説明

除草剤としての5−ヘテロシクリルアルキル−3−ヒドロキシ−2−フェニルシクロペント−2−エノン

式(I)(式中、置換基は請求項1に定義される通りである)の化合物は、除草剤としての使用のために適切である。



Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記式(I):
【化1】

[式中、R1は、水素、メチル、エチル、n−プロピル、イソ−プロピル、ハロメチル、ハロエチル、ハロゲン、ビニル、エチニル、メトキシ、エトキシ、ハロメトキシ、ハロエトキシ、シクロプロピル又はハロシクロプロピルであり;
R2及びR3は、独立して、水素、ハロゲン、C1-C6アルキル、 C1-C6ハロアルキル、 C1-C6アルコキシ、 C1-C6ハロアルコキシ、 C2-C6アルケニル、 C2-C6ハロアルケニル、 C2-C6アルキニル、 C2-C6ハロアルキニル、 C3-C6アルケニルオキシ、 C3-C6ハロアルケニルオキシ、 C3-C6アルキニルオキシ、 C3-C6シクロアルキル、 C1-C6アルキルチオ、 C1-C6アルキルスルフィニル、 C1-C6アルキルスルホニル、 C1-C6アルコキシスルホニル、 C1-C6ハロアルコキシスルホニル、シアノ、ニトロ、フェニル、(C1-C4アルキル、 C1-C3ハロアルキル、 C1-C3アルコキシ、 C1- C3ハロアルコキシ、 シアノ、 ニトロ、 ハロゲン、 C1-C3アルキルチオ、 C1-C3アルキルスルフィニル 又はC1-C3アルキルスルホニルにより置換された)フェニル、又はヘテロアリール、又は(C1-C4アルキル、 C1-C3ハロアルキル、 C1-C3アルコキシ、 C1- C3ハロアルコキシ、 シアノ、 ニトロ、 ハロゲン、 C1-C3アルキルチオ、 C1-C3アルキルスルフィニル 又はC1-C3アルキルスルホニルにより置換された)ヘテロアリールであり;
R4は、水素、C1-C6アルキル、 C1-C6ハロアルキル、 C1-C6アルコキシ、 C1-C6ハロアルコキシ、 C2-C6アルケニル、 C2-C6ハロアルケニル、 C2-C6アルキニル、C3-C6アルケニルオキシ、 C3-C6ハロアルケニルオキシ、 C3-C6アルキニルオキシ、 C3-C6シクロアルキル、 C1-C6アルキルチオ、 C1-C6アルキルスルフィニル、 C1-C6アルキルスルホニル、 C1-C6アルコキシスルホニル、 C1-C6ハロアルコキシスルホニル、又はシアノであり;
R5, R6, R7, R8及びR9は、独立して、水素、ハロゲン、 C1-C6アルキル、 C1-C6ハロアルキル、 C1-C6アルコキシ、 C1-C6ハロアルコキシ、 C2-C6アルケニル、 C2-C6ハロアルケニル、 C2-C6アルキニル、C3-C6アルケニルオキシ、 C3-C6ハロアルケニルオキシ、 C3-C6アルキニルオキシ、 C3-C6シクロアルキル、 C1-C6アルキルチオ、 C1-C6アルキルスルフィニル、 C1-C6アルキルスルホニル、C1-C6ハロアルキルスルホニル、C1-C6アルコキシスルホニル、 C1-C6ハロアルコキシスルホニル、シアノ、ニトロ、フェニル、(C1-C4アルキル、 C1-C3ハロアルキル、 C1-C3アルコキシ、 C1- C3ハロアルコキシ、 シアノ、 ニトロ、 ハロゲン、 C1-C3アルキルチオ、 C1-C3アルキルスルフィニル 又はC1-C3アルキルスルホニルにより置換された)フェニル、又はヘテロアリール、又は(C1-C4アルキル、 C1-C3ハロアルキル、 C1-C3アルコキシ、 C1- C3ハロアルコキシ、 シアノ、 ニトロ、 ハロゲン、 C1-C3アルキルチオ、 C1-C3アルキルスルフィニル 又はC1-C3アルキルスルホニルにより置換された)ヘテロアリール、又はベンジル、又は(C1-C4アルキル、 C1-C3ハロアルキル、 C1-C3アルコキシ、 C1- C3ハロアルコキシ、 シアノ、 ニトロ、 ハロゲン、 C1-C3アルキルチオ、 C1-C3アルキルスルフィニル 又はC1-C3アルキルスルホニルにより置換された)ベンジル、又はC3-C6シクロアルキルC1-C3アルキルであり、ここで環又は鎖メチレン基は任意には、酸素又は硫黄原子により置換され、あるいは
R6とR7又はR8とR9は、それらが結合される炭素原子と一緒に、任意には酸素、硫黄又は窒素原子を含む、任意に置換された3−〜8−員の環を形成し、あるいは
R5とR6は一緒に結合を形成し;
Qは、O、N及びSから選択された少なくとも1つのヘテロ原子を含む、C3-C8飽和又は一不飽和へテロシクリルであり、このヘテロシクリルは、置換されていないか、あるいは式=O、=N-R10又はC1-C4アルキル、C1-C4ハロアルキル、 C1-C4アルコキシC1-C2アルキル、 C3-C6シクロアルキル、 フェニル、又は(C1-C4アルキル、 C1-C3ハロアルキル、 C1-C3アルコキシ、 C1-C3ハロアルコキシ、 シアノ、 ニトロ、 ハロゲン、 C1-C3アルキルチオ、 C1-C3アルキルスルフィニル又はC1-C3アルキルスルホニルにより置換された)フェニルにより置換されており、ここでR10はC1-C6アルキル、 C1-C6ハロアルキル、C3-C7シクロアルキル、C1-C6アルコキシ、 C1-C6ハロアルコキシ、C1-C6アルキルスルフィニル、 C1-C6アルキルスルホニル、C1-C6アルキルカルボニル、C1-C6ハロアルキルカルボニル、C1-C6アルコキシカルボニル、C1-C6アルキルアミノカルボニル、C2-C8ジアルキルアミノカルボニル、C1-C6ハロアルキルスルフィニル、又はC1-C6ハロアルキルスルホニルであり;
mは、1、2又は3であり、
ここでmが2又は3である場合、R6又はR7は異なった意味を有し;そして
Gは、水素又は農業的に許容できる金属、スルホニウム、アンモニウム又は潜在基である]で表される化合物。
【請求項2】
R1がメチル、エチル又はメトキシである、請求項1記載の化合物。
【請求項3】
R2及びR3が独立して、水素、ハロゲン、C1-C6アルキル、C1-C6アルコキシ、C2-C6アルケニル、C2-C6アルキニル、C2-C6ハロアルキニル、フェニル、又は(C1-C4アルキル、 C1-C3ハロアルキル、シアノ、ニトロ、ハロゲン又はC1-C3アルキルスルホニルにより置換された)フェニルである、請求項1記載の化合物。
【請求項4】
R2及びR3が、独立して、チエニル、(C1-C3アルキル、 C1-C3ハロアルキル、 C1-C3アルコキシ、 C1-C3ハロアルコキシ、 シアノ、 ニトロ、 ハロゲン、 C1-C3アルキルチオ、 C1-C3アルキルスルフィニル又は C1-C3アルキルスルホニル、C1-C3アルキル、 C1-C3ハロアルキル、 C1-C3アルコキシ、 C1- C3ハロアルコキシ、 シアノ、 ニトロ、 ハロゲン、 C1-C3アルキルチオ、 C1-C3アルキルスルフィニル 又はC1-C3アルキルスルホニルにより置換された)エチニル、フリル、(C1-C3アルキル、 C1-C3ハロアルキル、 C1-C3アルコキシ、 C1- C3ハロアルコキシ、 シアノ、 ニトロ、 ハロゲン、 C1-C3アルキルチオ、 C1-C3アルキルスルフィニル 又はC1-C3アルキルスルホニルにより置換された)フリル、ピラゾリル、(C1-C3アルキル、 C1-C3ハロアルキル、 C1-C3アルコキシ、 C1- C3ハロアルコキシ、 シアノ、 ニトロ、 ハロゲン、 C1-C3アルキルチオ、 C1-C3アルキルスルフィニル 又はC1-C3アルキルスルホニルにより置換された)ピラゾリル、チアゾリル、(C1-C3アルキル、 C1-C3ハロアルキル、 C1-C3アルコキシ、 C1- C3ハロアルコキシ、 シアノ、 ニトロ、 ハロゲン、 C1-C3アルキルチオ、 C1-C3アルキルスルフィニル 又はC1-C3アルキルスルホニルにより置換された)チアゾリル、オキサゾリル、(C1-C3アルキル、 C1-C3ハロアルキル、 C1-C3アルコキシ、 C1- C3ハロアルコキシ、 シアノ、 ニトロ、 ハロゲン、 C1-C3アルキルチオ、 C1-C3アルキルスルフィニル 又はC1-C3アルキルスルホニルにより置換された)オキサゾリル、イソチアゾリル、(C1-C3アルキル、 C1-C3ハロアルキル、 C1-C3アルコキシ、 C1- C3ハロアルコキシ、 シアノ、 ニトロ、 ハロゲン、 C1-C3アルキルチオ、 C1-C3アルキルスルフィニル 又はC1-C3アルキルスルホニルにより置換された)イソチアゾリル、イソキサゾリル、(C1-C3アルキル、 C1-C3ハロアルキル、 C1-C3アルコキシ、 C1- C3ハロアルコキシ、 シアノ、 ニトロ、 ハロゲン、 C1-C3アルキルチオ、 C1-C3アルキルスルフィニル 又はC1-C3アルキルスルホニルにより置換された)イソキサゾリル、トリアゾリル、(C1-C3アルキル、 C1-C3ハロアルキル、 C1-C3アルコキシ、 C1- C3ハロアルコキシ、 シアノ、 ニトロ、 ハロゲン、 C1-C3アルキルチオ、 C1-C3アルキルスルフィニル 又はC1-C3アルキルスルホニルにより置換された)トリアゾリル、オキサジアゾリル、(C1-C3アルキル、 C1-C3ハロアルキル、 C1-C3アルコキシ、 C1- C3ハロアルコキシ、 シアノ、 ニトロ、 ハロゲン、 C1-C3アルキルチオ、 C1-C3アルキルスルフィニル 又はC1-C3アルキルスルホニルにより置換された)オキサジアゾリル、チアジアゾリル、(C1-C3アルキル、 C1-C3ハロアルキル、 C1-C3アルコキシ、 C1- C3ハロアルコキシ、 シアノ、 ニトロ、 ハロゲン、 C1-C3アルキルチオ、 C1-C3アルキルスルフィニル 又はC1-C3アルキルスルホニルにより置換された)チアジアゾリル、テトラゾリル、(C1-C3アルキル、 C1-C3ハロアルキル、 C1-C3アルコキシ、 C1- C3ハロアルコキシ、 シアノ、 ニトロ、 ハロゲン、 C1-C3アルキルチオ、 C1-C3アルキルスルフィニル 又はC1-C3アルキルスルホニルにより置換された)テトラゾリル、ピリジル、(C1-C3アルキル、 C1-C3ハロアルキル、 C1-C3アルコキシ、 C1- C3ハロアルコキシ、 シアノ、 ニトロ、 ハロゲン、 C1-C3アルキルチオ、 C1-C3アルキルスルフィニル 又はC1-C3アルキルスルホニルにより置換された)ピリジル、ピリミジニル、(C1-C3アルキル、 C1-C3ハロアルキル、 C1-C3アルコキシ、 C1- C3ハロアルコキシ、 シアノ、 ニトロ、 ハロゲン、 C1-C3アルキルチオ、 C1-C3アルキルスルフィニル 又はC1-C3アルキルスルホニルにより置換された)ピリミジニル、ピリダジニル、(C1-C3アルキル、 C1-C3ハロアルキル、 C1-C3アルコキシ、 C1- C3ハロアルコキシ、 シアノ、 ニトロ、 ハロゲン、 C1-C3アルキルチオ、 C1-C3アルキルスルフィニル 又はC1-C3アルキルスルホニルにより置換された)ピリダジニル、ピラジニル、(C1-C3アルキル、 C1-C3ハロアルキル、 C1-C3アルコキシ、 C1- C3ハロアルコキシ、 シアノ、 ニトロ、 ハロゲン、 C1-C3アルキルチオ、 C1-C3アルキルスルフィニル 又はC1-C3アルキルスルホニルにより置換された)ピラジニル、トリアジニル、(C1-C3アルキル、 C1-C3ハロアルキル、 C1-C3アルコキシ、 C1- C3ハロアルコキシ、 シアノ、 ニトロ、 ハロゲン、 C1-C3アルキルチオ、 C1-C3アルキルスルフィニル 又はC1-C3アルキルスルホニルにより置換された)トリアジニルである、請求項1記載の化合物。
【請求項5】
R3が水素である、請求項1記載の化合物。
【請求項6】
R4が、水素、メチル、エチル、n−プロピル、イソ−プロピル、ハロメチル、ハロエチル、ハロゲン、ビニル、エチニル、メトキシ、エトキシ、ハロメトキシ又はハロエトキシである、請求項1記載の化合物。
【請求項7】
R5が、水素、ハロゲン、C1-C6アルキル、C1-C6ハロアルキル、C1-C6アルコキシ又はC1-C6ハロアルコキシである、請求項1記載の化合物。
【請求項8】
R6及びR7が独立して、水素、ハロゲン、C1-C6アルキル、C1-C6ハロアルキル、C1-C6アルコキシ又はC1-C6ハロアルコキシである、請求項1記載の化合物。
【請求項9】
R8及びR9が、独立して、水素、ハロゲン、C1-C6アルキル、C1-C6ハロアルキル、C1-C6アルコキシ又はC1-C6ハロアルコキシである、請求項1記載の化合物。
【請求項10】
Qが、下記式:
【化2】

【化3】

【化4】

[式中、Rは、水素、ハロゲン、C1-C6アルキル、 C1-C6ハロアルキル、 C1-C6アルコキシ、 C1-C6ハロアルコキシ、 C2-C6アルケニル、 C2-C6ハロアルケニル、 C2-C6アルキニル、 C2-C6ハロアルキニル、 C3-C6アルケニルオキシ、 C3-C6ハロアルケニルオキシ、 C3-C6アルキニルオキシ、 C3-C6シクロアルキル、 C1-C6アルキルチオ、 C1-C6アルキルスルフィニル、 C1-C6アルキルスルホニル、 C1-C6アルコキシスルホニル、 C1-C6ハロアルコキシスルホニル、シアノ、ニトロ、フェニル、(C1-C4アルキル、 C1-C3ハロアルキル、 C1-C3アルコキシ、 C1- C3ハロアルコキシ、 シアノ、 ニトロ、 ハロゲン、 C1-C3アルキルチオ、 C1-C3アルキルスルフィニル 又はC1-C3アルキルスルホニルにより置換された)フェニル、又はヘテロアリール又は(C1-C4アルキル、 C1-C3ハロアルキル、 C1-C3アルコキシ、 C1- C3ハロアルコキシ、 シアノ、 ニトロ、 ハロゲン、 C1-C3アルキルチオ、 C1-C3アルキルスルフィニル 又はC1-C3アルキルスルホニルにより置換された)ヘテロアリールであり;
R’は、水素、 C1-C6アルキル、 C1-C6ハロアルキル、C3-C7シクロアルキル、C1-C6アルコキシ、 C1-C6ハロアルコキシ、C1-C6アルキルスルフィニル、 C1-C6アルキルスルホニル、C1-C6アルキルカルボニル、C1-C6ハロアルキルカルボニル、C1-C6アルコキルカルボニル、C1-C6アルキルアミノカルボニル、C2-C8ジアルキルアミノカルボニル、C6-C10アリールスルホニル、C6-C10アリールカルボニル、C6-C10アリールアミノカルボニル、C7-C16アリールアルキルアミノカルボニル、C1-C9ヘトアリールスルホニル、C1-C9ヘトアリールカルボニル、C1-C9ヘトアリールアミノカルボニル、C2-C15ヘトアリールアルキルアミノカルボニルであり;
R’’は水素、C1-C6アルキル、 C1-C6ハロアルキル、C3-C7シクロアルキル、C1-C6アルコキシ、 C1-C6ハロアルコキシ、C1-C6アルキルスルフィニル、 C1-C6アルキルスルホニル、C1-C6アルキルカルボニル、C1-C6ハロアルキルカルボニル、C1-C6アルコキルカルボニル、C1-C6アルキルアミノカルボニル、C2-C8ジアルキルアミノカルボニル、C1-C6ハロアルキルスルフィニル、又はC1-C6ハロアルキルスルホニルであり;
nは、0、1, 2, 3及び4であり;そして
Aは、-CR6R7-成分に対する結合の位置を示す]
で表されるそれらである、請求項1記載の化合物。
【請求項11】
上記のような請求項1記載の化合物の調製方法。
【請求項12】
下記式(B):
【化5】

[式中、R1〜R9は、請求項1に定義される通りであり、そしてR’’’は水素又はアルキルである]
で表される化合物。
【請求項13】
下記式(C):
【化6】

[式中、R1〜R9は、請求項1に定義される通りであり、そしてR’’’は水素又はアルキルである]で表される化合物。
【請求項14】
配合アジュバントと共に、除草的有効量の請求項1記載の化合物を含んで成る除草組成物。
【請求項15】
除草的有効量の請求項1記載の化合物、又はそのような化合物を含んで成る組成物を、植物又はその部位に適用することを含んで成る、有用植物の作物における草及び雑草の制御方法。

【公表番号】特表2011−526597(P2011−526597A)
【公表日】平成23年10月13日(2011.10.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−515449(P2011−515449)
【出願日】平成21年7月1日(2009.7.1)
【国際出願番号】PCT/EP2009/058250
【国際公開番号】WO2010/000773
【国際公開日】平成22年1月7日(2010.1.7)
【出願人】(500371307)シンジェンタ リミテッド (141)
【Fターム(参考)】