説明

関連グループ検索に関する方法、システム及びコンピュータ読込可能ストレージ

情報探索者が特定の情報関連グループのメンバーである検索者が関わる関連グループ検索を活用することが可能にする方法。各関連グループは特にスキルをもつ専門性のあるエリアを所有している。少なくとも一つの実施例において、方法は情報検索の提供及び情報探索者へ関連グループのメンバーが作成した検索結果を提示するために関連グループの指定を受け入れるステップを具える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
この出願は“METHOD, SYSTEM, AND COMPUTER READABLE STORAGE FOR AFFILIATE GROUP SEARCHING”という題名で発明者Scott A. Jonesにより2006年8月7日付で米国特許商標庁に出願された米国出願番号60/821,612及び“METHOD, SYSTEM, AND COMPUTER READABLE STORAGE FOR AFFILIATE GROUP SEARCHING”という題名で発明者Scott A. Jonesにより2007年8月7日付で米国特許商標庁に出願された米国出願番号11/834,911に関するもので、その優先権の利益を主張し、上記両出願の文献を援用する。
【0002】
本文で述べられた実施例は、一般的に情報検索、特に関連グループに属する検索者を利用した情報検索の方法に関するものである。
【背景技術】
【0003】
本文に参考文献として援用されている2006年1月23日付でScott A. Jonesにより米国出願第11/336,928として“A Scalable Search System Using Human Searchers”という題名で出願された文献に記載のあるように、検索者又はガイドを含む情報検索システムにおいて、情報検索はキーワード及び/又はカテゴリによって分けることができる。効率的な方法で情報が管理できるように膨大な量の情報を検索できるようにするため、かかる組織化はしばしば必要である。例えば、第1情報探索者が第1キーワードに関連した検索を実施することに責任を負い、第2情報探索者が第2キーワードに関連した検索を実施することに責任を負うようにしてもよい。
【0004】
キーワードとカテゴリによって検索者を組織化することで割り当てられたキーワードやカテゴリに関する検索情報に関する知識を深めることができるが、カテゴリやキーワードに関する情報が膨大なため、得た知識はしばしば検索者が“エキスパート”検索者となるには十分ではない。例えば、カテゴリ“Basketball”がカテゴリ“Sports”に関連した小さなサブセットの情報として見ることもできるが、それでもサブセットカテゴリ“Basketball”は比較的広い検索分野である。サブセットには“NCAA Basketball”, “NBA Basketball”, “CIAA Basketball”などに関連した情報が含まれてもよい。
【0005】
同様に、キーワード“NFL Football”はより広いキーワードである“football”のサブセットとして考えることもできるが、サブセットはNFLチーム、NFLプレーヤー、NFLの歴史、NFLルールなどに関連した情報を含んでいる。サブセット内に膨大な情報が含まれているため、検索者は特定のキーワード、カテゴリ、話題などに関連した検索情報において“エキスパート”になることが難しいと感じる可能性がある。さらに、検索者のグループの性質(例、Peyton Manningのファンである)が検索者が得る検索結果に影響を与えることがある。情報探索者は、かかる類似性に関連した検索者によって作成された結果をリクエストすることがある。
【0006】
また、異なる購買者層及び/又は世界観に属する検索者(ガイドとも言われる)がユーザー(Infoseeker(商標)とも言われる)と結び付けられるという問題もある。例えば、“Pink Floyd”に関連した情報を探している大学生の年代の女性のInfoseeker(商標)は著しく異なる世界観を有する50歳代の男性Infoseeker(商標)と結び付けられるかもしれない。たとえ戻された情報が専門的に正しいとしても、ヒューマンアシスト型検索の社会的側面が完全に活用できないかもしれない。この理由により、情報探索者が検索者及び/又は共通の性質を共有する検索者のグループが提供した検索結果にアクセスできることが望ましいと言える。さらにグループメンバーが共有する性質の特徴によって、検索者を探すことが望ましいとも言えるだろう。例えば、‘選択する権利’を信じる医療のプロフェッショナルグループが、女性の健康問題に関連する検索を受け取ってもよいが、彼らに送信されなければ一般検索として送信されるだろう。
【0007】
上記に認識された問題に加えて、検索者は特定のキーワードとカテゴリを割り当てられたが、検索者は検索を実施するために登録している話題に真に興味を持っていないかもしれない。検索者は収益機会が増えるため、その話題に関連する情報探索者による質問頻度の高いクエリにより話題分野を選択する場合もある。結果として、検索者はその話題に真に興味のある検索者と比べて効率があまり良くない可能性がある。関連スキルを改善し、検索リソース及び/又は興味のある特化したエリアの情報を得る方法に関して情報を共有するため、検索者の協力及び/又は競争コミュニティを構築することが有益であるかもしれない。かかる関連グループはチームとして作業を行い、検索クエリ結果を生み出し、報酬を共有することも可能である。
【0008】
さらにいくつかの例において、情報探索者は、公衆がアクセスできる標準データベースやシステムで利用できない可能性のあるデリケートな情報に関連する検索結果を得る必要がある及び/又は得たいと望んでいる。例えば、絶滅の危機に瀕する種族に関する情報を検索したいと望む情報探索者が、かかる情報を回収するため検索制限付き及び/もしくは独占型情報データベースとシステムへのアクセスと認定を所有する検索者のサービスを必要とする場合もある。以前は情報検索システムは、かかる情報の検索に必要とされる特化した知識、アクセス及び認定を持つ検索者を利用しなかった。
【0009】
旅行代理店、図書館員、医療プロフェショナル(例、看護士に電話)やその他といったような既存の情報検索ネットワークが既にいくつか存在する場合もある。かかる組織は能力及び/又は一般大衆には利用できないようなリソースへのアクセスを所有している場合があるが、自動検索技術を使用する従来の検索システムが、かかる提携ネットワークによって提供されたリソースへのアクセスやインデックスを提供することは難しい。
【0010】
このような多くの理由により、情報探索者及び/又はかかる検索サービスへのアクセスを求める検索者が、アクセスコントロールを実施している可能性のある検索者を使って、関連グループが検索を可能とする方法は高く評価されるだろう。
【発明の概要】
【0011】
前記を考慮し、必要なものは関連グループに属している検索者(ガイド、プロデューサー、プロバイダ、作業員と呼ばれることもある)を使用する情報検索方法とシステムである。
【0012】
本文で明らかにした実施例により、情報探索者は特定の情報の関連グループのメンバーである検索者が関わる関連グループ検索を活用することが可能である。各関連グループは特に専門性が高いエリアを所有しているか、各関連グループは年齢、性別、性的嗜好、地理的位置、言語、政治的信念、仕事、クラブ、教育的背景、趣味、又はたとえ結びつきが緩くても関連グループを一緒に結びつけるその他の特性といったような特性を共有していてよい。
【0013】
関連グループは単にメンバーシップが関わるもの又はMySpace(登録商標)やFacebook(登録商標)のようなウェブサイト上での緩い提携であるかもしれない。少なくとも一つの実施例において、関連グループ検索を提供する方法は、情報検索を提供し、情報探索者(時にユーザー、リクエスタ、又はInfoseeker(商標)と呼ばれる)へ関連グループのメンバーにより作成された検索結果を提示する関連グループの目的を受け入れることを含む。
【0014】
検索者は人々がクラブ、プロ組織や社会的グループに参加することを選択するのとほとんど同じ方法で関連グループに参加又は脱退するかもしれない。また、検索者は特に提携を示す登録中又は登録後に検索システムへ提供される情報に基づいて関連グループへ加入する場合もある。
【0015】
関連グループが作成され、簡単に解散される場合もある。検索システムにより、関連グループ又は関連グループによって指定されたシステム管理者によって選択された一つ以上のキーワードと検索者のグループを関連付けることによってグルーピングが作成されることを可能にしてもよい。その後関連グループは、グループが関連させたいと望むキーワード及び/又はカテゴリを選択してよい。検索クエリに返答する適切なスキルを所有する特定のメンバーの好みを確立するため、関連グループのメンバーはグループ内でさらにランク付けされてもよい。同様に、関連グループはキーワード、カテゴリ等に対して適切な結果を生み出す能力によってランク付けされてもよい。この方法で、情報探索者がクエリに対する最も適切な結果を生み出す見込みのある関連グループを見つけてもよい。
【0016】
関連グループが関連グループのメンバーに独占的にアクセスが可能なアイテムを指定してもよいことが本発明の観点である。アイテムには、トレーニング資料、リソース、ソフトウェアアプリケーション、検索結果及び、検索者の検索実施を助ける可能性のあるその他のアイテムを含んでよい。
【0017】
会社の従業員である場合がある既存のネットワークの提携メンバー、ウェブベース情報検索ネットワークのメンバーが検索システム内にガイドとして登録できることが本発明の観点である。現在のネットワークからの情報は、グループ及び/又はガイドプロファイルを作成するために使われてもよい。これにより、提携ネットワークがより効率的にマーケットでき、及び/又はオペレーションに使用されたデータのセキュリティを妥協することなく、ネットワークのリソースを活用することができるかもしれない。
【図面の簡単な説明】
【0018】
添付の下記図面を参照して、発明の態様及び利点が以下に明らかにされ、下記の実施例により容易に理解される。
【図1】図1は関連グループと関連グループ検索者の関係を表す図である。
【図2】図2はシステム図である。
【図3】図3は関連グループデータベースを示している。
【図4】図4は関連グループデータベースを示している。
【図5】図5は認定データベースを示している。
【図5A】図5Aは認定データベースを示している。
【図6】図6はオペレーションの方法を描写するフローチャートである。
【図7】図7はオペレーションの方法を描写するフローチャートである。
【図8】図8は検索者登録ウェブページを示している。
【図8A】図8Aは検索者登録ウェブページを示している。
【図9】図9は検索システムによって駆動される検索ウィンドウを含む関連グループウェブページの図である。
【図10】図10は図9の関連グループウェブページに表示された検索ウィンドウを経由してアクセス可能な検索ページの図である。
【図11】図11は登録プロセスのフローチャートである。
【図12】図12はグラフィカルユーザーインターフェース(GUI)の図である。
【図13】図13は提携検索グループ選択の代替のGUIの図である。
【図14】図14は検索者選択GUIの図である。
【図15】図15はGUIの図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
実施例に詳細に言及が行われる。実施例が添付図面に示されており、その図面において、同様の参照符号は同様の要素を示す。
【0020】
本文で説明の通り、情報検索を実施し、情報探索者からの検索クエリに対応する検索結果を提供するため、情報探索者は特定の関連グループを選択することができる。関連グループは特定の分野又は情報カテゴリに特化しているかもしれないので、かかるグループは特に“探すのが難しい”情報の検索クエリをより効率よく見つけることができる。他の例では、関連グループにより、検索者がその年齢、性別、性的嗜好、地理的位置、言語、政治的信念、仕事、クラブ、教育的背景、趣味、又はたとえ結びつきが緩くても関連グループを一緒に結びつける特性のために、情報探索者との結びつきがより強くなることを可能にする場合がある。提携例は、学校、大学、慈善団体、Delta(登録商標)航空やその他の航空会社といったような消費者対面型ビジネス、情報サービスビジネス、防衛関連ビジネス、政治グループ、クラブ、社会的グループ、MySpace(登録商標)やFacebook(登録商標)などのオンラインソーシャルネットワークであるかもしれない。しかし他の例において、関連グループのメンバーは会社に雇用されているといったような特定性の高いメンバーシップ、組織(例、情報ディスプレイ学会、NRA、米国陸軍)におけるメンバーシップを所有してもよく、又は例えば制限のあるデータベース(例、ヘルスケア関連情報、未発表の調査、会社の機密情報)といったようなリソースへの特別なアクセス特権を所有しており、よってかかる関連グループを制限アクセス関連グループと呼んでもよい。
【0021】
本文で説明した実施例において、情報検索を提供する利益グループの目的が説明され、関連グループのメンバーによって生み出された検索結果を受け取る方法が明らかにされている。
【0022】
図1に説明の通り、少なくとも一つの実施例によると、情報検索者からの検索クエリに対応する情報検索者は関連グループに分けられる(関連グループと利益グループという言葉は本文では相互互換性のある言葉として使用される)。関連グループには、グループが特化している情報検索の特定の分野において“専門性”を所有する1人以上の情報検索者を含んでいる。前文及び本文でこれ以降使用される“専門性”という言葉は、指定のない限り問題に関して知識及び/又は教育の向上したレベルを示してもよいが、必ずしもそれを示さなくてもよい。本文で使用されているように“専門性”は、話題に関する情報リソースに精通していること、一般的に利用できない話題に関するリソースへのアクセス、話題の中で特に関心が高いこと、証明済み能力(例、能力テスト又は話題について精通している他者による格付けによる)又はエリアに関する事前知識の有無に関わらずエリアにおいてクエリにタイムリーに及び/又は正確に対応する能力における信頼のレベルも含んでよい。本文で使用されている通り“関連グループ”という用語は、指定がない限り、主題に共通の関心があるメンバーを有する任意のグループ、企業の従業員、特定の地理的位置に居住又は定期的に訪問する人物、教育機関の現在又は以前の生徒及び/又は教職員、共通の社会的つながりを共有する人物、人口統計的プロファイルに共通点がある人物、及び/又は主題に関して共通の関心を形成するその他のグループを含んでよい。よって、関連グループは非営利又はその他の慈善組織のメンバー全員又は任意のメンバー、企業の全従業員又は任意の従業員、ウェブベースのソーシャル又は利益グループ、又は共通の関心や共通のつながりを共有するその他のグループ又は組織であってよい。
【0023】
少なくとも一つの実施例において、関連グループは社会的なつながりに基づいている場合がある。例えば、関連グループがMySpace(登録商標)のメンバーから構成される場合、情報探索者とその情報探索者のために結果を見つけようとしている検索者との間で共通のつながりがある場合がある。ヒューマンアシスト型検索結果及びサービスを提供し、それにアクセスする場合、共通の世界観を所有することは重要である。
【0024】
少なくとも一つの実施例において、情報探索者は、仕事柄旅行に関する何らかのことを知っているフライトアテンダントのようなグループへのつながりが提供される場合がある。関連グループのメンバーはグループに関連した主題内の専門知識に焦点をおいている場合がある。例えば、旅行の経験とスケジュールによって、フライトアテンダントの中には日本及び/又は東京に関するクエリに回答するためにサインアップしているものもいれば、リオ及び/又はブラジルのようなキーワードにサインアップするものもいるかもしれない。
【0025】
例えば、関連グループA105(図1)(例、“Audubon Society”)が情報探索者A1 110(例、“Bill Birdsong”)、情報探索者A2 115(例、“Robin Finder”)及び情報探索者AX 120(例、“Fred Finch”)を含む。関連グループA105は、例えば、National Audubon Societyのメンバーで、バードウォッチングの分野やカテゴリに特化しているのかもしれない。グループのメンバーは、たまたま窓の外を見ていて、見たことのない色の鳥に気が付いたり、不思議な鳥の声を聞いたりした情報探索者を助けるために特に役立つことができるだろう。鳥の名前やその他の識別可能な情報を知らずして、鳥を識別するリクエストに対応するのは一般情報検索者、すなわち関連グループのメンバーでない検索者(例、関連グループA 105)には難しいかもしれない。バードウォッチングに専門性を持つ利益グループ(例、“Audubon Society”)のメンバーである検索者は、検索者の鳥の識別リソースを熟知していたり、鳥に関する個人的な知識を所有しているため、その鳥を識別する検索結果を簡単に提供できるかもしれない。かかる関連グループのメンバーである検索者は、鳥の識別に役立つリソースに対する知識があり、またそのようなリソースへのアクセスを持っているだろう。結果として、関連グループの検索者は、タイムリーかつ正確な方法で、鳥の識別に対して情報探索者を助けることができるかもしれない。さらに本文でこれ以降説明するように、適切な検索結果を提供できる可能性は、関連グループから地元またはその地域出身の検索者まで検索者の選択を限定することによって増加する場合がある。かかる検索者は適切なその土地の知識(例、ユーザーが指定したエリアに土着又はよく見受けられる鳥であるという知識)を持っているかもしれない。
【0026】
少なくとも一つの実施例において、関連グループ内の各検索者は関連グループの関心エリア内において特別な関心エリアを所有している場合がある。例えば、関連グループB 125(例、“Music Masters”) が音楽の専門性をもつ検索者のグループを代表しているかもしれない。検索者B1 130(例、“Charlie Classics”)は“クラッシック音楽”のカテゴリ又はキーワードに特化しいているかもしれない。検索者B2 135 (例、“Harry Hiphop”)は“ヒップホップミュージック”のようなカテゴリ又はキーワードに関心がある一方で、検索者BX 140(例、“Billy Hill”)は“カントリーミュージック”に特化しているかもしれない。
【0027】
同様に、関連グループC 145(例、“Old Car Crazies”)はアンティークの車に専門性を持つ関連グループであるかもしれない。どの検索者も、すなわち検索者C1 150 (例、“Vicky Value”)、検索者C2 155(例、“Ron Restor”)、及び検索者CX 160(例、“Henry Ford”)も、アンティークの車の評価、修復や自動車業界の歴史全体、又は特定の製造業者やモデルといったように、利益グループ内で異なる専門性を持っている可能性がある。
【0028】
限定されたメンバーシップをもつ関連グループの実施例において、関連グループは特定の会社又は極秘情報を共有している組織のメンバーから構成されている場合がある。例えば、かかる限定されたメンバーシップ関連グループのメンバーが法の専門家、会計の専門家、エンジニアリングの専門家、特定の会社に雇用されているといったような共通のつながりを全ての人が持っている場合がある。
【0029】
少なくとも一つの実施例において、情報探索者は選択した関連グループから検索者を選ぶことができる。例えば、情報探索者は関連グループB 125(“Music Masters”)から検索者B2 135(“Harry Hiphop”)を特にリクエストすることができる。例えば、ヒップホップミュージックの曲の題名を知りたいと望んでいる情報探索者は検索者B2 135(“Harry Hiphop”)及び/又はその検索者が作成した検索結果を選択してもよい。また、情報探索者は、以前のクエリに対して満足のいく検索結果を情報探索者に提供した検索者がいるのであれば、その検索者を選択してもよい。
【0030】
少なくとも一つの実施例において、情報探索者には関連グループ内の検索者のプロファイルへのアクセスを提供するGUI(図13に説明した通り)が提示される。プロファイルは、情報探索者のクエリに対する検索結果を提供するのに特によく適している可能性のある検索者の選定を促進するため、検索者に関する情報を提供してよい。検索者プロファイルで識別された検索者の属性には、検索者の格付け、検索者の教育的背景、居住地及び/又は検索者が居住する地理的地域、検索者の仕事の役職、検索者の利用度表示、検索者が以前に回答したクエリのリスト、以前に出されたクエリに対する検索者の作成した検索結果等がある。
【0031】
或いは、検索者の利用度、クエリの難易度、検索者のスキルレベル、検索者の専門分野、検索者のトレーニング記録等に基づいて、システムが自動的に関連グループからガイドを選んでもよい。かかる検索者の自動選択は、“Method, System, and Computer Readable Storage for Podcasting and Video Training in an Information Search System”という題名で発明者Jones, et alにより2007年7月19日付で出願された米国出願番号11/780,297、“Method, Apparatus, and Computer Readable Storage for Training Human Searchers”という題名で発明者Jones, et alにより2007年7月19日付で出願された米国出願番号11/780,241、及び本発明に関して参考文献として本文及び以前に記載された出願番号11/336,928に引用されている“Method, System, and Computer Readable Medium Useful in Managing a Computer-Based System for Servicing User Intiated Tasks”という題名で発明者Jones, et alにより2007年7月19日付で出願された米国出願番号11/780,329によって実現される場合がある。自動検索者選定方法を最大活用するため、適格な検索者のリストは関連グループからの検索者に限定されてよい。
【0032】
図2に説明の通り、少なくとも一つの実施例において、システム200が提供されている。システム200は検索者コンピュータシステム205、検索者コンピュータシステム210、インターネットのようなネットワーク220、検索システム225、情報探索者コンピュータシステム230、関連グループデータベース235、関連グループ検索者データベース240、認定データベース245及び検索データベース250を含む。
【0033】
各検索者コンピュータシステム、すなわち検索者コンピュータシステム205、210は関連グループのメンバーによって操作することができる。例えば、検索者コンピュータシステム205は、関連グループ“Audubon Society”(図1)のメンバーである検索者 “Bill Birdsong”によって操作されてよい。検索者コンピュータシステム210は、関連グループ “Music Masters”のメンバーである“Harry Hiphop”によって操作されてよい。限られた数の検索者及び情報探索者(ユーザー又はInfoseeker(商標)としても言及される)コンピュータシステムのみが図2で描写されている一方で、複数の検索者及び情報探索者コンピュータシステムが活用されることは本発明の範囲内である。
【0034】
ネットワーク220(図2)は、グローバルパブリックネットワークのネットワーク(インターネット)である場合もあり、或いは一つ以上のプライベートネットワークの全体又は部分から構成されており、検索システム225、関連グループデータベース235、関連グループ検索者データベース240、認定データベース245および検索データベース250といったシステムのその他の構成要素をもつユーザーコンピュータシステムと検索者コンピュータシステムを通信可能に接続する。
【0035】
検索システム225によって、検索者コンピュータシステム205、210と情報探索者コンピュータシステム230の間のインタラクションが起こることが可能である。例えば、情報検索クエリは情報探索者コンピュータシステム230からクエリが検索者コンピュータシステム205、210によってアクセス可能である検索システム225へ転送できる。同様に、情報探索者コンピュータシステム230によって作成された検索クエリに対して検索者コンピュータシステム205、210を使用して作成した検索結果は検索システム225に転送され、そこで検索システム225がその結果を保存し、情報探索者コンピュータシステム230へ転送される場合がある。
【0036】
情報探索者コンピュータシステム230は本発明の範囲内であり、情報探索者がクエリを提出するため、そして検索システム225からの結果を受け取るために使う任意のデバイスを含んでよい。一つの実施例において、情報探索者コンピュータシステム230はネットワークへの接続を環境設定するデバイスであり、ウェブブラウザソフトウェアを実行する場合がある。よって、情報探索者コンピュータシステム230は、本発明の範囲内のラップトップ、パーソナルデータアシスタント、デスクトップPC又はMac(登録商標)、ワークステーション又はメインフレームに接続されたターミナル、或いはスマートフォン等であってよい。追加として、“Targeted Mobile Device Advertisements”という題名で、発明者Jones, et alにより2006年12月29日付で出願された米国出願番号11/647,437であり、本文に参照として引用されている文献に説明の通り、検索システムはボイスコミュニケーションへのゲートウェイ及びスピーチからテキスト変換システム又はその他の転写デバイス、或いは、地上回線電話、携帯電話、インターネットプロトコル上の音声又はその他の電話デバイスなどを使ったボイスコミュニケーションを経由して検索システムへのアクセスを促進するための人員を含んでもよい。かかるデバイスは本発明の範囲内である情報探索者コンピュータシステム230でもある。
【0037】
検索システム225(図2)は、関連グループデータベース235、関連グループ検索者データベース240、認定データベース245及び検索データベース250と通信可能に接続されている。本文下記にて更に詳細に説明する通り、データベースは実施例の施行中に処理されたデータを含む。
【0038】
本発明を開示後に、当業者は、本実施例のコンピュータシステムが、どんなタイプの実行可能なコンピュータシステムであるかを容易に認識するであろう。
【0039】
本発明のシステムと方法において、ガイド又は検索者は検索システム225に登録する必要がある場合があり、ある実施例においては、検索システムを利用する情報探索者やユーザーが提出したクエリに返答を提供することを許可される前にガイド又は検索者はトレーニングに参加する。一つの実施例において、見込みのあるガイドや検索者は検索システムの検索者として登録するために招待されなければならない。かかるシステムにおいて、以前に登録した検索者や関連グループは招待プロセスを伝授し、招待した検索者のスポンサーとして指名される場合がある。本発明のシステムと方法の一つの実施例において、見込みのあるガイドは検索システムにガイド又は検索者として登録するように招待する電子メールを受信する。ある実施例における電子メールの招待状は、ガイド登録ページへのリンク及び、見込みのあるガイドを登録に招いた人物又は企業に関しての検索システムを認識可能な証印を含んでおり、登録するとすぐにそのような人物又は企業は招待したガイドのスポンサーシップが認定されてよい。
【0040】
見込みのあるガイドがシステムのガイドとして登録するよう選ばれた場合、その見込みのあるガイドは例えば、検索システム225のウェブサーバ機能によって作成されたガイド登録ページのURLへガイドのウェブブラウザを導くリンクをクリックして登録プロセスを開始してよい。本文下記に説明の通り、見込みのあるプロバイダがガイドとして登録するための情報を検索システムに入力することを可能にするため、検索システムは指定及び環境設定された登録ウェブページを作成してよい。
【0041】
図3に説明の通り、関連グループデータベース235(図2)に関連のある又はそれに常駐する一つ以上の記録のある利益グループの記録のサンプルは、関連グループ識別(ID)欄305、関連グループ格付け欄310、検索専門性欄315、指定検索者欄320、関連キーワード/カテゴリ欄325、関連グループ検索結果欄330及び関連グループクエリ欄335を含んでよい。
【0042】
関連グループ識別欄305は関連グループに独自の識別子を含むことが望ましい。例えば、少なくとも一つの実施例において、図3にあるように、関連グループ識別欄305は無作為に作成した数字で表したコード(例、“N1122”)及び/又は特定の関連グループの名前 (例、“Audubon Society”)を表示したテキストストリングを含むことができる。本発明を開示後に、当業者は、その他の識別子を本発明の精神と範囲から逸脱しないで活用できることを認識する。
【0043】
関連グループ格付け欄310(図3)は特定の関連グループの格付け又はグレードを含むことができる。少なくとも一つの実施例において、関連グループ格付け欄310は、そのグループへ検索クエリを提出した情報検索者によって提供されたグループの個々の検索者の平均グレードを反映したグレードである。例えば、関連グループメンバー(例、“Music Masters”の“Harry Hiphop”)が検索結果を提供する場合、情報探索者は “Harry Hiphop”(例、検索者B2 135 (図1))が検索結果の提供においてパフォーマンスがよかったことを表示する“5段階中5”というように検索結果を格付けする場合があるだろう。関連グループの第2メンバー(例、“Music Masters”の“Billy Hill”)が情報探索者の第2検索結果を提供する場合、情報探索者は第2グループメンバー(例、検索者BX 140 “Billy Hill”) によって提供された検索結果又は第1グループメンバー(すなわち“Harry Hiphop”)によって提供された第2結果を、第2検索結果は並であったことを示す”5段階中3”と格付けしてもよい。 かかる例において、グループの個々のメンバーの平均格付けによって決定された関連グループの格付けは、関連グループによって作成された検索結果の平均ユーザーパフォーマンス格付けを反映して、“4”となるであろう。関連グループ格付けはどんな方法で表示されてもよいが、格付けを表示するために星マーク全体又は1部が使われる“星”システム、格付けに関連した数の値を使う数字システム及び/又は値を描写するその他の方法を含むがこれに限らない。
【0044】
関連グループ格付け欄310は関連グループの全体格付け及び/又は関連グループに関連したカテゴリ及び/又はキーワード等に関連するグループの格付けを含んでよい。この機能は関連グループのスキル及び/又は能力格付けがカテゴリ、キーワード又は関連グループに関連しているその他の情報を独自に維持することを可能する場合がある。この方法において、関連グループに対するスキルの格付けは高度に特化した関心エリア(例、 “1945 New York Yankees baseball trivia”といったようなキーワード/クエリ)、より一般的なエリア(例、“New York Yankees trivia”)、より幅広い関心エリア(例、“baseball trivia”)に基づいている場合がある。
【0045】
図3に示した例を使うと、“Audubon Society”の全体格付けは‘A1’であり、そのカテゴリ“Nature”に対する格付けは‘B2’であり、キーワード“Robin”に関する格付けは‘19’である。同じ例を使うと、“頭が赤くて尾がない鳥”というクエリ/キーワードに関連しているかもしれない検索結果である‘birds of Indiana’は格付け‘5’であり、“カリフォルニア州の野鳥観測についてどこで学習できるか”というクエリ/キーワードに関連しているかもしれない結果である‘Audubon Club of California’は格付け‘10’である。
【0046】
少なくとも一つの実施例において、関連グループデータベース235における要素はポインターによる例にリンクされてよい。例えば、関連グループ格付け欄310におけるアイテムは関連したキーワード/カテゴリ欄325におけるアイテムと関連してよい(例、全体−A1、“Nature”-B2)。同様に、関連グループ検索結果欄330、利益グループクエリ欄335及び関連グループ格付け欄310における情報は関連してよい。例えば、‘カリフォルニア州の野鳥観測についてどこで学習できるか’ というクエリに関連した ‘Audubon Club of California’ という結果が格付け‘10’を得てもよい。
【0047】
この発明を開示後に、当業者は、その他の格付けスキームと方法が本発明の精神と範囲から逸脱しないで活用されてよいことを認識するであろう。格付けは投票の結果、認定メンバー等による検討に基づいてよい。少なくとも一つの実施例において、格付けはクエリ及び/又はキーワードと結果との関連に基づいている。キーワード又はクエリへの結果の関連性については、本文に参照文献として引用されている“Knowledge Vetting System and Method for Search Results”という題名で発明者Scott A. Jonesにより2007年4月25日付で出願された米国仮出願番号60/913,944に記載のある重み付き投票プロセスによって検討されてもよい。
【0048】
少なくとも一つの実施例において、関連グループデータベース235に関連のある又はそれに常駐の利益グループ記録は、検索専門性欄315を含んでおり、情報探索者が提携検索グループの専門分野や専門性に関する情報を得ることが可能である。例えば、グループ(例、“Audubon Society”)がバードウォッチングに特化している場合、検索専門性欄315はグループの関心事(例、“鳥と野鳥観測”)に関する詳細事項を提供することができる。その他の例として、グループ(例、関連グループC 145(図1)‘Old Car Crazies’)はアンティークの車に特化している場合、例えば、“25年以上”という Antique Automobile Club of Americaの定義や、Classic Car Club of Americaの“1925年から1948年の間に作成されたクラッシックカーよりも古いもの”という定義がグループによって使われているかどうかといったように“アンティーク自動車”の定義は、関連グループ(例、関連グループC 145)に関連した利益グループ記録の検索専門性欄315に表示されるかもしれない。
【0049】
少なくとも一つの実施例において、検索クエリ例が提供され、それにより情報探索者が特定の関連グループを活用したいかどうかを決定することが可能である。かかる情報は関連グループクエリ欄335に含まれるかもしれない。例えば、“頭の色が赤くて尾のない鳥はどんな鳥か”や“カリフォルニアにおける野鳥観測がどこで学べるか”が、図3に説明している通り、“Audubon Society”の利益グループに対するこの欄に含まれる場合がある。
【0050】
少なくとも一つの実施例において、関連グループ検索結果欄330に含まれる情報に基づいた任意又は全ての以前の検索結果は、情報探索者が関連グループの検索者を使うかどうかを決定するのを助けるために情報探索者に提示されてよい。例えば、‘birds of Indiana’,‘Audubon Club of California’等といったような結果は、情報探索者へリソース及び/又は特定の答えを提供するかもしれないが、説明した通りこの欄に含まれてよい。
【0051】
クエリと検索結果を情報探索者に提示することを促進するため、参考文献として本文に引用されている“Electronic Previous Search Results Log”という題名で発明者Scott A. Jonesにより2006年8月7日付で出願された米国仮出願番号60/821,595により詳細に記載のある通り、以前のクエリと以前の検索結果、リソース等の検索データベース250(図2)は維持されてよい。以前のクエリに対して活用されたデータ構造は、もしあればクエリが割り当てられた関連グループを表示する欄が含まれてよい。同様に、検索結果のストレージに活用されたデータ構造は、もしあれば検索結果を提供する検索者が関連している関連グループを表示する欄又はフラグを含んでよい。
【0052】
さらに、例えば関連グループクエリ欄335に含まれる以前のクエリ及び/又は、例えば関連グループに関連した検索者によってクエリのために作成された関連グループ検索結果欄330に含まれる検索結果は、クエリが割り当てられた及び/又はクエリを受け入れた関連グループのメンバーへ情報及びクエリに関連した検索結果を提示するために活用されてよい。かかる情報は、一般的に関連グループが関心のある主題に関して、関連グループそして情報探索者の関心エリアをよりよく理解するために関連グループメンバーによって活用されてよい。かかる情報は、検索スキル等を向上するためグループメンバーのためのトレーニングリソースを認識するために、収益性、人気度及び/又は関連グループのメンバーシップレベルが上がる可能性があるかもしれないという目的で、関連グループウェブページに提示された広告をより直接的にターゲットを絞るため、ブログ、ウェブページ、印刷メディア、電子メールコミュニケーション等といったような社内又は社外コミュニケーションにおいて言及されてもよい話題を決定するために活用されてもよい。
【0053】
指定検索者欄320は関連グループのメンバーである検索者を識別する。例えば、少なくとも一つの実施例において、関連グループA105(図1)(例、“Audubon Society”)の指定検索者欄320は、情報探索者A1 110(例、“Bill Birdsong”(1143))、情報探索者A2 115(例、“Robin Finder”(2167))及び情報探索者AX 120(例、“Fred Finch”(4433))の名前及び/又は識別子を含む。指定検索者欄320(図3)は、検索結果を提供するため関連グループから情報探索者が個々の検索者を選択することが可能となる場合がある。選択は匿名で行ってもよい(すなわち、検索者及び/又は情報探索者を識別できる情報を交換する必要がない)。
【0054】
関連キーワード/カテゴリ欄325は関連グループの関心と関連しているキーワード及び/又はカテゴリを含んでよい。“birds and birding”に関連する関連グループの図3にある例を続けると、かかるグループの関連キーワード/カテゴリ欄325はキーワード“robin”, “finch”と“bird songs” 及びカテゴリ “Nature”を含むことができる。コンテンツにより、関連グループに関連したキーワード/カテゴリを使って情報探索者によって入力されたクエリを分析することによって、システムが関連グループを選択することが可能となる場合がある。
【0055】
少なくとも一つの実施例において、関連グループが関連グループのウェブページ上の本発明システムによって駆動された検索ウィンドウを含むことを選択した場合、検索ウィンドウを通じて提示された全てのクエリは可能であれば関連グループのメンバーである登録検索者に割り当てられてよい。他の実施例において、情報探索者が検索システムのウェブページにおける検索エンジンを活用する場合、クエリが最も関連する可能性が高いキーワード及び/又はカテゴリを決定するためクエリが分析される。クエリが関連する主題に特に興味を持っている検索者として登録したメンバーを持つ認識され関連グループが存在する場合、検索システム225(図2)はポップアップウィンドウ、又は情報探索者のインターフェースにその他の通知を作成してよい。かかるインターフェースが、例えばウェブブラウザを実行する場合、GUIによって情報探索者が関連グループのメンバーである検索者のサービスを活用することを選択できるようになる場合がある。かかる通知を提示するかどうかを決定するため、そして情報探索者クエリに関連した主題に関心があるかもしれない関連グループを決定するため、検索システム225(図2)は、関連グループデータベース235(図2)に関連又は常駐の利益グループ記録の検索クエリと関連キーワード/カテゴリ欄325(図3)のコンテンツからクエリ、キーワード及び/又はカテゴリを比較してよい。検索システム225によって促された場合の関連グループ及び/又はグループメンバーを選択するための模範グラフィカルユーザーインターフェースは図13と14に描写されている。
【0056】
少なくとも一つの実施例において、キーワード及び/又はカテゴリに関連した検索システムプロバイダのウェブページからのそのメンバーへ向けられた検索クエリに対する異なる報酬を喜んで受け取る意思を示すために、関連グループは報酬同意書を作成してよい。例えば、旅行関連グループは検索システム225(図1)によって関連グループに向けられた情報探索者からの収入を共有するかもしれない。
【0057】
図4に説明の通り、関連グループ検索者データベース240(図2)に関連した又は常駐であるかもしれない一つ以上の利益グループ検索者のサンプル記録は、検索者識別(ID) 欄405、関連グループID欄410、検索者ユーザー名欄415、検索者検証コード420、検索者格付け欄425、利益グループ内の能力エリア欄435、人口統計学的プロファイルデータ欄440及び地理的位置データ欄450のような関連グループの個人検索者に関連した情報を含む。
【0058】
検索者識別欄405は関連グループメンバー独自の識別子を含むことが望ましい。例えば、少なくとも一つの実施例において、検索者識別子欄405は“4433”のような無作為に作成した数字で表したコードを含むことができる。検索者識別欄405は例えば、図4に説明の通り“Fred Finch”のように特定の関連グループメンバーの名前を表示するテキストストリングを含むことができる。
【0059】
関連グループID欄410は検索者に関連した関連グループの識別子を含み、独自で一貫して使用されることが望ましい数字の識別子を含んでよく、及び/又は関連グループの名前を表示するテキストストリングを含んでよい(例、“Audubon Society (N1122)”,“Indiana Rifle Club (N1492)”)。検索者に関連した関連グループの任意又は全部が関連グループID欄に含まれるため、情報探索者はその他の関連グループのメンバーとして又はその他のクエリに対して情報を検索するため検索者を使用することを選択できる。
【0060】
検索者ユーザー名欄415はテキストストリング及び/又は検索者が検索クエリに対応する検索結果を作成するためにリソースを検索できるようにするために使用する数字で表したコードを含んでよい。本文の下記にさらに詳細に説明する通り、情報検索クエリに対応する検索結果を作成することを望んでいる検索者は、検証プロセスの一部としてユーザー名を入力するように促されてよい。図4に説明の通り、異なるユーザー名が各関連グループに使用されてもよく(例、“Audubon Society”のメンバーとして“Fred Finch”、“Indiana Rifle Club”のメンバーとして“Firearm Fred” )、例えばそれは、データベース及び/又はリソースから既存のログインデータの使用を許可したものであってもよい。
【0061】
検索者検証コード欄420は関連グループメンバーが関連グループのメンバーであることを検証するための検証コードを含む。検索者検証コードはテキストストリング及び/又は検索者の認定を検証するため検索者ユーザー名欄415のコンテンツに関連して操作する数字で表したコードであってもよい。少なくとも一つの実施例において、検索者が入力したユーザー名は検索者によって入力された検証コードと検証コードを比較するため検索者の検証コード(パスワード)を回復又は“探す”ために使用されている。ユーザー名と検証コードの両方が一致する場合、下記に詳細に説明の通り、検索者は情報リソースを検索することを許可され、検索クエリに対応する検索結果を提供できる。指紋、網膜のスキャンデータ等のようなその他のタイプのセキュリティデータは、バイオメトリクスのような方法が本発明の範囲から逸脱することなく検証にアクセスするために使用される場合、検証コード欄に表示されてよい。
【0062】
検索者格付け欄425は関連グループの検索者の格付けを含む。少なくとも一つの実施例において、格付けは、例えば“5”というように数字表示である。格付けは、例えば関連グループに向けられたクエリに対応した検索者のパフォーマンス格付けの平均、又は以前に記載した米国出願番号11/780,297、米国出願番号11/780,241及び米国出願番号11/780,329に記述のある通りのその他の任意の方法で決定されることができる。例えば、検索者が最初の検索結果の提供に対して“4.5”のパフォーマンス格付けを受け取り、2番目の検索結果の提供に対して“2.5”、3番目の検索結果提供に対して“3.5”を受け取る場合、検索者格付け欄425は“3.5”と格付けが明記してあるかもしれない。検索者格付けは、以前に記載した米国仮出願第60/913,944に関連した文書に記載のある通りユーザー格付け、関連グループのメンバーのレビュー、一般検索者によるレビュー、使用データ等のような方法で作成されたデータから計算されるかもしれない。
【0063】
検索者格付け欄425は少なくとも一つの実施例において、格付けインジケータを含んでよい。例えば、“レベル1エキスパート”、“レベル2エキスパート”、又は“レベル3エキスパート”というように数段階のレベルのエキスパートの検索者がいる場合の環境設定において、システム(又は関連グループ)において“レベル1エキスパート”の中で最高位の検索者としてランク付けられている検索者は検索者格付け欄425に“1-1”(レベル1の検索者の中で第1位にランク)の値を含むことによって明示されてよい。同様に、低いランクの“レベル2 エキスパート”は“2-45”(レベル2の検索者の中で第45位にランク)という値を含むことによって明示されてよい。検索者格付け及び/又は格付け方法は、図4に説明の通り、異なる利益グループによって異なってよい。例えば、検索者”Fred Finch (4433)”は利益グループ“Audubon Society (N1122)”に関連した格付け‘2’を、利益グループ“Indiana Rifle Club (N1492)”には‘初心者−4’の格付けを所有している。
【0064】
この発明を開示後に、当業者は、その他の格付け及び/又は格付け方法が本発明の精神と範囲から逸脱しないで活用されていることを直ちに認識するであろう。
【0065】
例えば、グローバルランキングシステムが、実施例によって使われてもよい。かかるスキームにおいて、図4に説明の通り、検索者格付け欄425はその記録に関連した検索者の全般的なランキングを示す数値を含んでよい。例えば、“5”という値は、検索者が関連グループ‘Audubon Society’において全ての検索者の中で第5位にランクされた検索者であることを表示しているだろう。
【0066】
利益グループ欄435内の能力エリアは関連グループの専門性、例えば関連グループの関心エリア内のサブカテゴリにおいて特定の関心エリアの情報を含んでよい。例を挙げると、関連グループ検索者が“Audubon Society”関連グループのメンバー(すなわち関連グループ A 105 (図1))である場合、利益グループ検索者に対する利益グループ欄435内の能力エリアは、検索者の専門性エリア又は能力がそのサブカテゴリにあることを表示するため“finches” 及び/又は “bird photography”と明示できる。
【0067】
人口統計プロファイルデータ欄440は、特定の人口統計プロファイルを持った検索者がクエリに回答することを示すため、クエリに関連したターゲットプロファイル、キーワード、カテゴリ等における情報と比較された年齢又は誕生日、教育的背景、性別、民族等といったような検索者に関する情報を含む。人口統計プロファイルデータ欄440に含まれる情報は検索システムに登録した際、又はプロファイルを更新した際に検索者から取得した情報であってよい。人口統計情報は検索者のオンライン活動の監視、検索者のシステムからの“クッキー”を使用したその他の観測データ、その他のリソースからデータをインポート、ガイドをテストする等によって取得される場合がある。例示的な人口統計データは図4に説明してあるが、いかなる種類の人口統計データが使用されているかは、当業者にとっては明白である。
【0068】
地理的位置データ欄450は、以前に又は現在の居住地、職場の位置、検索者の選択等に基づいて検索者が精通している地理的位置を表示したデータを含む。かかるデータは、検索者が自分のプロファイルを更新する際、検索者がインターネットやその他のネットワークに接続しているIPアドレスやネットワークロケーションに基づいた地域特定技術によって自動的に、外部コンピュータシステムにあるデータをインポート又はそれにアクセスすることによって、登録プロセスの一部として取得されてよい。例えば、関連グループはある航空会社のフライトアテンダントから構成されており、地理的位置データ欄445はフライトアテンダントが頻繁にフライトする行き先を含んでよい。かかる情報は、直接フライトアテンダントから、アテンダントのフライト業務に関する航空会社のデータベースから、フライトの一般公開スケジュール等から取得されてよい。地理的位置データ欄450のコンテンツは、検索クエリが検索結果がクエリにきちんと対応している可能性を向上することにおそらく関係している地元の情報に精通している検索者を選ぶために活用されてよい。
【0069】
図5に説明した通り、利益グループ認定記録のサンプルは、そのうちの一つ以上の記録が認定データベース245(図2)に関連している又はこれに常駐しており、関連グループに情報検索クエリの提出を許可された又は提出を認定された情報探索者に関連した情報を含んでいる。例えば、健康関連情報が検索される限定された環境において、全ての情報探索者が、医療の歴史リソースを検索することに責任を持つ関連グループにクエリを提出することが許可されるわけではない。少なくとも一つの実施例において、インターネットへのアクセス可能でない及び/又はその他の物理的ネットワークセキュリティ手段を条件とすることに加えて、例えばデリケートな情報に関連しているクエリへの回答を得たいと求める情報探索者は、検索者の身元を検証することを必要とする場合がある。デリケートな情報リソースへの不正なアクセスを最小限に抑える又は防止するため、かかる手段が実行されてよい。
【0070】
上記に挙げた鳥に関心があるグループの例を引き続き使って、珍しい及び/又は絶滅の危機に瀕した種類の鳥に関する専門データベースが作成され、“Audubon Society”の利益グループ(すなわち、関連グループA 105(図1))の特定のメンバーのみに利用可能にされるかもしれない。グループは一人又は全員の提携メンバーにデータベースへのアクセスを許可しているかもしれないが、リソースを使うことによってその種類の鳥の生存に影響を与えるかもしれないアマチュア及び/又は侵入者による使用を避けるために、特定のリスト内の認定ユーザーのみがデータベースへのアクセスや検索が許可されるかもしれない。認定ユーザーは、例えばユーザーIDとログイン情報が記載された暗号化された電子メールを受信するかもしれない。
【0071】
図5に説明の通り、例示的な利益グループの認定記録は、関連グループ識別(ID) 欄505、認定ユーザーID欄510、認定ユーザーのユーザー名欄515、認定ユーザーパスワード欄520、認定検索者ID欄525、認定検索者ユーザー名欄530、及び認定検索者パスワード欄535を含む。
【0072】
関連グループID欄505は、クエリを提出及び/又は関連グループのリソースの検索に認定を必要とする関連グループの識別子を含む。識別子はその他の記録(図3及び4を参照)に使用されているものであってもよく、又はそれに関するインジケーターであってよい。
【0073】
認定ユーザーID欄510は関連グループにクエリを提出することを許可された情報探索者を識別するための独自の識別子を含む。例えば、認定ユーザーID欄510は、情報探索者を識別する無作為なコード及び/又は番号及び/又はテキストストリング、例えば情報探索者の名前を含む。
【0074】
認定ユーザーのユーザー名欄515は、システムにある関連グループに情報検索クエリを提出するため情報探索者によるアクセスをコントロールするために使用するテキストストリング又は数字コードを含む。ユーザーを特に認識するために認定ユーザーID欄510に含まれる情報に関して、認定ユーザーのユーザー名欄515のコンテンツをログイン目的で活用することができる。
【0075】
本文において下記により詳細に説明する通り、認定ユーザー関連グループに情報検索クエリを提出したいと望んでいる情報探索者は、検証プロセスの一部としてユーザー名を入力するように促されてもよい。
【0076】
認定ユーザーパスワード欄520には、ユーザーアクセス特権を検証するために認定ユーザーのユーザー名欄515のコンテンツに関連して作動するテキストストリング及び/又は数字コードのような情報を含んでよい。少なくとも一つの例において、情報探索者によって入力されたユーザー名は、ユーザーが入力したパスワードと認定ユーザーのパスワード欄520に保存されているパスワードと比較するため、ユーザーのパスワードを回復又は“探す”ために使用されてよい。ユーザー名とパスワードの両方が一致する場合、本文以下でさらに詳細に説明される通り、ユーザーは情報検索クエリの提出を許可されてよい。
【0077】
認定ユーザーID欄525は、クエリを提出することを許可及び/又は関連グループのリソースにアクセスすることを許可された情報探索者を識別するための独自の識別子を含む。例えば、認定検索者ID欄525は、情報探索者を識別する無作為なコード及び/又は番号及び/又はテキストストリング、例えば情報探索者の名前を含む。
【0078】
認定検索者ユーザー名欄530は、システムにある関連グループに提出された情報検索クエリに対応する検索者(ガイド)によるアクセスをコントロールするために使用するテキストストリング又は数字コードを含んでよい。検索者を特に認識するために認定検索者ユーザーID欄525に含まれる情報に関して、認定検索者ユーザー名欄530のコンテンツをログイン目的で活用することができる。図5Aには、制限付関連グループ(例えば‘Audubon Society-Rare and Endangered’)用の認定検索者リストが示されており、この検索者リストは制限無関連グループのリストと同じものでなくてもよい。同様に、認定ユーザーのリストは同じ方法で修正されてよい。この方法において、関連グループのメンバーでもあるその他のより一般的な検索者が異なるグループのリソースにアクセスできる一方で、関連グループは特定のリソース及び/又は特定のタイプのクエリへの対応者のアクセスをコントロールする場合がある。
【0079】
本文において下記により詳細に説明する通り、認定検索者関連グループに出された検索クエリに対応したいと望んでいる検索者は、検証プロセスの一部としてユーザー名を入力するように促されてもよい。
【0080】
認定検索者パスワード欄535には、検索者アクセス特権を検証するために認定検索者ユーザー名欄530のコンテンツに関連して作動するテキストストリング及び/又は数字コードのような情報を含んでよい。少なくとも一つの実施例において、検索者によって入力されたユーザー名は、検索者が入力したパスワードと認定検索者のパスワード欄535に保存されているパスワードと比較するため、検索者のパスワードを回復又は“探す”ために使用されてよい。ユーザー名とパスワードの両方が一致する場合、本文以下により詳細に記載されている通り、検索者は情報検索結果及び/又は関連グループの検索リソースを提供することを許可されてよい。
【0081】
図6に説明の通り、情報探索者選定及び関連グループ検索へのアクセスを取得するための方法600が提供される。
【0082】
オペレーション605において、検索者クエリが受け取られているかどうかという決定が行われる。検索クエリが受け取られていないと決定する場合、方法600は継続して待つ。検索クエリが受け取られたことが決定される場合、制御はオペレーション610に転送され、方法600が継続する。
【0083】
オペレーション610において、クエリのコンテンツに基づいた関連グループ検索が利用可能であることを示す通知が情報探索者へ送信される。少なくとも一つの実施例において、例えば電子メニューが提供されている。電子メニューは関連グループ検索のためのグラフィカルユーザーインターフェースを提示するためのリンクを含む場合がある。制御がオペレーション615に転送され、方法600は継続する。
【0084】
オペレーション615において、ユーザーが利益グループ検索を選択したかどうかの決定が行われる。ユーザーによる任意の適切な意思表示に基づいて決定がなされてよい。例えば、利益グループウェブサイトへのリンクが作動され、グラフィカルユーザーインターフェース(GUI)のボタンが作動し、音声入力が実行される等である。オペレーション615において、利益グループ検索が選択されないと決定される場合、制御はオペレーション605に転送され、方法600は継続する。オペレーション615において利益グループ検索が選択されたと決定される場合、制御はオペレーション620に転送され、方法600が継続する。
【0085】
オペレーション620において、情報探索者(IS)が検索結果を提供するための利益グループを選択するためのオプションを提示するかどうかの決定が行われる。オペレーション620において情報探索者が検索結果を提供するための利益グループを選択するためのオプションを提示しないと決定がなされた場合、制御はオペレーション625に転送され、方法600が継続する。オペレーション620において、情報探索者が検索結果を提供するための利益グループを選択するためのオプションを提示すると決定がなされた場合、制御はオペレーション630に転送され、方法600が継続する。
【0086】
オペレーション620において、一つの話題に対して複数の利益グループの利用度、特定の関連グループとシステムプロバイダー(例、クエリに対する最高額入札者)の間の契約同意書、話題に対するクエリの現在のボリューム等に基づいて決定が行われる。基準決定の選択はシステム管理者又は事前に確立された条件に従って手動で行われる。かかるアクションによってシステムのプロバイダの収入を最大化することができるかもしれない。
【0087】
オペレーション630において、情報探索者に通知が送信され、検索クエリに対する検索結果を提供するための利益グループを選択するオプションが利用できる。制御がオペレーション635に転送され、方法600は継続する。
【0088】
オペレーション630における通知は、図9に説明されたようにシンプルなポップアップGUI又は図12に説明されたように複雑なインタラクティブGUI であってもよい。通知はインスタントメッセージ(IM)、ワイヤレス、ボイスXML、電子メールなどのような任意の適切な手段を通して提示されてよい。
【0089】
オペレーション635において、情報探索者がクエリに対する検索結果を提供する利益グループを選択することを選ぶかどうかの決定が行われる。オペレーション635において情報探索者がクエリに対する検索結果を提供する利益グループを選択することを選ぶと決定される場合、制御はオペレーション640に転送され、方法600が継続する。オペレーション635において情報探索者がクエリに対する検索結果を提供する利益グループを選択することを選ばないと決定される場合、制御はオペレーション625に転送され、方法600が継続する。
【0090】
オペレーション640において、利益グループのリストが情報探索者に提示される。利益グループのリストが任意の順番で表示されてもよい。好ましい実施例において、利益グループのリストは検索システム225(図2)によって決定された方法に基づいた検索を実行する適性及び/又は能力の順番で提示される場合がある。利益グループのリストは情報探索者用の情報が過負荷になることを避けるため、事前に決定された数に限定される場合がある。図13に説明されたようにGUIにおいてリストが表示されてよい。制御はオペレーション650に転送され、方法600が継続する。
【0091】
オペレーション650において、利益グループが情報探索者によって選択されるかどうかの決定が行われる。オペレーション650において、情報探索者がクエリに対する検索結果を提供する利益グループを選択すると決定される場合、制御はオペレーション655に転送され、方法600が継続する。オペレーション650において情報探索者がクエリに対する検索結果を提供する利益グループを選択しないことを選ぶと決定される場合、制御はオペレーション625に転送され、方法600が継続する。Infoseeker(商標)が利益グループを選択しないという決定は、積極的(例、ユーザーが“自動選択”ボタン1340(図13)をクリックする)又は消極的(例、ユーザータイムアウト)に行われてもよい。
【0092】
オペレーション655において、選択された利益グループに検索クエリを提出するためにユーザーログイン、パスワード及び/又はその他の認証が必要であるかどうかの決定が行われる。オペレーション655においてユーザー認証が必要でないと決定される場合、制御はオペレーション680に転送され、方法600が継続する。オペレーション655において、利益グループに情報検索クエリを提出するためにユーザー認証が必要であると決定される場合、通知が情報検索者に送信され、制御はオペレーション660に転送され、方法600が継続する。
【0093】
オペレーション660において、情報探索者が有効なログイン資格証明一式を入力するかどうかの決定が行われる。オペレーション660において有効なログイン資格証明が入力されたと決定される場合、制御はオペレーション670に転送され、方法600が継続する。オペレーション660において、情報探索者が有効なログイン資格証明を入力しなかったと決定される場合、情報検索者に通知がなされ、関連データベース250及び/又は255が更新され、制御がオペレーション605に転送され、方法600が継続される。オペレーション660において認証資格証明が無効であるという決定は複数の条件に基づいてよい。例えば、ユーザーがアクションをとるのを待ってシステムがタイムアウトする場合、データベースはこれを反映し、単に他のクエリの受け取りを待つために戻る。他の例では、システムが資格証明を検証する試みの回数がシステムが許可する閾数を越えたことを検知する場合がある。システムは、認証データベース245への更新に基づいてシステム管理者がアクションをとるまで、ユーザー名を関連グループにアクセスできないように禁止する場合がある。
【0094】
オペレーション625において、検索システム225(図2)が利益グループの選択を行う。利益グループの選択はシステムが決定した任意の選定方法に基づいて行われる。関連グループデータベース255(図2)に含まれる任意の情報及び/又は検索データベース250が使用されてもよい。例えば、キーワード、カテゴリ、プロファイル等を含むクエリに関連した情報に基づいて、利益グループがランク付けされ、検索者及び/又は関連グループのランキング、格付け、利用度等に基づいて利益グループが選択されてもよい。少なくとも一つの実施例において、オペレーション640で情報探索者に提示されたリストの順番を決定するのに使用されたものと同じ基準を活用し、情報探索者の選定が利益グループの選択する際のシステム基準を修正するために使用されてもよい。制御がオペレーション655に転送され、方法600は継続する。
【0095】
オペレーション670において、情報探索者がクエリに対する検索結果を提供するために検索者を選択するオプションを提示するかどうかの決定が行われる。オペレーション670において、情報探索者が検索結果を提供するための検索者を選択するためのオプションを提示されてもよいと決定される場合、情報探索者に通知がなされてもよく、制御はオペレーション675に転送され、方法600が継続する。オペレーション670において情報探索者が検索結果を提供するための検索者を選択するためのオプションを提示することを禁ずると決定される場合、情報探索者に通知が送信されてもよく、制御はオペレーション680に転送され、方法600が継続する。
【0096】
オペレーション670における決定は様々な基準に基づいてよい。例えば、選択された利益グループの基準が検索者の個人的に識別可能な情報を提示するかもしれない場合、検索者選定が許可されないかもしれず、又はユーザー及び/又は検索者が給与のために検索システムを“博打化している”と疑う理由がある場合又はその他の理由がある場合、検索者の選択オプションが利用できない場合がある。
【0097】
オペレーション675において、有資格の検索者のリストが情報探索者に提示される。図14に説明されたようなGUIでリストは提示されてよい。情報探索者に提示された有資格又は利用可能な検索者のリストは検索システム225(図2)によって決定され、任意の順番で提示されてよい。検索データベース250及び/又は関連グループデータベース255及び/又は検索システム225がアクセス可能なその他のデータに含まれる情報に基づいたランキング方法によって決定された順番でリストは提示されてよい。好ましい実施例において、リストは検索者の事前に決定された数に制限され、提示の順番は検索システム225によって決定された方法に基づいた有資格検索者の格付けが高いものから低いものとなっている。その後、制御はオペレーション685に転送され、方法600が継続する。
【0098】
オペレーション685において、情報探索者がクエリに対する検索結果を提供するための検索者を選択したかどうかの決定が行われる。オペレーション685において情報探索者が検索者を選択していないと決定される場合、制御はオペレーション680に転送され、方法600が継続する。Infoseeker(商標)が検索者を選択していないという決定は、積極的(例、ユーザーが“自動選択”ボタン1440(図14)をクリックする)又は消極的(例、ユーザータイムアウト)に行われてよい。オペレーション685において、情報探索者がクエリに対する検索結果を提供する検索者を選択したと決定される場合、制御はオペレーション690に転送され、方法600が継続する。
【0099】
オペレーション680において、検索システム225(図2)がクエリに対する検索結果を提供する検索者を選択する。有資格又は利用可能な検索者の選択は、検索システム225(図2)によって決定された任意の基準に基づいてよい。好ましい実施例において、システムによる検索者の選定基準は、オペレーション675において検索者の選定するために情報探索者へ提示された検索者のリストをランク付けするために使用された基準であり、選択基準は情報探索者による選択に基づいて修正されてよい。検索データベース250及び関連グループデータベース255は更新され、制御はオペレーション690に転送され、オペレーション600が継続する。
【0100】
オペレーション690において、ユーザーが選択した検索者に情報クエリを提出するための有効な資格証明一式を所有することが必要かどうかの決定が行われる。オペレーション690において有効な資格証明一式が必要でないと決定される場合、制御はオペレーション697に転送され、方法600が継続する。オペレーション690において、選択した検索者にクエリを提出するために有効な資格証明一式が必要であると決定される場合、通知が情報検索者に送信され、制御はオペレーション695に転送され、方法600が継続する。
【0101】
オペレーション695において、オペレーション660における検証と同様の検証が実施される。オペレーション695において有効な資格証明一式が提供されたと決定される場合、制御はオペレーション697に転送され、方法600が継続する。オペレーション695において有効な資格証明一式が提供されなかったと決定される場合、関連データベース250及び/又は255が更新され、制御はオペレーション605に転送され、方法600が継続する。オペレーション695において資格証明情報が無効であるという決定は複数の条件に基づいてよい。例えば、ユーザーがアクションをとるのを待ってシステムがタイムアウトする場合、データベースはこれを反映し、単に他のクエリの受け取りを待つために戻る。他の例では、システムが資格証明を検証する試みの回数がシステムが許可する閾数を越えたことを検知する場合がある。システムは、認証データベース245への更新に基づいてシステム管理者がアクションをとるまで、ユーザー名を関連グループにアクセスできないように禁止する場合がある。
【0102】
オペレーション697において、検索者にクエリが提出され、制御がオペレーション698に転送され、方法600が継続する。
【0103】
オペレーション698において、検索結果が戻ってきたかどうかの決定が行われる。検索結果が戻ってこない場合、方法600は検索結果が戻るまで待つ。検索結果が事前に決められた時間内に戻ってこない場合、方法600がタイムアウトし、制御はオペレーション605に転送され、方法600が継続する。オペレーション698において検索結果が戻ってきたと決定される場合、投票、検索者によるレビュー、ユーザー格付け等を含む任意の方法で格付けプロセスが実施される。検索と提携データベース250、255(図2)が更新され、制御はオペレーション699に転送され、方法600が継続する。
【0104】
オペレーション695において、ユーザーがログインしているかどうかの決定が行われる。ユーザーがログインしていないと決定される場合、制御はオペレーション601に転送され、方法600が継続する。オペレーション695においてユーザーがログインしていると決定される場合、制御はオペレーション602に転送され、方法600が継続する。オペレーション601において、検索結果が掲示板に掲載されてよく、検索データベース250(図2)におけるその他の記録が次のログイン時にInfoseeker(商標)に提示され、データベース250、255が更新され、制御はオペレーション605に転送され、方法600が継続する。オペレーション602において、検索結果がユーザーに提示され、データベース250、255(図2)が更新され、制御はオペレーション605に転送され、方法600が継続する。
【0105】
方法600はクエリに対する情報探索者による検索者及び/又は利益グループのリアルタイムでの選択という面で言及されている一方で、当業者にとって、検索者及び/又は利益グループの選択が検索システム225によって保存された検索結果を提供するために使われてもよいことはすぐに自明となるであろう。すなわち、関連グループのメンバーによって提供された検索結果をクエリに対して検索者を使うことなく提供してよいということである。
【0106】
本発明のシステムと方法における少なくとも一つの実施例において、関連グループにクエリしたいと望むユーザーはウェブブラウザーやシンクライアントよりもソフトウェアアプリケーションをダウンロードする必要がある場合がある。特に、“Automated Tool for Human Assisted Mining and Capturing of Precise Results”という題名で発明者Jones et al.により2006年12月29日付で出願された米国出願番号11/647, 286に記載があり、本文でも参考として引用されているChaCha(登録商標)Guide Applilcationといったようなアプリケーションは安全なシステムにアクセスするために活用されるかもしれない。
【0107】
図7において、関連グループのメンバーとして検索者がログインする方法700が示されている。
【0108】
方法700はオペレーション705を開始する。オペレーション705において、関連グループのメンバーによる検索者のログインリクエストが受け取られたかどうかという決定が行われる。オペレーション705において検索者ログインリクエストが受け取られていないと決定する場合、方法700は継続してログインリクエストを待つ。オペレーション705において検索者ログインリクエストが受け取られたと決定される場合、制御はオペレーション710に転送され、方法700が継続する。
【0109】
オペレーション710において、検索者は関連グループのメンバーとして検索システム225(図2)に登録しているかどうかの決定が行われる。オペレーション710において検索者が関連グループのメンバーとして登録していないと決定される場合、通知が検索者に送信されてもよく、制御がオペレーション715に転送され、方法700が継続する。オペレーション710において検索者が関連グループのメンバーとして登録していると決定される場合、制御はオペレーション720に転送され、方法700が継続する。
【0110】
オペレーション715において、検索者が関連グループのメンバーとして登録する資格があるかどうかが決定される。検索者が資格がないと決定される場合、制御はオペレーション705に転送され、方法700が継続する。オペレーション715において検索者が関連グループのメンバーとして登録する資格があると決定される場合、制御はオペレーション717に転送され、方法700が継続する。
【0111】
オペレーション717において、本文でさらに詳しく説明する通り、検索者が関連グループのメンバーとして登録され、データベース250、255が更新され、制御はオペレーション705に転送され、方法700が継続する。
【0112】
オペレーション720において、検索者がリソースにアクセス及び/又は関連グループに向けられたクエリに対する検索結果を提供するために有効な資格証明を提供する必要があるかどうかの決定が行われる。オペレーション720において、検索者がリソースにアクセス及び/又は検索結果を提供するために有効な資格証明を提供する必要があると決定する場合、制御はオペレーション725に転送され、方法700が継続する。オペレーション720において、検索者がリソースにアクセス及び/又は利益グループに向けられたクエリに対して検索結果を提供するために有効な資格証明を提供する必要がないと決定する場合、制御はオペレーション735に転送され、方法700が継続する。
【0113】
オペレーション725において、検索者がリソースにアクセス及び/又は関連グループに向けられたクエリに対する検索結果を提供するために有効な資格証明を提供することを可能にするため、通知が検索者に送信されてよい。検証リクエストは、図15に説明したように検索者ログインGUIに表示されてよく、更に詳しく本文で説明する。制御がオペレーション730に転送され、方法700は継続する。
【0114】
オペレーション730において、検索者がリソースにアクセス及び/又は関連グループに向けられたクエリに対する検索結果を提供するために有効な資格証明を提示するかどうかの決定が行われる。オペレーション730において、検索者が有効な資格証明を提示したと決定される場合、データベースが更新され、制御はオペレーション735に転送される。オペレーション730において、検索者が有効な資格証明を提供していないと決定する場合、データベース255、250は更新され、制御がオペレーション705に転送され、プロセス700が継続する。オペレーション730において認証資格証明が無効であるという決定は複数の条件に基づいてよい。例えば、検索者がアクションをとるのを待ってシステム225がタイムアウトする場合、データベースはこれを反映し、単に他のログインリクエストの受け取りを待つために戻る。他の例では、システムが資格証明を検証する試みの回数がシステムが許可する閾数を越えたことを検知する場合がある。システム225は、データベース250、255への更新に基づいてシステム管理者がアクションをとるまで、ユーザー名を関連グループにアクセスできないように禁止する場合がある。
【0115】
オペレーション735において、検索者が検索結果を作成する資格を持つ検索クエリがあるかどうかという決定が行われる。オペレーション735において、検索者が検索結果を作成する資格をもつクエリがあると決定がなされた場合、制御はオペレーション740に転送され、方法700が継続する。オペレーション735において、検索者が検索結果を作成する資格をもつクエリがないと決定がなされた場合、制御はオペレーション750に転送され、方法700が継続する。
【0116】
オペレーション735における決定は、検索者及び/又は検索クエリに関連した任意の情報に基づいてよい。例えば、検索者が登録した利益グループの任意のメンバーに向けられたクエリ、検索者に向けられたクエリ等に対する検索結果を提供する資格があると決定される。同様に、検索者は検索者が登録した利益グループに向けられたクエリに対して、クエリに関連した情報により、検索結果を提供する資格がないと決定されてもよい。例えば、クエリはより高いランク/格付けに向けられてもよく、特化したスキルをもった人がクエリに関連している場合もあり、即答が求められる場合もあり、検索者が何らかの理由等で利用不可能であることもある。
【0117】
オペレーション740において、検索者が情報検索を実施し、検索者が資格をもったクエリに対する検索結果を戻す。検索リソースは、検索データベース250(図2)の検索者に関連した情報に基づいたアクセス制限の下で検索者に利用可能であってよい。制御がオペレーション745に転送され、方法700は継続する。
【0118】
オペレーション745において、検索者及び/又は関連グループの格付け及び/又はランキングは、検索者によって提供された検索結果の格付け及び/又はランキングの受取によって更新される必要がある場合もある。検索結果の格付け又はランキングを受け取ると、検索データベース250及び/又は提携データベース255が更新され、制御がオペレーション750に転送され、方法700が継続する。検索結果の格付け及び/又はランキングは、本文で記載の方法及び/又は以前に記載のある米国仮出願番号60/913, 944に関連した方法で作成されてよい。少なくとも一つの実施例において、情報探索者は検索結果を受け取った際に、検索結果の格付けを提供するようにリクエストされる場合もある。
【0119】
オペレーション750において、検索者が検索システムに依然としてログインしているかどうかが決定される。検索者が依然として検索システムにログインしていると決定される場合、制御はオペレーション735に転送され、方法700が継続する。検索者がもはや検索システムにログインしていないと決定される場合、データベース250、255(図2)が更新され、制御はオペレーション705に転送され、方法700が継続する。
【0120】
検索結果及び/又は検索クエリは、ワイヤレス転送、ワイヤ転送、電子メール、ネットワーク220(図2)経由、又は任意の適切なコンピュータシステムを含む、任意のコミュニケーション方法経由で転送されてよい。
【0121】
図8は見込みのあるガイドが検索システム225(図2)にガイドとして登録するための情報を入力できるようにデザイン及び環境設定された検索者又はガイド登録ウェブページ800の例を示している。図8に説明の通り、例えば、検索者登録ページ800はアカウント情報セクション805、個人情報セクション810及びサービス条件セクション815に分けられている場合がある。アカウント情報セクション805及び個人情報セクション810は各自、ガイドに関するデータの入力用の多数のテキストボックス及び/又はドロップダウンリストが含まれてよい。ユーザーIDテキストボックス820は、検索システム内で検索者のユーザーIDがガイドのスクリーン名として使われる検索者に関するユーザーID情報の入力用に提供されている。ユーザーIDは、個人情報セクション810に入力したデータを利用してユーザーIDの標準形式で自動的に作成されてよい。図示された例において、例えばユーザーIDはファーストネームテキストボックス840に入力されたテキストストリングと個人情報セクション810のラストネームテキストボックス844に入力されたテキストストリングの初めの文字を選択することによって自動的に作成されてよいが、もし既存のユーザーIDからユーザーIDを差別化する必要がある場合、追加ストリングも使用する。
【0122】
登録ウェブページには、見込みのあるガイドがパスワードを入力し入力したパスワードを確認するパスワードテキストボックス825とパスワード確認テキストボックス830も含んでよく、そのパスワードは検索システム225(図2)にログインする際に使用される。登録ページのアカウント情報セクション805は、図8に示してある通り、見込みのあるガイドの電子メールアドレスの入力用に電子メールテキストボックス835も含んでもよい。
【0123】
個人情報セクション810は、見込みのある検索者の名前の入力用にファーストネームテキストボックス840、ミドルネームイニシャルテキストボックス842及びラストネームテキストボックス844を含んでよい。図8に示す通り、個人情報セクション810は見込みのあるガイドの電話番号入力用の電話番号テキストボックス846を含んでよい。電話番号テキストボックスはエリアコードを含む10桁の番号を入力する必要があることが望ましい。電話番号テキストボックス846に入力されたエリアコードはガイドの地理的位置を確立するために使用されてよく、その地理的位置が情報探索者によって提出されたクエリに対応する資格があるガイドの選択するプロセスで使用されてもよい。複数アドレステキストボックスライン848、850、町名テキストボックス852、州名テキストボックス854及び郵便又は郵便コードテキストボックス856は見込みのある検索者によって住所情報の入力用に提供されてもよい。住所情報はガイドの地理的位置を確立するために使用されてよく、その地理的位置が情報探索者によって提出されたクエリに対応する資格があるガイドの選択するプロセスで使用されてもよい。
【0124】
また、登録ウェブページは誕生日テキストボックス858、テキストボックス及び好ましくはドロップダウンリスト860が含まれてもよく、そこでは見込みのある検索者が性別をリストするか、選択することができる。地理的位置データと共に、誕生日と性別データはガイドが情報探索者が提出したクエリに対する検索結果を提供する資格があるかどうかを決定するプロセスで使用されてもよい。例えば、カリフォルニアのパロアルト出身の25歳の女性の情報探索者が“どのホテルが地元でベストなダンスクラブを所有しているか?”といったようなクエリを提出し、検索システム225(図2)で実行されるソフトウェアが、検索結果を提供するためシリコンバレーのホテルに精通しているキーワードに関連したトラベルに登録した利用可能な21歳から30歳までの女性検索者を選択してよい。或いは、ソフトウェアはトラベルに関連した関連グループのメンバーである検索者がクエリに回答するようにリクエストするよう情報探索者に促してもよい (例、航空会社のフライトアテンダント) 。
【0125】
登録ページ800は、見込みのあるガイドが自分が関連している可能性のある関連グループを表示できるようにするため利用可能な関連グループのリストから作成された一つ以上の提携選択ドロップダウンリストボックス864を含んでもよい。一つの実施例において、関連グループは関連グループウェブページ上の検索ボックスを提供するように選択することによって、ウェブページを経由して提示されたクエリが可能であれば関連グループのメンバーに向けることが可能となる。この実施例において、見込みのある検索者に向けられる招待電子メールにリンクが設けられた登録ウェブページはスポンサーとなる関連グループの名前で提携ボックス864が既に作成されていてもよい。ある例において、見込みのある検索者は、ある関連グループのリクエストによって作成された電子メールの招待状経由で登録ページに導かれた場合、一つ以上のグループに提携を表示することが許可されない。他の実施例において、検索システムに登録するように招待状を受け取った見込みのある検索者は自分がメンバーである一つ以上の関連グループを選択できてもよい。関連グループにおいてメンバーシップを表示すると直ちに、検索システムは、選択した関連グループにおける見込みのある検索者のメンバーシップを検証するための情報をリクエストするポップアップウィンドウ(例、図15にあるGUI)を作成してよい。かかる情報は関連グループのユーザーID及び/又はユーザーパスワードを含んでよい。メンバーシップ認証情報はどんなタイプであっても本発明の範囲内でリクエストされてもよい。
【0126】
登録ページ800は、見込みのある検索者が関心があり、精通していて、専門知識がある等のエリアを表示することが許可されるように多数の関心エリアのリストで作成された関心チェックボックス862のエリアを含んでいる。関心チェックボックス862のエリア選択は、登録ページ800から抽出でき、データベース250、255において関心グループ検索記録といったようなデータとして保存されてよい。登録ページ800もインターネット接続スピードテキストボックス863を含んでもよい。インターネット接続スピードテキストボックスは、見込みのある検索者がシステムに接続する際のスピードを表示することができるようにインターネット接続スピードのドロップダウンリストであることが望ましい。このデータはデータベース250及び/又はデータベース255に保存されてもよい。
【0127】
本文にも参考として引用されている“Method and System for Qualifying Keywords in Query Strings”という題名で発明者Jones, et alにより2007年7月13日付で出願された米国出願番号11/777,505により詳しく説明されている通り、情報探索者が提示したクエリに関連したカテゴリやキーワードに基づいて検索するために見込みのある検索者が検索システムに登録する。登録ページ800の少なくとも一つの実施例において、図8Aに示す通り3つのドロップダウンリスト866、868と870は見込みのある検索者が検索を行うことを望むカテゴリやキーワードの選択用に表示されている。少数以上のカテゴリやキーワード登録ボックスが検索者登録ページ800で提示されることは本発明の適用範囲内である。関連グループスポンサーからの電子メールに対応して登録する際、ドロップダウンリスト866、868及び870に含まれる利用可能なカテゴリとキーワードは、関連グループが選択した分類方法を反映した提携特定キーワードとカテゴリを反映してよい。
【0128】
サービスセクション815(図8)の条件には、条件、検索システムでの登録検索に適用される条件規則及び/又は規準を規定するテキストを含むスクロール可能なテキストボックス872を含んでよい。テキストボックス872に既定された条件、規則および規準に同意するチェックボックス874が提供され、そこで見込み検索者がテキストボックス872に規定された条件規約を喜んで遵守することを意思表示できる。検索サービスの登録に必要な任意のデータを提供すると直ちに、見込みのある検索者は継続ボタン895をクリックするか、そうでなければ登録用のウェブフォームの完了を表示してよい。検索サービスは登録ウェブページ800から情報を抽出し、かかるデータを検索データベース及び/又は提携データベース250、255(図2)に保存してよい。
【0129】
上記に記載された登録ウェブページ800が上記に識別されたデータをリクエストする一方で、検索システムに検索者として登録するために任意の情報をリクエストすることは本発明の範囲内である。検索者として登録のためにリクエストする情報が、クッキーや見込みのあるユーザーのコンピュータシステムに保存された情報にアクセスすることによって、関連グループのデータベースからデータベースダンプを経由するなどといったような他の手段で取得できるようにすることも本発明の範囲内である。テキストボックス、ドロップダウンリスト、チェックボックスが検索者からの必要な情報を取得することを促進するため登録ウェブページ800で作成されたように示される一方で、他のデータ入力構造がかかる目的で使用されてよいことは、当業者は直ちに認識できるであろう。民族性、信仰、最終学歴、取得学位、専攻等といったような情報が検索者の人口統計プロファイルを決定するためにリクエストされてもよい。
【0130】
登録プロセスで見込みのある検索者から取得したいかなる情報も、関連グループ検索者データベース240(図2)の欄の作成に使用されてよい。
【0131】
ある一つの実施例において、関連グループが関連グループのホームウェブページ900に表示された検索システム225(図2)によって作動する検索ウィンドウ910(図9)を所有するように選択してよい。図9に説明された特定の例には、旅行の行き先に関するクエリが、検索エンジンウィンドウのテキストボックス920に直接提出されてよいことを表示した検索ウィンドウ910を含む航空会社の関連グループウェブページ900が含まれており、そのクエリは関連グループの従業員によって回答される。検索エンジンウィンドウは、例えば図10に表示の通り、情報探索者コンピュータシステム230(図2)に表示されたように情報検索者によって選択された際に検索システムが検索ページ1000を作成させる作動ボタン930も含んでよい。
【0132】
図10を見ると、関連グループのウェブページ(例、関連グループウェブページ900)に提示された検索エンジンウィンドウ910にある作動ボタン930(図9)を選択するとすぐに作成された検索ページ1000は、多数のウィンドウとアイコンを含んでいる。検索ページ1000はクエリボックス1005、検索ボタン1010、ガイド付き検索ボタン1015、提携ブランディングアイコン1020、検索結果ウィンドウ1025、広告ウィンドウ1030、チャットウィンドウ1035と検索システムブランディングアイコン1040を含む。検索ページへのアクセスが関連グループウェブページ900の検索ウィンドウ910にある作動ボタン930をクリックして取得されると、クエリボックス1005が関連グループウェブページ900上のクエリボックス920に入力したクエリを含む。検索ボタン1010をクリックすることによって、情報探索者が登録検索者を使わないで検索ができる。ある実施例において、検索がガイド無しで行われた際に検索結果ウィンドウ1025に提示された検索結果は、情報探索者の現在のクエリに含まれる同じ及び/又は同様のキーワードを含むクエリに対応する検索者によって過去に使用されたリソースを使って作成された結果である。ある実施例において、ユーザーが検索ボタン1010をクリックする際検索結果ウィンドウ1025に提示された結果は、現在の検索に関連したキーワードに関する以前のクエリに対応した登録検索者によって提示された結果である。結果は関連グループデータベース255のサブコンポーネントである検索データベース250(図2)から回復されたものである。情報探索者が検索ボタン1010をクリックする場合、検索者とチャットする必要がないかのごとくチャットウィンドウ1035が隠されてよい。ただし、ある実施例において、クエリが関連するキーワードやカテゴリに関する曖昧さを明確にする目的でクリックされた検索ボタンに続いてチャットウィンドウが使われてもよい。
【0133】
ガイド付き検索ボタン1015がクリックされると、情報探索者に対して利用可能なガイド(図14を参照)に関する情報を含むウィンドウが提示されてよい。それによって、上記に記載の通り、情報探索者はクエリに回答するための特定のガイド及び/またはガイドプロファイルを選択することができる。或いは、クエリに対応するタスクを割り当てられた検索者が、本文でさらに説明する通り、検索システム225(図2)によって自動的に割り当てられてよい。ガイドが選択又はクエリに対応するように割り当てられると、ガイドと情報探索者はチャットウィンドウ1035を使ってリアルタイムでコミュニケーションしてよい。このリアルタイムコミュニケーションはクエリにある曖昧さがあればそれを明確にし、ガイド及び/又は情報探索者が関連しているガイドの所属する関連グループの積極的な印象を提供するために使用されてよい。ガイドは広告ウィンドウに表示目的で広告を選択してもよく、又はクエリの分析に基づいて検索システム225によって自動的に広告が選択されてもよい。ターゲット広告の選定とターゲット広告を提供する利点に関しては、以前に記載した米国出願番号11/777,505でより完全に説明されている。
【0134】
一旦検索ページ1000に行くと、クエリボックス1005に新しいクエリを入力し、情報探索者が結果ウィンドウに提示されたリンクに従って追加検索を行うことを選ぶことができ、又は広告ウィンドウに提示された広告リンクに従うことができる。ある実施例において、検索システムアイコン1040がクリックされると、関連グループアイコン1020がない図10に表示された検索ページと同様の検索システムプロバイダ検索ページのURLのリンクを提供する。
【0135】
関連グループのウェブページ900(図9)と関連グループ検索ページ1000(図10)の一例は、情報探索者が拘束されていない関連グループの例である。すなわち、関連グループのウェブページ900を探査している情報探索者がその関連グループに関連する登録検索者を利用して、情報検索者がクエリに応答する結果を見つける助けとすることができる。上記の例において、ある実施例では、クエリに対応する結果を見つける情報探索者を助けるために利用可能な検索者が、関連グループと関連する登録検索者に拘束を受けている。上記の例における他の実施例では、関連グループに関連した検索者は好ましい扱いを受け、かかる検索者が利用でき、クエリに対応する資格を持っている又は対応するに適格である場合、情報探索者のクエリに対応するタスクを割り当てられるが、もし関連グループに関連する検索者が利用不可能である又はクエリに対応する資格がない場合、他の資格を持った検索者がクエリに対応するように割り当てられてもよい。
【0136】
ある本文で記載のない実施例において、情報探索者は拘束付グループ出身で、情報探索者を助けるために利用可能な登録検索者が拘束付グループ出身である場合もある。かかる実施例の一つの例は、非常に機密性の高い又は機密扱い情報を取り扱っている関連グループが、検索プロバイダによって作動されている関連グループウェブページ上の検索ウィンドウを提供することを選んだ場合である。そのウェブページには関連グループの認定を受けた人物のみがアクセスでき、クエリに対する回答を得るよう情報探索者を助けるために関連グループに関連した登録検索者のみがガイドとして働くことができるようにする。
【0137】
上記の例にある“Audubon Society”(関連グループA105(図1)として説明)を使うと、サンプル認定記録(図5を参照)にある認定ガイドリストは“珍しく絶滅に瀕している”種のデータベースに検索者A1 110(例、“Bill Birdsong”)がアクセスすることを拒むかもしれない。アクセスは、異なる利益グループグループID305をもつ別の利益グループ記録(図3及び図5Aを参照)を作成すること、又は”Bill Birdsong”は認定検索者ではないことを表示するキーワードをもつリソースに関連することで管理されるかもしれない。
【0138】
当業者は本発明により、登録検索者のプールが拘束を受けない一方で、情報探索者が関連グループによって認定された情報探索者に対して拘束があるかもしれない状況を簡単にイメージすることができるであろう。例えば、関連グループは、グループのサービスを利用するためユーザーがログイン及び/又はユーザープロファイルを確立する必要があるかもしれず、よってより良いサービスが提供できるかもしれない。この場合、関連グループはスピーチベースサービスを提供し、使った時間に従ってユーザーに請求するかもしれない。ただし、ガイドに対するダイナミックな需要があるため、関連グループは検索システム225に登録した及び関連グループに関連したいかなるガイドも情報探索者にサービスを提供できるように許可するかもしれない。上記の航空会社の例を使うと、信用情報付きの確立されたユーザープロファイルが航空会社のデータベースに保存されているかもしれない。そのような情報は検索者にはアクセスできないかもしれないが、フライト予約ネットワークは従業員に優先権が与えられるが最大需要の間は他のメンバーが活用できる“Delta(登録商標)Air Lines”関連グループ にサインアップしたいかなる検索者にも利用できる。
【0139】
図11において、方法1100は関連グループのメンバーの採用と登録のために提供される。
【0140】
関連グループが検索システムプロバイダによって関連グループとして認識されるように選ぶ場合、サーバーアプリケーションはオペレーション1105において関連グループのために作動される。このアプリケーションにより、関連グループがビジネスルールを確立、設定活動の実行等ができるようになる場合がある。制御はオペレーション1110に転送され、方法1100が継続する。
【0141】
オペレーション1110において、関連グループシステム管理者は関連グループデータベース255(図2)のために提携メンバーに関する情報を提供してもよい。これには、電子メール、IM信用情報、携帯デバイスコンタクトパラメーター(例電話番号等)、個人ウェブサイトURL、又はその他のグループメンバーのコンタクト情報を含んでよい。さらに、関連グループは、検索及び/又は提携データベース250、255に保存されてもよい認証情報、認定情報、検索結果、クエリ情報、リソースアクセス情報、トレーニング資料、キーワード/カテゴリデータ、格付けデータ等を提供してよい。制御はオペレーション1115に転送され、方法1100が継続する。
【0142】
オペレーション1115において、電子メール(又はその他の適切な通知)が関連グループメンバーに登録するように通知するため送信される。かかる通知は、例えば登録ページ800(図8)のような登録ウェブページへのリンクを含んでよく、関連グループが通知にあるリンクを使って検索システムに登録する検索者のスポンサーとして考えられるクッキー及び/又はその他の認印を含む場合がある。通知は、本文に参考として引用された “Instant Message Notification of Service Providers”という題名で発明者Jones, et alによって2006年12月29日付で出願された米国出願番号11/647,309に関連してさらに詳細が説明された通り、IMのようなその他の形式を取るかもしれない。スポンサーとしての指定により、関連グループがスポンサーする検索者の活動に基づいた給与を受け取る認定を持つ場合がある。本発明のこの観点は、関連グループが収入を得るのに特に便利であり、関連グループに検索システムプロバイダとして登録することを選ぶというインセンティブを提供している。制御がオペレーション1120に転送され、方法1100は継続する。
【0143】
オペレーション1120において、例えば関連グループメンバーのウェブブラウザを登録ページに向ける招待通知に提供されたリンクをクリックすることで、関連グループメンバーが検索システム225(図2)に検索者として登録することを選ぶかどうかの決定を行う。会員が登録することを選択しないと決定する場合、方法1100は継続して待つ。会員がガイドとして登録することを選ぶことが決定される場合、制御はオペレーション1125に転送され、方法1100が継続する。
【0144】
オペレーション1125において、関連グループメンバーが検索システムの登録ページにアクセスしてよい。検索者として登録を望む会員がユーザーID、ユーザー名及び/又はパスワード等を入力するように促されるが、その情報は、例えば検索者ユーザー名欄415及び/又は利益グループの検索者記録(図4を参照)の検索者検証コード欄420、あるいは認定検索者ID、認定検索者ユーザー名及び/又は関連グループに割り当てられた利益グループIDに関連した認定検索者パスワード欄525、530、535にある情報に基づいてよい。
【0145】
オペレーション1135において、会員によって提供された認証情報が、例えばオペレーション1110におけるような関連グループの管理者によって提供された認証情報に基づいて有効かどうかに関する決定が行われる。オペレーション1135において、有効な認証情報が提示されたと決定する場合、制御はオペレーション1145に転送され、方法1100が継続する。オペレーション1135において情報が有効でないと決定される場合、制御はオペレーション1120に転送され、方法1100が継続する。
【0146】
オペレーション1135において認証資格証明が無効であるという決定は複数の条件に基づいてよい。例えば、会員がアクションをとるのを待ってシステム225がタイムアウトする場合、データベースはこれを反映し、単に他の登録リクエストの受け取りを待つために戻る。他の例では、システムが資格証明を検証する試みの回数がシステムが許可する閾数を越えたことを検知する場合がある。システム225は、データベース250、255への更新に基づいてシステム及び/又は関連グループ管理者がアクションをとるまで、ユーザー名を関連グループにアクセスできないように禁止する場合がある。
【0147】
オペレーション1145において、関連グループメンバーは検索者に関連したプロファイルを作成及び/又は強化するために情報を提供してよい。制御がオペレーション1147に転送され、方法1100は継続する。
【0148】
オペレーション1147において、検索者が登録完了を表示したかどうかの決定が行われる。検索者が登録プロセスを完了したと表示していると決定される場合、検索データベース250と提携データベース250が更新され、制御はオペレーション1150に転送され、方法1100が継続する。オペレーション1145において検索者が登録をまだ完了していないと決定される場合、データベース250、255は更新され、制御はオペレーション1125に転送され、方法1100が継続する。オペレーション1147において登録が未完了であることが、登録者がセッションを中止、事前に設定された時間制限を超過したなどといったようなシステムプロバイダから定義された条件に従って決定される。
【0149】
オペレーション1150において、検索システム225はデータベース250、255を提供された情報で更新し、現在登録した検索者と考えられる提携メンバーのユーザープロファイルを作成する。検索システムは歓迎の電子メール及び/又は関連グループに関連した新規に登録した検索者へガイドアプリケーションをダウンロードするリンクを含むその他の通知を作成してよい。制御がオペレーション1155に転送され、方法1100は継続する。
【0150】
オペレーション1155において、関連グループに関連した新規登録検索者は、ChaCha(登録商標)Guide Applicationのようなアプリケーションをダウンロードし、プロファイルページに向けられてもよい。新規登録検索者は、その後情報探索者が関連グループに関連したガイドをリクエストしたクエリに対応して、情報探索者へ検索結果を提供することができるようになる。その後、制御は関連グループ管理者が関連グループメンバーの登録に関する更なる情報を提供するオペレーション1105に転送される。
【0151】
関連グループを選択するためのユーザー及び/又はガイド用の模範GUIが図12に示されている。GUI1200は広告ウィンドウ1205、利益グループ選択メニュー1210、アクションボタン1215、利益グループ格付け及び/又はメンバーシップ表示ウィンドウ1220、グラフィックスウィンドウ1225、クエリボックス1230及びシステム識別子1235を含む。
【0152】
広告ウィンドウ1205はクエリに好ましく関連している情報に基づいて適切であると決定された任意の形式の広告の提示に使用されてよい。広告ウィンドウ1205は会員のサービスを促進するため、一つ以上の利用可能な関連グループに関連した広告を含んでよい。広告は利益グループ選択メニュー1210で選択されたプロファイルデータ、クエリボックス1230のクエリに関連した情報又は検索システム225に利用可能なその他の情報に基づいてよい。
【0153】
利益グループ選択メニュー1210は利用可能な提携検索グループのリストとユーザー及び/又はガイドによる関連グループの選択用のその他の制御を含んでよい。例えば、調査及び/又は使用するために適切な利益グループを選択できるように、選定ボックスはガイド及び/又はユーザーがプロファイル、カテゴリ及び/又はキーワード等を選択可能にできるドロップダウンメニューであるかもしれない。
【0154】
アクションボタン1215は、提携検索グループを選択するオプションを受け入れ又はキャンセルするために情報探索者によって使用されてよい。同様にアクションボタンはガイドによって指定の利益グループのメンバーになるリクエストを表示するため又はかかるリクエストをキャンセルするために使用されてよい。
【0155】
利益グループ格付け及び/又はメンバーシップインジケータウィンドウ1220は選択された関連グループに関する情報を含んでよい。例えば、一定のクエリ及び/又はプロファイルに利用可能なグループの数が表示されるかもしれない。或いは、ドロップダウンメニューが利益グループ、各自格付け、模範結果等をリストするかもしれない。
【0156】
グラフィックウィンドウ1125は関連グループ間における関係に関するグラフィカルデータを提示するために使用されてよい。処理したクエリ、結果の格付け、メンバー数、選択した利益グループとその他のグループ(例、一般メンバー)間の関係等のような規準に基づいて選択した利益グループは比較される。
【0157】
クエリボックス1230は情報探索者によって提出されたオリジナルクエリを含むか、参加するのに適切な利益グループを見つけるためにガイドによって入力されたクエリを含んでよい。クエリボックスは、ガイド及び/又は情報探索者が以前に記載した米国出願番号11/777,505に関連してさらに詳細に説明した通り、クエリをさらに洗練可能にしてよい。
【0158】
システム識別子1235は、説明した通り、オプションとしてシステムプロバイダ及び/又はユーザー及び/又はガイド及び/または関連グループとして現れてよい。
【0159】
クエリに基づいてユーザーが利益グループを選択する模範GUI1300は図13に説明されている。
【0160】
GUI1300はクエリボックス1310、利益グループリストボックス1320、アクションボタン1330、自動選択ボタン1340、広告ウィンドウ1350、システムメッセージウィンドウ1360を含んでよい。
【0161】
クエリボックス1310は情報探索者によって入力されたクエリを含んでよい。図12に関連して以前に説明したように、クエリボックスによってユーザーがオリジナルクエリを修正してよい。
【0162】
利益グループリストボックス1320はターゲットの利益グループの識別子を含んでよい。クエリに利用可能な他の関連グループのドロップダウンリストを更に構成してよい。さらに利用可能な利益グループのより詳細な情報をリストしたウィンドウを表示又は開いてもよい。
【0163】
アクションボタン1330によりユーザーはGUI1300に提示された情報に基づいたアクションを取ることが可能である。例えば、“受け入れ”ボタンはクエリに対応するターゲット利益グループの選定の引き金となるかもしれない。“変更”ボタンにより、ユーザーが図12に関連して説明したようなより詳細な選定GUIへアクセス可能となるかもしれない。“キャンセル”ボタンにより、Infoseeker(登録商標)がGUI1300にあるオリジナルデータを回復することを可能にし、いかなる修正も破棄することを可能としてよい。一定の機能が説明された一方で、その他のアクションボタンや同等物は、当業者にとって直ちに明白となるであろう。
【0164】
自動選択ボタン1340により、ユーザーが利益グループの選択を拒否することが可能であり、システム225(図2)がオプションがユーザーに提供されていたとしても選択することを可能にすることができる。
【0165】
広告ウィンドウ1350は以前に説明の通り、ユーザーに様々なタイプの資料を提示してよい。複数の広告ウィンドウはGUI1300に含まれてよい。
【0166】
システムメッセージウィンドウ1360により、システムがユーザーにユーザーID、システムID等といったような話題に関する任意のメッセージを送信することができる。
【0167】
模範検索者選択GUI1400は図14に提示されている。
【0168】
検索者選択GUI1400は同様に利益グループ選択GUI1300を操作する。GUI1400は特定の検索者を選択するために使用されてよい。好ましい実施例において、本文に参考として引用された “Anonymous Search System Using Human Searchers”という題名で発明者Jones, et alによって2007年7月18日付で出願された米国出願第11/779,502に関連してさらに詳細が説明された通り、検索者とユーザーは匿名のままである。
【0169】
GUI1400はクエリボックス1410、検索者リストボックス1420、アクションボタン1430、自動選択ボタン1440、広告ウィンドウ1450、システムメッセージウィンドウ1460を含んでよい。
【0170】
クエリボックス1410は情報探索者によって入力されたクエリを含んでよい。図12に関連して以前に説明したように、クエリボックスによってユーザーがオリジナルクエリを修正してよい。
【0171】
検索者リストボックス1420はターゲット検索者の識別子を含んでよい。さらにクエリに利用可能な又は資格のある他の検索者のドロップダウンリストを構成してよい。さらに利用可能な検索者のより詳細な情報をリストしたウィンドウを表示又は開いてもよい。
【0172】
アクションボタン1430により、ユーザーはGUI1400に提示された情報に基づいたアクションを取ることが可能である。例えば、“受け入れ”ボタンはクエリに対応するターゲット検索者の選定の引き金となるかもしれない。“変更”ボタンにより、ユーザーが図12に関連して説明したようなより詳細な選定GUIへアクセス可能となるかもしれない。“キャンセル”ボタンにより、Infoseeker(登録商標)がGUI1400にあるオリジナルデータを回復することを可能にし、いかなる修正も破棄することを可能としてよい。これらの機能が説明された一方で、その他のアクションボタンや同等物は、当業者にとって直ちに明白となるであろう。
【0173】
自動選択ボタン1440により、ユーザーが検索者の選択を拒否することが可能であり、システム225(図2)がオプションがユーザーに提供されていたとしても選択することを可能にすることができる。
【0174】
広告ウィンドウ1450は以前に説明の通り、ユーザーに様々なタイプの資料を提示してよい。複数の広告ウィンドウはGUI1400に含まれてよい。
【0175】
システムメッセージウィンドウ1460により、システムがユーザーにユーザーID、システムID等といったような話題に関する任意のメッセージを送信することができる。
【0176】
GUI1200、1300、1400の任意又は全部の要素は、視的な負荷を軽減するためディスプレイの中で交互に抑制されてよい。或いは、十分なユーザーオプションを可能にするための追加要素がGUI1200、1300、1400に含まれてよい。
【0177】
模範ガイド又はユーザーログインGUIは図15に説明されている。
【0178】
認証情報が必要な場合にGUI1500はガイド又はユーザーに提示されてよい。GUIはユーザー名入力ボックス1510、パスワード入力ボックス1520、ログインボタン1540、キャンセルボタン1550を含んでよい。
【0179】
ユーザー名入力ボックス1510により、ユーザー及び/又はガイドは認証目的でユーザー名を入力することが可能である。パスワードボックス1520により、公開済みの技術でよく知られている通り、ユーザー及び/又はガイドがパスワードや安全トークンIDやその他の一回使いきりアイテムのようなその他の情報を入力し、バイオメトリクス入力を作動すること等が可能となる。
【0180】
ログインボタン1540により、ユーザー及び/又はガイドは認証入力プロセスの完了を表示できる。キャンセルボタン1550により、ユーザー及び/又はガイドはGUI1500をログイン又は資格証明の検証無しで退出することができる。
【0181】
本文の実施例により、検索サービスを基に関連グループを提供するシステムと方法が明らかにされている。様々な実施例において、システムがユーザー及び/又はガイドが認証の制御下となるようにでき、それは本文に記載のアプリケーションにとって便利なだけではなく、作業員/検索者のグループが情報探索者/ユーザーに情報を提供してよい任意のかかるアプリケーションにとっても便利である。本文の実施例はかかる要件をもつ様々なシステムやビジネスに適用されることが可能である。
【0182】
この発明を開示後に、当業者は、本実施例がソフトウェア、ファームウェア及び/又はその2つの組み合わせにおいて実施されることが可能であると認識するであろう。実施例によるプログラムコードは、C、C++、HTML、XHTML、JAVAといったような任意の実行可能なプログラミング言語やその他の実行可能な高レベルのプログラミング言語や高レベルプログラミング言語とより低いレベルのプログラミング言語の組み合わせで実装可能である。
【0183】
また、本実施例は、実施例に従って本文で説明された方法を実施するためにコンピュータを制御する指示の処理がエンコード化されたコンピュータ読込可能ストレージの形式であっても可能である。
【0184】
本発明は本文に記載の実施例に限定されるべきではない。この発明を開示後に、当業者は、本発明の精神と範囲から逸脱することなく、本発明が変更されることを認識するであろう。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
利益グループ検索を提供する方法において、
情報検索を提供する関連グループを指定するステップ;及び
関連グループのメンバーによって作成された検索結果を提示するステップ;
を具える方法。
【請求項2】
指定が希望する関連グループのユーザー選択を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
指定が利益グループのシステム選択を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
請求項3に記載の方法において、システム選択が:
クエリに対して情報探索者を促すステップ;
関連グループのキーワード/カテゴリでクエリを分析するステップ;及び
関連グループを分析に基づいて選択するステップ;
を具える方法。
【請求項5】
請求項1に記載の方法が、前記の指定後に更に:
グループへのアクセスが許可されるべきかどうかを決定するため、関連グループからの検索結果を得ることを希望する情報探索者によって入力された身元識別情報と情報探索者の保存された身元識別情報を比較するステップを具える方法。
【請求項6】
請求項1に記載の方法が、前記の指定後に更に:
関連グループから検索結果を得ることを望んでいる情報探索者によって操作されたコンピュータデバイス上の予め決められたソフトウェアアプリケーションの存在を検証するステップを具える方法。
【請求項7】
請求項1に記載の方法が、更に、前記の受け入れ後、前記関連グループの特定の検索者の選択を可能にするステップを具える方法。
【請求項8】
請求項1に記載の方法が、更に、クエリに対する検索を実行する前に検索者によって入力された身元識別情報と保存された検索者の身元識別情報を比較し、検索者が検索を実施することを許可すべきかどうかを決定するステップを具える方法。
【請求項9】
請求項1に記載の方法が、更に、前記の提示後、前記メンバーの格付けを促進し、受け取るステップを具える方法。
【請求項10】
請求項1に記載の方法が、更に、前記の提示後、前記メンバーの格付け計算を実行するステップを具える方法。
【請求項11】
請求項1に記載の方法が、更に、前記の提示後、前記関連グループの格付け計算を実行するステップを具える方法。
【請求項12】
請求項1に記載の方法が、更に、前記指定前に、検索システムプロバイダが前記関連グループを認識するステップを具える方法。
【請求項13】
前記認識に関連グループの提携メンバーの登録ステップを具える、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
提携メンバーがグループに登録することが許可されるかどうかを決定するために、前記登録が提携メンバーによって入力された認証情報と保存された認証情報を比較するステップを具える、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
前記の登録が提携メンバーによって入力された追加個人情報を受け取るステップを具える、請求項13に記載の方法。
【請求項16】
前記登録が一般ユーザープロファイルを含む、請求項13に記載の方法。
【請求項17】
請求項13に記載の方法が、更に、アプリケーションリンクで提携メンバーに通知を送信するステップを具える方法。
【請求項18】
請求項13に記載の方法が、更に、提携メンバーがアプリケーションをダウンロードし、プロファイルを立ち上げることを可能にするステップを具える方法。
【請求項19】
情報検索を提供するために関連グループの指定を受け入れるステップ;及び
関連グループのメンバーによって作成された検索結果を提示するステップ;
によって、コンピュータに利益グループの検索を提供させる指示を含む、コンピュータ読込可能ストレージ。
【請求項20】
検索者によって実施された利益グループ検索を提供するための情報検索システムにおいて:
情報探索者によって実行されたクエリに対応して検索を実施する少なくとも一つの検索者コンピュータシステムと;
利益グループ検索が望んでいることに関する通知を受け取り、専門性と格付けを示した利益グループのリストを提示し、希望する利益グループの選択を受け取り、情報探索者からのユーザー名とパスワードを促進及び受け取り、ユーザー名とパスワードを保存しているユーザー名とパスワードと比較し、情報探索者からのクエリを受け入れる、少なくとも一つの検索システムと;
利益グループの選択を行った、少なくとも一つの情報探索者インターフェースと;
利益グループ識別子(ID)欄、利益グループ格付け欄、検索専門性欄、指定検索者欄、グループが割り当てられたキーワード及びカテゴリ欄を含む、利益グループデータベースと;
検索者ID欄、利益グループID欄、検索者ユーザー名欄、検索者検証コード欄、検索者格付け欄及びその他の関連利益グループ欄を含む、利益グループ検索者データベースと;及び
利益グループID欄、認定ユーザーID欄、認定ユーザーユーザー名欄、認定ユーザーパスワード欄を含む、認定情報探索者データベースと;
を具える情報検索システム。
【請求項21】
前記検索者の個人識別情報を公開しないで前記の選択が行われる、請求項7に記載の方法。
【請求項22】
前記身元認識に前記関連グループの情報受取を含む、請求項12に記載の方法。
【請求項23】
前記情報が一つ以上の認定情報、リソースアクセス情報、人口統計情報、地理的情報及びトレーニング情報を含む、請求項23に記載の方法。
【請求項24】
利益グループ記録を含むコンピュータを制御するためのコンピュータ読込可能ストレージにおいて:
グループ認識欄;
検索者認識欄;及び
関連キーワード欄;
を具えるストレージ。
【請求項25】
利益グループ検索者記録を含むコンピュータを制御するためのコンピュータ読込可能ストレージにおいて:
検索者認識欄;
利益グループ認識欄;
検索者人口統計欄;及び
検索者専門性欄;
を具えるストレージ。
【請求項26】
利益グループ認定記録を含むコンピュータを制御するためのコンピュータ読込可能ストレージにおいて:
利益グループ認識欄;
認定ユーザー欄;及び
認定検索者欄;
を具えるストレージ。
【請求項27】
クエリを表示する欄;
クエリに関連した利益グループのリストを表示する欄;
利益グループを選択/拒否するための制御;
を具えるインターフェース。
【請求項28】
クエリを表示する欄;
クエリに関連した検索者のリストを表示する欄;
検索者を選択/拒否するための制御;
を具えるインターフェース。
【請求項29】
関連グループを認識するための制御;
身元確認されたグループによって回答されたクエリのリストを表示する欄;
関連グループを選択/拒否するための制御;
を具えるインターフェース。
【請求項30】
リストが格付け、広告同意書及び利用度のうちの一つに基づいた順番で表示される、請求項27に記載のインターフェース。
【請求項31】
リストが格付け、広告及び利用度のうち一つに基づいた順番で表示される、請求項28に記載のインターフェース。
【請求項32】
身元確認制御が提携プロファイル及びユーザープロファイルのうちの一つに基づいた特性のリストからなる、請求項29に記載のインターフェース。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図5A】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図8A】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【公表番号】特表2010−500665(P2010−500665A)
【公表日】平成22年1月7日(2010.1.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−523955(P2009−523955)
【出願日】平成19年8月7日(2007.8.7)
【国際出願番号】PCT/US2007/075356
【国際公開番号】WO2008/019364
【国際公開日】平成20年2月14日(2008.2.14)
【公序良俗違反の表示】
特許法第64条第2項第4号の規定により図面の一部または全部を不掲載とする。
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.JAVA
【出願人】(509009717)チャチャ サーチ,インク. (4)
【Fターム(参考)】