説明

防汚性プレコートアルミニウム板

【課題】 凹凸の間隔が狭い厳しい加工を行うのに適する防汚性プレコートアルミニウム板を提供する。
【解決手段】 アルミニウム板の少なくとも一方の表面に化成皮膜を形成し、その上に下塗り層を形成し、さらに、アクリル系樹脂に0.1μm以下の平均粒径のコロイダルシリカを乾燥塗膜重量の1〜10%、アルコキシ基を有するシリコーン化合物を乾燥塗膜重量の0.1〜5.0%、融点が80℃〜130℃である潤滑剤を乾燥塗膜重量の0.5〜4.0%含有する塗膜層を形成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、天井パネルや外装建材に用いられ、凹凸の間隔が狭い厳しい加工を行うのに適する防汚性プレコートアルミニウム板に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、浴室用の天井パネルや外装建材にアルミニウム板が用いられている。このアルミニウム板には、耐食性、意匠性等を付与するため一般的に塗装が施されており、様々な塗料が開発され汎用されている。近年、美観性の維持が要求される場合が増えており、防汚性を有する(汚れが付き難く、洗浄し易い)塗膜が要求されている。一般に、汚れ物質としては、埃、土砂、煤塵、排ガス中の粒子状物質などが挙げられ、従来の塗装金属板では汚れ物質が付着しやすい。特に屋外の場合、このような汚れ物質は雨水によって流されにくいので、筋状に流されて、一部残留したものが、乾燥後、黒い筋となって美観性を損なうという問題がある。また、天井の場合には、施工後に汚れ物質が付着すると、汚れを除去するのに多くの時間と手間を必要とすることが多い。これらの問題を解決し得るものとして、シリカ含有アクリル系樹脂プレコート金属塗装板が開示されている(特許文献1)。この塗膜は硬いために汚れ物質が浸入しにくく、塗膜表面が親水性を有しているために汚れ物質を容易に洗浄することができる。
【0003】
しかしながら、サイディング構造を有する浴室用の天井パネルや外装建材において、プレス、エンボス、ロールフォーミング等による加工を施す場合があり、従来の構造では問題ないが、凹凸の間隔が狭いような加工条件を厳しくした場合、例えば、高さと幅の比が1:2で加工する場合に、かじり傷等の成形不良が発生するという問題があった。
【特許文献1】特開2004−082516号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、厳しい加工を行うのに適した防汚性プレコートアルミニウム板の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、請求項1に記載の通り、アルミニウム板の表面に化成皮膜を形成し、さらにその上に、アクリル系樹脂に0.1μm以下の平均粒径のコロイダルシリカを乾燥塗膜重量の1〜10%、アルコキシ基を含有するシリコーン化合物を乾燥塗膜重量の0.1〜5.0%、融点が80℃〜130℃である潤滑剤を乾燥塗膜重量の0.5〜4.0%含有する塗膜層が形成されていることを特徴とする、防汚性プレコートアルミニウム板である。
【発明の効果】
【0006】
本発明では、特定の融点を有する潤滑剤を特定量添加したので、防汚性、凹凸の間隔が狭い厳しい加工性と、上塗り層と下塗り層間の層間密着性を兼備することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
A.アルミニウム板
本発明において用いるアルミニウム板は、純アルミニウムとアルミニウム合金の中で、浴室用の天井パネルや外装建材を形成するのに十分な強度を有し、かつ十分な成形加工性を有するものであれば、特に限定されるものではないが、3000系または5000系アルミニウム合金が好ましい。
【0008】
B.化成皮膜
アルミニウム板と下塗り層との間に設けられる化成皮膜は、両者の密着性を高めるものであれば特に限定されるものでない。例えば、安価で浴液管理が容易なリン酸クロメート処理液で形成される化成皮膜や、処理液成分の変化が無く水洗を必要としない塗布型ジルコニウム処理で形成される化成皮膜を用いることができる。このような化成処理は、アルミニウム板に所定の化成処理液をスプレーしたり、合金板を処理液中に所定の温度で所定時間浸漬することによって施される。
【0009】
なお、化成処理を行う前に、アルミニウム板表面の汚れを除去したり表面性状を調整するために、アルミニウム板を硫酸、硝酸、リン酸等の酸処理、或いは、カセイソーダ、リン酸ソーダ、ケイ酸ソーダ等のアルカリ処理をすることが望ましい。このような表面処理も、アルミニウム板に所定の表面処理液をスプレーしたり、合金板を処理液中に所定温度で所定時間浸漬することによって施される。
【0010】
C.下塗り層
前記化成皮膜上に下塗り層が形成される。下塗り層の塗膜厚さは、2〜15μmの範囲にあることが好ましい。2μm未満であると耐食性が劣るからである。一方、15μmを越えると、加工によって、上塗り層の割れに追随して下塗り層が割れ易いからである。
【0011】
ベース樹脂としてはポリエステル系樹脂又はエポキシ系樹脂が好ましい。ポリエステル系樹脂は塗装時の作業性が良好で、加工性が良いからである。エポキシ系樹脂は化成被膜との密着性が良く耐食性に優れるからである。
【0012】
ポリエステル系樹脂としては、アルキド樹脂、不飽和ポリエステル樹脂及び変成アルキド樹脂等が用いられる。アルキド樹脂は、無水フタル酸などの多塩基酸とグリセリンなどの多価アルコールとの縮合物を骨格とし、これを脂肪酸の油脂で変性したものである。用いる油脂の種類と含有量によって、短油性アルキド樹脂、中油性アルキド樹脂、長油性アルキド樹脂及び超長油性アルキド樹脂に分類される。不飽和ポリエステル樹脂は、不飽和多塩基酸又は飽和多塩基酸とグリコール類をエステル化することによって合成される。多塩基酸としては、無水フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸及びアジピン酸が用いられ、グリコール類としては、プロピレングリコールが多く用いられる。変成アルキド樹脂としては、天然樹脂、フェノール樹脂又はスチレンなどの重合性モノマーで変成されたものが用いられる。
【0013】
エポキシ系樹脂としては、分子中の水酸基の反応を利用して焼付ける焼付け硬化型エポキシ樹脂や、硬化剤として加えられる第1級アミン又は第2級アミンとエポキシ基との付加反応による硬化を利用した2液硬化型エポキシ樹脂が多く用いられる。焼付け硬化型エポキシ樹脂には、アミン樹脂硬化型エポキシ樹脂、フェノール樹脂硬化型エポキシ樹脂、イソシアナート硬化型エポキシ樹脂などが含まれる。2液硬化型エポキシ樹脂には、アミン硬化型樹脂、アミンアダクト硬化型樹脂、ポリアミド樹脂硬化型樹脂などが含まれる。
【0014】
なお、焼付け硬化型エポキシ樹脂や2液硬化型エポキシ樹脂の他に、乾性油脂肪酸にエポキシ樹脂を反応させたエステル化合物を用いたエポキシエステル樹脂や、エポキシ樹脂の末端にメタクリル酸メチルを結合させてスチレンなどと共重合させたビニルエステルも用いることができる。
【0015】
ベース樹脂を必須成分とし、適当な溶剤にこれらを溶解又は分散した塗料を、ロールコーターによって化成皮膜上に塗布し、所定温度のオーブン中で所定時間処理して焼付け乾燥する。溶剤としては、シクロヘキサン、イソホロン、イソブチルアルコール、キシレン、エチルベンゼン、メチルエチルケトン、ジアセトンアルコール、エチレングリコールモノブチルエーテルなどが用いられる。なお、ロールコーターに代えてエアスプレーやバーコーター等によって塗料を塗布してもよい。
【0016】
D.上塗り層
前記下塗り層上に上塗り層が形成される。上塗り層は、特定のベース樹脂と、コロイダルシリカと、アルコキシ基を含有するシリコーン化合物と、特定の潤滑剤を必須成分として含有させ、適当な溶剤にこれらを溶解又は分散した塗料を焼付け塗装して形成される。
【0017】
D−1.塗膜厚
塗膜厚さは、3〜15μmの範囲にあることが好ましい。3μm未満であると機能性の防汚性、加工性が劣るからである。一方、15μmを超えると、それ以上の塗膜性能向上は期待できず、コストが上昇するからである。
【0018】
D−2.ベース樹脂
ベース樹脂としては、アクリル系樹脂を用いることが好ましい。アクリル系樹脂は総合的に塗膜性能が良好で比較的に安価なことから一般的に塗料に多く使用されており、特に塗膜表面の光沢を比較的高くすることができ、また比較的硬い塗膜を形成させることができるからである。
なおアクリル系樹脂は、アクリル酸、およびメタクリル酸等とそれらのエステルの共重合物であるが、このようなアクリル樹脂に、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、フッ素樹脂、ウレタン樹脂等が少量配合されていても特に支障はない。
【0019】
D−3.コロイダルシリカ
コロイダルシリカを塗料に添加することにより塗布直後は、塗膜内に均等に分散しているが、焼付乾燥時に塗膜表面の濃度が上昇する。この状態で、暴露されると、空気中の水分や雨水と反応し、表面に親水性の高いシラノール基が生成され、塗膜表面の水接触角を下げることができる。その結果、塗膜表面にかかった雨水等が円滑に流れて溜まりにくくなり、付着した汚れを落しやすくできる。
【0020】
また、コロイダルシリカが塗膜に添加されているために、塗膜が硬くなり、土砂、埃、煤塵、排ガス中の粒子状物質等が塗膜中に埋没しにくくなる。
【0021】
コロイダルシリカの平均粒径は、0.1μm以下である。コロイダルシルカの粒径を0.1μm以下とすることにより、塗膜表面にシラノール基が微細に存在するために水濡れを良好にすることができるからである。また、コロイダルシリカの平均粒径が0.1μmを超えると、曲げ加工において、塗膜の割れの起点となるからである。
【0022】
コロイダルシリカの含有量は、1〜10%の範囲である。1%未満では親水性の効果が十分に得られず、付着した雨水等が溜まりやすくなり、汚れを流し落としにくいからである。10%を超えると、塗膜が硬くなり、塗膜割れの起点が多くなって、曲げ加工時に割れが発生しやすくなるからである。
【0023】
D−4.アルコキシ基を含有するシリコーン化合物
塗装直後の親水性を向上させるために、アルコキシ基を含有するシリコーン化合物を添加する。アルコキシ基を含有するシリコーン化合物の含有量は、0.1〜5.0%の範囲である。0.1%未満では、親水性の効果が十分に得られず防汚性が劣るからである。5.0%を超えると、それ以上の効果が望めずコストアップにつながるからである。
【0024】
アルコキシ基を含有するシリコーン化合物としては、平均重合度が3〜50のものを用いることが好ましい。重合度が3より小さければ、加水分解され難いため親水性を向上させる効果が得られず、重合度が50より大きければゲル化しやすくなり、塗装性に問題が生じるからである。
【0025】
D−5.潤滑剤
加工により割れ、かじり傷等が発生することを防ぐためには、塗膜表面に潤滑性を付与することが重要であり、動摩擦係数を0.25以下とすることが好ましい。このような要求を満足させるために、潤滑剤を塗膜に添加することが一般的であるが、塗膜表面の親水性は低下する傾向にある。また、添加量が多すぎると、下塗り層と上塗り層間の密着性が低下する。鋭意検討の結果、本発明者らは融点が80℃〜130℃の範囲にある潤滑剤を乾燥塗膜重量の0.5〜4.0%含有させることにより、防汚性、潤滑性と、上塗り層と下塗り層間の層間密着性を兼備できることを見出した。
【0026】
潤滑剤の種類としては、ポリエチレンワックス、マイクロクリスタリンワックス、カルナウバワックス等があるが、特にポリエチレンワックスが好ましい。
【0027】
ポリエチレンワックスは合成ワックスであり、その製造方法は次の3種類に大別される。
1) エチレンの重合方法により製造する方法
2) 一般成型用ポリエチレンを熱分解により低分子量化する方法
3) 一般成型用ポリエチレンを製造する際に副生する低分子量ポリエチレンを分離精製して利用する方法
本発明に適用されるポリエチレンワックスの製造方法に制限はない。
【0028】
ポリエチレンワックスの物性は一般に分子構造や分子量の影響を受けるが、本発明では融点の影響を受ける。その融点は80℃〜130℃の範囲である。80℃未満であると、防汚性が劣る。130℃を超えると、動摩擦係数が0.25を超えるために潤滑性が劣り、加工性が劣る。
【0029】
ポリエチレンワックスの添加量は乾燥塗膜重量の0.5〜4.0%である。0.5%未満であると、動摩擦係数が0.25を超えるために潤滑性が劣り、4.0%を超えると、防汚性と、上塗り層と下塗り層間の層間密着性が劣る。
【0030】
D−6.顔料もしくは染料
所望の塗膜色を得るために、顔料もしくは染料の1種または2種以上を含有することが好ましい。顔料としては、例えば、酸化チタンやカーボンブラックが好ましく、染料としては、例えば、フタロシアニンブルーが好ましい。それらの含有量は、要求される塗膜色に応じて適宜調整される。
【0031】
D−7.塗膜形成
特定のベース樹脂と、コロイダルシリカと、アルコキシ基を含有するシリコーン化合物と、特定の潤滑剤を必須成分とし、これらを溶解又は分散した塗料を、ロールコーターによって下塗り層上に塗布し、所定温度のオーブン中で所定時間処理して焼付け乾燥する。溶剤としては、キシレン、酢酸エチル、酢酸ブチル、イソホロン、シクロヘキサノンなどが用いられる。なお、ロールコーターに代えてエアスプレーやバーコーター等によって塗料を塗布してもよい。
【実施例】
【0032】
以下に本発明を実施例により詳細に説明する。なお、本発明は請求項の範囲を超えない限り以下の実施例に限定されるものではない。
【0033】
アルミニウム板(A5052−H34、板厚0.6mm)を市販のアルカリ系脱脂剤でスプレー法により脱脂処理を行ない、水洗後、市販のリン酸クロメート処理液にて化成処理を行い、水洗後、乾燥させた。その表面上に表1及び表2に示す塗料aをバーコーターで塗布し、PMT(最高到達板温度)210℃にて焼付けて下塗り層を形成させた。さらに、その表面上に表1及び表2に示す塗料bをバーコーターで塗布し、PMT(最高到達板温度)224℃にて焼付けて上塗り層を形成し、プレコートアルミニウム板を得た。
【0034】
【表1】

【0035】
【表2】

【0036】
得られたプレコートアルミニウム板を用いて以下の塗膜性能評価を行なった。評価は、◎と○を合格とし、△と×を不合格とした。
【0037】
(1)潤滑性
バウデン式摩擦試験機を用いて、動摩擦係数を測定した。
◎:0.10以下
○:0.10を超え、0.25以下
×:0.25を超える
【0038】
(2)防汚性
(a)耐カーボン汚染性
塗膜表面に、カーボンブラック5重量%を懸濁させた水溶液をスプレー塗布したのち60℃の
恒温槽で1時間乾燥させた。ついで、流水中で皮膜表面に付着しているカーボンブラックをガー
ゼで拭き取り乾燥させた後のΔL値を測定した。
○:ΔL≧−7
×:ΔL<−7
(b)耐赤マジックインク除去性
市販のサクラネーム(登録商標)赤マジックインクで3cm*5cmの線を描き、24時間放置した後、エタノールを浸したキムワイプで20回擦った後の塗膜表面に残存した赤マジックを目視によって評価した。
◎:完全に除去された
○:跡は残っていないが、極僅かに色味を帯びた
△:弱く跡が残った
×:相当量の跡が残った
【0039】
(3)付着性
プレコートアルミニウム板を沸騰水中に2時間浸漬後、1mm角碁盤目を100個ケガキ、テ
ープ剥離試験を行い、塗膜の剥離状態を目視観察した。
○:剥離なし
×:剥離あり
【0040】
(4)耐屈曲性
(a)180度曲げ
屈曲半径をアルミニウム板の厚みの4倍〜6倍とした4T〜6Tにて、180度曲げを施して、テープ剥離試験を行い、塗膜の剥離状態を目視観察した。
◎:4T、5T、6Tで、剥離なし
○:4Tで剥離あるが、5T、6Tで、剥離なし
×:4T、5T、6Tで、剥離あり
(b)90度曲げ
曲げRを0.2Rとし、90度曲げを施して、テープ剥離試験を行い、塗膜の剥離状態を目視観察した。
○:剥離なし
×:剥離あり
【0041】
結果を表3に示す。
【0042】
【表3】

【0043】
本発明例1〜7は、アクリル系樹脂に0.1μm以下の平均粒径のコロイダルシリカを乾燥塗膜重量の1〜10%、アルコキシ基を有するシリコーン化合物を乾燥塗膜重量の0.1〜5.0%、融点が80℃〜130℃である潤滑剤を乾燥塗膜重量の0.5〜4.0%含有する塗膜層が形成されているので、潤滑性、防汚性、付着性、耐屈曲性は良好であった。
【0044】
一方、比較例1はコロイダルシリカの粒径が0.1μmを超えるので、耐屈曲性が劣り、比較例2はコロイダルシリカが添加されていないので、比較例3はアルコキシ基含有シリコーン化合物が添加されていないので、比較例4は潤滑剤の融点が80℃未満なので、いずれも防汚性が劣った。
【0045】
また、比較例5は潤滑剤の融点が130℃を超えるので、比較例6は潤滑剤の添加量が0.5%未満なので、それぞれ潤滑性が劣った。
【0046】
さらに比較例7は潤滑剤の添加量が4.0%を超えるので、防汚性と付着性が劣った。
【産業上の利用可能性】
【0047】
天井パネルや外装建材に用いられ、凹凸の間隔が狭い厳しい加工を行うのに適した防汚性プレコートアルミニウム板を提供する。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
アルミニウム板の少なくとも一方の表面に化成皮膜を形成し、その上に下塗り層を形成し、さらに、アクリル系樹脂に0.1μm以下の平均粒径のコロイダルシリカを乾燥塗膜重量の1〜10%、アルコキシ基を含有するシリコーン化合物を乾燥塗膜重量の0.1〜5.0%、融点が80℃〜130℃である潤滑剤を乾燥塗膜重量の0.5〜4.0%含有する塗膜層が形成されていることを特徴とする、防汚性プレコートアルミニウム板

【公開番号】特開2007−196403(P2007−196403A)
【公開日】平成19年8月9日(2007.8.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−14505(P2006−14505)
【出願日】平成18年1月24日(2006.1.24)
【出願人】(000107538)古河スカイ株式会社 (572)
【出願人】(502310911)大宝化学工業株式会社 (3)
【Fターム(参考)】