集積変調器照明
【課題】ガラスまたは光導体を加えると、変調器に厚さが加わり、これにより視差の問題を引き起こし、像の視覚的な品位を落とす。また、製造プロセスは、いくつかの部分を加えることでいっそう複雑になるという問題がある。
【解決手段】空間光変調器は、画像データに基づいて光を変調する要素204の配列を含む。変調器は、前記要素の配列に隣接して配置された第1及び第2の表面を有するディスプレイパネルを有し、前記第2の表面が前記要素の配列に直接隣接し見る人214が光の変調により生成された画像を見ることを可能にする。また変調器は、光を前記ディスプレイパネルに供給する光源216と、前記要素の配列に前記光源からの光を反射するための前記ディスプレイパネルの前記第1の表面上の照明ドット208とを含むことができる。
【解決手段】空間光変調器は、画像データに基づいて光を変調する要素204の配列を含む。変調器は、前記要素の配列に隣接して配置された第1及び第2の表面を有するディスプレイパネルを有し、前記第2の表面が前記要素の配列に直接隣接し見る人214が光の変調により生成された画像を見ることを可能にする。また変調器は、光を前記ディスプレイパネルに供給する光源216と、前記要素の配列に前記光源からの光を反射するための前記ディスプレイパネルの前記第1の表面上の照明ドット208とを含むことができる。
【発明の詳細な説明】
【分野】
【0001】
【背景】
【0002】
撮像用途に用いられる空間光変調器は、多くの異なる形式がある。透過型液晶装置(LVD)変調器は、結晶性物質のねじれ及び/または配向を制御することにより光を変調し、光を遮るか通す。反射型空間光変調器は、様々な物理的な効果を活用し、撮像表面に反射した光の量を制御する。そのような反射型変調器の例には、反射型LCD、及びデジタルマイクロミラーデバイス(DMD(商標))がある。
【0003】
空間光変調器の他の例は、iMOD(商標)のような、干渉により光を変調する干渉変調器である。iMODは、少なくとも1つの可動または可偏向壁を有するキャビティを用いる。壁は、一般的に少なくとも一部は金属を含み、キャビティの前面に向かって動くと、前面で見られる光の色に影響を与える干渉が起こる。iMoDは直視型装置であるため、前面は、一般的に見る人により見られる像が現れる面である。
【0004】
一般に、iMoDは高反射型の直視型フラットパネルディスプレイである。その高い反射率のため、iMODはほとんどの照明条件において照明の必要がほとんどない。一般的な消費者は、周囲の照明がほとんどない状況において電子ディスプレイを読むことができると予想する。いくつかの照明の形式が、iMoDと、一般に周囲の照明を使う他の純反射型空間光変調器に必要とされる。
【0005】
LCDとともに広範囲に用いられる裏面照明技術は、純反射型空間光変調器のために働かない。純反射型空間光変調器は、変調器要素を照明するような方法において、光を後ろから前へ通すことができないものである。純反射型空間光変調器の要素間に間隙を残し、裏面の照明がパネルの前面を介して進みパネルの前面に現れるようにすることは可能であるが、光は実際には要素を照明しないので、光はどんな像情報も含まないであろうし、その経路上で要素を通りすぎディスプレイパネルを通る。
【0006】
1つの方法として、2002年8月19日に出願された米国特許出願番号10/224,029(公開番号20030043157)に述べられ、図1aに示す「マイクロランプ」104は、純反射型空間光変調器アレイ108のガラス基板106に結合されたガラス102の表面に製造される。各マイクロランプは、マイクロランプからアレイ108への直接光を支援する特有の反射層111を有する。反射防止(AR)膜100は、表面から反射された入射光109の量を減らす。変調器アレイ108上への光入射は、境界面107を介して経路110に沿って進み、最終的に見る人111に到達する。この方法は、若干複雑であり、ガラスの追加の層102を必要とし、この層102にはアークランプとそれらの制御回路が製造されなければならない。
【0007】
同じ米国特許出願の別の方法では、散乱核を含むライトパイプが用いられる。この方法は図1bに示す。光源116が光導体118に取り付けられる。光122は、コリメータ120を用いて光導体に結合される。散乱パッド、すなわち散乱核124は、ウエットまたはドライエッチングで粗くされた光導体の領域である。次に、粗くされた領域は、見る人128に向かう吸収面、表面112に向かう反射面、及び最後に変調器アレイ114の薄膜堆積で覆われる。光導体内で捕捉された光は、散乱核124に出くわし、全内部反射は妨げられ、光129のいくつかの部分は、薄膜堆積126からの反射を介して変調器アレイに向かう方向を含む全方向に散乱する。
【0008】
これらの方法のどちらも、いくつかの問題がある。製造プロセスは、いくつかの部分を加えることでいっそう複雑になる。ガラス102または光導体118を加えると、変調器に厚さが加わり、これにより視差の問題を引き起こし、像の視覚的な品位を落とす。
【発明の概要】
【0009】
【詳細な説明】
【0010】
本発明は、図面を参照して開示を読むことにより最も理解することができる。
【0011】
照明ドットを有する純反射型空間光変調器の実施形態を図2に示す。この例における空間光変調器は、可動ミラーと透明基板200上に直接作られた光フィルムの間のキャビティの深さを制御することにより光を変調する干渉変調器である。アレイの各要素204は、基板からつり下げられた小型のミラーを含む。これらのミラーは、散光器206及び基板200を介して進み要素204に到達する光を変調するよう、個別に作動することができる。作動すると、各変調器要素は、ガラスの反対側で見る人214により見られる色を変えることができる。層202は、変調器に対して裏板として作用し、一般に不透明であり、このタイプの変調器をバックライトとともに用いることを困難にする。
【0012】
しかしながら、前面照明方式の用途に対して、散光器206と基板200との境界面で形成された照明ドット208は、ディスプレイに対して照明を供給できる。各ドット208は、変調器アレイに向かって反射する第1の層210と見る人に向かって吸収する第2の層212で構成されている。これは、照明ドットは様々なタイプの印刷または薄膜堆積技術により透明基板または散光器の表面で形成することができるので、基板をウェットまたはドライエッチングする余分のステップを加える必要がないことを除いて、上述した散乱核と類似している。それは必要ないが、必要に応じてエッチング技術を透明基板上で用いることもできる。
【0013】
ここでの考察のために、ディスプレイパネルは基板200と散光器206の組み合わせ、基板と反射防止膜、または基板200だけとすることができる。前面パネルは2つの表面を有する。第1の表面は、それを介して見る人が変調された光を見る表面である。第2の表面は、変調器アレイに直接隣接する表面である。第1の表面は、第1の表面上にあると考えられる照明ドットともに、それらが基板または散光器上に形成されたかどうかに関わらず、その上に散光器を有することができる。
【0014】
干渉変調器は、周囲の照明だけを用いることができる。直視型ディスプレイを作るのに用いられる場合、それらは入射光を利用し、見る人により見られる像を形成することができる。ディスプレイに関連する光源とともに照明は、周辺光を補うことができ、これによりディスプレイの明るさが増す。全体の暗さにおいて、照明ドットと関連する光源は、ディスプレイのために必要な全ての照明を供給することができる。また、図2は冷陰極蛍光灯または発光ダイオード(LED)により照明される端照射光パイプのような光源216を示し、これは透明基板200の一端にある。光源により照射され透明基板に適切に投入される光は、全内部反射のため透明基板を介して進むであろう。照明ドットに当たる光は、ドット220および222で示すように、いくつかの異なる方向に反射される。
【0015】
ドットの配置は、照明の性質と、変調器を用いることができる環境に応じて最適化できる。例えば、図3aにおいて、ドットパターンは非常に規則的なものである。ドットパターン中のドットは、ドット302のように、要素304aおよび304bのような変調器要素に続いて当たる光を散乱する。ドット302から散乱された光は、ドット302に当たり散乱される前に、透明基板200内で数回内部反射している可能性がある。
【0016】
透明基板に投入された光は、基板内で内部反射するであろう。ドットあるいは他のいくつかの乱れた表面構造がなければ、この光は基板を横断し続けるであろう。照明ドットを用いることで、ドットパターンは均一な照明を生成することができる。透明基板の表面にわたる規則的な進路中の間隔を変え、図3bおよび3cに示すような均一な光照射を生成する様々な方式を適用できる。
【0017】
図3bにおいて、ドットパターンは、一般の方法において変化するが、ここでは規則的で変化したパターンについて言及する。図3aのドットパターンは、比較のために破線で示す。図に示すように、要素302を含むもののような各列は、均一な変化でその以前の位置から移動されている。図3bの特定の例において、第1の列は、以前の位置から「前方に」特定の距離変化し、第2の列は「後方に」ほぼ同じ距離変化する。これは、規則的な変化により変化したパターンの一例にすぎない。図3cは、相対的に、規則的で変化したディザパターンのために変化を用いるだけでなく、さらに空間ディザリングを含む。
【0018】
一般に、ドットは標準的な見る距離でディスプレイを見る人間である見る人の視覚により解像するには、サイズが小さすぎるであろう。望ましくない人工物が、個別に解像できない特徴とともにアレイによりさらに生成され得るときがある。パターンの変化の入念な設計、及び/またはパターンの変化及びディザリング及び/またはパターンの基本的な間隔及び配置は、そのような任意の望ましくない人工物を軽減または削除するのに用いることができる。
【0019】
図3a−3cの実施形態は、端照明方式、本質的には要素が「前面」照らされる方式に向けられている。バックライト方式を用いることも可能である。また、透明基板上で純反射型変調器とともにバックライトを用いることは、いくつかの制限がかかる。
【0020】
光は、図4における要素404a及び404bのような変調要素の後方から、見る人216に向けて進むので、純反射型空間光変調器アレイとともにバックライトを用いる場合、制限が生じる。光は、要素404aおよび404bの間406のような非常に小さい間隔だけを通ることができる。変調器の設計者は、一般に変調器の反射率を最大にするよう、これらの間隔をできるだけ小さく保つよう努める。この制限は、透明基板の上面のドットを要素間の間隔の反対側に直接置くことにより、最小にすることができる。一般的には、416のようなバックライトは、均一な照明特性を有し、それゆえ均一な間隔が適切であろう。そのようなパターンの例を図4に示し、ここで402のようなドットは間隔を「埋める」ように位置される。変化を間隔内のドットの配置に取り入れることも可能である。
【0021】
ドットのパターニングにおける変化に加えて、ドットが置かれる表面は変化することもできる。一般的に、ドットは散光器と透明基板との間の境界面に存在するよう、置かれるであろう。この境界面にドットを配置するための別の表面を図5に示す。散光器502は、通常は透明基板500に結合される。この図のために、散光器は基板から取り除かれる。ドットは、ドット504のように基板500の表面にパターニングすることができる。ドット504は図示しない変調器アレイに向かう反射部508と見る人に向かう吸収部506を有する。
【0022】
別の方法では、ドット510のように、ドットは散光器502の表面に置くことができる。ドットの位置を変えると、ドット処理シーケンスを変更することができる。ガラスの504のような表面上のドットは、堆積された第1の反射材料を有することができ、次に吸収材料の「上塗り」により覆うことができる。ドットが510のように散光器の表面に存在すると、吸収材料512がまず下に置かれ、次に反射材料514が下に置かれるであろう。これは、変調器及び見る人214に関して層の適切な向きを維持する。
【0023】
ドットを散光器の表面または基板の表面上に印刷する柔軟性、及びドットが印刷されるパターンと密度に関する柔軟性に加えて、ドットが形成される製造プロセスにおける点に関して相当の柔軟性がある。照明ドットを有する空間照明変調器アレイを製造するための方法の実施形態を図6に示す。
【0024】
プロセスの第1の例は、600で、透明基板を供給することで始まるであろう。602で、照明ドットが透明基板に付けられる。次に、604で、空間光変調器が製造される。606で、変調器は完成するであろう。ここでは裏板を取り付けるような作業を含むであろう。次に、608で、照明ドットにわたって散光器が付けられる。また、散光器と透明基板の組み合わせをディスプレイパネルと呼ぶことができる。また、ディスプレイパネルは反射防止膜のような他の任意の光学部品を備えることができる。
【0025】
別の実施形態において、610で、空間光変調器は透明基板の(見る人から離れた)「裏面」上に製造される。次に、612で、空間光変調器は完成する。一実施形態において、614で、照明ドットは透明基板の前面に付けられ、次に616で、散光器が付けられる。
【0026】
他の実施形態において、618で、散光器は、変調器が612で完成した後、あるいは変調器を製造及び完成するプロセスと並行して、供給される。次に、620で、照明ドットは散光器に付けられることができ、次に622で、散光器は透明基板に付けられる。
【0027】
上記のどの実施形態においても、プロセスは透明基板に第1及び第2の表面を供給することと、第2の表面上に空間光変調器を製造することと、第1の表面に散光器を付けることと、照明ドットを付けることとを含む。順序は実施形態によって変わるので、プロセスのリストにより順序は暗示されない。
【0028】
例えば、変調器の製造の後、基板または散光器上にドットを置き、変調器製造の歩留まりに影響を与えることなしに何らかの印刷ミスがなされることを許容することが望ましい。製造プロセスの間にドットが堆積され、何かがなくなると、他の動作可能な変調器を浪費するだけでなく、プロセスの歩留まりに悪影響を及ぼす可能性がある。製造により現れる変調器上にドットを置くことにより、柔軟性が増すことができる。どのようにドットが形成されるかによって、基板をアセトンまたは他の溶剤及び適切な技術で洗浄することにより、誤りを除くことができ、基板の裏側に密封された変調器要素に影響を与えることはないであろう。製造の間に実施される洗浄プロセスは、変調器を損傷する可能性がある。
【0029】
ドットの形成自体は、リソグラフィック印刷、インクジェット印刷、スクリーン印刷、あるいは他の形式の印刷技術を含む多くの印刷手順の1つで行うことができる。ドットは表面上に浮き出すこともできる。ドットを堆積するのに用いられる技術の形式に応じて、ドットの形状はそれらの効果を最大にするよう制御することができる。説明したように、ドットは人間の目の解像度未満の解像度で印刷することができ、見る人に見られるような画質に影響を与えることを回避する。
【0030】
したがって、この点に対して純反射型空間光変調器の照明のための方法及び装置の特定の実施形態を述べたが、そのような特定の参照は本発明の範囲の限定であるとみなされることを意図していない。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1a】純反射型空間光変調器を照明する方法の従来技術の実施形態を示す。
【図1b】純反射型空間光変調器を照明する方法の従来技術の実施形態を示す。
【図2】照明ドットを有する空間光変調器の例を示す。
【図3a】エッジライトとともに用いられる照明ドットパターンの他の実施形態を示す。
【図3b】エッジライトとともに用いられる照明ドットパターンの他の実施形態を示す。
【図3c】エッジライトとともに用いられる照明ドットパターンの他の実施形態を示す。
【図4】バックライトとともに用いられる照明ドットパターンの実施形態を示す。
【図5】照明ドットに対して可能な位置の実施形態を示す。
【図6】照明ドットを有する空間光変調器を製造する方法のフローチャートを示す。
【分野】
【0001】
【背景】
【0002】
撮像用途に用いられる空間光変調器は、多くの異なる形式がある。透過型液晶装置(LVD)変調器は、結晶性物質のねじれ及び/または配向を制御することにより光を変調し、光を遮るか通す。反射型空間光変調器は、様々な物理的な効果を活用し、撮像表面に反射した光の量を制御する。そのような反射型変調器の例には、反射型LCD、及びデジタルマイクロミラーデバイス(DMD(商標))がある。
【0003】
空間光変調器の他の例は、iMOD(商標)のような、干渉により光を変調する干渉変調器である。iMODは、少なくとも1つの可動または可偏向壁を有するキャビティを用いる。壁は、一般的に少なくとも一部は金属を含み、キャビティの前面に向かって動くと、前面で見られる光の色に影響を与える干渉が起こる。iMoDは直視型装置であるため、前面は、一般的に見る人により見られる像が現れる面である。
【0004】
一般に、iMoDは高反射型の直視型フラットパネルディスプレイである。その高い反射率のため、iMODはほとんどの照明条件において照明の必要がほとんどない。一般的な消費者は、周囲の照明がほとんどない状況において電子ディスプレイを読むことができると予想する。いくつかの照明の形式が、iMoDと、一般に周囲の照明を使う他の純反射型空間光変調器に必要とされる。
【0005】
LCDとともに広範囲に用いられる裏面照明技術は、純反射型空間光変調器のために働かない。純反射型空間光変調器は、変調器要素を照明するような方法において、光を後ろから前へ通すことができないものである。純反射型空間光変調器の要素間に間隙を残し、裏面の照明がパネルの前面を介して進みパネルの前面に現れるようにすることは可能であるが、光は実際には要素を照明しないので、光はどんな像情報も含まないであろうし、その経路上で要素を通りすぎディスプレイパネルを通る。
【0006】
1つの方法として、2002年8月19日に出願された米国特許出願番号10/224,029(公開番号20030043157)に述べられ、図1aに示す「マイクロランプ」104は、純反射型空間光変調器アレイ108のガラス基板106に結合されたガラス102の表面に製造される。各マイクロランプは、マイクロランプからアレイ108への直接光を支援する特有の反射層111を有する。反射防止(AR)膜100は、表面から反射された入射光109の量を減らす。変調器アレイ108上への光入射は、境界面107を介して経路110に沿って進み、最終的に見る人111に到達する。この方法は、若干複雑であり、ガラスの追加の層102を必要とし、この層102にはアークランプとそれらの制御回路が製造されなければならない。
【0007】
同じ米国特許出願の別の方法では、散乱核を含むライトパイプが用いられる。この方法は図1bに示す。光源116が光導体118に取り付けられる。光122は、コリメータ120を用いて光導体に結合される。散乱パッド、すなわち散乱核124は、ウエットまたはドライエッチングで粗くされた光導体の領域である。次に、粗くされた領域は、見る人128に向かう吸収面、表面112に向かう反射面、及び最後に変調器アレイ114の薄膜堆積で覆われる。光導体内で捕捉された光は、散乱核124に出くわし、全内部反射は妨げられ、光129のいくつかの部分は、薄膜堆積126からの反射を介して変調器アレイに向かう方向を含む全方向に散乱する。
【0008】
これらの方法のどちらも、いくつかの問題がある。製造プロセスは、いくつかの部分を加えることでいっそう複雑になる。ガラス102または光導体118を加えると、変調器に厚さが加わり、これにより視差の問題を引き起こし、像の視覚的な品位を落とす。
【発明の概要】
【0009】
【詳細な説明】
【0010】
本発明は、図面を参照して開示を読むことにより最も理解することができる。
【0011】
照明ドットを有する純反射型空間光変調器の実施形態を図2に示す。この例における空間光変調器は、可動ミラーと透明基板200上に直接作られた光フィルムの間のキャビティの深さを制御することにより光を変調する干渉変調器である。アレイの各要素204は、基板からつり下げられた小型のミラーを含む。これらのミラーは、散光器206及び基板200を介して進み要素204に到達する光を変調するよう、個別に作動することができる。作動すると、各変調器要素は、ガラスの反対側で見る人214により見られる色を変えることができる。層202は、変調器に対して裏板として作用し、一般に不透明であり、このタイプの変調器をバックライトとともに用いることを困難にする。
【0012】
しかしながら、前面照明方式の用途に対して、散光器206と基板200との境界面で形成された照明ドット208は、ディスプレイに対して照明を供給できる。各ドット208は、変調器アレイに向かって反射する第1の層210と見る人に向かって吸収する第2の層212で構成されている。これは、照明ドットは様々なタイプの印刷または薄膜堆積技術により透明基板または散光器の表面で形成することができるので、基板をウェットまたはドライエッチングする余分のステップを加える必要がないことを除いて、上述した散乱核と類似している。それは必要ないが、必要に応じてエッチング技術を透明基板上で用いることもできる。
【0013】
ここでの考察のために、ディスプレイパネルは基板200と散光器206の組み合わせ、基板と反射防止膜、または基板200だけとすることができる。前面パネルは2つの表面を有する。第1の表面は、それを介して見る人が変調された光を見る表面である。第2の表面は、変調器アレイに直接隣接する表面である。第1の表面は、第1の表面上にあると考えられる照明ドットともに、それらが基板または散光器上に形成されたかどうかに関わらず、その上に散光器を有することができる。
【0014】
干渉変調器は、周囲の照明だけを用いることができる。直視型ディスプレイを作るのに用いられる場合、それらは入射光を利用し、見る人により見られる像を形成することができる。ディスプレイに関連する光源とともに照明は、周辺光を補うことができ、これによりディスプレイの明るさが増す。全体の暗さにおいて、照明ドットと関連する光源は、ディスプレイのために必要な全ての照明を供給することができる。また、図2は冷陰極蛍光灯または発光ダイオード(LED)により照明される端照射光パイプのような光源216を示し、これは透明基板200の一端にある。光源により照射され透明基板に適切に投入される光は、全内部反射のため透明基板を介して進むであろう。照明ドットに当たる光は、ドット220および222で示すように、いくつかの異なる方向に反射される。
【0015】
ドットの配置は、照明の性質と、変調器を用いることができる環境に応じて最適化できる。例えば、図3aにおいて、ドットパターンは非常に規則的なものである。ドットパターン中のドットは、ドット302のように、要素304aおよび304bのような変調器要素に続いて当たる光を散乱する。ドット302から散乱された光は、ドット302に当たり散乱される前に、透明基板200内で数回内部反射している可能性がある。
【0016】
透明基板に投入された光は、基板内で内部反射するであろう。ドットあるいは他のいくつかの乱れた表面構造がなければ、この光は基板を横断し続けるであろう。照明ドットを用いることで、ドットパターンは均一な照明を生成することができる。透明基板の表面にわたる規則的な進路中の間隔を変え、図3bおよび3cに示すような均一な光照射を生成する様々な方式を適用できる。
【0017】
図3bにおいて、ドットパターンは、一般の方法において変化するが、ここでは規則的で変化したパターンについて言及する。図3aのドットパターンは、比較のために破線で示す。図に示すように、要素302を含むもののような各列は、均一な変化でその以前の位置から移動されている。図3bの特定の例において、第1の列は、以前の位置から「前方に」特定の距離変化し、第2の列は「後方に」ほぼ同じ距離変化する。これは、規則的な変化により変化したパターンの一例にすぎない。図3cは、相対的に、規則的で変化したディザパターンのために変化を用いるだけでなく、さらに空間ディザリングを含む。
【0018】
一般に、ドットは標準的な見る距離でディスプレイを見る人間である見る人の視覚により解像するには、サイズが小さすぎるであろう。望ましくない人工物が、個別に解像できない特徴とともにアレイによりさらに生成され得るときがある。パターンの変化の入念な設計、及び/またはパターンの変化及びディザリング及び/またはパターンの基本的な間隔及び配置は、そのような任意の望ましくない人工物を軽減または削除するのに用いることができる。
【0019】
図3a−3cの実施形態は、端照明方式、本質的には要素が「前面」照らされる方式に向けられている。バックライト方式を用いることも可能である。また、透明基板上で純反射型変調器とともにバックライトを用いることは、いくつかの制限がかかる。
【0020】
光は、図4における要素404a及び404bのような変調要素の後方から、見る人216に向けて進むので、純反射型空間光変調器アレイとともにバックライトを用いる場合、制限が生じる。光は、要素404aおよび404bの間406のような非常に小さい間隔だけを通ることができる。変調器の設計者は、一般に変調器の反射率を最大にするよう、これらの間隔をできるだけ小さく保つよう努める。この制限は、透明基板の上面のドットを要素間の間隔の反対側に直接置くことにより、最小にすることができる。一般的には、416のようなバックライトは、均一な照明特性を有し、それゆえ均一な間隔が適切であろう。そのようなパターンの例を図4に示し、ここで402のようなドットは間隔を「埋める」ように位置される。変化を間隔内のドットの配置に取り入れることも可能である。
【0021】
ドットのパターニングにおける変化に加えて、ドットが置かれる表面は変化することもできる。一般的に、ドットは散光器と透明基板との間の境界面に存在するよう、置かれるであろう。この境界面にドットを配置するための別の表面を図5に示す。散光器502は、通常は透明基板500に結合される。この図のために、散光器は基板から取り除かれる。ドットは、ドット504のように基板500の表面にパターニングすることができる。ドット504は図示しない変調器アレイに向かう反射部508と見る人に向かう吸収部506を有する。
【0022】
別の方法では、ドット510のように、ドットは散光器502の表面に置くことができる。ドットの位置を変えると、ドット処理シーケンスを変更することができる。ガラスの504のような表面上のドットは、堆積された第1の反射材料を有することができ、次に吸収材料の「上塗り」により覆うことができる。ドットが510のように散光器の表面に存在すると、吸収材料512がまず下に置かれ、次に反射材料514が下に置かれるであろう。これは、変調器及び見る人214に関して層の適切な向きを維持する。
【0023】
ドットを散光器の表面または基板の表面上に印刷する柔軟性、及びドットが印刷されるパターンと密度に関する柔軟性に加えて、ドットが形成される製造プロセスにおける点に関して相当の柔軟性がある。照明ドットを有する空間照明変調器アレイを製造するための方法の実施形態を図6に示す。
【0024】
プロセスの第1の例は、600で、透明基板を供給することで始まるであろう。602で、照明ドットが透明基板に付けられる。次に、604で、空間光変調器が製造される。606で、変調器は完成するであろう。ここでは裏板を取り付けるような作業を含むであろう。次に、608で、照明ドットにわたって散光器が付けられる。また、散光器と透明基板の組み合わせをディスプレイパネルと呼ぶことができる。また、ディスプレイパネルは反射防止膜のような他の任意の光学部品を備えることができる。
【0025】
別の実施形態において、610で、空間光変調器は透明基板の(見る人から離れた)「裏面」上に製造される。次に、612で、空間光変調器は完成する。一実施形態において、614で、照明ドットは透明基板の前面に付けられ、次に616で、散光器が付けられる。
【0026】
他の実施形態において、618で、散光器は、変調器が612で完成した後、あるいは変調器を製造及び完成するプロセスと並行して、供給される。次に、620で、照明ドットは散光器に付けられることができ、次に622で、散光器は透明基板に付けられる。
【0027】
上記のどの実施形態においても、プロセスは透明基板に第1及び第2の表面を供給することと、第2の表面上に空間光変調器を製造することと、第1の表面に散光器を付けることと、照明ドットを付けることとを含む。順序は実施形態によって変わるので、プロセスのリストにより順序は暗示されない。
【0028】
例えば、変調器の製造の後、基板または散光器上にドットを置き、変調器製造の歩留まりに影響を与えることなしに何らかの印刷ミスがなされることを許容することが望ましい。製造プロセスの間にドットが堆積され、何かがなくなると、他の動作可能な変調器を浪費するだけでなく、プロセスの歩留まりに悪影響を及ぼす可能性がある。製造により現れる変調器上にドットを置くことにより、柔軟性が増すことができる。どのようにドットが形成されるかによって、基板をアセトンまたは他の溶剤及び適切な技術で洗浄することにより、誤りを除くことができ、基板の裏側に密封された変調器要素に影響を与えることはないであろう。製造の間に実施される洗浄プロセスは、変調器を損傷する可能性がある。
【0029】
ドットの形成自体は、リソグラフィック印刷、インクジェット印刷、スクリーン印刷、あるいは他の形式の印刷技術を含む多くの印刷手順の1つで行うことができる。ドットは表面上に浮き出すこともできる。ドットを堆積するのに用いられる技術の形式に応じて、ドットの形状はそれらの効果を最大にするよう制御することができる。説明したように、ドットは人間の目の解像度未満の解像度で印刷することができ、見る人に見られるような画質に影響を与えることを回避する。
【0030】
したがって、この点に対して純反射型空間光変調器の照明のための方法及び装置の特定の実施形態を述べたが、そのような特定の参照は本発明の範囲の限定であるとみなされることを意図していない。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1a】純反射型空間光変調器を照明する方法の従来技術の実施形態を示す。
【図1b】純反射型空間光変調器を照明する方法の従来技術の実施形態を示す。
【図2】照明ドットを有する空間光変調器の例を示す。
【図3a】エッジライトとともに用いられる照明ドットパターンの他の実施形態を示す。
【図3b】エッジライトとともに用いられる照明ドットパターンの他の実施形態を示す。
【図3c】エッジライトとともに用いられる照明ドットパターンの他の実施形態を示す。
【図4】バックライトとともに用いられる照明ドットパターンの実施形態を示す。
【図5】照明ドットに対して可能な位置の実施形態を示す。
【図6】照明ドットを有する空間光変調器を製造する方法のフローチャートを示す。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
画像データに基づいて光を変調するよう構成された表示要素の配列と、
前記表示要素の配列に隣接して配置された第1及び第2の表面を有するディスプレイパネルであり、前記第2の表面は前記表示要素の配列に直接隣接し見る人が光の変調により生成された画像を見ることを可能にするよう構成されたディスプレイパネルと、
前記表示要素の配列に光を反射するよう構成された前記ディスプレイパネルの前記第1の表面上の反射要素と、
を備えた空間光変調器。
【請求項2】
前記ディスプレイパネルは透明基板を備え、前記反射要素は前記透明基板上にある請求項1に記載の空間光変調器。
【請求項3】
前記ディスプレイパネルは透明基板と散光器を備え、前記散光器は前記ディスプレイパネルの前記第1の表面上に配置され、前記反射要素は前記散光器と前記透明基板との境界面上にある請求項1に記載の空間光変調器。
【請求項4】
前記反射要素は前記散光器上にある請求項3に記載の空間光変調器。
【請求項5】
前記反射要素は前記基板上にある請求項3に記載の空間光変調器。
【請求項6】
前記ディスプレイパネルは、透明基板と反射防止膜を備える請求項1に記載の空間光変調器。
【請求項7】
さらに光源を備える請求項1に記載の空間光変調器。
【請求項8】
前記光源はバックライトを備える請求項7に記載の空間光変調器。
【請求項9】
前記光源はエッジライトを備える請求項7に記載の空間光変調器。
【請求項10】
前記光源は光を直接前記ディスプレイパネルに供給するよう配置された光源を備える請求項7に記載の空間光変調器。
【請求項11】
空間光変調器装置を製造する方法であり、
第1及び第2の表面を有する透明基板を供給することと、
散光器を前記透明基板の前記第1の表面に付けることと、
前記透明基板上の前記第2の表面上に空間光変調器を製造することと、
前記透明基板と前記散光器の境界面に反射要素を付けることと、
を含む方法。
【請求項12】
前記空間光変調器を製造する前に前記透明基板上に反射要素を付けることをさらに含む請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記空間光変調器を製造した後に前記空間光変調器を完成することと、
前記空間光変調器を完成した後に前記透明基板の前記第1の表面上に前記散光器を付けることをさらに含む請求項11に記載の方法。
【請求項14】
前記反射要素を付けることは、
前記空間光変調器を完成した後に前記透明基板の前記第1の表面上に反射要素を付けることをさらに含む請求項11に記載の方法。
【請求項15】
前記散光器を供給することと、
前記散光器に前記反射要素を付けることと、
前記反射要素を有する前記散光器を前記透明基板の前記第1の表面上に付けることと、
をさらに含む請求項11に記載の方法。
【請求項16】
前記散光器を付けることは、前記空間光変調器を完成した後に行われる請求項15に記載の方法。
【請求項17】
前記散光器を供給することは、前記空間光変調器を製造すること及び完成することと同時に行われる請求項15に記載の方法。
【請求項18】
前記反射要素を付けることは、スクリーン印刷により前記反射要素を堆積することを含む請求項11に記載の方法。
【請求項19】
前記反射要素を付けることは、リソグラフィにより前記反射要素を付けることを含む請求項11に記載の方法。
【請求項20】
前記反射要素を付けることは、インクジェット印刷により前記反射要素を付けることを含む請求項11に記載の方法。
【請求項21】
前記反射要素を付けることは、前記空間光変調器の製造の間に前記反射要素を付けることを含む請求項11に記載の方法。
【請求項22】
前記反射要素を付けることは、前記空間光変調器の製造の後に前記反射要素を付けることを含む請求項11に記載の方法。
【請求項23】
前記反射要素を付けることは、規則的なパターン、規則的で変化したパターン、及び規則的で変化したディザパターンを含むグループから選択されたパターンに前記反射要素を付ける請求項11に記載の方法。
【請求項24】
前記反射要素は、照明ドットを備える請求項11に記載の方法。
【請求項25】
請求項11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、または24に記載の方法で製造された空間光変調器装置。
【請求項26】
前記反射要素は照明ドットを備える請求項1に記載の空間光変調器。
【請求項27】
画像データに基づいて光を変調する手段と、
光の変調により生成された画像を表示する手段であり、前記表示手段は前記変調手段に直接隣接して位置される手段と、
前記変調手段に光を反射する手段であり、前記反射手段は前記表示手段に隣接して位置される手段と、
を備えた空間光変調器
【請求項28】
前記表示手段は光を散乱する手段を備える請求項27に記載の空間光変調器。
【請求項29】
前記表示手段は周辺光の反射を抑制する手段を備える請求項27に記載の空間光変調器。
【請求項30】
光を前記表示手段に供給する手段をさらに備えた請求項27に記載の空間光変調器。
【請求項1】
画像データに基づいて光を変調するよう構成された表示要素の配列と、
前記表示要素の配列に隣接して配置された第1及び第2の表面を有するディスプレイパネルであり、前記第2の表面は前記表示要素の配列に直接隣接し見る人が光の変調により生成された画像を見ることを可能にするよう構成されたディスプレイパネルと、
前記表示要素の配列に光を反射するよう構成された前記ディスプレイパネルの前記第1の表面上の反射要素と、
を備えた空間光変調器。
【請求項2】
前記ディスプレイパネルは透明基板を備え、前記反射要素は前記透明基板上にある請求項1に記載の空間光変調器。
【請求項3】
前記ディスプレイパネルは透明基板と散光器を備え、前記散光器は前記ディスプレイパネルの前記第1の表面上に配置され、前記反射要素は前記散光器と前記透明基板との境界面上にある請求項1に記載の空間光変調器。
【請求項4】
前記反射要素は前記散光器上にある請求項3に記載の空間光変調器。
【請求項5】
前記反射要素は前記基板上にある請求項3に記載の空間光変調器。
【請求項6】
前記ディスプレイパネルは、透明基板と反射防止膜を備える請求項1に記載の空間光変調器。
【請求項7】
さらに光源を備える請求項1に記載の空間光変調器。
【請求項8】
前記光源はバックライトを備える請求項7に記載の空間光変調器。
【請求項9】
前記光源はエッジライトを備える請求項7に記載の空間光変調器。
【請求項10】
前記光源は光を直接前記ディスプレイパネルに供給するよう配置された光源を備える請求項7に記載の空間光変調器。
【請求項11】
空間光変調器装置を製造する方法であり、
第1及び第2の表面を有する透明基板を供給することと、
散光器を前記透明基板の前記第1の表面に付けることと、
前記透明基板上の前記第2の表面上に空間光変調器を製造することと、
前記透明基板と前記散光器の境界面に反射要素を付けることと、
を含む方法。
【請求項12】
前記空間光変調器を製造する前に前記透明基板上に反射要素を付けることをさらに含む請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記空間光変調器を製造した後に前記空間光変調器を完成することと、
前記空間光変調器を完成した後に前記透明基板の前記第1の表面上に前記散光器を付けることをさらに含む請求項11に記載の方法。
【請求項14】
前記反射要素を付けることは、
前記空間光変調器を完成した後に前記透明基板の前記第1の表面上に反射要素を付けることをさらに含む請求項11に記載の方法。
【請求項15】
前記散光器を供給することと、
前記散光器に前記反射要素を付けることと、
前記反射要素を有する前記散光器を前記透明基板の前記第1の表面上に付けることと、
をさらに含む請求項11に記載の方法。
【請求項16】
前記散光器を付けることは、前記空間光変調器を完成した後に行われる請求項15に記載の方法。
【請求項17】
前記散光器を供給することは、前記空間光変調器を製造すること及び完成することと同時に行われる請求項15に記載の方法。
【請求項18】
前記反射要素を付けることは、スクリーン印刷により前記反射要素を堆積することを含む請求項11に記載の方法。
【請求項19】
前記反射要素を付けることは、リソグラフィにより前記反射要素を付けることを含む請求項11に記載の方法。
【請求項20】
前記反射要素を付けることは、インクジェット印刷により前記反射要素を付けることを含む請求項11に記載の方法。
【請求項21】
前記反射要素を付けることは、前記空間光変調器の製造の間に前記反射要素を付けることを含む請求項11に記載の方法。
【請求項22】
前記反射要素を付けることは、前記空間光変調器の製造の後に前記反射要素を付けることを含む請求項11に記載の方法。
【請求項23】
前記反射要素を付けることは、規則的なパターン、規則的で変化したパターン、及び規則的で変化したディザパターンを含むグループから選択されたパターンに前記反射要素を付ける請求項11に記載の方法。
【請求項24】
前記反射要素は、照明ドットを備える請求項11に記載の方法。
【請求項25】
請求項11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、または24に記載の方法で製造された空間光変調器装置。
【請求項26】
前記反射要素は照明ドットを備える請求項1に記載の空間光変調器。
【請求項27】
画像データに基づいて光を変調する手段と、
光の変調により生成された画像を表示する手段であり、前記表示手段は前記変調手段に直接隣接して位置される手段と、
前記変調手段に光を反射する手段であり、前記反射手段は前記表示手段に隣接して位置される手段と、
を備えた空間光変調器
【請求項28】
前記表示手段は光を散乱する手段を備える請求項27に記載の空間光変調器。
【請求項29】
前記表示手段は周辺光の反射を抑制する手段を備える請求項27に記載の空間光変調器。
【請求項30】
光を前記表示手段に供給する手段をさらに備えた請求項27に記載の空間光変調器。
【図1a】
【図1b】
【図2】
【図3a】
【図3b】
【図3c】
【図4】
【図5】
【図6】
【図1b】
【図2】
【図3a】
【図3b】
【図3c】
【図4】
【図5】
【図6】
【公開番号】特開2010−156979(P2010−156979A)
【公開日】平成22年7月15日(2010.7.15)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2010−10987(P2010−10987)
【出願日】平成22年1月21日(2010.1.21)
【分割の表示】特願2007−501906(P2007−501906)の分割
【原出願日】平成17年2月28日(2005.2.28)
【出願人】(505258472)アイディーシー、エルエルシー (122)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成22年7月15日(2010.7.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−10987(P2010−10987)
【出願日】平成22年1月21日(2010.1.21)
【分割の表示】特願2007−501906(P2007−501906)の分割
【原出願日】平成17年2月28日(2005.2.28)
【出願人】(505258472)アイディーシー、エルエルシー (122)
【Fターム(参考)】
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