防寒用衣服
【目的】 コントローラーがついているので温度の調節ができ、キルティング加工をしているので熱が外部にもれにくいなどの効果を有する防寒用衣服の提供を目的とする。
【構成】 上衣部２と、上衣部２に連結されたズボン部３から構成され、上衣部２における胴部２Ａの裏側における前面には左右の前身頃用発熱面を構成する前面用発熱面４が、背面には背面用発熱面５が添着され、ズボン部３における左右の脚部３Ｂの裏側における太もも部分には左右の太もも用発熱面６が添着され、電源としては、家庭用電源、車両用シガーライター、ポータブル電源などを使用できるよう構成されている。
【構成】 上衣部２と、上衣部２に連結されたズボン部３から構成され、上衣部２における胴部２Ａの裏側における前面には左右の前身頃用発熱面を構成する前面用発熱面４が、背面には背面用発熱面５が添着され、ズボン部３における左右の脚部３Ｂの裏側における太もも部分には左右の太もも用発熱面６が添着され、電源としては、家庭用電源、車両用シガーライター、ポータブル電源などを使用できるよう構成されている。
【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本案は、新規な構成を有する防寒用衣服に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、この種のものにあっては、下記のようなものになっている。
従来は内着でなく外着であった。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
従来の技術で述べたものにあっては、下記のような問題点を有していた。
１．電源を家庭用電源からとれない。
２．車両用シガーライターから電源がとれない。
３．電源の持ち運びが大変である。
本願は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、上述の問題を解決できるものを提供しようとするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案のものは下記のようになるものである。
すなわち本願のものは、上衣部２と、この上衣部２に連結されたズボン部３とから構成され、上衣部２は胴部２Ａと、この胴部２Ａの左右に連結された左右の袖２Ｂとから構成され、また、ズボン部３は腰回り部３Ａと、この腰回り部に連結された左右の脚部３Ｂとから構成され、胴部２Ａの裏側における前面には左右の前身頃用発熱面を構成する前面用発熱面４が、また、背面には後身頃用発熱面を構成する背面用発熱面５が添着され、左右の脚部３Ｂの裏側における太もも部分には左右の太もも用発熱面６が添着され、電源としては、家庭用電源、車両用シガーライター、ポータブル電源、小型発電機、バッテリーを使用できるよう構成されている防寒用衣服である。
【０００５】
【作用】
作用について効果と共に説明する。
【０００６】
【実施例】
実施例について図面を参照して説明する。
１は本案の防寒用衣服で、上衣部２と、この上衣部２に連結されたズボン部３とから構成されている。
そこで、上衣部２は胴部２Ａと、この胴部２Ａの左右に連結された左右の袖２Ｂとから構成され、また、ズボン部３は腰回り部３Ａと、この腰回り部に連結された左右の脚部３Ｂとから構成されている。
そして、胴部２Ａの裏側における前面には左右の前身頃用発熱面を構成する前面用発熱面４が、また、背面には後身頃用発熱面を構成する背面用発熱面５が添着されている。
また、左右の脚部３Ｂの裏側における太もも部分には左右の太もも用発熱面６が添着されている。
これらの発熱面は、発熱線７を蛇行配線して構成されている。
図示の場合は、直列接続となっているが、並列接続とすることができることは当然である。
図中、８はコネクター、９はコントローラーである。
【０００７】
電源としては、家庭用電源（１００Ｖ）、車両用シガーライター、ポータブル電源、小型発電機、バッテリーが使用されている。
この場合、上衣部２とズボン部３とは公知の構造となっているが、図３を参照して、外布２Ｃ、断熱層２Ｄ、裏布２Ｅが積層され、所謂キルティング加工して構成されている。
このような上衣部２とズボン部３における裏布２Ｅに発熱線７を蛇行配線したのち、当布２Ｆと裏布２Ｅとを縫合して当該発熱線７を固定するとよい。
【０００８】
【考案の効果】
本考案は、上述の通り構成されているので次に記載する効果を奏する。
１．コントローラーがついているので、温度の調節ができる。
２．キルティング加工をしているので、熱が外部にもれにくい。
３．外着の内側に着る内着なので、一層暖かさを確保することができる。
すなわち、外気を確実にシャットアウトし暖かさを保つことができる。
４．多種類の電源を使用でき、発熱線は安全である。
【図面の簡単な説明】
【図１】全体の斜視図である。
【図２】配線状態を説明する説明図である。
【図３】発熱線の取付け状態を説明する要部拡大斜視図である。
【符号の説明】
１ 防寒用衣服
２ 上衣部
３ ズボン部
４ 前面用発熱面
５ 背面用発熱面
６ 太もも用発熱面
７ 発熱線
８ コネクター
９ コントローラー
【０００１】
【産業上の利用分野】
本案は、新規な構成を有する防寒用衣服に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、この種のものにあっては、下記のようなものになっている。
従来は内着でなく外着であった。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
従来の技術で述べたものにあっては、下記のような問題点を有していた。
１．電源を家庭用電源からとれない。
２．車両用シガーライターから電源がとれない。
３．電源の持ち運びが大変である。
本願は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、上述の問題を解決できるものを提供しようとするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案のものは下記のようになるものである。
すなわち本願のものは、上衣部２と、この上衣部２に連結されたズボン部３とから構成され、上衣部２は胴部２Ａと、この胴部２Ａの左右に連結された左右の袖２Ｂとから構成され、また、ズボン部３は腰回り部３Ａと、この腰回り部に連結された左右の脚部３Ｂとから構成され、胴部２Ａの裏側における前面には左右の前身頃用発熱面を構成する前面用発熱面４が、また、背面には後身頃用発熱面を構成する背面用発熱面５が添着され、左右の脚部３Ｂの裏側における太もも部分には左右の太もも用発熱面６が添着され、電源としては、家庭用電源、車両用シガーライター、ポータブル電源、小型発電機、バッテリーを使用できるよう構成されている防寒用衣服である。
【０００５】
【作用】
作用について効果と共に説明する。
【０００６】
【実施例】
実施例について図面を参照して説明する。
１は本案の防寒用衣服で、上衣部２と、この上衣部２に連結されたズボン部３とから構成されている。
そこで、上衣部２は胴部２Ａと、この胴部２Ａの左右に連結された左右の袖２Ｂとから構成され、また、ズボン部３は腰回り部３Ａと、この腰回り部に連結された左右の脚部３Ｂとから構成されている。
そして、胴部２Ａの裏側における前面には左右の前身頃用発熱面を構成する前面用発熱面４が、また、背面には後身頃用発熱面を構成する背面用発熱面５が添着されている。
また、左右の脚部３Ｂの裏側における太もも部分には左右の太もも用発熱面６が添着されている。
これらの発熱面は、発熱線７を蛇行配線して構成されている。
図示の場合は、直列接続となっているが、並列接続とすることができることは当然である。
図中、８はコネクター、９はコントローラーである。
【０００７】
電源としては、家庭用電源（１００Ｖ）、車両用シガーライター、ポータブル電源、小型発電機、バッテリーが使用されている。
この場合、上衣部２とズボン部３とは公知の構造となっているが、図３を参照して、外布２Ｃ、断熱層２Ｄ、裏布２Ｅが積層され、所謂キルティング加工して構成されている。
このような上衣部２とズボン部３における裏布２Ｅに発熱線７を蛇行配線したのち、当布２Ｆと裏布２Ｅとを縫合して当該発熱線７を固定するとよい。
【０００８】
【考案の効果】
本考案は、上述の通り構成されているので次に記載する効果を奏する。
１．コントローラーがついているので、温度の調節ができる。
２．キルティング加工をしているので、熱が外部にもれにくい。
３．外着の内側に着る内着なので、一層暖かさを確保することができる。
すなわち、外気を確実にシャットアウトし暖かさを保つことができる。
４．多種類の電源を使用でき、発熱線は安全である。
【図面の簡単な説明】
【図１】全体の斜視図である。
【図２】配線状態を説明する説明図である。
【図３】発熱線の取付け状態を説明する要部拡大斜視図である。
【符号の説明】
１ 防寒用衣服
２ 上衣部
３ ズボン部
４ 前面用発熱面
５ 背面用発熱面
６ 太もも用発熱面
７ 発熱線
８ コネクター
９ コントローラー
【実用新案登録請求の範囲】
【請求項１】 上衣部（２）と、この上衣部（２）に連結されたズボン部（３）とから構成され、上衣部（２）は胴部（２Ａ）と、この胴部（２Ａ）の左右に連結された左右の袖（２Ｂ）とから構成され、また、ズボン部（３）は腰回り部（３Ａ）と、この腰回り部に連結された左右の脚部（３Ｂ）とから構成され、胴部（２Ａ）の裏側における前面には左右の前身頃用発熱面を構成する前面用発熱面（４）が、また、背面には後身頃用発熱面を構成する背面用発熱面（５）が添着され、左右の脚部（３Ｂ）の裏側における太もも部分には左右の太もも用発熱面（６）が添着され、電源としては、家庭用電源、車両用シガーライター、ポータブル電源、小型発電機、バッテリーを使用できるよう構成されていることを特徴とする防寒用衣服。
【請求項１】 上衣部（２）と、この上衣部（２）に連結されたズボン部（３）とから構成され、上衣部（２）は胴部（２Ａ）と、この胴部（２Ａ）の左右に連結された左右の袖（２Ｂ）とから構成され、また、ズボン部（３）は腰回り部（３Ａ）と、この腰回り部に連結された左右の脚部（３Ｂ）とから構成され、胴部（２Ａ）の裏側における前面には左右の前身頃用発熱面を構成する前面用発熱面（４）が、また、背面には後身頃用発熱面を構成する背面用発熱面（５）が添着され、左右の脚部（３Ｂ）の裏側における太もも部分には左右の太もも用発熱面（６）が添着され、電源としては、家庭用電源、車両用シガーライター、ポータブル電源、小型発電機、バッテリーを使用できるよう構成されていることを特徴とする防寒用衣服。
【図１】
【図３】
【図２】
【図３】
【図２】
【登録番号】第３０１９７３０号
【登録日】平成７年（１９９５）１０月１１日
【発行日】平成８年（１９９６）１月１２日
【考案の名称】防寒用衣服
【国際特許分類】
【評価書の請求】未請求
【出願番号】実願平７−７３４４
【出願日】平成７年（１９９５）６月２２日
【出願人】（５９５１０３０３８）
【登録日】平成７年（１９９５）１０月１１日
【発行日】平成８年（１９９６）１月１２日
【考案の名称】防寒用衣服
【国際特許分類】
【出願番号】実願平７−７３４４
【出願日】平成７年（１９９５）６月２２日
【出願人】（５９５１０３０３８）
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