の把持部43との間隔を変更することができるため、切刃部の所望の積層状態を容易に再現することができる。その結果として、一対の切刃部31、41の刃先の先端が開いたままとならず、鋏片の閉状態を好適に維持することができる。
【0027】
(2)突出部2に螺設された雄ねじ24bと、保持孔35に螺設された雌ねじ35cとを螺合させることにより突出部2を保持孔35に装着する構成としているため、突出部2が安定して第1の把持部33に装着される。これにより、理美容用鋏を使用中、高頻度かつ高速で開状態と閉状態が繰り返されることになっても、突出部2の装着状態が安定して保持されるため、使用感覚に変化を生じさせることなく安定して切断作業をすることができる。
【0028】
(3)弾性部材22の端部が突出部2の開口端から突設されているため、切断作業時の衝撃を好適に吸収することができる。
(4)弾性部材22の高さを適宜縮小させることにより、より微小な調整をすることができるため、突出部2の交換の効果と相俟って、様々な積層状態の変化に対応可能な理美容用鋏を提供することができる。
【0029】
(5)突出部2は、着脱可能に保持孔35に装着されているため、突出部2を脱着した後、弾性部材22の高さを削る作業をすることができる。これにより、弾性部材の高さの微調整を容易にすることができる。
【0030】
(6)筒状体21の幅広部23端部が、保持孔35の載置凹部35aに装着される構成としているため、幅広部23端部と幅狭部24とが保持孔35内に保持された状態となっている。これにより、突出部2の装着状態が安定し、突出部2に外力が加わったとしても、保持状態がぐらつくことがない。また、筒状体21の幅広部23と幅狭部24との境界部分が保持孔35内に保持されていることにより、該境界部分が第1の把持部33の外部に露見することがなく、鋏の外観形状が向上するとともに意匠性に優れた鋏を提供することができる。
【0031】
なお、上記実施の形態は、以下のように変更してもよい。また、以下の変更例を適宜組み合わせて構成することも可能である。
・ 上記実施の形態では、第1の把持部33に突出部2を着脱可能に装着する構成としたが、第2の把持部43に突出部2を装着する構成としてもよい。また、第1の把持部33、第2の把持部43双方に突出部2を装着する構成としてもよい。
【0032】
・ 図7(a)に示すように、保持孔35は、第1の把持部33の内側と外側とを連通していなくてもよい。対向面36に開口する凹部37として形成されていてもよい。この場合、第1の把持部33の内側に開口部が存在しなくなるため、外観形状が向上するとともに、使用感覚が向上する。
【0033】
・ 保持孔35の載置凹部35aを省略する構成としてもよい。
・ 突出部2を保持孔35に装着する場合に、突出部2の幅狭部24の側壁24aの外周に突部を形成し、保持孔35の内周に形成した凹み部と係合させる構成としてもよい。
【0034】
・ 突出部2は、合成樹脂により形成する構成としてもよい。この場合、筒状体21の長さNの異なる突出部2を複数用意するとともに、これら長さNの異なる突出部2毎に突出部2の色を変更する構成としてもよい。これにより、現在装着されている突出部2の色を識別することにより、切刃部を研磨後、切刃部の所定の積層幅を持った積層状態を再現するために必要な突出部2を容易に選択することができる。また、合成樹脂製の着色された突出部2により、鋏にワンポイントを付与することができて、外観形状を向上させることができる。
【0035】
・ 筒状体21の幅狭部24の外周面全体に雄ねじ24bを螺設する構成としてもよい。
・ 図7(b)に示すように、筒状体21の幅広部23と第1の把持部33との間に介在されるように、幅広部23と同様の断面形状を有する環状の積層部23dを複数設ける構成にしてもよい。この場合、積層部23dの積層枚数が少ないほど、幅広部23端部は第1の把持部33に接近することとなるため、それだけ突出部2の高さを変化させることができる。
【0036】
・ また、図7(c)に示すように、筒状体21の幅広部23の開口端に、幅広部23と同径の積層部23dを複数設ける構成としてもよい。弾性部材22側から適宜取り外すことにより筒状体21の幅広部23の長さNを縮小させることができる。この場合、弾性部材22の丸みを帯びた端部を適宜縮小することで研磨後の切刃部31、41の積層状態を回復させることができるとともに、積層部23dの積層枚数を少なくするほど、弾性部材22の丸みを帯びた端部の縮小可能な高さが大きくなって、突出部2の高さの調整可能な幅が広がる。
【0037】
・ 図7(d)に示すように、筒状体21の幅広部23と幅狭部24を別体として構成するとともに、幅狭部24はその外周面が幅広部23の内周面に螺合されることによって装着されるように構成してもよい。この場合、幅広部23と幅狭部24との螺合による重なり状態を適宜変更することにより、筒状体21の高さを変更することができる。なお、この場合は、相応の摩擦力を伴って螺合関係が成り立っているため、鋏の使用によって幅広部23と幅狭部24との重なり状態が変更されることはない。
【0038】
・ 図7(e)に示すように、第1の把持部33の載置凹部35aに環状の積層部35dを着脱可能に積層する構成としてもよい。この場合、積層部35dの積層枚数が少ないほど、幅広部23端部は第1の把持部33に接近することとなるため、それだけ突出部2の高さを変化させることができる。
【0039】
・ 理美容用鋏に限定されることなく、工作用鋏、布地の裁断用鋏等、種々の鋏に突出部2を脱着可能に装着する構成としてもよい。
さらに、前記実施の形態より把握できる技術的思想について以下に記載する。
【0040】
(イ)前記支持穴は、その内周面が断面段状に形成されている鋏。
(ロ)前記一方の柄部は、前記突出部が装着されることを許容する凹部を前記対向面に形成している鋏。
【符号の説明】
【0041】
2…突出部、3…鋏片、4…鋏片、5…回動中心軸、22…弾性材としての弾性部材、31…切刃部、32…柄部、35…支持穴としての保持孔、36…対向面、41…切刃部、42…柄部。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
一対の柄部と切刃部からなる一対の鋏片を、回動中心軸を中心として回動させることにより開閉動可能に支持した鋏において、
一方の柄部には、他方の柄部との対向面から前記他方の柄部側に突出する突出部が着脱可能に装着されている鋏。
【請求項2】
前記一方の柄部は、前記突出部が装着されることを許容する支持穴を前記対向面に形成している請求項1に記載の鋏。
【請求項3】
前記突出部を前記一方の柄部に装着した際、前記突出部の端部には、鋏の切刃部が閉じた状態で前記他方の柄部に当接する弾性材が付設され、前記弾性材は高さの縮小が可能である請求項1又は請求項2に記載の鋏。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate


【公開番号】特開2011−182879(P2011−182879A)
【公開日】平成23年9月22日(2011.9.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−49692(P2010−49692)
【出願日】平成22年3月5日(2010.3.5)
【出願人】(301019530)鈴木刃物工業株式会社 (3)
【Fターム(参考)】