説明

長尺状延伸フィルムとその製造方法、長尺状偏光板、及び液晶表示装置

【課題】フィルムを斜め方向に延伸する際のツレやスジの発生を抑制し、又は延伸した後、表面加工層を塗布・硬化する際のスジの発生を抑制し、連続的な斜め延伸を可能とする長尺状延伸フィルムの提供及び当該長尺状延伸フィルムの製造方法、また、当該延伸フィルムが具備された長尺状偏光板及び液晶表示装置の提供。
【解決手段】面内遅相軸がフィルム幅手方向に対して±0.5°の範囲内の角度バラつきを有する長尺状延伸フィルムの製造方法であって、当該長尺状フィルムの搬送方向に対して10〜45°の範囲内の角度で面内遅相軸を有するように斜め方向に延伸した後に、把持手段により、フィルムの両端を搬送方向に対して−90〜−70°の範囲内の角度で、かつ0〜20%の範囲内の延伸率で、延伸する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
面内遅相軸がフィルム幅手方向に対して±0.5°の範囲内の角度バラつきを有する長尺状延伸フィルムの製造方法であって、長尺状フィルムの搬送方向に対して10〜45°の範囲内の角度で面内遅相軸を有するように斜め方向に延伸した後に、把持手段により、フィルムの両端を搬送方向に対して−90〜−70°の範囲内の角度で、かつ0〜20%の範囲内の延伸率で、延伸することを特徴とする長尺状延伸フィルムの製造方法。
【請求項2】
請求項1に記載の長尺状延伸フィルムの製造方法で製造されたことを特徴とする長尺状延伸フィルム。
【請求項3】
請求項1に記載の長尺状延伸フィルムの製造方法で製造された長尺状延伸フィルムの表面に、熱硬化性又は紫外光硬化性表面加工層が設けられていることを特徴とする長尺状延伸フィルム。
【請求項4】
請求項1に記載の長尺状延伸フィルムの製造方法で製造された長尺状延伸フィルムであって、正の固有複屈折値を有する樹脂を含有していることを特徴とする長尺状延伸フィルム。
【請求項5】
請求項2から請求項4までのいずれか一項に記載の長尺状延伸フィルムを、長尺状の偏光子の少なくとも一方の面に積層して形成されたことを特徴とする長尺状偏光板。
【請求項6】
請求項2から請求項4までのいずれか一項に記載の長尺状延伸フィルムを断栽して形成された枚葉状フィルム、又は請求項5に記載の長尺状偏光板を断栽して形成された枚葉状偏光板が具備されていることを特徴とする液晶表示装置。
【請求項7】
前記液晶表示装置が、立体画像表示装置であることを特徴とする請求項6に記載の液晶表示装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2012−101466(P2012−101466A)
【公開日】平成24年5月31日(2012.5.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−252660(P2010−252660)
【出願日】平成22年11月11日(2010.11.11)
【出願人】(303000408)コニカミノルタオプト株式会社 (3,255)
【Fターム(参考)】