説明

開封検出可能な包装用容器

【課題】開封検出可能な包装用容器において、開封後の再閉鎖が可能な構造を提供する。
【解決手段】蓋体2に蓋側嵌合リブ12を設け、容器本体1に本体側嵌合リブ7を設け、両者を嵌合可能とする。蓋体2の開封操作に伴い、蓋側嵌合リブ12の少なくとも一部に径方向の切れ込みが生じるので、これによって開封の痕跡が残り、開封を検出することができる。蓋側嵌合リブ12が本体側嵌合リブ7に嵌合可能であるため、開封後の再封鎖が可能である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、開封検出可能な包装用容器であって、開封後の再閉鎖が可能なものに関する。
【背景技術】
【0002】
氷菓などの食品を包装するための従来の包装用容器は、容器本体と蓋体とを備えている。容器本体は、開口部及び当該開口部を囲んで形成された本体側接合面を有する。蓋体は、容器本体の本体側接合面に接合する蓋側接合面を有し、開口部を閉鎖可能である。蓋体は、蓋側接合面の内側に隣接し容器本体の底部に向けて延伸し且つ容器本体の開口部に嵌合する内周壁面と、蓋側接合面の外側に隣接する外周壁面とを備えている。封鎖の際には本体側接合面と蓋側接合面とが接合すると共に、蓋体の内周壁面と外周壁面とが本体側接合面を内外から緊密に挟む。蓋体の外周壁面にはその下端部に内向きのアンダーカット部が設けられており、封鎖の際にはこのアンダーカット部の作用によって、容器本体の抜け止めが図られる。このような従来の容器は、開封の形跡を残すことなく開封及び再閉鎖が可能であることから、悪意を持つ者による故意のいたずらが可能であった。
【0003】
このような問題に対処するために、特許文献1が提案する容器は、蓋体の外周部の一部を周方向に引き裂き可能に構成している。この構成によれば、開封の形跡が残ることから、故意のいたずらを検出することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2001‐315774号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の容器では、開封後の蓋体を用いて再閉鎖をすることが不可能であるため、例えば家庭における食べかけの状態での一時的保管などの際に、収容した食品の乾燥、塵埃混入、あるいは食品の脱出を防ぐことができず不便である。
【0006】
そこで本発明の目的は、開封検出可能な包装用容器において、開封後の再閉鎖が可能な構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る開封検出可能な包装用容器は、
開口部及び当該開口部を囲んで形成された本体側接合面を有する容器本体と、
前記本体側接合面に接合する蓋側接合面を有し前記開口部を閉鎖可能な蓋体と、
を備え、
前記本体側接合面には、前記容器本体の底部側に向けて突出し且つ周方向に延在する少なくとも一つの本体側嵌合リブが設けられ、
前記蓋側接合面には、前記容器本体の底部側に向けて突出し且つ周方向に延在する少なくとも一つの蓋側嵌合リブが設けられ、
前記蓋体の閉鎖時には前記蓋側嵌合リブが前記本体側嵌合リブに嵌合可能であり、
前記蓋体の開封操作に伴い前記蓋側嵌合リブの少なくとも一部に径方向の切れ込みが生じることを特徴とする。
【0008】
本発明では、蓋体の開封操作に伴い蓋側嵌合リブの少なくとも一部に径方向の切れ込みが生じるので、これによって開封の痕跡が残り、開封を検出することができる。また、蓋体の閉鎖時には蓋側嵌合リブが本体側嵌合リブに嵌合可能であるため、開封後に再封鎖が可能である。
【0009】
好適には、前記本体側嵌合リブと前記蓋側嵌合リブとの嵌合が、前記切れ込みによって前記蓋側嵌合リブの少なくとも一部が分断されるまでの間には前記蓋体が開封されない程度の開封強度を有する。この場合には、切れ込みが蓋側嵌合リブに達するまでは蓋体が開封されないことが保証されるので、切れ込みによる開封検出を確実にすることができる。
【0010】
好適には、前記蓋側嵌合リブの外周壁面には、その上端部よりも外方に突出したアンダーカット部が設けられている。また好適には、前記本体側嵌合リブの外周壁面には、その上端部よりも外方に突出したアンダーカット部が設けられている。これらの構成によれば、蓋側嵌合リブと本体側嵌合リブとの嵌合をより強固にすることができ、これによって開封操作の際の蓋体の引き裂きを促進することができる。
【0011】
好適には、前記蓋側嵌合リブの内周壁面は、上方への引張りにより前記本体側嵌合リブの内周壁面から離脱可能である。この場合には、蓋側嵌合リブの分断後に蓋体を容易に開封することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明の実施形態における容器本体の縦断面を示す正面図である。
【図2】容器本体を示す平面図である。
【図3】蓋体の縦断面を示す正面図である。
【図4】蓋体を示す平面図である。
【図5】蓋体を示す側面図である。
【図6】容器の縦断面を示す要部正面図である。
【図7】開封後の蓋体を示す平面図である。
【図8】本発明の実施形態の変形例を示す要部正面図である。
【図9】本発明の実施形態の別の変形例を示す要部正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本発明の実施形態について、以下に図面に従って説明する。本発明の実施形態の開封検出可能な包装用容器(以下適宜「容器」という)は、氷菓の包装に用いられるものであり、容器本体1と、蓋体2とを有する。容器本体1及び蓋体2は、それぞれ平面視でほぼ円形をなしている。
【0014】
容器本体1及び蓋体2は、シート状のポリスチレン(PS)を真空成形または圧空成形してなる。なお容器本体1及び蓋体2には、ポリプロピレン(PP)など他の種類のプラスチック樹脂材料を用いてもよく、とくに蓋体2には、手によって弾性変形可能且つ引き裂き可能なものを用いるのが好適である。容器本体1と蓋体2は、両者が不透明であっても、少なくともいずれか一方が透明又は半透明であってもよい。成形方法も射出成形など他のものを任意に採用できる。
【0015】
図1及び図2において、容器本体1は、ほぼ環状且つ下方ほど小径に形成された本体周壁4、平面視でほぼ円形の底部5、及び本体周壁4の上端の開口部の外側に延在する平坦な本体側接合面6を有する。本体周壁4は、周方向に関して内径がほぼ等しい周壁上部4a、及び波状面により構成され周方向に関して内径が規則的に増減する周壁下部4bから構成されている。周壁上部4aは、その上半分が抜け勾配にされると共に下半分がアンダーカット形状にされ、複数個を互いに積み重ねた際に相互間の空隙を保持することでスタック(張り付き)の防止が図られている。周壁下部4bは、抜け勾配すなわち上方ほど拡開している。
【0016】
本体側接合面6は、容器本体1の開口部1aを囲んで形成されている。本体側接合面6には、容器本体1の底部5側に向けて突出し且つ周方向に延在する環状の一つの本体側嵌合リブ7が設けられている。本体側嵌合リブ7の外周壁面には、その上端部よりも外方に突出したアンダーカット部7aが設けられている。本体側嵌合リブ7の内周壁面7bは、鉛直方向を軸とする円柱面をなしている。本体側接合面6の外周縁には、下向きに延在する外周壁8が形成されている。
【0017】
他方、図3及び図4に示される蓋体2は、平面視でほぼ円形を成しており、上述した容器本体1の開口部1a(図1参照)を閉鎖可能である。蓋体2の外周縁の近傍には、上述した容器本体1の本体側接合面6に接合するための蓋側接合面11が形成されている。蓋側接合面11は、概ね平坦かつ環状である。蓋側接合面11には、容器本体1の底部側に向けて突出し且つ周方向に延在する環状の一つの蓋側嵌合リブ12が設けられている。蓋側嵌合リブ12の外周壁面には、その上端部よりも外方に突出したアンダーカット部12aが設けられている。蓋側嵌合リブ12の内周壁面12bは、鉛直方向を軸とする円柱面をなしている。蓋側接合面11の内周縁には、下向きに延在する内周壁13が形成されている。内周壁13には内向きに突出する凹陥部13aが等角度間隔に形成されている。また蓋側接合面11の外周縁には、下向きに延在する外周壁14が形成されている。
【0018】
図5に示されるように、蓋体2の外周壁14には、複数の内向きの凹陥部14aが等角度間隔に形成されている。外周壁14の一部には、二つの凹陥部14aを挟んで、一対のリブ14bが設けられており、これら一対のリブ14bのそれぞれに、切り込み14cが設けられている。これら一対の切り込み14cに挟まれた外周壁14の部分は、開封のためのタブ15を構成する。
【0019】
以上のとおり構成された容器の作用について説明する。流通・販売に先立つ閉鎖の際には、容器本体1内に氷菓などの食品を収容し、その上から蓋体2を容器本体1に嵌合させる。このとき、図6に示されるように、蓋体2の蓋側嵌合リブ12は、容器本体1の本体側嵌合リブ7に嵌合し、且つ蓋体2の外周壁14の凹陥部14aは、容器本体1の外周壁8に係合して開封の防止が図られる。この状態においては、蓋側嵌合リブ12の内周壁面12bは、本体側嵌合リブ7の内周壁面7bと弾発的に圧接されており、これによって容器の内外が密封される。なお、本体側接合面6と蓋側接合面11との間を接着又は溶着することにより容器の内外を密封しても良い。
【0020】
流通・販売後の開封の際には、ユーザは蓋体2のタブ15(図4・図5参照)をつまんで上向きに引き上げる。このとき、蓋側嵌合リブ12と本体側嵌合リブ7とが強固に嵌合しているため、タブ15の引き上げに伴ってタブ15の左右両側に切れ込み19(図7参照)が生じる。ここで、切れ込み19の先端が蓋側嵌合リブ12よりも外側にある場合には、タブ15を引き上げる力がアンダーカット部12aを引き上げるように作用するため、引き上げる力が係合を強固にする方向に作用し、したがって蓋体2を開くことはできない。
【0021】
これに対し、切れ込み19が成長し、その先端が蓋側嵌合リブの内周壁面12bに到達すると、タブ15を引き上げる力がアンダーカットを有しない平坦な内周壁面12bを引き上げるように作用するため、内周壁面12bは容器本体1の内周壁面7bから容易に上向きに離脱し、したがって蓋体2を開くことができる。すなわち、本体側嵌合リブ7と蓋側嵌合リブ12との嵌合は、切れ込み19によって蓋側嵌合リブ7の少なくとも一部が分断されるまでの間には蓋体2が開封されない程度の開封強度を有する。ここで、開封強度とは、容器本体1を固定し、蓋体2のタブ15を引上げて、蓋側嵌合リブ12のうちタブ15に相当する部分以外のうち少なくとも一部が本体側嵌合リブ7から外れた時の応力と定義することができる。以上の開封の過程で切れ込み19が十分に大きくなり視認可能になるため、これによって開封の検出が可能になる。
【0022】
そして、例えば家庭における食べかけの状態での一時的保管などの際には、蓋側嵌合リブ12を本体側嵌合リブ7に嵌合させることにより、開封後の再封鎖を行うことができる。したがって、収容した食品の乾燥、塵埃混入、あるいは食品の脱出を防ぐことができる。
【0023】
また、蓋側嵌合リブ12と本体側嵌合リブ7との嵌合は、それらよりも外周側における上向きの引張りに対してはアンダーカット部12a,7aの作用によって強固に抵抗する一方、それらよりも内周側における上向きの引張りに対しては、内周壁面12b,7bにアンダーカット部が存在しないため抵抗力が相対的に小さく、切れ込み19をそれ以上進行させることなしに相対的に小さい力で開封することができる。すなわち本実施形態では、上向きの引張りに対する蓋側嵌合リブ12と本体側嵌合リブ7との嵌合の強度が、それらよりも外周側(すなわち、タブ15に近い側)において内周側よりも大とされており、且つ内周側において蓋体2の引き裂き強度よりも小さくされている。その結果、切れ込み19の径方向の成長は蓋側嵌合リブ12を越えた時点から顕著に抑制され、蓋側接合面11に囲まれた内側の領域(図3,図4に示された被覆領域18)まで切れ込み19を進行させることなしに、蓋体2を開封することができる。したがって、再封鎖した際には切れ込み19を経由した容器内外の物質交換を抑制することができる。
【0024】
以上のとおり、本実施形態では、蓋体2の開封操作に伴い、蓋側嵌合リブ12の少なくとも一部に径方向の切れ込み19が生じるので、これによって開封の痕跡が残り、開封を検出することができる。また、蓋体2の閉鎖時には、蓋側嵌合リブ12が本体側嵌合リブ7に嵌合可能であるため、開封後に再封鎖が可能である。
【0025】
また本実施形態では、蓋側嵌合リブ12の外周壁面にはアンダーカット部12aが設けられ、且つ本体側嵌合リブ7の外周壁面にはアンダーカット部7aが設けられているので、蓋側嵌合リブ12と本体側嵌合リブ7との嵌合をより強固にすることができ、これによって開封操作の際の蓋体2の引き裂きを促進することができる。また、アンダーカット部7a,12aにより、切れ込み19が蓋側嵌合リブ12に達するまでは蓋体2が開封されないことが保証されるので、切れ込み19による開封検出を確実にすることができる。
【0026】
また本実施形態では、蓋側嵌合リブ12の内周壁面12bは、切れ込み19による蓋側嵌合リブ12の分断後のタブ15の上方への引張りにより、本体側嵌合リブ7の内周壁面7bから離脱可能であるため、蓋側嵌合リブ7の分断後に蓋体2を容易に開封することができる。
【0027】
なお、本発明の範囲は上記実施形態のみに限らず、特許請求の範囲によって規定される本発明の思想に包含されるあらゆる変形例や応用例、均等物が本発明に含まれる。従って本発明は、限定的に解釈されるべきではなく、本発明の思想の範囲内に帰属する他の任意の技術にも適用することが可能である。例えば、上記実施形態では、本体側嵌合リブ7と蓋側嵌合リブ12とをそれぞれ単一としたが、これらの少なくとも一方は複数にすることができる。蓋体2の外周壁14の有無は任意でよく、凹陥部14は外周壁の全体にわたる単一の連続的なものであってもよい。
【0028】
アンダーカット部は、蓋側嵌合リブ12の外周壁面、及び本体側嵌合リブ7の外周壁面の一方のみに設けられていても良く、また、両者のいずれにも設けられていなくてもよい(図8)。しかしながら、両者の少なくとも一方にアンダーカットが設けられていれば、切れ込み19によって蓋側嵌合リブ7の少なくとも一部が分断されるまでの間には蓋体2が開封されない程度の開封強度を、本体側嵌合リブ7と蓋側嵌合リブ12との嵌合に容易に付与することができ、特に好適である。
【0029】
本体側嵌合リブ7の内周壁面7b、及び蓋側嵌合リブ12の内周壁面12bは、いずれも鉛直方向を軸とする円柱面としたが、両者の少なくとも一方は抜け勾配、すなわち上方ほど拡開した錐面であってもよい。また、図8及び図9に示されるように、これら内周壁面7b,12bに、容器本体及び蓋体の中心方向に延在するアンダーカット7c,12cが設けられていてもよい。これらアンダーカット部7c,12cはいずれか一方のみであってもよい。他方、蓋側嵌合リブ12の外周壁面、本体側嵌合リブ7の外周壁面、本体側嵌合リブ7の内周壁面7b、及び蓋側嵌合リブ12の内周壁面12bのいずれにもアンダーカット部を有しない構成を採用することも可能である。
【0030】
タブ15にそれが開封箇所であることを示すマークを設け、あるいはタブ15の輪郭形状自体を蓋体の他の部分と区別できるように(例えば平面的あるいは立体的に膨出させる等)異なる形状にしても良い。タブ15の周囲にミシン目などの易破壊部分を設けても良い。また逆に特定箇所のタブを設けず、蓋体の周囲の任意の箇所から開封できることとしてもよい。
【0031】
本発明の容器は他の物品の包装にも使用できる。また上記実施形態では、容器本体及び蓋体を上面視でほぼ円形としたが、本発明は長方形・正方形や八角形などの他の多角形さらには楕円形など、他の平面形状を有する容器にも適用でき、かかる構成も本発明の範疇に属するものである。
【符号の説明】
【0032】
1 容器本体
1a 開口部
2 蓋体
6 本体側接合面
7 本体側嵌合リブ
7a アンダーカット部
7b 内周壁面
11 蓋側接合面
12 蓋側嵌合リブ
12a アンダーカット部
12b 内周壁面
15 タブ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
開口部及び当該開口部を囲んで形成された本体側接合面を有する容器本体と、
前記本体側接合面に接合する蓋側接合面を有し前記開口部を閉鎖可能な蓋体と、
を備え、
前記本体側接合面には、前記容器本体の底部側に向けて突出し且つ周方向に延在する少なくとも一つの本体側嵌合リブが設けられ、
前記蓋側接合面には、前記容器本体の底部側に向けて突出し且つ周方向に延在する少なくとも一つの蓋側嵌合リブが設けられ、
前記蓋体の閉鎖時には前記蓋側嵌合リブが前記本体側嵌合リブに嵌合可能であり、
前記蓋体の開封操作に伴い前記蓋側嵌合リブの少なくとも一部に径方向の切れ込みが生じることを特徴とする開封検出可能な包装用容器。
【請求項2】
請求項1に記載の開封検出可能な包装用容器であって、
前記本体側嵌合リブと前記蓋側嵌合リブとの嵌合が、前記切れ込みによって前記蓋側嵌合リブの少なくとも一部が分断されるまでの間には前記蓋体が開封されない程度の開封強度を有することを特徴とする開封検出可能な包装用容器。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の開封検出可能な包装用容器であって、
前記蓋側嵌合リブの外周壁面には、その上端部よりも外方に突出したアンダーカット部が設けられていることを特徴とする開封検出可能な包装用容器。
【請求項4】
請求項1ないし3のいずれかに記載の開封検出可能な包装用容器であって、
前記本体側嵌合リブの外周壁面には、その上端部よりも外方に突出したアンダーカット部が設けられていることを特徴とする開封検出可能な包装用容器。
【請求項5】
請求項1ないし4のいずれかに記載の開封検出可能な包装用容器であって、
前記蓋側嵌合リブの内周壁面は、上方への引張りにより前記本体側嵌合リブの内周壁面から離脱可能であることを特徴とする開封検出可能な包装用容器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2012−158368(P2012−158368A)
【公開日】平成24年8月23日(2012.8.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−19813(P2011−19813)
【出願日】平成23年2月1日(2011.2.1)
【出願人】(591007295)厚木プラスチック株式会社 (9)
【Fターム(参考)】