説明

電位治療器

【課題】画像表示手段を持つ高電位治療器において、高電圧によるコロナ放電や電気リークなどに起因する妨害ノイズの発生を防止し、画質や音声への影響を受けなくする。
【解決手段】LCD表示機能を有し、地上デジタル受信機を備え、DVD/CDの動画を再生する動画記録再生手段、音声記録再生手段を備える電位治療器において、電圧発生回路の電圧及びタイミングを制御可能なCPU回路と、地上デジタル受信タイミングと電位発生回路とのタイミングをシンクロまたは位相を制御する手段と、電位発生時と受信時とのタイミングを微妙にずらすことが可能であるソフトまたはハードとを備え、高圧電位治療で発生する高圧電気の時間的タイミングを制御し、受信信号の無い空き時間帯で高圧のピーク電圧が発生し、受信時に高電圧によるノイズの影響を除去する手段を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、高圧電位治療器に係り、より詳細には、DVDまたはCD記録再生装置による動画記録再生装置を備え、地上デジタル放送受信、光通信などで画像をインターラクティブに且つ選択的に受信可能な受信装置を備えた電位治療装置であって、ノイズ除去手段を備えるものに関する。
【背景技術】
【0002】
従来の高電位治療器のような、高電位を人体に与える装置では、動画の配信を受信しむこと、さらに選択的に動画を楽しむこと、積極的にインターラクティブに表示することなどはできなかった。
この機能を追加することで、電位治療器の高電圧によって発生するノイズが、信号受信時および音声再生時、さらに画像再生時に大変大きく影響を与えるので、通常の音声再生や画像再生器と比較して、非常にノイズが多くなり、使用できる状態に無かった。
特開2003-730号公報及び特開2004-012797号公報に開示されているように、従来例には上述の技術は記載されていないし、また、特開2005-46382号公報などのマッサージ型チェアなどは開示されてはいたが、構成要件、実施例においても、画像装置、音響装置のノイズ対策についての記載はない。
【0003】
【特許文献1】特開2003−730号公報
【特許文献2】特開特開2004−012797号公報
【特許文献3】特開2005−46382号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の高電位治療器のような高電位を人体に与える装置では、電位治療器の高電圧によって発生しやすいコロナ放電や電気リークなどによって、地上デジタル信号受信時に妨害ノイズが発生し、光通信などによるインターラクティブに動画の配信を積極的に受信する時や、さらに選択的に動画を楽しむための相互通信時において、妨害ノイズによって、通信信号にノイズが混入する被害は避けがたかった。
そこで、本願発明では、音声再生時に特に高域に置けるノイズの影響のために起こる、音声のざらつき、プチプチノイズなどを解決することを課題としている。
【0005】
さらに、動画を扱うようになると、動画信号は、水平・垂直同期信号などとともに、各画素の画像信号に対し、非常に微細なノイズでも、非常に影響を受けやすく、そのため、画像の白点・黒点・画像の流れなどによって画質は損なわれ、その対策は非常に困難を極めた。
そしてさらに、通信時のみならず、DVDまたはCDの音声再生時、画像再生時に於いても、当該ノイズの影響は非常に大きかった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
高電位治療器においては、地上波デジタルTVまたは画像、音声配信される光通信などによって、今まで電位治療器において使用されることの無かった、各種通信器による信号の送受信が行われるようになり、特に受信時において、高電圧によるコロナ放電や電気リークによるノイズは避けがたいものであった。
【0007】
そこで、本願発明では、地上波デジタル通信の符号化、および外符号・内符号インターリーブによるデータの不連続性に着目し、ある一定の期間信号が途切れても、符号データ復元及びインターリーブによるデータ離散化により、画像データ、音声データが符号化データの冗長性によって修復可能であるため、意図的に受信を中断する時間を設け、その間に電位治療器の高電圧を発生させ、通信時にノイズの影響を防ぐことを特徴としたものである。
また、本願発明は、地上波デジタル放送受信を可能とする装置であり、言わば受信中断中の信号空き時間帯で、高圧のピーク電圧を発生する事を特徴としており、受信時に高電圧によるノイズの影響を除去することを特徴としている。
【0008】
また、音声再生時や受信時に高帯域フィルターを使用し、発生する電圧によってフィルターの減衰率を可変とすることで、使用者が音声においてノイズの影響を受けていると感じることを防御するものである。
また、画像においては、画像信号で、特に水平・垂直同期信号は避けて高電圧を発生させ、画像を安定させるための画像帯域フィルター、電源への広帯域フィルターの設置などにより、画像の白点、黒点ノイズを軽減することを目的としている、各種フィルター回路及び受信タイミング制御ソフトまたはハードを有することを特徴とする装置である。
【0009】
本願発明による電位治療器の、より具体的な手段は次のとおりである。
(1)高圧電位を発生させて治療を行う電位治療器であって、
LCD表示機能を有する装置であり、地上デジタル受信機を備え、DVDまたはCDからの動画を再生できる動画記録再生、及び音声記録再生装置を備え、前記治療器において、電圧発生回路の電圧及びタイミングを制御可能なCPU回路を備え、地上デジタル受信タイミングと電位発生回路とのタイミングをシンクロまたは位相を制御することを特徴としている。
さらに、電位発生時と受信時とのタイミングを微妙にずらすことが可能であるソフトまたはハードを備える。
この時の受信時間と受信停止時間(電位時間)の比率及び位相は、「ISDB-T規格」によるリードソロモン符号のデータ復元状況によって決定され、リードソロモン符号化、外符号内符号インターリーブ(バイト畳み込みインターリーブ)による分散情報データで、連続して1ブロック内で所定時間(例えば1/20以上)の受信停止時間を持つことを特徴としている。
当該ソフトは、光通信などによる相互(インターラクティブ)性を持つ通信〔配信〕にも適用可能であることを特徴としている。
前記高圧電位治療で発生する高圧電気の時間的タイミングを制御し、受信信号の無い空き時間帯で高圧のピーク電圧が発生することを特徴とし、受信時に高電圧によるノイズの影響を除去することを特徴とし、且つLCD表示装置に配信画像を選択的に表示することが出来ることを特徴とする小型軽量な装置として構成する。
【0010】
(2)(1)の電位治療器において、
前記高圧電位装置に搭載されるDVD記録再生装置及びCD記録再生装置の音性信号復元時に高圧電位が発生するときに、音声信号系に高域ノイズ抑制フィルターを設置し、さらに電位電圧によってフィルター制御量を可変にして、可聴範囲において、影響の出ないようにしたことを特徴とする音声再生装置付電位治療器として構成する。
【0011】
(3)(1)の電位治療器において、
前記高圧電位装置に搭載されるDVD記録再生装置及びCD記録再生装置の画像信号復元時に高圧電位が発生によるノイズに対して、本願発明では画像処理回路の信号入力回路に水平同期信号と垂直同期信号に連動し、電位発生ピークタイミングを制御し、さらに帯域ノイズフィルターを入れてノイズを抑制すること特徴とする。
(4)(3)の電位治療器において、
さらに、基板ごとに電源ラインには強力な全帯域フィルターを設置して特に画像信号に対するノイズの影響を極力抑制することを特徴とする画像再生回路を有する電位治療器として構成する。
【発明の効果】
【0012】
本願発明によれば、高電位治療器において、地上波デジタルTVまたは画像、音声配信される光通信などによって、使用されるときには、特に受信時において、高電圧によるノイズは避けがたかったが、本願発明では、図8(表1)の地上波デジタル放送フォーマット規格による、リードソロモン符号化、畳み込み符号化、および外符号・内符号インターリーブによるデータの離散化及び不連続性に着目し、意図的に受信を中断する時間を設け、その間に電位治療器の高電圧を発生させ、通信時にノイズの影響を防ぐことを特徴とした、地上波デジタル放送受信を可能とする装置であり、また、音声再生、受信時に高帯域フィルターを使用し、また、発生する電圧によってフィルターの減衰率を連続可変とすることで、ノイズを防御している。また、画像においては、画像信号で、画像を安定させ又帯域フィルター、電源への広帯域フィルターの設置などで、ノイズの軽減することを目的としている、各種フィルター回路及び受信タイミング制御ソフトまたはハードを有し、画像や音声に対してのノイズを低減することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、本願発明による電位治療器の実施の形態について、図1〜図8に基づいて説明する。
図1は本願発明の電位治療器(装置)の前面図、図2は装置の全体図、図3は装置の回路ブロック図(1)、図4は装置の回路ブロック図(2)、図5は装置のタイミングチャートを示す図、図6−1は一般的なコンポジット画像信号を示す図、図6−2は水平垂直ノイズ除去回路のタイミングチャートを示す図、図7は装置の広帯域ノイズフィルターの概略回路図、図8は地上波デジタル放送規格を示す[表1]である。
【0014】
本願発明の電位治療器は、図3の回路ブロック図(1)を参照するに、DVDまたはCD再生装置1-6で得られた信号は、信号復元回路1-7で一般の信号とされ、画像信号・音性信号分離回路3-1によって、画像と音源が分離され、音性変調回路1-10により、CPU基板1-9の記録装置3-4から発生させた、α波を誘起する音源を音性信号に変調させ、音性は駆動アンプ1-5によって体感できるようなパワーで、右スピーカー1-3、左スピーカー1-4を駆動する。
【0015】
一方、画像信号は、画像復元回路3-2によって画像信号が作られ、LCD駆動回路3-3によってLCD表示画面1-8を表示することを可能にしている。
さらに、CPU基板1-9には、地上波デジタル受信装置5-1から受信状況データが入力され、受信状況によって、図5のタイミングチャートのAタイミングチャートまたはBタイミングチャートに示されるように、受信時間と電位発生時間との比率が可変になっており、受信画像・受信音声に最良の条件で動作するように設定される。
【0016】
また、CPU基板1-9からは、音声信号に対して、可変広帯域フィルター1-20へフィルターコントロール信号が送られ、ノイズの発生を制限する。また、図6−2の水平垂直ノイズ除去回路タイミングチャートのトラップ信号を、LCD駆動回路3-3に入力し、水平・垂直同期信号へのノイズの影響を除去する。また、画像信号特有の周波数帯域のみ通過するような帯域ノイズフィルター3-20を設置し、画像ノイズを低減させる。また、図4回路ブロック図(2)のデータ信号復元回路5-8からの画像、音声信号が、音声画像分離回路3-1に選択的に入力される。
【0017】
本願発明の電位治療器によれば、電圧圧制回路の電圧及びタイミングを制御可能なCPU回路1-9を備え、地上デジタル受信タイミングと電位発生回路とのタイミングをシンクロまたは位相を制御することを特徴としている。
すなわち、本願発明の電位治療器は、図4の回路ブロック図(2)に示されるように、地上波デジタル通信の符号化、および外符号・内符号インターリーブによるデータの不連続性に着目し、ある一定の期間信号が途切れても、符号データ復元及びインターリーブによるデータ離散化により、画像データ・音声データが符号化データの冗長性によって修復可能であるため、図5のタイミングチャートに示すように意図的に受信を中断する時間を設け、その間に電位治療器の高電圧を発生させ、通信時にノイズの影響を防ぐことを特徴としていて、地上波デジタル放送受信を可能とする。つまり、電位発生時と受信時とのタイミングを微妙にずらすことで、通信時のノイズの影響を防ぐソフトまたはハードを備えている。
【0018】
本願発明の電位治療器の当該ソフトは、光通信などによる、相互(インターラクティブ)性を持つ通信〔配信〕にも適用可能であることを特徴とする。また、音声再生回路に高域ノイズ抑制回路をもち、電位発生電圧に対して、連動して、可変広帯域フィルター1-20に示すように、CPU基板フィルターコントロール信号により、高域ノイズ抑制回路減衰率を可変として、電圧が高い時は減衰率を上げ、電圧が低い時は、減衰率を下げて、動作するように設定している。
【0019】
本願発明の電位治療器は、特に、ホワイトノイズ的な放電ノイズの高帯域に有効なフィルター回路を設置した音声再生回路で、音声再生時に使用者にノイズの影響をほとんど感じさせないことを特徴としている。また、画像においては、図6−2の水平・垂直ノイズ除去回路タイミングチャートに示すようなトラップ信号により、画像信号で、特に、水平・垂直同期信号は避けて高電圧を発生させ、画像を安定させ、また帯域フィルター及び各基板への電源回路への図7に示す広帯域フィルターの設置などで、画像の白点、黒点ノイズの軽減することを目的としている、各種フィルター回路及び受信タイミング制御ソフトまたはハードを有することを特徴としている。
【0020】
[実施例1]
本願発明の電位治療器は、図1の前面図に示すように、高電位発生装置を内蔵した、本体から出力コネクター1-1を通し、通電シートなどに高圧電位を供給することが可能な装置であり、また、第2の出力コネクター1-2から局部通電が可能な装置であって、さらに図3の回路ブロック図(1)、及び図4のブロック図(2)で示すように、地上波デジタル受信装置5-1を備え、リードソロモン外符号化・畳み込み内符号化復元回路5-5、外符号インターリーブ復元回路5-6、内符号インターリーブ復元回路5-7、データ信号復元回路5-8、などで構成されることを特徴とし、図8の[表1]の地上波デジタル放送の規格に示されるような各種符号化、符号データ復元及びインターリーブとデータ復元回路によるデータ修復機能により画像データ、音声データが得られるが、前記、各種符号化、各種インターリーブによるデータの冗長性によって、一定量のデータの欠落が起きても、復元後のデータは修復可能である。
【0021】
特に本願発明においては、外符号インターリーブ復元回路、内符号インターリーブによるデータの離散化及び不連続性に着目し、図4の回路ブロック(2)のアンテナスイッチ5-1により一定の期間信号が途切れても、符号データ復元及びインターリーブによるデータ復元により、画像データ、音声データが冗長性によって修復可能であるため、外符号インターリーブ1ブロック内に、図5タイミングチャートのAタイミングチャート、Bタイミングチャートで示すように、意図的に受信を中断する時間を設け、その間に電位治療器の高電圧を発生させ、通信時にノイズの影響を防ぐことを特徴とした、地上波デジタル放送受信を可能とする電位治療器を実現する。
【0022】
[実施例2]
本願発明の電位治療器は、前記高圧電位装置に、搭載されるDVD記録再生装置及びCD記録再生装置1-6のトラックシリアル信号より、3-1の画像音性信号復元時に高圧電位が発生するときに、音声信号系に可変高帯域フィルター1-20に示される高域ノイズ制御量可変抑制フィルターを設置し、さらに、高圧電位電圧により、CPU基板1-9からのフィルターコントロール信号によって、フィルター制御量を連動させて、可聴範囲において、再生中の音にノイズの影響の出ないようにしたことを特徴とする、図5に示すような音声再生装置付電位治療器である。
【0023】
[実施例3]
本願発明の電位治療器は、上記した電位治療器において、前記高圧電位装置に搭載されるDVD記録再生装置及びCD記録再生装置6-1の3-1の画像信号復元時に、高圧電位が発生によるノイズに対し、本願発明では、画像処理回路4-2の信号入力回路に、帯域ノイズフィルター3-20を入れてノイズを抑制すること特徴とする。
動画信号は、水平・垂直同期信号のノイズの影響を防ぐ、図6-2の水平・垂直ノイズ除去回路フィルター、及びCPU基板1-9からのトラップ信号などによる、各画素の画像信号に対し、非常に微細なノイズでも、非常に影響を受けやすいので、画像の白点・黒点を防ぐために、基板ごとに、電源ラインには、強力な図7の全帯域フィルターを設置して、特に画像信号に対するノイズの影響を極力抑制することを特徴とする、画像再生回路を有する電位治療器である。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】本願発明の電位治療器の前面図であり、装置全体及び内蔵部品の形態及び外装部に装着される部材などを示すものである。
【図2】本願発明の電位治療器の装置全体図であり、各部品の位置及び全体の形態を示す。
【図3】本願発明の電位治療器の回路ブロック図(1)であり、当該装置全体の回路のブロック形態を示すものである。
【図4】本願発明の電位治療器の回路ブロック図(2)であり、表1(図8)の地上波デジタル放送規格に従ったデータ復元回路があり、次の構成を備える。 5-1 地上波デジタル受信装置 5-5 符号化データ復元回路(リードソロモン符号化、畳み込み符号化) 5-6 外符号インターリーブ復元回路 5-7 内符号インターリーブ復元回路 5-8 データ信号復元回路 5-11 アンテナスイッチ
【図5】本願発明の電位治療器におけるタイミングチャートであり、Aタイミングチャート、Bタイミングチャートのどちらかでなりたっている。この場合、受信状況によりAとBの比率は可変になっている。
【図6】図6−1は一般的なコンポジット画像信号を示す図であり、図6−2は、本願発明の電位治療器において、水平垂直同期信号に対し、高圧電位発生のタイミングを制限し、実際のCPU基板1-9からのトラップ信号6-3を示す。
【図7】本願発明の電位治療器において、広帯域ノイズフィルターの概略回路を示し、各基板へ配線されるVCC、VDD電源回路の配線を示す。
【図8】本願発明の電位治療器において用いられる、地上波デジタル放送規格を示す[表1]である。
【符号の説明】
【0025】
1-1 出力コネクター(全身用)
1-2 出力コネクター(局所用)
1-3 右スピーカー
1-4 左スピーカー
1-5 駆動アンプ〔音響〕
1-6 DVDまたはCD再生回路
1-7 DVDまたはCD信号復元回路
1-8 LCD表示画面
1-9 CPU基板
1-10 音性変調回路
1-20 可変帯域フィルター
2-1 絶縁部材(除電コートまたは素材)
2-2 高圧トランス
2-3 高圧基板
3-1 音声、画像信号分離回路
3-2 画像復調回路
3-3 LCD 駆動回路
3-4 記録回路
5-1 地上波デジタル受信装置
5-5 符号化データ復調回路
5-6 外符号化インターリーブ復調回路
5-7 内符号インターリーブ復調回路
5-8 データ信号復調回路
5-11 アンテナスイッチ
6-3 トラップ信号

【特許請求の範囲】
【請求項1】
高圧電位を発生させて治療を行う電位治療器であって、
LCD表示機能を有し、地上デジタル受信機を備え、DVDまたはCDからの動画を再生する動画記録再生手段、及び音声記録再生手段を備えた電位治療器であり、
電圧発生回路の電圧及びタイミングを制御可能なCPU回路と、
前記地上デジタル受信タイミングと電位発生回路とのタイミングをシンクロまたは位相を制御する手段と、
電位発生時と受信時とのタイミングを微妙にずらすことが可能であるソフトまたはハードと、を備え、
この時の受信時間と受信停止時間(電位時間)の比率及び位相は、所定の規格によるリードソロモン符号のデータ復元状況によって決定され、
リードソロモン符号化、外符号・内符号インターリーブによる分散情報データで、連続して1ブロック内で所定値以上の受信停止時間を持ち、
前記高圧電位治療で発生する高圧電気の時間的タイミングを制御し、受信信号の無い空き時間帯で高圧のピーク電圧が発生し、受信時に高電圧によるノイズの影響を除去する手段を備え、
前記ソフトまたはハードによって、光通信を含むインターラクティブ性を持つ通信手段または配信手段に適用が可能であり、
LCD表示装置に、通信または配信された画像を選択的に表示する、ことを特徴とした電位治療器。
【請求項2】
請求項1に記載の電位治療器において、
前記DVDまたはCD記録再生装置の音性信号復元時に高圧電位が発生するときに、
前記電圧発生回路に、音声信号系に高域ノイズ抑制フィルターを設置し、さらに、電位電圧によってフィルター制御量を可変にして、可聴範囲において影響の出ないように構成する、ことを特徴とする電位治療器。
【請求項3】
請求項1に記載の電位治療器において、
前記高圧電位装置に搭載されるDVDまたはCD記録再生装置の画像信号復元時の高圧電位が発生によるノイズに対し、
画像処理回路の信号入力回路に、水平同期信号と垂直同期信号に連動して、電位発生ピークタイミングを制御し、さらに帯域ノイズフィルターを入れてノイズを抑制する、ことを特徴とする電位治療器。
【請求項4】
請求項3に記載の電位治療器において、
さらに、基板ごとに電源ラインには強力な全帯域フィルターを設置して、特に画像信号に対するノイズの影響を極力抑制する、ことを特徴とする電位治療器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2008−237531(P2008−237531A)
【公開日】平成20年10月9日(2008.10.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−82047(P2007−82047)
【出願日】平成19年3月27日(2007.3.27)
【出願人】(502247927)コスモヘルス株式会社 (4)
【Fターム(参考)】