説明

防寒強化アームカバー

【課題】袖口から進入する風雪を防ぐには、上着の袖口部分を縮めたり、手袋の手首部分を縮めさせて防ぐしかなかった。また手袋の外れを防止するのも手袋の手首部分を縮めるしかなかった。
本発明は、袖口部分から進入する風雪を遮断し、尚かつ手袋の外れを防止するためのアームカバーを提供する。
【解決手段】親指付け根開口部と手のひら周りを同時に調節できるようにした手のひらから腕までを覆うアームカバーである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、袖口から進入する風雪を遮断し、尚かつ手袋の外れを防止する防寒強化アームカバーに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、袖口から進入する風雪を防ぐにためには、上着の袖口部分を伸縮させて防いでいた。
また手袋の外れを防止するためには、手首部分を縮めて防止している。
【先行技術文献】
【0003】
【特許文献1】
【非特許文献1】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
袖口から進入する風雪に対して、上着の袖口部分の伸縮や手袋の手首部分の伸縮だけでは、防ぎきれずに不快な思いをすることがある。また、幼児場合、手が小さい為に手袋が外れてしまうことがある。
本発明は以上の問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
親指付け根開口部を伸縮させるために、手のひら周りに伸縮させる部分を設け、残りの部分はマジックテープ等を用いて伸縮させ、手の甲側で止め、アームカバーの手のひら周りの内側に滑り止め(難滑材)を付け、腕周りを伸縮させる。
以上の構成よりなるアームカバー。
【発明の効果】
【0006】
袖口から進入する風雪を本発明により防止することができる。
本発明は、手袋の外れを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明の手のひら側図
【図2】本発明の手の親指側面図
【図3】本発明の手の甲側図
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
(イ)親指を出すための開口部(1)を設ける。親指付け根部分周りを伸縮させる。
(ロ)親指付け根部を除いた手のひら周りに伸縮する部分(2)を設ける。
(ハ)リング(4)をリング通し布(3)に通し伸縮する部分(2)に取り付ける。(ニ)リング外れ防止布(5)を調節布に(6)にリング(4)を覆うように取りつける。
(ホ)調節布(6)にマジックテープ(7)のオスを取り付ける。
(ヘ)アームカバーの内側に滑り止め(8)をつける。
(ト)アームカバーの腕周り部分(9)を伸縮させる。
(チ)手の甲の伸縮する部分(2)にマジックテープ(10)のメスを設ける。
本発明は以上のような構造である。
本発明を使用するときは、手腕を挿入部(11)から入れて親指を開口部(1)から出す。他指を伸縮部分(2)から出しマジックテープ(7)をマジックテープ(10)に手のひら周りにフィットするように止める。滑り止め(8)は、手袋とアームカバーがずれにくくなる為のものである。
【符号の説明】
【0009】
(1)開口部
(2)伸縮する部分
(3)リング通し布
(4)リング
(5)リング外れ防止布
(6)調節布
(7)マジックテープオス
(8)滑り止め
(9)腕周り部分
(10)マジックテープオス
(11)挿入部

【特許請求の範囲】
親指を入れる開口部を設け、親指付け根の開口部を伸縮可能に手のひら周りの一部を伸縮させるために残りの部分はマジックテープ等を用いて止め、裏面に難滑材の滑り止めを付け、腕周りに伸縮を設けた防寒強化アームカバー。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2011−179159(P2011−179159A)
【公開日】平成23年9月15日(2011.9.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−65070(P2010−65070)
【出願日】平成22年3月1日(2010.3.1)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.マジックテープ
【出願人】(510077613)
【Fターム(参考)】