説明

除草的に活性なヘテロアリール置換環状ジオンまたはその誘導体

本発明は、除草剤としての使用に好適である、式(I)の化合物に関し、式中、Gは、水素、もしくは農業的に許容される金属、スルホニウム、アンモニウム、または潜在性基であり、Qは、O、NおよびSから選択される少なくとも1個のヘテロ原子を含有する、非置換もしくは置換C3−C8飽和もしくは単不飽和ヘテロシクリルであるか、あるいはQは、ヘテロアリールまたは置換ヘテロアリールであり、mは、1、2、または3であり、Hetは、任意で置換される単環式もしくは二環式芳香族複素環であり、前記化合物は、任意で、その農学的に許容される塩である。



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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式I:
【化1】

[式中、
Gは、水素、または農業的に許容される金属、スルホニウム、アンモニウム、もしくは潜在性基であり、
1、R2、R3、R4、およびR5は、独立して、水素、ハロゲン、C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル、C1−C6アルコキシ、C1−C6ハロアルコキシ、C2−C6アルケニル、C2−C6ハロアルケニル、C2−C6アルキニル、C3−C6アルケニルオキシ、C3−C6ハロアルケニルオキシ、C3−C6アルキニルオキシ、C3−C6シクロアルキル、C1−C6アルキルチオ、C1−C6アルキルスルフィニル、C1−C6アルキルスルホニル、C1−C6ハロアルキルスルホニル、C1−C6アルコキシスルホニル、C1−C6ハロアルコキシスルホニル、シアノ、ニトロ、フェニル、またはC1−C4アルキル、C1−C3ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、シアノ、ニトロ、ハロゲン、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、もしくはC1−C3アルキルスルホニルによって置換されるフェニルであるか、あるいはヘテロアリール、またはC1−C4アルキル、C1−C3ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、シアノ、ニトロ、ハロゲン、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、もしくはC1−C3アルキルスルホニルによって置換されるヘテロアリールであるか、あるいはベンジル、またはC1−C4アルキル、C1−C3ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、シアノ、ニトロ、ハロゲン、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、もしくはC1−C3アルキルスルホニルによって置換されるベンジルであるか、あるいは環または鎖メチレン基が、任意で、酸素または硫黄原子によって置き換えられるC3−C6シクロアルキルC1−C3アルキルであり、かつ/あるいは
2およびR3またはR4およびR5は、それらが結合される前記炭素原子と一緒になって、酸素、硫黄、または窒素原子を含有する、任意で置換される3〜8員環を形成し、かつ/あるいは
1およびR4は、一緒になって、結合を形成し、
Qは、O、N、およびSから選択される少なくとも1個のヘテロ原子を含有するC3−C8飽和もしくは単不飽和ヘテロシクリルであって、非置換であるか、あるいは式=O、=N−R10の残基、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C4アルコキシC1−C2アルキル、C3−C6シクロアルキル、フェニル、またはC1−C4アルキル、C1−C3ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、シアノ、ニトロ、ハロゲン、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、もしくはC1−C3アルキルスルホニルによって置換されるフェニルによって置換され、R10は、C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル、C3−C7シクロアルキル、C1−C6アルコキシ、C1−C6ハロアルコキシ、C1−C6アルキルスルフィニル、C1−C6アルキルスルホニル、C1−C6アルキルカルボニル、C1−C6ハロアルキルカルボニル、C1−C6アルコキシカルボニル、C1−C6アルキルアミノカルボニル、C2−C8ジアルキルアミノカルボニル、C1−C6ハロアルキルスルフィニル、またはC1−C6ハロアルキルスルホニルであるか、あるいは
Qは、ヘテロアリール、またはC1−C4アルキル、C1−C3ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、シアノ、ニトロ、ハロゲン、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、もしくはC1−C3アルキルスルホニルによって置換されるヘテロアリールであり、
mは、1、2、または3であり、
Hetは、任意で置換される単環式もしくは二環式芳香族複素環であり、
Hetである、前記任意で置換される単環式もしくは二環式芳香族複素環において、前記任意の置換基は、独立して、ハロゲン、ニトロ、シアノ、ロダノ、イソチオシアナト、C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル、C1−C6アルコキシ(C1−C6)アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6ハロアルケニル、C2−C6アルキニル、C3−C7シクロアルキル(それ自体、任意で、C1−C6アルキルもしくはハロゲンで置換される)、C5-7シクロアルケニル(それ自体、任意で、C1−C6アルキルもしくはハロゲンで置換される)、ヒドロキシ、C1−C10アルコキシ、C1−C10アルコキシ(C1−C10)アルコキシ、トリ(C1−C4)アルキルシリル(C1−C6)アルコキシ、C1−C6アルコキシカルボニル(C1−C10)アルコキシ、C1−C10ハロアルコキシ、アリール(C1−C4)アルコキシ(前記アリール基は、任意で、ハロゲンもしくはC1−C6アルキルで置換される)、C3−C7シクロアルキルオキシ(前記シクロアルキル基は、任意で、C1−C6アルキルもしくはハロゲンで置換される)、C3−C10アルケニルオキシ、C3−C10アルキニルオキシ、メルカプト、C1−C10アルキルチオ、C1−C10ハロアルキルチオ、アリール(C1−C4)アルキルチオ、C3−C7シクロアルキルチオ(前記シクロアルキル基は、任意で、C1−C6アルキルもしくはハロゲンで置換される)、トリ(C1−C4)−アルキルシリル(C1−C6)アルキルチオ、アリールチオ、C1−C6アルキルスルホニル、C1−C6ハロアルキルスルホニル、C1−C6アルキルスルフィニル、C1−C6ハロアルキルスルフィニル、アリールスルホニル、トリ(C1−C4)アルキルシリル、アリールジ(C1−C4)アルキルシリル、C1−C4アルキルジアリールシリル、トリアリールシリル、C1−C10アルキルカルボニル、HO2C、C1−C10アルコキシカルボニル、アミノカルボニル、C1−C6アルキルアミノカルボニル、ジ(C1−C6アルキル)−アミノカルボニル、N−(C1−C3アルキル)−N−(C1−C3アルコキシ)アミノカルボニル、C1−C6アルキルカルボニルオキシ、アリールカルボニルオキシ、ジ(C1−C6)アルキルアミノカルボニルオキシ、アリール(それ自体、任意で、C1−C6アルキルもしくはハロゲンで置換される)、ヘテロアリール(それ自体、任意で、C1−C6アルキルもしくはハロゲンで置換される)、ヘテロシクリル(それ自体、任意で、C1−C6アルキルもしくはハロゲンで置換される)、アリールオキシ(前記アリール基は、任意で、C1−C6アルキルもしくはハロゲンで置換される)、ヘテロアリールオキシ(前記ヘテロアリール基は、任意で、C1−C6アルキルもしくはハロゲンで置換される)、ヘテロシクリルオキシ(前記ヘテロシクリル基は、任意で、C1−C6アルキルもしくはハロゲンで置換される)、アミノ、C1−C6アルキルアミノ、ジ(C1−C6)アルキルアミノ、C1−C6アルキルカルボニルアミノ、N−(C1−C6)アルキルカルボニル−N−(C1−C6)アルキルアミノ、ならびにアリールカルボニル(前記アリール基は、それ自体、任意で、ハロゲンもしくはC1−C6アルキルで置換される)から選択されるか、
あるいは、前記Het複素芳香族系上の2つの隣接部は、任意で、環化され、それ自体、任意で、ハロゲンまたはC1−C6アルキルで置換される、5、6、もしくは7員の炭素環または複素環を形成するか、
あるいは、Hetである、前記任意で置換される単環式もしくは二環式芳香族複素環において、前記任意の置換基は、アリールカルボニルアミノ(前記アリール基は、C1−C6アルキルもしくはハロゲンによって置換される)、(C1−C6)アルコキシカルボニルアミノ、(C1−C6)アルコキシカルボニル−N−(C1−C6)アルキルアミノ、アリールオキシカルボニルアミノ(前記アリール基は、C1−C6アルキルもしくはハロゲンによって置換される)、アリールオキシカルボニル−N−(C1−C6)アルキルアミノ、(前記アリール基は、C1−C6アルキルもしくはハロゲンによって置換される)、アリールスルホニルアミノ(前記アリール基は、C1−C6アルキルもしくはハロゲンによって置換される)、アリールスルホニル−N−(C1−C6)アルキルアミノ(前記アリール基は、C1−C6アルキルもしくはハロゲンによって置換される)、アリール−N−(C1−C6)アルキルアミノ(前記アリール基は、C1−C6アルキルもしくはハロゲンによって置換される)、アリールアミノ(前記アリール基は、C1−C6アルキルもしくはハロゲンによって置換される)、ヘテロアリールアミノ(前記ヘテロアリール基は、C1−C6アルキルもしくはハロゲンによって置換される)、ヘテロシクリルアミノ(前記ヘテロシクリル基は、C1−C6アルキルもしくはハロゲンによって置換される)、アミノカルボニルアミノ、C1−C6アルキルアミノカルボニルアミノ、ジ(C1−C6)アルキルアミノカルボニルアミノ、アリールアミノカルボニルアミノ(前記アリール基は、C1−C6アルキルもしくはハロゲンによって置換される)、アリール−N−(C1−C6)アルキルアミノカルボニルアミノ(前記アリール基は、C1−C6アルキルもしくはハロゲンによって置換される)、C1−C6アルキルアミノカルボニル−N−(C1−C6)アルキルアミノ、ジ(C1−C6)アルキルアミノカルボニル−N−(C1−C6)アルキルアミノ、アリールアミノカルボニル−N−(C1−C6)アルキルアミノ(前記アリール基は、C1−C6アルキルもしくはハロゲンによって置換される)、ならびにアリール−N−(C1−C6)アルキルアミノカルボニル−N−(C1−C6)アルキルアミノ(前記アリール基は、C1−C6アルキルもしくはハロゲンによって置換される)から選択され、
2およびR3またはR4およびR5が、それらが結合される前記炭素原子と一緒になって、酸素、硫黄、または窒素原子を含有する、任意で置換される3〜8員環を形成する時、次いで、
2およびR3またはR4およびR5が、それらが結合される前記炭素原子と一緒になって、炭素環を形成する時、前記炭素環上の前記任意の置換基は、独立して、ハロゲン、ニトロ、シアノ、ロダノ、イソチオシアナト、C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル、C1−C6アルコキシ(C1−C6)アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6ハロアルケニル、C2−C6アルキニル、C3−C7シクロアルキル(それ自体、任意で、C1−C6アルキルもしくはハロゲンで置換される)、C5-7シクロアルケニル(それ自体、任意で、C1−C6アルキルもしくはハロゲンで置換される)、ヒドロキシ、C1−C10アルコキシ、C1−C10アルコキシ(C1−C10)アルコキシ、トリ(C1−C4)アルキルシリル(C1−C6)アルコキシ、C1−C6アルコキシカルボニル(C1−C10)アルコキシ、C1−C10ハロアルコキシ、アリール(C1−C4)アルコキシ(前記アリール基は、任意で、ハロゲンもしくはC1−C6アルキルで置換される)、C3−C7シクロアルキルオキシ(前記シクロアルキル基は、任意で、C1−C6アルキルもしくはハロゲンで置換される)、C3−C10アルケニルオキシ、C3−C10アルキニルオキシ、メルカプト、C1−C10アルキルチオ、C1−C10ハロアルキルチオ、アリール(C1−C4)アルキルチオ、C3−C7シクロアルキルチオ(前記シクロアルキル基は、任意で、C1−C6アルキルもしくはハロゲンで置換される)、トリ(C1−C4)−アルキルシリル(C1−C6)アルキルチオ、アリールチオ、C1−C6アルキルスルホニル、C1−C6ハロアルキルスルホニル、C1−C6アルキルスルフィニル、C1−C6ハロアルキルスルフィニル、アリールスルホニル、トリ(C1−C4)アルキルシリル、アリールジ(C1−C4)アルキルシリル、C1−C4アルキルジアリールシリル、トリアリールシリル、C1−C10アルキルカルボニル、HO2C、C1−C10アルコキシカルボニル、アミノカルボニル、C1−C6アルキルアミノカルボニル、ジ(C1−C6アルキル)−アミノカルボニル、N−(C1−C3アルキル)−N−(C1−C3アルコキシ)アミノカルボニル、C1−C6アルキルカルボニルオキシ、アリールカルボニルオキシ、ジ(C1−C6)アルキルアミノカルボニルオキシ、アリール(それ自体、任意で、C1−C6アルキルもしくはハロゲンで置換される)、ヘテロアリール(それ自体、任意で、C1−C6アルキルもしくはハロゲンで置換される)、ヘテロシクリル(それ自体、任意で、C1−C6アルキルもしくはハロゲンで置換される)、アリールオキシ(前記アリール基は、任意で、C1−C6アルキルもしくはハロゲンで置換される)、ヘテロアリールオキシ(前記ヘテロアリール基は、任意で、C1−C6アルキルもしくはハロゲンで置換される)、ヘテロシクリルオキシ(前記ヘテロシクリル基は、任意で、C1−C6アルキルもしくはハロゲンで置換される)、アミノ、C1−C6アルキルアミノ、ジ(C1−C6)アルキルアミノ、C1−C6アルキルカルボニルアミノ、N−(C1−C6)アルキルカルボニル−N−(C1−C6)アルキルアミノ、ならびにアリールカルボニル(前記アリール基は、それ自体、任意で、ハロゲンもしくはC1−C6アルキルで置換される)から選択され、
2およびR3またはR4およびR5が、それらが結合される前記炭素原子と一緒になって、酸素、硫黄、または窒素原子を含有する、任意で置換される3〜8員環を形成する時、得られたヘテロシクリル基において、前記1つ以上の任意の置換基は、独立して、ハロゲン、C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル、C1−C6アルコキシ、C1−C6ハロアルコキシ、C1−C6アルキルチオ、C1−C6アルキルスルフィニル、C1−C6アルキルスルホニル、ニトロ、およびシアノから選択され、
前記潜在性基Gは、C1−C8アルキル、C2−C8ハロアルキル、フェニルC1−C8アルキル(前記フェニルは、任意で、C1−C3アルキル、C1−C3ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、ハロゲン、シアノ、もしくはニトロによって置換される)、ヘテロアリールC1−C8アルキル(前記ヘテロアリールは、任意で、C1−C3アルキル、C1−C3ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、ハロゲン、シアノ、もしくはニトロによって置換される)、C3−C8アルケニル、C3−C8ハロアルケニル、C3−C8アルキニル、C(Xa)−Ra、C(Xb)−Xc−Rb、C(Xd)−N(Rc)−Rd、−SO2−Re、−P(Xe)(Rf)−Rg、およびCH2−Xf−Rhの基から選択され、
a、Xb、Xc、Xd、Xe、およびXfは、相互に独立して、酸素または硫黄であり、
aは、H、C1−C18アルキル、C2−C18アルケニル、C2−C18アルキニル、C1−C10ハロアルキル、C1−C10シアノアルキル、C1−C10ニトロアルキル、C1−C10アミノアルキル、C1−C5アルキルアミノ(C1−C5)アルキル、C2−C8ジアルキルアミノ(C1−C5)アルキル、C3−C7シクロアルキル(C1−C5)アルキル、C1−C5アルコキシ(C1−C5)アルキル、C3−C5アルケニルオキシ(C1−C5)アルキル、C1−C5アルキルチオ(C1−C5)アルキル、C1−C5アルキルスルフィニル(C1−C5)アルキル、C1−C5アルキルスルホニル(C1−C5)アルキル、C2−C8アルキリデンアミノキシ(C1−C5)アルキル、C1−C5アルキルカルボニル(C1−C5)アルキル、C1−C5アルコキシカルボニル(C1−C5)アルキル、アミノカルボニル(C1−C5)アルキル、C1−C5アルキルアミノカルボニル(C1−C5)アルキル、C2−C8ジアルキルアミノカルボニル(C1−C5)アルキル、C1−C5アルキルカルボニルアミノ(C1−C5)アルキル、N−(C1−C5)アルキルカルボニル−N−(C1−C5)アルキルアミノ(C1−C5)アルキル、C3−C6トリアルキルシリル(C1−C5)アルキル、フェニル(C1−C5)アルキル(前記フェニルは、任意で、C1−C3アルキル、C1−C3ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、ハロゲン、シアノ、もしくはニトロによって置換される)、ヘテロアリール(C1−C5)アルキル(前記ヘテロアリールは、任意で、C1−C3アルキル、C1−C3ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、ハロゲン、シアノ、もしくはニトロによって置換される)、C2−C5ハロアルケニル、C3−C8シクロアルキルであるか、あるいはフェニル、またはC1−C3アルキル、C1−C3ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、ハロゲン、シアノ、もしくはニトロによって置換されるフェニルであるか、あるいはヘテロアリール、またはC1−C3アルキル、C1−C3ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、ハロゲン、シアノ、もしくはニトロによって置換されるヘテロアリールであり、
bは、C1−C18アルキル、C3−C18アルケニル、C3−C18アルキニル、C2−C10ハロアルキル、C1−C10シアノアルキル、C1−C10ニトロアルキル、C2−C10アミノアルキル、C1−C5アルキルアミノ(C1−C5)アルキル、C2−C8ジアルキルアミノ(C1−C5)アルキル、C3−C7シクロアルキル(C1−C5)アルキル、C1−C5アルコキシ(C1−C5)アルキル、C3−C5アルケニルオキシ(C1−C5)アルキル、C3−C5アルキニルオキシ(C1−C5)アルキル、C1−C5アルキルチオ(C1−C5)アルキル、C1−C5アルキルスルフィニル(C1−C5)アルキル、C1−C5アルキルスルホニル(C1−C5)アルキル、C2−C8アルキリデンアミノキシ(C1−C5)アルキル、C1−C5アルキルカルボニル(C1−C5)アルキル、C1−C5アルコキシカルボニル(C1−C5)アルキル、アミノカルボニル(C1−C5)アルキル、C1−C5アルキルアミノカルボニル(C1−C5)アルキル、C2−C8ジアルキルアミノカルボニル(C1−C5)アルキル、C1−C5アルキルカルボニルアミノ(C1−C5)アルキル、N−(C1−C5)アルキルカルボニル−N−(C1−C5)アルキルアミノ(C1−C5)アルキル、C3−C6トリアルキルシリル(C1−C5)アルキル、フェニル(C1−C5)アルキル(前記フェニルは、任意で、C1−C3アルキル、C1−C3ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、ハロゲン、シアノ、もしくはニトロによって置換される)、ヘテロアリールC1−C5アルキル、(前記ヘテロアリールは、任意で、C1−C3アルキル、C1−C3ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキル−チオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、ハロゲン、シアノ、もしくはニトロによって置換される)、C3−C5ハロアルケニル、C3−C8シクロアルキルであるか、あるいはフェニル、またはC1−C3アルキル、C1−C3ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、ハロゲン、シアノ、もしくはニトロによって置換されるフェニルであるか、あるいはヘテロアリール、またはC1−C3アルキル、C1−C3ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、ハロゲン、シアノ、もしくはニトロによって置換されるヘテロアリールであり、
cおよびRdは、それぞれ、相互に独立して、水素、C1−C10アルキル、C3−C10アルケニル、C3−C10アルキニル、C2−C10ハロアルキル、C1−C10シアノアルキル、C1−C10ニトロアルキル、C1−C10アミノアルキル、C1−C5アルキルアミノ(C1−C5)アルキル、C2−C8ジアルキルアミノ(C1−C5)アルキル、C3−C7シクロアルキル(C1−C5)アルキル、C1−C5アルコキシ(C1−C5)アルキル、C3−C5アルケニルオキシ(C1−C5)アルキル、C3−C5アルキニルオキシ(C1−C5)アルキル、C1−C5アルキルチオ(C1−C5)アルキル、C1−C5アルキルスルフィニル(C1−C5)アルキル、C1−C5アルキルスルホニル(C1−C5)アルキル、C2−C8アルキリデンアミノキシ(C1−C5)アルキル、C1−C5アルキルカルボニル(C1−C5)アルキル、C1−C5アルコキシカルボニル(C1−C5)アルキル、アミノカルボニル(C1−C5)アルキル、C1−C5アルキルアミノカルボニル(C1−C5)アルキル、C2−C8ジアルキルアミノカルボニル(C1−C5)アルキル、C1−C5アルキルカルボニルアミノ(C1−C5)アルキル、N−(C1−C5)アルキルカルボニル−N−(C2−C5)アルキルアミノアルキル、C3−C6トリアルキルシリル(C1−C5)アルキル、フェニル(C1−C5)アルキル(前記フェニルは、任意で、C1−C3アルキル、C1−C3ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、ハロゲン、シアノ、もしくはニトロによって置換される)、ヘテロアリール(C1−C5)アルキル(前記ヘテロアリールは、任意で、C1−C3アルキル、C1−C3ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、ハロゲン、シアノ、もしくはニトロによって置換される)、C2−C5ハロアルケニル、C3−C8シクロアルキルであるか、あるいはフェニル、またはC1−C3アルキル、C1−C3ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、ハロゲン、シアノ、もしくはニトロによって置換されるフェニルであるか、あるいはヘテロアリール、またはC1−C3アルキル、C1−C3ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、ハロゲン、シアノ、もしくはニトロによって置換されるヘテロアリールであるか、あるいはヘテロアリールアミノ、またはC1−C3アルキル、C1−C3ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、ハロゲン、シアノ、もしくはニトロによって置換されるヘテロアリールアミノであるか、あるいはジヘテロアリールアミノ、またはC1−C3アルキル、C1−C3ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、ハロゲン、シアノ、もしくはニトロによって置換されるジヘテロアリールアミノであるか、あるいはフェニルアミノ、またはC1−C3アルキル、C1−C3ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、ハロゲン、シアノ、もしくはニトロによって置換されるフェニルアミノであるか、あるいはジフェニルアミノ、またはC1−C3アルキル、C1−C3ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、ハロゲン、シアノ、もしくはニトロによって置換されるジフェニルアミノであるか、あるいはC3−C7シクロアルキルアミノ、ジ−C3−C7シクロアルキルアミノ、またはC3−C7シクロアルコキシであるか、
あるいは、RcおよびRdは、ともに結合して、任意で、OまたはSから選択される1個のヘテロ原子を含有する、3〜7員環を形成し、
eは、C1−C10アルキル、C2−C10アルケニル、C2−C10アルキニル、C1−C10ハロアルキル、C1−C10シアノアルキル、C1−C10ニトロアルキル、C1−C10アミノアルキル、C1−C5アルキルアミノ(C1−C5)アルキル、C2−C8ジアルキルアミノ(C1−C5)アルキル、C3−C7シクロアルキル(C1−C5)アルキル、C1−C5アルコキシ(C1−C5)アルキル、C3−C5アルケニルオキシ(C1−C5)アルキル、C3−C5アルキニルオキシ(C1−C5)アルキル、C1−C5アルキルチオ(C1−C5)アルキル、C1−C5アルキルスルフィニル(C1−C5)アルキル、C1−C5アルキルスルホニル(C1−C5)アルキル、C2−C8アルキリデンアミノキシ(C1−C5)アルキル、C1−C5アルキルカルボニル(C1−C5)アルキル、C1−C5アルコキシカルボニル(C1−C5)アルキル、アミノカルボニル(C1−C5)アルキル、C1−C5アルキルアミノカルボニル(C1−C5)アルキル、C2−C8ジアルキルアミノカルボニル(C1−C5)アルキル、C1−C5アルキルカルボニルアミノ(C1−C5)アルキル、N−(C1−C5)アルキルカルボニル−N−(C1−C5)アルキルアミノ(C1−C5)アルキル、C3−C6トリアルキルシリル(C1−C5)アルキル、フェニル(C1−C5)アルキル(前記フェニルは、任意で、C1−C3アルキル、C1−C3ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、ハロゲン、シアノ、もしくはニトロによって置換される)、ヘテロアリール(C1−C5)アルキル(前記ヘテロアリールは、任意で、C1−C3アルキル、C1−C3ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、ハロゲン、シアノ、もしくはニトロによって置換される)、C2−C5ハロアルケニル、C3−C8シクロアルキルであるか、あるいはフェニル、またはC1−C3アルキル、C1−C3ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、ハロゲン、シアノ、もしくはニトロによって置換されるフェニルであるか、あるいはヘテロアリール、またはC1−C3アルキル、C1−C3ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、ハロゲン、シアノ、もしくはニトロによって置換されるヘテロアリールであるか、あるいはヘテロアリールアミノ、またはC1−C3アルキル、C1−C3ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、ハロゲン、シアノ、もしくはニトロによって置換されるヘテロアリールアミノであるか、あるいはジヘテロアリールアミノ、またはC1−C3アルキル、C1−C3ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、ハロゲン、シアノ、もしくはニトロによって置換されるジヘテロアリールアミノであるか、あるいはフェニルアミノ、またはC1−C3アルキル、C1−C3ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、ハロゲン、シアノ、もしくはニトロによって置換されるフェニルアミノであるか、あるいはジフェニルアミノ、またはC1−C3アルキル、C1−C3ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、ハロゲン、シアノ、もしくはニトロによって置換されるジフェニルアミノであるか、あるいはC3−C7シクロアルキルアミノ、ジ−C3−C7シクロアルキルアミノ、C3−C7シクロアルコキシ、C1−C10アルコキシ、C1−C10ハロアルコキシ、C1−C5アルキルアミノ、またはC2−C8ジアルキルアミノであり、
fおよびRgは、それぞれ、相互に独立して、C1−C10アルキル、C2−C10アルケニル、C2−C10アルキニル、C1−C10アルコキシ、C1−C10ハロアルキル、C1−C10シアノアルキル、C1−C10ニトロアルキル、C1−C10アミノアルキル、C1−C5アルキルアミノ(C1−C5)アルキル、C2−C8ジアルキルアミノ(C1−C5)アルキル、C3−C7シクロアルキル(C1−C5)アルキル、C1−C5アルコキシ(C1−C5)アルキル、C3−C5アルケニルオキシ(C1−C5)アルキル、C3−C5アルキニルオキシ(C1−C5)アルキル、C1−C5アルキルチオ(C1−C5)アルキル、C1−C5アルキルスルフィニル(C1−C5)アルキル、C1−C5アルキルスルホニル(C1−C5)アルキル、C2−C8アルキリデンアミノキシ(C1−C5)アルキル、C1−C5アルキルカルボニル(C1−C5)アルキル、C1−C5アルコキシカルボニル(C1−C5)アルキル、アミノカルボニル(C1−C5)アルキル、C1−C5アルキルアミノカルボニル(C1−C5)アルキル、C2−C8ジアルキルアミノカルボニル(C1−C5)アルキル、C1−C5アルキルカルボニルアミノ(C1−C5)アルキル、N−(C1−C5)アルキルカルボニル−N−(C2−C5)アルキルアミノアルキル、C3−C6トリアルキルシリル(C1−C5)アルキル、フェニル(C1−C5)アルキル(前記フェニルは、任意で、C1−C3アルキル、C1−C3ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、ハロゲン、シアノ、もしくはニトロによって置換される)、ヘテロアリール(C1−C5)アルキル(前記ヘテロアリールは、任意で、C1−C3アルキル、C1−C3ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、ハロゲン、シアノ、もしくはニトロによって置換される)、C2−C5ハロアルケニル、C3−C8シクロアルキルであるか、あるいはフェニル、またはC1−C3アルキル、C1−C3ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、ハロゲン、シアノ、もしくはニトロによって置換されるフェニルであるか、あるいはヘテロアリール、またはC1−C3アルキル、C1−C3ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、ハロゲン、シアノ、もしくはニトロによって置換されるヘテロアリールであるか、あるいはヘテロアリールアミノ、またはC1−C3アルキル、C1−C3ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、ハロゲン、シアノ、もしくはニトロによって置換されるヘテロアリールアミノであるか、あるいはジヘテロアリールアミノ、またはC1−C3アルキル、C1−C3ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、ハロゲン、シアノ、もしくはニトロによって置換されるジヘテロアリールアミノであるか、あるいはフェニルアミノ、またはC1−C3アルキル、C1−C3ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、ハロゲン、シアノ、もしくはニトロによって置換されるフェニルアミノであるか、あるいはジフェニルアミノ、またはC1−C3アルキル、C1−C3ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、ハロゲン、シアノ、もしくはニトロによって置換されるジフェニルアミノであるか、あるいはC3−C7シクロアルキルアミノ、ジ−C3−C7シクロアルキルアミノ、C3−C7シクロアルコキシ、C1−C10ハロアルコキシ、C1−C5アルキルアミノ、またはC2−C8ジアルキルアミノ、あるいはベンジルオキシまたはフェノキシであり、前記ベンジルおよびフェニル基は、任意で、C1−C3アルキル、C1−C3ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、ハロゲン、シアノ、またはニトロによって順に置換され、
hは、C1−C10アルキル、C3−C10アルケニル、C3−C10アルキニル、C1−C10ハロアルキル、C1−C10シアノアルキル、C1−C10ニトロアルキル、C2−C10アミノアルキル、C1−C5アルキルアミノ(C1−C5)アルキル、C2−C8ジアルキルアミノ(C1−C5)アルキル、C3−C7シクロアルキル(C1−C5)アルキル、C1−C5アルコキシ(C1−C5)アルキル、C3−C5アルケニルオキシ(C1−C5)アルキル、C3−C5アルキニルオキシ(C1−C5)アルキル、C1−C5アルキルチオ(C1−C5)アルキル、C1−C5アルキルスルフィニル(C1−C5)アルキル、C1−C5アルキルスルホニル(C1−C5)アルキル、C2−C8アルキリデンアミノキシ(C1−C5)アルキル、C1−C5アルキルカルボニル(C1−C5)アルキル、C1−C5アルコキシカルボニル(C1−C5)アルキル、アミノカルボニル(C1−C5)アルキル、C1−C5アルキルアミノカルボニル(C1−C5)アルキル、C2−C8ジアルキルアミノカルボニル(C1−C5)アルキル、C1−C5アルキルカルボニルアミノ(C1−C5)アルキル、N−(C1−C5)アルキルカルボニル−N−(C1−C5)アルキルアミノ(C1−C5)アルキル、C3−C6トリアルキルシリル(C1−C5)アルキル、フェニル(C1−C5)アルキル(前記フェニルは、任意で、C1−C3アルキル、C1−C3ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、ハロゲン、シアノ、もしくはニトロによって置換される)、ヘテロアリール(C1−C5)アルキル(前記ヘテロアリールは、任意で、C1−C3アルキル、C1−C3ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、ハロゲン、シアノ、もしくはニトロによって置換される)、フェノキシ(C1−C5)アルキル(前記フェニルは、任意で、C1−C3アルキル、C1−C3ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、ハロゲン、シアノ、もしくはニトロによって置換される)、ヘテロアリールオキシ(C1−C5)アルキル(前記ヘテロアリールは、任意で、C1−C3アルキル、C1−C3ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、ハロゲン、シアノ、もしくはニトロによって置換される)、C3−C5ハロアルケニル、C3−C8シクロアルキルであるか、あるいはフェニル、またはC1−C3アルキル、C1−C3ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、ハロゲン、もしくはニトロによって置換されるフェニルであるか、あるいはヘテロアリール、またはC1−C3アルキル、C1−C3ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、ハロゲン、シアノ、もしくはニトロによって置換されるヘテロアリールである]
で表される化合物、及び場合により、その農学的に許容される塩。
【請求項2】
1は、水素、ハロゲン、C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル、C1−C6アルコキシ、またはC1−C6ハロアルコキシである、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
1は、水素またはメチルである、請求項2に記載の化合物。
【請求項4】
2およびR3は、独立して、水素、ハロゲン、C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル、C1−C6アルコキシ、またはC1−C6ハロアルコキシである、請求項1に記載の化合物。
【請求項5】
4およびR5は、独立して、水素、ハロゲン、C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル、C1−C6アルコキシ、またはC1−C6ハロアルコキシである、請求項1、2、3、もしくは4に記載の化合物。
【請求項6】
4およびR5は、独立して、水素またはメチルである、請求項5に記載の化合物。
【請求項7】
mは、1である、請求項1〜6のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項8】
Qは、以下に定義される式Q1〜Q107
【化2】

【化3】

【化4】

[式中、
Rは、水素、ハロゲン、C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル、C1−C6アルコキシ、C1−C6ハロアルコキシ、C2−C6アルケニル、C2−C6ハロアルケニル、C2−C6アルキニル、C2−C6ハロアルキニル、C3−C6アルケニルオキシ、C3−C6ハロアルケニルオキシ、C3−C6アルキニルオキシ、C3−C6シクロアルキル、C1−C6アルキルチオ、C1−C6アルキルスルフィニル、C1−C6アルキルスルホニル、C1−C6アルコキシスルホニル、C1−C6ハロアルコキシスルホニル、シアノ、ニトロであるか、あるいはフェニル、またはC1−C4アルキル、C1−C3ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、シアノ、ニトロ、ハロゲン、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、もしくはC1−C3アルキルスルホニルによって置換されるフェニルであるか、あるいはヘテロアリール、またはC1−C4アルキル、C1−C3ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、シアノ、ニトロ、ハロゲン、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、もしくはC1−C3アルキルスルホニルによって置換されるヘテロアリールであり、
R’は、水素、C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル、C3−C7シクロアルキル、C1−C6アルコキシ、C1−C6ハロアルコキシ、C1−C6アルキルスルフィニル、C1−C6アルキルスルホニル、C1−C6アルキルカルボニル、C1−C6ハロアルキルカルボニル、C1−C6アルコキシカルボニル、C1−C6アルキルアミノカルボニル、C2−C8ジアルキルアミノカルボニル、C6−C10アリールスルホニル、C6−C10アリールカルボニル、C6−C10アリールアミノカルボニル、C7−C16アリールアルキルアミノカルボニル、C1−C9ヘテロアリールスルホニル、C1−C9ヘテロアリールカルボニル、C1−C9ヘテロアリールアミノカルボニル、C2−C15ヘテロアリールアルキルアミノカルボニルであり、
R’’は、水素、C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル、C3−C7シクロアルキル、C1−C6アルコキシ、C1−C6ハロアルコキシ、C1−C6アルキルスルフィニル、C1−C6アルキルスルホニル、C1−C6アルキルカルボニル、C1−C6ハロアルキルカルボニル、C1−C6アルコキシカルボニル、C1−C6アルキルアミノカルボニル、C2−C8ジアルキルアミノカルボニル、C1−C6ハロアルキルスルフィニル、またはC1−C6ハロアルキルスルホニルであり、
nは、0、1、2、3、もしくは4であり、かつ
Aは、前記−(CR45m部分への結合の位置を示す]
から選択される基である、請求項1〜7のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項9】
Qは、請求項8に定義される式Q1、Q2、Q3、Q4、Q5、Q6、Q7、Q25、Q26、Q27、Q28、Q29、Q86、Q87、Q88、Q89、およびQ90から選択される基であり、
RおよびR’は、独立して、水素、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C4アルコキシ、またはC1−C4ハロアルコキシであり、かつ
nは、0、1、もしくは2である、請求項8に記載の化合物。
【請求項10】
Qは、チエニル、フリル、オキサゾリル、イソキサゾリル、ベンゾフリル、チアゾリル、オキサゾリル、イソチアゾリル、ベンゾチエニル、ベンゾイソチエニル、ベンゾチアゾリル、ベンズイソチアゾリル、ベンズオキサゾリル、またはベンズイソキサゾリルであり、これらの環は、任意で、フルオロ、クロロ、ブロモ、メチル、メトキシ、シアノ、またはトリフルオロメチルによって、1回もしくは2回置換される、請求項1〜7のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項11】
Qは、ピリジル、ピリミジニル、ピリダジニル、キノリニル、イソキノリニル、シンノリニル、フタラジニル、キナゾリニル、またはキノキサリニルであり、これらの環は、任意で、フルオロ、クロロ、ブロモ、メチル、メトキシ、シアノ、またはトリフルオロメチルによって、1回もしくは2回置換される、請求項1〜7のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項12】
Hetは、芳香族複素環を含有する、任意で置換される単環式6員の窒素、または芳香族複素環を含有する、任意で置換される単環式5員の硫黄もしくは窒素である、請求項1〜11のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項13】
Hetは、芳香族複素環を含有する、単環式5員の硫黄および窒素である、請求項12に記載の化合物。
【請求項14】
Hetは、式Het1〜Het12
【化5】

[式中、
Bは、前記ケトエノール部分への結合点を指定し、
1は、NまたはCR9であり、
2およびW3は、相互に独立して、NまたはCR7であり、
4は、NまたはCR10であるが、
但し、W1、W2、W3、もしくはW4の少なくとも1つは、Nであることを条件とし、
Xは、O、S、またはNR12であり、
Zは、NまたはCR13であり、
式中、
6は、ハロゲン、C1−C2アルキル、C1−C2ハロアルキル、ビニル、エチニル、またはメトキシであり、
7は、ハロゲン、C1−C2アルキル、C1−C2アルコキシ、C1−C2ハロアルキル、C1−C2ハロアルコキシ、またはシアノによって、1回、2回、もしくは3回置換されるフェニルであり、
8は、水素、C1−C4アルキル、C2−C3アルケニル、C2−C3アルキニル、C1−C4ハロアルキル、またはC2−C3ハロアルケニルであり、
9は、水素、メチル、ハロメチル、またはハロゲンであり、
10は、水素、ハロゲン、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C2−C4アルケニル、C2−C4ハロアルケニル、C2−C4アルキニル、C1−C4アルコキシ、C1−C4ハロアルコキシ、C1−C4アルキルチオ、C1−C4アルキルスルフィニル、C1−C4アルキルスルホニル、またはシアノであり、
11は、ハロゲン、C1−C2アルキル、C1−C2アルコキシ、C1−C2ハロアルキル、C1−C2ハロアルコキシ、またはシアノによって、1回、2回、もしくは3回置換されるフェニルであり、
12は、水素、メチル、エチル、またはハロメチルであり、かつ
13は、水素、メチル、エチル、ハロメチル、ハロエチル、ハロゲン、シアノ、またはニトロである]
から選択される基である、請求項1〜13のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項15】
6は、メチルまたはエチルであり、
8は、メチルまたはエチルであり、
9は、水素であり、かつ
10は、水素、ハロゲン、メチル、またはエチルである、請求項14に記載の化合物。
【請求項16】
前記潜在性基Gは、−C(Xa)−Ra基または−C(Xb)−Xc−Rb基である、請求項1〜15のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項17】
前記潜在性基Gは、−C(Xa)−Ra基または−C(Xb)−Xc−Rb基であり、Raは、水素またはC1−C18アルキルであり、Rbは、C1−C18アルキルであり、かつXa、Xb、およびXcの意味は、請求項1に定義されるとおりである、請求項1〜15のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項18】
Gは、水素、アルカリ金属、またはアルカリ土類金属である、請求項1〜15のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項19】
1は、水素またはメチルであり、
2およびR3は、独立して、水素またはメチルであり、
4およびR5は、独立して、水素またはメチルであり、
Qは、ピリジル、ピリミジニル、ピリダジニル、キノリニル、イソキノリニル、シンノリニル、フタラジニル、キナゾリニル、またはキノキサリニルであり、これらの環は、任意で、フルオロ、クロロ、ブロモ、メチル、メトキシ、シアノ、またはトリフルオロメチルによって、1回もしくは2回置換されるか、
あるいはQは、チエニル、フリル、オキサゾリル、イソキサゾリル、ベンゾフリル、チアゾリル、オキサゾリル、イソチアゾリル、ベンゾチエニル、ベンゾイソチエニル、ベンゾチアゾリル、ベンズイソチアゾリル、ベンズオキサゾリル、またはベンズイソキサゾリルであり、これらの環は、任意で、フルオロ、クロロ、ブロモ、メチル、メトキシ、シアノ、またはトリフルオロメチルによって、1回もしくは2回置換され、
mは、1であり、
Hetは、Het2
【化6】

[式中、
Xは、Sであり、Zは、Nであり、R6は、メチルまたはエチルであり、R7は、4−クロロフェニルまたは4−ブロモフェニルであり、Bは、前記ケトエノール部分への結合点を指定する]
で表される基であり、そして
Gは、水素、アルカリ金属、またはアルカリ土類金属である、請求項1に記載の化合物。
【請求項20】
1〜R5は、水素であり、Gは、水素である、請求項19に記載の化合物。
【請求項21】
1〜R5は、水素であり、Gは、水素、アルカリ、またはアルカリ土類金属であり、mは、1であり、
Qは、以下に定義される式Q1〜Q7
【化7】

[式中、
nは、0であり、Aは、前記−(CR45m部分への結合点を指定する]
から選択される基であるか、あるいはQは、ピリジルであり、そして、
Hetは、式Het2
【化8】

[式中、
Xは、Sであり、Zは、Nであり、R6は、メチルまたはエチルであり、R7は、ハロゲンによって置換されるフェニルであり、Bは、前記ケトエノール部分への結合点を指定する]
で表される基であるか、
あるいは、Hetは、式Het10
【化9】

[式中、
Zは、CHまたはC−CH3であり、R6は、メチルまたはエチルであり、R7は、ハロゲンによって置換されるフェニルであり、かつBは、前記ケトエノール部分への結合点を指定する]
で表される基である、請求項1に記載の化合物。
【請求項22】
Qは、式Q7の基またはピリジン−2−イルであり、かつHetは、式Het2またはHet10の基であり、R7は、4−クロロフェニルである、請求項21に記載の化合物。
【請求項23】
以下に示される化合物A1〜A25:
【化10】

【化11】

のうちの1つ、またはその農業的もしくは農学的に許容される塩である、請求項1に記載の化合物。
【請求項24】
請求項1〜23のいずれか1項に定義される、除草的に有効な量の式Iの化合物と、任意で、前記式Iの化合物のための混合パートナーとして、さらなる除草剤と、もしくは任意で、薬害軽減剤と、または両方と、を含む、除草組成物。
【請求項25】
請求項1〜23のいずれか1項に定義される、除草的に有効な量の式Iの化合物と、薬害軽減剤と、任意で、前記式Iの化合物のための混合パートナーとして、さらなる除草剤と、を含み、
前記薬害軽減剤は、ベノキサコール、クロキントセットメキシル、シプロスルファミド、メフェンピルジエチル、またはN−(2−メトキシベンゾイル)−4−[(メチルアミノカルボニル)アミノ]ベンゼンスルホンアミドである、除草組成物。
【請求項26】
有用な植物の作物における草および雑草を制御する方法であって、請求項1〜23のいずれか1項に定義される、除草的に有効な量の式Iの化合物、または請求項24もしくは25に定義される化合物を含む、除草的に有効な量の組成物を、前記植物またはその部位に適用することを含む、方法。
【請求項27】
有用な植物の前記作物は、穀類、米、トウモロコシ、大豆である、請求項26に記載の方法。

【公表番号】特表2013−500956(P2013−500956A)
【公表日】平成25年1月10日(2013.1.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−522243(P2012−522243)
【出願日】平成22年7月29日(2010.7.29)
【国際出願番号】PCT/GB2010/001449
【国際公開番号】WO2011/012862
【国際公開日】平成23年2月3日(2011.2.3)
【出願人】(500371307)シンジェンタ リミテッド (141)
【Fターム(参考)】