間隙なしに移行させるための区分けされたフライトを含む仕切り柵をもつコンベヤベルトを有するコンベヤ
フライトつきベルトを有し、端部に空間部を作らずに、または、端部を経て製品類を搬送するようになっているコンベヤ。このコンベヤベルトは、その長さ方向にそって間隔をあけて個々が位置する複数のフライトを含む。各フライトは、該フライト自体に複数の溝を入れて横並びの櫛歯状の部分または掴み部が設けられている。移送プラットフォームにより前記ベルト端部への、または、端部からの製品類の搬送が円滑になる。空間部により仕切られた前記移送プラットフォームの複数のフィンガの先端がのびて、前記コンベヤの端部における前記ベルトの搬送面に接近位置するようになっている。この移送プラットフォームは、搬走路の端部におけるスプロケットまわりを前記ベルトがまわるとき、個々の前記フライトが自由に通過できるように、前記フライト個々に一致して位置する間隙部と横幅方向において位置が合っている。オプショナルなものとして、製品を前進させる複数のローラー類が個々のフライトの間に前記コンベヤベルトにあって、製品類を前記ベルトにそって前側フライトの方へ進めるようにもできる。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、概略的には、動力駆動コンベヤに関し、さらに詳しくは、フライトつきコンベヤベルトおよびコンベヤベルトの端部で製品をモジュラー・コンベヤベルトにのせたり、おろしたりすることに関するものである。
【0002】
多くのコンベヤの用途においては、搬送する製品類をコンベヤベルトの上部で個々のグループに分ける必要がある。前記ベルトの搬送面の幅方向一杯に横切り、たがいに間隔をおいて前記搬送面から上方へ立ち上がる複数のフライトを用いてベルトを複数の部所に区分している。一箇所における単一の搬送製品またはグループになった搬送製品は、中間に介在するフライトにより隣り合う他の製品またはグループになった製品から分離される。別の用途においては、フライトは、傾斜路にそって製品を搬送する場合に用いられる。前記フライトは、重力で製品類が前記ベルトの搬送面をすべったり、転げ落ちたりすることを防ぐ。しかしながら、フライトつきコンベヤの端部へ製品類をのせたり、おろしたりする点で問題がある。これが、前記フライトの背が比較的高く、前記ベルトの幅方向一杯にわたっているため、ベルト端部へ製品を移しのせたり、降ろしたりする際に移行部材を前記ベルトの搬送面に近付けることができない状態になっている。前記移行部材は、前記フライトに接触しないように、前記ベルトの搬送端部における搬送面から十分な距離をおかなければならい。搬送製品類が前記ベルトより前記搬送部材との間の空間部の間隔よりも底面部が長いか、または、前記製品類が移行部材を通過する際、前記フライトの面にそって搬送されなければ、前記製品類は、前記空間部に落ち込んでしまう。
【0003】
したがって、フライトの利点をもち、端部での製品移し替えが可能なコンベヤのニーズがある。
【0004】
[概要]
これらのニーズとその他の点を本発明の特徴を構成するコンベヤが満たす。このコンベヤの一つの態様は、第1の端部から第2の端部にかけてベルト走行の方向に沿い長さ方向にわたり、横方向へは、第1の側縁から第2の側縁にわたり、厚さ方向では、底面と上面にわたっているベルトモジュールの一連の列を備えている。連続した複数の列は、ヒンジ結合で端部同士が互いに連結され、無端ベルトループを形成している。前記ベルトの離れた列の上面から複数のフライトが立ち上がり、こられ棚の上縁は、前記列を横切るようにして横方向へ少なくとも一部分にわたるようになっている。平行になっているフライトで前記ベルトの上面が個々別々の部所に区分されている。前記上縁から前記モジュラーベルト列の上面にわたっている間隙をおいた複数の溝で各フライトを横方向に間隙があるフライト部分に分けている。コンベヤフレームがコンベヤの対向する両端の間を搬送往路路と戻り復路にそって走行するように前記コンベヤベルトループを支持している。搬送される製品類は、プラットフォームと前記ベルトがわたるプラトフォームの間を搬送される。このプラットフォームは、プレートからフィンガ先端部に達する複数のフィンガを含む。これらのフィンガの横脇には間隙が設けられている。前記ベルトにおける前記フライトの複数の溝には、横方向に間隙があけられていて、前記フィンガが合致するようになっている。
【0005】
前記コンベヤの別のアスペクトにおいては、同じようなベルトが長さ方向寸法と横幅方向寸法を有する掴み部を有している。掴み部の横幅方向寸法は、長さ方向寸法よりも長くなっている。移送プラットフォームは、横方向に間隔をおいた複数のフィンガを有し。これらフィンガは、前記コンベヤの端部において前記ベルトの上面に向かってのびている。前記複数の掴み部は、前記複数のフィンガの間隙と位置が合うようになっている。
【0006】
本発明の他のアスペクトにおいては、コンベヤベルトは、無端コンベヤベルトループを備え、このループは、ベルト走行方向にそって長さ方向にのび、横方向では第1の側縁から第2の側縁へのび、厚さ方向では、底面から上面に達するようになっている。前記上面から上端にかけで外方へ立ち上がるフライトは、前記コンベヤベルトを横断し、長さ方向にあっては、間隔をおいて連らなって位置して、フライトの間に部所を形成するようになっている。複数のローラが間をおいて連なっているフライトの間で上面と底面とを通過する前記コンベヤベルトの厚さ方向に貫通している。
【0007】
本発明のさらに別のアスペクトにおいては、コンベヤベルトモジュールは、長さ寸法方向に第1の端部から第2の端部にかけてのび、横寸法方向に第1の側縁から第2の側縁にかけてのび、厚さ方向には底部から上面にかけてのびているモジュール本体を備える。ヒンジ部材が第1の端部から第2の端部に沿い横方向に間隔をおいて設けられている。前記上面から立ち上がる掴み部は、複数の溝を横切って横方向に間隔をおいて設けられている。各掴み具は、横方向寸法が長さ方向寸法よりも長くなっている。
【0008】
本発明の他のアスペクトにおいては、コンベヤベルトモジュールは、長さ寸法方向に第1の端部から第2の端部にかけてのび、横寸法方向に第1の側縁から第2の側縁にかけてのび、厚さ方向には底部から上面にかけてのびているモジュール本体を備える。ヒンジ部材が第1の端部から第2の端部に沿い横方向に間隔をおいて設けられている。前記上面よりも上方の高さ位置にある上端に達するフライトが前記上面から立ち上がっている。これらフライトは、前記モジュール本体を横切るようになっていて、前記フライトの上端から前記モジュール本体の上面に向けてのびる複数の溝によって横方向に間隔をあけたフライトセグメントを形成している。各フライトセグメントは、長さ方向寸法が横方向寸法よりも短くなっている。
【0009】
[詳細な記述]
本発明の特徴を構成するコンベヤを図1に示す。コンベヤ10は、このコンベヤの対向端部16,17になる一対のスプロケットセット14,15またはドラムのまわりを囲むベルトループの形状になっているコンベヤベルト12を含む。前記コンベヤベルトは、フレーム18(雑然さをなくすために一部のみを示す)における搬送路平板20またはウエアストリップの上に支持されている。駆動スプロケットセット15が装着されている駆動軸24に連結のモータ22が前記ベルトをベルト走行方向26へ駆動する(逆転モータまたは歯車で前記ベルトを二方向へ駆動できる。)。例えば、スペースを狭くしたいような場合モータ駆動軸と駆動スプロケットのかわりにモータ駆動のプーリーを使用することができる。他方のスプロケットセット14がアイドラー軸28に取り付けてある。アイドラー軸と駆動軸の両者は、前記コンベヤフレームに装着のベアリングブロック30における両端で支持されている。
【0010】
前記コンベヤベルト12は、アメリカ合衆国ルイジアナ、ハラハンのIntralox,L.L.C.により製造、市販されているものの一つのようなモジュラー・プラスチックコンベヤベルトが好ましい。このモジュラーベルトは、短い端部モジュール34と長い端部モジュール35および中間モジュール36が煉瓦積みの態様で配置されているような一つまたは複数のベルトモジュールのような一連の列32,32’から構成されている。これらのモジュールは、通常、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアセタールまたは複合ポリマー素材のような熱可塑性ポリマーから作られている。各列のものは、第1の側縁38から第2の側縁39にかけての長さ方向寸法をもち、横方向では第1の側端40から第2の側端41にかけての横幅寸法をもち、厚さ方向では、底面42から上面43にかけての厚さ寸法をもつ。連続する列は、ヒンジジョイント47で互いに連結されており、前記ベルトは、前記ジョイントによりスプロケットまわりをめぐることができるようになっている。前記ベルトは、搬送パンの上にある搬走路44に沿い、かつ、前記搬走路の下側の対向している復路45にそう搬走路にしたがうようになっている。複数のローラ46、ドラムまたはシューズが前記復路の前記ベルトを支持し、垂れ下がりをなくす。前記搬走路にそって前記ベルトは、前記コンベヤの一方の端部から他方の端部に向け製品類を搬送するため、ほぼ平らな搬走路を構成している。図1により例示された前記コンベヤの出口17には、前記コンベヤの端部から追い出される製品類を荷下しする移送装置が配置されている。この装置は、移送プラットフォーム48であり、これは、主のコンベヤヒレームの一部になっているフレーム54に装着のプレート52から突き出ている複数本のフィンガ50を含む。これらフィンガは、横側に間隙56をおいて離間しており、該フィンガ先端58が前記ベルトの上面43に近接するようにのびている。フィンガ先端の上面60は、移送面62と面一になっていて、前記ベルトと前記コンベヤの間に移送される製品類が円滑に移送されるようになっている。
【0011】
前記ベルトの長さ方向にそって一定の間隔をおいて選ばれた列ごとに、前記ベルトを横切る個々のフライト66を形成する一群の横方向に間隔をおいた掴み部64が配置されている。これら掴み部は、これらが突き出ている前記モジュールと一体に成形されていることが好ましい。図2A,図2Bに示すように、各掴み部またはフライトの一部は、前記ベルト12の上面43から高さhの寸法をもって上へのびている。図示の例では、掴み部すべての高さは同じになっているが、これら掴み部の高さを変えることもでき、一番高い高さのものを最高掴み部高さとする。前記掴み部の形状を種々の形状にすることができるが、各掴み部は、ベルト走行方向に沿っての長さ方向寸法をlまたは長さとし、横方向寸法をwまたは幅とする。好ましくは、この幅は、前記長さよりも長く、前記高さは、前記幅よりも長いが、これらの選択条件は、必須なものではない。前記フライトに形成された溝68は、前記フライトの上端70から前記ベルトモジュールの上面に向けてのびており、前記フライトを横方向に隙間をあけたいくつかのフライト・セグメントに区分している。この実施例では、前記フライトの上縁は、前記上面と平行になっているが、上縁のいくつかの部分の高さを変えることもできる。前記溝は、すべて前記上面に向かっているか、または、前記上面の上の各セグメントの間に形成されたリブ72に向かうようになっていてもよい。各掴み部の第1の面は、前記ベルト列の第1の縁部38に最も近く、対向する第2の面75は、第2の縁部39に最も近い。一つの列における掴み部全ての第1の面は、互いに平行になっていることが好ましく、第2の面も互いに平行になっていることが好ましい。連立しているフライトは、移動する部所77を仕切り、この部所内に製品類が他の部所における製品類と分けられて保持される。
【0012】
移送プラットフォーム48を図3A,図3Bに示す。複数のフィンガ50が前記プレート52から先端におけるフィンガチップ58にのびている。該フィンガの上面60は、前記プレート面62と面一になっているか、または、すくなくとも連続している。複数の間隙76が連続しているフィンガの間にあって、フィンガチップの根元方向へ寸法dだけ入りこんでいる。各フィンガは、横幅方向にはかった幅fを有している。好ましくは、掴み部の幅wは、フィンガの幅fよりも広い。
【0013】
前記フィンガ移送プラットフォームの目的は、搬走路と搬送復路の間の移行における前記コンベヤの入口または出口にあるスプロケットまわりを前記ベルトが巡るとき、個々のフライトが前記フィンガの間を通過できるようにする点にある。前記フライトの前記複数の溝は、前記移送プラットフォームのフィンガチップが前記コンベヤの端部の前記ベルトの上面に近接位置できるようにする。前記フィンガチップが前記ベルトに接近することで、前記移行プラットフォームで製品類を前記ベルトの上面から円滑にはぎ取ったり、前記上面へ移したりすることを可能にする。前記移行プラットフォームの複数のフィンガが前記フライトそれぞれに組み合わさることで前記移行プラットフォームの他方の側における送り込みまたは送り出しコンベヤにさらに近接位置できるようになる。
【0014】
前記コンベヤベルトに対する移送プラットームの配置を図4,図5に示す。前記複数のフィンガチップ58は、前記コンベヤの出口部分で前記ベルトの上面43に近接している。前記チップの前記フィンガ上面60のレベルは、前記ベルトの上面のレベルにほぼ一致していて、円滑に移送できるようになっているか、または、前記上面のレベルよりも下側にあって重力を利用して移送するようになっている。図4に示すように、前記移送プラットフォーム48は、前記ベルトと横幅方向に正合していて、これにより前記フィンガ50は、前記フライト66の溝68に櫛歯状に嵌合し、前記フライト(図5に66’で示す)がきれいに通過してゆくことになっている。この例での前記複数のフィンガは、前記搬走路を越えて前記ベルト側にのるようになっていないから、前記フィンガの間の歓迎の深さは、掴み部の最高の高さよりも短い。さらに図5に示すように、第2の移送プラットフォーム48’が前記コンベヤベルトの取り入れ端部位置して、前記ベルトへ製品類を移すようになっている。前記ベルトに供給する前記移送プラットフォームの上面は、前記搬走路の前記ベルトのレベルと同じレベルか、または、僅か上側にあって製品類を円滑に前記ベルトへ移すことができるようになっている。
【0015】
図5は、また、搬送してきた製品類を一定の間隔をおいて荷下しするのに必要な用途に用いられる別のタイプのベルトを示す。この態様では、ベルト78は、各モジュールの底面42と上面43から突き出ている突出部をもつ複数のローラ80を有している。これらのローラは、すべての列におけるモジュールまたは、ほんの一部の選択された列におけるモジュールに配置されている。フイライトつきモジュールは、またローラを含んでいる。製品類82は、前記ローラの上に支持されている。前記ローラの底部側突出部は、下側に配置のベアリング面83にのっており、この面は、前記コンベヤの出口側に近い搬走路パン20の上面である。前記ベルトは、矢印84に示すように、図5では左方向へ駆動される際、前記ローラは、前記ベアリング面を矢印86の方向へ回転する。これらローラ軸まわりの前記ローラの回転が前記ベルトそれ自体の前進速度よりも早い速度で搬送製品を前記ベルトの上面43を通るようにする。このようにして、このベルトは、搬送製品類を前記移送プラットフォームへ押し出し、他のコンベヤへと押し送りする。
【0016】
コンベヤの別の態様を図6,図7に示す。これらの態様においては、フライトつきベルト88は、図示したように複数のローラを含んでいるか、または、ほぼ平坦な上面を含んでいるもので、垂直方向レベルを異にするコンベヤベルト90へ製品類82を運ぶようになっている。フィンガつき移送プラットフォーム92が前記二つのベルトの間の空間94をまたぐ橋になっている。前記移送プラットフォームの複数のフィンガ96は、前記フライトつきベルトの方向へのび、製品類を前記ベルトの搬送上面からすくいあげるようにする。前記移送プラットフォームのプレート端部98は、斜めになっているか、または、底部が貝殻状にまるくなっていて、スプロケット100まわりをめぐる荷下しベルトに接触しないようになっている。前記移送プラットフォームは、水平ではなく、傾斜していて、重力を利用して製品類を移送できるようになっている。図7に示すように、荷下しベルト90’は、下向き傾斜で動くようになっている。
【0017】
製品類の搬送に重力の助けをかりる点は、また、図8に示すように、斜めになっているコンベヤの出口102においてコンベヤベルト88の端部を傾斜させることでもできる。前記移送プラットフォーム92は、前記出口において前記ベルトとほぼ同じラインになっている。ついで製品類は、荷下しベルト90に移されるもので、このベルトは、水平、斜めまたは下さがりに構成される。
【0018】
製品類は、また、図9A,図9B,図10に示すように、押し手つきベルトによりフライトつきベルトから押し出すこともできる。主のコンベヤベルト104は、その上部搬送面108にそって所定の一定の間隔をおく区分されたフライト106を有している。前記主のコンベヤベルトは、図5〜図8におけるベルトのようにローラを含んでいたり、含んでいなかったりのものになっている。荷下しコンベヤベルト90は、前記主のコンベヤベルトと垂直方向におけるレベルを同じにしている。前記二つのベルトは、スペーサー110をおいて離れている。フィンガつき移送プラットフォーム92が前記二つのコンベヤの間の橋になっている。この移送プラットフォームは、ほぼ水平になっているから、押し手機構112を用いて前記移送プラットフォームを製品類がわたれるように押す。前記押し手機構は、オーバーヘッドベルト114を含み、これは、前記主のコンベヤの出口116の上側で、前記主のコンベヤベルトとほぼ平行で、前記空間をまたぐように位置している。前記区分された複数のフライトと同様な一つまたは複数の押し手118それぞれは、前記オーバーヘッドベルトの外面120の外側に突き出ているフォークにおけるような複数の歯119を有している。平らなベルトまたはモジュラープラスチックベルトの前記ベルトは、プーリー、ドラムまたはスプロケット122のような通常の手段によりモータ駆動されている。図10に示すように、前記押し手の歯は、フライト126の連なっている間隙124の間に入り込める位置になっている。この押し手機構は、矢印128で示す垂直方向に前記機構を引き上げ位置(図9A)と掃くように押し送る位置(図9B)の両位置へ上下させる手段により後退できるように、後退可能にもなるものである。図9Bにおける掃くように押し送る位置で示すように、押し手ベルトは、掃くように押しながら前記主のコンベヤベルトの速度と少なくとも同じ速度で駆動される好ましく、前記主のコンベヤベルトと同期しながら前記掃くように押し送る位置へ降下し、各押し手の掃き送り動作が連立するフライトの間の一つの箇所129に限定されるようになっている。前記押し手ベルトは、一定の速度または可変速度で駆動され、前記主のコンベヤベルトにおける位置センサに関連して前記押し手ベルトの速度が前記主のコンベヤベルトの速度に調和されるようになっている。前記押し手機構の下降と前記押し手ベルトの速度は、前記主のコンベヤベルトの速度に調和し、これによって、各押し手は、前記フォーク状の歯が前記フライトの上端に達する際一つのフライトに合うようになることが好ましい。前記押し手がベルト走行方向130にそって前記主のベルト速度と少なくとも同じ速度で前進するので、前記押し手は、前記フライトを櫛歯が梳くように通り抜け、搬送している製品類132を押し送りして移送プラットフォームを通過させ荷下しベルトへとのせるようにする。図11に示すように、前記主のコンベヤベルト104’は、また別途、横幅方向に間隔をおいた複数のリブ134が前記ベルトの上面108’の上方へ長く立ち上がっている。各リブは、各ベルトの端から端までほぼ全長にわたっている。製品類が前記立ち上がっているリブ136の上を搬送されるようになっているので、前記押し手のフォーク状の複数の歯119の先端136は、前記リブの先端138よりも下方へ下げることで高さが低い輪郭の製品類を効果的に掃くようにして押し送ることができるようになる。
【0019】
このように、本発明は、いくつかの態様について記載した。他の態様も可能である。例えば、前記複数のフライトは、前記ベルトの上面から垂直に立ち上がるようになっていないものであってもよい;これらフライトは、斜めの角度でのびていてもよい。さらには、前記複数のフライトは、図示のように平でなく、曲面のものでもよく、例えば、断面円形のフライトセグメンツを形成するものでもよい。別の例としては、前記複数のフライトは、前記ベルトモジュールと一体成形される必要もない;これらは、モジュラーベルトに付属品類を取り付けるのに使用の種々の手段で前記ベルトに取り付けることができる。また、別の例として、前記複数のフライトを前記ベルトモジュールとは異なる素材、例えば前記ベルトモジュールと一緒に成形できたり、または、取り付けることができるフレキシルなエラストマー素材のようなもので成形できる。このように、これらいくつかの例を示唆したが、請求の範囲は、詳細に記載した態様または論じた好ましい特徴に限定されることを意図するものではない。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】本発明の特徴を構成するコンベヤの一つの態様の等角投影図。
【図2A】図1のコンベヤに使用のコンベヤベルトの一部を表す側面図と正面図。
【図2B】図1のコンベヤに使用のコンベヤベルトの一部を表す側面図と正面図。
【図3A】図1のコンベヤに使用の移送プラットフォームの平面図と側面図。
【図3B】図1のコンベヤに使用の移送プラットフォームの平面図と側面図。
【図4】図1におけるコンベヤの製品搬送ポイントの平面図。
【図5】図1におけるコンベヤの一部の側面図で、前記コンベヤの出口から搬送製品類を送り出すローラベルトを示す。
【図6】図5におけるコンベヤの一部の側面図で、代替案として、重力の力をかりて製品類を荷下しコンベヤベルトへ搬送する傾斜した移送プラットフォームを示す。
【図7】図6におけるコンベヤの一部の側面図で、傾斜して走行する荷下しコンベヤベルトをもつもの。
【図8】図6におけるコンベヤの一部の側面図で、主のコンベヤベルトの出口が傾斜しているもの。
【図9A】引き上げ位置で示されたオーバーヘッド押し手つきベルトを有する図1に示したようなコンベヤの一部の側面図。
【図9B】主のコンベヤの終端から移送プラットフォームを通過させ、取り出しコンベヤへと製品類を送り出す押し送り位置にある押し手つきベルトをもつ図9Aに示されたコンベヤの側面図。
【図10】図9Aと図9Bの主のコンベヤベルトの一つのフライトに櫛歯状にはまり合っている押し手の正面図。
【図11】立ち上がっている長い複数のリブが先端よりも長くのびている主のコンベヤベルトを示す図10に示すと同様の正面図。
【符号の説明】
【0021】
20 搬走路パン
42 モジュールの底面
43 ベルトの上面
48 移送プラットフォーム
48’ 移送プラットフォーム
50 フィンガ
58 フィンガチップ
60 フィンガ上面
66 フライト
68 溝
78 ベルト
80 ローラ
82 製品類
83 ベアリング面
84 矢印
86 矢印
【技術分野】
【0001】
本発明は、概略的には、動力駆動コンベヤに関し、さらに詳しくは、フライトつきコンベヤベルトおよびコンベヤベルトの端部で製品をモジュラー・コンベヤベルトにのせたり、おろしたりすることに関するものである。
【0002】
多くのコンベヤの用途においては、搬送する製品類をコンベヤベルトの上部で個々のグループに分ける必要がある。前記ベルトの搬送面の幅方向一杯に横切り、たがいに間隔をおいて前記搬送面から上方へ立ち上がる複数のフライトを用いてベルトを複数の部所に区分している。一箇所における単一の搬送製品またはグループになった搬送製品は、中間に介在するフライトにより隣り合う他の製品またはグループになった製品から分離される。別の用途においては、フライトは、傾斜路にそって製品を搬送する場合に用いられる。前記フライトは、重力で製品類が前記ベルトの搬送面をすべったり、転げ落ちたりすることを防ぐ。しかしながら、フライトつきコンベヤの端部へ製品類をのせたり、おろしたりする点で問題がある。これが、前記フライトの背が比較的高く、前記ベルトの幅方向一杯にわたっているため、ベルト端部へ製品を移しのせたり、降ろしたりする際に移行部材を前記ベルトの搬送面に近付けることができない状態になっている。前記移行部材は、前記フライトに接触しないように、前記ベルトの搬送端部における搬送面から十分な距離をおかなければならい。搬送製品類が前記ベルトより前記搬送部材との間の空間部の間隔よりも底面部が長いか、または、前記製品類が移行部材を通過する際、前記フライトの面にそって搬送されなければ、前記製品類は、前記空間部に落ち込んでしまう。
【0003】
したがって、フライトの利点をもち、端部での製品移し替えが可能なコンベヤのニーズがある。
【0004】
[概要]
これらのニーズとその他の点を本発明の特徴を構成するコンベヤが満たす。このコンベヤの一つの態様は、第1の端部から第2の端部にかけてベルト走行の方向に沿い長さ方向にわたり、横方向へは、第1の側縁から第2の側縁にわたり、厚さ方向では、底面と上面にわたっているベルトモジュールの一連の列を備えている。連続した複数の列は、ヒンジ結合で端部同士が互いに連結され、無端ベルトループを形成している。前記ベルトの離れた列の上面から複数のフライトが立ち上がり、こられ棚の上縁は、前記列を横切るようにして横方向へ少なくとも一部分にわたるようになっている。平行になっているフライトで前記ベルトの上面が個々別々の部所に区分されている。前記上縁から前記モジュラーベルト列の上面にわたっている間隙をおいた複数の溝で各フライトを横方向に間隙があるフライト部分に分けている。コンベヤフレームがコンベヤの対向する両端の間を搬送往路路と戻り復路にそって走行するように前記コンベヤベルトループを支持している。搬送される製品類は、プラットフォームと前記ベルトがわたるプラトフォームの間を搬送される。このプラットフォームは、プレートからフィンガ先端部に達する複数のフィンガを含む。これらのフィンガの横脇には間隙が設けられている。前記ベルトにおける前記フライトの複数の溝には、横方向に間隙があけられていて、前記フィンガが合致するようになっている。
【0005】
前記コンベヤの別のアスペクトにおいては、同じようなベルトが長さ方向寸法と横幅方向寸法を有する掴み部を有している。掴み部の横幅方向寸法は、長さ方向寸法よりも長くなっている。移送プラットフォームは、横方向に間隔をおいた複数のフィンガを有し。これらフィンガは、前記コンベヤの端部において前記ベルトの上面に向かってのびている。前記複数の掴み部は、前記複数のフィンガの間隙と位置が合うようになっている。
【0006】
本発明の他のアスペクトにおいては、コンベヤベルトは、無端コンベヤベルトループを備え、このループは、ベルト走行方向にそって長さ方向にのび、横方向では第1の側縁から第2の側縁へのび、厚さ方向では、底面から上面に達するようになっている。前記上面から上端にかけで外方へ立ち上がるフライトは、前記コンベヤベルトを横断し、長さ方向にあっては、間隔をおいて連らなって位置して、フライトの間に部所を形成するようになっている。複数のローラが間をおいて連なっているフライトの間で上面と底面とを通過する前記コンベヤベルトの厚さ方向に貫通している。
【0007】
本発明のさらに別のアスペクトにおいては、コンベヤベルトモジュールは、長さ寸法方向に第1の端部から第2の端部にかけてのび、横寸法方向に第1の側縁から第2の側縁にかけてのび、厚さ方向には底部から上面にかけてのびているモジュール本体を備える。ヒンジ部材が第1の端部から第2の端部に沿い横方向に間隔をおいて設けられている。前記上面から立ち上がる掴み部は、複数の溝を横切って横方向に間隔をおいて設けられている。各掴み具は、横方向寸法が長さ方向寸法よりも長くなっている。
【0008】
本発明の他のアスペクトにおいては、コンベヤベルトモジュールは、長さ寸法方向に第1の端部から第2の端部にかけてのび、横寸法方向に第1の側縁から第2の側縁にかけてのび、厚さ方向には底部から上面にかけてのびているモジュール本体を備える。ヒンジ部材が第1の端部から第2の端部に沿い横方向に間隔をおいて設けられている。前記上面よりも上方の高さ位置にある上端に達するフライトが前記上面から立ち上がっている。これらフライトは、前記モジュール本体を横切るようになっていて、前記フライトの上端から前記モジュール本体の上面に向けてのびる複数の溝によって横方向に間隔をあけたフライトセグメントを形成している。各フライトセグメントは、長さ方向寸法が横方向寸法よりも短くなっている。
【0009】
[詳細な記述]
本発明の特徴を構成するコンベヤを図1に示す。コンベヤ10は、このコンベヤの対向端部16,17になる一対のスプロケットセット14,15またはドラムのまわりを囲むベルトループの形状になっているコンベヤベルト12を含む。前記コンベヤベルトは、フレーム18(雑然さをなくすために一部のみを示す)における搬送路平板20またはウエアストリップの上に支持されている。駆動スプロケットセット15が装着されている駆動軸24に連結のモータ22が前記ベルトをベルト走行方向26へ駆動する(逆転モータまたは歯車で前記ベルトを二方向へ駆動できる。)。例えば、スペースを狭くしたいような場合モータ駆動軸と駆動スプロケットのかわりにモータ駆動のプーリーを使用することができる。他方のスプロケットセット14がアイドラー軸28に取り付けてある。アイドラー軸と駆動軸の両者は、前記コンベヤフレームに装着のベアリングブロック30における両端で支持されている。
【0010】
前記コンベヤベルト12は、アメリカ合衆国ルイジアナ、ハラハンのIntralox,L.L.C.により製造、市販されているものの一つのようなモジュラー・プラスチックコンベヤベルトが好ましい。このモジュラーベルトは、短い端部モジュール34と長い端部モジュール35および中間モジュール36が煉瓦積みの態様で配置されているような一つまたは複数のベルトモジュールのような一連の列32,32’から構成されている。これらのモジュールは、通常、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアセタールまたは複合ポリマー素材のような熱可塑性ポリマーから作られている。各列のものは、第1の側縁38から第2の側縁39にかけての長さ方向寸法をもち、横方向では第1の側端40から第2の側端41にかけての横幅寸法をもち、厚さ方向では、底面42から上面43にかけての厚さ寸法をもつ。連続する列は、ヒンジジョイント47で互いに連結されており、前記ベルトは、前記ジョイントによりスプロケットまわりをめぐることができるようになっている。前記ベルトは、搬送パンの上にある搬走路44に沿い、かつ、前記搬走路の下側の対向している復路45にそう搬走路にしたがうようになっている。複数のローラ46、ドラムまたはシューズが前記復路の前記ベルトを支持し、垂れ下がりをなくす。前記搬走路にそって前記ベルトは、前記コンベヤの一方の端部から他方の端部に向け製品類を搬送するため、ほぼ平らな搬走路を構成している。図1により例示された前記コンベヤの出口17には、前記コンベヤの端部から追い出される製品類を荷下しする移送装置が配置されている。この装置は、移送プラットフォーム48であり、これは、主のコンベヤヒレームの一部になっているフレーム54に装着のプレート52から突き出ている複数本のフィンガ50を含む。これらフィンガは、横側に間隙56をおいて離間しており、該フィンガ先端58が前記ベルトの上面43に近接するようにのびている。フィンガ先端の上面60は、移送面62と面一になっていて、前記ベルトと前記コンベヤの間に移送される製品類が円滑に移送されるようになっている。
【0011】
前記ベルトの長さ方向にそって一定の間隔をおいて選ばれた列ごとに、前記ベルトを横切る個々のフライト66を形成する一群の横方向に間隔をおいた掴み部64が配置されている。これら掴み部は、これらが突き出ている前記モジュールと一体に成形されていることが好ましい。図2A,図2Bに示すように、各掴み部またはフライトの一部は、前記ベルト12の上面43から高さhの寸法をもって上へのびている。図示の例では、掴み部すべての高さは同じになっているが、これら掴み部の高さを変えることもでき、一番高い高さのものを最高掴み部高さとする。前記掴み部の形状を種々の形状にすることができるが、各掴み部は、ベルト走行方向に沿っての長さ方向寸法をlまたは長さとし、横方向寸法をwまたは幅とする。好ましくは、この幅は、前記長さよりも長く、前記高さは、前記幅よりも長いが、これらの選択条件は、必須なものではない。前記フライトに形成された溝68は、前記フライトの上端70から前記ベルトモジュールの上面に向けてのびており、前記フライトを横方向に隙間をあけたいくつかのフライト・セグメントに区分している。この実施例では、前記フライトの上縁は、前記上面と平行になっているが、上縁のいくつかの部分の高さを変えることもできる。前記溝は、すべて前記上面に向かっているか、または、前記上面の上の各セグメントの間に形成されたリブ72に向かうようになっていてもよい。各掴み部の第1の面は、前記ベルト列の第1の縁部38に最も近く、対向する第2の面75は、第2の縁部39に最も近い。一つの列における掴み部全ての第1の面は、互いに平行になっていることが好ましく、第2の面も互いに平行になっていることが好ましい。連立しているフライトは、移動する部所77を仕切り、この部所内に製品類が他の部所における製品類と分けられて保持される。
【0012】
移送プラットフォーム48を図3A,図3Bに示す。複数のフィンガ50が前記プレート52から先端におけるフィンガチップ58にのびている。該フィンガの上面60は、前記プレート面62と面一になっているか、または、すくなくとも連続している。複数の間隙76が連続しているフィンガの間にあって、フィンガチップの根元方向へ寸法dだけ入りこんでいる。各フィンガは、横幅方向にはかった幅fを有している。好ましくは、掴み部の幅wは、フィンガの幅fよりも広い。
【0013】
前記フィンガ移送プラットフォームの目的は、搬走路と搬送復路の間の移行における前記コンベヤの入口または出口にあるスプロケットまわりを前記ベルトが巡るとき、個々のフライトが前記フィンガの間を通過できるようにする点にある。前記フライトの前記複数の溝は、前記移送プラットフォームのフィンガチップが前記コンベヤの端部の前記ベルトの上面に近接位置できるようにする。前記フィンガチップが前記ベルトに接近することで、前記移行プラットフォームで製品類を前記ベルトの上面から円滑にはぎ取ったり、前記上面へ移したりすることを可能にする。前記移行プラットフォームの複数のフィンガが前記フライトそれぞれに組み合わさることで前記移行プラットフォームの他方の側における送り込みまたは送り出しコンベヤにさらに近接位置できるようになる。
【0014】
前記コンベヤベルトに対する移送プラットームの配置を図4,図5に示す。前記複数のフィンガチップ58は、前記コンベヤの出口部分で前記ベルトの上面43に近接している。前記チップの前記フィンガ上面60のレベルは、前記ベルトの上面のレベルにほぼ一致していて、円滑に移送できるようになっているか、または、前記上面のレベルよりも下側にあって重力を利用して移送するようになっている。図4に示すように、前記移送プラットフォーム48は、前記ベルトと横幅方向に正合していて、これにより前記フィンガ50は、前記フライト66の溝68に櫛歯状に嵌合し、前記フライト(図5に66’で示す)がきれいに通過してゆくことになっている。この例での前記複数のフィンガは、前記搬走路を越えて前記ベルト側にのるようになっていないから、前記フィンガの間の歓迎の深さは、掴み部の最高の高さよりも短い。さらに図5に示すように、第2の移送プラットフォーム48’が前記コンベヤベルトの取り入れ端部位置して、前記ベルトへ製品類を移すようになっている。前記ベルトに供給する前記移送プラットフォームの上面は、前記搬走路の前記ベルトのレベルと同じレベルか、または、僅か上側にあって製品類を円滑に前記ベルトへ移すことができるようになっている。
【0015】
図5は、また、搬送してきた製品類を一定の間隔をおいて荷下しするのに必要な用途に用いられる別のタイプのベルトを示す。この態様では、ベルト78は、各モジュールの底面42と上面43から突き出ている突出部をもつ複数のローラ80を有している。これらのローラは、すべての列におけるモジュールまたは、ほんの一部の選択された列におけるモジュールに配置されている。フイライトつきモジュールは、またローラを含んでいる。製品類82は、前記ローラの上に支持されている。前記ローラの底部側突出部は、下側に配置のベアリング面83にのっており、この面は、前記コンベヤの出口側に近い搬走路パン20の上面である。前記ベルトは、矢印84に示すように、図5では左方向へ駆動される際、前記ローラは、前記ベアリング面を矢印86の方向へ回転する。これらローラ軸まわりの前記ローラの回転が前記ベルトそれ自体の前進速度よりも早い速度で搬送製品を前記ベルトの上面43を通るようにする。このようにして、このベルトは、搬送製品類を前記移送プラットフォームへ押し出し、他のコンベヤへと押し送りする。
【0016】
コンベヤの別の態様を図6,図7に示す。これらの態様においては、フライトつきベルト88は、図示したように複数のローラを含んでいるか、または、ほぼ平坦な上面を含んでいるもので、垂直方向レベルを異にするコンベヤベルト90へ製品類82を運ぶようになっている。フィンガつき移送プラットフォーム92が前記二つのベルトの間の空間94をまたぐ橋になっている。前記移送プラットフォームの複数のフィンガ96は、前記フライトつきベルトの方向へのび、製品類を前記ベルトの搬送上面からすくいあげるようにする。前記移送プラットフォームのプレート端部98は、斜めになっているか、または、底部が貝殻状にまるくなっていて、スプロケット100まわりをめぐる荷下しベルトに接触しないようになっている。前記移送プラットフォームは、水平ではなく、傾斜していて、重力を利用して製品類を移送できるようになっている。図7に示すように、荷下しベルト90’は、下向き傾斜で動くようになっている。
【0017】
製品類の搬送に重力の助けをかりる点は、また、図8に示すように、斜めになっているコンベヤの出口102においてコンベヤベルト88の端部を傾斜させることでもできる。前記移送プラットフォーム92は、前記出口において前記ベルトとほぼ同じラインになっている。ついで製品類は、荷下しベルト90に移されるもので、このベルトは、水平、斜めまたは下さがりに構成される。
【0018】
製品類は、また、図9A,図9B,図10に示すように、押し手つきベルトによりフライトつきベルトから押し出すこともできる。主のコンベヤベルト104は、その上部搬送面108にそって所定の一定の間隔をおく区分されたフライト106を有している。前記主のコンベヤベルトは、図5〜図8におけるベルトのようにローラを含んでいたり、含んでいなかったりのものになっている。荷下しコンベヤベルト90は、前記主のコンベヤベルトと垂直方向におけるレベルを同じにしている。前記二つのベルトは、スペーサー110をおいて離れている。フィンガつき移送プラットフォーム92が前記二つのコンベヤの間の橋になっている。この移送プラットフォームは、ほぼ水平になっているから、押し手機構112を用いて前記移送プラットフォームを製品類がわたれるように押す。前記押し手機構は、オーバーヘッドベルト114を含み、これは、前記主のコンベヤの出口116の上側で、前記主のコンベヤベルトとほぼ平行で、前記空間をまたぐように位置している。前記区分された複数のフライトと同様な一つまたは複数の押し手118それぞれは、前記オーバーヘッドベルトの外面120の外側に突き出ているフォークにおけるような複数の歯119を有している。平らなベルトまたはモジュラープラスチックベルトの前記ベルトは、プーリー、ドラムまたはスプロケット122のような通常の手段によりモータ駆動されている。図10に示すように、前記押し手の歯は、フライト126の連なっている間隙124の間に入り込める位置になっている。この押し手機構は、矢印128で示す垂直方向に前記機構を引き上げ位置(図9A)と掃くように押し送る位置(図9B)の両位置へ上下させる手段により後退できるように、後退可能にもなるものである。図9Bにおける掃くように押し送る位置で示すように、押し手ベルトは、掃くように押しながら前記主のコンベヤベルトの速度と少なくとも同じ速度で駆動される好ましく、前記主のコンベヤベルトと同期しながら前記掃くように押し送る位置へ降下し、各押し手の掃き送り動作が連立するフライトの間の一つの箇所129に限定されるようになっている。前記押し手ベルトは、一定の速度または可変速度で駆動され、前記主のコンベヤベルトにおける位置センサに関連して前記押し手ベルトの速度が前記主のコンベヤベルトの速度に調和されるようになっている。前記押し手機構の下降と前記押し手ベルトの速度は、前記主のコンベヤベルトの速度に調和し、これによって、各押し手は、前記フォーク状の歯が前記フライトの上端に達する際一つのフライトに合うようになることが好ましい。前記押し手がベルト走行方向130にそって前記主のベルト速度と少なくとも同じ速度で前進するので、前記押し手は、前記フライトを櫛歯が梳くように通り抜け、搬送している製品類132を押し送りして移送プラットフォームを通過させ荷下しベルトへとのせるようにする。図11に示すように、前記主のコンベヤベルト104’は、また別途、横幅方向に間隔をおいた複数のリブ134が前記ベルトの上面108’の上方へ長く立ち上がっている。各リブは、各ベルトの端から端までほぼ全長にわたっている。製品類が前記立ち上がっているリブ136の上を搬送されるようになっているので、前記押し手のフォーク状の複数の歯119の先端136は、前記リブの先端138よりも下方へ下げることで高さが低い輪郭の製品類を効果的に掃くようにして押し送ることができるようになる。
【0019】
このように、本発明は、いくつかの態様について記載した。他の態様も可能である。例えば、前記複数のフライトは、前記ベルトの上面から垂直に立ち上がるようになっていないものであってもよい;これらフライトは、斜めの角度でのびていてもよい。さらには、前記複数のフライトは、図示のように平でなく、曲面のものでもよく、例えば、断面円形のフライトセグメンツを形成するものでもよい。別の例としては、前記複数のフライトは、前記ベルトモジュールと一体成形される必要もない;これらは、モジュラーベルトに付属品類を取り付けるのに使用の種々の手段で前記ベルトに取り付けることができる。また、別の例として、前記複数のフライトを前記ベルトモジュールとは異なる素材、例えば前記ベルトモジュールと一緒に成形できたり、または、取り付けることができるフレキシルなエラストマー素材のようなもので成形できる。このように、これらいくつかの例を示唆したが、請求の範囲は、詳細に記載した態様または論じた好ましい特徴に限定されることを意図するものではない。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】本発明の特徴を構成するコンベヤの一つの態様の等角投影図。
【図2A】図1のコンベヤに使用のコンベヤベルトの一部を表す側面図と正面図。
【図2B】図1のコンベヤに使用のコンベヤベルトの一部を表す側面図と正面図。
【図3A】図1のコンベヤに使用の移送プラットフォームの平面図と側面図。
【図3B】図1のコンベヤに使用の移送プラットフォームの平面図と側面図。
【図4】図1におけるコンベヤの製品搬送ポイントの平面図。
【図5】図1におけるコンベヤの一部の側面図で、前記コンベヤの出口から搬送製品類を送り出すローラベルトを示す。
【図6】図5におけるコンベヤの一部の側面図で、代替案として、重力の力をかりて製品類を荷下しコンベヤベルトへ搬送する傾斜した移送プラットフォームを示す。
【図7】図6におけるコンベヤの一部の側面図で、傾斜して走行する荷下しコンベヤベルトをもつもの。
【図8】図6におけるコンベヤの一部の側面図で、主のコンベヤベルトの出口が傾斜しているもの。
【図9A】引き上げ位置で示されたオーバーヘッド押し手つきベルトを有する図1に示したようなコンベヤの一部の側面図。
【図9B】主のコンベヤの終端から移送プラットフォームを通過させ、取り出しコンベヤへと製品類を送り出す押し送り位置にある押し手つきベルトをもつ図9Aに示されたコンベヤの側面図。
【図10】図9Aと図9Bの主のコンベヤベルトの一つのフライトに櫛歯状にはまり合っている押し手の正面図。
【図11】立ち上がっている長い複数のリブが先端よりも長くのびている主のコンベヤベルトを示す図10に示すと同様の正面図。
【符号の説明】
【0021】
20 搬走路パン
42 モジュールの底面
43 ベルトの上面
48 移送プラットフォーム
48’ 移送プラットフォーム
50 フィンガ
58 フィンガチップ
60 フィンガ上面
66 フライト
68 溝
78 ベルト
80 ローラ
82 製品類
83 ベアリング面
84 矢印
86 矢印
【特許請求の範囲】
【請求項1】
以下を備えるコンベヤベルト:
ベルト走行方向に長くのび、第1の側縁から第2の側縁にわたり横幅方向にのび、底面から上面にかけて厚さをもつ無端コンベヤベルトループ;
上端まで外方へ前記上面から立ち上がり、前記コンベヤベルトの横幅にわたり横方向へのび、長さ方向に間隔をおいて位置する複数のフライトであり、連立するフライトの間に載置する場所を確保する複数のフライト;
連立している複数のフライトの間にあって、前記上面と底面にとの厚さ方向にわたり位置する複数のローラ。
【請求項2】
各フライトは、前記フライトの上端から前記コンベヤベルトの上面に達している複数の溝により横幅方向に区分されたに複数のフライト部分を形成しており、各フライト部分は、横幅寸法と該横幅寸法よりも短い長さ寸法を有している請求項1におけるコンベヤベルト。
【請求項3】
前記複数のローラは、横軸のまわりを回転してベルト走行方向において搬送製品類を押すようになっている請求項1におけるコンベヤベルト。
【請求項4】
以下を備えるモジュラーコンベヤベルト:
一連に列状になっている一つまたは複数のベルトモジュールであって、各列は、第1の端部から第2の端部にかけてベルト走行方向において長さ方向にのび、横幅方向には、第1の側縁から第2の側縁にかけてのび、厚さ方向においては、底面から上面にわたり、ヒンジ結合で端部同士が連結されて無端のコンベヤベルトループを形成する連続している列を有するもの、
分け離されている複数の列の上面から上端に向け立ち上がっている複数のフライトであって、これは、横幅方向には、前記複数の列を少なくとも横断して、前記モジュラーコンベヤベルトを区分して個々の載置箇所を連立しているフライトの間に確保し、前記複数のフライとは、上端から前記列の上面に向けのびて前記フライトを複数のフライト部分に分ける横幅方向に間をおいた溝を形成しているものであり、
前記コンベヤの相対向する端部の間で、前記コンベヤベルトループを搬走路にそって走行させ、かつ、反対方向の走行路にそって走行させるために前記コンベヤベルトループを支持するコンベヤフレーム;
前記コンベヤの端部に配置され、これにそって搬送製品類を前記モジュラーコンベヤベルトと移送プラットフォームとの間をわたす移送プラットフォームであって、以下の構成を有する:
プレート、
複数の幅方向に離間された複数のフィンガであって、間隙をおいて横幅方向に離され、前記プレートから先端のフィンガチップに達するもの、
ここにおいて、前記複数のフィンガチップは、前記コンベヤの端部で前記モジュラーコンベヤベルトの近くに配置され、前記フライトの溝が横幅方向に間隙をもって前記複数のフィンガと位置が櫛歯状にかみ合うようになっている。
【請求項5】
前記複数のフィンガは、ほぼ平らかまたは前記搬走路の前記モジュラーコンベヤベルトの上面のレベルよりも僅かに低いフィンガ上端縁を有している請求項4におけるコンベヤ。
【請求項6】
前記コンベヤの他方の端部に第2の移送プラトフォームを備える請求項4におけるコンベヤ。
【請求項7】
前記モジュラーコンベヤベルトは、さらに、少なくとも幾つかの列において複数のローラ群を備え、これらローラは、前記ベルトの上下から外方へ突き出ており、そして、前記コンベヤは、前記移送プラットフォームに近接の前記コンベヤの端部において前記搬走路に沿い前記ベルトの底部に近接の複数のローラに下面側にベアリング面を備え、ベルト走行方向におけるベルト上面に沿い、かつ前記移送プラットフォームに沿い搬送製品類を押し送りするように前記ローラ類が回転する面を構成している請求項4におけるコンベヤ。
【請求項8】
前記移送プラットフォームは、水平面に対し傾斜している請求項4におけるコンベヤ。
【請求項9】
前記移送プラットフォームに近接の前記コンベヤの端部における前記モジュラーコンベヤベルトが水平面に対し傾斜している請求項4におけるコンベヤ。
【請求項10】
以下を含む押し手機構をさらに備える請求項4におけるコンベヤ:
前記搬走路におって前記モジュラ・コンベヤベルトの上面の外側をベルト走行方向に前進する位置にある押し手つきベルトであって、該ベルトは、以下のものを含む:
前記押し手つきベルトの外面の外側へのびる一つまたは複数の押し手;
ここにおいて、各押し手は、横幅方向に間隔をおいたフォーク状の歯を有し;
前記押し手つきベルトは、前記押し手の歯が前記複数のフライトの複数の溝と横幅方向に合うように前記モジュラ・コンベヤベルトに対し横幅方向に位置が合っている構成になっている。
【請求項11】
前記押し手つきベルトは、前記モシュラー・コンベヤベルトと少なくとも同じ早さでベルト走行方向に前進する請求項10におけるコンベヤ。
【請求項12】
前記押し手機構は、前記モジュラー・コンベヤベルトから離れた位置にある第1の後退位置と前記搬走路に沿う前記モジュラー・コンベヤベルトの上面により接近した第2の位置との間を動いて、押し手つきベルトが前記モジュラー・コンベヤベルトから搬送製品類を押し出す請求項10におけるコンベヤ。
【請求項13】
以下の構成を備えるモジュラー・コンベヤベルト:
一連に列状になっている一つまたは複数のベルトモジュールであって、各列は、第1の端部から第2の端部にかけてベルト走行方向において長さ方向にのび、横幅方向には、第1の側縁から第2の側縁にかけてのび、厚さ方向においては、底面から上面にわたり、ヒンジ結合で端部同士が連結されて無端のコンベヤベルトループを形成する連続している列を有するもの、
分け離されている複数の列の上面から上端に向け立ち上がっている複数のフライトであって、これは、横幅方向には、前記複数の列を少なくとも横断して、前記モジュラー・コンベヤベルトを区分して個々の載置箇所を連立しているフライトの間に確保し、前記複数のフライとは、上端から前記列の上面に向けのびて前記フライトを複数のフライト部分に分ける横幅方向に間をおいた溝を形成しているもの。
【請求項14】
前記モジュラー・コンベヤベルトは、さらに、前記上面から立ち上がっている横幅方向に間隔をおいて長く立ち上がる複数のりブを含む請求項13におけるモジュラー・コンベヤベルト。
【請求項15】
少なくともいくつかの列における複数のローラ群を備え、これらラは、前記ベルトの底面と上面の外側へ突き出ている請求項13におけるモジュラー・コンベヤベルト。
【請求項16】
第1の端部から第2の端部にかけて長さ方向に伸び、第1の側縁から第2の側縁にわたり横幅方向にのび、底面から上面にかけて厚さをもつモジュール本体;
前記第1と第2の端部にそって横幅方向に離れて位置するヒンジ部材;
前記モジュール本体の上面から立ち上がり、前記モジュール本体を横幅方向に横切るフライトであって、これらフライトは、前記上縁から前記列の上面に向けてのびて、前記フライトを横幅方向に分離して、フライト部分を区分する横幅方向に間隙をおいて位置する複数の溝を形成しているもの。
【請求項17】
以下の構成を備えるコンベヤ:
一連に列状になっている一つまたは複数のベルトモジュールであって、各列は、第1の端部から第2の端部にかけてベルト走行方向において長さ方向にのび、横幅方向には、第1の側縁から第2の側縁にかけてのび、厚さ方向においては、底面から上面にわたり、ヒンジ結合で端部同士が連結されて無端のコンベヤベルトループを形成する連続している列を有するもの、
前記複数の列の少なくとも一つのものの上面から立ち上がり、横幅方向に複数の溝をおいて分け離されている複数の掴み部であって、各掴み部は、長さ方向の寸法と、この長さ方向の寸法よりも長い横幅方向の寸法を有し;
前記コンベヤの相対向する端部の間で、前記コンベヤベルトループを搬走路にそって走行させ、かつ、反対方向の走行路にそって走行させるために前記コンベヤベルトループを支持するコンベヤフレーム;
前記コンベヤの端部に配置され、これにそって搬送製品類を前記モジュラー・コンベヤベルトと移送プラットフォームとの間をわたす移送プラットフォームであって、以下の構成を有する:
複数の間隙により分け離された横幅方向に間隔をおいている複数のフィンガ、
ここで、前記複数のフィンガは、前記間隙に位置が合っていて横幅方向に間隔をおいている掴み部をもつ前記コンベヤの端部において前記ベルトの上面に向けてのびている。
【請求項18】
前記複数の掴み部は、横幅が前記フィンガ寄りも広くなっている請求項17におけるコンベヤ。
【請求項19】
前記複数のフィンガは、ほぼ平らかまたは前記搬走路の前記モジュラー・コンベヤベルトの上面のレベルよりも僅かに低いフィンガ上端縁を有している請求項17におけるコンベヤ。
【請求項20】
前記モジュラー・コンベヤベルトは、さらに、少なくとも幾つかの列において複数のローラ群を備え、これらローラは、前記ベルトの上下から外方へ突き出ており、そして、前記コンベヤは、前記移送プラットフォームに近接の前記コンベヤの端部において前記搬走路に沿い前記ベルトの底部に近接の複数のローラに下面側にベアリング面を備え、ベルト走行方向におけるベルト上面に沿い、かつ前記移送プラットフォームに沿い搬送製品類を押し送りするように前記ローラ類が回転する面を構成している請求項17におけるコンベヤ。
【請求項21】
前記モジュラー・コンベヤベルトは、さらに、前記上面から立ち上がっている横幅方向に間隔をおいて長く立ち上がる複数のりブを含む請求項17におけるコンベヤ。
【請求項22】
以下の構成を備えるモジュラー・コンベヤベルト:
一連に列状になっている一つまたは複数のベルトモジュールであって、各列は、第1の端部から第2の端部にかけてベルト走行方向において長さ方向にのび、横幅方向には、第1の側縁から第2の側縁にかけてのび、厚さ方向においては、底面から上面にわたり、ヒンジ結合で端部同士が連結されて無端のコンベヤベルトループを形成する連続している列を有するもの;
前記複数の列の少なくとも一つのものの上面から立ち上がり、横幅方向に複数の溝をおいて分け離されている複数の掴み部であって、各掴み部は、長さ方向の寸法と、この長さ方向の寸法よりも長い横幅方向の寸法を有しているもの。
【請求項23】
前記掴み部のすべては、前記上面から同じ高さでのびている請求項22におけるモジュラー・コンベヤベルト。
【請求項24】
前記掴み部の高さは、前記掴み部の横幅寸法よりも長い請求項23におけるモジュラー・コンベヤベルト。
【請求項25】
各掴み部は、前記列の第1の端部により近い第1の面と、前記第2の端部により近い対向する第2の面を有し、ここで、前記第1の面は、一つの列におけるすべての掴み部の第1の面と一つの列における前記すべての掴み部の第2の面が同一平面である請求項22におけるモジュラーコンベヤベルト。
【請求項26】
さらに、少なくとも幾つかの列において複数のローラ群は、横軸回りを回転し、そして前記ベルトの上下から外方へ突き出ている突出部分を有している請求項22におけるモジュラー・コンベヤベルト。
【請求項27】
以下の構成を備えるコンベヤベルトモジュール:
第1の端部から第2の端部にかけて長さ方向にのび、横幅方向には、第1の側縁から第2の側縁にかけてのびているモジュール本体;
前記第1の側縁から第2の側縁にわたり横幅方向に間隔をおいているヒンジ部材;
前記複数の列の少なくとも一つのものの上面から立ち上がり、横幅方向に複数の溝をおいて分け離されている複数の掴み部であって、各掴み部は、長さ方向の寸法と、この長さ方向の寸法よりも長い横幅方向の寸法を有しているもの。
【請求項28】
前記掴み部のすべては、前記上面から同じ高さでのびている請求項27におけるコンベヤベルトモジュール。
【請求項29】
前記掴み部の高さは、前記掴み部の横幅寸法よりも長い請求項28におけるコンベヤベルトモジュール。
【請求項30】
各掴み部は、前記列の第1の端部により近い第1の面と、前記第2の端部により近い対向する第2の面を有し、ここで、前記第1の面は、一つの列におけるすべての掴み部の第1の面と一つの列における前記すべての掴み部の第2の面が同一平面である請求項27におけるコンベヤベルトモ・ジュールー。
【請求項31】
少なくとも幾つかの列において複数のローラ群は、横軸回りを回転し、そして前記ベルトの上下から外方へ突き出ている突出部分を有している請求項27におけるコンベヤベルトモジュール。
【請求項32】
以下の構成を備えるモジュラーコンベヤベルト:
一連に列状になっている一つまたは複数のベルトモジュールであって、各列は、第1の端部から第2の端部にかけてベルト走行方向において長さ方向にのび、横幅方向には、第1の側縁から第2の側縁にかけてのび、厚さ方向においては、底面から上面にわたり、ヒンジ結合で端部同士が連結されて無端のコンベヤベルトループを形成する連続している列を有するもの、
前記複数の列の少なくとも一つの列の上面から該上面の上方の位置にある上端に向けて立ち上がり、前記列を横切り、複数の横方向のフライト部分を形成しているフライトであって、前記フライト部分は、前記フライト の上縁から前記列の上面に達している複数の溝により横幅方向に区分されているフライト;
ここで、各フライト部分は、横幅寸法と、この横幅寸法よりも短い長さ方向寸法を有しているもの。
【請求項33】
前記フライトの上縁は、前記上面と平行になっている請求項32におけるモジュラー・コンベヤベルト。
【請求項34】
少なくとも幾つかの列において横軸まわりを回転する複数のローラ群を備え、これらローラは、前記ベルトの上下から外方へ突き出ている突出部を備えている請求項32におけるモジュラー・コンベヤベルト。
【請求項35】
以下の構成を備えるコンベヤベルトモジュール:
第1の端部から第2の端部にかけて長さ方向にのび、横幅方向には、第1の側縁から第2の側縁にかけてのびているモジュール本体;
前記第1の側縁から第2の側縁にわたり横幅方向に間隔をおいているヒンジ部材;
前記上面から前記上面の上方の高さの上端に向けて立ち上がり、前記列を横切るフライトであって、このフライトは、複数のフライト部分を形成し、 前記フライト部分は、前記フライトの上縁から前記列の上面に達している複数の溝により横幅方向に区分されているもの;
ここで、各フライト部分は、横幅方向の寸法と、この横幅方向の寸法よりも短い長さ方向寸法を有しているもの。
【請求項36】
前記フライトの上縁は、前記上面と平行になっている請求項35におけるコンベヤベルトモジュール。
【請求項37】
横軸まわりを回転する複数のローラ群を備え、これらローラは、前記ベルトの上下から外方へ突き出ている突出部を備えている請求項35におけるコンベヤベルトモジュール。
【請求項1】
以下を備えるコンベヤベルト:
ベルト走行方向に長くのび、第1の側縁から第2の側縁にわたり横幅方向にのび、底面から上面にかけて厚さをもつ無端コンベヤベルトループ;
上端まで外方へ前記上面から立ち上がり、前記コンベヤベルトの横幅にわたり横方向へのび、長さ方向に間隔をおいて位置する複数のフライトであり、連立するフライトの間に載置する場所を確保する複数のフライト;
連立している複数のフライトの間にあって、前記上面と底面にとの厚さ方向にわたり位置する複数のローラ。
【請求項2】
各フライトは、前記フライトの上端から前記コンベヤベルトの上面に達している複数の溝により横幅方向に区分されたに複数のフライト部分を形成しており、各フライト部分は、横幅寸法と該横幅寸法よりも短い長さ寸法を有している請求項1におけるコンベヤベルト。
【請求項3】
前記複数のローラは、横軸のまわりを回転してベルト走行方向において搬送製品類を押すようになっている請求項1におけるコンベヤベルト。
【請求項4】
以下を備えるモジュラーコンベヤベルト:
一連に列状になっている一つまたは複数のベルトモジュールであって、各列は、第1の端部から第2の端部にかけてベルト走行方向において長さ方向にのび、横幅方向には、第1の側縁から第2の側縁にかけてのび、厚さ方向においては、底面から上面にわたり、ヒンジ結合で端部同士が連結されて無端のコンベヤベルトループを形成する連続している列を有するもの、
分け離されている複数の列の上面から上端に向け立ち上がっている複数のフライトであって、これは、横幅方向には、前記複数の列を少なくとも横断して、前記モジュラーコンベヤベルトを区分して個々の載置箇所を連立しているフライトの間に確保し、前記複数のフライとは、上端から前記列の上面に向けのびて前記フライトを複数のフライト部分に分ける横幅方向に間をおいた溝を形成しているものであり、
前記コンベヤの相対向する端部の間で、前記コンベヤベルトループを搬走路にそって走行させ、かつ、反対方向の走行路にそって走行させるために前記コンベヤベルトループを支持するコンベヤフレーム;
前記コンベヤの端部に配置され、これにそって搬送製品類を前記モジュラーコンベヤベルトと移送プラットフォームとの間をわたす移送プラットフォームであって、以下の構成を有する:
プレート、
複数の幅方向に離間された複数のフィンガであって、間隙をおいて横幅方向に離され、前記プレートから先端のフィンガチップに達するもの、
ここにおいて、前記複数のフィンガチップは、前記コンベヤの端部で前記モジュラーコンベヤベルトの近くに配置され、前記フライトの溝が横幅方向に間隙をもって前記複数のフィンガと位置が櫛歯状にかみ合うようになっている。
【請求項5】
前記複数のフィンガは、ほぼ平らかまたは前記搬走路の前記モジュラーコンベヤベルトの上面のレベルよりも僅かに低いフィンガ上端縁を有している請求項4におけるコンベヤ。
【請求項6】
前記コンベヤの他方の端部に第2の移送プラトフォームを備える請求項4におけるコンベヤ。
【請求項7】
前記モジュラーコンベヤベルトは、さらに、少なくとも幾つかの列において複数のローラ群を備え、これらローラは、前記ベルトの上下から外方へ突き出ており、そして、前記コンベヤは、前記移送プラットフォームに近接の前記コンベヤの端部において前記搬走路に沿い前記ベルトの底部に近接の複数のローラに下面側にベアリング面を備え、ベルト走行方向におけるベルト上面に沿い、かつ前記移送プラットフォームに沿い搬送製品類を押し送りするように前記ローラ類が回転する面を構成している請求項4におけるコンベヤ。
【請求項8】
前記移送プラットフォームは、水平面に対し傾斜している請求項4におけるコンベヤ。
【請求項9】
前記移送プラットフォームに近接の前記コンベヤの端部における前記モジュラーコンベヤベルトが水平面に対し傾斜している請求項4におけるコンベヤ。
【請求項10】
以下を含む押し手機構をさらに備える請求項4におけるコンベヤ:
前記搬走路におって前記モジュラ・コンベヤベルトの上面の外側をベルト走行方向に前進する位置にある押し手つきベルトであって、該ベルトは、以下のものを含む:
前記押し手つきベルトの外面の外側へのびる一つまたは複数の押し手;
ここにおいて、各押し手は、横幅方向に間隔をおいたフォーク状の歯を有し;
前記押し手つきベルトは、前記押し手の歯が前記複数のフライトの複数の溝と横幅方向に合うように前記モジュラ・コンベヤベルトに対し横幅方向に位置が合っている構成になっている。
【請求項11】
前記押し手つきベルトは、前記モシュラー・コンベヤベルトと少なくとも同じ早さでベルト走行方向に前進する請求項10におけるコンベヤ。
【請求項12】
前記押し手機構は、前記モジュラー・コンベヤベルトから離れた位置にある第1の後退位置と前記搬走路に沿う前記モジュラー・コンベヤベルトの上面により接近した第2の位置との間を動いて、押し手つきベルトが前記モジュラー・コンベヤベルトから搬送製品類を押し出す請求項10におけるコンベヤ。
【請求項13】
以下の構成を備えるモジュラー・コンベヤベルト:
一連に列状になっている一つまたは複数のベルトモジュールであって、各列は、第1の端部から第2の端部にかけてベルト走行方向において長さ方向にのび、横幅方向には、第1の側縁から第2の側縁にかけてのび、厚さ方向においては、底面から上面にわたり、ヒンジ結合で端部同士が連結されて無端のコンベヤベルトループを形成する連続している列を有するもの、
分け離されている複数の列の上面から上端に向け立ち上がっている複数のフライトであって、これは、横幅方向には、前記複数の列を少なくとも横断して、前記モジュラー・コンベヤベルトを区分して個々の載置箇所を連立しているフライトの間に確保し、前記複数のフライとは、上端から前記列の上面に向けのびて前記フライトを複数のフライト部分に分ける横幅方向に間をおいた溝を形成しているもの。
【請求項14】
前記モジュラー・コンベヤベルトは、さらに、前記上面から立ち上がっている横幅方向に間隔をおいて長く立ち上がる複数のりブを含む請求項13におけるモジュラー・コンベヤベルト。
【請求項15】
少なくともいくつかの列における複数のローラ群を備え、これらラは、前記ベルトの底面と上面の外側へ突き出ている請求項13におけるモジュラー・コンベヤベルト。
【請求項16】
第1の端部から第2の端部にかけて長さ方向に伸び、第1の側縁から第2の側縁にわたり横幅方向にのび、底面から上面にかけて厚さをもつモジュール本体;
前記第1と第2の端部にそって横幅方向に離れて位置するヒンジ部材;
前記モジュール本体の上面から立ち上がり、前記モジュール本体を横幅方向に横切るフライトであって、これらフライトは、前記上縁から前記列の上面に向けてのびて、前記フライトを横幅方向に分離して、フライト部分を区分する横幅方向に間隙をおいて位置する複数の溝を形成しているもの。
【請求項17】
以下の構成を備えるコンベヤ:
一連に列状になっている一つまたは複数のベルトモジュールであって、各列は、第1の端部から第2の端部にかけてベルト走行方向において長さ方向にのび、横幅方向には、第1の側縁から第2の側縁にかけてのび、厚さ方向においては、底面から上面にわたり、ヒンジ結合で端部同士が連結されて無端のコンベヤベルトループを形成する連続している列を有するもの、
前記複数の列の少なくとも一つのものの上面から立ち上がり、横幅方向に複数の溝をおいて分け離されている複数の掴み部であって、各掴み部は、長さ方向の寸法と、この長さ方向の寸法よりも長い横幅方向の寸法を有し;
前記コンベヤの相対向する端部の間で、前記コンベヤベルトループを搬走路にそって走行させ、かつ、反対方向の走行路にそって走行させるために前記コンベヤベルトループを支持するコンベヤフレーム;
前記コンベヤの端部に配置され、これにそって搬送製品類を前記モジュラー・コンベヤベルトと移送プラットフォームとの間をわたす移送プラットフォームであって、以下の構成を有する:
複数の間隙により分け離された横幅方向に間隔をおいている複数のフィンガ、
ここで、前記複数のフィンガは、前記間隙に位置が合っていて横幅方向に間隔をおいている掴み部をもつ前記コンベヤの端部において前記ベルトの上面に向けてのびている。
【請求項18】
前記複数の掴み部は、横幅が前記フィンガ寄りも広くなっている請求項17におけるコンベヤ。
【請求項19】
前記複数のフィンガは、ほぼ平らかまたは前記搬走路の前記モジュラー・コンベヤベルトの上面のレベルよりも僅かに低いフィンガ上端縁を有している請求項17におけるコンベヤ。
【請求項20】
前記モジュラー・コンベヤベルトは、さらに、少なくとも幾つかの列において複数のローラ群を備え、これらローラは、前記ベルトの上下から外方へ突き出ており、そして、前記コンベヤは、前記移送プラットフォームに近接の前記コンベヤの端部において前記搬走路に沿い前記ベルトの底部に近接の複数のローラに下面側にベアリング面を備え、ベルト走行方向におけるベルト上面に沿い、かつ前記移送プラットフォームに沿い搬送製品類を押し送りするように前記ローラ類が回転する面を構成している請求項17におけるコンベヤ。
【請求項21】
前記モジュラー・コンベヤベルトは、さらに、前記上面から立ち上がっている横幅方向に間隔をおいて長く立ち上がる複数のりブを含む請求項17におけるコンベヤ。
【請求項22】
以下の構成を備えるモジュラー・コンベヤベルト:
一連に列状になっている一つまたは複数のベルトモジュールであって、各列は、第1の端部から第2の端部にかけてベルト走行方向において長さ方向にのび、横幅方向には、第1の側縁から第2の側縁にかけてのび、厚さ方向においては、底面から上面にわたり、ヒンジ結合で端部同士が連結されて無端のコンベヤベルトループを形成する連続している列を有するもの;
前記複数の列の少なくとも一つのものの上面から立ち上がり、横幅方向に複数の溝をおいて分け離されている複数の掴み部であって、各掴み部は、長さ方向の寸法と、この長さ方向の寸法よりも長い横幅方向の寸法を有しているもの。
【請求項23】
前記掴み部のすべては、前記上面から同じ高さでのびている請求項22におけるモジュラー・コンベヤベルト。
【請求項24】
前記掴み部の高さは、前記掴み部の横幅寸法よりも長い請求項23におけるモジュラー・コンベヤベルト。
【請求項25】
各掴み部は、前記列の第1の端部により近い第1の面と、前記第2の端部により近い対向する第2の面を有し、ここで、前記第1の面は、一つの列におけるすべての掴み部の第1の面と一つの列における前記すべての掴み部の第2の面が同一平面である請求項22におけるモジュラーコンベヤベルト。
【請求項26】
さらに、少なくとも幾つかの列において複数のローラ群は、横軸回りを回転し、そして前記ベルトの上下から外方へ突き出ている突出部分を有している請求項22におけるモジュラー・コンベヤベルト。
【請求項27】
以下の構成を備えるコンベヤベルトモジュール:
第1の端部から第2の端部にかけて長さ方向にのび、横幅方向には、第1の側縁から第2の側縁にかけてのびているモジュール本体;
前記第1の側縁から第2の側縁にわたり横幅方向に間隔をおいているヒンジ部材;
前記複数の列の少なくとも一つのものの上面から立ち上がり、横幅方向に複数の溝をおいて分け離されている複数の掴み部であって、各掴み部は、長さ方向の寸法と、この長さ方向の寸法よりも長い横幅方向の寸法を有しているもの。
【請求項28】
前記掴み部のすべては、前記上面から同じ高さでのびている請求項27におけるコンベヤベルトモジュール。
【請求項29】
前記掴み部の高さは、前記掴み部の横幅寸法よりも長い請求項28におけるコンベヤベルトモジュール。
【請求項30】
各掴み部は、前記列の第1の端部により近い第1の面と、前記第2の端部により近い対向する第2の面を有し、ここで、前記第1の面は、一つの列におけるすべての掴み部の第1の面と一つの列における前記すべての掴み部の第2の面が同一平面である請求項27におけるコンベヤベルトモ・ジュールー。
【請求項31】
少なくとも幾つかの列において複数のローラ群は、横軸回りを回転し、そして前記ベルトの上下から外方へ突き出ている突出部分を有している請求項27におけるコンベヤベルトモジュール。
【請求項32】
以下の構成を備えるモジュラーコンベヤベルト:
一連に列状になっている一つまたは複数のベルトモジュールであって、各列は、第1の端部から第2の端部にかけてベルト走行方向において長さ方向にのび、横幅方向には、第1の側縁から第2の側縁にかけてのび、厚さ方向においては、底面から上面にわたり、ヒンジ結合で端部同士が連結されて無端のコンベヤベルトループを形成する連続している列を有するもの、
前記複数の列の少なくとも一つの列の上面から該上面の上方の位置にある上端に向けて立ち上がり、前記列を横切り、複数の横方向のフライト部分を形成しているフライトであって、前記フライト部分は、前記フライト の上縁から前記列の上面に達している複数の溝により横幅方向に区分されているフライト;
ここで、各フライト部分は、横幅寸法と、この横幅寸法よりも短い長さ方向寸法を有しているもの。
【請求項33】
前記フライトの上縁は、前記上面と平行になっている請求項32におけるモジュラー・コンベヤベルト。
【請求項34】
少なくとも幾つかの列において横軸まわりを回転する複数のローラ群を備え、これらローラは、前記ベルトの上下から外方へ突き出ている突出部を備えている請求項32におけるモジュラー・コンベヤベルト。
【請求項35】
以下の構成を備えるコンベヤベルトモジュール:
第1の端部から第2の端部にかけて長さ方向にのび、横幅方向には、第1の側縁から第2の側縁にかけてのびているモジュール本体;
前記第1の側縁から第2の側縁にわたり横幅方向に間隔をおいているヒンジ部材;
前記上面から前記上面の上方の高さの上端に向けて立ち上がり、前記列を横切るフライトであって、このフライトは、複数のフライト部分を形成し、 前記フライト部分は、前記フライトの上縁から前記列の上面に達している複数の溝により横幅方向に区分されているもの;
ここで、各フライト部分は、横幅方向の寸法と、この横幅方向の寸法よりも短い長さ方向寸法を有しているもの。
【請求項36】
前記フライトの上縁は、前記上面と平行になっている請求項35におけるコンベヤベルトモジュール。
【請求項37】
横軸まわりを回転する複数のローラ群を備え、これらローラは、前記ベルトの上下から外方へ突き出ている突出部を備えている請求項35におけるコンベヤベルトモジュール。
【図1】
【図2A】
【図2B】
【図3A】
【図3B】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9A】
【図9B】
【図10】
【図11】
【図2A】
【図2B】
【図3A】
【図3B】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9A】
【図9B】
【図10】
【図11】
【公表番号】特表2008−526644(P2008−526644A)
【公表日】平成20年7月24日(2008.7.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−549647(P2007−549647)
【出願日】平成17年12月30日(2005.12.30)
【国際出願番号】PCT/US2005/047444
【国際公開番号】WO2006/074077
【国際公開日】平成18年7月13日(2006.7.13)
【出願人】(506152704)レイトラム リミテッド ライアビリティー カンパニー (21)
【氏名又は名称原語表記】LAITRAM,L.L.C.
【Fターム(参考)】
【公表日】平成20年7月24日(2008.7.24)
【国際特許分類】
【出願日】平成17年12月30日(2005.12.30)
【国際出願番号】PCT/US2005/047444
【国際公開番号】WO2006/074077
【国際公開日】平成18年7月13日(2006.7.13)
【出願人】(506152704)レイトラム リミテッド ライアビリティー カンパニー (21)
【氏名又は名称原語表記】LAITRAM,L.L.C.
【Fターム(参考)】
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