説明

電動自転車

【課題】コネクタに対する防水性能を向上させることが可能な電動自転車を提供する。
【解決手段】ハブモーター10に接続された配線18とバッテリー側に接続された他の配線19とを接続するコネクタ20が防水用ケース32内に収納され、防水用ケース32がカバー16内に内蔵されている。コネクタはカバー16で保護されるため、外部の障害物が直接コネクタ20に接触することはなく、コネクタ20の損傷を防止することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタで接続された配線を有する電動自転車に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、電動自転車としては、図11に示すように、前輪を駆動するハブモーター82がフロントハブ83に設けられているものがある。ハブモーター82には複数のリード線84が接続され、これらのリード線84はコネクタ85を介して延長コード86に接続されている。
【0003】
前ホーク87には回り止め板88が固定されており、回り止め板88にはカバー89が取付けられている。ハブモーター82のリード線84とコネクタ85とは回り止め板88とカバー89との間に収納されている。
【0004】
これによると、コネクタ85はカバー89で保護されるため、外部の障害物が直接コネクタ85に接触することはなく、コネクタ85の損傷を防止することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2004−142631
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら上記の従来形式では、雨天走行時等において、水が回り止め板88とカバー89との隙間からカバー89の内部に侵入し易く、或は、水が、延長コード86の表面を伝って流れ落ち、延長コード86とカバー89との隙間からカバー89の内部に侵入し易い。このようにしてカバー89内に侵入した水がコネクタ85に付着すると、毛細管現象によりコネクタ85の嵌め込み部分から水がコネクタ85の内部に入り込み、異常な電気信号がリード線84に流れる虞がある。
【0007】
本発明は、コネクタに対する防水性能を向上させることが可能な電動自転車を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本第1発明は、電動機を搭載した電動自転車であって、
電動機に接続された配線と他の配線とを接続するコネクタが防水用ケース内に収納され、
防水用ケースがカバー内に内蔵されているものである。
【0009】
これによると、コネクタはカバーで保護されるため、外部の障害物が直接コネクタに接触することはなく、コネクタの損傷を防止することができる。また、水がカバーの隙間からカバー内に侵入しても、コネクタは防水用ケース内に収納されているため、コネクタに対する防水性能が向上する。
【0010】
本第2発明における電動自転車は、電動機の内圧を調整する内圧調整用チューブが電動機に接続され、
内圧調整用チューブの先端開口部が防水用ケース内に収納されているものである。
【0011】
これによると、電動機が駆動し、電動機内の温度が上昇して電動機の内圧が高まると、電動機内の空気が内圧調整用チューブを通って電動機の外部に排出され、これにより、電動機の内圧が低下する。また、電動機が停止し、電動機内の温度が低下して電動機の内圧が低くなると、外部の空気が内圧調整用チューブを通って電動機内に吸引され、これにより、電動機の内圧が上昇する。このようにして電動機の内圧が所定圧に保たれる。
【0012】
また、内圧調整用チューブの先端開口部が防水用ケース内に収納されているため、カバー内に侵入した水が内圧調整用チューブの先端開口部から内圧調整用チューブを通って電動機の内部へ侵入するのを防止することができる。
【0013】
本第3発明における電動自転車は、配線は、電動機とコネクタとの間に接続されるリード線と、リード線の外側を覆う被覆管とを有し、
被覆管の開口端部が防水用ケース内に収納されているものである。
【0014】
これによると、被覆管の開口端部が防水用ケース内に収納されているため、カバー内に侵入した水が被覆管の開口端部から被覆管内を通って電動機の内部へ侵入するのを防止することができる。
【0015】
本第4発明における電動自転車は、防水用ケースは、コネクタを挿入する開口部を有し、開口部が下向きとなるようにカバー内にセットされているものである。
これによると、コネクタを開口部から防水用ケース内に挿入し、開口部を下向きにして防水用ケースをカバー内にセットする。これにより、カバー内に侵入した水が開口部から防水用ケース内に侵入するのを防止することができる。
【0016】
本第5発明における電動自転車は、防水用ケースはコネクタに対して脱抜方向側から係合する抜止部を有し、
コネクタを開口部から防水用ケース内に挿入する際、抜止部がコネクタから退避してコネクタが抜止部に対して通過可能となるように防水用ケースが変形するものである。
【0017】
これによると、コネクタを開口部から防水用ケース内に挿入する際、防水用ケースが変形して抜止部がコネクタから退避し、コネクタが抜止部に対して挿入方向へ通過すると、防水用ケースが元の形状に戻り、コネクタが防水用ケース内に収納される。
【0018】
その後、防水用ケースに脱抜方向の外力が作用しても、抜止部が脱抜方向側からコネクタに係合するため、防水用ケースがコネクタから離脱するのを防止することができる。
本第6発明における電動自転車は、抜止部は防水用ケースの内部に突出する抜止突部からなり、
コネクタは抜止突部から防水用ケース内の奥端部までの間に形成された収納スペースに収納されるものである。
【0019】
これによると、コネクタを開口部から防水用ケース内に挿入する際、抜止突部がコネクタにより押されて防水用ケースが変形し、抜止突部がコネクタから退避し、コネクタが抜止突部に対して挿入方向へ通過すると、防水用ケースが元の形状に戻り、コネクタが防水用ケース内の収納スペースに収納される。
【0020】
本第7発明における電動自転車は、電動機からの配線にコネクタを介して接続される他の配線を、他の配線の引張方向とは異なる方向へ屈曲させた状態で固定する固定部材がカバー内に設けられているものである。
【0021】
これによると、他の配線に引張力が作用しても、この引張力が他の配線からコネクタに直接作用するのを防止することができる。これにより、コネクタが無理な力で引張られて分離するのを防止することができる。
【発明の効果】
【0022】
以上のように本発明によると、コネクタに対する防水性能が向上し、さらには、内圧調整用チューブや被覆管に対する防水性能も向上する。また、カバー内に侵入した水が開口部から防水用ケース内に侵入するのを防止することができ、さらに、防水用ケースがコネクタから離脱するのを防止することができる。また、引張力が他の配線からコネクタに直接作用するのを防止することができ、これにより、コネクタが無理な力で引張られて分離するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】本発明の実施の形態における電動自転車の側面図
【図2】同、電動自転車のカバーを外した状態でのフロントハブ部分の側面図
【図3】同、電動自転車のフロントハブ部分に固定板を取付けた側面図
【図4】同、電動自転車のカバーの図
【図5】電動自転車の防水用ケース内に収納された収納物の図
【図6】図5におけるX−X矢視図
【図7】電動自転車の防水用ケースの断面図
【図8】図7におけるX−X矢視図
【図9】図7におけるY−Y矢視図
【図10】図9において開口部を開いた様子を示す図
【図11】従来の電動自転車のカバーを備えたフロントハブ部分の側面図
【発明を実施するための形態】
【0024】
以下、本発明における実施の形態を、図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1に示すように、1は電動自転車であり、車体2と前輪3および後輪4等を有している。車体2はフレーム6と前ホーク7等を有している。フロントハブ8には、前輪3に補助回転駆動力を付与するハブモーター10(電動機の一例)が備えられている。また、フレーム6には、ハブモーター10に電力供給するバッテリー9が設けられている。図2に示すように、ハブモーター10は、中心部に位置する固定部11と、固定部11の外周側にあって固定部11に対し回転自在な回転部12とを有している。ハブモーター10の固定部11は前ホーク7の先端部に固定されている。
【0025】
図3に示すように、ハブモーター10の固定部11の左右いずれか一側部には固定板14が取付けられている。固定板14の上部は取付部材15を介して前ホーク7の左右いずれか片方のホーク足7aの下部に連結されている。固定板14には、カバー16がねじ17等により着脱自在に取付けられている。
【0026】
図2に示すように、ハブモーター10に接続されて固定部11から引き出されたケーブル18(配線の一例)とバッテリー9側に接続された渡りケーブル19(他の配線の一例)とが嵌め合い式の第1のコネクタ20で接続されている。また、ハブモーター10に接続された複数の電源線21と上記渡りケーブル19とが嵌め合い式の第2のコネクタ23で接続されている。
【0027】
図2,図5に示すように、ケーブル18は、ハブモーター10と第1のコネクタ20との間に接続される複数の信号線24(リード線の一例)と、これら信号線24の外側を覆うシース25(被覆管の一例)とを有している。
【0028】
また、渡りケーブル19は、第1のコネクタ20に接続された複数の信号線27と、第2のコネクタ23に接続された複数の電源線28と、これら信号線27と電源線28との外側を覆うシース29とを有している。
【0029】
また、ハブモーター10には、モーターの内圧を調整する内圧調整用チューブ31が接続されている。内圧調整用チューブ31は屈曲自在な柔軟性を有する細長い管である。
第1のコネクタ20とシース25の開口端部25aと内圧調整用チューブ31の先端開口部31aとが防水用ケース32内に収納されている。尚、シース25の開口端部25aから引き出された信号線24は円弧状に曲げられた状態で防水用ケース32内に収納されている。図5〜図8に示すように、防水用ケース32は、透明で且つ弾性を有するプラスチック(樹脂の一例)等の軟らかい材質からなる箱状で中空構造の部材であり、一端部に、第1のコネクタ20と共に信号線24,27とシース25と内圧調整用チューブ31とを挿入可能な開口部33を形成している。図9,図10に示すように、開口部33は、防水用ケース32の内外に連通する孔部33aと、孔部33aから防水用ケース32の幅方向へ形成された切れ込み部33bとを有している。
【0030】
図6〜図8に示すように、防水用ケース32は第1のコネクタ20に対して脱抜方向A側から係合する抜止突部34を有している。抜止突部34は、内部に突出しており、防水用ケース32の開口部33と奥端部との間において、全周にわたり形成されている。
【0031】
図6に示すように、防水用ケース32の厚さ方向Bにおいて対向する抜止突部34間の間隔Cは、第1のコネクタ20の厚さDよりも狭く形成されている。また、抜止突部34から防水用ケース32内の奥端部までの間には収納スペース35が形成され、第1のコネクタ20とシース25の開口端部25aと内圧調整用チューブ31の先端開口部31aとは収納スペース35に収納されている。
【0032】
第1のコネクタ20を防水用ケース32の開口部33から収納スペース35に挿入する際、図6の仮想線で示すように、抜止突部34が第1のコネクタ20から防水用ケース32の外側へ退避して第1のコネクタ20が抜止突部34で囲まれた空間を通過可能となるように防水用ケース32が変形する。
【0033】
第1のコネクタ20を収納した防水用ケース32と第2のコネクタ23とは、カバー16内、すなわちカバー16と固定板14との間に内蔵されている。尚、防水用ケース32は、カバー16内において、開口部33を下向きにしてセットされている。
【0034】
図2,図3に示すように、カバー16内には、渡りケーブル19を渡りケーブル19の引張方向Eとは異なる方向へ「く」の字状に屈曲させた状態で固定する固定部材37が設けられている。固定部材37は、固定板14に取付けられた取付板37aと、取付板37aに設けられた複数の突片37b〜37dとを有している。渡りケーブル19は、相対向する一対の突片37b,37c間に挟まれて固定され、突片37dによって「く」の字状に屈曲されている。
【0035】
以下、上記構成における作用を説明する。
第1および第2のコネクタ20,23はカバー16で保護されるため、外部の障害物が直接コネクタ20,23に接触することはなく、これにより、コネクタ20,23の損傷を防止することができる。また、水が固定板14とカバー16との隙間からカバー16内に侵入しても、図5に示すように、第1のコネクタ20は防水用ケース32内の収納スペース35に収納されているため、第1のコネクタ20に対する防水性能が向上する。これにより、第1のコネクタ20の内部に水が入り込むことはなく、異常な電気信号が信号線24に流れてハブモーター10が誤作動を起こすのを防止することができる。
【0036】
また、内圧調整用チューブ31の先端開口部31aが防水用ケース32内の収納スペース35に収納されているため、カバー16内に侵入した水が毛細管現象により先端開口部31aから内圧調整用チューブ31を通ってハブモーター10の内部へ侵入するのを防止することができる。
【0037】
同様に、シース25の開口端部25aが防水用ケース32内の収納スペース35に収納されているため、カバー16内に侵入した水が毛細管現象により開口端部25aからシース25内を通ってハブモーター10の内部へ侵入するのを防止することができる。
【0038】
さらに、防水用ケース32は開口部33を下向きにしてセットされているため、カバー16内に侵入した水が開口部33から防水用ケース32内に侵入するのを防止することができる。
【0039】
図6に示すように、防水用ケース32に脱抜方向Aの外力が作用しても、抜止突部34が脱抜方向Aの側から第1のコネクタ20に係合するため、防水用ケース32が第1のコネクタ20から離脱するのを防止することができる。
【0040】
図2に示すように、渡りケーブル19は、固定部材37によって、引張方向Eとは異なる方向へ「く」の字状に屈曲した状態で固定されているため、渡りケーブル19に引張力Fが作用しても、この引張力Fが渡りケーブル19から第1および第2のコネクタ20,23に直接作用するのを防止することができる。これにより、第1および第2のコネクタ20,23が無理な力で引張られて分離するのを防止することができる。
【0041】
尚、第2のコネクタ23については、第2のコネクタ23の嵌め込み部分と、電源線21,28と第2のコネクタ23との接続部分とに、シリコン等からなる防水剤を塗布することにより、十分な防水性能を維持している。しかしながら、防水性能をさらに向上させる場合は、第1のコネクタ20と同様に、第2のコネクタ23を防水用ケース32に収納してもよい。
【0042】
また、電動自転車1で走行している場合などにおいて、ハブモーター10が駆動し、発熱によりハブモーター10内の温度が上昇して、ハブモーター10の内圧が高まると、ハブモーター10の内部の空気が内圧調整用チューブ31を通ってハブモーター10の外部に排出され、ハブモーター10の内圧が低下する。また、ハブモーター10が停止し、ハブモーター10内の温度が低下して、ハブモーター10の内圧が低くなると、外部の空気が内圧調整用チューブ31を通ってハブモーター10内に吸引され、これにより、ハブモーター10の内圧が上昇する。このようにしてハブモーター10の内圧がほぼ所定の圧力に保たれる。
【0043】
また、電動自転車1を組立てる際には、図10に示すように、防水用ケース32の切れ込み部33bを開いて開口部33の開口面積を拡大し、第1のコネクタ20を開口部33から防水用ケース32内に押し込む。この時、図6の仮想線で示すように、抜止突部34が第1のコネクタ20により押されて防水用ケース32が変形し、抜止突部34が第1のコネクタ20から退避し、第1のコネクタ20が抜止突部34に対して挿入方向Gへ通過すると、防水用ケース32が元の形状に戻り、第1のコネクタ20が防水用ケース32内の収納スペース35に収納される。
【0044】
さらに、上記第1のコネクタ20と共に、シース25の開口端部25aと内圧調整用チューブ31の先端開口部31aとを防水用ケース32の開口部33から収納スペース35に収納する。
【0045】
図2に示すように、渡りケーブル19を、固定部材37の一対の突片37b,37c間に挿入し、突片37dによって「く」の字状に屈曲させる。その後、防水用ケース32の開口部33を下向きにした状態で、図1に示すように、固定板14にカバー16を取付け、防水用ケース32をカバー16内に内蔵する。
【0046】
上記実施の形態では、電動機の一例として、図1に示すように、前輪3のハブモーター10を挙げたが、ハブモーター10に限定されるものではなく、例えば、フレーム6の中央下部に設けられてチェン39に補助回転駆動力を付与するモーターであってもよい。
【産業上の利用可能性】
【0047】
本発明は、電動機を用いて前輪に補助回転駆動力を付与する形式の電動自転車に適用されるが、チェンを介して後輪に補助回転駆動力を付与する形式の電動自転車にも適用可能である。
【符号の説明】
【0048】
1 電動自転車
10 ハブモーター(電動機)
16 カバー
18 ケーブル(配線)
19 渡りケーブル(他の配線)
20 第1のコネクタ
24 信号線(リード線)
25 シース(被覆管)
25a 開口端部
31 内圧調整用チューブ
31a 先端開口部
32 防水用ケース
33 開口部
34 抜止突部
35 収納スペース
37 固定部材
A 脱抜方向
E 引張方向

【特許請求の範囲】
【請求項1】
電動機を搭載した電動自転車であって、
電動機に接続された配線と他の配線とを接続するコネクタが防水用ケース内に収納され、
防水用ケースがカバー内に内蔵されていることを特徴とする電動自転車。
【請求項2】
電動機の内圧を調整する内圧調整用チューブが電動機に接続され、
内圧調整用チューブの先端開口部が防水用ケース内に収納されていることを特徴とする請求項1記載の電動自転車。
【請求項3】
配線は、電動機とコネクタとの間に接続されるリード線と、リード線の外側を覆う被覆管とを有し、
被覆管の開口端部が防水用ケース内に収納されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の電動自転車。
【請求項4】
防水用ケースは、コネクタを挿入する開口部を有し、開口部が下向きとなるようにカバー内にセットされていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電動自転車。
【請求項5】
防水用ケースはコネクタに対して脱抜方向側から係合する抜止部を有し、
コネクタを開口部から防水用ケース内に挿入する際、抜止部がコネクタから退避してコネクタが抜止部に対して通過可能となるように防水用ケースが変形することを特徴とする請求項4に記載の電動自転車。
【請求項6】
抜止部は防水用ケースの内部に突出する抜止突部からなり、
コネクタは抜止突部から防水用ケース内の奥端部までの間に形成された収納スペースに収納されることを特徴とする請求項5に記載の電動自転車。
【請求項7】
電動機からの配線にコネクタを介して接続される他の配線を、他の配線の引張方向とは異なる方向へ屈曲させた状態で固定する固定部材がカバー内に設けられていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の電動自転車。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2013−82272(P2013−82272A)
【公開日】平成25年5月9日(2013.5.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−222392(P2011−222392)
【出願日】平成23年10月7日(2011.10.7)
【出願人】(000005821)パナソニック株式会社 (73,050)