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防風用タープ
説明

防風用タープ

【課題】 テントまたはタープのように、キャンプサイト(野外)に設営する構造物に対して、風を弱めることが可能なタープを提供する。
【解決手段】 3本のポール(1)〜(3)と、メッシュシート(10)と、直立のためのコード(21)〜(28)と、ペグ(31)〜(38)とからなる。ポール(1)〜(3)は、分解および組立が可能で、地中に打ち込むために足をかけることのできる突起構造(1a)、(2a)、(3a)を一端寄りに備える。メッシュシート(10)は、ポール(1)〜(3)の上端部を挿入可能な袋状構造(10a)、(10d)、(10g)、ポール(1)〜(3)の中間部を巻いて取付け可能な中間部面ファスナー構造(10b)、(10e)、(10h)、およびポール(1)〜(3)の下端部を巻いて取付け可能で突起構造(1a)、(2a)、(3a)に係止可能な位置の下端部面ファスナー構造(10c)、(10f)、(10i)を有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、テントなどが強風を受ける場合の防風手段に関する。
【背景技術】
【0002】
テントまたはタープのように、キャンプサイト(野外)に設営する構造物は、構造物の一部にガイロープの一端を結合し、ガイロープの他端をペグにより地面に固定することにより、強風を受けても、転倒したり、転覆したり、破損しないように、設営可能である。また、通常は風向きを考えて、風の影響が弱まるように、自然物やキャンピングカーなどの風下に設営する。
【0003】
しかし、時間とともに風が強くなったり、風向きが変化するような場合、設営しなおす余裕が無い場合が多いという問題があった。
【0004】
また、風をよけることができる岩陰のように、隆起した自然地形が少ない河原や湖畔、樹木の少ない草原や海岸などでは、強風を避けることができないために、テントなどの設営が困難であった。
【0005】
このような強風に曝されると、テントやタープが風にあおられて、バタバタと耳障りな音を発生し、テント利用者にストレスを生じさせる。テントをガイロープとペグにより固定した場合、風速20m/sを超える強風になると、ペグが外れて、テントが転倒したり、転覆するおそれが生ずる。したがって、強風の中では、テント利用者は、テントの転倒や転覆のおそれに対して、ストレスを感じることとなる。
【0006】
このような問題に対して、例えば、特開平8−199860号公報には、テント全体をフライシートで覆うための構造が記載されている。かかる構造では、単にテントのみを設営した場合と比較すれば、強風に対してより強い構造となるが、フライシートがペグで固定されている点は同様であり、風速20m/sを超える強風下では、フライシートごとテントが転倒したり、転覆するおそれがある点では変わりがない。
【0007】
さらに、テント利用者は、テントの中だけでなく、テント近傍のキャンプサイトで、料理などの作業を行ったり、休息をするが、強風はこれらの作業や休息の妨げとなる。
【0008】
【特許文献1】特開平8−199860号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明の目的は、テントまたはタープのように、キャンプサイト(野外)に設営する構造物に対して、風を弱めることが可能な防風タープを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の防風用タープは、2本以上のポールと、該ポールに取り付けられて直立可能なメッシュシートと、直立のためのコードと、該コードを地面に固定するペグとからなる。
【0011】
前記ポールは、分解および組立が可能で、地中に打ち込むために足をかけることのできる突起構造を一端寄りに備えることが望ましい。
【0012】
前記メッシュシートは、前記ポールの上端部を挿入可能な袋状構造、ポールの中間部を巻いて取付け可能な中間部面ファスナー構造、およびポールの下端部を巻いて取付け可能で前記突起構造に係止可能な位置の下端部面ファスナー構造を有することが望ましい。
【0013】
さらに、前記袋状構造にコードの一端を取り付け、該コードの他端をペグで地面に固定することが望ましい。
【発明の効果】
【0014】
本発明により、テントまたはタープを設営した場所において、強風下でもテントやタープの転倒や転覆のおそれがなくなり、テント利用者は、ストレスなくテントやタープの利用をなすことができる。また、テント近傍での作業や休息も強風により妨げられることがなくなる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
本発明について、図面を参照して、一実施例により説明する。ただし、本発明は、図示した実施例に限定されない。
【0016】
図示した実施例では、3本のポール(1)〜(3)と、ポール(1)〜(3)に取り付けられ直立可能なメッシュシート(10)と、直立のためのコード(21)〜(28)と、コード(21)〜(28)を地面に固定するペグ(31)〜(38)とからなる。
【0017】
ポール(1)〜(3)は、分解および組立が可能で、地中に打ち込むために足をかけることのできる突起構造(1a)、(2a)、(3a)を一端寄りに備える。ポール(1)〜(3)は、アルミ合金製のパイプを採用できるが、これに限られない。該ポールの分解および組立のための構造は、公知の技術のいずれかを使用する。好適な実施例としては、例えば、ポール全体の長さの1/4の長さのパイプ4本からなる構造が採用できる。そのうち、3本は相互に嵌合により連結できる構造で、内部にゴムやスプリングなどの伸縮部材を備え、相互に離れず、かつ、連結状態が維持されるようになっている。残りの1本は、連結された3本のパイプの一端に嵌合可能であり、かつ、地中に打ち込むガイドを備える。使用時には、これらを組み立てて、ポールを構成し、収納時には、それぞれ分解して、収納に適した形態とすることが可能となる。
【0018】
ポール(1)〜(3)には、地中に打ち込む部分で、端部から100〜200mm程度に伸び出る2本のガイド(1b)、(2b)、(3b)を、ポール(1)〜(3)の軸に対して対称となる位置にそれぞれを一体に固定する。ガイド(1b)、(2b)、(3b)は、ポール(1)〜(3)と同じ素材で、溶接などによりポール(1)〜(3)に固定する。
【0019】
さらに、一方のガイド(1b)、(2b)、(3b)の上端は、ポール(1)〜(3)の軸と垂直で、外向きに曲がった突起構造(1a)、(2a)、(3a)を備える。突起構造(1a)、(2a)、(3a)は、設営者が靴の底やハンマーでポール(1)〜(3)を打ち込むために適当となるように寸法付けされる。従って、突起構造(1a)、(2a)、(3a)の下からガイド(1b)、(2b)、(3b)の先端までが、地面に打ち込まれる。
【0020】
メッシュシート(10)は、ポール(1)〜(3)の上端部を挿入可能な袋状構造(10a)、(10d)、(10g)、ポール(1)〜(3)の中間部を巻いて取付け可能な中間部面ファスナー構造(10b)、(10e)、(10h)、およびポール(1)〜(3)の下端部を巻いて取付け可能で突起構造(1a)、(2a)、(3a)に係止可能な位置の下端部面ファスナー構造(10c)、(10f)、(10i)を有する。
【0021】
なお、これらの構造は、少なくともメッシュシートの幅方向両側に2つ設けることにより、ポールにより支持されて直立することが可能である。メッシュシートの幅方向長さは、用途および強風を防ぐ必要のある面積により適宜決定される。この場合、中間部にもポールによる支持構造を追加する必要があるため、上記構造を少なくともメッシュシートの中間部の1箇所に設ける。
【0022】
袋状構造(10a)、(10d)、(10g)には、コード(21)〜(28)の一端を取り付け、コード(21)〜(28)の他端をペグ(31)〜(38)で地面に固定する。
【0023】
メッシュシートのメッシュは、想定される強風により、適宜、選定する。開口率は、ポールの強度、メッシュシートの大きさ等、さらには用途により適宜選定されうる。
【0024】
以上のように、本発明により、テントまたはタープなどに対して、風を弱めることが可能な防風用タープを提供することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
【0026】
1、2、3 ポール
1a、2a、3a 突起構造
1b、2b、3b 打込構造
10 メッシュシート
10a、10d、10g 袋状構造
10b、10e、10h 中間部面ファスナー構造
10c、10f、10i 下端部面ファスナー構造
21〜28 コード
31〜38 ペグ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
2本以上のポールと、該ポールに取り付けられて直立可能なメッシュシートと、直立のためのコードと、該コードを地面に固定するペグとからなる防風用タープ。
【請求項2】
前記ポールは、分解および組立が可能で、地中に打ち込むために足をかけることのできる突起構造を一端寄りに備えたことを特徴とする請求項1に記載の防風用タープ。
【請求項3】
前記メッシュシートは、前記ポールの上端部を挿入可能な袋状構造、ポールの中間部を巻いて取付け可能な中間部面ファスナー構造、およびポールの下端部を巻いて取付け可能で前記突起構造に係止可能な位置の下端部面ファスナー構造を有することを特徴とする請求項2に記載の防風用タープ。
【請求項4】
前記袋状構造にコードの一端を取り付け、該コードの他端をペグで地面に固定することを特徴とする請求項1に記載の防風用タープ。
【請求項5】
分解および組立が可能で、地中に打ち込むために足をかけることのできる突起構造を一端寄りに備えた2本以上のポールと、該ポールの上端部を挿入可能な袋状構造、該ポールの中間部を巻いて取付け可能な中間部面ファスナー構造、および該ポールの下端部を巻いて取付け可能で前記突起構造に係止可能な位置の下端部面ファスナー構造を有するメッシュシートと、前記袋状構造に一端を取り付けるコードと、該コードの他端を地面に固定可能なペグとからなる防風用タープ。

【図1】
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【公開番号】特開2007−70810(P2007−70810A)
【公開日】平成19年3月22日(2007.3.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−255970(P2005−255970)
【出願日】平成17年9月5日(2005.9.5)
【出願人】(593107454)ザ・コールマン・カンパニー・インコーポレイテッド (44)
【氏名又は名称原語表記】THE COLEMAN COMPANY, INC.
【Fターム(参考)】