説明

長タオルとヘチマ形の2通りで使えるウォッシュタオル

【課題】従来のウォッシュタオルは片手では持ちにくく快適に使用出来ない部分があったため、簡単にヘチマ状に形を変えられて袋方式のため崩れず持ちやすく、又一瞬で長タオルにもなる一つ二役の洗い具を提供する。
【解決手段】ウォッシュタオルを円筒状に縫製した両端2を袋状にすることで、どちら側からでも本体1をまとめられ、片手でも持ちやすくなり摘み7を利用することで、一瞬で長タオルに戻し使用できる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は入浴時に背面以外も快適に洗えるようにウォッシュタオルを円筒状にし、両端口が袋状になるように中途部分を縫合し、その端口を利用して簡単にヘチマ状にまとめられ、片手でも持ちやすく使用できるようにしたものです。
【背景技術】
【0002】
従来は入浴洗い具で、長タオル状と、片手で持ちやすいヘチマ状の使い分けが簡単に出来る、一つ二役の洗い具がなかった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
現在販売されているウォッシュタオルは長方形のもので、身体の背面を洗う場合は問題ないが、手や足など背面以外を洗う際タオルをまとめ束にして片手で使用したり、もう一方の手に持ち替えたりした時、束が崩れて持ち難く何度か束ね直したり、又、崩れて飛び出た部分に付着している泡が浴室の壁や浴槽に跳ね、泡の後始末の手間も掛かったりするなどの難点があった。
【課題を解決するための手段】
【0004】
タオル状の長辺を円筒状に縫合し両端口にゴム又は紐6を施し伸縮をもたせる。更にタオル両端の開口部から中心に15センチ程進んだ円筒の上下を中央部分で縫合する際同時に、円筒の内側に摘み7を取り付ける。この縫合により袋の底辺となる部分5を施すことで、両端口2と5で袋部分が設けられる、その袋部分に本体1を丸めたり折り畳むなどして、図2の開口部2’と3と4は、そのままの状態で開口部2を引っ張り伸ばして反転させて折り畳まった本体をすっぽり袋状部分で包み込むと、図3の状態になり3と4は開口部2と2’の内側に位置するようになる。開口部のゴム又は紐6は包み込まれてる内側本体の飛び出し防止になるようにした。更に長タオルに形を変えたい時、反転させたことにより外側に露出した摘み7を持ちながら端口2の内側に位置する3か4を引くことで、一瞬で長タオルになるようにした。
【発明の効果】
【0005】
入浴時、ウォッシュタオル一本で簡単に、2通りの洗い具を使えれば長い形状で背中が洗え、背面以外を洗う際ヘチマ形状にして楽に持てるので、片手使いの時何度か束ね直したり、はみ出た部分の泡が浴室の壁や浴槽に飛び散るなどの不便さが解消される。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【図1】本発明の平面図である。
【図2】本発明の使用状態になる過程の斜視図である。
【図3】本発明の使用状態を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
(イ).ウォッシュタオルを図1のように縦長の円筒状にし、両方の端口2にゴム又は紐6などを通し多少伸縮性をもたせる。
(ロ).両端口から中心に15センチ程の位置で上下の生地を中央部で縫合させる時に摘み7を円筒状の内側面に5の位置で同時に施す。
(ハ).本体1を図2のようなヘチマ程の形に折り畳むなどして小さくまとめ、端口2を引き伸ばして、まとめた本体3と4を包み込むようにひっくり返すと図3の袋に入れたような形態になる。
【符号の説明】
【0008】
1 ウォッシュタオル本体
2 ゴム入り筒口折り返し側部分
2 ゴム入り筒口折り返さない側部分
3 本体1の折り畳み時に出来る部分
4 本体1の折り畳み時に出来る部分
5 袋状にするための縫い目
6 ゴム又は紐
7 長タオルにする時の摘み部分

【特許請求の範囲】
【請求項1】
長方形を円筒状にする縫製の仕方。
【請求項2】
両端口が袋状に形成される縫製の仕方。
【請求項3】
両端口に伸縮性を持たせる。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2010−155064(P2010−155064A)
【公開日】平成22年7月15日(2010.7.15)
【国際特許分類】
【公開請求】
【出願番号】特願2009−241854(P2009−241854)
【出願日】平成21年9月28日(2009.9.28)
【出願人】(509290326)
【Fターム(参考)】