説明

開閉式リング形状360度塗装方法及び装置

【課題】
鋼橋塗装、欄干やビルの屋上の安全柵、又フェンス等、丸柱、角柱の数百本単位で左右空間の多い形状の柵柱で構成されているために従来の塗装スプレーガン等では塗装効率が悪いため、一本一本の刷毛塗り又はローラーでの手塗りの手作業であった。
【解決手段】
開閉式リング形状360度塗装方法及び装置と一対の塗装補助装置の案内レール等装置を利用開放装置で塗装対象の丸柱又は角柱等の形状は問わずに柵柱をリング形状中心部に維持しながら360度全周を集中的吹き付け塗装で上又は下にと移動塗装装置は従来の困難な手塗り作業、時間の掛かる手作業の大きな軽減を目的とする解決手段である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、非常階段、ビルの屋上の安全柵、ベランダの手摺、境界のフェンス、ポール類、鋼橋塗装等の塗装に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来までの非常階段、ベランダの手摺、ビル屋上の安全柵、境界のフェンス、橋の欄干等、定期的な鋼橋塗装等の保守管理の塗装作業がされている、又、安全柵やフェンス等の柵柱等に多く使用されている長く細い丸柱や角柱で間隔も狭く、数百本単位の柵枠の柵柱で構成されている。又これらの柵柱でも錆落しの後、錆止塗装を塗る等一本一本を刷毛塗りやローラーでの手塗りの手作業では大変な手間と時間が掛かる塗り替え作業である。
又、丸柱でも又角柱を刷毛塗りする場合でも表面部から左右にと塗り終えた後に裏側に回り、同様の方法で一本一本を時間が掛かる手塗り作業方法であった。
【0003】
この改善策として、塗装に使用する便利な塗料スプレー缶があるが、これは、工作用とか模型など小物用に多く使用されている。又、業務用にはコンプレッサーとかエアーレスの装置でスプレーガンを使用する吹き付け塗装では平面体に広範囲の塗装には適した塗装である。この様な塗装に利用するスプレーガンの機構等は(特許文献1)に開示されているように塗装対象が広範囲の吹き付け塗装を目的とするものであるが、橋の欄干や非常階段や安全柵やフェンス等の細く長い丸柱や角柱で構成され左右に空間が多い塗装対象への吹き付け塗装では無駄に他に飛散し塗装定着力も悪い。経済的にも又大気汚染にもつながるために従来では一本一本の刷毛塗りやローラーの手塗り作業である。
【特許文献1】特開平7−251102公報参照
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
解決しようとする問題点は酸性雨等で野外の鋼鉄製の非常階段、手摺、ビル屋上の安全柵、フェンス、橋の欄干等、錆が浮いてくる為に定期的な鋼橋塗装等の保守管理の塗装作業が行われている。安全柵やフェンス等も細く長い丸柱や角柱で数百本から数千本単位の柵柱で構成されている、又これらも同様に錆落とし後に、一本一本を刷毛塗りやローラーでの手塗り作業である。又丸柱でも角柱でも四面を刷毛塗りする場合でも表面から左右を塗り、後は裏側に回り裏面を塗る等の大変手間と時間を要する塗装作業であり解決方法が見当たらなかった。そこで柵柱等の細く長い丸柱や角柱等の塗装対象物であっても一度に360度全周を局所集中的に吹き付け塗装及び装置に関するものである。

【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために本発明は、塗料スプレー缶専用装着用の小型の工作物や微細な模型等の吹き付け塗装に利用する、開閉式リング形状360度塗装及び装置は押圧基盤に装着する、2本の半円パイプの内側の要所要所に射出ノズル孔付き半円パイプの端を留金で押圧基盤に固定しパイプ先端に嵌入溝を固定する。押圧基盤にもう片方の射出ノズル孔付き半円パイプの端に半回転可動接続金具とコイルバネを固定する。又パイプに開閉レバーを固定し先端には挿入突起を固定する。押圧基盤の上下に停止突起を設け、その範囲内で開閉レバー押すと射出ノズル孔付き半円パイプが90度に跳ね上がる状態に大きく解放したところから塗装対象物を収納した後に開閉レバーを放すとコイルバネの復元力で元のリング形状に戻る、又リング中心に塗装対象物に対し、押圧基盤を押すと、塗料スプレー缶から塗料が、分岐配管パイプで左右2本の射出ノズル孔付き半円パイプの要所要所に設けた射出ノズル孔から一斉に吹き付け塗装するために、塗装対象が複雑な形状であっても360度全周を一度に集中的に吹き付け塗装を特徴とする、塗料又スプレー缶直接装着用の開閉式リング形状360度塗装方法及び装置。
【0006】
コンプレッサー又はエアーレスで塗料を高圧で送る装着に接続する、開閉式リング形状360度塗装方法及び装置の機構は2本の金属製の半円パイプをリング形状、状態に合わせたリング形状の対角線に当たる内側の要所要所にネジ式装着で着脱可能な噴射ノズル付き半円パイプの射出方向を中心又は上、下の微調整を用途に応じ出来る射出用引金を設けた握り装置の先端の両側にリング支持板を固定する。その上から片方の噴射ノズル付き半円パイプの端を留金で固定しリング支持板でパイプの一部を支持金具で固定しさらに先端に嵌入パイプを固定する。
又、もう片方の噴射ノズル付き半円パイプの端を支点可動接続金具と帰正バネを設置しさらに開閉レバーを固定、先端に挿入突起を固定する。この挿入突起が片方の嵌入パイプの両端部分が結合することで、リング形状維持装置となる。又リング内部の握り装置先端に二段滑車を設置する。
【0007】
開閉レバーを引くと、水平状態に開放する先端の挿入突起が嵌入パイプから外れ、先端中央から大きく片側に開放する、尚、両側の解放も同様の方法で出来る。大きく開放する所から塗装対象の橋の欄干や、安全柵やフェンス等の柵柱に装着した状態でリング形状中心に塗装対象の柵柱等の中心を維持し上又は下に移動しながらの吹き付け塗装中に、塗装対象の柵柱がリング形状内から、多少でもずれると塗装の濃淡等の色ムラ等が起こる、又柵柱に対しリング中心を維持しながらの塗装にでは時間が掛かり不都合があった。そこで開閉式リング形状360度塗装方法及び装置と一対の塗装補助装置を利用する塗装方法及び装置である。
【0008】
塗装補助装置の案内レールを支える、上、下調整ネジ付き主柱に装着する、強力な磁石鉄片定着台で構成されている。欄干や手摺りや安全柵やフェンス等は丸柱、角柱等など数百本単位の柵枠等で構成されている。塗装対象となる柵柱に磁石鉄片定着台をその形状に応じ縦型又は横置き等に設置できる。そこで解放したリング形状内部に案内レール付き柵柱に装着し、案内レールに二段滑車を結合させた時に、塗装対象の柵柱がリング形状の中心に収まるように案内レール上下調整ネジ付き主柱で高さ調整をする。準備した後に塗装に入る。

【0009】
エアーレス装着のホースに連結した握り装置のジョイントパイプから高圧で送られる塗料は、握り装置内部の制御装置の射出用引金で分岐配管パイプで左右2本の噴射ノズル付き半円パイプのリング形状の要所要所に設置した噴射ノズルから中心に集中的に吹き付け塗装をする、案内レールに二段滑車で滑らしながら上に又は下に移動しながらでも、常に塗装対象の柵柱はリング中心を保ちながら、吹き付け塗装をする、又塗装対象が丸柱や角柱等の様々な形状であっても360度の全周を一度の塗装で仕上げる。前の塗装を終えると次の柵柱に案内レールの磁石定着台を順番に移動していく簡単な塗装方法である、又2本の噴射ノズル付き半円パイプの要所要所にカバー留金を装着、そこに二分割した着脱可能な塗装飛散防止カバーを装着する。塗装対象物に対し360度全周を集中的に吹き付け塗装は定着力も良く又、塗料の無駄の少ない塗装方法を提供する開閉式リング形状360度塗装方法及び装置に関するものである。
【発明の効果】
【0010】
本発明の、塗料スプレー缶専用装着用と、コンプレッサー又はエアーレスを利用する、業務用の二種類から構成される、開閉式リング形状360度塗装方法及び装置は塗料スプレー缶専用装着用は小型の開閉式リング形状で、工作物や、微細な模型等の360度全周を一度で吹き付け塗装が出来、仕上げも塗りムラが出来ず、簡単な塗装装置を提供出来る。
【0011】
エアーレス装置等を利用する、業務用の開閉式リング形状360度塗装及び装置と一対の塗装補助装置の案内レールに装着する、上、下調整ネジ付き主柱と強力な磁石鉄片定着台から構成される。塗装対象の安全柵やフェンス等は、丸柱や、角柱で数百本単位の柵柱枠で構成されている。塗装作業手順として、柵柱の上と下に磁石鉄片定着台と案内レールを設置した所に開放したリング形状部分を装着し案内レールに二段滑車を結合した時に、塗装対象の柵柱が、リング形状中心に収まるように案内レールと上、下調整ネジ部分で高さ調整を行う簡単な塗装の前準備方法である。後は、案内レールに二段滑車を滑らせながら上に下に移動しても常に塗装対象の柵柱を中心を保ちながら吹き付け塗装をする。
【0012】
塗装対象の柵柱の形状が丸柱や角柱等様々な形状でも360度の全周を一度の吹き付け塗装で仕上げる。又案内レールの磁石鉄片定着台を順番に移動設置して行く簡単な塗装方法である。又2本の噴射ノズル付き半円パイプの要所要所に固定アングルを固定する。そこに2分割した着脱可能な塗装飛散防止カバーを装着する。あらゆる形状塗装対象に対し360度全周を集中的吹き付け塗装は定着力も良く、又塗料の無駄の少ない塗装方法を提供する。開閉式リング形状360度塗装方法及び装置に関するものである。
【発明を実施するための形態】
【0013】
上記のように、2種類の利用方法で構成される、1つは学校等で利用する工作用とか、微細な模型に、又は家庭での木工工作用に簡単に360度の全周を一度で吹き付け塗装が出来る、塗料スプレー缶専用装着の、開閉式リング形状360度塗装方法及び装置である。もう一つは、エアーレスの塗料高圧の圧送ホースに装着する、業務用の開閉式リング形状360度塗装方法及び装置と一対の塗装補助装置の、案内レール上下調整ネジ付き磁石鉄片定着台を利用して、リング形状内部中心に塗装対象物を維持しながら、360度の全周を一度に集中的に吹き付け塗装を特徴とする。又細い柵柱用の塗装リング形状を塗装対象物に合わせた口径の違うリング形状多種類を作ることが出来る。

【実施例】
【0014】
以下、本発明を図面に基づいて説明する。この発明に係る1の塗装スプレー缶の専用装着用の2の押圧基盤に設置する2本の3の半円パイプをリング形状状態で対角線の内側の要所要所に4の射出ノズル孔を設置した射出ノズル孔付き半円パイプの片方を、5の留金で固定しさらにパイプの先端に6の嵌入溝を設置する。又片方の射出ノズル孔付き円パイプの一端に7の半回転接続金具と8のコイルバネと9の開閉レバー固定し先端に10の挿入突起を設置する。押圧基盤の開閉レバーの押圧基盤の上と下に11の停止突起を設ける。その範囲内で開閉レバーを押すと射出ノズル孔付き半円パイプが、90度に跳ね上がる状態に大きく開放し、塗装対象にリングを入れ、解放レバーを放すとコイルバネの復元力でパイプ先端の嵌入溝に戻るパイプ先端の挿入突起が収まることでリング形状維持装置となる。又リング形状の中心に塗装対象物を収めた状態で、押圧基盤を押すと、塗料スプレー缶から塗料は12の分岐配管パイプで左右の射出ノズル孔付きパイプの要所要所の射出ノズル孔から一斉に吹き付け塗装する、塗料スプレー缶の専用装着用の解放式リング360度塗装及び装置に関する。
【0015】
コンプレッサー又はエアーレスで高圧で塗料を送る装置に接続し利用する、開閉式リング形状360度塗装及び装置は次の構造から構成されている、2本の金属製の半円パイプでリング形状状態で対角線に当る要所要所のパイプの内側にネジ式で着脱可能な13の噴射ノズル付き半円パイプの噴射ノズルの射出方向を中心から上下にと微調整を用途に応じ出来る。14の射出引金付き15の握り装置の両側に16のリング安定板をネジで固定する、安定板の上に片方の噴射ノズル付き半円パイプの端を留金で固定しさらに、安定板の上に半円パイプを17の押圧金具で固定する、パイプの先端に18の嵌入パイプを固定する、又片方の噴射ノズル付き半円パイプの一端に19の支点可動接続金具と20の帰正バネと半円パイプに開閉レバーを固定しさらに先端に挿入突起を設置する。この挿入突起がもう片方のパイプ先端の嵌入パイプに収まることでリング形状維持装置である。又リング内部に21の二段滑車を設置する。握り装置の握り尻に22のジョイントパイプを設置し塗料配給ホースを連結する。塗料配給ホースで圧送された塗料は、制御装置の射出引金装置で、分岐配管パイプで2分割され、それぞれの噴射ノズル付き半円パイプに配給される。
【0016】
この開放式リング形状360度塗装及び装置と一対の塗装補助装置の23の案内レールと24の上下調整ネジ付き主柱と25の磁石鉄片定着台から構成される。塗装対象の安全柵やフェンス等の丸柱や角柱等の柵柱に案内レール上下調整ネジ付き主柱の磁石鉄片定着台を上と下に設置した案内レールを開放したリング形状内部に柵柱と案内レール部分を入れ、開閉レバーを放すとリングが閉じる、そこでリング中心部に塗装対象の柵柱が必ず中心に収まるように案内レールの上下の高さ調整をネジで行う。後は案内レールにリング内部の二段滑車を結合させながら、握り装置の射出引金を引くと、リング形状の要所要所に設置した噴射ノズルから一斉に吹き付け塗装をしながら案内レールに二段滑車を滑らしながら上又は下にと移動しながら塗装していく、一度にリング中心に向け集中的に吹き付け塗装を行うために丸柱や角柱や平板又は六角柱等の様々な形状であろうと、形状等全く関係なく、360度全周の塗装対象物の集中吹き付け塗装のために外部への塗料飛散防止用に噴射ノズル半円パイプの要所要所に26の固定アングルでリング形状全体を囲む状態に2分し27の飛散防止カバーを設置することに関する。

【産業上の利用可能性】
【0017】
開閉式リング形状360度塗装方法及び装置は、吹き付け塗装以外にリング形状の内側から外面に噴射ノズルを多少移動させることで、高圧圧縮空気で広範囲の微細なチリ落とし装置、又は液体等の分配装置等と又リング形状から開放式の四角形状、又は長方形状の内部側に噴射ノズル装置の設置方法で別途の開発装置への可能性も出来る。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】開閉式リング形状360度塗装方法及び装置を塗料スプレー缶に装着を示す側面図である
【図2】押圧基盤に開放装置と半円パイプの内側の射出ノズル孔を示す平面図である
【図3】押圧基盤の射出ノズル孔付き半円パイプの片側が跳ね上がり開放を示す側面図である
【図4】握り装置の先端に設置の噴射ノズル付き半円パイプと囲いに装着の飛散防止カバーを示す側面図である。
【図5】リング形状噴射ノズル半円パイプに装着した飛散防止カバーと二段滑車を示す平面図である
【図6】開閉レバーでリング形状の飛散防止カバー装置噴射ノズル付き半円パイプが中央から開放を示す平面図である。
【図7】リング形状中心の塗装対象の角柱に案内レールと二段滑車を結合し360度全周吹き付け塗装を示す斜面図である。
【図8】上下調整ネジ付き主柱に三角磁石鉄片定着台を示す斜面図である。
【図9】上下調整ネジ付き主柱六角磁石鉄片定着台を示す斜面図である。
【図10】上下調整ネジ付き主柱半円磁石鉄片定着台を示す斜面図である。
【符号の説明】
【0019】
1 塗料スプレー缶
2 押圧基盤
3 半円パイプ
4 射出ノズル孔
5 留金
6 嵌入溝
7 半回転可動接続金具
8 コイルバネ
9 開閉レバー
10 挿入突起
11 停止突起
12 分岐配管パイプ
13 噴射ノズル付き半円パイプ
14 射出用引金
15 握り装置
16 リング安定板
17 押圧金具
18 嵌入パイプ
19 支点可動接続金具
20 帰正バネ
21 二段滑車
22 ジョイントパイプ
23 案内レール
24 上下調整ネジ主柱
25 磁石鉄片定着台
26 固定アングル
27 飛散防止カバー


【特許請求の範囲】
【請求項1】
塗料スプレー缶直接装着の開放式リング形状360度塗装及び装置は、塗料スプレー缶に直結する押圧基盤に装着する2本の半円パイプの内側の要所要所に射出ノズル孔付き半円パイプの端を留金で押圧基盤に固定し、パイプの先端に嵌入溝を固定する、押圧基盤にもう片方に半回転可動接続金具とコイルバネを固定する、又パイプに開閉レバーを固定し、パイプ先端に挿入突起を固定する、押圧基盤の上下に停止突起を設置しその範囲内で開閉レバーを押すと、射出ノズル孔付き半円パイプが90度に跳ね上がる状態に大きく解放状態になった所に、リング中心に塗装対象物を収納した後、開閉レバーを放つとコイルバネの復元力で元の位置の挿入突起が片方の嵌入溝に収納し、リング形状維持装置である、リング形状中心に塗装対象物を収納した状態で、押圧基盤を押すと、塗装スプレー缶から塗料が分岐配管パイプで左右に設けた射出ノズル孔付き半円パイプから一斉に吹き付け塗装する、リング中心の塗装対象物に対し360度全周に集中的な塗装を特徴とする、塗装スプレー缶装着用の開閉式リング形状360度塗装方法及び装置に関する。
【請求項2】
コンプレッサー又はエアーレスで塗装を圧送する装置に接続し利用する、業務用の開閉式リング形状360度塗装方法及び装置は、2本の金属製の半円パイプを合わせた、リング形状を構成する、その対角線に当る要所要所のパイプ内側に着脱可能なネジ式装着の噴射ノズルを半円パイプを設置する、尚噴射ノズルの射出方向の微調整も可能である。射出用引金を設けた握り装置先端の両側にリング支持板を固定し、その上から片方の噴射ノズル付き半円パイプの一端を留金で固定する、又リング支持板上のパイプの一部を支持金具で固定し先端に嵌入パイプを固定する、又もう片方の噴射ノズル付き半円パイプの一端に支点可動接続金具と帰正バネを設置し、さらに開閉レバーを固定し先端に挿入突起を固定する、この挿入突起が片方の嵌入パイプの両先端部分が結合することでリング形状維持装置となる、開閉レバーを引くと水平状態に開放し嵌入パイプから外れた挿入突起付き噴射ノズル付き半円パイプが、リング中央部分から大きく開放する、開閉レバーを放すと再度リング形状に帰正バネの復元力で元のリング形状に戻る、握り装置先端のリング内部に二段滑車を設置し、又握り装置の握り尻部分に設置したジョイントパイプに接続する塗料圧送ホースで送られた塗料は握り装置内の配給パイプを通り、制御装置の射出用引金等の装置から分岐配管パイプで左右の噴射ノズル付き半円パイプに塗装が圧送される、握り装置の射出用引金を引くと、リング形状内側の要所要所に設置した噴射ノズル付き半円パイプから中心部に向け一斉の吹き付け塗装で、中心部に収納した塗装対象物に対し360度の全周塗装の際に外部への着脱可能な塗料飛散防止カバーを設置する固定アングルで半円パイプの要所要所に設置する、又用途に応じ噴射ノズル設置の増減とリング形状部分を開放式の四角形状又は長方形の多形状も可能な装置の要所要所に噴射ノズルを設置する塗装及び装置に関する。
【請求項3】
請求項2記載の開閉式リング形状360度塗装方法及び装置と一対の塗装補助装置の案内レールに上下調整ネジ付き主柱と磁石鉄片定着台で構成されている、安全柵やフェンスを構成する丸柱や角柱の柵柱に磁石鉄片定着台を設置した案内レールに開放したリング形状内部に柵柱と案内レールを入れた後、閉じたリング形状中心部分に塗装対象の柵柱が収まるように上下調整ネジで支柱及び案内レールの高さを調整する、案内レールと二段滑車を結合させたままに吹き付け塗装しながら上または下にと移動させての吹き付け塗装に関する。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2010−179231(P2010−179231A)
【公開日】平成22年8月19日(2010.8.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−24448(P2009−24448)
【出願日】平成21年2月5日(2009.2.5)
【出願人】(595068416)
【Fターム(参考)】