長手膨張シール
スプレーガン２０のためのシール１０は管状形状で、且つエラストマーから形成されている。シールは（塗料などの）流体をロッド１４から離して閉じ込めるために２つのほぼ平行な表面１２の間で圧縮して配置される。引き金１６が引かれてロッド１４が後方に移動すると、シール１０はロッド１４を流体にさらすことなく移動に適応するために膨らむ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は２００７年６月１４日に出願された米国特許出願第６０／９４３，９５１の利益を主張し、それの内容は参照により援用される。
【背景技術】
【０００２】
スプレーガン（特にエアレススプレーガン）における従来のシールは、ロッドが閉じ込められる流体に出入りするタイプであった。これはしばしば流体がロッド上で乾燥して、乾燥した流体はシールを磨耗させるため、早期のシールの破損及び漏れをもたらす。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
【特許文献１】米国特許第４，５５３，５６４号明細書
【特許文献２】米国特許出願公開第２００７／００１３１４０号明細書
【発明の概要】
【０００４】
本発明のシールは管状形状であり、且つエラストマーで成形されている。好ましい実施形態において、シールは実際、滑らせて嵌合される内側と外側の円筒管である２つの部品から形成されている。好ましい実施形態において、外側の管は商標バイトン（VITON）で販売されている物のようなフルオロエラストマーで形成されており、一方で内側の管はポリエチレンエラストマーで形成されている。シールは（塗料などの）流体をロッドから離して閉じ込めるために２つのほぼ平行な表面の間に圧縮して配置されている。引き金が引かれてロッドが（ガンのフロント／スプレー端部に対して）後方に移動すると、シールは移動に適応するために膨らむ。
【０００５】
発明のこれら及びその他の目的及び利点は、添付の図面と共に以下の説明によってさらに十分に明らかとなり、そこで類似の参照番号はそれぞれの図面全体を通して同じ又は類似の部品を指す。
【図面の簡単な説明】
【０００６】
【図１】本発明において使用されるスプレーガンのフロントエンド断面図である。
【図２】本発明において使用される針アセンブリの断面図である。
【図３】閉鎖位置におけるシールの簡略化された断面図である。
【図４】開放位置におけるシールの簡略化された断面図である。
【発明を実施するための形態】
【０００７】
本発明のシール１０は管状形状でありエラストマーによって形成されている。針アセンブリ１６はスプレーガン２０内に位置している。好ましい実施形態において、シール１０は実際、滑らせて嵌合される内側の円筒管１０ａ及び外側の円筒管１０ｂである２つの部品から形成されている。好ましい実施形態において、外側の管１０ｂは商標バイトン（VITON）で販売されている物のようなフルオロエラストマーで形成されており、一方で内側の管１０ａはポリエチレンエラストマーで形成されている。
【０００８】
シール１０は（塗料などの）流体をロッド１４から離して閉じ込めるために２つのほぼ平行な表面１２の間に圧縮して配置されている。引き金１６が引かれてロッド１４が（ガン２０のフロント／スプレー端部１８に対して）後方に移動すると、シール１０は図４に示されるように移動に適応するために膨らむ。針１４の後端は針アクチュエータ２２内部に通され（そうでなければ、溶接又は接着結合などによって取り付けられ）、針アクチュエータ２２は同様にシールハウジング２４内に摺動可能に配置される。
【０００９】
様々な変更及び修正は以下の特許請求の範囲によって規定される発明の精神と範囲から逸脱することなくシールアセンブリに対して行うことができると考えられる。
【技術分野】
【０００１】
本発明は２００７年６月１４日に出願された米国特許出願第６０／９４３，９５１の利益を主張し、それの内容は参照により援用される。
【背景技術】
【０００２】
スプレーガン（特にエアレススプレーガン）における従来のシールは、ロッドが閉じ込められる流体に出入りするタイプであった。これはしばしば流体がロッド上で乾燥して、乾燥した流体はシールを磨耗させるため、早期のシールの破損及び漏れをもたらす。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
【特許文献１】米国特許第４，５５３，５６４号明細書
【特許文献２】米国特許出願公開第２００７／００１３１４０号明細書
【発明の概要】
【０００４】
本発明のシールは管状形状であり、且つエラストマーで成形されている。好ましい実施形態において、シールは実際、滑らせて嵌合される内側と外側の円筒管である２つの部品から形成されている。好ましい実施形態において、外側の管は商標バイトン（VITON）で販売されている物のようなフルオロエラストマーで形成されており、一方で内側の管はポリエチレンエラストマーで形成されている。シールは（塗料などの）流体をロッドから離して閉じ込めるために２つのほぼ平行な表面の間に圧縮して配置されている。引き金が引かれてロッドが（ガンのフロント／スプレー端部に対して）後方に移動すると、シールは移動に適応するために膨らむ。
【０００５】
発明のこれら及びその他の目的及び利点は、添付の図面と共に以下の説明によってさらに十分に明らかとなり、そこで類似の参照番号はそれぞれの図面全体を通して同じ又は類似の部品を指す。
【図面の簡単な説明】
【０００６】
【図１】本発明において使用されるスプレーガンのフロントエンド断面図である。
【図２】本発明において使用される針アセンブリの断面図である。
【図３】閉鎖位置におけるシールの簡略化された断面図である。
【図４】開放位置におけるシールの簡略化された断面図である。
【発明を実施するための形態】
【０００７】
本発明のシール１０は管状形状でありエラストマーによって形成されている。針アセンブリ１６はスプレーガン２０内に位置している。好ましい実施形態において、シール１０は実際、滑らせて嵌合される内側の円筒管１０ａ及び外側の円筒管１０ｂである２つの部品から形成されている。好ましい実施形態において、外側の管１０ｂは商標バイトン（VITON）で販売されている物のようなフルオロエラストマーで形成されており、一方で内側の管１０ａはポリエチレンエラストマーで形成されている。
【０００８】
シール１０は（塗料などの）流体をロッド１４から離して閉じ込めるために２つのほぼ平行な表面１２の間に圧縮して配置されている。引き金１６が引かれてロッド１４が（ガン２０のフロント／スプレー端部１８に対して）後方に移動すると、シール１０は図４に示されるように移動に適応するために膨らむ。針１４の後端は針アクチュエータ２２内部に通され（そうでなければ、溶接又は接着結合などによって取り付けられ）、針アクチュエータ２２は同様にシールハウジング２４内に摺動可能に配置される。
【０００９】
様々な変更及び修正は以下の特許請求の範囲によって規定される発明の精神と範囲から逸脱することなくシールアセンブリに対して行うことができると考えられる。
【特許請求の範囲】
【請求項１】
スプレーガンにおいて使用される針アセンブリであって、
寸法を減少させたシールを配置するロッド及び環状の後向きシール保持部を有する針
前記シールを配置するロッドの少なくとも一部分の上に位置する管状シール、及び
環状の前向きシール保持部を有するシールハウジング
を備えており、前記管状シールは前記環状のシール保持部の間に位置する針アセンブリ。
【請求項２】
請求項１の針アセンブリであって、前記シールは内側管及び外側管を備える針アセンブリ。
【請求項３】
請求項２の針アセンブリであって、前記内側管はポリエチレンエラストマーから構成される針アセンブリ。
【請求項４】
請求項２の針アセンブリであって、前記外側管はフルオロエラストマーから構成される針アセンブリ。
【請求項５】
請求項１の針アセンブリであって、前記ロッドに取付けられる針アクチュエータを備えている針アセンブリ。
【請求項１】
スプレーガンにおいて使用される針アセンブリであって、
寸法を減少させたシールを配置するロッド及び環状の後向きシール保持部を有する針
前記シールを配置するロッドの少なくとも一部分の上に位置する管状シール、及び
環状の前向きシール保持部を有するシールハウジング
を備えており、前記管状シールは前記環状のシール保持部の間に位置する針アセンブリ。
【請求項２】
請求項１の針アセンブリであって、前記シールは内側管及び外側管を備える針アセンブリ。
【請求項３】
請求項２の針アセンブリであって、前記内側管はポリエチレンエラストマーから構成される針アセンブリ。
【請求項４】
請求項２の針アセンブリであって、前記外側管はフルオロエラストマーから構成される針アセンブリ。
【請求項５】
請求項１の針アセンブリであって、前記ロッドに取付けられる針アクチュエータを備えている針アセンブリ。
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
【図２】
【図３】
【図４】
【公表番号】特表２０１０−５２８８５８（Ｐ２０１０−５２８８５８Ａ）
【公表日】平成２２年８月２６日（２０１０．８．２６）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２０１０−５１２２５２（Ｐ２０１０−５１２２５２）
【出願日】平成２０年５月３０日（２００８．５．３０）
【国際出願番号】ＰＣＴ／ＵＳ２００８／０６５２２０
【国際公開番号】ＷＯ２００８／１５６９９０
【国際公開日】平成２０年１２月２４日（２００８．１２．２４）
【出願人】（５０６２２４０４５）グラコ ミネソタ インコーポレーテッド (4)
【Ｆターム（参考）】
【公表日】平成２２年８月２６日（２０１０．８．２６）
【国際特許分類】
【出願日】平成２０年５月３０日（２００８．５．３０）
【国際出願番号】ＰＣＴ／ＵＳ２００８／０６５２２０
【国際公開番号】ＷＯ２００８／１５６９９０
【国際公開日】平成２０年１２月２４日（２００８．１２．２４）
【出願人】（５０６２２４０４５）グラコ ミネソタ インコーポレーテッド (4)
【Ｆターム（参考）】
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