説明

防虫防御材塗料の製造方法

【課題】高額な設備投資を押さえ、比較的簡単な装置を用いることができる、しかも、自然保護及び環境問題解決のできる建材・土台などの防虫防御材塗料の提供。
【解決手段】天然素材の珪藻土・膠・塩・木酢液・竹酢液・籾酢液等の廃棄物資源からなる防虫防御材塗料。消毒、殺菌、防虫、防腐、脱臭効果を示す。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、建材・土台等に防虫防御材の塗料として、珪藻土粒・膠・塩・木酢液・竹酢液・籾酢液等を染み込ませ消毒、殺菌、防虫、防腐、脱臭等の効果を図る。その製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の防虫剤は、毒性の化学物質の防虫剤を使用していた。しかし、自然破壊、環境破壊に繋がった。また従来の防虫防御材は、消毒、殺菌、防虫、防腐、脱臭等が弱かった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
前記、毒性物質の気化による人体の健康が危惧されることからも、従来の弱みをなくし、天然素材の珪藻士・膠・塩・木酢液・竹酢液・籾酢液等の含有使用で効き目の強い消毒、殺菌、防虫、防腐、脱臭等の活用で自然破壊、環境破壊を防ぐことを特徴とする。本発明は、経済的、実用的な技術と言い切れる。
【0004】
本発明は、このような実状に鑑みなされたものであり,薬害が人体に及ばないようにする有効活用技術開発でもって課題解決し、その提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
課題を解決するための技術は、廃棄物を混合してなることを特徴としたリサイクル促進の循環型による合理的構成が得られ、この発明に到達した。
【発明の効果】
【0006】
上記、人体に無害の塗料は、廃棄物を目的にあったつきとめかたの本発明技術であり、無駄なく発揮され環境への影響を低減するのを目的とする。よって、地域資源の利用技術となり地域産業に貢献をする。
【0007】
本発明技術は、原理が簡単で経済的にも技術的にも形成された塗料を提供することができる。
【0008】
本発明の製造方法は安定、安全、しかも、実用用材である廃棄物の有効活用から安定供給ができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
本発明は、一種類、又は二種類以上の混合を有効に短時間で、効率よく、経済的に適している。
【0010】
上記技術でもって、珪藻土の粒径2.0mmとし、その割合を50±10体積%・膠の割合を30体積%・塩の割合を15体積%からなることを特徴とする塗料。
【0011】
この結果、本発明の塗料は、厚塗り・重ね塗りが容易に実施することができる。
【0012】
上記に木酢液、竹酢液、籾酢液等を染み込ませるのは、建材の耐久が持続でき、消毒・殺菌・防虫・防腐・脱臭効果が得られることを特徴とした。
【産業上の利用可能性】
【0013】
本発明の、防虫防御材の塗料製造は、可燃天然素材の廃棄物によって得られ、資源有効への完全変換技術を提供するものであり、自然環境を重視した資源の変換製造方法、経済的に変換する技術、合理化ならびに作業能率に関する。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
珪藻土粒に膠と塩の混合からなる防虫防御材塗料。
【請求項2】
上記珪藻土の粒径は、2.0mm±とし、その割合を50±10体積%・膠の割合を30体積%・塩の割合を15体積%からなることを特徴とする塗料。
【請求項3】
請求項1から請求項2記載の塗料に木酢液、竹酢液、籾酢液等を染みこませ消毒、殺菌、防虫、防腐、脱臭効果が得られることを特徴とする。
【請求項4】
請求項1から請求項4の工程は、一種類、又は二種類以上の混合を可能とし、本発明の趣旨を逸脱しない範囲の変更は本発明に含まれる。

【公開番号】特開2012−87110(P2012−87110A)
【公開日】平成24年5月10日(2012.5.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−246790(P2010−246790)
【出願日】平成22年10月15日(2010.10.15)
【出願人】(305058494)
【Fターム(参考)】